JPH028830Y2 - - Google Patents

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JPH028830Y2
JPH028830Y2 JP8362285U JP8362285U JPH028830Y2 JP H028830 Y2 JPH028830 Y2 JP H028830Y2 JP 8362285 U JP8362285 U JP 8362285U JP 8362285 U JP8362285 U JP 8362285U JP H028830 Y2 JPH028830 Y2 JP H028830Y2
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circuit
direction indicator
transistor
indicator light
disconnection detection
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JP8362285U
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は車両の方向指示灯の点滅制御を行なう
点滅装置に関するもので、特に、方向指示灯の断
線を検出する機能と、左、右の方向指示灯を同時
に点滅制御するハザードの機能とを備えた点滅装
置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、複数灯の一部の方向指示灯が断線する
と、電流値の減少に基づいて断線を検出し、点滅
周期を大幅に変化させる断線検出機能を有する点
滅装置が実用化されている。また、一個の点滅装
置で左、右の何れかの方向指示灯を点滅制御する
と共に、緊急時には左、右の方向指示灯を同時に
点滅制御するハザード機能を有する装置も公知で
ある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の断線検出機能およびハザード機能を兼ね
備えた点滅装置は、一方の側の方向指示灯が全て
正常な時の電流値を基準とし、これに対する電流
値の減少によつて方向指示灯の断線を検出するよ
うになつている。このため、左、右の方向指示灯
を同時に点滅させるハザード操作時には、通常は
基準となる電流値の約2倍の電流が流れる設定と
なつている。
ところが、方向指示灯の配線の故障や交通事故
等の場合には、大半の方向指示灯が使用不可能と
なるこがあり、この状態でハザード操作を行なう
と、断線検出機能の作用によつて点滅周期が大幅
に変化し、緊急表示を行なう本来のハザード機能
が損なわれるという問題があつた。
〔問題を解決するための手段〕
ハザード操作時に断線検出回路の作動を抑制す
る抑制回路を設け、ハザード操作時には方向指示
灯の断線に関係なく常に一定の周期で点滅作動す
るよう構成したことを特徴とするものである。
〔作動〕
方向指示の操作時には、スイツチが投入された
側の方向指示灯のみが点滅作動し、更に、一部の
方向指示灯が断線すると、断線検出回路が作動し
て点滅周期が大幅に変化して断線が検出表示され
る。また、ハザード操作時には左、右の方向指示
灯が同時に点滅作動すると共に、抑制回路によつ
て断線検出回路の作動が抑制され、方向指示灯の
大半が断線しても最後の1灯となるまで常に一定
の周期で点滅作動を行なう。
〔実施例〕 始めに、第1図を参照して全体の構成を説明す
る。車載の直流電源1の陰極は接地され、その陽
極はイグニツシヨンスイツチ2を介して点滅装置
3の電源端子Bに接続されている。点滅装置3の
出力端子Lは方向指示灯スイツチ4を介して一端
が接地された左、右の方向指示灯5L,5Rに選
択的に接続されるようになつている。6a,6
b,6L,6Rはハザード用の連動スイツチで、
スイツチ6aは前記イグニツシヨンスイツチ2と
並列に接続され、スイツチ6bは直流電源1の陽
極と点滅装置3の制御端子Cとの間に接続され、
また、スイツチ6L,6R、は出力端子Lと左、
右の方向指示灯5L,5Rとの間に各々接続され
ている。点滅回路7は後述の断線検出回路8を有
し、抑制回路9はトランジスタ91,抵抗92、
93、ダイオード94を有するスイツチング回路
により構成されており、ハザード操作に伴なつて
スイツチ6bが閉成するとトランジスタ91が
ONとなり、断線検出回路8の一部が短絡される
ようになつている。
次に、第2図を参照して点滅装置3の詳細な回
路構成を説明する。点滅回路7は断続回路70と
断線検出回路8とから成り、第1のトランジスタ
71、第2のトランジスタ72、リレーのコイル
73と接点74、および運延用のコンデンサ7
5、抵抗761を有している。第1のトランジス
タ71のエミツタは電源端子Bに、コレクタは抵
抗762,763を経て接地点に、また、ベース
はコンデンサ75、抵抗761を経て抵抗81,
82の接続点に各々接続されている。第2のトラ
ンジスタ72のエミツタはコイル73を経て電源
端子Bに、コレクタは接地点に、ベースは抵抗7
62,763の接続点に各々接続されている。第
1のトランジスタのエミツタとベースとき間に小
容量のコンデンサ77と抵抗764とが接続さ
れ、トランジスタ71のスイツチング動作を安定
化させるようになつている。また、トランジスタ
71のベースは抵抗765を経て出力端子Lに接
続されると共に、接点74と電流コイル83とを
経て電源端子Bに接続されている。また、前記の
コイル73と並列に逆起電力吸収用の抵抗766
が接続されている。電源端子Bより断線検出回路
8の抵抗81,82を経て前記第2のトランジス
タ72のコレクタに接続され、抵抗82と並列に
抵抗85および電流コイル83の磁力に応動する
リードスイツチ84から成る直列回路が接続され
ている。更に、リードスイツチ84と並列に抑制
回路9のトランジスタ91のコレクタとエミツタ
とが接続され、トランジスタ91のONによつて
リードスイツチ84の両端が短絡されるようにな
つている。
従つて、上記のように構成した点滅装置におい
て、イグニツシヨウスイツチ2を投入した状態で
方向指示スイツチ4を操作し、出力端子Lを左、
右の方向指示灯5L,5Rの何れかに接続する
と、電源端子Bよりトランジスタ71のエミツ
タ、ベースおよび抵抗765を経て出力端子Lに
微小電流が流れ、トランジスタ71がONとな
る。トラジスタ71がONとなると、抵抗762
を経てトランジスタ72もONとなり、リレーの
コイル73に励磁電流が流れて接点74が閉成
し、電源端子Bより電流コイル83、接点74、
出力端子Lを経て投入された側の方向指示灯に大
電流が流れ、方向指示灯が点灯する。また、トラ
ンジスタ72のONに伴ない、トランジスタ71
のベースからコンデンサ75、抵抗761,8
2、トランジスタ72のコレクタの経路で充電電
流が流れ、トランジスタ71,72がONし、接
点74が閉成を続ける。
コンデンサ75の充電が進み充電電流が減少し
てトランジスタ71がOFFとなると、トランジ
スタ72がOFFし、また、接点74が開離する。
すると、出力端子Lを経て方向指示灯に流れる電
流が断たれ、方向指示灯が消灯すると共に、コン
デンサ75が抵抗764,81,761の経路と
抵抗764,コイル73、抵抗82、761の経
路とで放電し、この間トランジスタ71,72が
OFFして方向指示灯が消灯を続ける。
更に、上記のコンデンサ75の放電が完了する
と、再びトランジスタ71のベースよりコンデン
サ75に充電電流が流れ、トランジスタ71,7
2がONして、方向指示灯が点灯し、この動作を
繰り返して、方向指示灯が点滅する。
また、上記の方向指示操作においては、投入さ
れた側の方向指示灯が全て正常であれば、点灯時
に電流コイル83に流れる電流により発生する磁
力によつてリードスイツチ84が閉成する。この
ため、抵抗82,85が並列接続となり、コンデ
ンサ75の充電時間が抵抗82,85に依存する
比較的短かい時間となる。ところが、投入された
側の方向指示灯の一部が断線すると、点灯時に電
流コイル83に流れる電流が減少し、リードスイ
ツチ84が開離状態を保持し、コンデンサ75の
充電電流は抵抗83のみを経て流れ、充電時間が
長くなる設定となつている。つまり、方向指示灯
が断線すると点灯時間が長くなり、点滅周期およ
び点滅比が大きく変化して断線を検出表示する。
また、ハザード操作によつてスイツチ6a,6
b,6L,6Rを連動投入すると、抑制回路9の
トランジスタ91がONとなる。すると、トラン
ジスタ91によつて常時リードスイツチ84の両
端が短絡されてコンデンサ75の充電回路に抵抗
82,85の並列回路が接続される。このため、
方向指示灯が断線して電流コイル83に流れる電
流が減少しても、抑制回路9によつて断線検出回
路の作動が抑制されて、常時一定の点滅周期およ
び点滅比で点滅作動を行なう。
〔考案の効果〕
本考案の点滅装置においては、一個の装置で方
向指示灯とハザード作動を行なうことができ、か
つ、方向指示操作時には確実に断線検出を行なえ
ると共に、ハザード操作時には抑制回路の働きに
よつて大半の方向指示灯が使用不可能となつた場
合にも、残りの方向指示灯が常に一定の周期で点
滅作動し、明確な緊急表示を行なうことができ
る。また、本考案においては、断線検出回路と抑
制回路とを組み合わせた簡単な構成で、製作が容
易で安価となる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示す図で、第1図は全
体の構成を示す図、第2図は点滅回路を示す回路
図である。 符号の説明、4……方向指示スイツチ、5L,
5R……方向指示灯、7……点滅回路、70……
断続回路、8……断線検出回路、9……抑制回
路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンデンサの充放電に伴なつて方向指示灯の電
    流を断続する断続回路と、方向指示灯の電流を検
    出して断続回路の断続周期を変化させる断線検出
    回路とから成る点滅回路、および、ハザード操作
    時に前記断線検出回路の作動を抑制する抑制回路
    を備え、ハザード操作時に前記断続回路のコンデ
    ンサの充電時定数が常に一定となるよう構成した
    ことを特徴とする、点滅装置。
JP8362285U 1985-06-03 1985-06-03 Expired JPH028830Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8362285U JPH028830Y2 (ja) 1985-06-03 1985-06-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8362285U JPH028830Y2 (ja) 1985-06-03 1985-06-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61198137U JPS61198137U (ja) 1986-12-11
JPH028830Y2 true JPH028830Y2 (ja) 1990-03-02

Family

ID=30632420

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JP8362285U Expired JPH028830Y2 (ja) 1985-06-03 1985-06-03

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JPS61198137U (ja) 1986-12-11

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