JPS5914285Y2 - ランプ断線警告回路 - Google Patents

ランプ断線警告回路

Info

Publication number
JPS5914285Y2
JPS5914285Y2 JP1977108770U JP10877077U JPS5914285Y2 JP S5914285 Y2 JPS5914285 Y2 JP S5914285Y2 JP 1977108770 U JP1977108770 U JP 1977108770U JP 10877077 U JP10877077 U JP 10877077U JP S5914285 Y2 JPS5914285 Y2 JP S5914285Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lamp
resistor
stop lamp
transistor
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1977108770U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5435590U (ja
Inventor
信 天野
清 和田
Original Assignee
株式会社小糸製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社小糸製作所 filed Critical 株式会社小糸製作所
Priority to JP1977108770U priority Critical patent/JPS5914285Y2/ja
Publication of JPS5435590U publication Critical patent/JPS5435590U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5914285Y2 publication Critical patent/JPS5914285Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車のランプ断線警告回路に係り、特にスト
ップランプの消灯時には、断線したときのみ表示灯を点
灯させ、点灯時には、常に表示灯を消灯させ、ストップ
ランプスイッチが開成のときはストップランプの断線を
検出することができ、また、常時テールランプの断線を
検出することができるランプ断線警告回路に関するもの
である。
従来の自動車におけるランプ断線警告回路の一例を第1
図に示し説明すると、この回路において、ランプ1が断
線していない正常のとき、ランプ1の冷抵抗に比して抵
抗2が充分大きな値を有すれば、メインスイッチ3を介
して印加される電源4の電圧によるランプ1の分圧値は
、トランジスタ6をオフに保つに十分である。
一方、ランプ1が断線すれば、抵抗2及び抵抗5を介し
て電源4の電圧がトランジスタ6のベースに印加され、
トランジスタ6はオンの状態に移行して警告用の表示灯
7を点灯して運転者にランプ1の断線を警告する。
しかしながら、このような回路においては、警告用の表
示灯7の点灯は常にランプ1の断線を意味するとは限ら
ない。
すなわち、ランプ点灯用のスイッチ8がオンになれば、
電源4の電圧はランプ1に印加されてランプ1を点灯す
ると共に、抵抗5を介してトランジスタ6のベースに印
加され、トランジスタ6はオンとなって警告用の表示灯
7が点灯されるという不都合を生ずる。
つまり、このようなランプ断線警告回路においては、ス
イッチ8がオフに設定されているときにのみ所望の動作
をするのであって、スイッチ8がオンのときは不確定な
警告を与え、実用にならない この場合、スイッチ8をオンにしたときは、ランプ1の
状態に関係なく、警告用の表示灯7を点灯しない方が運
転者にとって好ましい。
本考案は以上の点に鑑み、このような問題を解決すると
共に、かかる欠点を除去すべくなされたもので、その主
目的はストップランプスイッチが閉成のときは警告用の
表示灯を常に非点灯にし、このストップランプスイッチ
が開成のときはストップランプの断線にしたがって警告
用の表示灯を点灯するようにし、かつストップランプの
消灯時には、断線したときのみ表示灯を点灯させ、点灯
時には、常に表示灯を消灯させるようにしたランプ断線
警告回路を提供することにある。
また、本考案の他の目的は、ライティングスイッチの閉
成または開成に関係なく、テールランプが断線したとき
警告用の表示灯を点灯するようにしたランプ断線警告回
路を提供することにある。
このような目的を達成するため、本考案は、電源の正極
と負極との間にストップランプスイッチとストップラン
プの直列回路と、第1の抵抗と第2の抵抗の直列回路と
、ライティングスイッチとリレーコイルおよびテールラ
ンプの直列回路と、第3の抵抗とリレーの常開接点の直
列回路とをそれぞれ接続し、かつ上記ストップランプス
イッチとストップランプの接続点および上記第1の抵抗
と第2の抵抗の接続点にベースが接続されエミッタが第
4の抵抗を介して上記電源の正極に接続され上記ストッ
プランプスイッチの開成時に上記ストップランプが断線
したとき導通して出力を出すためのベース電流を流す第
1のトランジスタと、アノード側が上記第3の抵抗とリ
レーの常開接点の接続点に接続されカソード側を上記リ
レーコイルとテールランプの接続点に接続したダイオー
ドと、上記第1のトランジスタのコレクタ出力が第5の
抵抗を介して入力され上記ダイオードのアノード電圧が
第6の抵抗を介して入力されかつ上記電源の負極電位が
第7の抵抗を介して入力され上記電源の負極に接続され
た上記ストップランプおよびテールランプの断線状態を
上記電源の負極を基準電位として所定のプラス設定電圧
より低電圧か高電圧かを前記第5、第6、第7の各抵抗
の論理和により判断する論理和回路と、この論理和回路
の出力により制御され警告用の表示灯を駆動する第2の
トランジスタとから構成されるようにしたものである。
以下、図面に基づき本考案の実施例を詳細に説明する。
第2図は本考案によるランプ断線警告回路の一実施例を
示す回路図である。
この第2図に示すランプ断線警告回路は、ストップラン
プ9の断線を検出する部分と、テールランプ10の断線
を検出する部分と、これらの検出する部分に接続されて
警告用の表示灯を駆動する部分とに大別されるが、まず
、ストップランプ9の断線を検出する部分を中心に説明
する。
ただし、テールランプ10は正常な状態、つまり断線し
ていないものとして説明する。
図において、電源4に直列接続されたストップランプス
イッチ11とストップランプ9の接続点はPNP型のト
ランジスタ12のベースに接続され、さらにこのベース
は抵抗13を介して電源4の負極側(接地)に接続され
ると共に抵抗14、電源線15およびメインスイッチ3
を直列に介して電源4の正極側に接続されている。
また、トランジスタ12のエミッタは抵抗16を介して
電源線15に接続され、このトランジスタ12のベース
・エミッタはストップランプスイッチ11に並列接続さ
れている。
また、このトランジスタ12のコレクタは抵抗17を介
してNPN型のトランジスタ6のベースに接続されてい
る。
そして、このトランジスタ6はエミッタ接地のランプド
ライバとして動作し、そのコレクタは警告用の表示灯7
を介して電源線15に接続されている。
つぎにこの第2図に示す実施例におけるストップランプ
9の断線検出動作について説明する。
ここで、ストップスイッチ11はオフに設定されている
ものとして動作を説明する。
ストップランプ9は、断線していないで、かつ非点灯の
ときは数オーム程度の抵抗値にある。
したがって、ストップランプ9を介してトランジスタ1
2のベースが実質的に接地されトランジスタ12はオン
になってトランジスタ12のコレクタはベース電圧、す
なわちアース電位にクランプされる。
トランジスタ12のコレクタ出力は抵抗17を介してト
ランジスタ6のベースに与えられているので、トランジ
スタ6はオフにされる。
結局、警告用の表示灯7は点灯されず、ストップランプ
9か゛断線していないことを示す。
ストップランプ9が断線しているときには、抵抗13.
14および抵抗16で定められるベース電流により、ト
ランジスタ12は非遮断領域のコレクタ電流、すなわち
トランジスタ6をオンにするベース電流を流す。
したがって、トランジスタ6はオンになって警告用の表
示灯7を点灯し、ストップランプ9が断線していること
を示し、警告する。
ところで、ストップランプスイッチ11が閉放に設定さ
れた場合には、ストップランプスイッチ11を介してト
ランジスタ12のベースが電源線15に接続されるので
、トランジスタ12はオフの状態に移行する。
したがって、ストップランプ9の状態に関係なく、トラ
ンジスタ12がオフにされるので、前述の説明から明ら
かなように警告用の表示灯7は点灯されない。
つぎに、テールランプ10の断線を検出する部分を中心
に説明する。
この場合、説明を簡単にするため、トランジスタ12は
オフとする。
ライティングスイッチ18とリレー19のコイル19
aおよびテールランプ10は電源線15を介して電源4
に直列接続され、このリレーコイル19 aとテールラ
ンプ10の接続点にカソード側を接続したダイオード2
0のアノード側は抵抗21を介してトランジスタ6のベ
ースに接続されると共に抵抗22を介して電源線15に
接続され、さらに、リレー19の常開接点19bを介し
て電源4の負極側(接地)に接続されている。
そして、トランジスタ6のベースは抵抗23を介して電
源4の負極側(接地)に接続されている。
つぎにこの第2図に示す実施例におけるテールランプ1
0の断線検出動作について説明する。
これらリレー19、ダイオード20と抵抗22およびテ
ールランプ10を含む回路は、ライティングスイッチ1
8が開成の場合、次のように動作する。
すなわち、テールランプ10が断線していなければ、抵
抗22を介して電源線15よりダイオード20とテール
ランプ10の経路に電流が流れ、ランプ抵抗が低いので
ダイオード20のアノードがほぼアース電位になる。
したがって、トランジスタ6はオフの状態となり、警告
用の表示灯7は点灯されない。
一方、テールランプ10が断線していると、前述したと
ころから明らかなように、電源線15の電圧は抵抗22
および抵抗21を直列に介してトランジスタ6のベース
に印加されるので、トランジスタ6はオンの状態に移行
して、警告用の表示灯7は点灯される。
すなわち、テールランプ10の非断線または断線の状態
にしたがって警告用の表示灯7を非点灯または点灯にす
る。
つぎに、ライティングスイッチ18が閉放の場合の動作
について説明すると、テールランプ10が断線していな
ければ、リレーコイル19 aに電流が流れてリレー1
9を作動させると共にテールランプ10を点灯する電流
が流れる。
これによって、リレー19の常開接点19 bが閉成さ
れ、ダイオード20と抵抗21の接続点は接地され、ト
ランジスタ6に対するベース電流は遮断される。
したがって、トランジスタ6はオフになり、警告用の表
示灯7は非点灯となる。
しかし、テールランプ10が断線すると、リレーコイル
19 aに電流が流れなくなるので、リレー19の常開
接点19bは開放され、抵抗22および抵抗21を介し
て電源線15からトランジスタ6のベースに電流が流れ
、トランジスタ6はオンの状態に移行して警告用の表示
灯7は点灯される。
以上の説明において、最初にテールランプ10は正常と
し、次にトランジスタ12はオフとして説明したが、抵
抗17.21および抵抗23で構成される回路は論理和
的に動作するものである。
したがって、抵抗17および抵抗21のいずれか一方か
らトランジスタ6をオンするベース電流が供給されれば
、I・ランジスタロはオン状態に移行して警告用の表示
灯7を点灯することは明らかである。
すなわち、ストップランプ9およびテールランプ10の
いずれか一方が断線すれば、警告用の表示灯7は点灯さ
れる。
なお、図に示すスイッチ24はオイルプレシャスイッチ
であり、エンジンが停止のときはその接点が閉放され、
またエンジンが始動されて油圧が上昇すると接点が開放
される。
したがって、メインスイッチ3がオンとなり、オイルプ
レシャスイッチ24が閉放されている時点であるエンジ
ン始動前において警告用の表示灯7を点灯させることに
より、警告用の表示灯7自体の断線チェックをすること
ができる。
また、オイルプレシャスイッチ24がない場合には、図
に示す点線の回路で警告用の表示灯7の断線をチェック
することもできる。
すなわち、スタータスイッチ25をオンにすると、ユ、
ンジンが停止状態で閉成(エンジンの回転により開放)
となっている接点を有するセイフテイスイッチ26を介
して抵抗27の一端に電源4の電圧を印加し、抵抗27
の他端にベースを接続するトランジスタ6をオンにする
ことによって、警告用の表示灯7の断線をチェックする
ことができる。
なお、セイフテイスイッチ26とスタータスイッチ25
の間に接続されるコイル28はスタータのリレーコイル
である。
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、スト
ップランプの消灯時には、断線したときのみ警告用の表
示灯を点灯させ、点灯時には、常に警告用の表示灯を消
灯するようになし、かつストップランプスイッチの開成
時に、ストップランプが断線したときに第1のトランジ
スタを導通させて出力を出すためのベース電流を流すよ
うに構成され、また、ストップランプおよびテールラン
プの断線監視表示を1つの共通の警告用表示灯で行なう
ために、上記第1のトランジスタのコレクタ出力が抵抗
を介して入力され電源に直列接続されたライティングス
イッチとリレーのコイルおよびテールランプのリレーの
コイルとテールランプの接続点にカソードを接続したダ
イオードのアノード電圧が抵抗を介して入力されかつベ
ースが抵抗を介して電源の負極に接続されこれら各抵抗
により論理和をとり上記警告用の表示灯を駆動する第2
のトランジスタからなる回路によりて、ストップランプ
スイッチが開成のときはストップランプの断線を検出す
ることができ、また、常時テールランプの断線を検出す
ることができるので、実用上の効果は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のランプ断線警告回路の一例を示す回路図
、第2図は本考案によるランプ断線警告回路の一実施例
を示す回路図である。 4・・・・・・電源、6・・・・・・トランジスタ、7
・・・・・・警告用表示灯、9・・・・・・ストップラ
ンプ、10・・・・・・テールランプ、11・・・・・
・ストップランプスイッチ、12・・・・・・I・ラン
ジスタ、13.14.16.17・・・・・・抵抗、1
8・・・・・・ライティングスイッチ、19・・・・・
・リレー、19 a・・・・・・ル−コイル、19b・
・・・・・リレーの常開接点、20・・・・・・ダイオ
ード、21〜23・・・・・・抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電源の正極と負極との間にストップランプスイッチとス
    トップランプの直列回路と、第1の抵抗と第2の抵抗の
    直列回路と、ライティングスイッチとリレーコイルおよ
    びテールランプの直列回路と、第3の抵抗とリレーの常
    開接点の直列回路とをそれぞれ接続し、かつ前記ストッ
    プランプスイッチとストップランプの接続点および前記
    第1の抵抗と第2の抵抗の接続点にベースが接続されエ
    ミッタが第4の抵抗を介して前記電源の正極に接続され
    前記ストップランプスイッチの開成時に前記ストップラ
    ンプが断線したとき導通して出力を出すためのベース電
    流を流す第1のトランジスタと、アノード側が前記第3
    の抵抗とリレーの常開接点の接続点に接続されカソード
    側を前記リレーコイルとテールランプの接続点に接続し
    たダイオードと、前記第1のトランジスタのコレクタ出
    力が第5の抵抗を介して入力され前記ダイオードのアノ
    ード電圧が第6の抵抗を介して入力されかつ前記電源の
    負極電位が第7の抵抗を介して入力され前記電源の負極
    に接続された前記ストップランプおよびテールランプの
    断線状態を前記電源の負極を基準電位として所定のプラ
    ス設定電圧より低電圧か高電圧かを前記第5、第6、第
    7の各抵抗の論理和により判断する論理和回路と、この
    論理和回路の出力により制御され警告用の表示灯を駆動
    する第2のトランジスタとから構成されることを特徴と
    するランプ断線警告回路。
JP1977108770U 1977-08-16 1977-08-16 ランプ断線警告回路 Expired JPS5914285Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977108770U JPS5914285Y2 (ja) 1977-08-16 1977-08-16 ランプ断線警告回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977108770U JPS5914285Y2 (ja) 1977-08-16 1977-08-16 ランプ断線警告回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5435590U JPS5435590U (ja) 1979-03-08
JPS5914285Y2 true JPS5914285Y2 (ja) 1984-04-26

Family

ID=29054130

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977108770U Expired JPS5914285Y2 (ja) 1977-08-16 1977-08-16 ランプ断線警告回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5914285Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5134218U (ja) * 1974-09-06 1976-03-13

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5241821Y2 (ja) * 1972-12-12 1977-09-21

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5134218U (ja) * 1974-09-06 1976-03-13

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5435590U (ja) 1979-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4562431A (en) Fuel filter unit with water content indicator
US20020047531A1 (en) Direction-indication-lamp control apparatus for vehicle
US4320383A (en) Fault detector for vehicle brake lights
JPS5914285Y2 (ja) ランプ断線警告回路
US4899083A (en) Automatic lighting system for automobile
US4086565A (en) Automotive electronic flasher unit
US4235215A (en) Preliminary heating control installation for air-compressing internal combustion engines
US5587661A (en) Device for indicating errors in a control line of an electric control units
JPS6319902Y2 (ja)
JPH0251776B2 (ja)
JPS643692B2 (ja)
JPS6222436Y2 (ja)
JP4191368B2 (ja) ヒューズチェック回路
JPS6345806Y2 (ja)
JPH027722Y2 (ja)
JPH0375753B2 (ja)
JPH0130266Y2 (ja)
JPS592955A (ja) 自動車の電装負荷の異状警報装置
KR970002670Y1 (ko) 자동차의 정지등 이상 감지장치
JPS6033506Y2 (ja) ランプ駆動回路
JPS592797B2 (ja) グロ−プラグ予熱制御装置
JP4102615B2 (ja) 信号灯断芯検知回路
JPH0139640Y2 (ja)
JPH07108639B2 (ja) 車両用ヘッドランプの点灯制御装置
JPS58204979A (ja) エンジンの始動補助装置