JPS6322115Y2 - - Google Patents

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JPS6322115Y2
JPS6322115Y2 JP15142682U JP15142682U JPS6322115Y2 JP S6322115 Y2 JPS6322115 Y2 JP S6322115Y2 JP 15142682 U JP15142682 U JP 15142682U JP 15142682 U JP15142682 U JP 15142682U JP S6322115 Y2 JPS6322115 Y2 JP S6322115Y2
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transistor
capacitor
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JP15142682U
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JPS58108933U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はコンデンサの充放電を利用してターン
シグナル及びハザードフラツシヤーに兼用出来る
コンデンサ式フラツシヤーを改良するトランジス
タ式ターンシグナル・ハザード兼用フラツシヤー
で、特に1灯断線時異常高速点滅作動を行なうも
のに関するものである。
従来一般に使用されている熱線又は熱リボン式
フラツシヤーは、その熱線に流れる電流により点
滅回数等の特性が定まる為、車両の前後の2灯を
点滅させるターンシグナル及び車両の全部、即ち
4灯を点滅させるハザードでは電流が2倍となる
ため部品及び調整仕様が異なり、1個のフラツシ
ヤーでは共通には使用出来ない欠点があつた。
本考案の目的とするところはコンデンサの充放
電を利用し、更に、トランジスタを介設して該コ
ンデンサの容量を小さくし、上記の欠点を解消せ
るターンシグナル・ハザード兼用フラツシヤーを
提供し、且つ交通安全上大切な即灯式で、しか
も、1灯断線時に於いて点滅速度を速くなして断
線の識別が出来る方法のものを提供せんとするに
ある。
以下図面に則して本考案実施の1例を説明す
る。
第1図は本考案にかかるフラツシヤーの基本回
路であり、第2図は該回路に1灯断線表示回路を
設けた場合の回路図で、図中P2は常時開のリー
ドスイツチの接点で、コイルL2により作動し閉
となる。P1は常時開の接点でリレーコイルL1
電流が流れた時に作動し閉となる。L2は電流コ
イルで接点P2の作動用であり、このコイルL2
ターンシグナルランプ4の1灯断線時の電流では
接点P2が作動しない様に調整してある。C1は本
考案に於けるフラツシヤーに於いて点滅作動の基
礎となるコンデンサで、該コンデンサC1の充放
電波形によりトランジスタTr1がON,OFFする。
R1はターンシグナルスイツチ5がONした時トラ
ンジスタTr1の正バイアス抵抗となり、R2はトラ
ンジスタTr2のコレクタ抵抗であり、何れもコン
デンサC1の放電或いは充電時間を得る為の抵抗
である。2はバツテリー、3はイグニシヨンスイ
ツチ、4はシグナルランプ、5はターンシグナル
スイツチ、6はハザードスイツチである。
本考案に於いて、トランジスタTr1はエミツタ
をバツテリー2と接点P1とに、コレクタをリレ
ーコイルL1を経てアースに、ベースをダイオー
ドD1を介してコンデンサC1の側にそれぞれ結
線して上記構成回路中に介入し、リレーコイル
L1を励消磁する。
また、トランジスタTr2はエミツタをバツテリ
ー2に、コレクタをコンデンサC1の側と抵抗
R2との間に、ベースを抵抗R3を経てトランジス
タTr1のコレクタとリレーコイルL1との間に夫々
結線して介入し、トランジスタTr1をON,OFF
させる。
尚、第2図に示す場合には、上記抵抗R3と互
いに並列な抵抗R6,R7とがトランジスタTr2のベ
ースに接続されており、これらが総合してトラン
ジスタTr2の動作点を決定している。該抵抗R6
はリードスイツチの接点P2が直列に接続されて
いる。該接点P2が開することによりトランジス
タTr2のベース電位が下がり、トランジスタTr1
の経るコンデンサC1の充電電圧が変化し点滅時
間が短縮することになる。D2はリレーコイルL1
に並列に配設されたダイオードで、該リレーコイ
ルL1の逆起電力を吸収するものである。また、
C2はトランジスタTr1の安定用コンデンサであ
る。
以下、第1図によりターンシグナルの場合に就
きその点滅動作を説明すると、イグニツシヨンス
イツチ3をONとしターンシグナルスイツチ5を
右又は左に倒すと、次のように作動する。
尚、ターンシグナルスイツチ5のOFF時には、
トランジスタTr2はリレーコイルL1−抵抗R3を経
て正バイアスされてONしているので、位置−
間は約OVとなり、トランジスタTr1はOFFに
なつている。
() スイツチ3及び5がONすると、シグナ
ルランプ4−抵抗R1を経てトランジスタTr1
エミツターベース間が正バイアスされてトラン
ジスタTr1がONし、リレーコイルL1を励磁さ
せて接点P1をONさせる。
かくて、バツテリー2から該接点P1を経て
通電し、シグナルランプ4、パイロツトランプ
(図示しない。)が点灯する。
() トランジスタTr1がONすると、抵抗R3
の両端電位がOVとなるから、トランジスタ
Tr2はOFFする。このため、位置−間が同
電位になつても、実線矢印で示す経路でコンデ
ンサC1の充電電流I1がトランジスタTr1のエミ
ツターベース間に流れるので、トランジスタ
Tr1はONし続け、リレーコイルL1をして接点
P1をホールドしている。
() このコンデンサC1の充電電流I1による
Tr1のON時間(即ち、ランプ4の点灯時間。)
はコンデンサC1×充電抵抗R2の時定数で定ま
り、該コンデンサC1が一定電位に充電される
と、トランジスタTr1はOFFする。該トランジ
スタTr1のOFFによつてリレーコイルL1はOFF
する。……ランプ4消灯。
() リレーコイルL1がOFFすると、トラン
ジスタTr2は該コイルL1−抵抗R3を経て正バイ
アスされてONする。このため、点線矢印で示
す様に、コンデンサC1→抵抗R1→ターンシグ
ナルスイツチ5→シグナルランプ4→バツテリ
ー2→イグニシヨンスイツチ3→トランジスタ
経路で、コンデンサC1の放電電流I2が流れる
が、このコンデンサC1の電位はトランジスタ
Tr1にとつて逆バイアスされる方向である為、
該トランジスタTr1は確実にOFFする。……ラ
ンプ4消灯。
() ここで、トランジスタTr1はコンデンサ
C1による逆バイアスと反対に、ランプ4−抵
抗R1を経て正バイアスされている。このため、
コンデンサC1の放電が進み、電流I2がI1に切換
ると、トランジスタTr1はONして上記の状
態に戻る。
以後〜を繰返し、ターンシグナルスイツ
チ5がONの間シグナルランプ4の規則正しい
点滅を行なうものである。
上記の動作より判る通りシグナルランプ4の断
続の制御は、シグナルランプ4への負荷電流とは
関係のない独立のトランジスタTr1,Tr2、コイ
ルL1及びコンデンサC1の回路の充放電で行なう
為、負荷の異なるターンシグナル及びハザードフ
ラツシヤーとを兼用出来るものである。即ち、ハ
ザードスイツチ6を入れた場合のハザードフラツ
シヤー作動についても上記と同じ作動でランプ4
(4個全部)の点滅が行なわれる。
次に、1灯断線時異常高速点滅作動について、
上記基本回路を実用回路に展開した第2図に沿つ
て説明する。
() 上述した通常の点滅作動の場合に於い
て、この回路ではシグナルランプ4と直列に入
つたコイルL2によりリードスイツチの接点P2
が点灯時ONするため、トランジスタTr2のベ
ース抵抗はR3及びR7に該接点P2を経て抵抗R6
が加わつている。この時の位置の電位をV1
とする。この状態で上記通常点滅動作を行な
う。
() 今、ターンシグナル4の2灯の内1灯が
断線した場合、ランプ4の1灯ではコイルL2
がリードスイツチの接点P2を吸引しない様に
調整されているので、上記抵抗R6の回路は開
かれることになる。この為、トランジスタTr2
のベース抵抗は抵抗R3及びR7により決定され
る値に変わり、結局、該トランジスタTr2の動
作点が変位せられ、位置の電位の上記にお
けるV1より小さい値V2に変化する。かくて、
コンデンサC1の充電電圧の飽和レベルが変化
して電位V2の値となり、トランジスタTr1
ON・OFFが早くなつてランプ4を高束点滅さ
せることになる。
尚、トランジスタTr2のベースのバイアスを抵
抗R4,R5とにより、不飽和(A級作動)状態で
作動させることで、コンデンサC1の両端電圧を
一定にさせる。D2はダイオードである。
本考案は上記に詳述せる如く、兼用フラツシヤ
ーであるから製品の機種がへらせ、多量生産が可
能と云う経済的効果と共に、簡単に、異常高速点
滅による1灯断線警報が付与出来ると云う交通安
全上の効果も大である。更に、コンデンサのみを
用いた場合では接点開閉の動作コイルに直接、コ
ンデンサの充放電を行なうのに対して、本考案で
は2個のトランジスタを介してそれを行なう為コ
ンデンサの耐圧及び容量が小さくてすみ、且つ品
質安定性が得られる。更に本考案に於いてはトラ
ンジスタを2個用いて正帰還をかける様にしてい
る為、リレーL1に印加される電圧波形は方形波
となり、従つて、リレーL1固有の動作電圧及び
復帰電圧は無視できるので、リレーL1の調整が
不要となり、安価でしかも点滅回数の安定した高
品質のフラツシユが得られるという効果も生ず
る。尚、1灯断線時高速点滅警告は、一方のトラ
ンジスタの動作点をそのベース抵抗の1部をドロ
ツプアウトすることにより、簡単に付与すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案実施の1例を示すもので、第1図
は本考案の基本回路図、第2図は1灯断線表示を
なさしめた回路図である。上図中、各符号はそれ
ぞれ下記の要素を示す。 Tr1,Tr2:トランジスタ、C1,C2:コンデン
サ、L1:リレーコイル、L2:コイル、P1,P2
接点、R1〜R7:抵抗、D1,D2:ダイオード、
2:バツテリー、3:イグニツシヨンスイツチ、
4:シグナルランプ、5:ターンシグナルスイツ
チ、6:ハザードスイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数のシグナルランプ4と、該ランプ4にター
    ンシグナルスイツチ5及びハザードスイツチ6を
    介して直列に接続された接点P1と、該接点P1
    開閉するリレーコイルL1と、該リレーコイルL1
    に直列に接続されたトランジスタTr1と、該トラ
    ンジスタTr1のベースと前記スイツチ5及び6と
    の間に介設されたスイツチ5又は6のONの時ト
    ランジスタTr1のベースに正バイアスをかける抵
    抗R1と、前記トランジスタTr1のベースに接続さ
    れトランジスタTr1のON,OFFを制御し前記ラ
    ンプ4を点滅させるコンデンサC1と、該コンデ
    ンサC1の充電電位を制御するトランジスタTr2
    と、該トランジスタTr2のベースと前記トランジ
    スタTr1及び前記リレーコイルL1の接続点との間
    に介設された抵抗R3を備え、さらに前記トラン
    ジスタTr2のベースとエミツタ間に抵抗R6及び抵
    抗R7を並列に接続し、該抵抗R6と直列に接続し
    た接点P2を開閉するコイルL2をランプ4と接点
    P1の間に介設したことを特徴とするトランジス
    タ式ターンシグナル・ハザード兼用フラツシヤ
    ー。
JP15142682U 1982-10-07 1982-10-07 トランジスタ式タ−ンシグナル・ハザ−ド兼用フラッシャ− Granted JPS58108933U (ja)

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JPS58108933U JPS58108933U (ja) 1983-07-25
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