JPS592990Y2 - 車両用方向指示装置 - Google Patents

車両用方向指示装置

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JPS592990Y2
JPS592990Y2 JP5967579U JP5967579U JPS592990Y2 JP S592990 Y2 JPS592990 Y2 JP S592990Y2 JP 5967579 U JP5967579 U JP 5967579U JP 5967579 U JP5967579 U JP 5967579U JP S592990 Y2 JPS592990 Y2 JP S592990Y2
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lamp
flasher
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disconnection
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JP5967579U
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JPS55160099U (ja
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康一 塚田
博文 杢屋
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株式会社デンソー
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【考案の詳細な説明】 本考案は負荷ランプ個数が車両の使用状態により変化す
る車両用方向指示装置に関するものである。
従来は、トレーラの様に方向指示に使用するランプ個数
が変わる場合は、負荷が変化しても点滅回数は変化しな
い方向指示装置を使用し、ていた。
しかし、この従来のものは、負荷ランプの個数がいくつ
でも点滅回数が一定であるため、ランプが断線してもそ
の断線表示ができなかった。
これは、トレーラを連結した場合としない場合では、方
向指示用のランプ個数が異なり、負荷ランプが断線して
いることを検知、判断する装置が容易に作れなかったこ
とによる。
そして、トレーラには、トラクタ単車で走行する場合と
トレーラを連結して走行する場合の2種類の走行状態が
あり、フラッシャランプの灯数はそれぞれに応じて変わ
る。
例えば、25WX4灯+3WXI灯(トラクタ単車時)
、25WX4灯+3W×1灯+25WXl灯(トレーラ
連結時)、25WX4灯+3W×1灯+25WX2灯(
トレーラ連結時)の3種類の灯火の組み合せが通常採用
されている。
なお、3Wのものは車室内モニターランプである。
本考案は上述の如く使用灯火の数が変動した場合におい
ても、断線不点滅故障が発生した場合には運転者が直ち
に知ることのできる車両用方向指示装置を提供すること
を目的とするものである。
以下本考案装置の一実施例について説明する。
第1図は全体結線図、第2図は第1図におけるフラッシ
ャスイッチ手段31の電気回路図であり、端子1に入力
される検出部2,2aからの信号によりランプ点滅の速
さが変化する。
第3図は、第1図における検出部2,2aの片側骨(左
側)である。
先ず第1図ないし第3図の各構成について説明する。
3.4はランプ負荷電流検知用の第1検出抵抗3と第2
検出抵抗4である。
5はツェナーダイオード、抵抗6,7.8は基準電圧部
を構成するもので、このうちツェナダイオード5は基準
電圧の電圧特性をランプ特性に近似させる作用をなす。
9,10は微少抵抗3,4の電圧降下と基準電圧の差分
を増幅する増幅器からなる第1比較回路9と第2比較回
路10であり、例えばオペアンプを使用する。
抵抗11.12は増幅器9の出力を線形出力にする作用
をなす。
ダイオード13.14はOR回路を威すもので増幅器9
,10の出力が第2図の端子1に対し正電位のときのみ
に増幅器9゜10の出力を作用させるもので゛ある。
接点15、コイル16はトランジスタ17により制御さ
れる電磁継電器を構成している。
トランジスタ18はトランジスタ17を制御するもので
、コンテ゛ンサ19の充放電に応じてON、OFFする
コンデンサ19、抵抗20は点滅の周期を決定するもの
である。
40〜42はターミナル端子、43〜47.43 a〜
47 aもターミナル端子である。
48.49は電気コネクタであり、トラクタとトレーラ
とが連結されたときに導通する。
50は電源となる車載バッテリである。
第2図、第3図において、51〜54は抵抗、55はコ
ンテ゛ンサ、56,57は回路保護用のダイオード、5
8は抵抗である。
又、60はダイオード、61はコンデンサ、62はツェ
ナーダイオード、63〜68は抵抗である。
以下、上記一実施例の作動について説明する。
増幅器9の+(非反転入力)に入力される入力電圧は抵
抗3に流れる電流による電圧降下の電圧である。
この電圧降下が抵抗3に流れる電流が25W電球(ラン
プ28)2灯分の時(トレーラのランプ2灯が正常の時
)、基準電圧部の抵抗6の電圧降下と等しくなるように
抵抗3の抵抗値を決定している。
そして、抵抗3に流れる電流が25W電球2灯分より少
なくなると、その電流に比例した線形の出力が増幅器9
より出力される。
第4図に抵抗3に流れる電流と増幅器9の出力の関係を
示す。
この第4図において、横軸は負荷電球のワット数A、縦
軸は増幅器9の線形の出力Bである。
Cは増幅器9の出力Bが最大の正電位になっている状態
である。
また、増幅器10の+(非反転入力)への人力は抵抗4
に流れる電流による抵抗4の電圧降下である。
この電圧降下が、抵抗4に流れる電流が25WX4灯二
100 Wのとき、(つまり、トラクタのフラッシャラ
ンプの4灯が正常時)基準電圧部の抵抗6の電圧降下と
等しくなるように抵抗4の抵抗値を決定する。
そして、抵抗4に流れる電流が、25WX4灯= 10
0 Wより小さくなると、増幅器10に正の最大出力が
、大きくなると負の最大出力が出力される。
第5図に抵抗4に流れる電流と増幅器10の出力の関係
を示す。
この第5図の横軸は負荷電球のワット数り、縦軸は増幅
器10の出力Eである。
上記の如き(第4図および第5図の)増幅器9゜10の
出力はダイオード13.14によって第2図のフラッシ
ャスイッチ手段31の端子1側よりも増幅器9,10の
出力の方が正電位となったとき、出力される。
次に第2図のフラッシャスイッチ手段31の動作説明を
行なう。
点滅回路の最終段はコイル16と接点15による電磁継
電器であるが、これを制御するのがトランジスタ17で
ある。
このトランジスタ17はトランジスタ18がONすると
ONし、OFFするとOFFする。
トランジスタ18はコンデンサ19の充放電によって変
位するベース電位の上下によってON、OFFする。
第1図におけるウィンカスイッチ25がどちらにもON
していない時は、コンテ゛ンサ19は無充電状態となっ
ている。
ウィンカスイッチ25が投入されると、抵抗26.27
に電流が流れ、トランジスタ18のベース電位はエミッ
タ電位より低くなりトランジスタ18がONする。
これにより、トランジスタ17かONし、接点15が閉
じ、ランプ28.29が点灯する。
トランジスタ17がONすると、コンデンサ19の充電
回路が形成され、コンデンサ19の+側の電位が上昇す
る。
これとともに、トランジスタ18のベース電位も上昇し
、ある点まで上昇すると、トランジスタ18が0FFL
、トランジスタ17もOFFして接点15が開く。
トランジスタ17がOFFするとコンテ゛ンサ19の充
電は中止され、放電が抵抗20,26.27とコイル1
6とを通じて行なわれる。
放電が進みコンデンサ19の+側電位がある程度まで下
がると、トランジスタ18がONする。
そしてコンテ゛ンサ19が再び充電されるということを
繰り返すことによって点滅が行なわれる。
ここで端子1より増幅器9,10の出力となる正電位が
人力された場合について述べる。
端子1より正電位が人力されると、トランジスタ18が
OFFするとき、コンテ゛ンサ19の充電電気量は端子
1よりの正電位入力のない場合より少なくなる。
このことは、トランジスタ18がONしてからOFFす
るまでの時間が短くなることを示している。
コンテ゛ンサ19の充電電気量が少ないことは、放電電
気量も少なく、トランジスタ18がOFFしてからON
するまでの時間も短いことになり、点滅周期が短かくな
る。
これにより、ランプ断線時には端子1より正入力が入力
され、点滅周期が早くなり、第1図のモニターランプ3
0が断線表示を行う。
この状態を図表で説明すると、第6図において、横軸の
Fにはランプの個数をとってあり、横軸の3.4までは
第1図のトラクタのフラッシャランプ29であって25
Wのものを4灯まで使用していることを示す。
また、横軸の5,6はトレーラのフラッシャランプ28
であって、25Wのものを2灯使用していることを示し
ている。
縦軸のGは各フラッシャランプ28.29およびモニタ
ーランプ30、35の点滅回数(回/分)である。
左折時を例にとって説明すれば、Hは全てのランプ28
.29(合計6個)が正常に点灯した状態であり、点滅
回数Gは80(回/分)より少ない。
このH状態からトラクタのフラッシャランプ29のうち
1灯が断線すると、第3図の増幅器10は第5図の如く
正の最大出力を出すため、フラッシャスイッチ手段31
の点滅回数Gは11の状態になる。
この11の状態から更にトラクタのフラッシャランプ2
9が2灯断線、3灯断線しても点滅回数GはI2.I3
に示す如く変化しない。
次に、H状態から、トレーラのフラッシャランプ28の
うち1灯が断線すると、状態J1になり、更に、J1状
態から残りのフラッシャランプ28が断線してトラクタ
のフラッシャランプ29 (25W X 4個)しか点
灯しない状態ではI2となり、点滅回数Gは略110(
回/分)となる。
更に、I2の状態より、トラクタのフラッシャランプ2
9の1つが断線すれば状態J3となる。
又、トレーラのフラッシャランプ28のうちl灯が断線
した状態J1から、今度はトラクタのフラッシャランプ
29が1灯断線すると、状態に1となり、更にもう1つ
トラクタのフラッシャランプ29が断線すると状態に2
となる。
以上のように、いずれのフラッシャランプ28゜29が
1灯断線しても点滅周期が早くなり、車室内のモニター
ランプ30を介して運転者がランプ断線故障を知ること
ができるのである。
勿論、トラクタ単車で走行する時においては、ランプ正
常状態J2から断線故障があると状態J3の如く点滅周
期が昇くなるのである。
なお、上記一実施例においては、トレーラのフラッシャ
ランプ28にて第1フラツシヤランプを構成し、トラク
タのフラッシャランプ29にて第2フラツシヤランプを
構成したが、トラクタ、トレーラ以外の関係であっても
良い。
又、断線表示手段として各フラッシャランプ28、29
と同期点滅する車室内モニターランプ30を使用したか
゛ブザーや専用の故障表示ランプを使用して断線表示し
ても良い。
又、左側の回路について述べたが、ウィンカスイッチ2
5が右側に投入された場合に作動する右側の回路につい
ても作動は左側と同様である。
なお、第1図において、35は車室内モニターランプ、
36は右折を表示するトレーラのフラッシャランプ(第
1フラッシャランプ)、37はトラクタのフラッシャラ
ンプ(第2フラッシャランプ)である。
第7図はその他の実施例における特性図であり、トレー
ラのフラッシャランプの灯数が1灯(25W)のみの場
合であり、正常状態りからトL−−ラのフラッシャラン
プが1灯断線するとM状態となり、M状態よりトラクタ
のフラッシャランプが1灯断線するとN1になり、更に
1灯断線するとN2となる。
又、L状態からトラクタのフラッシャランプ1灯が断線
すると01状態となり、以後、残りのトラクタフラッシ
ャランプが断線しても02,03の如くなって点滅回数
Gは変化しない。
以上述べたように本考案においては、フラッシャランプ
が選択的に増設されても、断線故障検出が可能となり、
車両安全に寄与することができるという効果が大である
又、比較回路および検出抵抗を使用してランプ断線の有
無を検出したから全体として小型な装置を提供できると
いう効果が大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の一実施例を示す全体電気結線図、
第2図は第1図図示のフラッシャスイッチ手段の具体的
電気回路図、第3図は第1図図示の検出部の具体的電気
回路図、第4図は第3図図示回路における第1比較回路
9の出力特性図、第5図は第3図図示回路における第2
比較回路10の出力特性図、第6図は第1図図示装置に
おけるランプ断線表示特性を示す特性図、第7図は本考
案装置のその他の実施例におけるランプ断線表示特性を
示す特性図である。 3・・・・・・第1検出抵抗、4・・・・・・第2検出
抵抗、9・・・・・・第1比較回路となる増幅器、10
・・・・・・第2比較回路となる増幅器、13.14・
・・・・・OR回路を構成するダイオード、19・・・
・・・コンデ゛ンサ、28.36・・・・・・第1フラ
ツシヤランプ、29.37・・・・・・第2フラツシヤ
ランプ、30゜35・・・・・・断線表示手段を構成す
る車室内モニターランプ、31・・・・・・フラッシャ
スイッチ手段。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)車両の走行方向を表示する第1フラツシヤランプ
    、 選択的に前記車両に増設される第2フラツシヤランプ、 前記第1と第2の7ラツシヤランプにランプ負荷電流を
    断続的に流すフラッシャスイッチ手段、前記第1フラツ
    シヤランプに流れるランプ負荷電流の大きさを電圧降下
    に変換して検出する第1検出抵抗、 前記第2フラツシヤランプに流れるランプ負荷電流の大
    きさを電圧降下に変換して検出する第2検出抵抗、 前記第1検出抵抗の出力電圧と基準電圧とを比較し、前
    記第1フラツシヤランプに断線が発生すれば断線信号を
    発する第1比較回路、 前記第2検出抵抗の出力電圧と基準電圧とを比較し、前
    記第2フラツシヤランプに断線が発生すれば断線信号を
    発する第2比較回路、 前記第1比較回路と第2比較回路の出力となる断線信号
    が人力されるOR回路、 および該OR回路の出力により断線表示をなす断線表示
    手段とを備えたことを特徴とする車両用方向指示装置。
  2. (2)前記フラッシャスイッチ手段はコンデンサの充放
    電により断続作動する回路よりなり、前記断線表示手段
    は前記フラッシャスイッチ手段から通電されて点滅する
    車室内モニターランプよりなり、前記OR回路の出力に
    より断線時に前記フラッシャスイッチ手段のコンデンサ
    の充放電周期を早めることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項に記載の車両用方向指示装置。
JP5967579U 1979-05-04 1979-05-04 車両用方向指示装置 Expired JPS592990Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS55160099U JPS55160099U (ja) 1980-11-17
JPS592990Y2 true JPS592990Y2 (ja) 1984-01-27

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