JPS6347992Y2 - - Google Patents

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JPS6347992Y2
JPS6347992Y2 JP12865882U JP12865882U JPS6347992Y2 JP S6347992 Y2 JPS6347992 Y2 JP S6347992Y2 JP 12865882 U JP12865882 U JP 12865882U JP 12865882 U JP12865882 U JP 12865882U JP S6347992 Y2 JPS6347992 Y2 JP S6347992Y2
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JP12865882U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、火災警報装置の動作を試験するため
に使用する火災警報試験回路に関する。
一般に、火災警報装置は、各火災警戒地区にそ
れぞれ警報線を配線し、各警報線にはそれぞれ複
数の火災感知器を接続し、いずれかの火災感知器
が作動したときは、該感知器が接続された警報線
に対応して設けられた地区回路が動作することに
よつて火災警報を発生し、かつランプ等により火
災発生地区を表示するようにしている。そして、
上記地区回路は、自己保持機能を有し、発報した
感知器が作動停止した後も動作を継続する。
上述の火災警報装置の動作を試験するために、
従来は、ロータリースイツチの各ロータリー接点
から試験用の擬似火災信号を発生するようにし
て、これを各地区回路に供給することによつて動
作試験を行つている。しかし、火災警戒地区数が
増大し、従つて地区回路数が多くなると、試験用
のロータリースイツチの接点が多くなり、1つの
ロータリースイツチでは間に合わなくなり、操作
パネルの面積が増大し、試験操作に多大の手数を
要するという欠点がある。また、地区回路の試験
は、動作試験のみでなく自己保持機能のチエツク
も必要であるから、ロータリースイツチによる従
来の試験では回路も複雑となり多回線の試験を行
なうには適さない。しかも、地区回路の増設によ
りロータリースイツチが不足すると試験回路も増
設する必要があるが、従来回路では増設に対応す
ることが困難である。また、電源容量の関係か
ら、例えば5回線ずつで地区回路の自己保持を復
旧させる必要があるが、この復旧操作を別の操作
によつて行なうので煩雑である。
本考案の目的は、上述の従来の欠点を解決し、
火災警報装置の多数の地区回路を、順次又は任意
の地区回路を選定して、手動操作によつて試験す
ることが可能な、小型で操作性の良い火災警報試
験回路を提供することにある。
本考案の試験回路は、ノンロツクスイツチの押
動期間中オンするスイツチングトランジスタと、
該スイツチングトランジスタの出力パルスをカウ
ントし複数の出力線を順次ハイレベルとするカウ
ンタデコーダであつて自己の最終段出力によつて
ロツクされる複数のカウンタデコーダと、該複数
のカウンタデコーダのそれぞれの最終段出力を隣
のカウンタデコーダのイネーブル端子にそれぞれ
接続し前記複数のカウンタデコーダを順次動作可
能とさせるカウンタ送り回路と、前記ノンロツク
スイツチの押動後一定の遅延時間で出力するタイ
マー回路と、該タイマー回路の出力によつて動作
開始し出力パルスによつて前記スイツチングトラ
ンジスタをオン、オフさせる早送りパルス発生回
路とを備えて、前記複数のカウンタデコーダのそ
れぞれの最終段出力によつて火災警報装置の地区
回路の自己保持を復旧させる復旧パルスを出力
し、前記各カウンタデコーダの最終段以外の出力
によりそれぞれ火災警報装置の対応する地区回路
を動作させる試験信号を発生することを特徴とす
る。
次に、本考案について、図面を参照して詳細に
説明する。
図は、本考案の一実施例を示すブロツク図であ
る。すなわち、スイツチングトランジスタQのエ
ミツタを正電源に接続しコレクタを抵抗を通して
負電源に接続する。そして、正負電源間に接続さ
れた抵抗R1,R2,R3およびノンロツクスイツチ
Sの直列接続回路の抵抗R1とR2の接続点をスイ
ツチングトランジスタQのベースに接続する。従
つて、スイツチングトランジスタQは、ノンロツ
クスイツチSの押動期間中オン状態となる。該ス
イツチングトランジスタQのコレクタは複数のカ
ウンタデコーダC1〜Coのカウント入力端子に並
列に接続される。各カウンタデコーダは、カウン
ト入力端子に入力するパルスをカウントし、複数
の出力端子を順次ハイレベルとする。そして、最
終段の出力端子がハイレベルになると、その状態
でロツクされる。カウンタデコーダC1の最終段
出力はインバータI1を介して隣のカウンタデコー
ダC2のイネーブル端子に接続し、カウンタデコ
ーダC2の最終段出力はインバータI2を介して次の
カウンタレコーダのイネーブル端子に接続され
る。同様に複数のカウンタデコーダの各最終段出
力をそれぞれインバータを介して順次次のカウン
タデコーダのイネーブル端子に接続してカウンタ
送り回路を構成する。ただし、カウンタデコーダ
C1のイネーブル端子には正電源に接続されたイ
ンバータI0が接続されている。各インバータI1
Ioの出力はまた、それぞれコンデンサおよびダイ
オードを介して復旧パルス回路RSに接続され、
復旧パルス発生回路RSは、インバータI1〜Ioの出
力のハイレベルからローレベルへの変化を検出し
て復旧パルスを発生して図示されない火災警報装
置へ送り、火災警報装置の地区回路の自己保持を
復旧させる。各カウンタデコーダC1〜Coは7本
の出力線を有し、最初から5番目までの出力線
は、それぞれインバータを介して対応する地区回
路に接続されていて、各地区回路を動作させるた
めの試験信号を供給する。6番目の出力線は空線
であり、7番目すなわち最終段出力線は前記イン
バータI1〜Ioに接続されている。
一方、前記ノンロツクスイツチSの押動によつ
て起動され一定の遅延時間(例えば2〜3秒)後
に出力するタイマー回路Tと、該タイマー回路T
の出力により起動される早送りパルス発生回路P
が電源に接続されていて、早送りパルス発生回路
Pの出力を前記抵抗R2とR3の接続点に接続する。
従つて、ノンロツクスイツチSを一定時間以上押
動すると早送りパルス発生回路Pから例えば毎秒
10パルス程度のパルスが出力され、スイツチング
トランジスタQは早い周期で継続される。
次に、本実施例の動作について説明する。先ず
ノンロツクスイツチSを1回押動すると、スイツ
チングトランジスタQが1回オンして、カウンタ
デコーダC1が1カウントして地区回路L1へロー
レベルの試験信号を供給する。これにより地区回
路L1が正常に動作し、かつ自己保持する。ノン
ロツクスイツチSの5回の押動により、同様に地
区回路L1〜L5が順次動作し自己保持する。地区
回路L1〜L5の動作は点灯等によつて確認される。
そして、6回目の押動を終つたとき、各地区回路
が正常に動作し、かつ、正常に自己保持していれ
ば、各地区回路L1〜L5の表示灯はすべて点灯状
態であり、これによつて動作および自己保持機能
を一括してチエツクすることができる。次に、ノ
ンロツクスイツチSをもう一度押動すると、カウ
ンタデコーダC1の最終段出力がハイレベルとな
り、インバータI1の出力がローレベルとなる。イ
ンバータI1の出力レベルの変化が復旧パルス回路
発生回路RSで検出され、復旧パルス発生回路RS
から復旧パルスが出力されて火災警報装置へ送ら
れる。火災警報装置が該復旧パルスによつて各地
区回路の自己保持機能を解除し、各地区回路が復
旧する。すなわち、地区回路L1〜L5の点灯は消
滅する。従つて、地区回路の同時動作数は最大5
回線であり、電源容量は5回線分で足りる。ま
た、自己保持解除のために別の操作をする必要が
ない。
一方、カウンタデコーダC1は、自己の最終段
出力によつてロツクされ、その状態を継続してい
る。従つてインバータI1の出力のローレベルによ
りカウンタデコーダC2がイネーブルとされる。
そして、次のノンロツクスイツチSの押動によ
り、カウンタデコーダC2が前述と同様に動作し、
地区回路L6〜L10の動作および自己保持機能が試
験される。同様に、複数のカウンタデコーダによ
つて、それぞれ5回線ずつの地区回路が順次試験
される。従つて、ノンロツクスイツチSの押動を
くり返すことにより、すべての地区回路を順次試
験することができる。従来のようにロータリース
イツチを使用していないため、接点数等の機械的
制約によつて試験可能な地区回路数が制約される
ことがなく、試験パネルの面積を小にできる効果
がある。また、地区回路の増設に対してはカウン
タデコーダの追加により容易に対応できる。ま
た、地区回路の動作および自己保持機能の確認は
5回線ずつまとめて行なうことができるから試験
者の労力を軽減でき、操作性も向上する。
次に、任意の地区回路の試験を行なうときは、
ノンロツクスイツチSの押動を暫時(2〜3秒)
継続すると、タイマー回路Tの出力により早送り
パルス発生回路Pが起動し、その出力パルスによ
つてスイツチングトランジスタQが早い周期で断
続する。これに伴つて、カウンタデコーダC1
Coが前述と同様な動作を迅速に行なう。従つて、
火災警報装置の各地区回路は5回線ずつ順次点灯
した後復旧し、次々と点灯位置が移動する。すな
わち、目的とする地区回路に迅速に近づくのを視
覚によつて認識することができる。この間におい
ては、各地区回路は動作後直ちに復旧されるから
火災警報等を発生させない。そして、目的とする
地区回路に近づいたときにノンロツクスイツチS
の押動を一旦停止すると早送りパルス発生回路は
動作を停止する。その後ノンロツクスイツチSを
数回くり返して押動することにより目的とする地
区回路の試験を行なうことができる。すなわち、
任意の地区回路の試験を容易かつ迅速に行なうこ
とが可能となる効果がある。
以上のように、本考案においては、複数のカウ
ンタデコーダを順次動作させるようにカウンタ送
り回路によつて相互に接続し、ノンロツクスイツ
チの押動によつてスイツチングトランジスタをオ
ンさせて前記複数のカウンタの複数の出力端子か
ら順次試験信号を出力させるように構成したか
ら、簡単な回路で多数の地区回路の試験が可能と
なる効果がある。また、上記複数のカウンタのそ
れぞれの最終段出力により火災警報装置の地区回
路の自己保持を解除させるように構成したから、
各地区回路の動作および自己保持機能の確認は、
5回線ずつまとめて行なうことができるから試験
者の労力を軽減し、操作が簡単となる。さらに、
任意の地区回路を試験したいときは、前記ノンロ
ツクスイツチを暫時押動することにより早送りパ
ルス発生回路の出力パルスによつて上記動作が迅
速に行なわれ、地区回路の点灯によつて目的の地
区回路に近づいたことを認識し、前記ノンロツク
スイツチの押動を停止すれば前記早送りパルス発
生回路の動作が停止するように構成したから、任
意の地区回路を特定して迅速に試験を行なうこと
ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すブロツク図であ
る。 図において、C1〜Co……カウンタデコーダ、I1
〜Io……インバータ、R1〜R3……抵抗、Q……
スイツチングトランジスタ、S……ノンロツクス
イツチ、T……タイマ回路、P……早送りパルス
発生回路、RS……復旧パルス発生回路、L1〜L10
……地区回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ノンロツクスイツチの押動期間中オンするスイ
    ツチングトランジスタと、該スイツチングトラン
    ジスタの出力パルスをカウントし複数の出力線を
    順次ハイレベルとするカウンタデコーダであつて
    自己の最終段出力によつてロツクされる複数のカ
    ウンタデコーダと、該複数のカウンタデコーダの
    それぞれの最終段出力を隣のカウンタデコーダの
    イネーブル端子にそれぞれ接続し前記複数のカウ
    ンタデコーダを順次動作可能とさせるカウンタ送
    り回路と、前記ノンロツクスイツチの押動後一定
    の遅延時間で出力するタイマー回路と、該タイマ
    ー回路の出力によつて動作開始し出力パルスによ
    つて前記スイツチングトランジスタをオン、オフ
    させる早送りパルス発生回路とを備えて、前記複
    数のカウンタデコーダのそれぞれの最終段出力に
    よつて火災警報装置の地区回路の自己保持を復旧
    させる復旧パルスを出力し、前記各カウンタデコ
    ーダの最終段以外の出力によりそれぞれ火災警報
    装置の対応する地区回路を動作させる試験信号を
    発生することを特徴とする火災警報試験回路。
JP12865882U 1982-08-27 1982-08-27 火災警報試験回路 Granted JPS5933590U (ja)

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JP12865882U JPS5933590U (ja) 1982-08-27 1982-08-27 火災警報試験回路

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JP12865882U JPS5933590U (ja) 1982-08-27 1982-08-27 火災警報試験回路

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Publication Number Publication Date
JPS5933590U JPS5933590U (ja) 1984-03-01
JPS6347992Y2 true JPS6347992Y2 (ja) 1988-12-09

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