JP2890206B2 - 火災受信機 - Google Patents

火災受信機

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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、火災受信機に関するもので、特に自動復
旧機能や試験復旧機能を有する火災受信機に関するもの
である。
〔従来技術〕
火災受信機は、火災信号を受信すると、その火災信号
を信号保持し、火災復旧スイッチが操作された時に火災
信号の信号保持を解除するとともに、火災感知器への供
給電源を所定電圧以下にして動作した火災感知器を復旧
させるようにしている。
このため、保守点検の際、火災信号の自己保持機能を
有する火災感知器、例えば光電式煙感知器の動作試験を
効率的に行うため、動作した火災感知器から火災信号を
受信すると、その火災信号の信号保持を所定時間後に、
例えば10秒後に自動的に解除するとともに、火災感知器
への電源供給を一時的に所定電圧以下にして動作した火
災感知器を自動的に復旧させる自動復旧モードを備えた
火災受信機が知られている。
又、火災信号の自己保持機能がない火災感知器、例え
ばバイメタルを用いた定温式熱感知器の動作試験を効率
的に行うため、動作した火災感知器から火災信号を受信
した時に、その火災信号を信号保持させないようにした
試験復旧モードを備えた火災受信機が知られている。
〔解決すべき課題〕
火災復旧スイッチが操作されるまで火災信号を信号保
持する通常の監視モードと、自動復旧モードあるいは試
験復旧モードとの切り換えは、火災受信機に設けられた
自動復旧スイッチあるいは試験復旧スイッチを操作する
ことにより行われるが、保守点検が終了した際もしくは
中断する際にスイッチの操作を忘れ、自動復旧モードあ
るいは試験復旧モードの解除がなされない場合がある。
この場合には、火災感知器が火災を感知して火災信号を
送出しても、火災受信機側では火災信号の信号保持がな
されず、火災の発見が遅れる問題がある。
又、近年増加しているマイクロコンピュータで信号処
理を行う火災受信機では、スイッチ状態がわかるロック
式のスイッチではなく、ノンロック式のスイッチを用
い、いわゆるソフトロックを掛けるようにしているの
で、スイッチを見ただけでは自動復旧モードあるいは試
験復旧モードか否かがわかりにくい問題がある。
〔課題の解決方法〕
この発明は、上記の点にかんがみ、保守点検等の際に
セットした自動復旧モードあるいは試験復旧モードの解
除がなされなかった場合にも自動的に解除することを目
的とするもので、火災信号を受信保持した時に所定時間
後に火災信号の信号保持と動作した火災感知器を復旧さ
せる自動復旧モードもしくは火災信号を受信した時に火
災信号を信号保持しない試験復旧モードを備えた火災受
信機において、自動復旧スイッチによって自動復旧モー
ドがもしくは試験復旧スイッチによって試験復旧モード
が選択された時に動作を開始する再トリガ型の計時手段
と、火災感知器等の端末からの火災信号などの信号入力
及び又は火災受信機に設けられた他のスイッチからの操
作入力があるか否かを監視する監視手段と、前記計時手
段の動作中に前記監視手段が信号入力及び又は操作入力
を検出した時に前記計時手段を再トリガする起動手段
と、前記計時手段が所定の計時を完了した時に自動復旧
モードもしくは試験復旧モードを解除して通常の火災監
視モードに切り換える切換手段と、とを設けてなること
を特徴とするものである。
〔作用〕
保守点検等の際に自動復旧モードもしくは試験復旧モ
ードが選択された時に、所定時間にわたって火災信号及
び又はスイッチ入力がない時は、自動復旧モードもしく
は試験復旧モードが自動的に解除されて通常の監視モー
ドに切り換えられる。
〔実施例〕
以下、この発明の1実施例を図面により説明する。
第1図は火災受信機の1実施例で、REは火災受信機、
DEは1対の電源兼信号線Sによって接続される火災感知
器、ACは商用電源である。なお、火災受信機REには、通
常は複数の回線が接続されるが、本実施例では1回線分
のみ図示し、他の回線は図示を省略している。
火災受信機REにおいて、MPUは信号処理用のマイクロ
コンピュータで、このマイクロコンピュータMPUが本実
施例での計時手段と、監視手段と、起動手段と、切換手
段との機能を果たしている。SW1は主音響停止兼保守主
音響停止スイッチ、SW2は自動復旧スイッチ、SW3は試験
復旧スイッチ、SW4は地区音響停止スイッチで、スイッ
チSW1〜SW4はノンロック式のスイッチとしている。CMは
火災信号検出用の比較器である。L1、L2は火災地区表示
灯、LAはスイッチ注意灯である。MBは主音響装置として
の主ベル、Bは主ベルMB制御用のリレー、bはそのメー
ク接点である。DBは整流回路、SVは火災受信機REの内部
回路や火災感知器が必要とする電圧の電源を供給する定
電圧電源である。
なお、火災受信機REには図示しない、受信機が動作す
るかを試験する火災試験スイッチ、蓄電池が正常か否か
試験する予備電源試験スイッチ、動作状態にある受信機
や感知器を監視状態に復旧させる火災復旧スイッチ、火
災試験等の際に回線を選択する回線選択スイッチ等の各
種のスイッチや、地区音響制御回路、断線監視回路、予
備電源回路や移報回路等の各種の回路が設けられる。
又、必要に応じて防火戸や防排煙装置等の被制御機器を
制御する制御回路等が設けられる。
次に、この火災受信機の動作を第2図のマイクロコン
ピュータMPUの記憶部に搭載されるプログラムの1例の
フローチャートを参照して説明する。
自動復旧スイッチSW2が操作されて入力ポートIN2がH
になると(ステップS1)、マイクロコンピュータMPUは
監視モードから、火災信号を受信した時に対応する地区
表示灯(例えばL1)を点灯させるとともに、所定時間
(例えば10秒間)その火災信号を信号保持し、その後は
信号保持を復旧させるとともに、図示しないリレー等の
電源供給遮断手段を動作させて回線への電源供給を一時
的に遮断して動作した火災感知器の自己保持を復旧させ
る、自動復旧モードに切り換える(ステップS2)。そし
て出力ポートOUT3をH出力にしてスイッチ注意灯LAを点
灯させ(ステップS3)、マイクロコンピュータMPUの記
憶部内に設けた計時用のカウンタ領域の計数値kを0に
セットする(ステップS4)。
次に、入力ポートIN2の状態を読み込み、自動復旧モ
ードを解除するため、自動復旧スイッチSW2が再操作さ
れたか、すなわちオンされたか判別する(ステップS
5)。
自動復旧スイッチSW2が再操作されなければ(ステッ
プS5のN)、入力ポートIN1、IN3〜IN5の状態を読み込
み、主音響停止スイッチ等の他のスイッチからの操作入
力、もしくは火災信号の信号入力の有無が判別される
(ステップS6、S7)。なお、本実施例では信号入力と操
作入力の両方を判別するようにしているが、いずれか一
方の入力の有無のみを判別するようにしてもよい。
操作入力と信号入力とのいずれもがないと(ステップ
S6のN、S7のN)、カウンタの計数値kを1増分し(ス
テップS8)、計数値kが例えば30分間に相当する所定値
Kに達したか判別する(ステップS9)。
計数値kが所定値Kに達していなければ(ステップS9
のN)、計数値kが所定値Kに達するか、もしくは自動
復旧スイッチSW2が再操作されるまで上記動作を繰り返
す(ステップS5〜S9)。
そして、計数値kが所定値K、すなわち所定時間の例
えば30分間に達するか(ステップS9のY)、もしくは自
動復旧スイッチSW2の再操作が行われると(ステップS5
のY)、マイクロコンピュータMPUは自動復旧モードを
解除するとともに(ステップS10)、出力ポートOUT3を
L出力にセットしてスイッチ注意灯LAを消灯させ(ステ
ップS11)、通常の監視モードに切り換える。
ところで、他のスイッチの操作入力があるか(ステッ
プS6のY)、あるいは信号入力があると(ステップS7の
Y)、カウンタの計数値kを0にする(ステップS4)。
これにより、カウンタは再トリガされて計数動作を最初
の段階から繰り返し、保守点検中にカウンタが所定値に
達して自動復旧モードが解除されるのを防止する。
ところで、上記動作説明では自動復旧の場合について
説明したが、試験復旧モード、すなわち火災感知器から
火災信号を受信した時にその火災信号を信号保持せず、
火災感知器の自己復旧にともなって火災信号を受信しな
くなった時に地区表示灯の点灯が消灯するモードの場合
も同様である。この場合には、第2図において、ステッ
プS1とS5の自動復旧スイッチが試験復旧スイッチに、ス
テップS2とS10の自動復旧モードを試験復旧モードにそ
れぞれ変更される。
なお、上記実施例では、マイクロコンピュータの記憶
領域を計時用のカウンタとして用い、ノンロック式のス
イッチを用いた場合について説明したが、マイクロコン
ピュータの記憶領域を用いないばあいには、再トリガ型
のタイマを用い、このタイマを自動復旧モードもしくは
試験復旧モード中に信号入力あるいは操作入力があった
時に再トリガするようにすればよい。
又、ロック式のスイッチを用いた場合には、スイッチ
と直列にリレーの接点あるいはトランジスタ等で構成さ
れるスイッチング回路を設け、このスイッチング回路を
計時手段が所定時間の計時を完了した時に動作させてス
イッチからの入力を遮断させることにより、自動復旧モ
ードもしくは試験復旧モードを解除するようにすればよ
い。
又、計時手段の所定時間を、ディップスイッチ等を設
けて変更できるようにすれば、保守点検の状況にあわせ
て、最適な時間にすることができる。
〔効果〕
この発明によれば、保守点検等の際に自動復旧モード
もしくは試験復旧モードが選択された時に、その解除操
作が行われなくても、所定時間にわたって火災信号及び
又はスイッチ入力がない時は、自動復旧モードもしくは
試験復旧モードが自動的に解除されて通常の監視モード
に切り換えられるので、その解除操作が行われない場合
でも火災監視に影響のない火災受信機が得られる効果が
ある。
しかも、火災信号及び又はスイッチ入力があってから
所定時間内に次の火災信号及び又はスイッチ入力があれ
ば、自動復旧モードもしくは試験復旧モードの自動解除
は行われないので、保守点検等の不都合を与えることは
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例の回路図、第2図はそのプロ
グラムの動作を説明するフローチャートである。 RE…火災受信機、MPU…マイクロコンピュータ、SW1…保
守主音響停止スイッチ、SW2…自動復旧スイッチ、SW3…
試験復旧スイッチ、SW4…地区音響停止スイッチ、CM…
火災信号検出用の比較器、LA…スイッチ注意灯、MB…主
音響装置、DE…火災感知器。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G08B 17/00 G08B 23/00 - 31/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】火災信号を信号保持した時に所定時間後に
    火災信号の信号保持と動作した火災感知器を復旧させる
    自動復旧モードを備えた火災受信機において、 自動復旧選択スイッチによって自動復旧モードが選択さ
    れた時に動作を開始する再トリガ型の計時手段と、 火災感知器等の端末からの火災信号などの信号入力及び
    又は火災受信機に設けられた他のスイッチからの操作入
    力があるか否かを監視する監視手段と、 前記計時手段の動作中に前記監視手段が信号入力及び又
    は操作入力を検出した時に前記計時手段を再トリガする
    起動手段と、 前記計時手段が所定の計時を完了した時に自動復旧モー
    ドを解除して通常の火災監視モードに切り換える切換手
    段と、 とを設けてなることを特徴とする信号受信機。
  2. 【請求項2】火災信号を受信した時に火災信号を受信保
    持しない試験復旧モードを備えた火災受信機において、 試験復旧選択スイッチによって試験復旧モードが選択さ
    れた時に動作を開始する再トリガ型の計時手段と、 火災感知器等の端末からの火災信号などの信号入力及び
    又は火災受信機に設けられた他のスイッチからの操作入
    力があるか否かを監視する監視手段と、 前記計時手段の動作中に前記監視手段が信号入力及び又
    は操作入力を検出した時に前記計時手段を再トリガする
    起動手段と、 前記計時手段が所定の計時を完了した時に試験復旧モー
    ドを解除して通常の火災監視モードに切り換える切換手
    段と、 とを設けてなることを特徴とする火災受信機。
  3. 【請求項3】監視手段は、計時手段が動作している間、
    信号入力及び又は操作入力があるか否かを監視するよう
    に構成されてなることを特徴とする請求項1又は2に記
    載の火災受信機。
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