JPS5923751Y2 - 回転式びん蓋の開閉器具 - Google Patents

回転式びん蓋の開閉器具

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JPS5923751Y2
JPS5923751Y2 JP18126081U JP18126081U JPS5923751Y2 JP S5923751 Y2 JPS5923751 Y2 JP S5923751Y2 JP 18126081 U JP18126081 U JP 18126081U JP 18126081 U JP18126081 U JP 18126081U JP S5923751 Y2 JPS5923751 Y2 JP S5923751Y2
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JP
Japan
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bottle lid
rotating shaft
casing
bottle
engaging body
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JP18126081U
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JPS5884999U (ja
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邦彦 三浦
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ウィスキーびんのびん蓋のような回転式びん
蓋の開閉器具に関し、特にバーやスナック等で用いて好
適な開閉器具に関する。
回転式びん蓋を締める際に、ねじの螺合関係が適正でな
い状態で無理に締め付けたり、必要以上に緊密に締め付
けてしまうと、これをあけることが極めて困難となるこ
とは日常経験することである。
特に、バーやスナック等の飲食店で前述の如き事態が生
ずることは、接客上好ましくないものである。
本考案は、このような事態が発生しても容易にびん蓋を
あけることができるとともに、装飾性にも勝れた回転式
びん蓋の開閉器具を提供することを目的とし、その特徴
は、上面が閉塞された有底円筒状のケーシングと、この
ケーシング内にケーシングの閉塞上面に対してほぼ垂直
に位置すべく回転自在に支持された回転軸と、この回転
軸に前記ケーシングの開口端部に位置すべく固定され、
びん蓋状に形成されるとともに、少なくとも内周面には
開口端より奥端の方が狭小に形成された弾性部材からな
る接触部を有するびん蓋を嵌合するためのびん蓋嵌合体
と、前記回転軸にこれを軸として回転すべく設けられた
係合体と、この係合体と係合される一方、前記ケーシン
グの周面にこれを貫通して水平方向に往復動自在に支持
され、移動に応じて前記係合体を所定方向に回転させる
ための操作体と、前記回転軸をびん蓋の閉蓋回転方向に
弾発付勢する螺旋バネとから構成したところにある。
以下、本考案の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細
に説明する。
1は開閉器具2の上面が閉塞された有底円筒状のケーシ
ングであり、これの上面内側にはその中央に環状突縁3
が突設され、また周面には一対の支持孔4,5が透設さ
れている。
6は前記ケーシング1内に前記各支持孔4,5より下方
に位置するとともに、前記ケーシング1の上面と平行に
位置するよう固定された支持板であり、これの前記環状
突縁3の直下にはボス部7が形成されている。
8は回転軸であり、前記環状突縁3と前記ボス部7とに
回転自在に支持されるとともに、鍔部9が前記ボス部7
上端面と当接することにより抜は止めされている。
10は前記回転軸8の下端面に固定されたびん蓋状のび
ん差嵌合体であり、前記ケーシング1の開口端部に位置
している。
このびん差嵌合体10の内面にはゴム製の接触部11が
形成され、この接触部11は開口端から奥端に向けて縮
径するようなテーパー状内周面を有するとともに、この
内周面にはすべり止めをするために縦方向に伸びる細溝
(図示せず)が全面に及ぶべく多数穿設されている。
そして、前記接触部11の最奥端内径が、通常大のびん
蓋外径よりも若干小さく設定されているものである。
12は前記回転軸8にその鍔部9より若干上方に位置す
べく嵌着された係合体たるピニオンである。
13は前記ピニオン12と噛合するラック部14を有す
る操作体であり、対の支持孔4,5に水平方向に往復動
自在に支持されている。
この操作体13の一端には抜は止めを兼ねる断面円形の
把持部15が形成され、他端には同じく断面円形の抜は
止め部16が形成されている。
なお、前記ピニオン12と前記ラック部14との歯数比
は■:3となっている。
17は環状突縁3と回転軸8とに各端が固定された螺旋
バネであり、前記回転軸8を閉蓋回転方向に弾発付勢し
ている。
18はケーシング1の外周面下端部に貼着された環状の
ネームプレートである。
本実施例は以上の如く構成したから、開蓋すべきびん1
9のびん蓋20にびん差嵌合体10を緊密に嵌合したの
ち、操作体13を第1図上左方向へと移動させると、ラ
ック部14によってピニオン12が開蓋方向に回転され
、螺旋バネ17の弾発付勢力に抗して回転軸8も同方向
に回転されることにより、これとともにびん差嵌合体1
0も同方向へと回転されてびん蓋20があけられるもの
である。
そして、前記びん差嵌合体10のゴム製接触部11の内
周面ば奥端に向けて縮径されているがら、びん蓋20の
若干の大小を問わず、びん差嵌合体10とびん蓋20と
を極めて容易に緊密に嵌合することができるものである
開蓋後操作体13に加えていた力を解除すれば、螺旋バ
ネ17の弾発付勢力によって回転軸8は閉蓋方向に回転
させられ、びん差嵌合体10はびん蓋20を保持したま
ま閉蓋方向へと回転させられる。
したがって、再び閉蓋するには、操作体13を開蓋方向
に移動させてびん蓋20を保持しているびん差嵌合体1
0を開蓋状態に回転させたうえ、びん19に対する所定
状態にびん蓋20をかぶせ、続いて前記操作体13に加
えていた力を解除すればよいものである。
また、本実施例ではネームプレート18を設けたから、
バーやスナック等で行なわれている、いわゆるボトルキ
ープの際に、所有者の識別記号を書き入れることができ
、本考案に係る開閉器具2自体を従来の下げ札や貼り札
にかえて用いることが可能となる。
このため、びん所有者は自己の酒びんを開蓋あるいは閉
蓋する際に、操作体13を水平方向に移動させて行うと
いう、従来の単純かつ画一的な開閉動作とは異ったおも
しろさを味わうことができる。
さらに、本考案に係る開閉器具2はその外観形状がユニ
ークで装飾性に勝れているがら、バーやスナック等でボ
トルキープされた酒びんに取り付けてこれを保管するこ
とにより、単に酒びんを並べている場合と比較して、格
段の装飾効果を挙げることができるものである。
なお、びん差嵌合体10の接触部11は上面を除いて設
けてもよいほか、前記接触部11の内周面を開口端より
奥端の方が狭小に形成するには段差を適宜数設けること
によってもよい。
さらに、係合体をピニオン12ではなく、周面に凹入部
を形成した円板で構成する一方、ラック部14を有する
操作体13ではなく、前記凹入部に係合しうる突ピンを
下面に突設した操作体を係合体と係合させるよう構成す
ることも可能である。
さらにまた、ネームプレート18は環状ではなく、縦長
状に形成してもよいし、ネームプレート18を設けなく
てもよいものである。
またさらに、ケーシング1の外面に適宜な模様等の装飾
を施こすことも可能である。
このようにして本考案によれば、手であけることが困難
な状態にあるびん蓋でも極めて容易にあけることができ
るほか、回転軸を螺旋バネにより常に閉蓋回転方向に付
勢しているためびん蓋に嵌合しておくことにより閉蓋状
態を保つことができ、さらに構造からもたらされる外観
形状がユニークで装飾性にも勝れるという効果を奏する
ことができるものである。
以上、本考案の好適な実施例について種々説明してきた
が、本考案が上述した実施例に限定されるものでないこ
とはいうまでもなく、考案の精神を逸脱しない範囲内で
多くの改変を施こしうろことはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の好適な実施例を示し、第1図はびん蓋との
嵌合状態を示す断面図、第2図は全体平面図、第3図は
全体背面図である。 1・・・・・・ケーシング、2・・・・・・開閉器具、
3・・・・・・環状突縁、4,5・・・・・・支持孔、
6・・・・・・支持板、7・・・・・・ボス部、8・・
・・・・回転軸、9・・・・・・鍔部、10・・・・・
・びん蓋体合体、11・・・・・・接触部、12・・・
・・・ピニオン、13・・・・・・操作体、14・・・
・・・ラック部、15・・・・・・把持部、16・・・
・・・抜は止め部、17・・・・・・螺旋バネ、18・
・・・・・ネームプレーI・、19・・・・・・びん、
20・・・・・・びん蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面が閉塞された有底円筒状のケーシングと、このケー
    シング内にケーシングの閉塞上面に対してほぼ垂直に位
    置すべく回転自在に支持された回転軸と、この回転軸に
    前記ケーシングの開口端部に位置すべく固定され、びん
    蓋状に形成されるとともに、少なくとも内周面には開口
    端より奥端の方が狭小に形成された弾性部材からなる接
    触部を有するびん蓋を嵌合するためのびん蓋嵌合体と、
    前記回転軸にこれを軸として回転すべく設けられた係合
    体と、この係合体と係合される一方、前記ケーシングの
    周面にこれを貫通して水平方向に往復動自在に支持され
    、移動に応じて前記係合体を所定方向に回転させるため
    の操作体と、前記回転軸をびん蓋の閉蓋回転方向に弾発
    付勢する螺旋バネとから構成したことを特徴とする回転
    式びん蓋の開閉器具。
JP18126081U 1981-12-04 1981-12-04 回転式びん蓋の開閉器具 Expired JPS5923751Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18126081U JPS5923751Y2 (ja) 1981-12-04 1981-12-04 回転式びん蓋の開閉器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18126081U JPS5923751Y2 (ja) 1981-12-04 1981-12-04 回転式びん蓋の開閉器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5884999U JPS5884999U (ja) 1983-06-09
JPS5923751Y2 true JPS5923751Y2 (ja) 1984-07-14

Family

ID=29978576

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18126081U Expired JPS5923751Y2 (ja) 1981-12-04 1981-12-04 回転式びん蓋の開閉器具

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2020158700A1 (ja) * 2019-01-29 2021-12-02 株式会社大里 ナット部材の締め付け方法及び締め付け工具

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JPS5884999U (ja) 1983-06-09

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