JPS59232198A - アタマジラミなどのシラミ駆除用シヤンプ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシャンプー、さらに詳しくは、アタマジラミな
どのシラミ駆除成分としてチアントールを有効量配合し
たことを特徴とするアタマジラミなどのシラミ駆除用シ
ャンプーに関するものである。

最近、シラミの被害が全国的に発生し、特に小学生の低
学年児童の中にその被害が集中していることが被害実態
調査により明らかにされている（［環境衛生情報Ｊ　Ｖ
ｏｌ　１．６．Ｎｏ４　（１９８２）］　、　コの被害
の大半がアタマジラミ被害であり、その原因については
種々検討されているが、現在までのところ、未だ明確な
結果は得られていない。

現在、アタマジラミ被害対策については、アタマジラミ
が発生してから薬剤をふりかけて駆除することが行われ
ている（昭和５７年８月１８日付厚生省指示薬剤は０．
４％フェノトリン粉剤のみである）。

しかしながら、このような対症療法よりも、そのシラミ
の発生予防に多くの努力を傾注すべきであることは当然
である。また、前記の薬剤による駆除の場合、保健所の
指導のもとに行わなければならないという実施上の困難
もある。

本発明者は、アタマジラミ被害に対して前記のような対
症療法によらず、一般の児童が手軽に行うことができ、
簡単にアタマジラミなどのシラミの発生を予防し得る薬
剤を開発すべく鋭意研究を重ねた結果、化粧品原料とし
て認可済み薬剤であるチアントールを配合したシャンプ
ーがその目的に適合し得ることを見出し、本発明を完成
するに到った。

即ち、本発明によれば、アタマジラミなどのシラミ駆除
成分としてチアントールを有効量配合したことを特徴と
するアタマジラミなどのシラミ駆除用シャンプーが提供
される。

チアントールは、化粧品原料基準書にも記載の通り、ジ
メチルチオントレン及びジトルエンジスルフィドからな
る物質で、有機イオウ化合物である。このチアントール
は化粧品原料として用いられる他、皮フ疾患用軟コウ剤
等として用いられているが、シラミ発生予防剤としては
使用された例はない。このチアントールは、皮フ寄生虫
及び糸状菌（白せん）に対して強力な発育阻止作用を有
する。

本発明は従来提案されていないアタマジラミなどのシラ
ミ駆除用シャンプーに関するものであり、従来のシャン
プー組成物に対し、チアントールを５〜１０重量％重量
％台することによって得ることができる。

本発明による好ましいアタマジラミなどのシラミ駆除用
シャンプーの成分組成例を示すと、次の通りである。

本発明のチアントールを含む組成物は、シャンプーであ
ることがら、簡単にがっ毎日適用することができ、アタ
マジラミなどのシラミに対し効果的に駆除することがで
きる。

実施例 次の成分組成のシャンプーを調製した。

チアントール　　　　　　　　　　　６重量％３− ラウリル硫酸トリエタノールアミン　２０　　重量グラ
ウリン酸ジェタノールアミド　　　　５　〃２−アルキ
ルーＮ−カルボキシメチル　１５〃−Ｎ−ヒドロキシエ
チルイミダゾ　　１５〃リニウムベタイン パラオキシ安息香酸メチル　　　　　６　〃デヒドロ酢
酸ナトリウム　　　　　　　６　〃香料　　　　　　　
　　　　　　　　４　〃精製水　　　　　　　　　　　
　　　３８〃次に、このシャンプーを、シラミの被害を
受けた６〜８才の男女の小学生児童６０名に１ケ月間使
用させた結果、５７名のシラミを駆除することができ、
駆除率９５％の結果を得た。残りの３名はシラミによる
皮フ疾患が大であったので、途中でシャンプーの適用を
中止した。

特許出願人　株　式　会　社　　す　　サ代理人弁理士
　池浦敏明 ４−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）アタマジラミなどのシラミ駆除成分としてチアン
   トールを有効量配合したことを特徴とするアタマジラミ
   などのシラミ駆除用シャンプー。