JPS5923171Y2 - 平面ハンドル装置 - Google Patents

平面ハンドル装置

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JPS5923171Y2
JPS5923171Y2 JP9731181U JP9731181U JPS5923171Y2 JP S5923171 Y2 JPS5923171 Y2 JP S5923171Y2 JP 9731181 U JP9731181 U JP 9731181U JP 9731181 U JP9731181 U JP 9731181U JP S5923171 Y2 JPS5923171 Y2 JP S5923171Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
case
wall
cover plate
bundle
piece
Prior art date
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Expired
Application number
JP9731181U
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English (en)
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JPS583572U (ja
Inventor
秀昭 滝源
Original Assignee
タキゲン製造株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、不使用時にはバンドルがケースに没入保持さ
れ、使用時には摺動ボタンを押下けることによってバン
ドルが握持可能位置に突出する平面バンドル装置に関す
るものである。
このバンドルを没入位置に保持するための摺動ボタンは
、ケース背壁の平端部開口よりケース内に挿入され、該
開口は摺動ボタンの脱落を防ぐため蓋板によって閉塞さ
れる。
従来の平面バンドル装置では、ケースに対する蓋板の固
定は、ケースの左右側壁の後端縁部をプレス機で圧潰な
いし折曲げて蓋板の側端縁部を被覆ないし一部食い込ま
せることによって行われている。
ところで、装置の軽量化や着色装飾の容易化のために平
面バンドル装置をプラスチック材料で成形することが提
案されているが、ここで問題となるのは、ケースをプラ
スチック化したとき、蓋板の固定手段として、上記カシ
メ固定の方法を使用できないことである。
従って本考案の目的は、上記カシメ固定によるのと同様
に簡単かつ的確に蓋板をケースに固定でき、ケース等の
プラスチック化を促進できる平面バンドル装置を提供す
ることである。
以下、図面に基いて説明すると、本考案の平面バンドル
装置の要旨とするところは、蓋板14の左右側縁部に、
ケースの左右側壁4,5の内面に当接する垂直壁片15
.16を突設し、蓋板14の上端縁部には、左右の垂直
壁片15.16に対し直角な水平壁片17を突設し、水
平壁片17の後端部には、前後に位置をずらせた前位突
片18と後位突片19を突設し、蓋板14の下端縁部に
は透孔24を設け、ケース背壁6の下端部には前後に位
置をずらせて前位受片20と後位受片21を設け、ケー
ス下壁10の左右端縁部には細長溝22.23を設け、
蓋板の前記垂直壁片15.16をケース下壁の前記細長
溝22゜23に嵌め入れ、蓋板の前記前位突片18をケ
ース背壁の前記後位受片21の前面に当接させ、蓋板の
前記後位突片19をケース背壁の前記前位受片20の後
面に当接させ、蓋板14の下端縁部をケース下壁10の
後端面に当接させ、ケース下壁10に設けた受孔25に
蓋板の前記透孔24よりビス26をわヒ込んで、蓋板1
4をケース1に固定し、蓋板の前記水平壁片17及び垂
直壁片15.16の各前端面とケース前壁27の後面間
に、前記摺動ボタン9を摺動自在に挾み込んだことであ
る。
図示の実施例では、ケース1は扉39に固定され、該ケ
ース1に出没自在に収容されたハンドル2は、ケース1
の左右側壁4,5の横断受孔28゜29とハンドル上端
部の横断軸孔30を通る枢軸ピン3によってケース1に
枢着されている。
枢軸ピン3に嵌装されたバネ7の一端はケース背壁6に
当接し、バネ7の他端はハンドル2の後面に当接し、ハ
ンドル2はこのバネ7によって突出方向に回転付勢され
ている。
ハンドル上端部に背後方向に突設された操作突子31は
、ケース背面に枢着された掛金板32の受動孔33に係
合し、ハンドル2が突出方向に回転するとき、掛金板3
2を解錠方向に回転操作する。
ケース前壁27の下端部には、ハンドル収容部34との
間に間隔を置いて窓孔35を設けてあり、該窓孔35に
は摺動ボタン9の前面指掛部36が突出係合している。
摺動ボタン9の後面中央部には半円筒状のバネ受はバネ
受はボス37が突設され、一端を該ボス37に挿入し他
端をケース下壁10に当接したバネ11は、摺動ボタン
9をハンドル2方向に摺動付勢している。
摺動ボタン9の上端には錠止突子12を突設し、ハンド
ル2の下端にはV字状の受溝13を凹設しである。
ケース背壁の前記前位受片20は、ケースの左右側壁4
,5に沿って延長され、その下端面38には、蓋板の水
平壁片17の左右各端縁部が当接するようになっている
ケース下壁10の下面中央には半円筒形のボス40が突
設され、前記受孔25はこのボス40に設けである。
第5図に示したように、ハンドル2がケース1に没入し
、掛金板32が筐体側の受金部(図示していない)に掛
合した閉錠位置にあるときには、摺動ボタン9の錠止突
子12がハンドル2の受溝13に係合しているため、ハ
ンドル2は突出回転を阻止され、没入位置に保持される
ここで、摺動ボタン9を前記バネ11の付勢に抗して下
方に摺動させると、錠止突子12が受溝13から脱出す
るため、ハンドル2はバネ7の付勢によって握持可能位
置へと突出回転する。
そして、ハンドル2を握ってハンドル2をケース1から
更に引き出すと、前記操作突子31によって掛金板32
は回転駆動され、前記受金部より離脱する。
かくして、前記筐体に対する扉39の施錠が解除され、
扉39は開放可能となる。
扉39を閉鎖した後、ハンドル2をケース1に押込むと
、操作突子31によって掛金板32が施錠方向に回転駆
動される。
ハンドル2がハンドル収容部34に完全に没入したとき
、一旦下方摺動していた摺動ボタン9が再び上方摺動し
、上端の錠止突子12がハンドル下端の受溝13に係合
するため、ハンドル2の突出は再び阻止されることにな
る。
この摺動ボタン9の上下摺動の際、摺動ボタン9はその
左右方向への振れを蓋板の左右垂直壁片15、16の各
内面によって規制され、前後方向への振れを、ケース前
壁27の後面と蓋板の水平壁片17及び垂直壁片15.
16の各前端面によって規制される。
以上のように本考案の平面ハンドル装置は、ケース背壁
6の平端部開口8を閉塞する蓋板14の左右側縁部に、
ケース1の左右側壁4,5の内面に当接する左右一対の
垂直壁片15.16を突設し、蓋板14の上端縁部に前
記垂直壁片15.16と直角に連設した水平壁片17に
は、前後に位置をずらせて前位突片18と後位突片19
をその後端部に突設し、ケース背壁6の下端縁部には前
後に位置をずらせて前位受片20と後位受片21を設け
、蓋板の前記垂直壁片15.16をケース下壁10の左
右端縁部の細長溝22.23に嵌め入れ、蓋板の前位突
片18をケース背壁の後位受片21の前面に当接させ、
蓋板の後位突片19をケース背壁の前位受片20の後面
に当接させ、ケース下壁10の後端面に当接させた蓋板
14の下端縁部を該下端縁部の透(L24よりケース下
壁10の受孔25にねじ込んだビス26によってケース
下壁10に締付け、これによって蓋板14をケース1に
固定する一方、蓋板の垂直壁片15.16及び水平壁片
17の各前端面とケース前壁27の後面間に摺動ボタン
9を摺動自在に挾み込むようにしたものであるがら、ケ
ース1に対する蓋板14の固定作業は、蓋板14側の前
位突片18及び後位突片19とケース側の後位受片21
及び前位受片20との当接係合操作と、蓋板側の透孔2
4からケース側の受孔25へのビス26のねじ込み操作
によって全て完了するのであり、作業は従来のカシメ固
定とほぼ同様に極めて簡単がつ能率良く行なえる。
また、前記した前位突片18と後位受片21との係合、
後位突片19と前位受片20との係合、ケースの左右側
壁4,5と左右垂直壁片15.16との当接、ケース下
壁の細長溝22.23と垂直壁片15.16の嵌合、及
び前記ビス26の締付けによって、蓋板14はケース1
に対してガタ付きずれを生じることなく的確に固定保持
され、摺動ボタン9の摺動を 案内部材及びその脱落阻止部材として有効に機能するの
である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図、第2図、第3
図及び第4図はそれぞれハンドル没入状態になる平面ハ
ンドル装置の正面図、右側面図、背面図及び底面図であ
る。 第5図は第1図のAA′線断面図、第6図は第1図のB
−B’線断面図、第7図は上記平面ハンドル装置の背面
側がらの要部分解斜視図である。 1・・・・・・ケース、2・・・・・・ハンドル、3・
・・・・・枢軸ピン、4,5・・・・・・ケースの左右
側壁、6・・・・・・ケース背壁、7・・・・・・ハン
ドル付勢用バネ、9・・・・・・摺動ボタン、10・・
・・・・ケース下壁、11・・・・・・ボタン付勢用バ
ネ、12・・・・・・錠止突子、13・・・・・・受溝
、14・・・・・・蓋板、15、16・・・・・・左右
の垂直壁片、17・・・・・・水平壁片、18・・・・
・・前位突片、19・・・・・・後位突片、20・・・
・・・前位受片、21・・・・・・後位受片、22.2
3・・・・・・細長溝、24・・・・・・透孔、25・
・・・・・ビス受孔、27・・・・・・ケース前壁、3
1・・・・・・操作突子、32・・・・・・掛金板、3
9・・・・・・扉。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース1に出没自在に収容したバンドル2の上端部を、
    横断枢軸ピン3によってケース1の左右側壁4,5に枢
    着し、バンドル2とケースの背壁6間に装入したバネ7
    によってバンドル2を突出方向に回転付勢し、ケース背
    壁6の平端部開口8より挿入した摺動ボタン9を、該ボ
    タン9とケース下壁10間に装入したバネ11によって
    バンドル2方向に摺動付勢し、摺動ボタン9の上端錠止
    突子12をバンドル2の下端受溝13に係合させて、バ
    ンドル2を没入位置に保持し、ケース背壁の前記開口8
    を蓋板14で閉塞して摺動ボタン9の脱出を阻止した平
    面バンドル装置であって、前記蓋板14の左右側縁部に
    、ケースの左右側壁4,5の内面に当接する垂直壁片1
    5,16を突設し、蓋板14の上端縁部には、左右の垂
    直壁片15.16に対し直角な水平壁片17を突設し、
    水平壁片17の後端部には、前後に位置をずらせた前位
    突片18と後位突片19を突設し、蓋板14の下端縁部
    には透孔24を設け、ケース背壁6の下端部には前後に
    位置をずらせて前位受片20と後位受片21を設け、ケ
    ース′ト壁10の左右端縁部には細長溝22.23を設
    け、蓋板の前記垂直壁片15,16をケース下壁の前記
    細長溝22.23に嵌め入れ、蓋板の前記前位突片18
    をケース背壁の前記後位受片21の前面に当接させ、蓋
    板の前記後位突片19をケース背壁の前記前位受片20
    の後面に当接させ、蓋板14の下端縁部をケース下壁1
    0の後端面に当接させ、ケース下壁10に設けた受孔2
    5に蓋板の前記透孔24よりビス26をねじ込んで、蓋
    板14をケース1に固定し、蓋板の前記水平壁片17及
    び垂直壁片15.16の各前端面とケース前壁27の後
    面間に、前記摺動ボタン9を摺動自在に挾み込んだ平面
    バンドル装置。
JP9731181U 1981-06-30 1981-06-30 平面ハンドル装置 Expired JPS5923171Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9731181U JPS5923171Y2 (ja) 1981-06-30 1981-06-30 平面ハンドル装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9731181U JPS5923171Y2 (ja) 1981-06-30 1981-06-30 平面ハンドル装置

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Publication Number Publication Date
JPS583572U JPS583572U (ja) 1983-01-11
JPS5923171Y2 true JPS5923171Y2 (ja) 1984-07-10

Family

ID=29892122

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JP9731181U Expired JPS5923171Y2 (ja) 1981-06-30 1981-06-30 平面ハンドル装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4815487B2 (ja) * 2008-12-18 2011-11-16 タキゲン製造株式会社 扉用ロックハンドル装置

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JPS583572U (ja) 1983-01-11

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