JPS59227007A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、左右の音声信号を夫々異なる周波数でＦＭ変
調し、これを回転磁気ヘッドを用いて磁気テープ上に記
録し再生する磁気記録再生装置に関する。

背景技術とその問題点 近時、家庭用のＶＴＲ（ビデオチーブレコーダ）として
、オーディオ系をノ・イファイ化したものが提案されて
いる。例えば、音声信号をＦＭ変調してビデオ信号と同
様に回転磁気ヘッドによシ磁気テープ上の傾斜トラック
に記録するものである。

このようなＶＴＲにおいては、ドラムアッセンブリ互換
性ノイズが問題となる。ドラムアッセンブリ互換性ノイ
ズとは、他の同様なＶＴＦＬセットで記録した磁気チー
ブを再生した場合に、ドラムアッセンブリのメカ寸法差
、組立公差、ヘッドのただき、コギング、ドラム円筒度
のだめ、直線性の狂い、チーブ伸縮による時間軸変動を
生じ、回転磁気ヘッドが切換わるのに同期して発生する
ノイズである。

例えば、略１δＯ０の角間隔をもって配された第１及び
第２の回転磁気ヘッドで無変調信号を再生した場合の復
調出力は、夫々第１図Ｂ及びＣに示すようになる。また
、同図Ａに示すものはヘッド切換え用のスイッチングパ
ルスである。従って、復調出力には、同図りに示すよう
に回転磁気ヘッドが切換るのに同期した周期性ノイズが
含まれる。

同図■）において、０部分は主にヘッドのたたきによる
ものであり、０部分は主に円筒度に基づく直線性の狂い
によるものである。

このような互換性ノイズは、ドラムの回転に応じ１５０
　Ｈｚ　（ＣＣＩＲ方式）、６０　Ｈｚ　（ＮＴＳＣ方
式）の基本周期を持ち、高調波成分（０〜１　ｋＨｚ以
内）が特に耳障りとなる。

そこで従来、例えば第１図ＥＫ示すように、同図１）に
示すような互換性ノイズと略逆のパルスを記録時に加え
て補正をすることが行なわれている。

しかし、これはいわゆるノリ補正でちゃ、フィードバラ
クルージを形成できないのでバラツキに対処できない欠
点がある。またメカ精度の向上による改善も図られてい
る。しかし、いずれにしても十分ではなく、さらに対策
を必要としている。

発明の目的 本発明は斯る点に鑑みてなされたもので、ノイズ、特に
上述したドラムアッセンブリ互換性ノイズを充分に除去
することがてきるようにしたものである。

発明の概要 本発明は上記目的を達成するため、再生された左右の音
声信号に含まれるノイズ成分が略同じであることを利用
し、記録時左右の音声信号の一方を反転して記録し、再
生時、再生された左右の音声信号に夫々含まれるノイズ
成分を相殺して除くようにしたものである。

実施例 以下、第２図を参照しながら本発明の一実施例について
説明しよう。本例は音声信号をＩｉ”Ｍ変調したものを
磁気チーブ上にビデオ信号と重ねて記録し再生するよう
にした例である。

＠２図において、端子（ＩＬ）には左音声信号りが供給
され、これがＦＭ変調器（２Ｌ）Ｋ供給されて搬送周波
数がｆＬ（例えば１．３５　ＭＨｚ　）でＦＭ変調され
、変調音声信号ＬＦＭが得られる。そしてこの変調音声
信号ＬＦＭはパントノ４スフイルタ（３Ｌ）及びアンプ
（４Ｌ）を通じて合成器（５）に供給される。

また、端子（ＩＲ）には右音声信号Ｒが供給され、これ
が反転回路（６）で反転信号−Ｒとされた後ＦＭ変調器
（２Ｒ）に供給される。そして、搬送周波数ｆ、　（例
えば１．５　ＭＨｚ　）でＦ’Ｍ変調され、変調音声信
号−ＲＦＭが得られる。そして、この変調音声信号−Ｒ
ＦＭはバンドパスフィルタ（３Ｒ）及びアンｆ　（４Ｒ
）を通じて合成器（５）に供給される。

また、合成器（５）には、発振器（７）で発生される５
〜１５　ＭＨｚ程度のバイアス信号５ＢＩＡＳが供給さ
れ机 合成器（５）においては、変調音声信号ＬＦＭ　、　−
ＦＬＦＭ及びバイアス信号５ＢＩＡＳが合成される。こ
の合成信号は切換スイッチ（８）及びロータリートラン
ス（９）を通じて回転磁気ヘッドＨＡ１に供給されると
共に、この合成信号は切換スイッチ（１０）及びロータ
リートランス＋＋１）を通じて回転磁気ヘッドＨＡ２に
供給される。切換スイッチ（８）及び１１０）は、夫々
記録時にはＲ側に、再生時にはＰ側に接続される。

これらヘッドＨＡ１及びＨＡ２を含む回転ヘッド装置は
第３図に示すように構成される。

ヘッドＨＡ　１及び１（Ａ２は略］８０°の角間隔をも
って取り付けられる。才だＨＶ　１及びＨＶ２はビデオ
信号の記録再生用の回転磁気ヘッドであり、略１８０°
の角間隔をもって取シ付けられる。ヘッドＨＡ　１及び
ＨＡ２は夫々ヘッドＨＶＩ及びＨＶ２に近接して取り付
けられる。まだ、ヘッドＨＡＩ及びＨＡ２は、夫々ヘッ
ドＨＶｔ及びＨＶ２に先行するように、回転方向Ｘ側に
取シ付けられる。まだ、ａりは磁気テープを示し、テー
プ案内ドラム０■に略１８００の角範囲に亘って斜めに
沿わせてＹ方向に所定速度で走行させられる。

また、第４図に示すように、ヘッドＨＶＩ及びＨＶ２の
ギャツｆ　ｇｖｉ及びＨＶ２のアノマス角（走査方向Ｘ
と直角方向に対する傾き角）θｖ１及びθｖ２は互いに
異なるようにされ、例えばθｖ１中＋７°、θＶ２キー
７°とされる。また、ヘッドＨＡＩ及びＨＡ２のギャジ
ゾｇＡ１及びｇＡ２のアノマス角θＡ１及びθＡ２は互
いに異なるようにされる。そしてこの場合、アジマス角
θＡ１及びθＡ２は、ヘットｌ−ｌＡ１とＨＡ２、ＨＡ
ＩとＨｖｌ、Ｔ１Ａ２とＨＶ２との関係においてクロス
トークがほとんど生じない程度の値とされる。例えば、
θＡ１キー４５°、θＡ２キ＋４５°とされる。

また、これらヘッドＨＡ　１及び■−１Ａ２のギャツｆ
ｇＡ１及びｇＡ２の幅はヘッドＨＶ＋及び■（ｖ２のギ
ャツ７’ｇＶ１及びｇＶｚのＩＩＷｌに比べて広くされ
る。例えば、ギャップｇｖｉ及びｇＶ２の幅が０．３μ
？ｎ程度とされるのに対し、ギャップｇＡ１及びｇＡ２
の幅は１．５〜２．０μｍとされ石。こルによシ、ヘッ
ドＨＶＩ及びＨＶ２で記録されるイ占号に比べ、ヘッド
ＨＡＩ及びＩ（Ａ２で記録される信号の方が、磁気デー
ジ（１２１の磁性層に深く記録できるようにされる。

ヘッドＨＡ１．１４Ａ２．　ｔｔｙｌ及びＩ（ｖ２は、
例えば１フレームで１回転させられ、ヘッドＨＡ、　、
　Ｔ（Ｖｌ及びＨＡ２、Ｅ（Ｖ２は、夫々１フイールド
毎に交互に磁気テープ（１２１上を走査するようにされ
る。

上述したように、ヘッドＨＡＩ及びＨＡ２には変調音声
信号ＬＦＭ　、”ＦＭ及びバイアス信号５ＢＩＡＳの合
成信号が供給される。壕だ、ヘッドＨＶＩ及びＨＶ２に
は、ビデオ記録回路（図示せず）よシ、例えば第５図に
示すような低域変換色（Ｒ号ＣＤ及び変調輝度信号ＹＦ
Ｍの合成信号が供給される。従って、記録時磁気テープ
（１２）上には、第６図に示すように、ヘッドＨＡｌｒ
　Ｈｖｌによる記録トラックＴ１及びヘッドＨＡ２　、
　ＨＶ２による記録トラック′［２が１フイールド毎に
順次形成される。

記録トラックＴ１及びＴ２には変調音声信号ＬＦＭ及び
−ＲＦＭの合成信号と、低域変換色係号ＣＤ及び変調輝
度信号ＹＦＭの合成信号とが夫々異なる記録アジマスで
重ねて記録される。第７図ＡはヘッドＨＡＩ及びＨｖｔ
による記録トラックｌ１１１を示すものであるが、この
断面を観察してみると同図Ｂに示すように、まずヘッド
ＨＡ　１によって変調音声信号ＬＦＭ及び−ＲＦＭの合
成信号が磁気チーｆ（１２の磁性層（１２ａ）に深くま
で記録され、その後、ヘッドＨｖ１によって低域変換色
信号ＣＤ及び変調輝度信号ＹＦＭの合成信号が磁性層（
１２ａ　）に浅く記録される。尚、トラック′ｌ゛２に
おいても同様である。同図すにおいて、（１２ｂ）はベ
ースである。

また、再生時には、ヘッドＨＡＩ　、　Ｈｖ、及びヘッ
ドＨＡ２１’　１７１Ｖ２が、夫々記録トラックＴ１及
びＴ２を走査するようにされる。従って、ヘッドＩ４Ａ
１及びＨＡ２で、夫々記録トラック′１゛１及びＴ２よ
り変調音声信号Ｌ１ｒＭ及び−ＲＦＭの合成信号が再生
される。甘だ、ヘッドＨＶｌ及びＨＶ２で、夫々記録ト
ラック′Ｐ１及びＴ２より低域変換色信号ＣＤ及び変調
輝度信号ＹＦＭの合成信号が再生される。

第２図に戻って、ヘッドＨＡ　、及びＨＡ２で再生され
た変調音声信号ＬＦＭ　、　−ＲＦＭの合成信号は、夫
々アンプ（１４１）及び（１４２）を１虫じて切換スイ
ッチ（１つの入側及びＢ側の端子に供給される。この切
換スイッチ（１つは、ヘッドＨＡ１及びＨＡ２の回転位
置に応じて得られるスイッチングパルスによってその切
換が制御される。ヘッド）」Ａ１が記録トラックＴ１を
走査している１フイ一ルド期間はＡ　（Ｑｌｌの端子に
切換えられ、ヘッド１１Ａ２が記録トラックＴ２を走査
している１フイ一ルド期間はＢ　９１の端子に切換えら
れる。従って、この切換スイッチ（１■からは、変調音
声信号ＬＦＭ及び−ＪモＦＭの合成信号が連続して得ら
れる。

切換スイッチ（１つからの合成信号は、夫々中心周波数
がｆＬ及びｆＲのバンド・ぐスフィルタ（１６Ｌ）及び
（１６Ｒ）に供給されて、夫々より変調音声信号ＬＦＭ
及び−ＲＦＭが得られる。

パントノｅスフイルタ（１６Ｌ）より得られる変調音声
信号ＬＦＭは、リミッタ回路（１７Ｌ）を通じてＦＭ復
調器（１８Ｌ）に供給され、このＦＭ復調器（１８Ｌ）
よシ左音声信号りが得られる。この場合、上述したドラ
ムアッセンブリ互換性ノイズ等のノイズｎＬが含ま′れ
る。また、バンドパスフィルタ（１６ｉｔ）より得られ
る変調音声イラ号−ＲＦＭは、リミッタ回路（１７Ｒ）
を通じてＦＭ復調器（１８Ｒ）に供給され、とのＦ’Ｍ
復調器（１８ＦＬ）より反転された右音声信号−Ｒが得
られｚｏこの反転された右音声信号−Ｒにも、上述した
左音声信号りの場合と同様にノイズｎｌが含まれる。こ
の場合、ノイズｎＬとｎＲとは略等しいものとなる。

これらＦＭ復調器（１８Ｌ）及び（１８１１，）よシ得
られる係号り十ｎＬ及び−！（＋ｒ＋４は夫々演算処理
回路ｆｌｌに供給される。そして、この演算処理回路（
１→より導出された出力端子（２０Ｌ）及び（２０Ｒ）
には、夫々側の低域成分が混入された左音声（＠　＠　
Ｌ　＋　ＲＬ及び右音声信号Ｒ＋　ＬＬが得られる。即
ち、ＦＭ復調器（１８Ｌ）からの信号Ｌ＋　ｎＬは、減
算器（１９ａ）に供給される。

贅だ、このイハ号Ｌ　十ｎ　Ｌは、例えば１ｋＨｚ以下
を通過させるローパスフィルタ（１９ｂ）に供給され、
このローパスフィルタ（１９ｂ）よシ左音声信号りの低
域成分子ＪＬ及びノイズｎＬ（ノイズｎＬは例えばｌ　
ｋＨｚ以下の低域に存在）が得られ、これが減算器（１
９ａ）に供給される。減算器（１９ａ）においては、信
号１ｉ　＋ｎ　Ｌより低域成分ＬＬ及びノイズｎｌが減
算され、左音声信号りの高域成分ＬＨが得られ、これが
加算器（１９ｃ）に供給される。

また、ＦＭ彷可調器１８謙からの信号−Ｒ＋ｎＨは、減
算器（１９ｄ）に供給される。また、この信号−Ｒ十〇
Ｒは上述したローパスフィルタ（１９ｂ）と［ｉのロー
パスフィルタ（１９ｅ）に供給され、このローパスフィ
ルタ（，１９ｅ）より反転された右音声イｈ号−１七の
低域成分−Ｒ，Ｌ及びノイズｒｌｌが得られ、これが減
算器（１９ｄ）　Ｋ供給される。減算器（１９ｄ）にお
いては、信号−Ｒ十ｎ　Ｒより低域成分−九及びノイズ
ｎＢが減算され、反転された右音声信号−Ｒの高域成分
−１ｊ［が得られる。そして、これが反転回路（１９ｆ
）で反転された後加算器（１９ｇ）に供給される。

寸だ、ロー・やスフィルタ（１９ｂ）からの低域成分Ｌ
Ｌ及びノイズｎＬは減算器０９ｈ）に供給される。

また、この減算器（１ｃ＋ｈ）にはローノぞスフイルり
（１９ｅ）から低域成分−ＲＬ及びノイズｎＲが供給さ
れる。そして、この減算器（１９ｂ）において、低域成
分ＬＬ及びノイズｎＬよシ低域成分−几り及びノイズｎ
Ｒが減算される。ここで、上述したようにｎＬキｎＨで
あるからノイズｎＬ　＋　ｎＲは相殺され、この減算器
（１９ｈ　）からは信号ＬＬ　十ＲＬが得られる。

この減算１（１９ｈ）からの信号１４＋ＲＬはレベル調
整器（１９ｉ）を介して加算器（１９ｃ）及び（１９ｇ
）に供給される。従って、加算器（ｌＩ９ｃ）からは、
左音声信号りに右音声信号比の低域成分１７が混入され
た左音声信号Ｌ＋ＲＬが得られ、これが出力端子（２０
Ｌ）に供給される。また、加算器（１，９ｇ）からは、
右音声信号Ｒに左音声信号りの低域成分ＬＬが混入され
た右音声信号Ｒ＋ＬＬが得られ、これが出力端子（２０
Ｒ）に供給される。

また図示せずも、ヘッドＨＶＩ及びＩ−ＩＶ　２で再生
された低域変換色信号ＣＤ及び変調輝度信号ＹＦＭは、
再生ビデオ回路に供給され、ビデオ信号が得られる。

本例は以上のように構成され、再生時、出力端子（２０
Ｊ、）及び（２０１りには、夫々左音声信号Ｌ　＋　Ｒ
Ｌ及び右音声信号Ｒ＋Ｉ４が得られる。

従って、本例によれば、これら左右の音声信号にノイズ
、例えば上述したようなドラムアッセンブリ互換性ノイ
ズは含まれない。

尚、左右音声（ｉ号に夫々混入する低域成分ＲＬ。

ＬＬに関しては、低域成分の定位感は一般に鈍く、夫々
他側に混入しても目立つことなく、聴感上は支障ない。

次に、第８図は本発明の他の実施例を示すものである。

この第８図例は、音声信号を、ＦＭ変調された輝度信号
ＹＦＭと低域変換され九色信号ＣＤとの間の帯域でＦＭ
変調し、ビデオ信号と周波数多重化して傾斜トラックに
記録し再生するようにしたものである。

同図において、端子（２１Ｌ）には左音声信号りが供給
され、これがＦＭ変調器（２２，Ｌｌ）及び（２２Ｌ２
　）罠供給され、夫々ｆ＋、ｔ（例えば１．３２５　Ｍ
Ｈｚ　）及びｆＬｚ　（例えば１．４７５　ＭＨｚ　）
の搬送周波数でＦＭ変調され、夫々変調音声信号ＬＦＭ
１及びＬＦＭ２が得られる。

これら変調音声信号ＬＦＭＩ及びＬＦＭ２は夫々バンド
／々スフイルタ（２３Ｌｉ　）及び（２３Ｌ２）　ｋ介
して合成器（２４１）及び（２４２）に供給される。１
だ、端子（２１＋１）には右音声信号Ｒが供給され、こ
れが反転回路Ｃ５）で反転信号−Ｒとされた後ＦＭ変調
器（２２１ｔ１）及び（２２Ｒ２）に供給される。そし
て、夫々ｆＲ１（例えば１、６２５　ＭＨｚ　）及びｆ
Ｌｚ（例えば１．７７５　ＭＨｚ　）の搬送周波数でＦ
Ｍ変調され、夫々変調音声信号−ＲＦＭｌ及び−ＲＦＭ
２が得られる。これら変調音声信号−一１及び−ＲＦＭ
２は、夫々バンド・ぐスフィルタ（ｚ３Ｒ，）及び（２
３Ｒ２）を介して合成器（２４１）及び（２４２）に供
給される。ここで、ｆＬｌ＜　ｆｒ−２＜　ｆｎｌ　＜
　ｆＬｚとされると共に夫々のレベルけＬＦＭｌ＜’　
ＬＦＭ２　＜　　”ＦＭＩ　＜ＲＦＭ２とされる。

合成器（２４１）からの合成信号ＬＦＩｖｌｌ　、ＲＦ
ＭＩけ、合成器（２６１）に供給される。また合成器（
２４２）からの合成信号ＬＦＭ２　、ＲＦＭ２け、合成
器（２６２）に供給される。合成器（２６＋）及び（２
６２）には、夫々ビデオ記録回路（図示せず）より、例
えば第９図に示すような低域変換色信号ｃＤ及び変調輝
度信号ＹＦＭが供給される。

合成器（２６１）より得られる信号はアンプ（２７１）
、切換スイッチ（：■及びロータリートランス（２翅を
介して回転磁気ヘッドＨ１に供給される。オだ、合成器
（２６２）よりイ（１られる信号ばアンプ（２７２）、
切換スイッチ（３０）及びロータリートランスＧυを介
して回転磁気ヘッドｌ−１２に供給される。切換スイッ
チＩ２１ｉｌ及び（３０）は、夫々記録時にはＩ（側に
、再生時にはＰ側に接続される。

ヘッド１］１及びＨ２のアノマス角は互いに異なるよう
にされる。寸だ、ヘッドＨ１及びＨ２は略１８ｏ０の角
間隔をもって配され、例えば１フレームで１回転させら
れ、ヘッドＩ（］及びＨ２が１フイールド毎に磁気テー
プ上をＩＩＵ次走査するようにされる。

上述１７だように、記録時、ヘッド１１１には信号ＣＬ
ｒｒｙｉｌ、　−１ｔＦＭｘ　、　Ｃｏ　、　ＹＦＭ〕
が供給され、ヘッド１１２には信号ＣＬＦＭ２　、−　
ＲＦＭ２　、　Ｃｖ　、　ＹＦＭ　〕が供給され、磁気
テープ（ＩＥ上には第１０図に示すように互いに記録ア
ジマスの異なる記録トラック′Ｆ１′及びＴ２′が交互
に形成される。

また、再生時には、ヘッドＨ１及びＨ２が、夫々記録ト
ラックＴ１／及びＴ２′を走査するようにされる。

従って、ヘッドＨ１及びＨ２で、夫々記録トラックＴ　
、／及びＴ２′より信号ＣＬＦＭｌ、　−ＲＦＭｘ　、
　ＣＤ　、　ＹＦＭ　〕及びＣＬＦＭ２・−Ｌ（ＦＭ２
・Ｃｏ　、　ＹＦＭ　）が再生される。

第８図において、ヘッドＨ工で再生された信号はアンプ
（３２１）を介された後、中心周波数が夫々ｆＬ１及び
ｆＲｌであるバンド・ぞスフィルタ（３３Ｌ１　）及び
（３３Ｒ１）に供給される。バンドパスフィルタ（３３
Ｌ１）及び（３３几１）からは、夫々変調音声信号ＬＦ
ＭＩ及び−ＲＦＭＩが得られ、夫々リミッタ回路（３４
Ｌ１）及び（３４Ｒ１）を介されてＦ’Ｍ復調器（３５
Ｌ１　）及び（３５Ｒ１）Ｋ供給される。そして、これ
ら復調器（３５Ｌ１）及び（３５Ｒ１）よシ、左音声信
号り及び反転された右音声信号−Ｒが得られ、夫々切換
スイッチ（３６１）及び（３６２）のＡ側の端子に供給
される。

また、ヘッドＨ２で再生された信号はアン７’（３２２
）を介きれた後、中心周波数が夫々ｆＬ２及びｆＲ２で
あるバンドパスフィルタ（３３Ｌ２）及び（３３Ｒ２）
に供給される。・ぐンドパスフィルタ（３３Ｌ２）及び
（３３１１／２）からは、夫々変調音声信号ＬＦＭ２及
び−ＲＦＭ２が得られ、夫々ＩＪ　ミッタ回路（３４Ｌ
２）及び（３４Ｒ２）を介されてＦ”Ｍ移調器（３５Ｌ
２　）及び（３５Ｒ２）に供給される。

そして、これら後調器（３５Ｌ２）及び（３５Ｒ２）よ
り、左音声信号り及び反転された右音声信号−Ｒが得ら
れ、夫々切換スイッチ（３６ｔ）及び（３６２）のＢ　
（１１０のダｉ、ｌｉ６子に供給される。

切換スイッチ（３６ｚ）及び（３６２）は、ヘッドＨ１
及び１１２の回転位僅に応じて得られるスイッチング・
母ルスによってその切換が制御される。ヘッドＨ１が記
録トラックＩｌ＋、／を走査している１フイ一ルド期間
は夫々Ａ１１１１Ｉの端子に切換えられ、ヘッドＨ２が
記録ｌ・ラックＩｌ＋２′を走査している１フイ一ルド
期間は夫夫Ｂ　（ｉ（Ｑの端子に切換えられる。

従って、切換スイッチ（３６１）からは、左音声信号り
が連続して得られる。この場合、ドラムアッセンブリ互
換性ノイズ等のノイズｎＬが含まれる。

まだ、切換スイッチ（３６２）からは、反転された右音
声信号−Ｒが連続して得られる。これにも同様にノイズ
ｎＢ（キｎＬ）が含まれる。

これら切換スイッチ（３６１）及び（３６２）より得ら
れる信号Ｌ　＋　ｎ　Ｌ及び−Ｒ＋ｎＲは夫々演算処理
回路（１９に供給される。この演算処理回路（Ｉ→は第
２図例におけると同様に構成される。従って、との演算
処理回路０９より導出された出力端子（２０Ｌ）及び（
２０Ｒ）には、夫々側の低域成分が混入された左音声信
号Ｌ＋ＲＬ及び右音声信号Ｒ＋ＬＬが得られる。

まだ、第８図例において、アンプ（３２１）及び（３２
２）からの信号は、夫々切換スイッチ（３７）のＡ側及
びＢ側の端子に供給される。この切換スイッチ１３７）
も、ヘッドＴ−１１及びＨ２の回転位７ｔに応じて得ら
れるスイッチングパルスによってその切換が制御され、
上述した切換スイッチ（３６］）　、（３６２）と同様
に切換えられる。この切換スイッチ１３７）からの信号
はバイパスフィルタ（慢に供給されて変調輝度信号ＹＦ
Ｍが取シ出される。また、切換スイッチｔ３７）からの
信号はロー・ぐスフイルタ憎に供給されて低域変換色信
号ＣＤが取り出される。これら変調輝度信号ＹＦＭ及び
低域変換色信号ＣＤは再生ビデオ回路（図示せず）に供
給され、ビデオ信号が得られる。

この７Ｅ８図例は以上のように構成され、再生時、出力
端子（２ＯＬ）及び（２ＯＲ）には、夫々左音声信号Ｌ
　＋　ＲＬ及び右音声信号Ｒ＋ＬＬが得られ、これらに
ノイズは含捷れす、上述第２図例と同様の作用効果を得
ることができる。

尚、演算処理回路（１ωの構成としては上述したものに
限られず、その他種々の構成が考えられる。

例えば第１１図に示すように構成することもできる。

同図において、信号Ｌ＋ｎＬは例えば１ｋＨｚ以上を通
過させるバイパスフィルタ（１９ｊ　）に供給すれ、こ
のバイパスフィルタ（１９ｊ）より左音声信号りの高域
成分ＬＨが得られ、これが加算器（１９ｃ）に供給され
る。才だ、信号−Ｒ＋ｎＨは上述したバイパスフィルタ
（１９ｊ　）と同様のハイノぐスフィルタ（１９ｋ）に
供給され、このバイパスフィルタ（１９ｋ）より反転さ
れた右音声信号−Ｈの高域成分−Ｒ［が得られる。

そして、この高域成分−ＲＨは反転回路（ｔ９ｆ）で反
転された後加算器（１９ｇ）に供給される。

その他は第２図例におけると同様に構成される。

この第１１図例においても、結局、加算器（１９ｃ）か
らは、左音声信号Ｌ　＋　ＲＬが得られ、加算器（１９
ｇ）からは、右音声信号Ｒ＋ＬＬが得られる。

また、上述実施例においては、記録時に、右音声信号几
を反転させたものであるが、左音声信号りを反転させて
記録するようにしてもよい。

発明の効果 以上述べたように本発明によれば、左右音声信号の一方
が反転されて記録され、再生時演算処理回路において、
再生された左右の音声信号に夫々含まれるノイズ成分が
相殺される。従って、最終的に得られる左右音声信号に
は、ノイズ、例えばドラムアッセンブリ互換性ノイズは
含捷れす、良好な再生音声信号を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はドラムアッセンブリ互換性ノイズの説明のだめ
の図、第２図は本発明の一実施例を示す構成図、第３図
〜第７図は夫々その説明のためのし１１第８図は本発明
の他の実施例を示す構成図、第９図及び第１０図は夫々
その説明のための図、第１１図は演算処理回路の他の例
を示す構成図である。 （６）は反転回路、（ｔつは演算処理回路である。 −′ 代理人　伊藤　貞（６１・

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 左右の音声信号を夫々異なる周波数でＦＭ変調し、これ
   を回転磁気ヘッドを用いて磁気テープ上に記録し再生す
   るものにおいて、上記左右の音声信号のうちいずれか一
   方は反転して記録し、再生復調された上記一方の音声信
   号の反転信号及び上記他方の音声信号を演算処理回路に
   供給し、この演算処理回路から夫々に他方の低域成分が
   混入された上記左右の音声信号を得ることを特徴とする
   磁気記録再生装置。