JPS5922570Y2 - 自動車用自動変速機におけるシフト装置 - Google Patents
自動車用自動変速機におけるシフト装置Info
- Publication number
- JPS5922570Y2 JPS5922570Y2 JP735179U JP735179U JPS5922570Y2 JP S5922570 Y2 JPS5922570 Y2 JP S5922570Y2 JP 735179 U JP735179 U JP 735179U JP 735179 U JP735179 U JP 735179U JP S5922570 Y2 JPS5922570 Y2 JP S5922570Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- push button
- shift
- spring
- locking pin
- automatic transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は自動車用自動変速機に設けられたシフトレバ
−内のロッド下端からレバー外部に突出させてテ゛イテ
ントプレートに連続形成した上下三段のシフトカム縁の
何れかに下方から弾接した係止ピンを前記シフトレバ−
の頭部ノブに設けた押ボタンの原位置からの押圧によっ
て連動させる構成をもつ装置において、係止ピンがシフ
I・カム縁の第1段から第2段を超え得る位置まで連動
下降する第1ストロークの押圧移動を従来通りに押ボタ
ンのリターンばねの弾力のみに抗する比較的軽い押圧力
で生じさせ、係止ピンがシフトカム縁の第2段から第3
段を超え得る位置まで連動する第2ストロークの押圧移
動を押ボタンのリターンばねと第2のばねの弾力に抗す
る比較的強い押圧力で生じさせるように改良したもので
あって、その目的とするところは、押ボタンの押圧移動
の途中で第2のばねにより触感を与えて、係止ピンをシ
フトカムの第3段を超え得るまで下降させる如き誤押圧
と、シフトレバーの誤操作とを除き得る装置を提供する
にある。
−内のロッド下端からレバー外部に突出させてテ゛イテ
ントプレートに連続形成した上下三段のシフトカム縁の
何れかに下方から弾接した係止ピンを前記シフトレバ−
の頭部ノブに設けた押ボタンの原位置からの押圧によっ
て連動させる構成をもつ装置において、係止ピンがシフ
I・カム縁の第1段から第2段を超え得る位置まで連動
下降する第1ストロークの押圧移動を従来通りに押ボタ
ンのリターンばねの弾力のみに抗する比較的軽い押圧力
で生じさせ、係止ピンがシフトカム縁の第2段から第3
段を超え得る位置まで連動する第2ストロークの押圧移
動を押ボタンのリターンばねと第2のばねの弾力に抗す
る比較的強い押圧力で生じさせるように改良したもので
あって、その目的とするところは、押ボタンの押圧移動
の途中で第2のばねにより触感を与えて、係止ピンをシ
フトカムの第3段を超え得るまで下降させる如き誤押圧
と、シフトレバーの誤操作とを除き得る装置を提供する
にある。
本考案の一実施例を添付図面について説明する。
図中1は自動変速機のシフトレバ−であって、自動車シ
ャーシ又はボディの床に固定するプレート2によって支
持した軸子3に回転自由に嵌めた管軸4から突出する。
ャーシ又はボディの床に固定するプレート2によって支
持した軸子3に回転自由に嵌めた管軸4から突出する。
該シフトレバ−1はパイプ製であって頭端に嵌合した頭
部ノブ6に横方向の一側を開放した中空部7をシフトレ
バ−1の中心孔5に三叉形で連通させて設ける。
部ノブ6に横方向の一側を開放した中空部7をシフトレ
バ−1の中心孔5に三叉形で連通させて設ける。
シフトレバ−1には中心孔5にロッド8を嵌めその上端
にカム9を取付け、下端にはシフトレバ−1の上下方向
の長孔13から外部に突出する係止ピン11を設けた摺
動子10を固定し、摺動子10に作用させた扛上ばね1
2の弾力でカム9を頭部ノブ6の中空部7まで突出し、
斜面9aを中空部8の開放口に向わせる。
にカム9を取付け、下端にはシフトレバ−1の上下方向
の長孔13から外部に突出する係止ピン11を設けた摺
動子10を固定し、摺動子10に作用させた扛上ばね1
2の弾力でカム9を頭部ノブ6の中空部7まで突出し、
斜面9aを中空部8の開放口に向わせる。
プレート2にはシフトレバ−1の墓前側部に添ったテ゛
イテントプレート14を固定してこれに下向きになった
上下三段のシフトカム縁15を連続形成する。
イテントプレート14を固定してこれに下向きになった
上下三段のシフトカム縁15を連続形成する。
シフトレバ−1は本実施例の場合、第3図に示すように
「P」・「R」・「N」・r D 、・「2」・「L」
の角度に揺動してシフト動作を生ずるようにしてあり、
「P」・「N」・「D」の角度では係止ピン11を第1
段のシフトカム縁Iに下方から弾接し、U R、・「2
」の角度では係止ピン11を第2段のシフトカム縁II
に弾接し、「L」の角度では第3段のカム縁IIIに弾
接する。
「P」・「R」・「N」・r D 、・「2」・「L」
の角度に揺動してシフト動作を生ずるようにしてあり、
「P」・「N」・「D」の角度では係止ピン11を第1
段のシフトカム縁Iに下方から弾接し、U R、・「2
」の角度では係止ピン11を第2段のシフトカム縁II
に弾接し、「L」の角度では第3段のカム縁IIIに弾
接する。
而して「P、。とr R」の角度間には第3段のカム縁
IIIと等しい高さの移動防止突起III’が設けであ
る。
IIIと等しい高さの移動防止突起III’が設けであ
る。
頭部ノブ6の中空部7には前記のカム9を係合孔17に
嵌合した押ボタン16を設け、該ボタンに原位置に押戻
すリターンばね18を掛け、さらに、リターンばね18
の内周に該ばねの弾力で押されるは゛ねボックス19を
設けそのボックス19に押ボタン16に対して一定の間
隔で対応する接触子20を突出し、該接触子20にばね
ボックス19内の第2のばね21を弾接する。
嵌合した押ボタン16を設け、該ボタンに原位置に押戻
すリターンばね18を掛け、さらに、リターンばね18
の内周に該ばねの弾力で押されるは゛ねボックス19を
設けそのボックス19に押ボタン16に対して一定の間
隔で対応する接触子20を突出し、該接触子20にばね
ボックス19内の第2のばね21を弾接する。
前記実施例ではリターンばね18の作用で押ボタン16
が頭部ノブ内で原位置に戻される。
が頭部ノブ内で原位置に戻される。
またシフトレバ−1は前記した何れかのシフト角度に揺
動し、係止ピン11を例えば第3図の「R」の角度で扛
上ばね12の作用で第2段のカム縁IIに接する。
動し、係止ピン11を例えば第3図の「R」の角度で扛
上ばね12の作用で第2段のカム縁IIに接する。
この状態で押ボタン16を原位置がらりターンばね18
の弾力に抗して第2図のとおりに接触子20に接するま
で押すと、その押ボタン16は接触子20を介して第2
のばね21により受止められ、それ以上の押圧にはさら
に力を加えなければならない明確な触感を生ずる。
の弾力に抗して第2図のとおりに接触子20に接するま
で押すと、その押ボタン16は接触子20を介して第2
のばね21により受止められ、それ以上の押圧にはさら
に力を加えなければならない明確な触感を生ずる。
前記触感はロッド8が第1ストロークの運動を生じてい
るときに発生するもので係止ピン11は第3段のカム縁
IIIを超える位置まで移動することができない。
るときに発生するもので係止ピン11は第3段のカム縁
IIIを超える位置まで移動することができない。
故に係止ピン11が「P」の位置や「L」の位置に誤移
動することがない。
動することがない。
係止ピン11が第1段のカム縁■に接触しているときも
同じで′ある。
同じで′ある。
押ボタン16が前記のように第2のばね21により触感
を生じたとき、新たな力を加えて押圧を続けると、第2
のばね21が圧縮されて押ボタン16は第2図の位置よ
りさらに左方に進み、カム9、ロッド8に扛上ばね12
に抗する第2ストロークの移動を生じさせ係止ピン11
を第3のカム縁III又は移動防止突起III’を超え
得る高さに下降させる。
を生じたとき、新たな力を加えて押圧を続けると、第2
のばね21が圧縮されて押ボタン16は第2図の位置よ
りさらに左方に進み、カム9、ロッド8に扛上ばね12
に抗する第2ストロークの移動を生じさせ係止ピン11
を第3のカム縁III又は移動防止突起III’を超え
得る高さに下降させる。
第4図は他の実施例を示し、リターンばね18 aを掛
けた押ボタン16aの内端にばねボックス19aを設け
て第2のばね21 Hにより押出される接触子20 a
を収め、接触子20 aに対抗させて頭部ノブ6aの内
部にロッド8の第1ストロークの降下移動を生じさせる
まで押ボタン16 aを押圧したとき接触子20 aに
接触する突起22 aを設けたもので、作用は前記実施
例と均等である。
けた押ボタン16aの内端にばねボックス19aを設け
て第2のばね21 Hにより押出される接触子20 a
を収め、接触子20 aに対抗させて頭部ノブ6aの内
部にロッド8の第1ストロークの降下移動を生じさせる
まで押ボタン16 aを押圧したとき接触子20 aに
接触する突起22 aを設けたもので、作用は前記実施
例と均等である。
本考案は前記に例示した構成になり、従来は押ボタン1
6,16aをリターンばね18,18aのみに抗して押
圧してその押加減によりロッド8を第1ストロークまで
移動させたが第2ストロークまで移動させたかを推量し
ていたにすぎないため、係止ピン11はシフトカム縁1
5の第3段のカム縁IIIまで移動させてしまってシフ
トレバ−1の揺動ニ誤動作を生じさせる危険があり、特
に初心者が操作の誤りを生じ易かったのを、本考案は押
ボタン16、162に第2ばね21,21aの触感があ
ったときロッドが第1ストロークの移動を生じたことを
容易に察知でき、第2ストロークの移動は触感があった
のちさらに強く押さねばならないようにしているので、
初心者でもシフトレバ−1によるシフトの誤操作を有効
に防止できる利益をもつ。
6,16aをリターンばね18,18aのみに抗して押
圧してその押加減によりロッド8を第1ストロークまで
移動させたが第2ストロークまで移動させたかを推量し
ていたにすぎないため、係止ピン11はシフトカム縁1
5の第3段のカム縁IIIまで移動させてしまってシフ
トレバ−1の揺動ニ誤動作を生じさせる危険があり、特
に初心者が操作の誤りを生じ易かったのを、本考案は押
ボタン16、162に第2ばね21,21aの触感があ
ったときロッドが第1ストロークの移動を生じたことを
容易に察知でき、第2ストロークの移動は触感があった
のちさらに強く押さねばならないようにしているので、
初心者でもシフトレバ−1によるシフトの誤操作を有効
に防止できる利益をもつ。
第1〜3図は本考案の実施例を示し、第1図は縦断正面
図、第2図は要部の拡大切断正面図、第3図はディテン
トブレート14の側面図である。 第4図は他の実施例の要部の拡大切断正面図である。 1→シフトレバ−15→中心孔、6→頭部ノブ、8→ロ
ツド、9→カム、11→係止ピン、12→扛上ばね、1
3→長孔、14→デイテントプレート、15→シフトカ
ム縁、16,16a→押ボタン、18.18 a→jタ
ーンばね、19,19a→ばねボックス、21.21a
→第2のは゛ね。
図、第2図は要部の拡大切断正面図、第3図はディテン
トブレート14の側面図である。 第4図は他の実施例の要部の拡大切断正面図である。 1→シフトレバ−15→中心孔、6→頭部ノブ、8→ロ
ツド、9→カム、11→係止ピン、12→扛上ばね、1
3→長孔、14→デイテントプレート、15→シフトカ
ム縁、16,16a→押ボタン、18.18 a→jタ
ーンばね、19,19a→ばねボックス、21.21a
→第2のは゛ね。
Claims (1)
- シフトレバ−の中心孔に、該レバーの頭部ノブに設けた
押ボタンの原位置からの押圧に連動し扛上ばねの弾力に
抗して下降するロッドを設け、そのロッドの下端からシ
フトレバ−の外側に突出してテ゛イテントプレートに連
続形成した上下三段のシフトカム縁の何れかに下方から
弾接する係止ピンを突出するとともに、前記頭部ノブ内
に押ボタンを原位置に押戻すリターンばねを設けてなる
自動変速機のシフト装置において、前記頭部ノブ内に、
押ボタンを介して、係止ピンをシフトカム縁の第2段を
超え得るまで押下げた位置で前記押ボタンに触感を与え
る第2のばねを設けたことを特徴とする自動車用自動変
速機におけるシフト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP735179U JPS5922570Y2 (ja) | 1979-01-23 | 1979-01-23 | 自動車用自動変速機におけるシフト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP735179U JPS5922570Y2 (ja) | 1979-01-23 | 1979-01-23 | 自動車用自動変速機におけるシフト装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55107427U JPS55107427U (ja) | 1980-07-28 |
JPS5922570Y2 true JPS5922570Y2 (ja) | 1984-07-05 |
Family
ID=28815025
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP735179U Expired JPS5922570Y2 (ja) | 1979-01-23 | 1979-01-23 | 自動車用自動変速機におけるシフト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5922570Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59120629U (ja) * | 1983-02-04 | 1984-08-14 | 三菱自動車工業株式会社 | シフトレバ−装置 |
-
1979
- 1979-01-23 JP JP735179U patent/JPS5922570Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55107427U (ja) | 1980-07-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS5922570Y2 (ja) | 自動車用自動変速機におけるシフト装置 | |
JPH0512892Y2 (ja) | ||
JPH0721962Y2 (ja) | 自動変速機用のシフトレバー装置 | |
JPH019306Y2 (ja) | ||
JPH0214632U (ja) | ||
JPS6313528Y2 (ja) | ||
JPS6117464Y2 (ja) | ||
JPH01172277U (ja) | ||
JPS601467Y2 (ja) | スイツチの接点部構造 | |
JPH0236193Y2 (ja) | ||
JPH041404Y2 (ja) | ||
JPH0324584U (ja) | ||
JPS5933704Y2 (ja) | 自動変速機レバ−の係止装置 | |
JPS6178324U (ja) | ||
JPS5827727Y2 (ja) | エア−ポツト | |
JPS6210178Y2 (ja) | ||
JPH0334023Y2 (ja) | ||
JPS5819608Y2 (ja) | 自動変速機操作レバ−装置における押ボタンの振動防止装置 | |
JPS5915372Y2 (ja) | スイツチプレス機構 | |
JPS6022520Y2 (ja) | スイツチ機構 | |
JPH0215224Y2 (ja) | ||
JPS6130382Y2 (ja) | ||
JPH02433U (ja) | ||
JPS6136014Y2 (ja) | ||
JPS6342419Y2 (ja) |