JPS59224338A - コルク化粧板およびその製造方法 - Google Patents
コルク化粧板およびその製造方法Info
- Publication number
- JPS59224338A JPS59224338A JP9988983A JP9988983A JPS59224338A JP S59224338 A JPS59224338 A JP S59224338A JP 9988983 A JP9988983 A JP 9988983A JP 9988983 A JP9988983 A JP 9988983A JP S59224338 A JPS59224338 A JP S59224338A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cork
- board
- decorative board
- carbonized
- base material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
この発明はコルク化粧板およびその製造方法に関するも
のである。
のである。
ハロの表面にコルクを貼着してなるコルク化粧板は、断
熱性や吸音性などに優れているところから従来より広く
使用されていた。そのうちでも特に、コルクを炭化させ
た炭化コルクは汚れ等が目立たないために床材等に使用
されていたが、紫外線による退色が大きいという問題が
あった。
熱性や吸音性などに優れているところから従来より広く
使用されていた。そのうちでも特に、コルクを炭化させ
た炭化コルクは汚れ等が目立たないために床材等に使用
されていたが、紫外線による退色が大きいという問題が
あった。
このような問題を排除するために、たとえば木材の煮沸
液または抽出液（溶剤：アルコール、シクロヘキサン等
）をコルク化粧板表面に塗布し、煮沸液または抽出液に
含まれるリグニンやヘミセルロース等の成分によって炭
化コルクの退色を防止することが提案されている。
液または抽出液（溶剤：アルコール、シクロヘキサン等
）をコルク化粧板表面に塗布し、煮沸液または抽出液に
含まれるリグニンやヘミセルロース等の成分によって炭
化コルクの退色を防止することが提案されている。
この発明は、炭化コルクの退色防止を図ったコルク化粧
板およびその製造方法を提供することを目的とする。
板およびその製造方法を提供することを目的とする。
この発明のコルク化粧板は、基材上にカーボンブラック
を保持した炭化コルク板を設けたものである。
を保持した炭化コルク板を設けたものである。
この発明のコルク化粧板およびその製造方法を第１図を
参照して説明する。すなわち、このコルク化粧板は、第
１図に示すように、基材１上に貼着した炭化コルク板２
の表面にカーボンブラックを含有した塗料を塗布してカ
ーボンブラック含有塗膜３を形成したものである。
参照して説明する。すなわち、このコルク化粧板は、第
１図に示すように、基材１上に貼着した炭化コルク板２
の表面にカーボンブラックを含有した塗料を塗布してカ
ーボンブラック含有塗膜３を形成したものである。
前記塗料としては、たとえば乾性油（あまに油等）、グ
リコ〜ルワニス、アミノアルキド樹脂塗料等にカーボン
ブラックの適量を添加したものである。
リコ〜ルワニス、アミノアルキド樹脂塗料等にカーボン
ブラックの適量を添加したものである。
このように、カーボンブラック含有塗膜３を炭化コルク
板２０表面に形成したので、炭化コルク板２が紫外線に
よって退色しても、塗膜３に含有したカーボンブラック
によって退色が目立たなくなるのである。
板２０表面に形成したので、炭化コルク板２が紫外線に
よって退色しても、塗膜３に含有したカーボンブラック
によって退色が目立たなくなるのである。
ちなみに、通常の炭化コルク板を７エードオメータによ
って退色試験を行なったところ、４８時間経過後で色差
ΔＥは１０以上であったのに対し、カーボンブラックの
塗膜３を有する炭化コルク板２では色差ΔＥが３〜５で
あった。このことから、この発明のコルク化粧板は長期
間の使用においても美観が損われないことがわかる。
って退色試験を行なったところ、４８時間経過後で色差
ΔＥは１０以上であったのに対し、カーボンブラックの
塗膜３を有する炭化コルク板２では色差ΔＥが３〜５で
あった。このことから、この発明のコルク化粧板は長期
間の使用においても美観が損われないことがわかる。
なお、前記塗料は単に炭化コルク板２の表面に塗布する
だけでなく、炭化コルク板２内部に含浸しても同様な効
果を得ることができる。
だけでなく、炭化コルク板２内部に含浸しても同様な効
果を得ることができる。
〔発明の効果〕
この発明のコルク化粧板およびその製造方法は、炭化コ
ルク板の退色が目立たなくなｐ、長期間にわたって使用
することができるという効果がある。
ルク板の退色が目立たなくなｐ、長期間にわたって使用
することができるという効果がある。
つぎに、他のコルク化粧板を第２図を参照して説明する
。
。
近時、木質化粧単板を基材上に貼着した化粧合板は、豪
華さを得るために化粧単板を基材上にブロック状に配列
し各化粧単板間に溝を形成していたが、音響的な特性（
たとえば吸音性等）に劣っていた。
華さを得るために化粧単板を基材上にブロック状に配列
し各化粧単板間に溝を形成していたが、音響的な特性（
たとえば吸音性等）に劣っていた。
そこで、第２図に示すように、基材４上にブロック状の
コルク板５を多数配列し貼着するとともに、各コルク板
５の間の溝６や縁部の基材４上に多数の貫通した小孔７
を穿設すると、その意匠的な効果に加えて、吸音性を有
するコルク化粧板が得られる。この化粧板は、とくに５
００ＫＨｚ以上の吸音性とある程度の残響性がある。前
記基材４としては、パーティクルボード、ラワン合板、
インシュレージ四ンボード等が使用可能であ夕、これら
の基材４表面は化粧がされていてもよい。
コルク板５を多数配列し貼着するとともに、各コルク板
５の間の溝６や縁部の基材４上に多数の貫通した小孔７
を穿設すると、その意匠的な効果に加えて、吸音性を有
するコルク化粧板が得られる。この化粧板は、とくに５
００ＫＨｚ以上の吸音性とある程度の残響性がある。前
記基材４としては、パーティクルボード、ラワン合板、
インシュレージ四ンボード等が使用可能であ夕、これら
の基材４表面は化粧がされていてもよい。
第１図はこの発明におけるコルク化粧板の断面図、第２
図は他のコルク化粧板の斜視図である。 １・・・基材、２・・・炭化コルク板、３・・カーボン
ブランク含有塗膜 第２図
図は他のコルク化粧板の斜視図である。 １・・・基材、２・・・炭化コルク板、３・・カーボン
ブランク含有塗膜 第２図
Claims (2)
- （１）基材と、この基材上に設けられカーボンブランク
を保持した炭化コルク板とを備え走コルク化粧板。 - （２）炭化コルク板にカーボンブラック含有塗料を塗布
または含浸させ、前記コルク板を基板上に貼着したコル
ク化粧板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9988983A JPS59224338A (ja) | 1983-06-03 | 1983-06-03 | コルク化粧板およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9988983A JPS59224338A (ja) | 1983-06-03 | 1983-06-03 | コルク化粧板およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59224338A true JPS59224338A (ja) | 1984-12-17 |
Family
ID=14259339
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9988983A Pending JPS59224338A (ja) | 1983-06-03 | 1983-06-03 | コルク化粧板およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59224338A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6275231B1 (ja) * | 2016-10-14 | 2018-02-07 | ソヨン イー−ファ カンパニー、リミテッドＳｅｏｙｏｎ Ｅ−Ｈｗａ Ｃｏ．， Ｌｔｄ． | 天然コルクフィルムの製造方法 |
-
1983
- 1983-06-03 JP JP9988983A patent/JPS59224338A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6275231B1 (ja) * | 2016-10-14 | 2018-02-07 | ソヨン イー−ファ カンパニー、リミテッドＳｅｏｙｏｎ Ｅ−Ｈｗａ Ｃｏ．， Ｌｔｄ． | 天然コルクフィルムの製造方法 |
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