JPS5922412Y2 - 酸化触媒装置付調理器 - Google Patents
酸化触媒装置付調理器Info
- Publication number
- JPS5922412Y2 JPS5922412Y2 JP10087079U JP10087079U JPS5922412Y2 JP S5922412 Y2 JPS5922412 Y2 JP S5922412Y2 JP 10087079 U JP10087079 U JP 10087079U JP 10087079 U JP10087079 U JP 10087079U JP S5922412 Y2 JPS5922412 Y2 JP S5922412Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- catalyst
- cooker
- oxidation catalyst
- catalyst device
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Incineration Of Waste (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は調理物より発生する油煙、臭気を酸化分解する
触媒を備え、室内に油煙、臭気をこもらせることなく調
理できる調理器に関するものであり、触媒の酸化効率を
高めることを目的とする。
触媒を備え、室内に油煙、臭気をこもらせることなく調
理できる調理器に関するものであり、触媒の酸化効率を
高めることを目的とする。
以下に本考案の実施例として触媒装置付照焼き器につい
て、図面を参照して説明する。
て、図面を参照して説明する。
１は下ボテ゛イであり下面には前脚２、後脚３が取付け
られ、側面には持ち運び用の下把手４、後部には下ヒン
ジ５が取付けられる。
られ、側面には持ち運び用の下把手４、後部には下ヒン
ジ５が取付けられる。
下ボテ゛イ１には受皿６が載置され、この受皿６の中に
は調理物７を載せるアミ８を設け、このアミ８の昇降装
作を行うつまみ２６が下ボディ１の前部に位置している
。
は調理物７を載せるアミ８を設け、このアミ８の昇降装
作を行うつまみ２６が下ボディ１の前部に位置している
。
受皿６アミ８は取りはずし可能であり調理物７の肉汁等
により汚れた場合には容易に掃除、洗浄ができる。
により汚れた場合には容易に掃除、洗浄ができる。
９は上ボディであり前部には内部を透視できるガラス１
０を設はガラス枠１１で固定する。
０を設はガラス枠１１で固定する。
又上ボテ゛イ９の後部には下ボディ１と開閉自在に結合
する上ヒンジ１２を設け、側面には開閉用の上把手１３
を設ける。
する上ヒンジ１２を設け、側面には開閉用の上把手１３
を設ける。
上ボディ９内側には発熱体１４を設け、この発熱体１４
により調理物７の加熱を行う。
により調理物７の加熱を行う。
この発熱体１４は反射板１５に装着され、ヒーター金具
１６、ヒーター陶器１７、クリップバネ１８等にまり上
ボテ゛イ９に取付けられる。
１６、ヒーター陶器１７、クリップバネ１８等にまり上
ボテ゛イ９に取付けられる。
又上ボディ９の上面中央部には中央が開口した凹部を設
け、この凹部に上ボディ９の外側より排気口１９を位置
させる。
け、この凹部に上ボディ９の外側より排気口１９を位置
させる。
なお排気口１９の内側の中央部には雌ねじを有する取付
金具２０を固定する。
金具２０を固定する。
又触媒２１は上ケース２２と下ケース２３でカバーされ
リベット２４又はツメ等により固定され、触媒２１と下
ケース２３の中央部に貫通穴を設けて段付ネジ２５を挿
入し、前記排気口１９の取付金具２０と締結し、上ボデ
ィ９に固定する。
リベット２４又はツメ等により固定され、触媒２１と下
ケース２３の中央部に貫通穴を設けて段付ネジ２５を挿
入し、前記排気口１９の取付金具２０と締結し、上ボデ
ィ９に固定する。
上ケース２２の中央部は開口部を有し、下ケース２３は
数ケ所の切起し及び開口部を有した薄板鋼板であり、表
面には黒色の塗装を施したものである。
数ケ所の切起し及び開口部を有した薄板鋼板であり、表
面には黒色の塗装を施したものである。
又排気口１９にも数ケ所の開口部を有している。
又触媒２１は複数個の貫通穴を有するハニカム状もしく
は円柱状のペレットを複数個よせ集めて所定の形状にし
たものであり、調理物７より発生した油煙、臭気は下ケ
ース２３の切起し部又は開口部より触媒２１へ流れ、排
気口１９の開口部より室内へ排気される。
は円柱状のペレットを複数個よせ集めて所定の形状にし
たものであり、調理物７より発生した油煙、臭気は下ケ
ース２３の切起し部又は開口部より触媒２１へ流れ、排
気口１９の開口部より室内へ排気される。
前記触媒２１は二酸化マンガンを主成分とする酸化触媒
であり、調理ｅ７７より発生する油煙、臭気の主物質で
ある炭素と水素とよりなる炭化水素ＣｍＨｎを触媒２１
通過時にＣｍＨｎ→ｍＣＯ２＋７Ｈ２０となり、二酸化
炭素と水とに酸化し無煙化、無臭化を行うことができる
。
であり、調理ｅ７７より発生する油煙、臭気の主物質で
ある炭素と水素とよりなる炭化水素ＣｍＨｎを触媒２１
通過時にＣｍＨｎ→ｍＣＯ２＋７Ｈ２０となり、二酸化
炭素と水とに酸化し無煙化、無臭化を行うことができる
。
但し、この場合触媒２１の温度が上がっていることが条
件であり、前記構成では触媒２１は発熱体１４で加熱さ
れる。
件であり、前記構成では触媒２１は発熱体１４で加熱さ
れる。
二酸化マンガンを主成分とする触媒においては第４図に
示すごとく触媒温度が２００℃以上で炭化水素の浄化率
が良好となる。
示すごとく触媒温度が２００℃以上で炭化水素の浄化率
が良好となる。
下ケース２３がない場合は触媒２１の温度は高くなるが
局部的に加熱され、触媒２１が有効的に使用できなく又
寿命的に問題があるが、これを解決するため下ケース２
３を設け、触媒温度の均一化を計り、さらに油滴等の付
着を防止して、さらに強度的保護ができる。
局部的に加熱され、触媒２１が有効的に使用できなく又
寿命的に問題があるが、これを解決するため下ケース２
３を設け、触媒温度の均一化を計り、さらに油滴等の付
着を防止して、さらに強度的保護ができる。
さらに本考案では下ケース２３を鋼板として黒色塗装を
行っているため触媒温度が上がりやすく触媒の効果を上
げることができる。
行っているため触媒温度が上がりやすく触媒の効果を上
げることができる。
これは第５図に示すごとく、鋼板の黒色塗装、クロムメ
ッキ、及びステンレス鋼で下ケース２３を作製し触媒の
温度上昇を測定した結果より明らかである。
ッキ、及びステンレス鋼で下ケース２３を作製し触媒の
温度上昇を測定した結果より明らかである。
この時の触媒２１の測定点は第３図のＡ点である。
なお第５図において、イは鋼板に黒色塗装を施した場合
、田よ鋼板にクロムメッキを施した場合、ハはステンレ
ス鋼板をそれぞれ示す。
、田よ鋼板にクロムメッキを施した場合、ハはステンレ
ス鋼板をそれぞれ示す。
サンマ等を本考案を実施した魚焼き器で焼くと約５〜６
分前後で煙が発生するが本考案を実施することにより触
媒の温度上昇が早いため、この場合でも触媒温度が２０
０℃以上となり、無煙無臭化することが可能となる。
分前後で煙が発生するが本考案を実施することにより触
媒の温度上昇が早いため、この場合でも触媒温度が２０
０℃以上となり、無煙無臭化することが可能となる。
又前記黒色塗装を黒色ホーローにしても同じ結果であり
黒色ホーローを施しても同一の効果が得られる。
黒色ホーローを施しても同一の効果が得られる。
なお本実施例では魚焼き器について説明したが、オーブ
ン等に実施しても同等の効果が得られる。
ン等に実施しても同等の効果が得られる。
また、触媒はガラス繊維に白金を含浸させたものでもよ
い。
い。
以上の説明から明らかなように本考案によれば触媒の下
方が熱吸収大なる表面処理が施されたケースで覆うこと
により、触媒温度が高くなり、触媒効果が向上する。
方が熱吸収大なる表面処理が施されたケースで覆うこと
により、触媒温度が高くなり、触媒効果が向上する。
第１図は本考案の一実施例を示す魚焼き器の斜視図、第
２図は間断面図、第３図は同要部断面図、第４図は同魚
焼き器における触媒温度と浄化率の特性図、第５図は同
魚焼き器における通電時間と触媒温度との特性図である
。 ２１・・・・・・触媒、２３・・・・・・下ケース。
２図は間断面図、第３図は同要部断面図、第４図は同魚
焼き器における触媒温度と浄化率の特性図、第５図は同
魚焼き器における通電時間と触媒温度との特性図である
。 ２１・・・・・・触媒、２３・・・・・・下ケース。
Claims (1)
- 調理物より発生する油煙、臭気を酸化する触媒装置を前
記油煙、臭気の排気通路に設け、前記触媒の下方を黒色
塗装、又は黒色ホーロー等の熱吸収大なる表面処理を施
した薄板鋼板製のケースで覆ったことを特徴とする酸化
触媒装置付調理器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10087079U JPS5922412Y2 (ja) | 1979-07-20 | 1979-07-20 | 酸化触媒装置付調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10087079U JPS5922412Y2 (ja) | 1979-07-20 | 1979-07-20 | 酸化触媒装置付調理器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5618541U JPS5618541U (ja) | 1981-02-18 |
| JPS5922412Y2 true JPS5922412Y2 (ja) | 1984-07-04 |
Family
ID=29333595
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10087079U Expired JPS5922412Y2 (ja) | 1979-07-20 | 1979-07-20 | 酸化触媒装置付調理器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5922412Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-07-20 JP JP10087079U patent/JPS5922412Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5618541U (ja) | 1981-02-18 |
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