JPS59223894A - 現金自動取引装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ｆａ）技術分野 この発明は現金自動預金支払機（以下、ＡＴＭという。

）など、顧客の操作に応じて現金の出し入れを行う現金
自動取引装置に関し、特には操作案内表示用ＣＲＴに入
力可能なスイッチ位置を表示したりしなかったりしてデ
ータ入力を受は付ける現金自動取引装置に関する。

（ｂ）従来技術とその欠点 従来のＡＴＭでは、ＣＲＴの周囲にデータ入力用押しボ
タンスイッチを配置し、入力に使用するスイッチの位置
をＣＲＴに表示して人力漂作を案内していた。しかしな
がら、入力に使用されるスイッチの位置が外部から見え
るため、暗証番号などの入力操作内容が第三者に知られ
るなど、顧客の秘密保持の点で好ましくなく、また顧客
操作部において係員が操作する場合、係員の操作内容が
係員以外に知られ、銀行側の情報の漏洩を生じる問題が
あった。

（Ｃ１発明の目的 この発明は上記従来の欠点を解消して、入力可能なスイ
ッチ位置をＣＲＴに表示したりしなかったりすることに
よってデータ入力を受は付け、特に第三者に知られたく
ない情報を入力する場合にそのとき入力可能なスイッチ
位置を表示しないで第三者に人力操作内容を知られるこ
となくデータ人力を行なえる現金自動取引装置の提供を
目的とする。

（ｄ１発明の構成および効果 この発明は、要約すれば、ＣＲ７表示画面の前方に配置
された複数個の透明夕・ノチスイ・ノチからなるタッチ
パネルと、そのタッチパネルの入力可能なスイッチ位置
を入力データの内容に応して前記ＣＲＴに表示するか否
かを判定するス４　ｙチ位置表示判定手段と、前記スイ
ッチ位置表示判定手段により表示しないと判定されて、
前記ＣＲＴに位置表示されなかったタッチスイッチが操
作されたとき、そのスイッチによる入力データを受は付
ける入力制御手段と、を有することを特徴とし、所望の
入力情報に関し人力可能なスイッチ位置を表示しないで
そのスイッチによる入力を受は付けるようにしたもので
ある。

この発明によれば、暗証番号などの顧客固有の情報を入
力するときそのときの入力可能なスイ・ノチ位置をＣＲ
Ｔに表示せずにデータ入力を受は付けるので、第三者が
いてもいずれのキーが操作されたか分からず本人以外に
はその操作内容を知られないで済む。したがって、顧客
の秘密保持を万全にして、顧客サービスの向上を図れる
。また、顧客操作部にて係員操作を行う場合にも、その
ときの入力可能なスイッチ位置を表示しないで係員によ
る入力操作を受は付けることによって、係員以外にその
操作方法を知られずに済み、銀行側の情報の漏洩を防止
でき、これによりＡＴＭなどの係員操作部における係員
処理をスムーズに行なえる利点がある。

（ｅｌ実施例 第１図はこの発明の実施例であるＡＴＭの外観斜視図で
ある。同図において、ＡＴＭの水平の１榮作面１には、
操作案内を表示するＣＲＴ２が設けられ、ＣＲＴ２の上
にはタッチパネル３が配置さ　　　　　　　。

れている。さらに操作面１には、預金の取引において紙
幣を投入するとともに入力紙幣投入後に取消の入力があ
ったとき紙幣を返却する紙幣投入口４が設けられている
。紙幣投入口４の上部には紙幣を計数する間紙幣の抜き
取りを禁止するシャ・ツク（図示せず）が設けられてい
る。　操作面１に対し略垂直の操作面には、その右側に
、磁気カードを挿入するためのカード挿入口６と出金紙
幣を放出する紙幣放出口１７とが配置され、その左側に
、通帳の挿入、放出に用いられる通帳挿入口８と係員キ
ー挿入口１１とが設けられている。また、通帳挿入口８
の上方には、取引が可能なときに取扱中を表示する取扱
中表示器９と取扱中の取引の種類を示す取引表示器１０
とが設けられているこのＡＴＭの概略ブロック図を第２
図に示す。

このＡＴＶの制御部はＣＰＵ２１を中心にして構成され
、ハスライン３０を介してＣＰＵ２１に接続されたタッ
チパネル３．ＣＲ７表示制御部２２、帳票処理部２３．
プリンタ２４２紙幣放出機２５、ビルチェッカ２６．カ
ードリーダ２７．メモリ２８．タイマ２９を備える。タ
ッチパネル３は後述するように、ＣＲＴ２の表示画面を
７１−ワックス状に分割してその全面を覆うようして配
置した複数個の透明タッチスイッチからなり、顧客によ
る入金、出金などの指示や暗証番号入力など、または係
員による動作指示に用いられる。ＣＲＴ２に表示させる
操作誘導案内などの表示データの編集はＣＲ７表示制御
部２２によって行われる。

帳票処理部２３はプリンタ２４によって通帳に各取引デ
ータを印字するとともに銀行の控としての伝票に所定デ
ータを印字する装置である。紙幣放出機２５は現金支払
時に絨支払請求金額の紙幣を紙幣放出ロアに放出する。

ピルチェッカ２６は紙幣投入口４に投入された紙幣の真
偽２種井を判定する。カードリーダ２７はカード挿入口
６に挿入された磁気カードに記録されている顧客固をの
個人コードや暗証番号などの情報を読み取る。メモリ２
８は支払、預金などの各取引処理の実行プログラムを予
め記憶しているとともに取引処理デ−タを記憶する記憶
領域を有する。メモリ２８の記憶領域には、後述するタ
ッチパネル３における係員の操作手順の当否を判定する
ための係員操作判定用フラグが割り付けられている。タ
イマ２９はプログラムの実行に伴い、ＣＰＵ２１の指示
に基づき計時を行う。

タッチパネル３の詳細を第３図〜第６図を参照して説明
する。

タッチパネル３は第３図に示すようにそれぞれ透明絶縁
シートに接着されたＸ方向の電極部３ｘとＹ方向の電極
部３Ｙとからなる。Ｘ方向およびＹ方向の電極部は、そ
れぞれ一様な透明導電シートを幅の狭い長尺ものに形成
した短冊状の電極を複数個有する。Ｘ方向の電極部３Ｘ
は、例えば第５図に示すように斜線で示した短冊状の電
極３１をＸ方向に僅かの間隔を隔てて絶縁シート３０上
に複数個並列させたものであり、平面状の一枚の電極の
一部をを化学的にエツチングまたは機械的に剥離するこ
とによって透明絶縁シート３０に形成したものである。

電極３１の一端に接続された信号線３２のように各電極
毎に信号線が接続される。同様に、Ｙ軸方向の電極部３
Ｙは、第６図に示すように斜線で示した短冊状の電極４
１を複数明絶縁シー）３０および４０は、第４図に示す
ように各シートの長手方向が直交する向きで、各電極面
が相対向し、且つ微小の間隔を隔てて平行に配置される
。対向配置された透明絶縁シー１−３０．４０において
、各シートの電極の重なり部分が接点となって、マトリ
ックス状に配置されたタッチスイッチが形成される。タ
ッチパネル３は以上のように構成され、ＣＲＴ２の表示
画面」二に配置されるが、タッチパネル３は透明である
ので、タッチパネル３を通じてＣＲＴ２の表示を見るこ
とができる。そして、Ｘ軸方向の電極部３ＸとＹ軸方向
の電極部３Ｙとの何れかの交点部、例えば第３図で塗り
つぶした部分を指で押圧することにょって、その交点部
の電極が接触し、その交点部のタッチスイッチがオンす
る。

上記タッチパネル３を備えるＡＴＭは、ＣＲＴ２に取引
内容に応じた操作誘導案内を表示するとともに入力に必
要なタッチパネル３の電極部の交点部、すなわちタッチ
スイッチの位置を表示する。また、顧客による暗証番号
入力の際など必要に応じてタッチスイッチの位置を表示
しないでタッチパネル３による入力を受は付ける。さら
に、係員処理の場合においても、そのとき操作するタソ
内容の当否は、メモリ２８に予め記憶された判定処理プ
ログラムに従い判定する。なお、ＣＲＴ２にスイッチ位
置を表示しないときの入力操作手順などは予め顧客また
は係員に知らされる。

次に、係員処理の場合においてタッチスイッチの位置を
表示しないで係員入力を受は付ける入力処理につき、第
７図および第８図のフローチャートを参照して説明する
。上記第７図および第８図のフローチャートは通帳繰越
時、すなわち通帳を使い切って、最終頁の最終行も印字
、された状態となり新しい通帳に記帳する場合の処理を
示す。

ステップｎｌ（以下、ステップｎｉを単にｎｉという。

）にて、第９図（Ａ）に示す内容をＣＲＴ２に表示して
預入れ、引出し１通帳記入、残高照会の取引種類の指定
を受は付ける。このときＣＲＴ２には各取引の入力指定
を行なえるタッチスイッチ９１〜９４の位置を表示して
いる。顧客は希望する取引種類を選択してその取引に対
応するタッチスイッチを操作する（ｎ２）。以下、顧客
が通帳記入のタッチスイッチを押下げた場合の動作手順
を説明する。

通帳挿入口８に通帳が挿入されると、その通帳に今まで
の取引内容で未だ記帳されていないデータを記帳する（
ｎ　３．　　ｎ　４）。挿入された通帳に所定のデータ
をすべて記帳できたときは通帳繰越を行うことなくその
通帳を通帳挿入口８より放出する（ｎ５．ｎ１８）。通
帳記入の途中で最終頁の最終行を印字したとき（ｎ５）
、第９図（Ｂ）に示すように新通帳発行のため係員が到
着するまて待機する旨の表示をＣＲＴ２に行う　（ｎ６
）。

以上の処理は顧客による操作に基づくものであるが、以
下の処理は係員による操作に基づき実行される。

ｎ７にて係員による操作か否かを判定する。すなわち、
予め決められたタッチスイッチが所定の順番で押された
ことを確認することにより係員処理を実行する。ｎ７の
処理内容を第８図に示す。

上記ｎ　６の表示と同時にタイマ２９か作動し、一定時
間を計時する。このときＣＲＴ２には前記第９図（Ｂ）
に示した内容の表示が行われているが、同図の破線で示
すように係員入力操作用タッチスイッチＡ、Ｂがその位
置を表示されることなく入力可能状態にある。また、メ
モリ２８にはタッチスイッチへの動作に応じてオン、オ
フする係員操作判定様フラグが割り付けられていて、タ
ッチスイッチＡが押下げられることによりそのフラグが
オンする（ｎ　Ｌ２．　　ｎ　７３）。誤ってタッチス
イッチＢが先に押下げられたとき上記フラグはオフして
いるので無効となる（ｎ７４）。タッチスイッチＡが押
下げられた後タイマ２９がタイムアウトするまでにタッ
チスイッチＢが押下げられたとき係員による操作と判定
し、上記フラグをリセットして次のｎ８に進む（ｎ７１
〜ｎ７６）、ｎ７２〜ｎ７６の処理が一定時間内に行わ
れずタイマ２９がタイムアウトシたときは、係員による
操作でないと判定しｎ７１→ｎ７７に進む。この場合、
通帳繰越を行わず、前記通帳記入によって全頁に印字を
行った通帳をそのまま通帳挿入口８より返却するととも
に上記フラグをリセットして終了する（ｎ７７、ｎ７Ｂ
）。上記のようにタッチパネル３の二隅に指定したタッ
チスイッチＡ、　　Ｂを連続して押下げたときのみ操作
が有効となるので、顧客がいずれかのタッチスイッチを
触っても誤操作を生じない。

上記ｎ７にて係員操作と判定したとき前記１ｆｆｌ帳記
入により全頁に印字を行った通帳を通帳挿入口８から返
却する（ｎ８）。続いて第９図（Ｃ）に示すように、「
通帳処理または伝票処理」の文字をＣＲＴ２に表示する
（ｎ９）。このときＣＲＴ２には文字のみが表示されて
いて、各処理の表示部分は、通帳処理または伝票処理の
実行を指示するタッチスイッチＣ，Ｄの位置に対応して
いる。

タッチスイッチＣ，Ｄの位置に対応する部分は他の部分
と同一の背景色で表示されているとともにスイッチの形
状などのイラストが表示されないので、ＣＲＴ２上には
操作案内の表示だけが現われ顧客にはタッチスイッチＣ
，Ｄがあることが分からない。

新しい通帳Ｑ、こ記帳する場合、タッチスイッチＣを押
下げて通帳処理の実行を指示するとともに新しい通帳を
通帳挿入口８に挿入する（ｎｌＯ−ｒｉ１２）。新しい
通帳が挿入されたときその通帳に残りの取引データをプ
リンタ２４によって印字した後、その通帳を通帳挿入口
８より放出して終了する（ｎ１３．ｎ１４）。新通帳発
行が不可で、１１）。この場合帳票処理部２３に準備さ
れている伝票を繰り出して所定の取引データを印字した
後、その伝票を通帳挿入口８より放出しで終了する（ｎ
１５〜ｎ１７）。

上述のように、通帳繰越の場合における係員処理におい
て、ｎ７のタッチスイッチＡ、Ｂおよびｎｌｏのタッチ
スイッチＣ，Ｄのように係員の操作を要するタッチスイ
ッチの位置が表示されないので、係員の操作内容が第三
者に知られずにすみ、銀行側の情報の漏洩を防止できる
。

顧客の暗証番号入力の場合には、顧客と予め暗証番号入
力に使用するタッチスイッチの位置を取り決めておき、
ＣＲＴ２には暗証番号入力を促す案内のみを表示する。

これにより、顧客はいずれのスイッチを押下げたかを第
三者に知られることなく安全に自己の暗証番号を入力す
ることができる。したがって、第三者に見られる恐れの
多いところに設置されるＡＴＭにおいては、顧客の暗証
番号の秘密保持を万全に期することができ、防犯に役立
つ。

上記の利点の他、タッチパネル３の使用によりＣＲＴ２
の前面に入カスインチを配置することができ、しかもス
イッチ位置を表示したりしなかったりすることによって
スイッチの組合せ数が増し、人力に使用できるスイッチ
数を大幅に増加できるので、ＡＴＶの処理内容の拡大並
びに多機能化に適する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例である現金自動預入れ支払機
（以下、ＡＴＭという。）の外観斜視図、第２図は同Ａ
ＴＭの概略制御ブロック図、第３図〜第６図は同ＡＴＭ
に用いるタッチパネルの構造を説明するための図、第７
図および第８図は同ＡＴＭにおける通帳繰越時の処理の
動作手順を示すフローチャート、第９図（Ａ）〜（Ｃ）
は上記通帳繰越時の処理においてＣＲＴに表示する内容
を示す図である。 ２−−ＣＲＴ、３−タッチパネル、 Ａ〜Ｄ−（ＣＲＴにスイッチ位置が表示されないタッチ
パネル３の）タッチスイッチ。 出願人　　立石電機株式会社 代理人　　弁理士　小森久夫 ・？−Ｉ　Ｌ−１ 第２図 第３１・１ 第４図 １ 第８１／１ 第９図（Ａ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ｆｌ）　　顧客操作部における操作誘導案内をＣＲＴの
   表示画面に表示して顧客の操作内容に従い現金の出し入
   れを行う現金自動取引装置において、前記ＣＲＴ表示画
   面の前方に配置された複敞個の透明タッチスイッチから
   なるタッチパネルと、前記タッチパネルの入力可能なス
   イッチ位置を入力データの内容に応じて前記ＣＲＴに表
   示するか否かを判定するスイッチ位置表示判定手段と、
   前記スイッチ位置表示判定手段により表示しないと判定
   されて、前記ＣＲＴに位置表示されなかったタッチスイ
   ッチが操作されたとき、そのスイッチによる入力データ
   を受は付ける入力制御手段と、を有してなる現金自動取
   引装置。