JPS5922311B2 - 磁気記録体用リ−ダ−、トレ−ラ−テ−プ - Google Patents

磁気記録体用リ−ダ−、トレ−ラ−テ−プ

Info

Publication number
JPS5922311B2
JPS5922311B2 JP51108895A JP10889576A JPS5922311B2 JP S5922311 B2 JPS5922311 B2 JP S5922311B2 JP 51108895 A JP51108895 A JP 51108895A JP 10889576 A JP10889576 A JP 10889576A JP S5922311 B2 JPS5922311 B2 JP S5922311B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leader
support
tape
oxidation
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP51108895A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5334505A (en
Inventor
康雄 玉井
正昭 藤山
紘 甘利
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP51108895A priority Critical patent/JPS5922311B2/ja
Priority to CA286,356A priority patent/CA1092451A/en
Priority to US05/831,498 priority patent/US4164604A/en
Publication of JPS5334505A publication Critical patent/JPS5334505A/ja
Publication of JPS5922311B2 publication Critical patent/JPS5922311B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/62Record carriers characterised by the selection of the material
    • G11B5/627Record carriers characterised by the selection of the material of leaders for magnetic tapes, e.g. non-magnetic strips on the tapes or for connection
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10S428/90Magnetic feature
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/31504Composite [nonstructural laminate]
    • Y10T428/31786Of polyester [e.g., alkyd, etc.]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/31504Composite [nonstructural laminate]
    • Y10T428/31855Of addition polymer from unsaturated monomers

Landscapes

  • Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は磁気記録媒体の端部に取り付けられて使用され
るリーダーまたはトレーラーテープに関し、特に改良さ
れた耐摩耗性と光透過性を持つリーダーまたはトレーラ
ーテープに関する。
ビデオテープレコーダにおいて磁気テープの終端を光学
的に検出することは知られている。
これは磁気テープの端部に取り付けられた透明なリーダ
ーテープ部が光源と光検出部(フォトダイオード等)の
間をよぎることにより端部を検出するようになつている
。このような目的で使用されるリーダーテープとしては
従来、特別の処理等を施さぬポリエチレンテレフタレー
ト、酢酸セルロース、ポリ塩化ビニル等の無処理ベース
が使用されていた。
しかし、これらの材料は光透過性にすぐれているものの
電気抵抗が高いという欠点があつた。即ち電気抵抗が高
いと発生した静電気が除去されにくくなり、静電気引力
により塵が付着し易い。このリーダーテープ部に付着し
た塵は、やがて磁性層表面や磁気ヘッドに付着し、ドロ
ップアウト、出力低下等の原因となる。その為、特開昭
47−38007、同49−40504、同50−57
408等の公報に示されるように帯電防止剤もしくは顔
料等を含む層をリーダー、トレーラーテープ上に設ける
方法が提案されている。しかし、本発明者等がこれらの
方法につき検討した結果、なお十分な性能を具備してい
ないことが明らかとなつた。
即ち、帯電防止剤を多く使用すると導電性そのものは向
上するが(特に多湿時に著しい)、粘着が起り易い。ま
た従来用いられていた帯電防止剤は使用条件、特に湿度
により大きな影響を受けるという欠点があつた。そして
白色顔料は帯電性低下に効果がある程の量まで添加する
と、リーダーテープの光の散乱が増加し、光透過性が低
下することが判つた。更に無処理ベースあるいは帯電防
止層を設けたものは耐摩耗性が十分でないことが判明し
た。即ち、小型ビデオ用磁気テープの場合、ローディン
グ時あるいは記録再生時の終端検出時にはリーダーテー
プ部は磁気ドラム上に設けられている。この状態におい
て回転磁気ヘツドは回転し続けているので、これらに対
面しているリーダーテープ面は耐摩耗性がないと削りと
られてヘツドつまり(ClOgging)の原因となる
。本発明者等は上記のような欠点のないリーダーあるい
はトレーラーテープを提供すべく研究を重ねた結果、高
分子フイルム上にまず表面活性化処理を施し、該表面上
に透明でかつ導電性を有す金属酸化物層を設けることに
よつてこの目的が達せられることを見出して本発明に到
達したものである。
即ち、本発明は表面粗さ0.15μm以上、非磁性で且
つ可撓性支持体の少なくとも一方の面を表面活性化処理
し、次いでこの面上に実質的にバインダーを含まない透
明で且つ電導性を有する、In,Ga,Tl,Sn,T
i,V,Cr,MOおよびWからなる群より選ばれた一
つまたはそれ以上の金属の酸化物の連続薄層を、金属も
しくは金属の酸化物の真空蒸着法、高周波スノfツタリ
ング法、または化学コーテイング法により沈着させ、必
要に応じて酸化し、金属の酸化物層を10〜400λの
厚さに設けたことを特徴とする、磁気記録体用リーダー
もしくはトレーラーテープに関する。本発明のリーダー
あるいはトレーラーテープの構成を添付の図面に示す。
図中、11は非磁性、光透過性且つ可撓性の支持体、1
2は金属酸化物層、13は支持体の活性化処理された面
である。以下に本発明の構成について詳細に説明する。
バインダーを含まない金属酸化物の連続薄層を帯電防止
層として使用すると、光透過性を保ち得る程度の薄さで
も十分の機能を発揮することができる。特にIn,Ga
,Tl,Sn,Ti,V,Cr,MO,Wからなる群よ
り選ばれた1つまたは1つ以上の金属の酸化物層を蒸着
法により層伏に設けたものは、光透過性、帯電防止性、
耐久性の点においてすぐれていることが判明した。また
帯電防止性の経時変化の点からは特に酸化インジウムが
すぐれている。本発明に用いられる高分子支持体として
は、通常の熱可塑性及び熱硬化性高分子物質が有効であ
る〇一般に高分子支持体は101ζ一似上の表面抵抗率
を有しているが、本発明の金属酸化物層の設置により表
面抵抗率を容易に10Ω以下、特に109Ω以下にまで
下げることができるので高分子物質の素材に対する制約
はない。
また支持体が顔料、増白剤、帯電防止剤、可塑剤などを
含有していてもよい。高分子物質としては、通常の高分
子化学の分野で所謂高分子物質と呼ばれているものの他
にオリゴマ一、初期縮合物として知られているものも包
含する。
本発明に特に適したものとしては、透明性、可撓性、そ
の他の力学的性質などの点からセルロースアセテート、
セルロースアセテートプロピオネート等のセルロース誘
導体、ポリスチレン、スチレン−ブタジエン共重合体、
ポリα−メチルスチレン等のスチレン系ポリマー、ポリ
エチレンフタレート、ポリヘキサメチレンデレフタレー
ト、ポリエチレンナフタレート等のポリエステル類、ポ
リエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフイン類、ポ
リカーボネートなどがある0これら支持体の厚さは特に
制限はないが、5μm乃至200μmが適当であり、特
に望ましい範囲は、使用する磁気記録再生装置にも関係
するが、6〜60μm1特に8〜40μmである。この
範囲以上の薄いものを使用すると前記装置内で使用した
場合には走行不良を起しやすく、この範囲以上の厚いも
のはヘツドに損傷を与える場合があることがわかつた。
本発明者等はこれら支持体の表面粗さがリーダーテープ
゛として使用したときの耐久性に大きな影響を及ぼすこ
とを見出した。
即ち、表面があまり平滑であると摩擦係数が大きくなり
、金属酸化物が削り取られ易くなることが判明した。表
面粗さは触針式表面あらさ計(サーフコム)を用いて測
つたもので0.15μm以上、特に0.25μm以上が
耐久性の点で好ましい。一方、表面粗さがあまりにも大
であると(例えば1.8μm以上)光透過性が低下する
ことが判明した。許容される光学濃度は使用される磁気
記録再生装置にも関係するが、大体0.4以下である〇
次に、本発明における高分子支持体の表面活性化処理法
について述べる。
表面活性化処理法としてはグロー放電、電子線照射、火
炎処理、コロナ放電などが挙げられる0一方、蒸着膜と
高分子支持体との接着力を増加させる目的での表面処理
法としては、高分子支持体表面上へ電子線を照射する方
法(例えばG.M.Sesslerら、J.App.P
Oly.Sci.l7,3l99〜3209(1973
)を参照)、あるいは高分子支持体をプラズマ放電雰囲
気中にさらす方法(例えば特開昭48−65271号参
照)などが知られている。また一般にガラス表面はグロ
ー放電雰囲気中のイオン衝撃により清浄化され、蒸着膜
との接着力が向上することはよく知られたことである〔
例えば゛薄膜工学ハンドブツク″I−178(オーム社
、1964年刊)、G.Mai8selら6Handb
00k0fThinFi1mTechn010gy″6
−41,(McGrawHilll97O)など参』本
発明において、高分子物質の表面活性化処理は表面清浄
化と同時に表面吸着水を除去する役割も果たしている。
というのは三酢酸セルロースやポリイミドのように比較
的親水性で含水率の大きな高分子支持体、透明導電膜を
形成させる際には、表面吸着水を脱水してからでないと
所望の薄膜が得られない。また蒸着膜は温度、特に吸着
水によつてその物性が大きく変ることが知られている。
例えば水蒸気の吸着によつて薄膜の抵抗が増加すること
はよく知られたことである〔例えばJ.M.SeehO
fらJ.Chem.Phys.,232459(195
5)]。従来、比較的含水率の大きな高分子物質表面上
に蒸着膜を形成する際、表面吸着水の脱水法として高分
子物質を加熱する方法がとられている。表面層脱水法と
してグロー放電、電子線照射、火炎処理などが挙げられ
るが、処理の効率、工程の簡便さなどからグロー放電、
無電極放電が最も好適である。また放電の雰囲気気体と
しては、酸素、窒素、空気、アルゴンなどが挙げられる
。表面活性化処理した高分子物質上に金属酸化物、特に
酸化インジウム層を設けるには次のような種種の方法が
ある。
即ち、金属、あるいは金属の酸化物を真空蒸着する方法
、高周波スパツタリング、化学コーテイングなどによつ
て支持体上に沈着させ、必要に応じて酸化する方法など
である。高分子支持体上への金属、特にインジウムの低
級酸化物被膜作成法としては、一旦真空槽の真空度が2
×10″J5TOrrになるまで排気し、その後酸素ガ
スを導入し真空度を1×10→〜1X10−3T0rr
に保持した状態で金属インジウムを蒸発せしめた。この
とき蒸発中に金属インジウムが酸素ガスと反応して高分
子支持体上にはインジウムの低級酸化物として沈着した
。低級酸化物の強制酸化法として、一般的には加熱酸化
が考えられる。
しかし150℃以上に加熱して面状形状が何ら変形しな
い高分子支持体は殆んどないので、種々の高分子支持体
にその平面性を損うことなく酸化インジウム透明電導膜
を形成させることは困難であつた。そこで加熱酸化以外
の強制酸化法、例えば陽極酸化、液相酸化、放電酸化な
どを種々試み、放電酸化が有効であることを見出した。
放電酸化処理を施した場合と施さない場合とで膜の表面
抵抗率に関しては大差はないが、膜の透明性は放電酸化
処理により著しく向上することが判明した。
たとえば支持体に表面活性化処理した100μのポリエ
チレンテレフタレートを用い、酸素ガスで置換された真
空槽内の真空度を3X10−3T0rrに保持し、イン
ジウムを120λに蒸着した。このとき酸化前の光学濃
度は0.32であるが、これを真空度2X10−2T0
rr(7)酸素雰囲気下でグロー酸化処理することによ
り光学濃度を0.02にまで下げることができ、透明性
を著しく向上させることができる。このときの表面抵抗
率は酸化処理前4×104Ω/スケヤ酸化処理後は2×
104Ω/スケヤと酸化後には寧ろやや低くなつている
(これは蒸着層の連続性によつているものと思われる)
。これらの値は帯電防止効果という点で充分に満足のい
く数値である。放電による強制酸化処理法としては、酸
化の効率、工程上の簡便さなどからグロー放電、無電極
放電が最も好適である。
一方、蒸着膜の光学濃度を同一量だけ下げる(即ち、透
明にする)ために要する酸化処理時間は真空度によつて
大きく異なつている。
有電極グロー放電による酸化処理では真空度が1X10
4T0rrから6×10−2T0rrの範囲で行なうと
処理時間が短かく最も効果的である。一方、無電極放電
では真空度が1T0rrから5T0rrの範囲で酸化処
理時間が短かく顕著な効果がある。即ち、本発明におい
て酸化インジウムの透明導電膜を形成させるには、蒸着
時に酸素置換下の真空度が1×10−4T0rr〜1×
10−2T0rrの範囲でインジウムを蒸着し、引き続
き上記の如き酸素雰囲気中のグロー放電処理を施すこと
がその組合せの効果の点から特に肝要であることを強調
したい。
蒸着膜厚に関しては、リーダーテープの帯電防止という
点からみると透明性を考慮して決めなければならない。
そのとき膜厚は10人〜400人程度、特に20λ〜3
00λの範囲が好ましい。というのは、蒸着時の膜厚を
20λ以下にした酸化インジウム層は透明ではあるが表
面抵抗率が大きく(1011Ω以上)、また蒸着時の膜
厚を300λ以上にして形成させた層の表面抵抗率は充
分に小さい(約102Ω)が光学濃度が大きくなり、極
端に透明性が悪くなつていき、グロー酸化によつて透明
性を増加させるに要する時間が極端に長くなつていくか
らである。特に上記蒸着膜厚の領域においては、金属イ
ンジウム酸素によつて置換された1×10−2T0rr
から1×10−4T0rrの真空度下で蒸発せしめ、高
分子支持体上にインジウムの低級酸化物を形成せしめ、
その後更に真空槽内への酸素流量を増加せしめ、真空度
1×10−2〜6×10−2T0rr下のグロー放電(
あるいは1T0rr〜5T0rrの無電極放電)によつ
て強制酸化せしめ酸化インジウム膜を形成させる方法が
、高分子支持体の形状、面状に悪影響を及ぼさず、被膜
が均一であり、製造の効率などの点から最も効果的であ
ることを見出した。
本発明を遂行するに際しては上記表面処理、蒸着、強制
酸化などをそれぞれ単独に順次行なつてもよいが、例え
ば3室に分れた真空タンク内で1室を蒸着用(1×10
−2〜1×10−4T0rr)、他の2室をグロー放電
による表面処理用及び強制酸化用(1×10−2〜6×
10−2T0rrあるいは1〜5T0rr)とすれば連
続して迅速に所望の支持体が得られる。
また、本発明の蒸着膜を有する支持体をリーダーテープ
として用いる場合には、支持体の片面または必要に応じ
て両面上に上記蒸着層を設ければよい。
また高分子支持体の裏面に予めバツク層を設けておくこ
ともできる。
本発明により得られる金属酸化物、特に酸化インジウム
層と高分子支持体との接着は非常に強固であつた。
また、本発明になる蒸着膜の上に更に常法にしたがい保
護層を設けることができる(たとえば特開昭51−11
871号公報)。
実施例 表面粗さの異なる(0.08μM,O.37μM,O,
6OμM,l.4Oμm)4種のポリエチレンテレフタ
レートフイルム(厚さ6μm)の支持体の一方の表面を
、真空度2×10−2T0rr(7)酸素雰囲気下のグ
ロー放電(放電出力600W1処理時間4秒)により表
面処理した。
引続いて一旦真空度を5×10−5T0rrまで排気し
た。その後、酸素を導入し真空度を2X10−3T0r
rに保つた真空槽中で窒化硼素をボートとしてこの蒸着
源温度を1450℃にし、イリジウムを45λ厚に蒸着
せしめた。なお蒸着膜厚は水晶振動子法による膜厚測定
器により測定した。更に酸素で置換された真空度2×1
0−2T0ばの雰囲気に保つた同一真空槽にて、グロー
放置(放電出力600W1処理時間8秒)により強制酸
化せしめ酸化インジウム薄膜を形成させた。得られた各
サンプルをぶ1(比較例1),2,3,4とする。なお
、これらのサンプルの表面抵抗率は温度25℃で相対湿
度を60%から15%にわたつて変化させても低下しな
かつた。比較例 2 表面粗さ0.37μmのポリエチレンテレフタレートフ
イルム(厚さ36μm)を用いて、実施例1の表面処理
を行なわない以外は全て実施例1と同様の操作により酸
化インジウム薄膜を形成させ得られたものをサンプルぷ
5とする。
上記の各法で作つた各サンプルを巾1/2インチに裁断
してリーダーテープとした。
これらの光学濃度、電気抵抗、耐摩耗性について第1表
に記す。光学濃度と光透過率との間には、 光学濃度D=20g−=IlOg−一―−ーI
光透過率(IO:照射光量、I:透過光量) という関係があるので、これより算出された光透過率も
第1表に示す。
例えばサンプルぶ4であると光学濃度0.12は光透過
率75.9%に相当する。スチールライフの測定は統−
1型VTRの回転ヘツドを駆動したままテープを静止し
、酸化インジウム層が削り取られ、支持体をヘツドが削
つて支持体上にマークがつくまでの時間である。支持体
にマークをつけたヘツドは、削り取られた支持体により
ヘツドづまりを起こしている。第1表から本発明になる
リーダーテープ煮2〜4が、従来のものに比べ電気抵抗
率、耐久性において著しくすぐれており、光透過性にお
いてもさして遜色のないものであることが判る。
比較例 3 次の組成より成る白色塗料を作成した〇 塩酢ビ樹脂(MPR−TS:商品名)70部0Dアクリ
ル樹脂(PQ−250:商品勾30部レシチン
1部TlO2粉末(平均粒径0055
μ)200部ジメチルホルムアミド 300部上
記白色塗料を表面粗さ0.6μmのポリエチレンテレフ
タレートフイルム(厚さ36μm)の支持体の一方の面
に、乾操厚さ0.3μとなるように塗工した。
(この場合、乾燥厚みが均一に0.3μ以下になるよう
に塗工することは困難であつた。)これをサンプル煮6
とする。又、同上の支持体上に、乾燥厚さ3μとなるよ
うに同じ白色塗料を塗工した。
これをサンプル▲7とする。この2種の塗工したシート
を各々巾1/2インチとなるように裁断し、リーダーテ
ープとした。
これらの特性について試験した結果を第2表にしめす。
本発明の実施例によるサンプルFO3とこれらのサンプ
ル煮6,扁7とを比較すると下記の事実が判明する。
1)支持体上に白色塗料を薄く塗工したもの(サンプル
煮6)は光透過性は十分であるが、本発明のサンプル煮
3にくらべ電気抵抗が著るしく高く(106倍以上)、
又耐摩耗性もや\低い。
これは支持体表面の粗度が大であるにもか\わらず、白
色塗料層が薄いために機械的強度が著るしく低くなつた
ためと考えられる。2)支持体上に白色塗料を厚く塗工
したもの(サンプル煮7)は、耐摩耗性が良化するもの
の、光透過性が著るしく低下する。
(光学濃度0.58は光透過率26%に相当する。
)又本発明のサンプルE.3にくらべ電気抵抗が著るし
く高い。このように本発明によるリーダーテープは従来
の白色顔料を塗工するタイプのリーダーテープにくらべ
光透過性、電気抵抗において大きくすぐれ、耐摩耗性も
十分に実用に耐え得るものであることがわかる。
【図面の簡単な説明】
添付の図面は本発明テープの構成を示すものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 表面粗さ0.15μm以上、非磁性で且つ可撓性支
    持体の少なくとも一方の面を表面活性化処理し、次いで
    この面上に実質的にバインダーを含まない透明で且つ電
    導性を有する、In、Ga、Tl、Sn、Ti、V、C
    r、MoおよびWからなる群より選ばれた一つまたはそ
    れ以上の金属の酸化物の連続薄層を、金属もしくは金属
    の酸化物の真空蒸着法、高周波スパッタリング法、また
    は化学コーテイング法により沈着させ、必要に応じて酸
    化し、金属の酸化物層を10〜400Åの厚さに設けた
    ことを特徴とする、磁気記録体用リーダーもしくはトレ
    ーラーテープ。
JP51108895A 1976-09-13 1976-09-13 磁気記録体用リ−ダ−、トレ−ラ−テ−プ Expired JPS5922311B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP51108895A JPS5922311B2 (ja) 1976-09-13 1976-09-13 磁気記録体用リ−ダ−、トレ−ラ−テ−プ
CA286,356A CA1092451A (en) 1976-09-13 1977-09-08 Leader or trailer tape for a magnetic recording medium
US05/831,498 US4164604A (en) 1976-09-13 1977-09-08 Leader or trailer tape for a magnetic recording medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP51108895A JPS5922311B2 (ja) 1976-09-13 1976-09-13 磁気記録体用リ−ダ−、トレ−ラ−テ−プ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5334505A JPS5334505A (en) 1978-03-31
JPS5922311B2 true JPS5922311B2 (ja) 1984-05-25

Family

ID=14496325

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51108895A Expired JPS5922311B2 (ja) 1976-09-13 1976-09-13 磁気記録体用リ−ダ−、トレ−ラ−テ−プ

Country Status (3)

Country Link
US (1) US4164604A (ja)
JP (1) JPS5922311B2 (ja)
CA (1) CA1092451A (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5522239A (en) * 1978-08-02 1980-02-16 Fuji Photo Film Co Ltd Leader or trailer tape
JPS5746360A (en) * 1980-09-05 1982-03-16 Fuji Photo Film Co Ltd Friction sheet
JPS6113421A (ja) * 1984-06-29 1986-01-21 Fuji Photo Film Co Ltd リ−ダ−テ−プを有する磁気テ−プ
EP0245833B1 (en) * 1986-05-14 1991-10-09 Teijin Limited Magneto-optical recording medium
JPH10149661A (ja) * 1996-11-15 1998-06-02 Kao Corp テープカートリッジ
US6135379A (en) * 1999-07-08 2000-10-24 International Business Machines Corporation Magnetic recording tape leader for single reel tape cartridge
WO2001004902A1 (fr) * 1999-07-09 2001-01-18 Fuji Photo Film Co., Ltd. Cassette à bande magnétique

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2654681A (en) * 1950-01-27 1953-10-06 Minnesota Mining & Mfg Magnetic recording tape
GB861710A (en) 1958-03-05 1961-02-22 Gevaert Photo Prod Nv Improvements in or relating to magnetic data-recording tape
US3142582A (en) * 1961-11-17 1964-07-28 Ibm Method of treating polyester polymer materials to improve their adhesion characteristics
US3198653A (en) * 1962-08-02 1965-08-03 William B Hall Coated columbium article
US3324280A (en) * 1964-08-06 1967-06-06 Frank E Cheney Insulated metal sheath heating element for electric water heaters
US3561995A (en) * 1967-04-03 1971-02-09 M & T Chemicals Inc Method of activating a polymer surface and resultant article
US3827699A (en) * 1972-12-07 1974-08-06 Mallory & Co Inc P R Head cleaner for cassette tapes

Also Published As

Publication number Publication date
CA1092451A (en) 1980-12-30
JPS5334505A (en) 1978-03-31
US4164604A (en) 1979-08-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0353692B2 (ja)
JP2830544B2 (ja) 磁気記録媒体
JPS5922311B2 (ja) 磁気記録体用リ−ダ−、トレ−ラ−テ−プ
US4835070A (en) Magnetic recording medium and method of producing the same
JPS5922312B2 (ja) 改良されたリ−ダ−テ−プ
JPH1186275A (ja) 磁気記録媒体
JPH0437484B2 (ja)
US4652483A (en) Magnetic recording medium
US4481234A (en) Process for making primed polymer surfaces and charge transfer media having conductivity sites thereon
JP2000011342A (ja) クリーニングテープおよびその製造方法
JPH08100258A (ja) 薄膜形成方法及び薄膜形成装置
JPH0440646A (ja) 光記録媒体
JP2833444B2 (ja) 磁気記録媒体の製造方法
US4454186A (en) Primed surface and charge transfer media
JP2861450B2 (ja) 磁気記録媒体およびその製造方法
JPH0991653A (ja) 記録媒体
JPH0335727B2 (ja)
JPS6113433A (ja) 磁気記録媒体
JPH07334838A (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JPS61190900A (ja) プラスチツクの帯電防止方法
JPS6223365B2 (ja)
JPS59207423A (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JPS6154044A (ja) 磁気記録媒体の製造方法およびその装置
JPS59175030A (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JPH0849075A (ja) 成膜装置