JPS59222379A - 印字装置のリボンカセツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は、リボンを使用して印字を行う、熱転写プリ
ング゛・インバク１ヘプリンタ・タイプライタ、等の印
字装置において、リボンを収納するリボンカセットに関
し、詳しくは、一度の使用で廃棄する、熱転写リボン・
ワンタイムリボン・マルチストライクリボン等を収納す
るリボンカセットに関する。

丈米扱樒 従来、この種のリボンカセットとしては、たとえば第１
図に示すようなものがある。第１図に示すリボンカセッ
トは、新しいリボンを巻き付ける送り出しコア（１２）
と、使用後のリボンを巻き取る巻き取りコア（１４）と
を備える。リボン（１６）は、送り出しコア（１２）か
ら繰り出され、いったん外部に引き出されて後再び内部
に引き込まれ、フィード機構（１８）を通って巻き取り
コア（１４）に巻かれる。

このようなリボンカセットは、本体のキャリッジに取り
付けられる。キャリッジにはリボン送りモータが備えら
れ、そのモータが歯車列の噛み合いを介してフィード機
構（１８）と接続される。そして。

モータの回転が伝達されて、フィード機構（１８）でリ
ボン（１Ｇ）を送る。そのとき、外部に引き出されたリ
ボン（１６）を使用し、プラテン上の用紙に順次印字を
行う。

ところで、前記リボンカセットにおいて、リボン（１６
）が巻き取りコア（１４）に巻き取らオｔて形成された
パンケーキ（１６ｂ）の外径が、残りリボン（１６）が
送り出しコア（１２）に巻かれて形成されたパンケーキ
（１６ａ）の外径と、第１図中二点鎖線（ａ）−（ｂ）
で示す如く等しくなったとき、両パンケーキ（１６ａ）
・（１６ｂ）が相互に最も接近する。したがって、この
種のリボン力セッｌ−では、このときを基準にして、両
パンケーキ（１６ｇ）・（１６ｂ）が当らないように、
送り出しコア（１２）と巻き取りコア（１４）との中心
間距離を定める必要がある。さらに、リボン巻き取り開
始前にあってはパンケーキ（１６ａ）の外径は第１図に
示すように（ａ）より大きく、リボン巻き取り終了時に
あっては送り出しコア（１２）から緑り出さ九たリボン
（１６）を゛巻き取ってパンケーキ（１６ｂ）の外径は
第１図に示すと反対に（ｂ）よりも太きくなる。よって
、この種のリボン力セッ１−では、リボン巻き取り開始
前および終了時においても、パンケーキ（１６ａ）・（
１６ｂ）の外周が周壁（１９）と接することのないよう
に１幅寸法（μ）を決定しなければならない。

ところが、リボン力セッ１−の幅寸法（Ｑ）は、印字装
置の正面幅に大きく影響する。たとえば、リボンカセッ
トをキャリッジ上に搭載し、キャリッジをプラテンに沿
って左右に往復動して、リボンカセット内に収納される
リボンを用い、プラテン上の用紙に順次印字を行う印字
装置にあっては、一般にリボン力七ッ１−はキャリッジ
からはみ出して搭載されるから、そのリボン力セッ１へ
を小さくすると、左右を縮めて正面幅を小さくすること
ができる。

そこで、従来のリボンカセットの中には、第２図に示す
ように１幅寸法（Ｑ）を小さくしたリボンカセットが提
案される。第２図に示すリボンカセットは、カセット内
の巻き取り側に可動アーム（２０）を支軸（２２）を中
心として回動可能とし、先端に取付ｔｉｌｌ（２４）を
立てて、その取付軸に巻き取りコア（２６）を回転可能
に取り（すけるものである。そして、引張ばね（２８）
で可動アーム（２ｏ）を伺勢し、リボン（１６）を巻き
伺けた巻き取りコア（２Ｇ）を図中左端にある巻き取り
ギヤ（３０）に押し肖てる。よって、第２図に示すリボ
ン力セツ１〜では、可動アーム（２ｏ）は図示する如く
リボン巻き取り開始前は周壁とほぼ平行に配置され１巻
き取りコア（２６）は左端に位置する。ところが、巻き
取りコア（２６）にリボン（１６）が巻き取られ、その
パンケーキ外径が徐々に大きくなると、巻き取りコア（
２６）は漸次右側に移動し、可動アーム（２０）は支軸
（２２）を中心どして図中時計方向に回動されることと
なる。故に、図示（ｃ）・（ｄ）の如く巻き取り側のパ
ンケーキ外径が大きくなったとしても、それらパンケー
キの中心は逐次右側に移動するがら、使用当初と巻き取
り紳了曜の図中左側への脹らみはほとんど僅がとするこ
とができる。

しかしながら、今日印字装置の小型化の要求は非常に強
く、第２図に示すリボンカセットを使用した印字装置で
も未だなおその要求を満足させることができない現状に
あった。

目　　　　　的 そこで、この発明の目的は、リボンカセットを使用して
印字を行う印字装置において、その正面幅を小さくすべ
く、従来のリボンカセットにさらに改良を加えて、その
リボンカセットの一層の小型化を図り、印字装置の小型
化の要語に応えることにある。

構成 以下１図面に示すこの発明の一実施例に鵡づいて、この
発明の詳細な説明する。

第３図は、この発明によるインパクトプリンタのリボン
カセットをその上板を取り外して示す。

図中符号（４０）でリボン力セッ；・を示す。リボンカ
セットは、底抜（４２）上に上板が被せられてなる。

底抜（４２）上には、固定軸（４４）が立てられる。こ
の固定軸には、これを支点として回動自在の揺動板（４
６）が取り付けられる。揺動板は、三角形状を呈し、第
４図に示すように底抜（４２）上に裏面の球面突起（４
５）を接して載置される。その揺動板の１つの頂点位置
には、表面に固定軸（４４）が挿通した円筒状の突起（
４６ａ）が形成される。その突起の外周には、第３図お
よび第４図に示す如く、円筒コイルばね（４８）が巻き
つけられる６円筒コイルばねは、その一端（／１８ａ）
が底板（／１２）に取り付けらＪした固定ピン（５０）
に押し当たる。他端（４８ｂ）は、揺動板（４６）の後
述する巻き取り軸（６６）に掛けられる。

故に、揺動板（４Ｇ）には、固定軸（４４）を中心とし
て常に第３図中時削方向への回動習性が与えられる。

揺動板（４６）の第３図中下側の頂点位置には、送り出
しコア（５２）が配さ才りる。送り出しコアは、揺動板
（４６）に立てた取付軸（５４）を中心に回転可能に支
持される。この送り出しコア（５２）には、リボン（５
６）が巻かれる。このリボンとして、この実施例では、
ワンタイムリボンを用いる。そして、このリボン（５Ｇ
）は、複数のガイドローラ（５８）に案内されて、送り
出しコア（５２）から送り出し口（６０）を通って繰り
出され、いったん外部に引き出されて後、再び回収口（
６２）から内部に引き込まれるようになっている。その
内部に引き込まれたリボン（５６）は、揺動板（４６）
の残り１つの頂点位置に配された巻き取りコア（６４）
に巻きつけられる。巻き取りコアは、その中心に揺動板
（４６）から一体に突出する巻き取り軸（６６）を挿入
して揺動板（４６）上に取り付けられ、該巻き取り軸を
中心に回転可能とされる。この巻き取り軸（６６）の先
端部には、前述した円筒コイルはね（４８）の他端（４
８ｂ）が押し当てらねる。これによって、揺動板（４６
）が図中時Ｈ１方向に４＝Ｊ勢されて、巻き取りコア（
６４）がこれに巻かれるリボン（ｓ６）　を介して巻き
取りギヤ（６８）に押し付けられる。巻き取りギヤは、
その回転軸（７０）とともに回転可能にリボン力セッ１
−（４０）内において支持される。巻き取りギヤ（６８
）は、第５図から判るように、回転軸（７０）と、その
回転軸両端において該カセット（４０）の上板または底
抜（４２）に嵌まり込む嵌合端（７２）と、そして回転
軸（７０）の中間外周に設けられた三角歯状の歯部（７
４）とからなる。

このような構成からなるリボンカセット（４０）は、キ
ャリッジに取り付けられ第５図に示す如く、巻き取りギ
ヤ（６８）の下方１■合ｇ＾＋（７２）と伝達歯車（７
６）の中心軸（７７）とが連結在れ、巻き取りギヤ（６
８）が伝達歯車（７６）とモータ歯車（７８）との噛み
合いを介してリボン送りモータ（８０）と接続されてな
る。そして、このモータの回転が巻き取りギヤ（６８）
に伝達されてこれが回転し、その歯部（７４）がリボン
（５６）に喰い込みながらそのリボンを第３図中矢示方
向に、送ることとなる。

そこで、さらにモータ（８０）を駆動させて、順次リボ
ン（５Ｇ）を巻き取りコア（６４）に巻き取っていくと
、第３図中皿点Ｉ！Ａ線（ｅ）・（ｆ）で段階的に示す
ように、巻き取り側のリボンのパンケーキ（５６ｂ）の
外径寸法が次第に大きくなる。これにしたがって、揺動
板（４６）は、円筒コイルばね（４８）に抗して、固定
軸（４４）を中心に反時計方向に回動して図中矢印（Ａ
）方向に移動する。このとき、その方向に揺動板（４６
）が移動することによって、巻き取りコア（６４）がリ
ボンカセット（４０）の中心側に寄せられ、送り出しコ
ア（５２）が図中矢印（Ｂ）で示す如く周壁（４２ａ）
に向けて寄せられる。したがって、リボン（５６）が巻
き取られてその外径寸法が図示（ｅ）・（ｆ）のように
大きくなっても、そのノ（ンケーキ（５６ｂ）は、リボ
ンカセット（４０）内の十分に広ｂ１収納空］■に収ま
る。他方、送り出しコア（５２）に残りす月３ン（５６
）が巻かれるパンケーキ（５６ａ）は、図示（ｇ）・（
ｈ）のように次第にその外径が小さくなる力１ら、周壁
（４２ａ）に接近しても周壁近くの収納空間しこ十分に
収まることとなる。

なお、このリボンの巻き取り過程にあって、巻き取り側
のパンケーキ（５６ｂ）の外径寸法が（、）となり、送
り出しコア（５２）に残りリボン（５６）カー巻力）れ
るパンケーキ（５６ａ）の外径寸法が（ｇ）となって、
それらが等しくなったときに、それぞれの外径寸法の和
が最大となって、両パンケーキ（５６ａ）・（５６ｂ）
が最も接近する。そこで、この実施例では、送り出しコ
ア（５２）と巻き取りコア（６４）との中心間距離を、
前記送り出し側のパンケーキ（５６ａ）および巻き取り
側のパンケーキ（５１３ｂ）のそれぞれの半径寸法が等
しくなったとき、それらの和より若干大きく形成してな
り、これによって、両ノくンケーキ（５６ａ）・（５６
ｂ）が接り虫することがないようにしである。

そして、リボン巻き取り前に送り出し側のパンケーキ（
５６ａ）の外径が図示実線で示す如く最大であるとき、
パンケーキ（５６ａ）と周壁（４２ａ）との間に若干の
間ｔＩＭ（ｍ）が形成され、またリボン巻き取り終了時
に巻き取り側のパンケーキ（５６ｂ）の外径が図示（ｆ
）の如く最大となるとき、パンケーキ（５６ｂ）と周壁
（４２ａ）との間に同じく若干の間隙（ｎ）（もちろん
ｎ＝ｍでもよい）が形成されるように、リボン力セッＩ
−（４０）の幅寸法（氾）を決定する。

前記したこの発明の実施例では、ワンタイムリボンを用
いるインパクトプリンタに適用する例に沿って説明した
。しかし、この発明は、リボンをパンケーキ状に巻きつ
けて収納するリボン力セツ１〜を用いる印字装置であ九
ば、インバク１−プリンタの他に、熱転写プリンタやタ
イプライタ等の各種印字装置にも適用される。したがっ
て、リボンとして、ワンタイムリボンに限らず、重ね打
ちのできるマルチストライクリボンの他、熱転写リボン
等を用いることもできる。

次に、前記揺動板（４６）は三角形状に形成される。

しかし、揺動板は、送り、出しコアおよび巻き取りコア
を配設して、リボン力セツ１〜内で揺動し得る限り、四
角形状等の各種形状に形成することもできる。

また、前記した実施例では、揺動板（４６）の付勢手段
としての円筒コイルばね（４８）の一端（４８ａ）を固
定ピン（５０）に押し当てる。しかし、この円筒コイル
ばね（４８）の一端をリボンカセットの周壁等の他の固
定部材に押し当てる構成にすることもできる。そして、
前記実施例において、円筒コイルばね（４８）を揺動板
（４６）の円筒状の突起（４６ａ）に巻き付けて、その
揺動板（４６）上に配設する。しかし、揺動板を付勢し
て、巻き取りコア（６４）を巻き取りギヤ（６８）に押
し当てる限り、前記コイルばねに限らず板ばね等の各種
付勢手段を用い、しかも、リボン力セツ１〜内において
他の取付箇所にその細分手段を配設する構成にすること
もできる。

さらに、前記した実施例において、送り出しコア（５２
）は、揺動板（４６）と別体の取付軸（５４）に取り付
けて揺動板（４６）に回転可能に支持される。しかし、
この発明では、送り出しコアの前記取付軸を前記した巻
き取りコア（６４）の巻き取り軸（６６）と同様に、揺
動板（４６）から一体に突出させて送り出しコアを取り
付けるように構成してもよい。また反対に、巻き取りコ
ア（６４）の巻き取り軸（６６）を送り出しコア（５２
）の取付軸（５４）と同様に揺動板（４６）とは別体に
形成してその揺動板に立設するようにしてもよい。

なお、前記した実施例では、第３図に示す〃■く、リボ
ンカセット内において、送り出しコア（５２）と巻き取
りコア（６４）とを斜めに配列してリボン（５６）を巻
き取るように構成する。しかし、この発明のリボン力セ
ツ１〜では、その外形の設計上の変更に応じて、逐次縦
方向ないし横方向に送り出しコア（５２）および巻き取
りコア（６４）を配列してもよい。

効　　　果 この発明によれば、リボンの送り出しコアおよび巻き取
りコアを揺動可能な１つの揺動板に支持させ、リボンの
巻き取りにあたって、リボンが巻かれて変化する送り出
しコアと巻き取りコアそＪｌ。

ぞれの外径寸法の大きさに応じたリボン収納空間を形成
するから、リボンカセット内のリボン収納空間を最大限
有効に利用することができ、これによって、リボンカセ
ットを飛跳的に小型にすることができる。したがって、
リボン力セツ１〜の一層の小型化が実現するから、その
リボンカセットを取り付けて使用する印字装置自体の小
型化も達成することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は従来の印字装置のリボンカセット
を示し、共に上板を取り外して示す概略平面図である。 第３図は、この発明の印字装置のリボンカセットをその
上板を取り外して示す平面図である。第４図は、第３図
に示すリボンカセットにおいて用いる揺動板を説明する
側面図である。 第５図は、第３図に示すリボンカセットの巻き取りコア
への回転伝達の一例を示す説明図である。 （４０）・・・・・・・・・リボン力セッ１へ（４６）
・・・・・・・・・揺動板 （４８）・・・・・・・・・円筒コイルはね（５２）・
・・・・・・・・送り出しコア（５６）・・・・・・・
・・リボン （６４）・・・・・・・・・巻き取りコア（６８）・・
・・・・・・・巻き取りギヤ特許出願人　　株式会社リ
　コー 代理人　弁理士　　中　尾　俊　介 ε１了　＋　　１−゛（２ｉ ） ４０ 第４　　ｊ２（

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ■、　送り出しコア外周に巻き付けられ、それから緑り
   出されていったん外部に引き出され、その後再び内部に
   ６引き込まれて巻き取りコア外周に巻き付けられるリボ
   ンと、 そのリボンが巻き付けられる前記送り出しコアと前記巻
   き取りコアの双方を回転可能に支持し、−支点を中心と
   して揺動可動とされる揺動板と、 その揺動板を一揺動力向へ付勢する付勢手段と、 その付勢手段により前記揺動板が（＝Ｊ勢さＪして前記
   巻き取りコアがそれに巻き付けられる前記リボンを介し
   て押し当てられ、印字装置に取り付けたどきリボン送り
   モータの回転が伝達されてその回転を該巻き取りコアへ
   と伝達し、前記リボンを巻き取る巻き取りギヤと、 からなる印字装置のリボン力セツ１〜。 ２、　送り出しコアと巻き取りコアとの中心間距離を、
   該巻き取りコアにリボンを巻き取ってその外径寸法が残
   りリボンが巻き付けられる前記送り出しコアの外径寸法
   と等しくなったときのそれぞれの半径寸法の和より若干
   太きく形成してなる前記特許請求の範囲第１項記載の印
   字装置のリボン力セソ１〜。 ３、揺動板が三角形状をなし、１頂点を支点とし、残り
   ２つの頂点にそれぞれ送り出しコアと巻き取りコアとを
   回転可能に取り付けてなる前記特許請求の範囲第１項記
   載の印字装置のリボン力セツ１へ６ ４、　揺動板の支点軸に円筒コイルばねを巻き付け。 その円筒コイルばねの一端を固定部材に当て、他Ｚ１６
   を揺動板に当てて、その揺動板を一揺動力向へと付勢し
   てなる前記特許請求の範囲第１項記載の印字装置のリボ
   ンカセット。