JPS59220727A - 拡散転写写真集成体 - Google Patents

拡散転写写真集成体

Info

Publication number
JPS59220727A
JPS59220727A JP10276184A JP10276184A JPS59220727A JP S59220727 A JPS59220727 A JP S59220727A JP 10276184 A JP10276184 A JP 10276184A JP 10276184 A JP10276184 A JP 10276184A JP S59220727 A JPS59220727 A JP S59220727A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
image
stripping
silver halide
layers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10276184A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS633300B2 (ja
Inventor
ジヨン・フランシス・ビシヨツプ
ト−マス・オツト−・ブラウン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eastman Kodak Co filed Critical Eastman Kodak Co
Publication of JPS59220727A publication Critical patent/JPS59220727A/ja
Publication of JPS633300B2 publication Critical patent/JPS633300B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C8/00Diffusion transfer processes or agents therefor; Photosensitive materials for such processes
    • G03C8/42Structural details
    • G03C8/52Bases or auxiliary layers; Substances therefor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)
  • Steroid Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発皿辺七月挺団 本発明は、写真に関する。さらに詳しく述べると、本発
明は、隣接する親水層を複数層有し、その1層が一定量
の粒状物質を含むストリッピング層を使用して、受像層
を処理の後に集成体の残りからきれいに分離できるよう
にした、白黒及びカラー拡散転写写真に関する。好まし
い態様では、分離された受像層はストリッピング層を実
質的に全く付着していない。
従米肢血 カラーの一体型転写要素についての種々の形態が、文献
、例えば米国特許第3,415,644号、同第3、4
15.645号、同第3.415.646号、同第3,
647,437号、同第3,635.7C17号、同第
3,756,815号並びにカナダ特許第9za、 5
59号及び同第674,082号明細書に記載されてい
る。これらの形態では、観察のための写真像を有する受
像層が構造体中に存在する画像形成及び補助層と永久的
に結合しかつ一体化したままである(透明な支持体を集
成体の観察側上で使用する場合)。画像は、画像形成層
において製造された色素によって形成され、そして、構
造体の各層を拡散した後、色素像受理層に達する。集成
体の露光後、アルカリ処理組成物が種々の層を浸透して
いき、露光後の感光性ハロゲン化銀乳剤層の現像を開始
させる。それぞれの露光の程度に比例して乳剤層が現像
され、そしてそれぞれの画像形成層において形成された
かもしくは放出された画像色素が構造体中を拡散し始め
る。像状に分布せる拡散性色素の少なくとも一部が色素
像受理層に拡散し、よって、オリジナル被写体の画像が
形成される。利用者がこのプロセスの時間調整を行う必
要はない。
上記した一体型集成体は1つの問題を有する。
すなわち、ハロゲン化銀及びその他の画像形成層、最初
に処理液を収容していた使用ずみのボンド、そして過剰
の処理液を保持したトラップがすべて処理後にプリント
とともに残るということがそれである。この結果として
、得られるプリントは嵩高であり、そして保存したりア
ルバムで整理するのに多少の困難を伴う。
カラー拡散転写集成体のための剥離式の形態もまた従来
技術で、例えば米国特許第2,983,606号、1i
jl第3.362.819号及ヒ同第3.362.82
1号明1N ’i!i’ It:記載されている。これ
らの形態では、特定の長さの時間、通當約1分間が経過
した後、受像要素を感光要素から分離しなければならな
い。このことは、利用者がプロセスの時間調整をしなけ
ればならないことを意味し、時計が手許にない場合、欠
点である。さらに、廃棄されるべき集成体の一部は苛性
処理液で湿っており、取り扱いに際して注意を払わなけ
ればならない。
米国特許第3,730,718号明細書は、受像層を現
像の量感光要素から分離することができるようにストリ
ッピング層を使用した拡散転写集成体に関する。この特
許における例では、共に粒状物質を含む層の間にストリ
ッピング層を使用している。
しかしながら、ストリッピング層の両側の層に粒状物質
が存在する集成体は、分離する際にス) IJソピング
層を不均一に破砕し、下記のような欠点を示す。
さらに米国特許第4,359,518号明細書は、処理
の後にフィルムユニソ1−から感光層を剥離するため、
レリース層とともにストリッピングシートを使用した拡
散転写集成体に関する。ストリッピングシートのタイミ
ング層にシリカ粒子のような粒状物質を使用して、ブロ
ッキングを防止し、帯電防止剤として作用させている。
この特許の例Aでは、ハロゲン化銀乳剤層と1保護層」
(その組成は未知であるらしい)との間にレリース層を
使用している。しかし、この特許は、ストリッピング層
とハロゲン化銀乳剤層との間に存在し、本明細書に記載
するような粒状物質を含む親水性層の使用を開示してい
ない。
発凱員走ユニ提決潰tも祭直澗澗− 上記のような集成体にストリッピング層を使用すルこと
は、1つの問題を有する。ストリッピング層を一様な一
片として除去し、分離され、廃棄されるべき部分に保有
させるのが極めて望ましいのであるが、実際には、スト
リッピング層自体が破砕することが分かった。その結果
、2つの分離された表面に不規則に付着するストリッピ
ング層の部分が生しる。こうして分離された受像層の裏
には著しく斑点のある外観が生じ、これは市販品には望
ましくない。この斑点の多い外観は、1〜ランスペアレ
ンシイの形態のDmin領域で特に顕著である。
衾肌匹禰戊 本発明は、 a)ハロゲン化銀乳剤層を含む感光性要素、b)受像層
、及び C)前記ハロゲン化銀乳剤層と前記受像層との間にある
ストリッピング層 を含み、前記ストリッピング層の両面がこれに直接隣接
して、感光性ハロゲン化銀乳剤層又は受像層とは異なる
親泳性層を有し、ただ1層の前記親水性層が実質的に非
感光性の粒状物質を、その層中の親水性物質−粒状物質
混合物の5〜75容量%の量で含む写真集成体を提供す
ることによって上記の問題を解決するものであり、分離
すると、ストリッピング層の実質的に全部が集成体のう
らの、粒状物質を含む親水性層を有する部分に保有され
る。
本発明の好ましい態様においては、粒状物質を含む親水
性層がストリッピング層とハロゲン化銀乳剤層との間に
存在して、分離すると、ストリソピング層の実質的に全
部が集成体のうちのハロゲン化銀乳剤層を含む部分に保
有される。
黒白画像を形成する場合、露光の済んだ感光要素を現像
する。この現像の結果、未露光域では、それに含まれる
ハロゲン化銀錯形成剤がハロゲン化銀を熔解し、そして
その熔解したハロゲン化銀を受像層へ移動させる。次い
で、受像層に含まれる銀沈澱形成核が先に移動ゼしめら
れたハロゲン化銀錯体の還元をひきおこし、それを銀に
変化させる。このようにして、オリジナルに対応する画
像パターンを形成する。プロセスの詳細は、例えば米国
特許第3,220,835号及び同第3,820,99
9号明細書に記載されているように当業者には良く知ら
れている。
本発明の好ましい態様では、ハロゲン化銀乳剤層は、そ
れと組み合わさった色素像提供物質を有する。
本発明においてストリッピング層としては、必要な性質
を有する限り、任意の物質を使用することができる。こ
のような物質は、例えば米国特許第3,220.835
号、同第3.730.718号及び同第3.820,9
99号明細書に開示されており、アラビアゴム、アルギ
ン酸ナトリウム、ペクチン、ポリビニルアルコール及び
ヒドロキシエチルセルロースを含む。本発明の好ましい
態様では、ヒドロキシエチルセルロースを使用する。
本発明に使用するストリッピング層物質は、所期の目的
に有効な任意の量で使用することができる。要素1nf
当たりの濃度が5〜2000■である時に良好な結果が
得られる。この特定の使用量は、もちろん、使用する特
定のストリッピング層物質及び落択される特定の拡散転
写要素に応じて変動する。
本発明においてストリッピング層のそれぞれの側上に設
ける親水性層に使用する物質は、写真の分野で、このよ
うな用途に一般に使用される周知の物質の任意のもので
あってよい。これらの物質は、例えばゼラチン、多糖類
、アクリルアミドポリマー及び他のポリマー物質、例え
ば、Re5earch貼匹ハ胆匹の1978年12月、
176巻26頁17643項に記載されているポリマー
物質を含む。本発明の好ましい形態では、ゼラチンを使
用する。親水性層の被覆量は、望みに応じて広い範囲で
変動することができる。要素In?当たり0.1〜2.
0gの被覆量で良好な結果が得られる。
前記の本発明の親水性層に使用する粒状物質は、その層
を隣接するストリッピング層に密着して結合する点で所
望の結果を生じる限り、任意の物質であってよい。この
ような物質は、感光要素の感光性部分において画像形成
を妨害するかもしれないので、感光性であるべきではな
い。平均粒径0、OLcrmのCabot Regal
 400カーボンブランク及び平均粒径0.07μmの
CITGO(コロンビア)Carbon Raven 
410  のようなカーボンブランク;平均粒径0.2
5 p mのGulf and Westernllo
rsehead Rutileのような二酸化チタン;
平均粒径0.012μmのDuPont  Ludox
 AMのようなコロイド状シリカ;及び平均粒径0.5
μmのポリ(メチルメタクリレ−1・)ビードを用いて
、良好な結果が得られた。好ましい態様においては、カ
ーボンブランクを使用する。
本発明に使用する粒状物質の粒径は、上記の粒径範囲で
示したように広範囲に変動することができる。一般に、
粒径は0.01μm〜0.5μmの範囲である。また、
被覆すべき粒状物質の量も、その層における親水性物質
と粒状物質との混合物中の粒状物質の容量パーセンテー
ジが5〜75%である限り、広く変動することができる
。5%未満或いは75%より多量の粒状物質を使用する
と、層分離における所望の改良が実現されないであろう
。このパーセンテージは、一般にこの分野でPvCパー
センテージ(顔料容量含有率)と言われる。本発明に好
ましいPVCパーセンテージは、10〜50%である。
親水性層において被覆すべき粒状物質の量は、その密度
の函数である。
粒状物質は、写真要素に多数の理由で使用された。例え
ば、上記の米国特許第4,259.518号明細書には
、4tltlに、ストリッピング層を巻き取るときに最
外層中のシリカ粒子がブロッキングを防止することが開
示されている。このような物質は、この分野で°“ブロ
ッキング防止”剤として知られている。従って、このよ
うな物質が一つの旧に存在すると、その層の隣接層への
付着性が低減すると予測されたであろう。しかしながら
、本発明によれば正にその反対のことが起こることが意
外にも分かった。粒状物質を含むストリッピング層に隣
接する親水性層は、その他方の側の親水性層より強くス
トリッピング層に結合することが分かった。剥離は最も
弱い界面結合のところで起こるので、分離の後にストリ
ッピング層を廃棄すべき集成体の部分(通常、ハロゲン
化銀乳剤層を含む部分)に保有さゼることが可能になる
。従って、その場合に剥離された受像層は、その裏面に
きれいな外観を有するであろう。
本明細書に記載する集成体におりるストリッピング層に
隣接する親水性層の一つに粒状物質を使用することは、
これらの二つの層の間の結合を強化することのできる手
段である。これによりストリッピング層の反対側で剥離
を行うことが可能になる。ストリッピング層の反対側の
親水性層は、粒状物質を全く含まないか、又は実質的に
含まないのが好ましい。その理由は、その層に相当量の
粒状物質が存在すると、望ましくないことに、その層と
ストリッピング層との間の結合を強化しやすいからであ
る。
本発明は、ハロゲン化銀及びその他の層の嵩張り、使用
済みボンド及びトラップを伴わないで反射プリントを得
ることが望ましい拡散転写集成体に使用することができ
る。換言すると、本発明の集成体は、コンベンショナル
写真の奏する手触り及び保存特性とインスタント写真の
奏する利便及び利点を組み合わせて有する。トランスペ
アレンシイも同様の方法で得ることができる。さらに加
えて、透明な支持体を使用し、要素中に保有される画像
を利用し、その後、残留画像色素、ハロゲン化銀及び不
透明化層を除去することによって、本発明によりトラン
スペアレンシイ要素を得ることができる。その態様にお
いて、色素像受理層を含む集成体の部分は、廃棄すべき
部分であるから、その部分にストリッピング層を保有さ
せるのが望ましい。その場合、粒状物質は、ストリ・ノ
ピング層と色素像受理層との間のiJt水性層に存在す
る。
この場合、必要に応じて、ストリ・ノピング層の他方の
側にクリーンな分離が行われるであろう。
集成体からハロゲン化銀及び色素像提供物質の層を除去
することによって、これらの高価な物質を集成体の廃棄
部分から回収するための選択可能性もまた生まれる(そ
うすることが経済的に可能である場合)。一 本発明によりカラーで写真画像を形成する方法は、下記
の工程: ■)支持体と、その支持体上のものであって色素像提供
物質が組み合わさった少なくとも1つの感光性ハロゲン
化銀乳剤層とを含む感光要素を露光すること、 II)前記要素をハロゲン化銀現像剤の存在でアルカリ
処理組成物で処理し、よって、それぞれの露光済みハロ
ゲン化銀乳剤層の現像を行い、したがって: fal像状分布せる色素像提供物質をハロゲン化銀乳剤
層の現像の函数として形成させ、そして(bl像状分布
せる色素像提供物質の最低一部を色素像受理層に拡散さ
せること、そして ■)上記したようなストリッピング層及び隣接親水性層
を用いて色素像受理層を前記感光要素の残りから分離し
、前記ストリッピング層の実質的に全部が上記したよう
な粒状物質を含む親水性層を有する要素部分に保有され
るようにすること、を含んでなる。
上記した方法に′おいて写真要素をアルカリ処理組成物
で処理して任意の方法で現像を行うか、又は開始させる
ことができる。処理組成物を施すための好ましい1方法
として、その組成物を含有する破壊可能な容器又はボ・
7Fの使用がある。
本発明の好ましいl態槌において、写真集成体は、下記
の要素: a)支持体と、その支持体上のものであって色素像提供
物質が組み合わさった少なくとも1つの感光性ハロゲン
化銀乳剤層とを含む感光要素、b)前記感光要素の支持
体から最も離れた外側の層上に位置する透明なカバーシ
ート、C)前記感光要素中もしくは透明なカバーシート
上のいずれかに位置する色素像受理層、そしてd)アル
カリ処理組成物及びその組成物を含有しかつ前記感光要
素及び透明なカバーシートの中間に放出するための手段
を含み、そして、集成体はストリッピング層及び上記し
たような隣接親水性層を含む。
本発明の好ましい1態様において、アルカリ処理組成物
を含有する手段は破壊可能な容器又はボンドである。こ
の容器又はボンドは、例えばカメラ内処理用に設計され
たカメラに見い出されるような加圧部材によって容器に
加えられた圧縮力によってその容器の内容物が写真集成
体内に放出せしめられるような位置にその集成体の処理
中にあるように作られている。
本発明において有用な色素像提供物質は、ポジ作用もし
くはネガ作用のいずれか一方であり、そして、アルカリ
組成物で処理する間、写真要素中で初311に易動性で
あるかもしくは不動性である。
本発明は、ネガ型、の受像要素を有する一体型写真要素
用の形態に有用であり、この形態はカナダ特許第928
,559号明細書に開示されている。この態様では、写
真要素の支持体は透明であり、そして受像層、実質的に
不透明な光反射層、前記のストリッピング層及び隣接親
水性層、並びに前記の感光性層(1つもしくはそれ以上
)が塗布されている。現像剤を含めたアルカリ処理組成
物及び不透明化剤を含有する破壊可能な容器は最上層及
び透明なカバーシートの中間に位置し、また、カバーシ
ートはその上方に、順番に、中和層及びタイミング層を
有する。このフィルムユニットをカメラ内に収容し、透
明なカバーシートを通して露光し、そして次にカメラ内
の一対の加圧部材の中間を通過させてそこから引き出す
。加圧部材が容器を破壊し、その内部の処理組成物及び
不透明化剤をフィルムユニットのネガチブ部分上に散布
してネガチブ部分を不感光性にする。処理組成物はそれ
ぞれのハロゲン化銀層を現像し、そして現像の結果とし
て形成された色素像が受像層に拡散し、よって、ポジ型
の正しい画像が与えられる。この画像を、不透明な反射
層ハックグラウンド上で透明な支持体を通して観察する
ことができる。
本発明を使用することができるさらに別の有用な一体型
形態は、米国特許第3,415,644号、同第3.4
15,645−号、同第3,415.646号、同第3
,647,437号及び同第3,635,707号明細
書に記載されている。
単色もしくは多色のポジ像を形成するため、本発明の集
成体を使用することができる。三色系において、フィル
ム集成体のハロゲン化銀乳剤層は、それぞれ、それと組
み合わさった色素像提供物質を有し、また、色素像提供
物質は、可視スペクトルのうち前記ハロゲン化銀乳剤が
感光性を有する領域内において主たる分光吸収を有する
であろう。
それぞれのハロゲン化銀乳剤層と組み合わさった色素像
提供物質は、ハロゲン化銀乳剤層そのもの中に含まれる
か、さもなげれば、ハロゲン化銀乳剤層に隣接する層中
に含まれる。
種々のハロゲン化銀現像剤が本発明において有用である
。本発明において有用な現像剤又は電子移動剤(PTA
)の特定の例は、ハイドロキノン、カテコール、そして
3−ピラゾリジノン化合物を包含する。異なるETAの
組み合わせもまた使用することができる。
記載の集成体中で中和物質を使用した場合、転写像の安
定性を高めることができる。この中和物質は、画像層の
pi値を約13〜14がら少なくとも11まで、好まし
くは5〜8まで、インビビション後短時間のうちに低下
させるであろう。適当な物質及びその機能は、例えば、
Re5earcbDisclosureの1974年7
月度版、22〜23頁、そしてRe5earch Di
sclosureの1975年7月度版、35〜37頁
に開示されている。
タイミング層又は不活性スペーサ一層を中和層上で使用
することができる。この層を使用すると、アルカリが不
活性スペーザ一層内を拡散する際の速度の函数としてp
u値の低下を“時間調整”もしくはコントロールするこ
とができる。このようなタイミング層の例及びそれらの
機能は、中和層に係る上記パラグラフで引用した文献:
 ResearchDisclosureに開示されて
いる。
“′不拡散性”なる用語は、それを本明細書において用
いた場合、写真用語として一般に通用している意味を有
し、そして、あらゆる実用目的に関して、アルカリ媒体
中でかつ好ましくばpH=11もしくはそれ以上の媒体
中で処理する場合に写真集成体中の有機コロイド層、例
えばゼラチンを通ってマイグレートも浮遊もしないよう
な物質を指す。“不動性”なる語にも上記と同じ意味を
与えることができる。“拡散性”なる語は、それを本発
明の物質に対して用いた場合、上記と反対の意味を有し
、そしてアルカリ媒体中で写真要素のコロイド層内を有
効に拡散する性質をもった物質を指す。“易動性”にも
“拡散性”と同じ意味がある。
“それと組み合わさった”なる語は、それを本明細書に
おいて用いた場合、複数の物質が互いに近づき得る限り
においてそれらの物質を同一の層もしくは異なる層のい
ずれか一方に存在さゼ得るという意味をもたせることを
意図している。
光1Fυ[様 下記の例は、本発明をさらに説明するためのものである
A)透明なポリ (エチレンテレフタレート)フィルム
支持体上に下記の層を記載した順序で被覆することによ
って、対照の一体型受像(IIR)要素を製造した。量
は、特に断りのある場合を除いて、g/M単位で括弧で
くくって示しである。
(1)ポリ (スチレン−ツーN−ベンジル−N、N−
ジメチル−N−ビニルヘンジルアンモニウムクロリドー
コ−ジビニルベンセン) (モル比49: 49 : 
2)(1,1)及びゼラチン(1,2)の受像層、 (2)ポリ (スチレン−ツー1−ビニルイミダゾール
ーコー3−ベンジル−1−ビニルイミタソリウムクロリ
ド)(50:40:10モル比)(1,6)及びゼラチ
ン(0,75)の受像層、(3)二酸化チタン(17)
及びゼラチン(2,6)の反射層、 (4)カーボンブランク(0,95)及びゼラチン(0
,65)の不透明層、 (5)ゼラチン中間層(0,54)、 (61Natrosol GXR−2’50 ヒドロキ
シエチルセルロース(0,81)のストリッピング層、 (7)ゼラチン中間1(0,64)、 (8)米国特許第4,356,250号明細書のシアン
色素レリーサB(0,37)及びゼラチン(0,54)
、及び (9)ゼラチンオーバーコート(0,43)。
層8及び9ば、米国特許第4,356,250号明細書
の例1に記載されているような完成11Rの最上層及び
最下層である。この試験の目的には、完全な感光要素を
有することは必要ではなかった。
13)157がさらに平均粒i¥0.5μmポリ (メ
チルメタクリレ−1・)ビード(0,56)を、pvc
(顔料容量含有率)47%で含む以外は、A)と同様な
IIRを製造した。
C)Ii7がさらに平均粒径0.5μ■1のポリ (メ
チルメタクリレート)ビード(0,18)をpvc22
%で含む以外は、A)と同様なIIRを製造した。
D)層7がさらに平均粒径0.012μmのDuPon
t Ludox  AMココロイドシリカ(0,95)
をPVC47%で含む以外は、A)と同様なIIRを製
造した。
E)Ff7がさらに平均粒径0.012μmのDuPo
nt Ludox  AMココロイドシリカ(0,32
)をPVC23%で含む以外は、A)と同様なIIRを
製造した。
F)N7がさらに平均粒径0.07μmのCabotR
egal 400カーボンブランク(0,95)をI)
 V C50%で含む以外は、A)と同様なIIRを製
造した。
G)Ji57がさらに平均粒径0.07.c+mのCa
botRegal 400カーボンブラツク(0,32
)をpvc25%で含む以外は、A)と同様なIIRを
製造した。
■)層7がさらに平均粒径0.25μmのGulfan
d Western tlorsehead Ruti
le二酸化チタン(1,8)をPVC48%で含む以外
は、A)と同様なIIRを製造した。
111rF47がさらに平均粒径0.25.t+mのG
ulfand Western l1orsehead
 Ru5tle二酸化チタン(0,59)をPVC24
%で含む以外は、A)と同様なIIRを製造した。
はぼ一定のI) V Cパーセンテージで粒状物質を用
いて前記の塗膜を製造した。従って、現実の被覆正量は
変動する。各物質をIX及び3Xレヘルで被覆した。
」−記のI I Rで″テープテスト゛を行った。この
テストは、実際の写真塗膜におAJる実際のストリッピ
ング性能と高い相関関係を有する。このテストば、試験
ずべきIIRの層9の上に3M社の5coLcl+ 8
10マジツク透明テープの小部分をしっかり押しつり、
テープ上で急速に引っ張ることからなる。
こうして試験したIIRのB−Iば、層6と5との間の
点で剥離され、その要素において最も弱い結合を示した
。対照のIIRのAでは、不規則な不連続的ストリッピ
ングが起こった。
その次に弱い結合を測定するために、屓6の上の残りの
要素について第二のテープテストを行った。この第二の
テストによって層6が除去されなかった場合、層7及び
6の間の結合は強いと考えられる。層6が第二のテープ
テストで除去された場合、その結合は弱い(しかしそれ
でも層6と5との間の結合より強い)と考えられる。
下記の結果が得られた: (以下余白) 第1表 層7中の粒状物質   1) V C層5と6 層6と
7土1尺   (g/rrr)     −βハ治が星
治A    ナシ        −   弱い   
弱い0・1照)                 (
不連続ストリッピング)B ポリ (メチルメタクリレ
−47最も弱い  強いし)ビード(0,56) Cポリ (メチルメタクリレ−22最も弱い  弱い1
・)ビード(0,18) D  シリカ(0,95)       47  最も
弱い  強いE  シリカ(0,32)       
23  最も弱い  弱いF カーボンブラック(0,
95)   50  最も弱い  強いG カーボンブ
ラック(0,32)   25  最も弱い  弱いH
二酸化チタン(1,8)      4B  最も弱い
  強い一二1−=1位化±タン (0,59)   
   24  最■(以下余白) 前記の結果は、すべての例において、ストリッピング層
に隣接する親水性層中にi状物質を使用すると、これら
の2つの層の間の付着が改良され、よってストリッピン
グ層の反対側で剥離を起こさせることを示す。IIR要
素のB、D、F及びHでは、高濃度の粒状物質を使用し
たごとにより層6と7との間に強い結合がflられた。
肛 A)N7の後に下記の層を使用する以外は、例1におけ
るA)と同様なIIRを製造した=(8)シアンレドッ
クス色素提供層、 (9)ゼラチン中間層、 (10)赤感性ハロゲン化銀乳剤層、 (11)ゼラチン中間層、 (12)マゼンタレドックス色素提供層、(13)緑感
性ハロゲン化銀乳剤層、 (14)ゼラチン中間層、 (15)イエローレドックス色素提供層、(16)青感
性ハロゲン化銀乳剤層、及び(17)ゼラチンオーバー
コート層。
lit 8〜17は、Irani らの米国特許第4 
、356 、250号明細書の例1に記載されているも
のと同様である。
B)N1がさらに平均粒径0.012μrnのDu−P
ont Ludox  6Mコロイド状シリカ(0,1
1)をPVC9で含む以外は、A)と同様なIIRを製
造した。
C)層7がさらに平均粒径0.012.umのDu−P
ont Ludox  6Mコロイド状シリカ(0,3
2)をPVC23で含む以外は、A)と同様なIIRを
製造した。
D)lit7がさらに平均粒径、0.012μmのDu
−Pont Ludox  AMコロイド1大クシリカ
(0,65)をPVC38で含む以外は、A)と同様な
IIRを製造しノこ。
E)1M7がさらに平均粒径0.012.umのDu−
Pont Ludox  6Mコロイド状シリカ(0,
95)をPVC48で含む以外は、A)と同様なIIR
を製造 し ノこ 。
F)ff17がさらに平均粒径0.07.crmのCI
TGO(コロンビア) Carbon Raven 4
10カーボンブランク(0,11)をPVCIOで含む
以外は、A)と同様なII’Rを製造した。
G)層7がさらに平均粒子’ii 0.07 μm 0
)CITGO(コロンビア) Carbon Rave
n 410カーボンブラツク(0,32)をPVC25
で含む以外は、A)と同様なFIRを製造した。
H)Fi7がさらに平均粒径0.07μmのCITGO
(コロンビア) Carbon Raven 410カ
ーボンブラツク(0,65)をP’V C40で含む以
外は、A)と同様なIIRを製造した。
1)lit7がさらに平均粒径0.07.crmのCI
TGO(コロンビア) Carbon Raven 4
10カーボンブランク(0,95>をPVC52で含む
以外は、A)と同様なIIRを製造した。
カバーシート及び処理ボッドを米国特許第4.3sd、
zso号明細書の例Iにおけるこれらと同様にして製造
し、フィルム集成体に積層した。
上記のフィルム集成体を段階濃度カラーテスト被写体に
露光した(ストリッピング層と隣接親水性層がセンシト
メトリー効果を有しないことを証明するため)。一対の
並置ローラを使用してカバーシートとIIRとの間に処
理ボンドの内容物を散布することによって集成体を処理
した。積層したフィルム集成体を室温で1週間、室温で
3週間、32℃/15%RHで3週間静置した。次いで
、各集成体を手で剥離した受像体を上層のハロゲン化銀
乳剤層から分離させた。
理想的には、分離ば刑5と6との間(位置lと記ず)で
起こるべきである。分離は、ときどき層6と7との間(
位置2と記す)で起こった。この場合、剥離された受像
体の裏面にストリッピング層の肉眼で見える不規則な形
の領域が不都合にも残る。他の場合には、層8から上の
種々の位置で(位置3と記す)分離が起ごった。これば
、乳剤層及び色素提供層が画像を有する要素上に保有さ
れ、視覚的に好ましくないことに加えて汚れの問題を引
き起こすことがあるので、最も好ましくない分離点であ
る。
下記のデータは、ストリッピング層6に隣接して被覆さ
れたN7における種々の粒状物質に関するストリッピン
グ特性を示す。分離領域%を位置1/2/3によって表
に示す。従って、理想的分離はjoOloloであろう
。100分離領域%はウェット領域(中央部)及びドラ
イ領域(縁部)の両方に対して層5と6との間に関する
。30/60/10のように、極めて不満足な分離は、
領域の1/3未満が層5と6との間で分離され、ストリ
ッピング層のほぼ2/3が分離された受像体の裏面に保
有さ−れ、乳剤層のかなりの部分が破砕されたことを示
す。
分離は、集成体の乾燥した外側のマスク領域で開始され
、初めは湿っている中央の像領域を通って続く。よって
、集成体のドライ領域でもウニ。
ト領域でも、また界面でもクリーンな分離が行われるの
が望ましい。下記の結果が得られた。
(以下余白) 上記の結果は、層7に粒状物質を添加すると、ウェット
及びドライストリッピングが共に改良されたことを示す
。はとんどの場合に、シリカ又はカーボンブラ・ツクの
量を増加j−るに従って、層5と6との間の分離が改良
された。しかしながら、層が一体性に欠け(自然分Ii
!(I)、そして脆弱であるという問題が起こるので、
極めて高い濃度は避けるべきである。
1)1−一泊

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、a)ハロゲン化銀乳剤層を含む感光性要素、b)受
    像層、及び C)前記ハロゲン化銀乳剤層と前記受像層との間にある
    ストリッピング層 を含み、前記ストリッピング層の両面がこれに直接隣接
    して、感光性ハロゲン化銀乳剤層又は受像層とは異なる
    親水性層を有し、ただ1層の前記親水性層が実質的に非
    感光性の粒状物質を、その層中の親水性物質−粒状物質
    混合物の5〜75容量%の滑で含む写真集成体。
JP10276184A 1983-05-23 1984-05-23 拡散転写写真集成体 Granted JPS59220727A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US49747283A 1983-05-23 1983-05-23
US497472 1983-05-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59220727A true JPS59220727A (ja) 1984-12-12
JPS633300B2 JPS633300B2 (ja) 1988-01-22

Family

ID=23977025

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10276184A Granted JPS59220727A (ja) 1983-05-23 1984-05-23 拡散転写写真集成体

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0127431B1 (ja)
JP (1) JPS59220727A (ja)
CA (1) CA1213458A (ja)
DE (1) DE3474220D1 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3674482A (en) * 1970-07-13 1972-07-04 Polaroid Corp Novel photographic products and processes
DE2049688C3 (de) * 1970-10-09 1981-02-12 Agfa-Gevaert Ag, 5090 Leverkusen Fotografisches Material und Verfahren zur Herstellung farbiger fotografischer Bilder
US4298682A (en) * 1980-08-01 1981-11-03 Eastman Kodak Company Photographic element having overcoating of ionic polyester in hydrophilic colloid
US4359518A (en) * 1981-06-26 1982-11-16 Polaroid Corporation Stripping sheet for use with diffusion transfer film unit

Also Published As

Publication number Publication date
JPS633300B2 (ja) 1988-01-22
CA1213458A (en) 1986-11-04
EP0127431B1 (en) 1988-09-21
DE3474220D1 (en) 1988-10-27
EP0127431A2 (en) 1984-12-05
EP0127431A3 (en) 1986-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2563342A (en) Photographic product and process
JPS6314343B2 (ja)
EP0045695B1 (en) Two-sheet diffusion transfer photographic assemblages
US4499174A (en) Hydrophilic layers adjacent a stripping layer for diffusion transfer assemblages
CA1248399A (en) Surfactant-like material in a hydrophilic layer adjacent a stripping layer for diffusion transfer assemblages
JPS6227705B2 (ja)
JPS59220727A (ja) 拡散転写写真集成体
JP2598520B2 (ja) 写真要素
CA1224076A (en) Photographic products and processes providing a negative image
JPS5811938A (ja) 感光性要素
US4695526A (en) Poly(ethylene oxide) stripping agents for photographic products
US4690884A (en) Photographic element and method for forming transparencies
JPS6060642A (ja) モノシ−ト型写真感光材料
JPH05313330A (ja) カラー拡散転写写真ユニット
JPS6042755A (ja) 写真感光材料
JPH0612428B2 (ja) 多色感光要素
JP2001166442A (ja) 拡散転写写真フイルムユニット
JPS593738B2 (ja) カラ−写真
JPH0213944A (ja) 拡散転写写真用受像性要素
JPH01271745A (ja) 剥離可能な写真材料
JPS6016615B2 (ja) カラ−拡散転写法写真要素
JPH0687164B2 (ja) カラー拡散転写写真フイルムユニツト
JPH02135445A (ja) カラー拡散転写写真フイルムユニツト
JPH06100809B2 (ja) カラー拡散転写写真フイルムユニツト
JPH0687160B2 (ja) カラー拡散転写写真フイルムユニツト