JPS59218860A

JPS59218860A - 印刷機のコンペンプリセツト装置

Info

Publication number: JPS59218860A
Application number: JP58092364A
Authority: JP
Inventors: Tsutomu Takei; 勉武井; Masaru Futaana; 勝二穴
Original assignee: Hitachi Seiko Ltd
Current assignee: Via Mechanics Ltd
Priority date: 1983-05-27
Filing date: 1983-05-27
Publication date: 1984-12-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、グラビア印刷機等において、連続的に供給さ
れる印刷紙の横ずれや縦ずれ等をなくスべくコンベンセ
ータローラの調整装置に関するものである。

グラビア印刷機等においては、多色印刷等をする上から
複数の版胴、案内ロー２を有している。とれら版胴、案
内ローラは所定寸法で一定の位置にあるが、印刷物、印
刷紙に応じて変える場合がある。その場合、版胴周長、
印刷紙の幅に応じて位置変えができるように設置された
コンベンセータローラがモータ駆動によって調整され、
版胴と印刷紙の位相合せがなされる。

従来、印刷前にこのような版胴周長、紙幅に応じた位置
ヘコンベンセータローラ（あるいはサイドレイ）を移動
させる場合は、押釦スイッチ等により個々あるいはブロ
ック単位毎に設はうしたモータを起動し、そのコンペン
セータロー２を上下移動させ、装置本体に張付けたスケ
ールの指示値を読みながら合せていた。

ところが、そのような計測箇所が１０数箇所ある大型機
種においては、位相合せの調整に長い時間を要し、非能
率的であるばかりか、位相合せが完了するまでに要する
試し刷シの紙を大量要し、損紙の増大にもつながってい
た。

例えば、グラビア印刷機の場合、印刷紙の流れ方向の位
相を合せるためのコンペンセータローラおよび印刷紙の
横ずれを調整するサイドレイは１０数箇所あるが、１箇
所のコンペンセータローラあるいはサイドレイを調整す
るのに５〜１０分の時間を要する。したがって、単紙計
算すると１０箇所の場合、５０〜１００分の時間を要し
印刷機における段取シ時間としては非常に長い時間であ
る。

本発明の目的は、前述の如き非能率的な作業をなくシ、
正確に、しかも短時間にコンベンセータローラ調整がで
きる装置を提供することにある。

本発明は、前に実績のある版胴周長、紙幅の場合は、そ
の前回の位置へ移動させればよいという点に着眼し、実
績のある使用条件（データ）を予め把握（記憶）してお
き、その使用条件のもとで使用する場合、自動的に対応
する使用条件を読出し、コンペンセータローラ、サイド
レイ機構等の位相合せ手段をプリセットできるようにし
、原点復帰等の初期操作なしに現在位置データが得られ
るように構成したことを特徴とする。

以下、添付図面に従って本発明の一実施例を詳述する。

図はコンペンセータローラを駆動制御する具体的な回路
構成図であって、１台のコンペンセータローラを調整す
る場合について示すが、同様の構成で他の複数本のコン
ペンセータローラ並びにサイドレイを調整できるもので
ある。図中、１はモータで、回転軸１′にはギヤ３．４
が取付けてちる。４，５はそのギヤ３，４と噛合うギヤ
であって、モータ回転を直角方向に伝えている。６は上
下動するコンペンセータローラで、両端にはメスねじを
形成したブロック７８が取付けてあって、そのブロック
７．８の雌ねじにギヤ４，５の回転軸であるねじ棒９，
１０が挿入され、噛合っていて、モータ１が起動し回転
軸１′が回転することによって、コンペンセータローラ
６は上下動するように構成しである。

１１．１２は回転軸２の端部に設けられた検出器を作動
させるだめの検出ドックで、正回転と逆回転を検出する
ために２側設けである。１３．１４はその検出ドック１
１．１２に対応して設けた検出器、１５はモータ１を駆
動制御するためのモータ駆動装置、１６．１７はモータ
起動用の手動押釦、１８は、検出器１３．１４よりの信
号を入力とし、回転軸１′の回転方向を判別するだめの
回転方向判別回路、１９はイニシャル七ット信号出力回
路、２０はメモリ書込み有効信号出力回路、２１は回転
方向判別回路１８よりの出力信号パルスをＮＡＮＤ回路
２２　、２３を介してカウントし、コンペンセータロー
ラ６の現在位置を知るためのカウンタ、２４はメモリ書
込み有効信号出力回路２０よシの指令信号によりカウン
タ２１のカウント値を記憶するメモリで、カウンタ２１
に対しプリセット信号も出力する。２５は扱者が操作す
るキーボードで、印刷物に対応してコンペンセータロー
ラ６の移動等を選択設定するためのものである。

２６はコントローラ、２７はプリセットデータラッチ回
路、２８はプリセットコントローラ、２９はカウンタ２
１よりのカウンタ出力とプリセットデータラッチ回路２
７よシの出力データとを比較するコンパレータ、　３０
．３１はＡＮＤ回路で、コンパレータ２９の出力とプリ
セットコントローラ２８の論理積をとり、モータ駆動装
置１５に対し正転逆転制御信号として出力している。

図示の如き構成において、いま版胴局長、紙幅に変更が
生じたとすると、それの指令信号をキーボード２５より
入力する。それによりコントローラ２６、プリセットコ
ントローラ２８ＡＮＤ回路３０．３１を介してモータ駆
動装置を起動し、モータ１を回転駆動するが、そのモー
タ１の回転軸１′に取付けた検出ドック１１．１２と、
検出器１３１４による回転検出機構よりパルス入力を得
、回転方向判別回路１８でアップ（ト）、ダウ／←）信
号をつくる。この検出ドック１１．１２と検出器１３．
１４並びに回転方向判別回路１８による回転方向判別：
ハ、例工ば、コンペンセータローラ６を上昇させる場合
、検出器１３がオン状態であったとする０そこよりコン
ペンセータローラ６を下降させるため、回転軸１′を逆
回転させたとすると、その両検出器よりの出力パルスに
位相のずれが検出される。これを回転方向判別回路１８
において判別している。

この回転方向判別回路１８よシのアップ（あるいはダウ
ン）信号はＡＮＤ回路２２を介してカウンタ２１におい
てカウントされ、その出力と、キーボード２５、キーボ
ードコントローラ２６、プリセットデータラッチ回路２
７を介して入力された設定データとをコンパレータ２９
において比較する。このコンパレータ２９によりプリセ
ット方向判別信号が出力され、ＡＮＤ回路３０（あるい
は３１）を介し、モータ駆動装置１５を介してコンペン
セータローラ駆動用のモータ１を駆動し、コンペンセー
タローラ６を上昇させる。そのコンペンセータ６の上昇
位置は前述の如き検出器により検出され、カウンタ２１
、コンパレータ２９ニより計測されているので、そこで
、コンノ（レータ２９での比較結果が一致したとき、プ
リセットコントローラ２９よシのプリセット信号出力は
なくなり、ＡＮＤ回路を介してのモータ駆動信号は停止
信号となる〇以下、これを繰り返すもので、コンペンセータローラ６
を下降させ、所定の位置にセットする場合も同様でおる
。

また、同装置を電源遮断した場合、あるいは動作中に突
然停電した場合は、初期設定したコンベンセータロー２
６の位置データが消え、再度初期紋別しなければならな
くなるが、そのような不具合を解法するために設けであ
るのが、停電記憶付きメモリ２４、メモリ書込み有効信
号出力回路２０であって、カウンタ２１にプリセットデ
ータを入力する回路である。すなわち、設定動作中に突
然停電した際は、停電記憶付きのメモリ２４で現在位置
を記憶し、再度電源がオンされた時に、イニシャルセッ
ト信号出力回路１９からイニシャルセット信号が出力さ
れ、カウンタ２１に入力されると共に、メモリ書込み有
効信号出力回路２０よりメモリ書込み有効信号がメモリ
２４に入力され、途中からの設定動作が可能である。し
たがって、電源停電後、電源がオンされた場合であって
も、原点復帰等の初期操作なしに現在位置データを得、
引続きのコンペンセータローラの位置設定が可能である
。

上述の実施ＥＦＩＪによれば、十数ケ所もあるコンペン
セータローラ、サイドレイ等の位置調塾を個々に移動調
節するとどなく、ｌケ所で、しかも自動的に行なえるの
で、非常に能率的である。

また、電源停電等が発生しても、停電時の現在位置を記
憶しておき、電源がオンしたら引続き位置設定ができる
ので、初期からの設定操作を必要としない。

なお、上述の実施例においては、コンペンセータローラ
を上下動させることによって版胴と印刷紙の位相を合せ
る場合について述べたが、これに限らず、コンペンセー
タローラを左右動させる場合も、また、サイドレイを移
動させる場合も同様の回路並びに機構でもって実現でき
る。さらに、十数ケ所に調整機構がある場合においても
、モータ駆動装置から同一の信号を出力することによっ
て実現できる。

以上の説明からも明らかなように本発明によれば、実績
のある使用条件を把握しておき、再度同じ使用条件とな
った場合、全部のコンペンセータローラ、サイドレイ等
の調整機構を同時に、Ｌかも自動的に移動させることが
でき、段取シ時間が非常に短時間で済み、機械のタウン
タイムを最小限にすることができると共に、損紙を最小
限にとどめることができ、経済的な効果も大きい。

【図面の簡単な説明】

添付図は本発明の一実施例を示すコンペンセータローラ
位置制御装置の具体的な回路構成図である。１・・・モータ、　２．３，４．５・・・ギヤ、６・・
・コンベンセータローラ、　　１１．１２・・・検出ド
ック、１３．１４・・・検出器、１５・・・モータ駆動
装置、１８・・・回転方向判別回路、１９・・・イニシ
ャルセット信号出力回路２０・・・メモリ書込み有効信
号出力回路、２１・・・カウンタ、２２，２３，３０，
３１・・・ＡＮＤ回路、２４・・・メモリ２５・・・キ
ーボード、２６・・・コントローラ、２７・・・プリセ
ットデータラッチ回路、２８・・・プリセットコントロ
ーラ

Claims

【特許請求の範囲】

印刷機の版胴と、それに連続供給される印刷紙との位相
を合せるために設けられるコンベンセータローラ機構、
あるいは印刷紙のずれを矯正するために設けられるサイ
ドレイ機構等の位相合せ手段を、前記版胴周長あるいは
印刷紙幅に応じてモータ駆動により任意の位置に移動調
整する印刷機のコンベンプリセット装置において、前記
位相合せ手段を駆動するモータの回転軸の回転を検出す
る回転検出器と、該回転検出器からの出力パルス信号を
得てモータ回転軸の回転方向を判別する回転方向判別回
路と、該回転方向判別回路を介し、回転軸の回転に応じ
て得られた出力パルス信号をカウントするカウンタと、
該カウンタ出力とキーボードから入力された設定信号と
を備え、該コンパレータ出力によってモータ駆動制御装
置を制御し、キーボードで設定入力した位置まで前記位
相合せ手段を移動制御できるように構成すると共に、前
記カウンタからの出力を得、停電等で位相合せ手段が停
止したときの現在位置を記憶しておき、再起動時にその
記憶データを読出して引続き位置合せ手段を起動させる
ための記憶手段を設けたことを特徴とする印刷機のコン
ベンプリセット装置。