JPH09295083A - 板材のマークによるロールフィーダの位置決め制御装置 - Google Patents

板材のマークによるロールフィーダの位置決め制御装置

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JPH09295083A
JPH09295083A JP12911596A JP12911596A JPH09295083A JP H09295083 A JPH09295083 A JP H09295083A JP 12911596 A JP12911596 A JP 12911596A JP 12911596 A JP12911596 A JP 12911596A JP H09295083 A JPH09295083 A JP H09295083A
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Toshihiko Suzuki
鈴木利彦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プレス機械と連動運転するサーボモータを使用
したロールフィーダで、板材に設けたマークを検出して
位置決めする板材を送る場合に、送り精度の確保と短時
間で送りを完了する。 【解決手段】送り開始時のロールフィーダの目標送り量
を、必要な送り量と最大送り誤差を加えた量とし、板材
を送り、送り途中で板材の第1マークセンサにより板材
マークを検出すると、この状態からの、送り量と最大誤
差の和で減速しつつ板材を送り、送り速度が低下した状
態になっている状態で、第2マークセンサで板材のマー
クを検出すると、サーボモータを停止して送りを完了す
る。第1マークセンサの設置位置を選定して、これを達
成し、精度の確保と送り時間の最短化を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】サーボモータで駆動するロー
ルフィーダは、ロールフィーダを構成する一組のロール
により板材を挟み込み、ロールと板材の摩擦力を利用
し、ロールを回転駆動することにより板材を送ってい
る。印刷した板材等をプレス加工する場合に、板材に設
けられたマークを基準として板材の位置決めを行う。こ
の板材を送るサーボモータで駆動するロールフィーダの
制御装置に係わる技術である。
【0002】
【従来の技術】必要とする送り量より短い送り量を当初
のロールフィーダの目標送り量にして板材を送り、目標
送り量に近づき送り速度が低下し、この送り速度があら
かじめ設定された低速の状態になると、この低速状態で
引き続きサーボモータの運転を続け、マークセンサで板
材に設けられたマークを検出するとサーボモータを停止
させ、板材の位置決めを行っている。この従来技術によ
る板材の送り速度の変化を図5に示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ロールフィーダで板材
を送る場合、ロールと板材の間にはスリップが生じ、し
かもこのスリップ量が一定にならないため、ロールは目
標送り量に相当する回転をしても、板材の送り量は目標
送り量に対して長短が生じる。
【0004】サーボモータを使用したロールフィーダで
送る板材の送り量を正確にするため、板材に設けたマー
クを検出して板材の位置決めを行う従来技術では、スリ
ップ量の長短を考慮して、必要な送り量より小さい値を
目標送り量とし、この目標送り量により、通常のロール
フィーダと同様に送り、送り完了直前のあらかじめ設定
された低速送り状態に至ると、その低速状態で板材を引
き続き送り、マークを検出して送りを停止し、板材の位
置決めをしている。
【0005】このため、送り開始から減速して低速に至
る迄の最大スリップ量プラスαの量を、低速状態で送る
ことになり、この低速状態の所要時間が長くなり、生産
性を低下させると言う問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】サーボモータを使用した
ロールフィーダの目標送り量は、板材を必要な送り量送
る場合に生ずる最大スリップ量と、必要な送り量とを加
算した送り量とする。送りの途中で板材に設けたマーク
を検出する第1マークセンサがマークを検出すると、こ
の状態から以後に必要な送り量である残送り量は、第1
マークセンサの設置位置により、あらかじめわかってい
る。
【0007】第1マークセンサでマークを検出してから
のロールと板材のスリップ量の最大値である残スリップ
量と、前記の残送り量とをプラスした送り量を、残目標
送り量とする。
【0008】第1マークセンサでマークを検出すると、
制御装置に設けられたサーボモータ用のカウンタには、
当初の目標送り量からそれまでに送られた量を差引いた
残りの送り量に相当する値があるが、この値に変えて前
記残目標送り量に相当する値に入れ替え、これによりサ
ーボモータが駆動されて板材を減速しながら送り、第2
マークセンサでマークを検出すると、カウンタをクリア
して減速途中のサーボモータを停止させ、すなわちロー
ルを停止して送りを完了し、板材の位置決めを行う。
【0009】
【作用】板材の送り途中で、第1マークセンサでマーク
を検出することにより板材そのものから残りの必要な送
り量を得て、この得た送り量に相当する値をサーボモー
タ用のカウンタの値としている。このため、送り開始か
らの必要な送り量で板材を送る場合と比べると、板材の
送り誤差が小さく出来る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を、図1から図
4により説明する。台形状に速度変化して板材11を送
るロールフィーダ1には、ロール8と、ロール9が設け
られ、このロール8とロール9により板材11を挟み込
み、サーボモータ7でロール8を回転駆動することによ
り板材11は送られる。
【0011】このロールフィーダ1の制御装置2は、プ
レス機械3からの送り開始信号cを得ると、あらかじめ
設定手段4により設定し記憶手段2Bに記憶した目標送
り量bをもとに、サーボモータ7を駆動して、図2のG
点を目標して送りを始め、A点、B点を経由した速度変
化をしながら板材11を送りC点に至る。
【0012】C点で第1マークセンサ5が板材11に設
けられたマーク11Aを検出すると、あらかじめ設定手
段4で設定し制御装置2に設けられた記憶手段2Aに記
憶した残目標送り量aの値を、制御装置2に設けられた
サーボモータ7用のカウンタ2Aに代入し、この代入し
た値によりサーボモータ7を駆動し、D点を経て残目標
送り量aの送り完了するF点に向かい減速しながら板材
11を送る。
【0013】D点からF点の途中のE点に板材11が至
ると、第2マークセンサ6が板材11のマーク11Aを
検出する。この検出信号を制御装置2が得ると、カウン
タ2Aをクリアして制御装置2はサーボモータ7を停止
して、板材11の送りを完了する。この一連の動作を繰
り返し、板材11を順次プレス加工してプレス部品を得
る作業を行う。
【0014】第1マークセンサ5の設置位置は、減速点
D点の直前、すなわち送り完了前の減速中に送られる板
材の送り量にプラスαしたC点としている。このC点で
板材11のマーク11Aを第1マークセンサ5が検出
し、この検出信号により残目標送り量aが設定される。
【0015】すなわち、ロール8及びロール9と板材1
1のスリップ量の内、A点からB点迄の加速中と、B点
からC点迄の一定速度中のスリップ量は無視出来るよう
にして、C点からD点を経由してE点に至る間のスリッ
プ量の影響のみとしている。
【0016】すなわち、スリップ量の小さい変化のみを
含む残目標送り量aとしているので、減速終了間際に、
第2マークセンサ6がマーク11Aを検出するようにな
り、この状態でサーボモータ7を停止しても板材11の
送り精度が確保出来る。
【0017】これが図5に示す従来技術では、本発明に
おける第1マークセンサ5は設けられておらず、第2マ
ークセンサ6に相当するマークセンサのみが設けられて
いる。板材11の送りは、H点からI点迄の加速中と、
I点からJ点迄の一定速度中と、J点からK点迄の減速
中の全てのスリップ量の影響を受ける目標送り量bによ
りサーボモータが駆動されているので、本発明のスリッ
プ量より数倍大きい量の影響を受けている。
【0018】このため、板材11の送り精度を確保する
ために、送り完了前に低速状態で板材11を送り、この
スリップ量の大きい変化を吸収している。
【0019】ロールフィーダ1の板材11の送り速度の
変化が、図示していない三角形状の場合も、従来技術は
加速中と減速中のスリップ量の合計の影響を受けるが、
本発明は板材の減速直前に第1マークセンサ5を設置
し、減速中のスリップ量の影響のみを受ける構成とし
て、前述の台形状の速度変化する場合と同様の動作で良
いことは言うまでもないことである。
【0020】
【発明の効果】板材に設けられたマークを検出するマー
クセンサを2個設け、送り途中で板材の位置をマークセ
ンサで直接検出し、このマークセンサの設置位置からあ
らかじめわかっている残りの必要な送り量に、スリップ
を考慮してプラスαした値によりサーボモータを制御し
ている。このため、サーボモータの送り完了直前の減速
中に、板材の必要な送り量となり、送り速度は十分に低
くなっており、この状態で別のマークセンサにより板材
のマークが検出される。よって、直ちにサーボモータを
停止し送りを完了しても、板材の送り精度が確保出来、
短時間に板材を送ることが出来る制御装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の主要構成図を示す。
【図2】本発明の制御要素のブロック図を示す。
【図3】本発明の板材の送り速度の変化を示す。
【図4】本発明の制御の流れを示す。
【図5】従来技術の板材の送り速度の変化を示す。
【符号の説明】
1はロールフィーダ、2は制御装置、2A、2Bは記憶
手段、3はプレス機械、4は設定手段、5は第1マーク
センサ、6は第2マークセンサ、7はサーボモータ、
8、9はロール、11は板材、11Aはマーク、aは残
目標送り量、bは目標送り量、Fは残目標送り量で板材
を送った時の送り完了点、Gは目標送り量で板材を送っ
た時の送り完了点、である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65H 23/188 B65H 23/188 Z

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マークが設けられた板材を、プレス機械に
    間欠的に送るサーボモータで駆動するロールフィーダの
    制御装置において、 (イ)板材に設けられたマークを、送り途中で検出する
    第1マークセンサと、送り停止すべき位置を検出する第
    2マークセンサと、サーボモータの残送り量を演算保持
    するカウンタを有するサーボモータの制御装置と、目標
    送り量と材料の残目標送り量を制御装置に設定する設定
    手段とで構成する。 (ロ)実際の送り量より大きい目標送り量と、第1マー
    クセンサと第2マークセンサ間の距離より僅かに長い距
    離に相当する残目標送り量をあらかじめ設定手段で制御
    装置に設定する。 (ハ)板材をロールフィーダで送る途中で、第1マーク
    センサにより板材のマークを検出したら、制御装置は、
    カウンタが保持している残送り量を、設定した残目標送
    り量に変更し、この変更したカウンタの値によりサーボ
    モータが駆動されて板材を送り、第2マークセンサによ
    り板材のマークを検出したら、カウンタの値をクリアし
    てサーボモータを停止させ、送りを完了して板材を位置
    決めする。 以上を特徴とする板材のマークによるロールフィーダの
    位置決め制御装置。
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