JPH045324Y2 - - Google Patents

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JPH045324Y2
JPH045324Y2 JP1984102023U JP10202384U JPH045324Y2 JP H045324 Y2 JPH045324 Y2 JP H045324Y2 JP 1984102023 U JP1984102023 U JP 1984102023U JP 10202384 U JP10202384 U JP 10202384U JP H045324 Y2 JPH045324 Y2 JP H045324Y2
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JP
Japan
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motor
control means
amount
screwed
backing plate
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JP1984102023U
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JPS60114736U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、枚葉印刷機における見当位置調整装
置に関する。
従来、この種の見当位置調整装置としては、例
えば実公昭39−15615号公報に示されるように当
て板を一端に取付けた調整ネジを前当てブロツク
に螺進退可能に螺合して、該調整ネジの他端を手
動つまみあるいは工具を用いて正逆回転させるこ
とにより当て板を天地方向に移動することにより
印刷機に送り込む紙の天地方向の見当位置を調整
し、もつて紙への天地方向の印刷位置を調整して
いた。
しかし前述の従来の見当位置調整装置は、給紙
部側に配設された当て板の調整ネジを手動つまみ
あるいは工具を用いて直接回転することにより見
当位置を調整するものであるため、作業者は印刷
された紙が送り出されてくる排紙部側で印刷され
た紙を取出して印刷位置を確認しては排紙部とは
反対側の給紙部側に回つて当て板の位置を調整し
なければならないので、見当位置が合致するまで
複数回排紙部側と給紙部側との往復を余儀無くや
らなければならないのみならず、見当位置の調整
の都度、印刷機の駆動を停止して印刷を中断しな
ければならないので作業効率が悪いばかりか、そ
の調整は作業者の経験と勘に頼るものであるため
精度の出し難いものであつた。
従つて、本考案は、従来の見当位置調整装置に
おける調整ネジにモーターを駆動連結すると共に
該モーターの正逆回転制御を行う入力手段を排紙
部近傍に配設することにより上記従来の問題点の
解決を図つたものである。
以下本考案の実施例を図面に基づき説明する
と、第1図は天地方向の印刷位置を調整する前見
当位置調整装置に本考案を組込んだ一実施例を示
したものである。
17は、図示しないフレーム間に取付軸18を
支点として矢印X方向に揺動可能に枢支された前
当ブロツクである。
該前当てブロツク17には、一端に当て板19
を取付けた調整ネジ15が螺進退可能に螺合され
ており、該調整ネジ15を正逆回転させることに
より当て板19を図面上左方向に前進又は右方向
に後退させて印刷機の図示しない印刷胴部に送り
込まれる紙Pの給紙位置を天地方向に調整可能と
している点は従来と同様である。
而して、本考案に係る見当位置調整装置は、前
記調整ネジ15の他端にギヤ14を固着し、該ギ
ヤ14をモーター6の回転軸に固着したギヤ13
に噛合させることにより前記調整ネジ15とモー
ター6とを駆動連結し、前記モーター6を正逆回
転させて前記調整ネジ15を前当てブロツク17
に対して螺進退させると共に、前記モーター6の
正逆回転を排紙部近傍に配設された入力手段1の
操作により後述する如く制御しうるように設けて
いる。
入力手段1は、少なくとも前記当て板19の天
地方向、即ち前進あるいは後退移動量と移動方向
を入力可能に設けている。
数値制御手段2は、前記入力手段1に入力され
た移動量に基づき、これに対応した前記モーター
6の回転量を出力可能に設けている。
言うまでもなく前記モーター6の回転量は、前
記調整ネジ15の送りピツチと、前記入力手段1
に入力された移動量とに対応した調整ネジ15の
回転角及び前記ギヤ13,14のギヤ比により定
められたモーター6の回転角に対応した前記モー
ター6の駆動パルス数に変換して出力される。
制御手段3は、前記入力手段1に入力された移
動方向の出力を受けて前記数値制御手段2から出
力されたモーター6の回転量に応じた正逆回転信
号を出力可能に設けている。
駆動手段5は、前記制御手段3からのモーター
6の正逆回転信号により前記モーター6の回転を
制御可能に設けている。
従つて例えばモーター6に1パルスのプラス信
号を送ると0.01mm当て板19が前進し、逆にモー
ター6に1パルスのマイナス信号を送ると0.01mm
当て板19が後退するように機構的に構成された
見当位置調整装置にて作業者が印刷された紙Pを
排紙部側で見て0.2mm印刷位置を天方向に移動さ
れたいと考えた時は印刷機を停止したり給紙部側
にまわることなく入力手段1に0.2mmの移動量を
入力すると共に当て板19が前進するプラスの移
動方向を入力する。
すると数値制御手段2は前記入力手段1に入力
された移動量0.2mmに対応した「20パルス」をモ
ーター6の回転量として制御手段3に送り、制御
手段3は前記モーターの回転量「20パルス」を前
記入力手段1に入力された「プラス」の移動方向
として駆動手段5に送り、駆動手段5は制御手段
3から出力された「20パルスのプラス信号」によ
りモーター6を「20パルス」に相当する回転角だ
け正回転させ、モーター6は調整ネジ15及び当
て板19を0.2mmだけ前進させて停止する。そし
て見当位置が調整された後に印刷された紙Pを作
業者が見て更に見当位置調整が必要な場合は、更
にその場で入力手段1に調整したい移動量と移動
方向を入力すればよい。
尚、図面中16は、前当てブロツク17に配設
された検知手段(マイクロスイツチ)16であ
り、前述の実施例の如くモーター6を図示しない
フレームに設けたモーター取付台12により取り
付けた場合、前当てブロツク17の矢印X方向の
揺動により矢印Y方向に調整ネジ15及びギヤ1
4が揺動し、該ギヤ14とモーター6の回転軸に
固着されたギヤ13とが係脱するため、両ギヤ1
3,14が正常に噛合している時のみ制御手段3
から駆動手段5へ正逆回転信号が出力されるよう
に設けられた安全回路であり、両ギヤ13,14
の駆動連結が解除されている時や両ギヤ13,1
4の歯の頂部が突き当たり正常に噛合していない
時にモーター6が回転しないように設けられたも
のであり、図示しないがモーター6を前当てブロ
ツク17に取り付け、両ギヤ13,14が常時噛
合している場合は前記検知手段16を設ける必要
はない。
次に第2図は左右方向の印刷位置を調整する横
見当位置調整装置に本考案を組み込んだ一実施例
を示したものである。
15′は図示しないフレームに可回転かつ摺動
不能に支承された調整ネジである。
該調整ネジ15′には一端に当て板19′を取り
付けたブロツク17′が螺進退可能に螺合されて
おり、該調整ネジ15′を正逆回転させることに
より当て板19′を図面上右方向に前進又は左方
向に後退させて印刷機の図示しない印刷胴部に送
り込まれる紙Pの給紙位置を左右方向に調整可能
としている点は従来と同様である。
而して本考案に係る見当位置調整装置は、前記
調整ネジ15′に固着されたギヤ14にモーター
6の回転軸に固着したギヤ13を噛合させること
により前記調整ネジ15′とモーター6とを駆動
連結し、前記モーター6を正逆回転させて前記当
て板19′とブロツク17′とを前記調整ネジ1
5′に対して螺進退させると共に前記モーター6
の正逆回転を排紙部近傍に配設された入力手段1
の操作により制御しうるように設けている。
尚入力手段1、数値制御手段2、制御手段3駆
動手段5の構成並びに作用については第1図にお
いて説明の内容と同一のため説明を省略する。
以上説明した如く、本考案に係る枚葉印刷機に
おける見当位置調整装置は、調整ネジ15,1
5′をモーター6により正逆回転させて当て板1
9,19′の位置調整を行なうようにすると共に、
該モーター6の正逆回転制御を排紙部近傍に配設
された入力手段1に当て板19,19′の移動量
と移動方向を入力するようにしたため、天地方向
又は左右方向の見当位置調整を印刷機の駆動を停
止することなく、しかも排紙部側で行なえるので
作業者は給紙部側に回ることなく排紙部に排出さ
れる印刷された紙への印刷位置を確認しつつ見当
位置調整を行うことができるので印刷作業効率を
頗る向上しうるのみならず、その調整を勘に頼る
ことなく数字で管理できるので色刷り物等の微調
整を経験の浅い作業者でも適確にできて印刷精度
の向上が図れ、しかも本考案は従来の印刷機に簡
単に組み込める等のきわめて実用的な効果を生じ
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る枚葉印刷機における見当
位置調整装置の一実施例を示す概要図、第2図は
同他の一実施例を示す概要図である。 1……入力手段、2……数値制御手段、3……
制御手段、5……駆動手段、6……モーター、1
3,14……ギヤ、15,15′……調整ネジ、
17,17′……ブロツク、19,19′……当て
板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ブロツク17に対して一端に当て板19を取付
    けた調整ネジ15を螺進退可能に螺合し、あるい
    は当て板19′を取付けたブロツク17′を調整ネ
    ジ15′に螺進退可能に螺合して、該調整ネジを
    回転させることにより印刷機に送り込む紙Pの天
    地方向又は左右方向の見当位置を調整可能とした
    枚葉印刷機における見当位置調整装置において、 前記調整ネジに対して正逆回転可能にモーター
    6を駆動連結すると共に、 排紙部近傍に配設されて少なくとも前記当て板
    の天地方向又は左右方向への移動量と移動方向を
    入力する入力手段1と、 前記入力手段に入力された移動量に対応した前
    記モーターの回転量を出力する数値制御手段2
    と、 前記入力手段に入力された移動方向により前記
    数値制御手段から出力されたモーターの回転量に
    応じた正逆回転信号を出力する制御手段3と、前
    記制御手段から出力された正逆回転信号により前
    記モーターの回転を制御する駆動手段5とを備え
    たことを特徴とする枚葉印刷機における見当位置
    調整装置。
JP10202384U 1984-07-05 1984-07-05 毎葉印刷機における見当制御装置 Granted JPS60114736U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10202384U JPS60114736U (ja) 1984-07-05 1984-07-05 毎葉印刷機における見当制御装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10202384U JPS60114736U (ja) 1984-07-05 1984-07-05 毎葉印刷機における見当制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60114736U JPS60114736U (ja) 1985-08-03
JPH045324Y2 true JPH045324Y2 (ja) 1992-02-14

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ID=30661431

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JP10202384U Granted JPS60114736U (ja) 1984-07-05 1984-07-05 毎葉印刷機における見当制御装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2735194B2 (ja) * 1987-08-31 1998-04-02 大日本印刷株式会社 枚葉印刷機の横針位置表示装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5487983A (en) * 1977-12-26 1979-07-12 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Positioning stopper

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5487983A (en) * 1977-12-26 1979-07-12 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Positioning stopper

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JPS60114736U (ja) 1985-08-03

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