JPS5921882B2 - 親水性重合体ゲルの置換によるカチオン交換体の製造法 - Google Patents

親水性重合体ゲルの置換によるカチオン交換体の製造法

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JPS5921882B2
JPS5921882B2 JP50011976A JP1197675A JPS5921882B2 JP S5921882 B2 JPS5921882 B2 JP S5921882B2 JP 50011976 A JP50011976 A JP 50011976A JP 1197675 A JP1197675 A JP 1197675A JP S5921882 B2 JPS5921882 B2 JP S5921882B2
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
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    • B01J39/08Use of material as cation exchangers; Treatment of material for improving the cation exchange properties
    • B01J39/16Organic material
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    • B01J39/20Macromolecular compounds obtained by reactions only involving unsaturated carbon-to-carbon bonds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ヒドロキシル基の化学的置換により非イオン
性親水性重合体ゲルをカチオン交換体に変換する方法に
関するものである。
メタクリレート型の多孔性および半多孔性親水性ゲルは
、ポリデキストランの親水性ゲルに比して多くの利点、
とくに、その基礎となる重合体マトリックスの高い化学
抵抗性およびその優れた機械的強度の点において利点を
もつことが証明された。
そのゲルは、実験室、およびプラント処理において摩耗
が最少であること、膨潤がないことおよび合成の間で気
泡の大きさの分布を容易に制御できることの点で注目さ
れる。これらのゲルの非常に重要な特徴は、また、粒子
が大きな内部表面をもつこと、およびカラム中での相当
高い流速において欠点をもつことなく高い圧力に耐える
能力をもつことである。これらの性質は、ゲルがイオン
交換体に置換によつて変換することを予言している。ポ
リデキストラン、セルロースあるいは澱粉と同様に、ア
クリルまたはメタクリル酸のヒドロキシ誘導体に基づく
合成親水性ゲルもまた、適当な反応条件下でイオン性官
能基と化学的に結合可能な、多数の反応性ヒドロキシル
基を含んでいる。本発明の目的は、カチオン交換体の製
造が、重合体のヒドロキシル基が関与するような反応で
行なわれることを特徴とする、合成親水性アクリレート
およびメタクリレートゲルのヒドロキシル基を置換する
ことによりカチオン交換体を製造する方法を提供するこ
とにある。
本発明による生物学的物質の分離に特に適した親水性カ
チオン交換体の製造法は、(a) ヒドロキシアルキル
メタクリレート、ヒドロキシアルキルアクリレート、オ
リゴ一およびポリグリコールメタクリレート類、オリゴ
一およびポリグリコールアクリレート類、ヒドロキシア
ルキルアクリルアミドおよびヒドロキシアルキルメタク
リルアミドよりなる群から選ばれた単量体と、(b)ア
ルキレンジ一およびポリアクリレート類、アルキレンジ
一およびポリメタクリレート類、グリコールジアクリレ
ート、グリコールジメタクリレート、ポリグリコールジ
アクリレート、ポリグリコールジメタクリレート、ビス
アクリルアミド、ビスメタクリルアミドおよびジビニル
ベンゼンよりなる群から選ばれた交さ結合性共単量体と
の懸濁共重合によつて製造され、そして反応性ヒドロキ
シル基またはアルコキシド反応性基を含むアクリレート
およびメタクリレート単量体の交さ結合共重合体を、ハ
ロゲノアルカン酸またはその誘導体、ジカルボン酸の酸
無水物またはそのハライドまたはカルボジイミド類との
反応によつて変性させて解離によりアニオンを与える官
能性基を含む物質を生成することよりなり、前記ヒドロ
キシル基の変性反応において、ヒドロキシル基と反応し
うる数個の反応性基を含む化合物を使用し、そしてこの
反応の後に残留した反応性官能基はジカルボン酸および
ポリカルボン酸類、ヒドロキシカルボン酸類、アミノカ
ルボン酸類、リン酸および硫酸よりなる群およびハロゲ
ノエポキシド類、ジ一およびポリエポキシド類よりなる
群から選ばれた化合物と反応させてもよく、そして、所
望ならば、変性反応の完了後のゲルの第一級アルコール
基は通常の酸化剤でカルボン酸基に酸化させることによ
つて行なわれる。
非常に有効な反応は、アルカリ媒質、水溶液または有機
溶媒中におけるヒドロキシル基とハロゲノアルキルカル
ボン酸またはその塩との反応である。
これらの反応は、従来、クロル酢酸またはクロルプロピ
オン酸によるセルロース、ポリデキストランおよび澱粉
の置換反応に用いられた。しかしながら、ヒドロキシア
クリレートおよびメタクリレートに基づく合成ゲルとの
反応は非常に円滑に進行し、そして高い収率を与える。
カルボキシル官能性基と結合したイオン交換体は、−C
H2OH基の一部をカルボキシル基に酸化することによ
つて、またはゲルのヒドロキシル基をジカルボン酸また
はその酸無水物と酸エステルの形成の下に反応させるこ
とによつて生成する。リン酸の二価の基は、三塩化ホス
ホリン、リン酸または五酸化リンとの反応によつてゲル
母体と結合させることができる(特願昭49−097,
129号)。
しかしながら、ヒドロキシル基の置換は、水性媒質中で
リン酸塩類NaH2PO4,NaNPO4およびNa5
p5O,lとともに加熱することによつて有利に行なわ
れる。強酸官能基−SO3Hは、直接スルホン化によつ
て、芳香族ポリ(スチレン一共−ジビニルベンゼン)イ
オン交換体中に導入される。
ポリデキストリン型の親水性ゲルは、通常、ハロゲノス
ルホン酸またはその塩によつて、または環状スルホン/
SO2−CH2O\CH2一占H2によつて変性される
クロルスルホン酸または三酸化硫黄は、ピリジンまたは
トリエチルアミン中で澱粉と反応してスルホン誘導体を
生成する。ヒドロキシアクリレートおよびヒドロキシメ
タクリレートゲルの重要な利点は、それらが非常に強烈
な反応剤を用いるような変性反応条件下でさえも、基本
的ゲル骨格の破壊を伴うことなく、高い化学的安定性を
有することである。
実施例に記載した反応は、ヒドロキシアクリレートおよ
びヒドロキシメタクリレートゲルのアニオン性誘導体の
製造に適していることが確められた。
この方法で種々の型のカチオン交換体が生成され、そし
て、その強酸性官能基は共役結合によつて、均質、半均
質又は多孔質マトリツクスに固定される。このマトリツ
クスの有利な性質は、変性反応ののちにおいてさえも保
持されて残留する。ヒドロキシメタクリレートゲ゛ルは
ヒドロキシアクリレートゲルの安定性に比して、加水分
解媒質中においてより高い安定性をもつている。実施例
に記載されたカチオン交換体は、とくに、生体高分子お
よびその分解生成物の吸着およびクロマトグラフイ一の
目的で製造された。しかしながら、それらの応用はこの
事実によつて決して限定されることはない。また、つぎ
の実施例は本発明の対象をどのようにも限定しない。実
施例 1 分子量除外限界100,000の2−ヒドロキシエチル
メタクリレートとエチレンジメタクリレートとの共重合
体59を、40%NaOH3Oml中に159のクロル
酢酸を含む溶液に加えた。
混合物は充分に撹拌し、90℃に加熱した。この混合物
は、この温度に13時間加熱した。ついで冷却し、そし
てゲルを淵別し、熱湯で抽出し、20%HCI、水、1
0%HCll水、メタノール、アセトンおよびエーテル
で洗浄した。ゲルは空気中で乾燥し、ついで真空中で、
乾燥した。交換能は1mequi/flであつた。実施
例 2 分子量除外限界100,000の2−ヒドロキシエチル
メタクリレートとエチレンジメタクリレートとの共重合
体(5f1)を、40%NaOH3Oml中で膨潤させ
、0℃に冷却し、そして蒸留水30m1中に159のク
ロル酢酸ナトリウムを含む溶液を加えた。
混合物を30分間放置し、ついで8『Cに加熱し、そし
てこの温度を更に10時間保持した。生成物を沢別し、
ついで実施例1に記載した方法で洗浄した。交換能は1
.7mequi/9であつた。実施例 3 分子量除外限界700,000の2−ヒドロキシエチル
メタクリレートとエチレンジメタクリレートとの共重合
体19を水40m1中に4gの過マンガン酸カリウムと
4gの炭酸ナトリウムとを含む溶液に懸濁させた。
混合物を75℃に13時間加熱した。混合物を冷却し、
そしてゲルを淵別し、そして水、濃硝酸、濃塩酸および
これら酸の1:1混合物で洗浄した。ついで、水、メタ
ノール、アセトンおよびエーテルで洗浄し、そして空気
中および真空中で乾燥した。ついで、交換能を測定し、
赤外スペクトルが記録された。実施例 4 分子量除外限界100,000のジエチレングリコール
モノメタクリレートとエチレンジメタクリレートとの共
重合体29を、水7.5m1中に5.59の三酸化クロ
ムを含む冷却された溶液に加えた。
混合物は一夜放置した。生成物を淵別し、水、亜硫酸塩
の溶液、水、5%水酸化物、水5(:fl)HCI、水
、アセトンおよびエーテルで洗浄した。酸化は、赤外ス
ペクトルの変化から追跡した。実施例 5 実施例1におけると同じ共重合体1gをジメチルスルホ
キシド4m1および酢酸無水物2m1の混合物に加えた
混合物を攪拌し、75℃において浴中に置いた。16時
間加熱後、生成物を炉別し、アセトン、水、アセトンお
よびエーテルで洗浄した。
生成物を真空中で乾燥し、そして酸化は、赤外スペクト
ルにおける変化から追跡した。実施例 6 分子量除外限界100,000のトリエチレングリコー
ルモノメタクリレートとメチレンビスアクリルアミドと
の共重合体(19)をビリジン10m1中で膨潤させた
30分後、この混合物に無水マレイン酸29を加えた。
混合物を100℃に10分間加熱した。ついで、ゲルを
淵別し、ピリジンで抽出し、濃塩酸、水、30%NaO
YLメタノール、70%メタノール性水酸化物、メタノ
ール、水、10%HC2、水、メタノール、アセトンお
よびエーテルで順次洗浄した。生成物を空気中で乾燥し
、ついで、真空中で乾燥した。測定された交換能は1.
6mequiψであつた。実施例 7 実施例1におけると同じ共重合体1f!を、ピリジン1
0m1中で膨潤させた。
30分後、無水フタル酸29をこの溶液に加えた。
混合物を充分に攪拌し、そして90℃に加熱された浴中
に置いた。反応混合物を含む容器を15時間後に除き、
混合物を冷却し、そしてゲルを淵別した。生成物は、水
、30%HCII、水、10%NaOH.水、メタノー
ル、10%メタノール性NaOH、メタノールおよび水
で洗浄し、再びメタノール、アセトンおよびエーテルで
洗浄した。生成物を空気中で乾燥し、ついで真空中で乾
燥した。測定された生成物の交換能は1.6mequi
v/flであつた。実施例 8分子量除外限界100,
000の2−ヒドロキシエチルアクリレートとエチレン
ジアクリレートとの共重合体19を、無水コハク酸29
およびトリエチルアミン6m1とともに95℃に6時間
加熱した。
生成物を炉別し、熱湯、濃塩酸、水、30%NaOH(
短時間)、水、メタノール、10%メタノール性水酸化
物、メタノール、水、メタノール、アセトンおよびエー
テルで洗浄した。ゲルを空気中で乾燥させ、次いで真空
中で乾燥した。この生成物の交換能は1.8mequi
v/9であつた。実施例 9実施例1におけると同じ共
重合体19を、冷却したクロルスルホン酸6m1に加え
た。
混合物は、添加の間冷却し、ついで、10分間放置した
。ジオキサンを混合物に加え、そして混合物とジオキサ
ンとを振盪し、NaO′HO)予め冷却された5%溶液
の大過剰量の中に注入した。生成物を水洗し、ジオキサ
ンで抽出し、アセトン、ピリジン、水、濃塩酸、水およ
びアセトンで洗浄した。生成物の測定された交換能は1
.7mequiv/9であつた。実施例 10実施例1
におけると同じ共重合体1gおよび亜硫酸水素ナトリウ
ム49を熱湯10Tn1と混合した。
混合物は溶解したのち、230〜250℃に加熱された
プロツク中に置いた。水の大部分が蒸発した時、混合物
に水を蒸発が妨げられるような量、徐々に加えて混合物
を再び湿らせた。加熱を20時間行ない、ついで、混合
物を冷却し、熱湯で抽出した。生成物は淵別し、蒸留水
、10%塩酸、水、10%水酸化ナトリウム、水、10
%塩酸、水、メタノール、アセトンおよびエーテルで順
次洗浄した。ゲルを空気中で乾燥し、ついで真空中で乾
燥した。そして硫黄の含有量を元素分析により追求した
。実施例 11 分子量除外限界100,000の2−ヒドロキシプロピ
ルメタクリレートとエチレンジメタクリレートとの共重
合体19を冷却したNaOHの30%溶液5wL1中で
膨潤させた。
混合物を5〜10℃に冷却し、過剰の水酸化物を吸引除
去し、そして水3m1中に1gの2−クロルエチルスル
ホン酸ナトリウムを含む溶液を前記溶液に加えた。混合
物をよく攪拌し、75℃に加熱し、そして50%NaO
H3mjを20分以内に徐々に加えた。ついで、混合物
を6時間加熱した。生成物は水、濃塩酸、水、20%N
aOH溶液、水、メタノール、水、10%塩酸、水、メ
タノール、アセトンおよびエーテルで洗浄した。ゲルは
空気中で乾燥させ、ついで、真空中で乾燥させた。生成
物の硫黄含有量は元素分析によつて測定した。実施例
12 リン酸水素ナトリウム49を蒸留水20dに溶解した。
この溶液に実施例1におけると同じ共重合体1.59を
加えた。混合物を攪拌し、そして230〜250℃に加
熱された恒温プロツク中に置いた。全部の水が蒸発した
のち、実施例10で記載したように、混合物は常に水蒸
気と接触するように、水で連続的に湿らせた。25時間
加熱したのち、生成物を熱湯で抽出し、蒸留水、濃塩酸
、水、10%NaOH溶液、10%塩酸、水、メタノー
ルおよびアセトンで洗浄した。
ゲルは空気中で乾燥させ、ついで真空中で乾燥させた。
生成物のリン含有量を測定した。実施例 13 分子量除外限界300,000のヒドロキシメタクリレ
ートゲルのナトリウムアルコキシド19(特願昭49−
148,217号明細書記載の方法によつて製造される
)をエチルプロモアセテート1.59と乾燥ジオキサン
10m1中で60℃において3時間反応させた。反応完
結後、ゲルを枦別し、ジオキサンおよび水で繰り返し洗
浄し、そして0.1NNa0H(20m1)中で100
℃において4時間加水分解させた。ゲルを再び水洗し、
H−サイクルに変換し、その交換能を測定した。実施例
142−ヒドロキシエチルメタクリレートとエチレン
ジメタクリレートとの共重合体29を50%NaOH溶
液10aと充分に混合した。
水酸化物を適宜吸引除去し、エピクロルヒドリン5mt
を加え、そして混合物を充分に攪拌し、110℃に2時
間加熱した。生成物をアセトンで洗浄し、水で急速に洗
浄し、ついで、アセトンおよびエーテルで洗浄し、そし
て真空中で乾燥した。元素分析により、Clが1.2%
であることが解つた。20%塩酸とともに60℃に1時
間加熱し、洗浄し、乾燥したのち、Cl3.ll%が測
定された。
実施例 15分子量除外限界100,000の2−ヒド
ロキシエチルメタクリレートとエチレンジメタクリレー
トとの共重合体19を、乾燥ジオキサン10w11と混
合し、シンハイドライド(Synhydride一商品
名、可溶性ナトリウムリチウムハイドライド)の70%
ベンゼン溶液10m1を加え、そして混合物を1/2時
間放置した。
懸濁物を淵過し、そしてゲルをジオキサンおよびベンゼ
ンで洗浄した。分子篩NaIsitA4で乾燥したブタ
ンジエポキシド29を加え、混合物を3日間放置した。
生成物の一部を2N(7)HCIで加水分解し、アセト
ンおよび水で洗浄した。元素分析によれば、CIO.7
3%を含んでいた。残留分を70℃で6時間加熱した。
2NのHC!中で加水分解し、洗浄したのちの元素分析
によればCl2,96%を含んでいた。
実施例 16Mg10f!および乾燥エチルプロミドか
らグリニヤール試薬を製造し、ついで、それを分子量除
外限界100,000の2−ヒドロキシエチルメタクリ
レートとエチレンジメタクリレートとの乾燥した共重合
体に冷却下に水分の接近を避けながら徐々に加えた。
この混合物を20分間攪拌し、ついで、ゲルを吸引淵別
し、そして乾燥エーテルで数回デカンテーシヨンを行な
い、乾燥器に貯蔵した。試料の一部を水に懸濁させ、フ
ェノールプタレーンを用いてHCIで滴定した。淵過後
、ゲルを乾燥し、評量した。交換能は19当り有機金属
の2.4mequivであつた。乾燥したエピクロルヒ
ドリン1.5m1を、グリニヤール試薬と反応させたゲ
ル19に注入した。
混合物を30分間放置し、ついで、100℃に10分間
加熱し、そして急速に冷却した。ゲルを淵別し、アセト
ンでデカンテーシヨンを行ない、メタノール0.5N(
7)HCIおよび水で洗浄した。ついで、それを0.5
N0HCI中に3日間保持し、水、メタノール、アセト
ンおよびエーテルで洗浄し、乾燥した。元素分析ではC
l2.O7%であつた。グリニヤール試薬と反応させた
ゲルの他の0.29を乾燥ブタンジエポキシド0.39
と混合し、選択された温度に空気の接近を避けながら加
熱した。所定の反応時間ののち、ゲルをアセトンおよび
水で洗浄し、淵別し、そして水10m1中にNaHSO
359を含む溶液で覆つた。反応後のゲルは水、メタノ
ール、アセトンおよびエーテルで充分に洗浄し、乾燥し
、そして硫黄および臭素の含有量を分析した。その結果
は第1表のとおりであつた。実施例 17実施例16に
よりグリニヤール試薬と反応させたゲルを乾燥エピクロ
ルヒドリン0.4m1と混合し、そして水分の接近を避
けながら所定の時間加熱した。
ついで、ゲルをアセトン、水、エタノールおよび水で洗
浄し、20%NaHSO3の過剰量とともに60℃に1
0時間加熱した。ついでゲルを水、メタノール、アセト
ンおよびエーテルで洗浄し、乾燥し、そして硫黄および
ハロゲン(たとえばCl)の含有量について元素分析を
行なつた。その結果は、第2表のとおりであつた。実施
例 18 分子量除外限界100,000の2−ヒドロキシエチル
メタクリレートとエチレンシダタグリレートとの共重合
体を、2N(7)NaOH中で膨潤させ、水酸化物溶液
を適宜吸引淵別し、そしてゲルを2倍過剰量の30%N
aOH水溶液と混合し、そして同量のエピクロルヒドリ
ンと混合した。
混合物を充分に攪拌し、恒温槽に置き、そして反応後、
冷却した。ついで、ゲルを水、アセトン、水、メタノー
ルおよび水で洗浄し、過剰量の20%NaHSO3溶液
で覆い、60℃に10時間加熱した。ゲルを充分に水洗
し、ついで、メタノール、アセトンおよびエーテルで洗
浄し、乾燥した。硫黄および塩素の含有量を元素分析に
より測定した。その結果は、第3表のとおりであつた。
実施例 19 100,000までの分子量をもつ2−ヒドロキシエチ
ルメタクリレートとエチレンジメタクリレートとの共重
合体5gをフラスコに入れた。
KMnO45flおよびNa2CO,5flを熱湯20
m1中に入れてえた溶液を水20TILIで希釈し、激
げしく攪拌しながらゲルに注入した。混合物を攪拌し、
78℃に12時間加熱した。ゲルを水、HCIとHNO
3との混合物、水、0.5N(7)NaO肚水、0.5
N0)HC/11水、アセトンおよびエーテルで洗浄し
た。全交換能は2.5mequiv/9であることが測
定された。第1図は0.1Nf)NaOHで滴定してえ
たH+型のイオン交換体の滴定曲線を示す。PHの価を
縦軸で表わし、滴定剤消費量を横軸で表わす。実施例
20 ホスゲンの10%ベンゼン溶液と300Cで5時間反応
させた分子量除外限界300,000の2ヒドロキシエ
チルメタクリレートとエチレンジメタクリレートとの共
重合体4gを、蒸留水10m1中でタウリン1.29と
混合した。
混合物を急速に撹拌し、30分間放置した。ついで、ゲ
ルを水、ピリジン、水、メタノール、アセトン、水、0
.5NのHCI、エタノールおよびアセトンで洗浄し、
そして乾燥した。元素分析による硫黄含有量は2.2%
であり、キエールダル(Kjehldal)法によるN
含有量は1.02%であつた。第2図は、H+型におけ
るイオン交換体の滴定曲線を示す。PH価は縦軸で表わ
し、滴定剤(0.1N0Na0H)の消費量は横軸にミ
リ当量で表わしている。実施例 21分子量除外限界1
00,000の2−ヒドロキシエチルメタクリレートと
エチレンジメタクリレートとの共重合体1gを、蒸留水
6m1中に分散させた。
混合物を10分間放置し、ついで、過剰の水酸化物をフ
リツトーガラスフイルタ一上で吸引淵別した。ゲルをヨ
ード酢酸19および水2m1とともに80℃に2時間加
熱し、水、2N0)NaOHl水、エタノール、アセト
ン、水、2N0I)HCI、水、エタノール、アセトン
およびエーテルで洗浄し、乾燥させた。測定された全交
換能は1.3mequ1v/f!であつた。第3図は、
H+型におけるイオン交換体の滴定曲線を示す。座標軸
は実施例20におけるものと同じ意味をもつ。実施例
22 分子量除外限界100,000の2−ヒドロキシエチル
メタクリレートとエチレンジメタクリレートとの共重合
体59を、三つロフラスコに入れ、乾燥アセトン100
m1で覆い、そして混合物を攪拌し、5℃に冷却した。
この温度で激しく攪拌しながらクロルスルホン酸10m
1を滴加した。混合物を30分間攪拌し、ついで、ピリ
ジン20m1を加え、さらに1時間0℃で攪拌した。生
成物を涙別し、そしてゲルを水、アセトン、メタノール
、水、2N(7)HCI水、エタノール、アセトンおよ
びエーテルで洗浄し、乾燥した。元素分析によれば、C
lおよびSの含有量はそれぞれOおよび1.20%であ
つた。第4図は、H+型におけるイオン交換体の滴定曲
線を示す。座標軸は実施例20におけると同じ意味を持
つ。実施例 23 分子量除外限界300,000及び粒子径32〜40P
mの2−ヒドロキシエチルメタクリレートとエチレンジ
メタクリレートとの乾燥した共重合体を三つロフラスコ
に入れ、そしてエチルアセテート(分子篩Kalsit
A3上で乾燥させた分析級のもの)210mjを加えた
混合物を攪拌し、一20℃に冷却した。エチルアセテー
ト(同様な方法で乾燥した)150m1中にクロルスル
ホン酸509を冷却下に溶解した。ついで、溶液を−2
0℃に冷却し、そしてゲル中に攪拌及び冷却を行ないな
がら17分以内に徐々に加えた。温度は−16℃に保つ
た。ゲルを淵別し、エチルアセテート、アセトン、エタ
ノールおよび水で洗浄し、乾燥させた。元素分析では、
S4.73%およびCIO%を示し、全交換能は、膨潤
ゲル5m1につき3.1mequivであつた。実施例
24 分子量除外限界100,000の2−ヒドロキシエチル
メタクリレートとエチレンジメタクリレートとの共重合
体の乾燥ゲルを適度に過剰量のブチルリチウムとテトラ
ヒドロフラン中で混合した。
反応を攪拌および冷却下、窒素雰囲気中で30分間行な
つた。ついで、ゲルを乾燥したテトラヒドロフランで洗
浄した。約0.29のゲルを適当な過剰量の乾燥したエ
ピクロルヒドリン(またはブタンジエポキシド)と混合
し、そして0.5N−HCIとともに7『Cに6時間加
熱した。この反応ののち、Cl含有量を測定した(Cl
I)。ゲルをSOCl2と反応させ、Cl含有量を再び
測定した(Cl一方、ClIはエポキシド含有量に相当
する)。その結果は、第4表のとおりであつた。実施例
25実施例24に記載した方法によりリチウムアルコ
キシドに交換したゲル79をフラスコに入れ、ブタンジ
エポキシド279を加えた。
(分子篩POtasitA3で乾燥)。フラスコを7『
Cに加熱し、時々攪拌しながら水分の接近をさけてこの
温度で3時間保持し、ついで、一夜放置した。ついで混
合物を100℃に10分間還流冷却器の下で加熱した。
フラスコ内の温度は130℃に達し、そして混合物をこ
の温度で5分間保つた。ついで、それは冷却し、アセト
ン、エーテルおよびアセトンで洗浄し、ついで、冷水お
よび大過剰のアセトンで急速に洗浄し、さらにエーテル
、CHCl3およびエーテルで洗浄し、真空中で乾燥し
た。実施例 26実施例25の方法によりブタンジエポ
キシドで変性したゲル0.39を、K2HPO4.3H
2OO.799および水1.5m1と混合した。
混合物を実験室温度で1時間放置し、ついで、95℃で
4時間加熱し、そして最後に実験室温度で2日間放置し
た。ゲルを淵別し、水、エタノールおよびアセトンで洗
浄した。同様にしてPl.O7(fl)が実測された。
PO.6l%を含むゲルはNaH2PO4.4H2Oを
用いてえられた。実施例 27 実施例25の方法によつてブタンジエポキシドで変性し
たゲル0.39を、水1m1に0.49のNa2sO4
を含む溶液と混合した。
混合物を実験室温度で1時間放置し、ついで、95℃に
4時間加熱し、実験室温度で2日間放置した。ついで、
ゲルを淵別し、水、エタノール、アセトンおよびエーテ
ルで充分に洗浄し、真空中で乾燥した。硫黄含有量を元
素分析によつて測定した。Na2sO3による処理では
Sl.59%が測定された。Na2s2O5Na2S2
O3,NaHSO3およびKHSO3による変性を同様
な方法で行なつた。その結果は、第5表のとおりであつ
た。S2.6l%を含む試料の一部を濃N[103と3
0分間混合した。
ゲルを水、エタノールおよびアセトンで洗浄した。実測
値:Sl.4%(G)。第5,6および7図は、第5表
中でB,DおよびFで示されたゲルの滴定曲線を示す。
実施例 28 分子量除外限界300,000および20〜40Pmの
粒子径を有する2−ヒドロキシエチルメタクリレートと
エチレンジメタクリレートとの共重合体8.39を25
0m1のフラスコに入れた。
ゲルを水100m1中にKMnO499およびNa2C
O3lO9を含む溶液で覆い、そして加熱せずに30分
間激しく撹拌した。温度は、さらに30分の間に72℃
に上つた。そして混合物をこの温度で3.5時間攪拌し
た。ゲルをKMnO4とともにさらに70時間、実験室
温度で放置し、ついで炉別し、蒸留水100m1で5回
洗浄し、HCI−HNO3の1:1混合物200m1で
洗浄し、蒸留水200m13で3回、エタノール200
m1で2回、蒸留水200m1で3回、NaOHの10
%溶液100m1で2回、および蒸留水100TILI
で5回洗浄した。滴定の前に、ゲルをさらにエタノール
、アセトンおよびエーテルで洗浄し、真空中で乾燥した
。測定されたイオン交換体の全交換能は3.5mequ
iv/gおよびゲルカラム5m1につき6.62meq
uivであつた。実施例 29分子量除外限界500,
000及び20〜40P77!の粒子径をもつ2−ヒド
ロキシエチルメタクリレートとエチレンジメタクリレー
トとの共重合体8.5gをフラスコに入れた。
ゲルを蒸留したピリジン507!11と混合し、無水フ
タル酸209を加えた。混合物を攪拌し、無水フタル酸
のすべてが溶解するまで50℃に加熱し、ついで、38
℃の恒温槽に4時間置いた。ついで、さらに72℃に1
4時間加熱した。ゲルをアセトン100dで1回、エタ
ノール200m1で3回、蒸留水500m1で2回、エ
タノール100m1で5回、ピリジン100m1で1回
、エタノール200m1で3回、アセトン200dで2
回、水100m1で10回、10%NaOH溶液100
m1で2回、水300wL1で5回、15%HCI2O
Omlで2回、水300m1で5回および15%HCI
で4回洗浄し、そしてCI!−イオンが検出される限り
水で洗浄した。試料を、ついで、エタノール、アセトン
およびエーテルでさらに洗浄し、乾燥した。その測定さ
れた全交換能は1.7mequiv/9であつた。第8
図は、H+型における交換体の滴定曲線を示す。座標は
実施例20におけると同じ意味をもつ。実施例 30 攪拌機、温度削および滴下淵斗を備えたフラスコに、分
子量除外限界100,000および60〜120Pmの
粒子径をもつ2−ヒドロキシエチルメタクリレートとエ
チレンジメタクリレートとの共重合体2f!および乾燥
エチルアセテート30m1を入れた。
混合物を−20℃に冷却し、クロルスルホン酸4.5m
1をそれに滴下済斗から15分以内に滴加した。試料を
ついで取り出し、水、10%NaOH、水、エタノール
、アセトンおよびエーテルで洗浄し、乾燥した。ついで
、SおよびClの含有量を測定した。その結果は、第6
表のとおりであつた。実施例 31 分子量除外限界300,000および20〜40Pmの
粒子径をもつ2−ヒドロキシエチルメタクリレートとエ
チレンジメタクリレートとの共重合体35m1を250
m1のフラスコに入れ、蒸留ピリジン50m1を加え、
ついで、無水コハク酸259とピリジン20m1との混
合物を加えた。
混合物を攪拌し、40℃に加熱し、ついで、時々攪拌し
ながら酸無水物が溶解するまで2時間放置した。混合物
を、ついで38℃の恒温槽に114時間置いた。ゲルを
済別し、ピリジン100dで3回洗浄して白色に変化さ
せ、アセトン100m1で1回およびピリジン100m
1で2回洗浄した。ついで、蒸留ピリジン100Tf1
1および無水コハク酸25f!をゲルに加え、攪拌し、
73℃で5時間加熱した。全洗浄処理を繰返し、そして
ゲルを無水物259およびピリジン100dとともに再
び73℃に2時間加熱した。最後にゲルをピリジンで洗
浄し、ついでアセトン300T111で2回、メタノー
ル200m1で2回、エタノール200m1で2回、水
200m1で5回、2NのHC22OOaで5回、水2
00wL1で10回、2N−HCl3OOmlで3回、
水200m1で20回、エタノール300m1で3回、
アセトン300m1で3回およびエーテル200m1で
2回洗浄した。カラムにおける全交換能は、2.2me
qui/5m1膨濡ゲルと測定された。実施例 32濃
H2SO47mlおよび25%発煙硫酸3TIL1!,
をアンプに入れ、そして混合物を−20℃に冷却した。
この温度において、分子量除外限界100,000の2
−ヒドロキシエチルメタクリレートとエチレンジメタク
リレートとの共重合体0.39を加え、そして混合物を
時々攪拌しながら−20℃で40分間放置した。ついで
、それを急速に大過剰量の冷水に攪拌下に注入した。ゲ
ルを淵別し、水洗し、デカンテーシヨンを行ない、2N
−NaOlL水、メタノール、アセトンおよびエーテル
で洗浄した。乾燥後、Sは4.4%であることが測定さ
れた。実施例 33濃硫酸8m1及び25%発煙硫酸2
m1をアンプルに入れた。
混合物を−10℃に冷却し、分子量除外限界100,0
00の2−ヒドロキシエチルメタクリレートとエチレン
ジメタクリレートとの共重合体0.39をこの温度で加
えた。混合物を振盪し、一10℃に10分間保持した。
ついで、ゲルを淵別し、濃硫酸、50%H2SO4、水
、メタノール、水、2N−NaOYLメタノール、アセ
トンおよびエタノールで洗浄した。アンプルにおいて、
S2、6%が実測された。実施例 34 分子量除外限界100,000の2−ヒドロキシエチル
メタクリレートとエチレンジメタクリレートとの共重合
体を大過剰容量(たとえば、約20倍の容量)の所定の
濃度の水酸化ナトリウム溶液とアンプル中で混合した。
ついで、混合物を所定の温度において恒温槽に置いた。
所定の時間の後、試料を取り出し、水、エタノール、水
、2N−HCI、水、2N−NaOHおよび水で充分に
洗浄した。それらは、ついで、2N0HCI中で1時間
放置し、溶離液にCl−イオンが検出される限り水で洗
浄した。このようにして洗浄されたゲルは、さらにエタ
ノール、アセトンおよびエーテルで洗浄し、真空中で乾
燥した。全交換能が各試料について測定された。その結
果は、第7表のとおりであつた。第9図は、時間、Na
OHの濃度および温度に依存する共重合体加水分解の進
行を示す。
Mequiv/9で示された交換能を縦軸で表わし、H
rで示された時間を横軸で表わす。実施例 35 水10m1にNaHSO359およびエピクロルヒドリ
ン89を含む溶液を振動攪拌機で攪拌しながら75℃で
90分間加熱した。
生成物を冷却し、分離した結晶を淵別し、水およびアセ
トンで洗浄し、水から再結晶させた。元素分析ではC′
−CH2CH(0H)−SO3Naの構造を持つことが
証明された。この生成物(0.99)をNaOHO.5
9、分子量除外限界100,000の2−ヒドロキシエ
チルメタクリレートとエチレンジメタクリレートとの共
重合体0.59および蒸留水3.6m1と混合した。混
合物を攪拌し、80℃に10時間加熱した。水洗および
乾燥した生成物はSO.4O%を含んでいた。実施例
36 三角フラスコにCrO35.59および水7.5!1を
入れた。
溶解後、分子量除外限界100,000の2−ヒドロキ
シエチルメタクリレートとエチレンジメタクリレートと
の共重合体29を加え、混合物を40℃に加熱し、つい
で、20℃に冷却し、そして実験室温度で一夜放置した
。ゲルを水、エタノール、アセトンおよびエーテルで洗
浄し、そして真空中で乾燥した。交換能は2.1mep
uiv/9であつた。実施例 37 分子量除外限界100,000の2−ヒドロキシエチル
メタクリレートとエチレンジメタクリレートとの共重合
体0.5gを、5℃に冷却した3m1の水中に29のC
rO3を含む溶液に加えた。
混合物を実験室温度で2日間放置した。ついで、ゲルを
水、エタノール、アセトンおよびエーテルで洗浄し、乾
燥した。交換能は1.7mequiv/9であつた。実
施例 38 ピリジン15m1中にCrO3l9を含む溶液を5℃に
冷却し、分子量除外限界100,000の2−ヒドロキ
シエチルメタクリレートとエチレンジメタクリレートと
の共重合体1gを加えた。
混合物を攪拌し、ついで、実験室温度で38時間放置し
た。ゲルを実施例37におけると同様な方法で洗浄し、
乾燥した。交換能は1.6mequiv/9であつた。
実施例 39分子量除外限界100,000の2−ヒド
ロキシエチルメタクリレートとエチレンジメタクリレー
トとの共重合体0.59をピリジン157!Ll中にC
rO3lgを含む溶液に加え、混合物を75℃に15時
間加熱した。
ゲルを実施例37におけると同様な方法で洗浄し、乾燥
した。交換能は3.5mequiv/9であつた。実施
例 40 分子量除外限界100,000の2−ヒドロキシエチル
メタクリレートとエチレンジメタクリレ〒卜との共重合
体0.51を無水酢酸5TfL1中にCrO3lgを含
む溶液に加え、75℃で15時間加熱した。
ついで、ゲルを実施例37におけると同様な方法で洗浄
し、乾燥した。交換能は3,2vmequiv/9であ
つた。実施例 41 分子量除外限界100,000の2−ヒドロキシエチル
メタクリレートとエチレンジメタクリレートとの共重合
体0.59をジメチルスルホキシド2m1)および無水
酢酸1m1の混合物に加えた。
混合物をアンプルに封入し、75℃で16時間加熱した
。ゲルは、ついで、実施例37におけるように洗浄し、
乾燥した。交換能は1.7mequiv/9であつた。
比較のために、SephadexG75を無水酢酸で処
理した。
SephadexG75媒質39をジメチルスルホキシ
ド309および無水酢酸20m1中で攪拌した。混合物
を75℃に加熱し、ゲルは6時間の間に完全に溶解した
。実施例 42 500m1の三つロフラスコに、分子量除外限界300
,000の2−ヒドロキシエチルメタクリレートとエチ
レンジメタクリレートとの共重合体319を入れ、そし
てエチルアセテート(分子篩KalsitA上で乾燥し
た分析級のもの)300m1を加えた。
混合物を攪拌し、−20℃に冷却し、そしてエチルアセ
テート150mtとクロルスルホン酸(EB,ApOl
da,GDR) 30m1との−20℃に冷却した混合
物を12分間内に滴加した。反応の間、混合物を攪拌し
ながら冷却することによつて温度を−20ないし−14
℃に保つた。クロルスルホン酸を二つの同じ部分に加え
た。第二の部分の容量の約1/5を添加したのち、反応
熱による温度の上昇は観察されなかつた。ClSO3H
を12分間で加えたのち、混合物をさらに3分間攪拌し
、ついで、フリツトーガラスフイルタ一上に注いだ。
分離されたゲルをエチルアセテート、アセトン、エタノ
ールおよび水で洗浄し、ついで、蒸留水11中に分散さ
せ、蒸留水の500m1部分でデカンテーシヨンを行つ
た。ゲルの一部を取り出し、フイルタ一上で水、エタノ
ール、水、2N−HCll水、エタノールおよびアセト
ンで洗浄し、そして交換能の測定のために使用した。生
成物を水500m1で7回デカンテーシヨンを行ない、
フイルタ一上で水500dで1回、エタノール300m
1で3回、アセトン300m1で3回、水200m1で
5回、2NのNaOH3OOmlで2回洗浄し、水で中
性にまで洗浄し、8M尿素、2MのNaClおよび2N
(7)NaOHで洗浄し、2MのH2SO43OOml
で2回、2N0)HC22OO7nlで1回および水で
溶離液がCl−イオンを示すかぎり洗浄した。生成物は
CIO%およびSl.l8%を含み、交換能は1.6m
equiv/5m1であつた。ペプシノーゲンを含むた
んぱく質、人体血清アルブミンおよびキモトリプシンの
混合物をこのゲル上でクロマトグラフ分析した(第10
図)。イオン性強度の二段階直線状勾配及びPH緩衝液
による溶離。A−0.05MNH40H−ギ酸、PH3
.5B−0.3MNH40H一酢酸、PH6.OC−1
MN1140H一酢酸、PH8O+0.5MKC1実施
例 43ベンゼン中で、室温において5時間10%ホス
ゲン溶液と反応させることによりホスゲンで変性???
???:????2されたゲルを水に注入し、50℃で
30分間加熱し1らついで、ゲルを水、2N(7)HC
I及び水でCl−イオンが溶離液中に存在しなくなるま
で洗浄した。
乾燥した試料は交換能1.6mepui/9を有した。
実施例 44 分子量除外限界100,000の2−ヒドロキシエチル
メタクリレートとエチレンジメタクリレートとの共重合
体の乾燥ゲル5f1を乾燥テトラヒドロフラン20m1
に分散させた。
テトラヒドロフラン20m1中の、ゲルの−0H基の数
の約5倍量のブチルリチウムを、懸濁体に攪拌しO℃に
冷却しながら加えた。ブチルリチウムの添加後、混合物
を室温で0.5時間攪拌した。ゲルを洗浄し、乾燥した
。交換能は2.2mequiv/9であつた。実施例
45分子量除外限界300,000および10〜25P
mの粒子径をもつ2−ヒドロキシエチルメタクリレート
とエチレンジメタクリレートとの共重合体を実施例36
にしたがつて変性し、そして0.03MのNH4OH−
HCOOHの緩衝液(PH3.5)中で、直径5mm及
び長さ2401!lのカラムに詰めた。
流通速度を変化させ、そして圧力勾配および流通速度の
依存関係を調べ、そしてフオスフオリル化セルロース、
WhatmannCellulOseP7Oと比較した
。第11図は、容積流通速度に基づく変化の依存関係を
示す。
【図面の簡単な説明】
第1〜8図は、本発明によるカチオン交換体の滴定曲線
を示し、第9図は、時間、濃度および温度に依存する加
水分解進行曲線を示し、第10図は、本発明のカチオン
交換体によるクロマトグラフ分析図であり、また、第1
1図は、容積流通速度と変化の依存関係を示すグラフで
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 (a)ヒドロキシアルキルメタクリレート、ヒドロ
    キシアルキルアクリレート、オリゴ−およびポリグリコ
    ールメタクリレート類、オリゴ−およびポリグリコール
    アクリレート類、ヒドロキシアルキルアクリルアミドお
    よびヒドロキシアルキルメタクリルアミドよりなる群か
    ら選ばれた単量体と、(b)アルキレンジ−およびポリ
    アクリレート類、アルキレンジ−およびポリメタクリレ
    ート類、グリコールジアクリレート、グリコールジメタ
    クリレート、ポリグリコールジアクリレート、ポリグリ
    コールジメタクリレート、ビスアクリルアミド、ビスメ
    タクリルアミドおよびジビニルベンゼンよりなる群から
    選ばれた交さ結合性共単量体との懸濁共重合によつて製
    造され、そして反応性ヒドロキシル基またはアルコキシ
    ド反応性基を含むアクリルレートおよびメタクリレート
    単量体の交さ結合共重合体を、ハロゲノアルカン酸また
    はその誘導体、ジカルボン酸の酸無水物またはそのハラ
    イドまたはカルボジイミド類との反応によつて変性させ
    て解離によりアニオンを与える官能性基を含む物質を生
    成することよりなり、前記ヒドロキシル基の変性反応に
    おいて、ヒドロキシル基と反応しうる数個の反応性基を
    含む化合物を使用し、そしてこの反応の後に残留した反
    応性官能基はジカルボン酸およびポリカルボン酸類、ヒ
    ドロキシカルボン酸類、アミノカルボン酸類、リン酸お
    よび硫酸よりなる群およびハロゲノエポキシド類、ジ−
    およびポリエポキシド類よりなる群から選ばれた化合物
    と反応させてもよく、そして、所望ならば、変性反応の
    完了後のゲルの第1級アルコール基は通常の酸化剤でカ
    ルボン酸基に酸化させることを特徴とする生物学的物質
    の分離にとくに適した親水性カチオン交換体の製造法。
JP50011976A 1974-02-01 1975-01-30 親水性重合体ゲルの置換によるカチオン交換体の製造法 Expired JPS5921882B2 (ja)

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