JPS5921734B2 - 円筒内面の電解複合研摩装置 - Google Patents
円筒内面の電解複合研摩装置Info
- Publication number
- JPS5921734B2 JPS5921734B2 JP10431379A JP10431379A JPS5921734B2 JP S5921734 B2 JPS5921734 B2 JP S5921734B2 JP 10431379 A JP10431379 A JP 10431379A JP 10431379 A JP10431379 A JP 10431379A JP S5921734 B2 JPS5921734 B2 JP S5921734B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polishing
- abrasive
- electrolytic composite
- support shaft
- cylindrical body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H5/00—Combined machining
- B23H5/06—Electrochemical machining combined with mechanical working, e.g. grinding or honing
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、電解による溶出作用と、研摩材による機械
的な擦過作用とを複合させ、大型円筒工作物や円筒長尺
物などの円筒体の内面を、高能率、低コスト、かつ均一
に鏡面仕上げできるようにした円筒内面の電解複合研摩
装置に関する。
的な擦過作用とを複合させ、大型円筒工作物や円筒長尺
物などの円筒体の内面を、高能率、低コスト、かつ均一
に鏡面仕上げできるようにした円筒内面の電解複合研摩
装置に関する。
従来、大型円筒工作物の内面を研摩する場合、手持ち研
摩工具で研摩する方法がとられているが、作業能率が悪
いばかりでなく、清浄で高精度の仕上げ面が得られにく
く、また低コストで行なうことは困難である。
摩工具で研摩する方法がとられているが、作業能率が悪
いばかりでなく、清浄で高精度の仕上げ面が得られにく
く、また低コストで行なうことは困難である。
一方、円筒長尺物に対しては、切削、研削、パラ研摩あ
るいは一部では電解研摩が用いられているが、いずれも
研摩能率が悪く、低コストの研摩は望めない。また、通
常の電解研摩では、強酸性の電解液を必要とするため作
業性が悪く、しかも電流密度が小さいために機械的な下
地加工が必要である。いずれの方法によつても、円筒内
面を均一に鏡面仕上げすることは、非常に困難でコスト
高なものになつている。この発明は、前記の点に留意し
、大型円筒工作物や円筒長尺物などの円筒体の内面を、
電解による溶出作用と研摩材による擦過作用とを複合さ
せて研摩するとともに、研摩材劣化による仕上げ一面の
低下、あるいは研摩材交換による作業の中断などがない
高能率、低コストで、かつ均一に鏡面仕上げできる円筒
内面の電解複合研摩装置を提供するものであり、つぎに
この発明をその実施例を示した図面とともに、詳細に説
明する。
るいは一部では電解研摩が用いられているが、いずれも
研摩能率が悪く、低コストの研摩は望めない。また、通
常の電解研摩では、強酸性の電解液を必要とするため作
業性が悪く、しかも電流密度が小さいために機械的な下
地加工が必要である。いずれの方法によつても、円筒内
面を均一に鏡面仕上げすることは、非常に困難でコスト
高なものになつている。この発明は、前記の点に留意し
、大型円筒工作物や円筒長尺物などの円筒体の内面を、
電解による溶出作用と研摩材による擦過作用とを複合さ
せて研摩するとともに、研摩材劣化による仕上げ一面の
低下、あるいは研摩材交換による作業の中断などがない
高能率、低コストで、かつ均一に鏡面仕上げできる円筒
内面の電解複合研摩装置を提供するものであり、つぎに
この発明をその実施例を示した図面とともに、詳細に説
明する。
まず、１実施例を示した第１図において、円筒工作物な
どの円筒体１は、陽極性に接続され、円筒体１の軸芯に
位置した支軸２は、軸芯に沿つて前進あるいは後退させ
る、駆動装置（図示せず）に固定されるとともに、陰極
性に接続され、支軸２上に架台３が回転軸受などを介し
て取り付けられ、架台３の両先端にはそれぞれ研摩ヘッ
ド４、４’が取り付けられている。
どの円筒体１は、陽極性に接続され、円筒体１の軸芯に
位置した支軸２は、軸芯に沿つて前進あるいは後退させ
る、駆動装置（図示せず）に固定されるとともに、陰極
性に接続され、支軸２上に架台３が回転軸受などを介し
て取り付けられ、架台３の両先端にはそれぞれ研摩ヘッ
ド４、４’が取り付けられている。
前記架台３は、旋回装置（図示せず）により、支軸２の
周りを矢印Ａの方向に回転させられるものであり、前記
研摩ヘツド４，４′は、円筒体１の内面とほぼ等しい半
径の凸面状の電極面５，５′を有する電極工具と、電極
工具の電極面５，５をばねあるいは油圧などで円筒体１
の内面に押し当てる押し付け装置と、電解液を電極面５
，５′と円筒体１の内面との間に供給する電解液供給装
置を備え、電極工具は、給電ブラシなどにより陰極性に
接続された支軸２に接続されている。また、架台３には
、２個の押し付け用ローラ６，６″が、それぞれ長孔７
，７″に沿い摺動自在に設けられ、各ローラ６，６′は
、それぞれ、ばね８，８′により支軸２に押し付けられ
、研摩ベルト９が、２個の研摩ヘツド４，４″の電極面
５，５′に巻回されるとともに、支軸２と両ローラ６，
６′との間に介在し、各ローラ６，６′により支軸２に
押し付けられている。
周りを矢印Ａの方向に回転させられるものであり、前記
研摩ヘツド４，４′は、円筒体１の内面とほぼ等しい半
径の凸面状の電極面５，５′を有する電極工具と、電極
工具の電極面５，５をばねあるいは油圧などで円筒体１
の内面に押し当てる押し付け装置と、電解液を電極面５
，５′と円筒体１の内面との間に供給する電解液供給装
置を備え、電極工具は、給電ブラシなどにより陰極性に
接続された支軸２に接続されている。また、架台３には
、２個の押し付け用ローラ６，６″が、それぞれ長孔７
，７″に沿い摺動自在に設けられ、各ローラ６，６′は
、それぞれ、ばね８，８′により支軸２に押し付けられ
、研摩ベルト９が、２個の研摩ヘツド４，４″の電極面
５，５′に巻回されるとともに、支軸２と両ローラ６，
６′との間に介在し、各ローラ６，６′により支軸２に
押し付けられている。
なお、研摩ベルト９は、通水性と絶縁性を有し、かつ弾
力性を持つた不織性研摩材が用いられ、この研摩材には
砥粒が接着されている。また、前記ローラ６，６′、長
孔７，７″およびばね８，８′により、研摩ベルト９の
押し当て装置が構成されている。つぎに、前記実施例の
装置の作用を説明する。
力性を持つた不織性研摩材が用いられ、この研摩材には
砥粒が接着されている。また、前記ローラ６，６′、長
孔７，７″およびばね８，８′により、研摩ベルト９の
押し当て装置が構成されている。つぎに、前記実施例の
装置の作用を説明する。
第１図に示す状態において、それぞれの研摩ヘツド４，
４′の電極面５，５′を、円筒体１の内面へ所定の押し
付け圧で押し付け、電解電圧を印加すると同時に、架台
３を矢印Ａの方向に旋回させると、円筒体１の内面が電
解作用と研摩ベルト９の擦過作用によつて電解複合研摩
される。また、固定された支軸２に押し付け用ローラ６
，６″により押し付けられている研摩ベルト９も回転し
、それぞれの研摩ヘツド４，４″の電極面５，５″上を
、擦過方向Ａと反対方向の矢印Ｂの方向に、研摩ベルト
９が移動しながら循環する。さらに、架台３の旋回と同
時に、支軸２は軸芯に沿つて一定速度で前進し、それぞ
れの研摩ヘツド４，４′は、円筒体１の内面を回転しな
がら軸方向に進行し、円筒体１の内面を均一に研摩して
いく。この第１図の実施例は、研摩ベルト９の循環方向
が、擦過方向Ａと反対方向の場合であるが、第２図に示
すように、支軸２と押し付け用ローラ６，６′との間に
、中間ローラ１０，１σあるいは歯車などを設け、研摩
ベルト９を、ローラ６と１０の間およびローラｖと１０
′の間に介在させると、擦過方向Ａと同一方向に、研摩
ベルト９を循環させることができる。
４′の電極面５，５′を、円筒体１の内面へ所定の押し
付け圧で押し付け、電解電圧を印加すると同時に、架台
３を矢印Ａの方向に旋回させると、円筒体１の内面が電
解作用と研摩ベルト９の擦過作用によつて電解複合研摩
される。また、固定された支軸２に押し付け用ローラ６
，６″により押し付けられている研摩ベルト９も回転し
、それぞれの研摩ヘツド４，４″の電極面５，５″上を
、擦過方向Ａと反対方向の矢印Ｂの方向に、研摩ベルト
９が移動しながら循環する。さらに、架台３の旋回と同
時に、支軸２は軸芯に沿つて一定速度で前進し、それぞ
れの研摩ヘツド４，４′は、円筒体１の内面を回転しな
がら軸方向に進行し、円筒体１の内面を均一に研摩して
いく。この第１図の実施例は、研摩ベルト９の循環方向
が、擦過方向Ａと反対方向の場合であるが、第２図に示
すように、支軸２と押し付け用ローラ６，６′との間に
、中間ローラ１０，１σあるいは歯車などを設け、研摩
ベルト９を、ローラ６と１０の間およびローラｖと１０
′の間に介在させると、擦過方向Ａと同一方向に、研摩
ベルト９を循環させることができる。
なお、通常、研摩ベルト９の研摩材耐用時間は、１例と
して、研摩材押し付け圧：０．５〜１ｋｇｆ／ｃｌ！ｌ
、研摩材 過速度：１〜２ｍ／ｓでは、４０〜６０ｍｉ
ｎであるが、この発明のように、研摩ヘツド４，１の電
極面５，５′より十分長い研摩ベルト９を循環させるこ
とにより、研摩時間を格段に伸長することができる。
して、研摩材押し付け圧：０．５〜１ｋｇｆ／ｃｌ！ｌ
、研摩材 過速度：１〜２ｍ／ｓでは、４０〜６０ｍｉ
ｎであるが、この発明のように、研摩ヘツド４，１の電
極面５，５′より十分長い研摩ベルト９を循環させるこ
とにより、研摩時間を格段に伸長することができる。
以上のように、この発明の円筒内面の電解複合研摩装置
によると、電解による洛出作用と機械的な 過作用とを
複合させ、大型円筒工作物や円筒長尺物などの円筒状の
内面を、鏡面に仕上げるとともに、研摩ヘツドの電極面
の寸法より十分に長い研摩ベルトを循環させることによ
り、長時間の研摩作業ができ、かつ均一な鏡面に仕上げ
ることができ、この発明は、高能率、低コストの装置を
提供するものである。
によると、電解による洛出作用と機械的な 過作用とを
複合させ、大型円筒工作物や円筒長尺物などの円筒状の
内面を、鏡面に仕上げるとともに、研摩ヘツドの電極面
の寸法より十分に長い研摩ベルトを循環させることによ
り、長時間の研摩作業ができ、かつ均一な鏡面に仕上げ
ることができ、この発明は、高能率、低コストの装置を
提供するものである。
第１図は、この発明の円筒内面の電解複合研摩装置の１
実施例の正面図、第２図は、他の実施例の正面図である
。
実施例の正面図、第２図は、他の実施例の正面図である
。
Claims (1)
- １ 電解による溶出作用と研摩材による擦過作用との複
合により、円筒体の内面を複数個の研摩ヘッドで研摩す
る電解複合研摩装置において、複数個の研摩ヘッドを円
筒体の軸芯に位置する支軸の周りに旋回させる旋回装置
と、前記支軸を軸芯に沿つて前進あるいは後退させる駆
動装置と、複数個の研摩ヘッドに巻回された研摩ベルト
と、前記研摩ベルトを直接または間接に前記支軸に接触
させる押し付け用ローラを有する押し当て装置を備え、
複数個の研摩ヘッドの旋回と同時に前記研摩ベルトを複
数個の研摩ヘッドに循環させることを特徴とする円筒内
面の電解複合研摩装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10431379A JPS5921734B2 (ja) | 1979-08-15 | 1979-08-15 | 円筒内面の電解複合研摩装置 |
| DE3006711A DE3006711C2 (de) | 1979-02-24 | 1980-02-22 | Verfahren und Vorrichtung zum Spiegel-Finishen eines zylindrischen Werkstücks |
| US06/123,648 US4294673A (en) | 1979-02-24 | 1980-02-22 | Method of mirror-finishing a cylindrical workpiece |
| CH148480A CH644540A5 (de) | 1979-02-24 | 1980-02-25 | Verfahren und vorrichtung zum hochglanzpolieren eines zylindrischen werkstueckes. |
| US06/201,335 US4328083A (en) | 1979-02-24 | 1980-10-27 | Apparatus for mirror-finishing a cylindrical |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10431379A JPS5921734B2 (ja) | 1979-08-15 | 1979-08-15 | 円筒内面の電解複合研摩装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5627737A JPS5627737A (en) | 1981-03-18 |
| JPS5921734B2 true JPS5921734B2 (ja) | 1984-05-22 |
Family
ID=14377432
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10431379A Expired JPS5921734B2 (ja) | 1979-02-24 | 1979-08-15 | 円筒内面の電解複合研摩装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5921734B2 (ja) |
-
1979
- 1979-08-15 JP JP10431379A patent/JPS5921734B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5627737A (en) | 1981-03-18 |
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