JP2843156B2 - 電解バフ複合研磨装置 - Google Patents

電解バフ複合研磨装置

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JP2843156B2
JP2843156B2 JP3004058A JP405891A JP2843156B2 JP 2843156 B2 JP2843156 B2 JP 2843156B2 JP 3004058 A JP3004058 A JP 3004058A JP 405891 A JP405891 A JP 405891A JP 2843156 B2 JP2843156 B2 JP 2843156B2
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polishing
polished
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abrasive
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正博 冨田
学 久田
和郎 糀谷
福夫 藤川
欣司 植村
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電解バフ複合研磨装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】研磨面に電解液を送りながら研磨体を回
転させて研磨する電解バフ複合研磨装置は精密な研磨装
置として特開昭63−127827号で提案されてい
る。また、被研磨材を回転させて研磨するものとして、
特開昭55−112731号公報に記載のものが公知で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の特開昭63−127827号公報に記載の技術で
は、研磨体が被研磨材の表面に直交する軸心回りで回転
するものであるからこの被研磨材に材長手方向の曲面が
あれば研磨することが困難であった。また、特開昭55
−112731号公報に記載のものでは、被研磨材を回
転するので、この材が長尺物であれば、回転による芯振
れが起り仕上り精度の点で問題があった。
【0004】本発明は、この様な課題を解決するのを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、長手方向と直
角断面に曲面を有する被研磨材を電解バフ研磨する装置
において、前記目的を達成するために次の技術的手段を
講じている。即ち、本発明は、前記曲面と類似する曲面
を円形ローラの外周面に有する研磨体を備え、前記研磨
体の外周面に研磨材が設けられ、前記被研磨材の曲面と
研磨体の曲面とを合致させて前記研磨体を被研磨材に押
し付ける押し付け装置を備え、更に、前記研磨体を前記
長手方向と直角方向の軸心回りに回転する駆動装置と、
被研磨材と研磨体とを相対的に長手方向に移動させる手
段とを備えていることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】以上の構成よりなる本発明では、押し付け装置
29で、研磨体3の押付け力を調整したもとで、その曲
面5を被研磨体1の曲面2に押付ける。
【0007】そして、研磨体3を駆動装置で回転させて
被研磨材1をその長手方向に相対的に移動させることに
より、被研磨体1の曲面2が鏡面に仕上げられる。
【0008】
【実施例】以下、図を参照して本発明の実施例を説明す
る。1は被研磨材であり、この例では角パイプを示して
おり、長手方向と直角断面に曲面2を有する四角形であ
る。3は研磨体であり、駆動軸4の一端に円形ローラを
備えている。この円形ローラの外周面には前記曲面2と
類似する曲面5を周方向に形成しており、この曲面5を
含む外周面には不織布よりなる研磨材6が貼着されてい
る。
【0009】また、円形ローラ内には駆動軸4の軸心に
形成した通孔7と連通した放射状配置の孔8が曲面5に
向って貫通形成してあり、この孔8から電解液が吐出可
能とされている。給液装置9は駆動軸4に套嵌されてい
る環状溝10を有する環体11を備え、この環体11と
駆動軸4との接触面はシールリング12でシールされて
いて、環状溝8に、通孔7と給液パイプ13とが連通さ
れている。
【0010】駆動軸4は研磨ヘッド14に図外軸受で支
持されているとともにモータでこの軸心回りに回転すべ
く連結されており、これにより、研磨体3は被研磨体1
の長手方向と直角方向の軸心回りに駆動される。更に、
駆動軸4には給電装置15が備えられ、被研磨材1を陽
極で研磨体3が陰極となるように直流電源に接触されて
いる。
【0011】研磨ヘッド14は可動ヘッド16に備えた
水平案内ロッド17に支持されており、可動ヘッド16
は本体18の鉛直案内ロッド19に沿って昇降自在であ
り、本体18と可動ヘッド16とにわたってバネ圧調整
装置20で連結されている。バネ圧調整装置20は、本
体18のブラケット21に支持されているネジ軸22と
このネジ軸22に套嵌されたコイル形のバネ23とネジ
軸22に螺合させているナット24からなり、ナット2
4の回転でバネ23の弾発力を調整して可動ヘッド16
等を介して研磨体3に押付け力を付与可能としている。
【0012】更に、可動ヘッド16に連結したワイヤ2
5とこのワイヤ25のガイドシーブ26とワイヤ25の
他端に備えたウェイト27よりなるカウンターバランス
ウェイト装置28を備え、このウェイト装置28と前記
バネ圧調整装置20とで被研磨体1に対する研磨体3の
押付け力を調整した押し付け装置29とされている。な
お、30はカバーを示している。
【0013】次に前記装置の作動を説明すると、被研磨
材1の曲面2に研磨体3の曲面5を相対させて本装置を
セットする。この場合、研磨体3における研磨材6の曲
面2に対する擦過除去作用を最適にするためナット24
を操作して押し付け装置29による押付け力を調整す
る。更に、加工された電解液を給液装置9より環状溝1
0、通孔7を介して孔8に供給し、曲面2,5間の間隙
に電解液を満たし、給電装置15を介して研磨体3が陰
極で被研磨体1が陽極となるように直流電流を給電しか
つ駆動軸4を駆動することより研磨体3を回転させる。
【0014】これによって、電解による陽極の溶出作用
とバフ研磨作用とを複合させて曲面2を鏡面に仕上げる
ことができる。従って、被研磨材1と研磨体3とを相対
的に材長手方向に移動させることによって曲面2は被研
磨材1をこの芯回りに回転させなくとも鏡面に仕上げら
れる。なお、被研磨材1はこの曲面2を仕上げる本装置
とともに例えば特開昭63−127827号公報で提案
している研磨装置とを組み合せてセットすることによっ
て、曲面2とともに平坦面2Aも併せて鏡面仕上げする
ことができる。
【0015】また、本装置は図4に示す如くセットする
ことによって被研磨材1の曲面2を同時に仕上げ加工す
ることもできる。なお、被研磨材1は四角パイプ材のみ
でなく、三角形、五角形等の多角形であれば、パイプ材
のみならず中実材も加工できる。
【0016】
【発明の効果】本発明は、長手方向と直角断面に曲面を
有する被研磨材を電解バフ研磨する装置において、前記
曲面と類似する曲面を円形ローラの外周面に有する研磨
体を備え、前記研磨体の外周面に研磨材が設けられ、前
記被研磨材の曲面と研磨体の曲面とを合致させて前記研
磨体を被研磨材に押し付ける押し付け装置を備え、更
に、前記研磨体を前記長手方向と直角方向の軸心回りに
回転する駆動装置と、被研磨材と研磨体とを相対的に
手方向に移動させる手段とを備えているので、被研磨材
の角部、コーナ部等を確実に電解複合研磨ができるし、
この際、被研磨材を回転させずに、研磨体を回転するの
で回転による芯振れも少なく高速回転も可能となり、材
長手方向の全長に渡っての均一な電解複合研磨ができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置を一部断面で示す正面図である。
【図2】本発明装置の要部を示す断面図である。
【図3】本発明装置の側面図である。
【図4】本発明装置の他の例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 被研磨材 2 曲面 3 研磨体 5 曲面 7 孔 9 給液装置 15 給電装置 29 押し付け装置
フロントページの続き (72)発明者 植村 欣司 神奈川県横浜市緑区藤が丘1−37 B− 203 (56)参考文献 特開 昭61−219525(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23H 5/00 B23H 5/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向と直角断面に曲面(2) を有する
    被研磨材(1) を電解バフ研磨する装置において、前記曲
    面(2) と類似する曲面(5) を円形ローラの外周面に有す
    る研磨体(3) を備え、前記研磨体(3) の外周面に研磨材
    (6) が設けられ、前記被研磨材(1) の曲面(2) と研磨体
    (3) の曲面(5) とを合致させて前記研磨体(3) を被研磨
    材(1) に押し付ける押し付け装置(29)を備え、更に、前
    記研磨体(3) を前記長手方向と直角方向の軸心回りに回
    転する駆動装置(4,14)と、被研磨材(1) と研磨体(3) と
    を相対的に長手方向に移動させる手段とを備えているこ
    とを特徴とする電解バフ複合研磨装置。
JP3004058A 1991-01-17 1991-01-17 電解バフ複合研磨装置 Expired - Lifetime JP2843156B2 (ja)

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