JPS59216939A - ストレツチ性スパンライク加工糸及びその製造方法 - Google Patents

ストレツチ性スパンライク加工糸及びその製造方法

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JPS59216939A
JPS59216939A JP9074283A JP9074283A JPS59216939A JP S59216939 A JPS59216939 A JP S59216939A JP 9074283 A JP9074283 A JP 9074283A JP 9074283 A JP9074283 A JP 9074283A JP S59216939 A JPS59216939 A JP S59216939A
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core
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elongation
terephthalate polymer
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黒田 俊正
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  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はスパンライク加工糸に関するものであり、更に
詳しくはスパンライクな風合と手触りとを呈すると共に
、ストレッチ性をも兼ね備えた加工糸に関するものであ
る。
(従来技術) 従来、仮撚加工を利用した二層構造糸は次に述べる方法
で製造されている。即ち、伸度の異なる2f1以上のフ
ィラメント糸を引揃え状態で供給ローラーに供給し、仮
撚スピンドルにより施撚すると伸度の小なるフィラメン
ト糸は伸びにくい為、二層構造糸の芯部を形成し、伸度
の大なるフィラメント糸は伸びやすい為、二層構造糸の
外層部をとりまくよ5に撚糸される。この撚糸状態を熱
固定してから解撚すると、伸度の小なるフィラメント糸
が芯糸となり、伸度の大なるフィラメント糸が芯糸の周
りをとりまいた二層構造糸かえられる(q#開昭49−
72443号公報参照)。
一方、上記の形態を有する二層構造糸の他の製造法とし
ては、仮撚スピンドルによって施撚(仮撚)状態にある
芯糸の回転トルクを利用して捲付糸をオーバーフィード
しつつ捲付かせることもよく知られている。(例えば特
公昭45−28018号公報参照)。
これらの方法によって得られる二MW進光においては、
一般に捲付糸は芯糸のまわりに捲付いている事から、そ
の構造によって得られる織物は首通つ−リー加工糸織物
の欠点であるヌメリ感やふかつき感を改良するという点
で特徴を持っているが、他方、織物を構成している二層
構造糸では捲付糸が締束状態で芯糸に捲付いているため
、捲縮発現時(C芯糸の捲縮が発現できず、通常のウー
リー加工糸織物の様なストレッチ性に欠けるという欠点
があった。
かかる欠点を改良すべく、本発明者の2人は先に特願昭
56−171292号明細書中で、ポリブチレンテレフ
タレート重合体とポリエチレンテレフタレート重合体と
でサイドバイサイド型或いは偏心シースコア型に複合さ
れたフィラメントから成るフィラメント糸(以下、PB
T/PET複合フィラメント糸と称することがある)と
、ポリエチレンテレフタレート重合体で形成されている
フィラメントから成るフィラメント糸(以下、PETフ
ィラメント糸と称することがある)とを引揃えた後、交
絡を施してから延伸同時仮撚加工し、前記覆合フィラメ
ント糸な芯糸とする二層構造糸(以下、加工糸と称する
こともある)を提案した。
ここで用いるPBT/PET複合フィラメント糸は捲縮
発現力が強いために、捲縮発現時に芯糸が捲付糸の締束
力に抗して捲縮を発現できる結果、かかる二層構造糸を
用いた織物はスパンライクな風合と従来品に比べて高い
ストレッチ性をも併モて呈すことができた。
一方、この織物は前述した様に従来品よりも高いストレ
ッチ性を呈するのであるが、一般に衣服着用時に肘−膝
部に圧迫感のない良好な着心地を呈すことができるスト
レッチ率10係以上のストレッチ性を呈するまでkは至
っていない。
かかる二層構・進光でも、仮撚加工の条件、例えば仮撚
数を極めて多くして二層構造糸の捲縮皐を高めることK
よって、得られる織物のストレッチ性を向上せしめるこ
とは可能である。
しかしながら、かかる織物では、発現する捲縮の形態が
細かくなりすぎて変形空間を充分に確保することができ
ず、織物表面がゴツゴツしたガサツキのある風合となっ
てスパンライクな風合を呈することができない。このた
めに、織物にスパンライクな風合を損ねることなく、充
分なストレッチ性を付与することが望まれている。
(発明の目的) 本発明の目的は、10チN上のストレッチ率とスパンラ
イクな風合とを兼ね備えた織物が得られるストレッチ性
スパンライク加工糸を提供するととKある。
(発明の構成) 本発明者は、前記目的を達成すべく種々検討したところ
、PBT/PET 複合フィラメント糸な芯糸に用いた
二層構造糸の呈する捲縮車とトルクとが得られる織物の
ストレッチ性とスパンライクな風合とに影響を及ぼし、
且つP BT/P BT複合フィラメント糸の破断伸度
が低下するほど、かかる二層構造糸の捲縮ホが向上する
ことを知った。
かかる知見に基づき、木発明者は更に検討を重ねた結果
、通常の延伸同時仮付加工で用いるフィラメント糸の破
断伸度よりも極めて低い破断伸度のPBT/pET複合
フ・rラメント糸を二層構造糸の芯糸1・ξなるQ K
 fj、撚加工し得られる加工糸の捲縮率1゛C及び1
・、−LりTrを特定の値以上とすることによって、か
かる加工糸を用いた織物のストレツブー車が10係以上
となり、しかもスパン;ライクな風合も併せ有すること
を究明し、本発明に到達j−た。
即ち、本発明は仮燃加工を施された少くとも2 Ill
のy 、(ラメント糸の一方を芯糸として、その周りに
他方のフィラメント糸が捲付き、且つ捲付糸を構成する
フィラメントの=一部は芯部の)・イラメントとランダ
ムに混合、交錯しつつ、捲付系全体としては芯糸の周り
に交互反転状Tlc捲付いてなる二層構造糸において、
芯部な構成するフィラメントがポリブチレン−tvy*
レート重合体と、ポリエチレンテレフタレート重合体と
でサイドバイサイド型或いは偏心シースコア型に接合さ
れていると共忙、その破断伸度が4oq6JJ下であり
、且つ該二層構造糸が下記CI〕〔π〕の特性を有する
ことを特徴とするストレッチ性スパンライク加工糸であ
る。
(1)  捲縮率TCΣ1o% 〔■〕トルクTr\1ooT/m 更に、破断伸度が4oa4以下であり、且つポリブチレ
ンテレフタレート重合体とポリエチレンテレフタレート
重合体とでサイドバイサイド型或いは偏心シースコア型
に複合されているフィラメントから成るフィラメント糸
と、破断伸度が100〜200%であるポリエチレンテ
レフタレート重合体で形成されているフィラメントから
成るフィラメント糸とを引揃えた後、実質的に延伸する
ことなく仮撚加工すると共に、該仮撚加工の前或いは後
に交絡を付与することを特徴とするストレッチ性スパン
ライク加工糸の製造方法である。
本発明のストレンチ性スパンライク加工糸を図面により
説明する。
第1図は本発明のストレッチ性スパンライク加工糸の製
造する一卵様を示す概略図であり、第2図はPBT/P
ET複合フィラメント糸の破断伸度(KL)とP BT
/P ET 複合フィラメント糸を芯糸に用いた二層構
造糸の捲縮率(TC)との関係を示すグラフ、第3図は
本発明のストレッチ性スパンライク加工糸の拡大側面図
である。
第3図において、12は芯糸、13は捲伺糸を夫々示す
。かかる二層構造糸で芯糸12を構成するフィラメント
がポリブチレンテレフタレート重合体とポリエチレンテ
レフタレート重合体とでサイドバイサイド型或いは偏心
シースコア型に複合されていると共K、破断伸度が40
%以下であって、且つ二/IWim進光の捲縮率TCが
10係以上、トノトクTrがxoor/m以上であるこ
とが重要である。
ここで、芯糸12が通常のPETフィラメント糸であれ
ば、芯糸は捲付糸の締束力に抗して捲縮が発現するよう
なことはないため、この二りm進光な用いた織物にスト
レッチ性を付与することはできない。
また、芯糸12にPBT/PET複合フィラメント糸が
用いられていても、かかるフィラメント糸の破断伸度が
40係を越えている場合、この様な二層構造糸では捲縮
率TCがlOチ以上、且つトルクTrが100T/m以
上の特性を同時1c満足することは困離である。
更に、破断伸度が40チ以下のPIIT/PET複合フ
ィラメント糸が用いられている二W4構造糸で捲縮が発
現していても、その捲縮率が10係未満であれば、得ら
れる織物のストレッチ本がto9g未Aと−なって、ス
パンライクな風合j呈すること押固〃とtJる。
しかも、かかる二層構造糸のトルクTrが100 T/
m未潜である場合も、この二層構造糸を用いた織物はガ
サツキを呈し易くスパンライクな風合となり稚い。
本発明の二層構造糸を構成する芯糸及び捲付糸の夫々の
トータルデニールは50〜300deであって、(捲付
糸/(芯糸十捲付糸))の比が0.6〜0.7であるこ
とが好ましい。特に捲付糸を構成するフィラメントのデ
ニールが5de以下、芯糸を構成するフィラメントのデ
ニールが2.5 de以上のとき、好ましい風合とスト
レッチ性とを有する織物が得られる。
尚、本発明で言う捲縮ホTCは下記(III)式で定義
した値である。
即ち、製造後3日以内の試料にsomg/deの張力を
かけてカセ粋に巻取り約3000deのカセをつくる。
カセ作成後カセの一端に2mg/de+200■/de
の荷重を負荷し、1分間経過後の長さno(crrL)
を測定する。次いで20 oq/d eの荷重を除去し
た状態(すなわち試料には2rr@/de  の荷重が
負荷されている)した状態で100℃の沸水中にて20
分間処理する。
沸水処理後直ちに全荷重を除去し、24時間自由な状態
で自然乾燥する。自然乾燥した試料に再びzny、/d
 e+2 o omz/d eの荷重を負荷し1分間経
過後の長さlI(cm、)  を測定する。次いで2o
omg/deの荷重を除去し、1分間経過後の長さ!、
を測定し次の算式で捲縮率TCを算出する。
j、 −12 TC(係) = −□ x i o o・・・・・・(
’l1l)J。
次に、本発明の加工糸を得る方法について、第1図及び
第2図を用いて説明する。
第1図は、PUT/PET複合フィラメント糸1及びそ
れより破断伸度の太きいPETフィラメント糸2をガイ
ド3で引揃えてから張力調整装f149  フィードロ
ーラー5を舒て混繊。
交絡用の空気噴射ノズル6に供給して交絡糸とする。次
いで、この交絡糸を第1デリベリローラー7で仮撚ゾー
ンに供給し、ヒーター8、仮撚具9を経て、第2デリベ
リローラー10で引取った後、チーズ11として捲取る
第1図の工程で重要な点は、破断伸度(EL)が40係
以下のPBT/PET11W合フィラメント糸と、破断
伸度がPBT/PET複合フィラメント糸よりも大であ
るPETフィラメント糸を引揃えてから実質的に延伸す
ることなく仮撚加工すると共に、仮撚加工の前或いは後
で交絡を付与することにある。
ここで、破断伸度(EL)が40%を越えるPBT/P
ET複合フィラメント糸を用いり場合、得られる加工糸
の捲縮率TCはlo%未満となる。
即ち、第2図及び後述する実施例2に示す如く、芯糸に
用いるPBT/PET複合フィラメント糸の破断伸度(
EL)が4o%以下となった時に、捲縮率(TC)がl
o%以上の加工糸が得られるのである。
尚、PBT/PET複合フィラメント糸に使用するポリ
ブチレンテレフタレート重合体の極限粘度〔η〕は0.
65以上0.9以下のものが好ましくポリエチレンテレ
フタレート重合体の極限粘度〔η)Bjo、as以上0
.55以下のものが好ましい。そして、これら両者の極
限粘度〔η〕差が大なるほど目的とするストレッチ性は
良好となる。かかる両型合体の複合割合は3/7〜7/
3が好適である。
一方、捲(=J糸に用いるPETフィラメント糸の破断
伸度が100%未満となると、両フィラメント糸を引揃
え仮撚加工する際に両者の伸度差が不足し二層構造糸と
することができなく、スパンライクな風合が不足する。
逆にPETフィラメント糸の破断伸度が200係を“越
えると仮撚加工後に得られる加工糸の捲付糸がもろくな
って実用に耐えないものとf)る。
かかるPETフィラメント糸は、2300〜a7oom
/分程度の紡速で容易に得ることができる。
また、前述し−た両フイラメgト糸を引揃えて実質的に
延伸することなく仮□撚加工を施すことが大切であって
、実質的な延伸を伴なう仮挨加工、例えば延伸同時仮撚
加工では断糸が発生し加工安定性が損なわれる。
かかる仮撚加工では、張力については実質延伸が起らな
いような範囲を採用し、他方仮a数、ヒータ一温度等に
関しては通常採用される仮撚売件下圧加工することKよ
り芯糸の特性と相俟って加工糸の捲縮率TCを10憾以
上、トルクTrをxoor/m以上とすることができる
尚、P BT/P ET複合フィラメント糸を通常延伸
同時仮撚加工に施す破断伸度である100%以上として
、かかるP BT/P ET 複合フィラメント糸が芯
糸となる様に延伸同時仮撚加工を施した場合、得られる
二層構造糸の芯糸の破断伸度を40係N下とする様な高
い延伸倍率を採用すると加工安定性は損なわれる。一方
、加工安定性を1μねることのない延伸倍率を採用する
と、得られる二層構造糸の芯糸の破断伸度は40憾を越
えてしまうので捲縮率TCは10qb未満となる。
更K、上述した破断伸度差を有するフィラメント糸を引
揃えた後、仮撚加工の前或いは仮撚加工の後に交絡処理
を行なうことが大切である。かかる交絡処理は芯糸と捲
付糸との分離を防止するためのものであるため、得ら第
1る加工糸の構造安定性からは仮燃加工前に交絡を付与
することが好ましい。付与する交絡数は25〜60ケ/
mが好ましい、 ここで、交絡数が25グ/m未満の場合は、両フィラメ
ント糸がそれぞ第1分1鼾「シてしまう傾向があり、6
0ケ/mを越える場f¥には、強ぐ交絡した部分が織物
中に点在して硬い風合とプIる傾向がある。
丈た、交絡処理用ノズノムとしては、インターレース加
工用ノズルが好適であるが、その他、タスランノズルも
使用できる。工程的には交絡付与後−且捲取ってもよく
捲取ること1、(<引続き仮撚加工してもよい。−尚、
本発明におビて使用されるV合体は、ポリブチレンテレ
フタレート重合体とポリエチレンテレフタレート重合体
とを対象とするものであるが、これらは15モルCI)
月下の割合で第3成分を共重合したものでもよく、又艶
消剤9着色剤、離燃剤等の添加剤を含んでも差しつかえ
ない。
(作 用) 一般に、ポリブチレンテレフタレート重合体において、
弛緩状態にある結晶部のテトラメチレングループは、力
学的に安定な構造であるジグザグ構造を取っているが、
結晶部にす自刃が付与されるとテトラメチレングループ
は伸長さねた構造を取る。しかし、この張力が除去され
再び弛緩されると結晶部のテトラメ壬レッグ・t−ブは
元のジグザグ溝端に戻る性質を有している。〔Macr
omolecules 9 、266(1976)。
266〜273参照〕。
かかる結晶変態を牛じるポリブチレンテレフタ1ノート
重合体と結晶変岬の生じないポリエチレンテレフタレー
ト重合体とから成るPBT/ PET複合フィラメント
では、ポリブチレンテレフタレート重合体から成る成分
を充分に伸長させた後、弛緩させるとポリブチレンテレ
フタレート重合体成分に結晶変態が生じて捲縮が発すす
る。この性質を利用できるPBT/PET複合フィラメ
ントでは、成分間の結晶変態Vc基づく捲縮発状力とか
収縮差に基づく捲縮発現力とを併せ有するために、極め
て大きな捲縮発現力を呈することができるのである。
本発明でけ、この様な大きな捲ti発現力をpBr/p
Er複合フィラメント糸を予め充分に延伸し破断伸度を
低下せしめることによって得るのである。
また、かかるPBT/’PET複合フィラメント糸を芯
糸に用いた本発明の二14 tel造糸進光、捲付糸の
締束力に対して芯糸の極めて大きな捲縮発現力を利用す
ることができるので、瞳縮ボ10%以上の捲縮を発覗せ
しめることができるため負、トルクも100 T/m以
上の二Mm進光が得られるのである。
この様な二層構造糸の捲縮は大きく、しかもトルクを有
しているので、かかる二層構造糸を用いた織物は高いス
トレッチ性を呈すると共に、織物を檜成する繊維束表面
に浮くフィラメントが多く発生して大きな空間を保有で
きるため、しなやかなスパンライクの風合も併せ呈する
ことができる8 (発明の効果) 本発明の二層構造糸を用いた織物は、10%ヅ上のスト
レッチ率を呈すことができるために着用時に肘・膝部に
圧迫感のない着心神ノ良f+i ナモf> ”’Qあり
、しかも!tR性及びしなやかなスパンライクの風合も
兼ね備えている。
以下、実施例(てより本発明を更に説明するが、実施例
にて使用するトルク、交絡数及び織物のストレッチ率の
測定法は下肥の方法で実施したものである。
(イ) トルク 解舒により撚が付与されない様に加工糸のまかれた紙管
を回転させながらサノプル荷重を付与し、その両W4を
かさねて21折りに保持し、荷重を垂れ下げて固定より
はずして自由回転させるーさらにこれを沸水中20分間
処理して撚を発現させる9重47FすIc Lだ両端を
把持し、検撚槙にsoc+71の長さで固定する。そσ
)撚数をfi+l+定し、その数値の2倍の値をトルク
(T/m)とする。
(ロ) 交絡数 交絡糸を容器にはった水に浮べた時、交絡のない部分は
数倍以上の太さに開(賀し、交絡点は開繊しないという
性質を利用して交絡点の数を目で読みとる。
←9 ストレンチ率 織物のみな方向(又は経方向)K長さ306m、 + 
巾5鑞の試料を作成1−1試で1の中央部から是さ方向
に向って各々100鴫の位置に印をつける(空間長さは
200鴫となる。)コノ試料の一方の端部を巾60關の
チャックではさみ固定し、更にもう一方の端部に1.5
−の荷重を取付け5秒間放置後の長さL (i!11)
を測定し、次式で算出する。
実施例1 極限粘度〔η) = 0.79のポリブチレンテレフタ
レート重合体と〔り) = 0.3 vのポリエチレン
テレフタレート重合体とを35:65の割合テサイドバ
イサイド型に複合紡糸した。この時の紡速は2500 
m7分で27dde/36目l、破断伸度=165%の
部分配向糸を得た、これを1.9倍に延伸し破断伸度=
 321.143de/36f目の延伸糸を得た。一方
、〔η) = o、e 4のポリエチレンテレフタレー
ト重合体ft1m速s o o 。
m7分で紡糸し、228de/72f i l、破断伸
度=132%の部分配向糸POYを得た。これら2者を
第1図の仮撚工程を使ってガイド3で引揃え張力詞整装
置4.フィードローラー5を経て混t9.交絡用のイン
ターレースノズル6に供給し、オーバーフィード率2.
0%、圧空圧t、skg/cdlで35ケ/mの交絡を
付与した。引き続いてヒーター8の温度170℃、*擦
仮燃スピンドル9の回転数を種々変更し、第2デリベリ
ローラー10の速度xoam/分の条件下で仮撚加工し
、チーズ11として巻取った、 得られた加工糸の捲縮本TC及びトルIJTrを表IK
示す。
これら加工糸のストレッチ性をF記の綾織物にして評価
した。
得られた加工糸を経糸として43羽の2木人とし、作糸
に80越として綾織物を作成し通常のリラックス、プリ
セット、130℃高圧染色仕上セット工程を通した。
この綾織物の緯及び経方向のストレッチ率を測定し、そ
の平均を表−1に併せて示す。
表−1 X 比較例 腐1〜3は全てTCが10チ以上、トルクも1o oT
/m以上であり、織物のストレッチ率もlo%以上で風
合もスパンライクな良好な風合を呈した。
腐4〜5はTCが10%以上であるもσ)の、Trが1
00T/m未満となってガサツキを呈する風合となった
実施例2 極限粘度[η] = 0.79のポリブチレンテレフタ
レート重合体と〔η) = o、a 7のポリエチレン
テレフタレート重合体とを35:650割合でサイドバ
イサイドWK複合紡糸した。この時の紡速は2500 
m/分で274de/36fil、破断伸度−165%
の部分配向糸を+4?て、これを表−2に示す種々の延
伸倍ホで延伸した6一方〔η) = 0.64のポリエ
チレンテレフタレート重合体を紡速aooo m/分で
紡糸し、228d/72f破断伸度=1a 2%の部分
配向糸を得た。これら両者を引揃えて第1図の仮撚工程
を用いて実施例1と同様に仮撚加工を行った。その際の
オーバーフイードホ2.0%、圧空圧1.5kg/c!
tで交絡を付与し、引き続いてヒータ一温度170℃、
仮撚数= 1406 T/M、速度= 1o 3 m/
分の条件下で仮撚加工を行いチーズとして巻き取った。
得られた加工糸の袖縮率TC及びトルクTrを表−2忙
示す。
得られた加工糸を経糸IC43羽2木入りとし緯糸に8
0越として綾織物を作成し通常のリラックス、プリセラ
)13’0”C高圧染色及び仕上セット工程を通した。
この綾織物の緯、経方向のストレッチ率を測定し、結果
を表−2に併せて示した。
表−2 X 比較例 実験I66.7ではPBT/PF、T複合フィラメント
糸の破断伸度が40チを越えているため加工糸のTCは
10%未満、トルクもtooT/m未満となり、織物ス
トレッチ率は着心地が良〜ためには必要なレベルである
10チ以上のストレンチ率を有することができず、風合
も腰力;なく反撥性及び厚みに欠けたウーリー、ライク
なものであった。
A8〜12においてはPBT/PET複合フィラメント
糸の破[@伸度が40係以下であるため、これを用いた
加工糸のTCは1o4jJ上であって、且つトルクも1
o o r/m以上である。カ・かる加工糸を用いた織
物σ)ス) l/ラッチ1110係以上となって着心地
は良☆イなもσ)であり、風合も腰9反撥性があって厚
みのあるスノ(ンライクな風合を呈するものであった。
叱較例 極限粘度〔η) = 0.79のポリブチレンテレフタ
レート重合体と〔η) =0.37σ)ポリエチレンテ
レフタレート重合体とを35:650割合でサイドバイ
サイド型に紡速2500m/分で紡糸し、z74de/
aef 、破断伸度165チの部分配向糸を得た。一方
〔η) = 0.64のポリエチレンテレフタレート重
合体を紡速1400 m / f+で220de/72
filの破断伸度345%の未延伸糸を得た。これら両
者を引揃えてオーバーフィード車2.0%、圧空圧t、
s#/c++tでインターレースして交絡を付与し、引
き続いてヒータ一温度170°C9仮撚数=14067
/R’lで仮撚加工を行った。延伸倍率は第11図のロ
ーラー7と10の速度差をかえることにより変更可能で
あるが、延伸倍高が1.6を越える場合は、フィラメン
ト間の交絡が消滅し、しかも安定性が悪く断糸しやすく
なった。従って、安定して加工の出来る延伸倍率1.5
を採用した。このように得られた加工糸の捲縮率TCは
8.5であり、トルクは73T/Mであった。かかる加
工糸を用いて織物を作成した所、ストレッチ率は6%の
ものしか得られなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のストレッチ性スパンライク加工糸を製
造する一態様を示す概略図であり、第2図はPBT/P
ET複合フィラメント糸の破断伸度(EL)とPBT/
PET複合フィラメント糸を芯糸に用いた二r@(1¥
造糸の捲縮@(’rc)との関係を示すグラフ、第3図
は本発明のストレッチ性スパンライク加工糸の拡大側面
図である。 図中において 1  :  I’BT/PET複合フィラメント糸。 2  :  PETフィラメント糸、3・・・ガイド、
4・・・張力装置。 5・・・フィードローラー、6・・・交絡処理用ノズル
。 7・・・第1デリベリローラー、訃・・ヒーター、9・
・・仮撚具。 10・・・第2デリベリローラー、11・・・巻取チー
ズ。 12・・・芯糸、13・・・捲付糸 才1 図 εしC’/、)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  仮撚加工を施された少くとも211のフィラ
    メント糸の一方を芯糸として、そのまわりに他方のフィ
    ラメント糸が捲付き、且つ捲付糸を構成するフィラメン
    トの一部は芯部のフィラメントとランダムに混合、交錯
    しつつ、捲付系全体と【−ては芯糸の周りに交互反転状
    に捲付いてなる二層構造糸におい【、芯部を構成するフ
    ィラメントがポリブチレンテレフタレート重合体と、ポ
    リエチレンテレフタレート重合体とでサイドバイサイド
    型或いは偏心シースコアmVC複合されていると共K、
    その破断伸度が40係以下であり、且つ該二層構造糸が
    下記〔1)(n)の特性を有することを特徴とするスト
    レッチ性スパンライク加工糸。 〔I」  捲縮ボT0410% 〔■]トルクTr 4100T/m
  2. (2)  破断伸度が40係以下であり、且つポリブチ
    レンテレフタレート重合体とポリエチレンテレフタレー
    ト重合体とでサイトノシイサイド型或いは偏心シースコ
    ア型に複合されて℃・るフィラメントから成るフィラメ
    ント糸と、破断伸度が100〜200俤であるポリエチ
    レンテレフタレート)0合体で形成されて℃するフィラ
    メントからI+“シるフィラメント糸とを引揃えた後、
    実質的に延伸することなく仮撚加工すると共に、該仮撚
    加工の前或いは後に交絡を付与することを特徴とするス
    トレッチ性スパンライク加工糸の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108396423A (zh) * 2018-01-30 2018-08-14 宁波三邦超细纤维有限公司 高收缩涤锦复合仿冰丝纤维及其制备方法

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