JPS59216893A - 有機ゲルマニウム化合物の製造方法 - Google Patents

有機ゲルマニウム化合物の製造方法

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JPS59216893A
JPS59216893A JP58090424A JP9042483A JPS59216893A JP S59216893 A JPS59216893 A JP S59216893A JP 58090424 A JP58090424 A JP 58090424A JP 9042483 A JP9042483 A JP 9042483A JP S59216893 A JPS59216893 A JP S59216893A
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  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は有機ゲルマニウム化合物及びその製造方法に関
するものである。
炭素の同族体であるゲルマニウム(Ge)やシリコン(
Si)は、ともに半導体効果を有するという特殊性から
、長年にわたって物理学や無機化学の分野での研究対象
となっているものであるが、近年になってその有機誘導
体に関する研究が活発に行なわれ、その研究成果も発表
されるようになった。
中でも有機ゲルマニウム化合物に関する研究の発展は著
しく1例えばゲルマニウムプロピオン酸誘導体を基本骨
格とし、該基本骨格がそのゲルマニウム原子と酸素原子
とを交互に結合することにより無数に連繋した巨大分子
化合物であるカルボキシエチルゲルマニウムセスキオキ
サイド(化合物a)は、極めて強力な血圧降下作用や抗
腫瘍作用等を示す反面、全く副作用がないことが明らか
となって以来、薬学会や医学会で広く注目されるに至っ
たことに代表されるように、新しくしかも興味深い研究
分野を構成している。
又、上記事実を踏まえ、有機ゲルマニウム化合物につい
て更に実験を重ねてみると、ゲルマニウムのケイ皮酸ア
ミドの誘導体で前記化合物aと同様のゲルマニウム−酸
素結合を有する巨大分子化合物(7) 力)Iy ハモ
イロキシエチルフェニルゲルマニウムセスキオキサイド
(化合物b)が、前記化合物aよりも少い投与量で該化
合物aに勝るとも劣らない生理活性を示す極めて有用性
の高い化合物であることが判明している。
上述した二種類の化合物a及びbをはじめとして多くの
有機ゲルマニウム化合物に関して1本発明の特許出願人
や関連する研究グループにより研究発表が行なわれてい
るが、上記セスキオキサイドが示す生理活性のメカニズ
ムは現在に至るまでに明確に解叩されている訳ではなく
、一部の研究家により当該活性は前記化合物中に形成さ
れているゲルマニウム−酸素結合に由来するとの説が唱
えられている状態であり、換言すれば、有機ゲルマニウ
ム化合物の生理活性は従米知られている構造−活性相関
の概念では説明できない傾向にあると言うことができる
ので、未だ合成されていない有機ゲルマニウム化合物の
内には、従来公知のものき類似する構造ではあっても、
優れた生理活性を示すものが存在すると考えられる。
而して、化合物aやhのような有機ゲルマニウム化合物
は、一般に、対応するトリクロルゲルマニウム体を加水
分解することにより得られるのであって1例えば化合物
すは。
という工程により、又、化合物aも同様の工程により得
られるのであるが、この製造方法には改善すべき点もあ
る。
即ち、上記式中のケイ皮酸アミド(■)に代表される置
換アクリル酸アミドやそれに容易に変換しうる置換アク
リル酸クロライドは、一般に無置換アクリル酸誘導体に
比べて極めて高価であったり、あるいは入手困難なもの
がほとんどであるのが現状であって1合成上の大きな障
碍となっているのである。
因に、無置換の了り11ル酸及びアクリル酸了ミドの価
格を1とした場合の置換アクリル酸及びそのアミドの価
格を例示すれば次表のようになる(−は入手困難なもの
を示す)。
更に、前記ケイ皮酸アミドのような置換アクリル酸了ミ
ドを入手するか、あるいは置換アクリル酸を原料として
合成したとしても、該置換アクリル酸アミドとトリクロ
ルゲルマン等のトリハロゲルマンとの付加反応は一般に
+X、 Ge C−C−C0NH′+−nで表わされる
重合物が生成し易く、純粋な付加体の収率が悪いという
致命的な難点までは解消できない。
本発明は上述した事情に鑑み、従来公知の有機ゲルマニ
ウム化合物と同様優れた生理活性を有する新規構造の有
機ゲルマニウム化合物と、経済性及び反応性に難点のな
い製造方法を提供することを目的としてなされたもので
1本発明の有機ゲルマニウム化合物は、一般式 (式中1人は水素原子、メチル基やエチル基等の低級ア
ルキル基、Bは水素原子、メチル基やエチル基等の低級
アルキル基あるいはフェニル基、Yは水酸基、ハロゲン
基又は了ミノ基、Zはハロゲン基又は他と共有する酸素
原子をそれぞれ示す) で表わされることを特徴とするものであり、又、この有
機ゲルマニウム化合物は、一般式(式中、Aは水素原子
、メチル基やエチル基等の低級アルキル基5Bは水素原
子、メチル基やエチル基等の低級アルキル基あるいはフ
ェニル基をそれぞれ示す) で表わされるアクリル酸誘導体に ) IJ /)ロゲ
ルマン HGe X3                   
111(式中、Xはハロゲン基を示す) 6 を付加し、これにより得られる一般式 テ表わサレるトリハロゲルミルプロピオン酸誘導体を、
チオニルクロライド等の塩素化剤で塩素化して一般式 で表わされるトリハロ塩化物とし、該塩化物(Vlをア
ンモニア、次いでハロゲン化水素で扱って一般式   
     A XB Ge C−CH−CONH2(■14 で表わされるトリハロアミド体としてから加水分解して
、一般式 (式中、Yは水酸基、ハロゲン基又はアミノ基、Zはハ
ロゲン基又は他と共有する酸素原子を示す) で表わされる有機ゲルマニウム化合物とすることを特徴
とする製造方法か、又は、 (式中、人は水素原子、メチル基やエチル基等の低級ア
ルキル基、Bは水素原子、メチル基やエチル基等の低級
アルキル基あるいはフェニル基をそれぞれ示す) で表わされるアクリル酸誘導体に、トリハロゲルマン T(Ge X3[111 (式中、Xはハロゲン基を示す) を付加し、これにより得られる一般式 で表わされるトリハロゲルミルプロピオン酸誘導体を、
チオニルクロライド等の塩素化剤で塩素化して一般式 で表わされるトリハロ塩化物とし、該塩化物tv+をア
ンモニアで扱った後か又はアンモニア水により直接に加
水分解することにより、一般式で表わされるトリハロア
ミド体を単離することなく、一般式 %式%[11 (式中、Yは水酸基、ハロゲン基又はアミノ基、Zはハ
ロゲン基又は他と共有する酸素原子を示す) であられされる有機ゲルマニウム化合物とするこ   
 :とを特徴とする製造方法により得られるものである
7 次に本発明有機ゲルマニウム化合物及びその製造方法に
ついて詳細に説明する。
本発明化合物は、下記一般式 で表わされるものであり1式中のZは塩素、臭素等のハ
ロゲン基又は他と共有する酸素原子を示すから、このZ
の内容により本発明化合物は二つのグループにまず大別
される。
即ち、Zが他と共有する酸素原子である場合は。
本発明化合物は一般式 で表わされるグループを形成するのであり、ここでAは
水素原子やメチル基、エチル基、プロピル基等の低級ア
ルキル基、BはAと同様の水素原子や低級アルキル基あ
るいは置換、無置換のフェニル基であって、Aは後述す
る酸素官能基のα位及び/又はβ位に結合し、Bは酸素
官能基のβ位に結合している。又、Yは水酸基、ハロゲ
ン基又は了ミノ基を示すから、Yがアミノ基である場合
にこのグループには、例えば、 1 1CII3 l o”    cH。
01 CH5CH。
2 なる一連の化合物が含まれることになる。
これらの化合物の各種スペクトルデータを測定してみる
と1元素分析値や核磁気共鳴吸収(NMR)スペクトル
、赤外線吸収(IR,)スペクトル等の分光スペクトル
、示差熱分析による熱的挙動等すべての物理化学的デー
タは、上記化合物が式(I’−1)乃至(1’−4)で
表わされることをよく支持し、従ってこのグループに属
する本発明化合物がゲルマニウム−酸素結合を有する巨
大分子化合物であることが確認されていて、その−例を
示せば、前記の化合物(1’−1)、即ち Oニー (+e (:  −Cl−12−CONH21
1 (’)] CF(。
に関する元素分析の結果は、計算値がGe:己9.75
 。
C:26.30.)]:4.41 、Nニア、63に対
し測定値は、Oe :39.52.C:26.11 、
T(:4.411 、Nニア、53(各々重量%)であ
り、IRスペクトルに於ては1655”−” (C=O
)、 90 Qσ−’及び800crn−’ (Ge−
0)に吸収を示し、示差熱吸収分析(T)TA)スペク
トルに於ては、246℃に吸熱ピーク、315℃に発熱
ピークを示す如くである。
一方、前記一般式(11に於けるZが塩素、臭素等のハ
ロゲン基である場合は1本発明化合物は一般式 (Xけハロゲン基を示す) で表わされるグループを形成するのであり、ここで置換
基A及びBは前記一般式fl’Hこ於ける置換基A、B
と同様で、置換基Aは酸素官能基のα位及び/又はβ位
、置換基Bはβ位に結合している。
而して、置換基Yは水酸基、ハロゲン基又はアミノ基を
示すから、該置換基Yが水酸基である場合にこのグルー
プには。
ClCH3CH。
2 Cl 等酸素官能基としてカルボン酸を有する化合物が含すれ
、又、置換基Yがハロゲン基である場合には、    
・ Cl Cl 等酸素官能基として酸クロライドを有する化合物が含ま
れ、更に置換基Yがアミノ基である場合には。
C,jICH3 C4!    CI(。
C)CHs   CHs 等酸素官能基としてアミドを有する化合物が含まれるこ
とになる。
前述したグループの化合物々同様、このグループに属す
る化合物に関しても各鍾機器分析を行ったところ1元素
分析値やNMRスペクトル、  II’Lスペクトル等
すべての物理化学的データは上記化合物が式(T’−1
)乃至(T’−12)で表わされることをよく支持して
いるのであり1例えば化合物(I−1) ■ (7)’]を分析(MS)スペクトルに於ては、m/e
=280に分子イオンビークが観測され、■Rスペクト
ルに於ては、 1690+c+n−重(C=O) 、1
26 DCm−’(C−0)、 395cm−” (G
e−C))に、NMRスペクトルに於”]’;! +N
 1.62(Ill、 S 、−Coに)H’)Ic’
F:t’LソtL吸収が見られるのであり、又、化合物
(1’−7)CI のM8スペクトルに於ては、 mr/e = 298に
分子イオンビークがHgされ、IFLスペクトルに於て
は。
1785cm−’ (C=O) 、 920■’(c−
o)、40 Q cm−”(Ge−C))に吸収が見ら
れるのであり、更に化合物(1’−11) j CノーG e CHCHCON H2 I   1 CノcH,CH。
のM8スペクトルに於ては、m/e=279に分子イオ
ンビークが観察され、IRスペクトルに於ては。
1655cm−’ (C=O)、42[]、410(共
にGe−CJ)に6 吸収が見られるのである。
次に、−ヒ述した本発明化合物の製造方法lこつぃて、
下記工程に従い順次説明する。
TIII          flVI(%TI   
      111 即ち、一般式+ITIで表わされるアクリル酸誘導体を
一般式(1v)で表わされるトリハロゲルミルプロピオ
ン酸IVIに変換する第1工程は、アクリル酸誘導体f
ullとトリハロゲルマン(IIとの公知付加反応によ
るものであり、これには種々の反応条件が当該アクリル
酸誘導体(]IIの構造や反応性により選択されるが1
例えばアクリル酸誘導体(Tllを塩酸やエーテル等の
無機又は有機の溶媒に懸濁又は溶解し、室温又は水冷下
にトリクロルゲルマンを滴下したり。
あるいはトリクロルゲルマンを濃塩酸に溶解した後、室
温又は水冷下lと前記アクリル酸誘導体rlIlを滴下
する方法があり5溶媒中に析出する結晶を2取するか又
は溶媒を留去することにより得、これをn−へキサン等
から再結晶すると、トリハロゲルミルプロピオンe (
IVIが約80〜90%の収率で得られるのである。
次に、上記第1工程で得られたトリハロゲルミルプロピ
オン酸(TVIを一般式(Vlで表わされるトリハロ塩
化物に変換する第2工程は、チオニルクロライド等の塩
素化剤によるカルボン酸の水酸基の塩素化反応であり、
この工程もトリハロゲルミルプロピオン酸+Ivlを適
宜の溶媒に溶解するか又は無溶媒で過剰量のチオニルク
ロライドで扱い1反応終了後に過剰のチオニルクロライ
ドを留去してから残渣を減圧蒸留するといった一般的手
法により約55〜90%の収率で進めることができる。
尚。
経済性を無視できれば、対応するアクリル酸誘導体fu
llの酸クロライドを入手し、エチルエーテル等の有機
溶媒中でトリクロルゲルマンを付加させるようfこして
も良い。
更Iこ、上記第2工程で得たトリハロ塩化物を一般式f
VTlで表わされる本発明化合物(こ変換する第3−a
工程は酸塩化物の了ミドへの置換反応とゲルマニウムに
結合したハロゲン基の加水分解反応より成り、このうち
の置換反応はトリハロ塩化物を無水ベンゼン等の溶媒に
溶解してこの溶液lこ乾燥アンモニアを導入した後、乾
燥塩化水素ガスを吹き込んでゲルマニウム−ハロゲン結
合を確保する  ゛ことを内容とするもので1通常の後
処理により得られた化合物、即ちトリハロアミド体(V
llの収率は約76〜92%である。次いで、このトリ
ハロアミド体(VTIを加水分解すると化合物+Isが
得られるのであり、この加水分解反応は前述した化合物
a。
bの場合と同様、適宜液性の水に前記トリハロアミド体
(VDを投入し、室温あるいは加温下に適宜時間かくは
んした後、析出する結晶を2取するようにすれば良い。
又、前記トリハロ塩化物(Vlは、対応するトリハロア
ミド体として単離してから加水分解するのではなく、直
接的tこ前記一般式+1’)で表わされる本発明化合物
の−としても良い。即ち、第5−b工程のように、トリ
ハロ塩化物TV)を無水ベンゼン等の溶媒に溶解した後
、この溶液に乾燥アンモニアを導入し、更に水を加えて
かくはん後、水層から化合物(■)を得るのであり、こ
の場1合の収率は約72〜96%である。
而して、上記の本発明製造方法によれば、一般式+I+
で表わされる本発明の−を、一般に極めて高価であるか
又は入手の困難は置換アクリル酸の誘導体を用いること
なく、極めて安価で且つ入手の答易な無置換のアクリル
酸誘導体を原料として得ることができるので、特に本発
明化合物を大規模に製造する場合に寄与する経済性は量
り知れない。
又、経済性のみならず1本発明製造方法は置換アクリル
酸のアミドを使用しないから、 4X、GeC−C−C
0NH−)−−の重合物が生成することもなく、トリハ
ロ塩化物をアンモニアで扱った後、ハロゲン化水素を導
入することにより、高収率で高純度のトリハロアミド体
を得ることができるし、更には。
前記トリハロ塩化物をアンモニアで扱った後に水を導入
することにより、一般式+15で表わされる化合物を得
るこ吉ができる等、不安定な中間体(これはN −Ge
C−C−C0NH,のような構造と推定される)を単離
することなしに、たくみに本発明化合物の製造をなし得
るものである。
一方5以上述べた製造方法により得られた本発明化合物
は、いずれも新規な有機ゲルマニウム化合物であって、
一般式(1)で表わされる物質は優れた生理活性を示す
と共に従来公知の化合物に比較して溶解度が高く1体内
利用率を向上させることができるし、又、その他の化合
物は該一般式fT’lで表わされる化合物を製造する際
の中間体として使用できる点に有用性がある。
次に本発明の実験例について述べる。
実験例1  トリハロゲルミルプロピン酸の合成■ 化
合物(■“−1)の合成 (E)−2−メチル−2−ブテン酸2[]、02f(0
,2モル)を乾燥エチルエーテル100 alに溶解し
水冷下トリクロルゲルマン36. Of (0,2モル
)を加えて2時間かくはん後、析出する結晶をn−ヘキ
サンより再結晶すると、化合物(U’−T”)の無色板
状結晶を42.86f得た。収率は76.5%であった
化合物(T−1) 2−メチル−3−(1−リクロルゲルミル)ブタン酸 融  点 71.0〜72℃ 元素分析 計算値 Ge:25.92  C:21.4
4  H:3.24Cノ17.98 実験値 Oe:25.6!r  C:21.53  H
:3.26Cノ:3796 TR(KRr、cm−’)   1690(C=(’)
)、1260(C−0)。
420.405,395(Ge−C))NMR(δ、 
(J)Cl3)  1.43(31−]、d、fle−
(’rf(−CH3)。
1.44 (31−1、d 、 CH,−CH−C0)
260(I II 、 m、 Ge−Cす)。
K、12 (I II 、 m 、 CHq−CI−I
 C0)11、<52(IH,s、flO(11−])
MS(m/e)      28rl(M  )、  
285(M−C))、144 ((1eC,、/2) ■ 化合物(1’−2)の合成 3−メチルクロトン酸2 n、Of!(0,2モル)ヲ
濃塩酸100mzIこ懸濁し、以下前記化合物(1’−
1)の場合と同様に処理して化合物(T’−2)の無色
柱状結晶を46.75’?%だ。収率は83.6%であ
った。
fヒ合物(I’−2) 6.3−ジメチル−ろ−(トリクロルゲルミル)ブタン
酸 融  点 61〜62℃ 元素分析 計算値 OP:25.92  C:21.4
4  IT:3.24Cノ:37.9B 実験値 Ge:25.78  C:21.55.H:3
.22Cノ:37.78 IR(KBr、cm司)   1700(C=O)、1
200(r−c)+415.400,380(Ge−C
))NMR(CDC)3.δ) 1.50(6H,s、
−CH5)。
2.76 (2H、s 、 −CH2−) 。
11.43(IH,s、COCoo H) (m/e )     280 (M+)、24
5 (M−C))。
179(GeC)、)、144 (GeC)、)尚1本
化合物(T−2)は、乾燥エチルエーテルを溶媒として
も合成できた。
■ 化合物(1’−3)の合成 トランス桂皮酸29.6f(0,2モル)を乾燥エチル
エーテルに溶解した後、前記化合物(r’−i)の場合
と同様にトリクロルゲルマンき反応させて析出する結晶
を戸数し、これをベンゼン−n−へキサン(1:5)よ
り再結晶して1H合物(T’−1)の無色板状結晶を6
1.59イ43た。収率は93.8%であった。
化合物(n’−1 3−フェニル−3−(トリクロルゲルミル)プロピオン
酸 融  点 83〜84℃ 元素分析 計算4m’、  CJe:22.12  C
:32.95  H:2.77Cj! : 32.41 分析値 ne:22.30  C:32.85  T−
1:2.83(ゝ):5248 Ill(KBr、Cln−’)  1710(C=0)
、 1600.1490(−CaHi) 、 700(
C−H)。
420.400(Ge−C)) NMR(CDC)、、δ)  3.17 (2H、d 
、 −(H2−)。
3.93 (I II 、 t 、 Ge−C−14)
、7.35(5H,s、C6H5)。
8.57 (I H、s 、 −COOTI )MS(
m/e)     ろ2s(Ni  )、293(M−
C))■ 化合物(1−4)の合成 α−メチル桂皮酸32.4f(0,2モル)を乾燥エチ
ルエーテル300ゴに溶解し、前記化合物(I−1)と
同様に処理して化合物(1−4)の無色板状結晶を50
.99得た。収率は74.4%であった。
化合物(r−4) 2−メチル−3−フェニル−3−(トリクロルゲルミル
)プロピオン酸 融  点 91〜92℃ 元素分析 計算値 fle:21.22  C:35.
10  H:3.24Cノ:31.09 分析値 Ge :21.15  C:35.05 H:
3.23Cノ: 30.98 IR(KRr、cM−”)  168r)(C=O)。
1600.1490(−Can5)。
7[]0 (−<ゲ1)。
425.405,590(fle−C))NMR(CI
’)Cノ、、δ)j、46 (3H、d 、−Crb 
)。
3.50(IH,m、 −CH−)113.70 (1
’H、d 、 Ge−1pH−) 。
763(511,m、−C6)1s )。
9.63 (I n 、 s 、 −COOH)MS(
m/e)     542 (RJ+)、307(M−
C))。
163 (M−C,/!、)。
179(GeC)、)。
144(Ge−C)、) 実験例2  トリハロ塩化物の合成 ■ 化合物(T’−5)の合成 3−(トリクロルゲルミル)ブタン酸26.6f(0,
1モル)に100a/のチオニルクロライドを加え、1
0時間加熱M R,後、過剰のチオニルクロライドを減
圧蒸留に付し、化合物(1−5)を沸点99〜100℃
/ 6mm )lりの無色透明留分として24.72得
た。収率は87%であった。
化合物(1−5) 3− () I+クロルゲルミル)ブチルクロライド元
素分析 計算値 Ge:25.52  C:16.89
  H:2.12     ’Cノ:49.85 実験値 Ge:25.36  C:16゜61  H:
2.2ICノ:49.69 屈折率等     n  :1.5108  d  、
1.66191)             20 TR,(KBr、m−’)  1790(C=0)、5
90(Ge−C)、430.100(Ge−C10 0(Ge−C))N、δ)1.48(3H,d、−CH
,)。
2.72 (I H、m 、 Ge−CH) 。
3.28 (2H、m 、 −CHz )MS(m/e
)   284(M”)、 249(M−c))。
179(GeC)、)。
105 (M−GeCJs ) ■ 化合物(T’−6)の合成 2−メチル−6−(トリクロルゲルミル)プロピオン酸
26.6 f (0,1モル)を前記化合物(I−5)
と同様にチオニルクロ、ライドと扱った後、減圧蒸留に
付し、化合物(1’−6)を沸点101〜1015℃の
無色透明留分として25.19得た。収率は88%であ
った。
化合物(1−6) 3−(トリクロルゲルミル)−2−メチルプロピオニル
クロライド 元素分析 計算値 Ge:25.52  C:16.8
9 H:2.12Cノ:49.85 実験値 Ge:25.41  C:16.87 H:2
.15CJ:49.82 屈折率等     n  :1.5074  d  :
1.66221)             20 IR,(KBr、c+n−’) 1790(C=0)、
95(3(C−0)、590(Ge−C)、 4.25,405(Ge−C)) NMR,(CDC13,δ)1.56(ろl−1、d 
、−CT(3)。
2.83(2H,m、Ge−CH2)。
3.38(IH,m、−(j(−Co)MS(m/e)
     284(M )、249(M−C))。
105(M−105(、)。
179 (GeCj!3 ) 尚、上記化合物(1’−5) 、 (r’−6)は対応
するアクリル酸クロライドにトリクロルゲルマンを付加
させるよう番こしても合成することができる。即ち、化
合物(+−5)に関しては、クロトノイルクロライド2
0.99 (0,2モル)を乾燥エチルエーテル20 
Q meに溶解し、水冷下トリクロルゲルマン36、0
9 (0,2モル)を加えて2時間かくはん後、エチル
エーテルを留去し残渣を減圧蒸留に付すのであり、又、
化合物(T−6)iこ関してはメタクリロイルクロライ
ド20.91i’ (0,2モル)を同様にトリクロル
ゲルマンと反応させた後ζこ減圧蒸留に付すのであり、
この方法によっても上記方法で得られたr化合物(1−
5)、(1−<S)と実質的に同一のものが、それぞれ
72%、54.3%の収率で得られたのである。
■ 化合物(I’−7)の合成 3−(トリクロルゲルミル)−2−メチルブタン酸2B
、0f(0,1モル)を前記化合物(I−5)と同様に
チオニルクロライドと扱った後、減圧蒸留ζこ付し、化
合物(II’−7)を沸点99−100℃/ 6my 
1−12の淡黄色留分として2702を得た。収率は9
04%であった。
f化合物(T−7) 己−(トリクロルゲルミル)−2−メチルブタン酸クロ
ライド 元素分析 計算値 ()e:24.32  C:20.
12  H:2.7DCノコ4750 実験値 Ge:24.41  C:20.03  H:
2.84Cノ:47.41 屈折率等     n  :1.51n5  d  :
1.60795D              20 IUL(K11r、c+++力 1785(C’=0)
、920(CO)。
5so(ne−c)。
480.400(Ge−C)) NMl’L(C’l’1)C4!、 、δ) 1.45
 (3T−1、d 、 Ge−CH2−CH3)。
1.58 (314、d 、 CTCs −CH−C0
)。
2.70(IH,m、Ge−C)(−)。
3.28(IH,m、 −CH−Co)MS(m/e)
     29B(M )、263(M−C))。
179 (()eCノ)、144(GeC)、)。
119 (M−GeC)、) ■ 化合物(1″−8)の合成 3−(トリクロルゲルミル)−3−メチルブタン酸2a
Of(0,1モル)を前記化合物(1’−5)と同様に
チオニルクロライドと扱った後、減圧蒸留に付し、化合
物(T’−8)を沸点90℃15闘ntの淡黄色留分と
して25.55’得た。収率は85,5%であった。
化合物(1−1 3−(トリクロルゲルミル)−3−メチルブタン酸クロ
ライド 元素分析 計算値 Ge:24.32  C:20.1
2  H:2.70(’4:47.50 分析値 Qe:24.53  C:1995  H:2
.68C):47.26 屈折率等     n  :j、5114  d  :
1.5968D               211
1R(KBr 、cm−’)  1800 (C=O)
、595(()e−C)。
430.400(Ge−C,jり NMR(CDCl2.δ)   1.50 (3FT 
、 lI、 Ge−C−(Jj3  )。
5.52 (2H、s 、 −CH2−Co )MS(
m/e)   29B(M”)、 179(GeC)、
)。
119(M−GeC)、) 2 実験例3  セスキオキサイド型化合物(r’−i)〜
(T’−4)の合成 3−1 トリハロアミド体を経由する方法■ r化合物
(1’−1)の合成 i’r、3−(トリクロルゲルミル)−ブタy酸クロラ
イド5.691 (0,02モル)を無水ベンゼン15
0++t/に溶解し、水冷下弦・勲アンモニアを1時間
導入し更に乾燥塩1ヒ水素ガスを1時間導入した後、酢
酸メチルエステルi n Omeを加え、かくはんして
濾過し、P液を°留去後、残渣をアセトン−ベンゼン(
1:2)より再結晶して1次のような特徴を有するf化
合物(T″−91の無色針状結晶を52(94,5%収
率)得る。
化合物(1−9) 3− (1−リクロルゲルミル)ブタン酸アミド融 点
 126〜124℃ 元素分析 計算値 Qe:2739  C:1813 
 H:3.04Ctt:an12  N:5.2B 実馳値 Ge:2760  C:’18.13  F(
:3.08C):4[1118N:5.25 TR(KBr、crn−’)345[1,3350,3
300,3250(N (])、1665(C=0)、
60[1(Ge−C)、420 、!+80(Ge−(
1) MS(m/s )265(M+)、230(M−C4)
このよう番こして得られた化合物(1−9)を5.70
f(0,02モル)用い、そのゲルマニウム塩素結合の
みを常法ど?り加水分解することにより、以下のような
特徴を有する化合物(T’−1)を2.9f得た。収率
は798%であった。
化合物(r’−1) 2−カルバモイルエチルゲルマニウムセスキオキサイド 元素分析 計算値 Ge:39.73  C:26.3
0  H:4.41Nニア、67 実験値 (’)e:39.60  C:26.15  
H:4.4ONニア、51 1R,(KBr、em−”)  1”655(CmO)
、900.800(Ge−0) T)TA       322℃に吸熱ピーク348.
410℃に発熱ピーク Q) 化合物(T’−2)の合r、”y−jf、3−(
+・11クロルゲルミル)−2−メチルプロピオン酸り
L1ライド5.69 r (n、[12モル)を、前記
化合′吻(I’−1)の場合さ同様にアンモニア及び塩
fヒ水素ガスと反応させてから後処理をして1次のよう
ff ’Cj徴を有する化合物(1’−10)の無色板
状結晶を−4,66!i’(8B、r1%収率)を得る
化合物(1−10) 3− (トリクロルゲルミル)−2−メ−”I−ルプロ
ピオン酸アミド 融点114〜115℃ 元素分析 8」算イfl’j  ne:27.39  
C:18.13  )]:3.04Cノ:4n、12 
 N:528 実験値 Oe:27.71C:18.23 H:3.D
7Cffl:4n、n6  N:5.20IR(KRr
、c+n−’)  345[]、ろ350.3270.
3230(N−■1 )、 1660 (CmO)。
6 [10(()e−C)、 415 (fle−CJ
)    ’N′N4R(dioxan−d6.δ)1
.34 (311、d 、 −(Jla’  )。
2.20(2TI、m、Ge−C112−)5 2.90(IH,m、flT−T−Co)MS (m/
e )     265 (M+)、 23rl(M−
C))次いでこのf化合物(T”−10)を5.70 
f(0,02モル)用い、前記と同様常法どおり加水分
解することにより、以下のような特性を有する化合物(
1’−2)を3.01?(%た。収率は82%であった
化合後+(T’−2) 2−カルバモイル−2−メチルエチルゲルマニウムセス
キオキ井イド 元素分析 し“[算値 Ge:39.73 C:26.
30  H:4.41Nニア、67 実験値 Ge :59.52  C:26.37  r
(:4.39N=761 1R(KBr、Cm−’)  1660(CmO)、9
00,800(Ge−0) DTA       246℃に吸熱ピーク′515℃
に発熱・ピーク ■ 化合物(1’−3)の合成 まず、2−メチル−6−(トリクロルゲルミル)ブタン
酸クロライド5.8 f (0,02モル)を、前記化
合物(1’−1”lの場合吉同様にアンモニア及び塩化
水素ガスと反応させてから後処理をして、次のような特
徴を有する(5合物(T’−11)の無色柱状結晶を4
.1F(76,0%収率)得ろ。
化合物(T−11) 2−メチル−6−(トリクロルゲルミル)ブタン酸アミ
ド 重点141〜142℃ 元素分析 計算値 Ge:26.[11C:21.52
 1−1:361C/:3811 N:5.03 実験値 Ge:25.93  C:21.49  H:
’!=、65C):”)7.96  N:4.9B IR(KFlr、cIn−’)    3450,32
70.ろ2111 (N−H) 。
1655 (CmO)、 605 (Ge−C)。
420.410(Ge−C)) NMR(acetnn−d6.δ)   1.30 (
3H、d  、(le−CH−CT(3)。
1.44 (3H、d 、 CIT、−CI(−Co)
2.52(IH,m、0e−CI−1)。
3.22(IH,m、−CH−Co) MS(m/e)   279(M+)、244(M−C
J)。
179 (GeCJts)、 144 (GeC4)次
いで、この化合物(■“−11)を5.97 f(0,
02モル)用い、前記と同様常法どおり加水分解するこ
とにより、以下のような特徴を有する化合物(T’−3
)を3.15F得た。収率は80%であった。
1H合物(1,’−3) 1.2−ジメチル−2−カルバモイルエチルゲルマニウ
ムセスキオキサイド 元素分析 計算値 ne:66.90  C:50.5
3 H:5.12Nニア、12 実験値 Ge:36.59  C:30.47  H:
5.05Nニア、05 IR(KBr、cIn−’)  1660(C=O)。
895.795(Ge−0) DTA       62,432℃に吸熱ピーク。
307℃に発熱ピーク NMR(D、O,δ)  1,25(3HedyGe−
CM−Cす、)。
1.55(3)1.d、C)(、−(Jl−CO)。
2.90(2H,m、CH−CH) ■ 化合%(T’−4)の合成 まず、3−ノー1−ルー3−(トリクロルゲルミル)ブ
タン酸クロライド5.97 t (0,02モル)を、
前記化合・t′/I(]’−1)の場合吉同様にアンモ
ニア及び[f?、 7に素ガスと反しさせてから後処理
をして。
次のような特徴を有する化合物(r−12)の無色プリ
ズム状結晶を5. Of (92,2%収率)得る。
化合物(1−12) ろ−メチル−3−(トリクロルゲルミル)ブタン酸了ば
ド 峨点155〜156”C 元素分析 計′tA−iFi  Ge:26.OI  
C:21.52  H:3.61Cffl:3811 
N:5.02 実験1直 Ge:26.06  C:21.41  H
:3.58Cノ:37.97  N14.95 NMR(ace tone−d6 、δ) 1.38 
(6H、s 、 −CH5)、2.80 (2)(、s
 、 CH2’)MS(mle )   279 (M
 )、244(M−C,jり。
179 (neC〕s )、14 d (GeC)、)
次いで、この化合?+(1−12)を5.97 t(0
,02モル)用い、前記と同様常法どおり加水分解する
ことにより、以下のような特徴を有する化合物(T’−
4’)を2.99得た。収率は76%であった。
化合物(T’−4) 1.1−ジメチルエチルゲルマニウムセスキオキサイド 元素分析 計算値 Ge:36.9D  C:30.5
3  H:5.12Nニア、12 実験値 Ge:36.49  C:30j13  H:
5.12Nニア、DO IR,(KBr、σ−’ )  1665(C=O)、
 890(Ge−0)NMR(D20)   1.15
 (6H,s 、 C−(C見、)2)、2.48(2
H,s、CH2) I)TA       200,240,276℃に吸
熱ピーク325℃lこ発熱ピーク 3−2)IJハロ塩化物から直接合成する方法Q   
 flZ合el(T”−5)  (3−ト リ り ロ
ルゲル ミ ルブタン酸クロライド)5.7Of(0,
02モル)を無水ベンゼン150 mlに溶解し、水冷
上乾燥アンモニアを1時間導入後、水5 D Omlを
加えてかくはんし0 てから水層を分離してゲルY濾過(セフ了デツクス25
〔商品名〕) し、 P液を蒸発乾固することにより無
色無定型結晶を2.65f得た。収率は72.4%であ
った。
この反応を化合物(+’−6)〜(1’−8)について
も行い、それぞれから下表(こ示すように無色無定型結
晶を得たが、これらの化合物のデータはすべて前記化合
物(I’−1)〜(T’−4)のものと一致した。
■ 又、上記1ヒ合物(1’−5)〜(1’−’8 )
を14%N H,OH溶液40+t/に溶解して析出す
る結晶を戸数し、該結晶をゲル濾過(セフ了デツクス2
5〔部品名〕)後、P液を蒸発乾固すると、全く同様に
前記化合物(1’−1)〜(1’−4)が得られた。尚
、収量等は下表に示すとSりである。
表 3 実施例 前記実験例3で得られたセスキオキサイド型化合物の生
体内での利用性を検討するため、25℃lこ於ける水に
対する溶解度を調べたところ、これらの化合物は従来公
知の頌似化合物に比較して。
下表に示すとおりの良好な水溶性を有することがわかっ
た。
表 実施例 上記実験例3に示した方法によれば1式で示される有機
ゲルマニウム化合物を合成することもできる。
即ち、化合物(1′−5)は、前記化合物(1−3)を
チオニルクロライドで扱った後減圧蒸留して得た式 で示されるトリハロ塩化物を得、これを無水ベンゼン中
で水冷下アンモニアガスと反応させるか。
あるいはN H,011溶液に溶解した後、水と接触さ
せるかすれば良いのであり、この場合の収率は前者の場
合で86.2%、後者にあっては755%であった。
参考のため、化合物(1’−13)及び(T’−5)の
物性を示す。
化合物(1−13) 沸  点 14B−149℃/4mvnH?元素分析 
計算値 Ge:2094  C:31.19 H:2.
33CJ:4092 実験値 Ge:20.76  C:31.08 H:2
.49Cj!:40.90 屈折率等     n  :1.573(S   d 
 : 1.5793D               
  20TR(KBr、cIn−”)  1795(C
=(’))。
7110((3+−H) 、 425,4.[lO(G
e−CI ) NMR,(CI)CI3.δ)   3.70(2H,
dd、−CH,−Co)、3.92(IH,、t 、G
e−CH)。
736(5H,m、−C6H5) 化合物(1’−5) 元素分析 計算値 Qe:29.66  C:44.1
6  H:4.12N:5.72 実験値 fle:29.68  C:43.82  H
:4.01N:5.66 IR1660(C=o)。
930、R95,8nO(Ge−0) DTA        252℃に吸熱ピーク。
307.400℃に発熱ピーク 実験例6  本発明方法により製造されるrb合物の生
理活性 CDFI系マウス(9週令のメス)を1群8匹とし、対
照群の12匹のみに一匹当りIMC肺瘍細1を1×10
6個皮下に接種した後、24時間後から、1日1回化合
物(+’−5)の25ヤ/ Kq量及び5q/Kf縫を
それぞれ05%カルボキシメチルセルロ−ス1日休薬し
,再び6日間投与また1日休薬して6日間投与を行うサ
イクルをくり返し,最終投与口の翌々日に解剖して腫瘍
重量を測定した。この結果は下表に示す通りで化合物(
I’−5)は特に顕著な抗腫瘍活性を示すことが判明し
た。
表(IMCMC癌腫型腫瘍する増殖抑制)代理人  小
  泉  良  邦

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 (式中、Aは水素原子、メチル基やエチル基等の低級ア
    ルキル基、Bは水素原子、メチル基やエチル基等の低級
    アルキル基あるいはフェニル基、Yは水酸基、ハロゲン
    基又はアミノ基、Zはハロゲン基又は他と共有する酸素
    原子をそれぞれ示す) で表わされることを特徴とする有機ゲルマニウム化合物
    。 C=  C−C0OHtill (式中、Aは水素原子、メチル基や、エチル基等の低級
    アルキル基、Bは水素原子、メチル基やエチル基等の低
    級アルキル基あるいはフェニル基をそれ、ぞれ示す) で表わされるアクリル酸誘導体に、トリハロゲルマン HGeX3                    
                    (冒)(式中、Xは
    ハロゲン基を示す) を付加し、これにより得られる一般式 で表わされるトリハロゲルミルプロピオン酸誘導体を、
    チオニルクロライド等の塩素化剤で塩素化して一般式 ■ B で表わされるトリハロ塩化物とし、該塩化物[Vlをア
    ンモニア、次いでハロゲン化水素で扱って一般式 で表わされるトリハロアミド体としてから加水分解して
    、一般式 (式中、Yは水酸基、ハロゲン基又はアミノ基。 Zはハロゲン基又は他と共有する酸素原子を示す) で表わされる有機ゲルマニウム化合物とすることを特徴
    とする有機ゲルマニウム化合物の製造方法。 3゜ (式中、Aは水素原子、メチル基やエチル基等の低級ア
    ルキル基、Bは水素原子、メチル基やエチル基等の低級
    アルキル基あるいはフェニル基をそれぞれ示す) で表わされるアクリル酸誘導体に、トリハロゲルマン HGe Xs                   
      flll(式中、Xはハロゲン基を示す) を付加し、これにより得られる一般式 で表わされるトリハロゲルミルプロピオン酸誘導体を、
    チオニルクロライド等の塩素化剤で塩素化して一般式 で表わされるトリハロ塩化物とし、該塩化物(Vlをア
    ンモニアで扱った後か又はアンモニア水により直接に加
    水分解することにより、一般式で表わされるトリハロア
    ミド体を単離することなく、一般式 (式中、Yは水酸基、ハロゲン基又はアミン基、Zはハ
    ロゲン基又は他と共有する酸素原子を示す) であられされる有機ゲルマニウム化合物とすることを特
    徴とする有機ゲルマニウム化合物の製造方法。
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