JPS5921427Y2 - バスドラム用支持脚 - Google Patents

バスドラム用支持脚

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JPS5921427Y2
JPS5921427Y2 JP5774183U JP5774183U JPS5921427Y2 JP S5921427 Y2 JPS5921427 Y2 JP S5921427Y2 JP 5774183 U JP5774183 U JP 5774183U JP 5774183 U JP5774183 U JP 5774183U JP S5921427 Y2 JPS5921427 Y2 JP S5921427Y2
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美津男 柳沢
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パ−ル楽器製造株式会社
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【考案の詳細な説明】 考案の技術分野 この考案はバスドラム用支持脚に関するものである。
考案の技術的背景及びその問題点 床面に横置きされて演奏されるバスドラムは、その両側
に取付けた支持脚によって床面に安定に支持されるよう
になっている。
このバスドラムの支持脚としては、従来、ドラム胴体の
外側面に脚体保持部を有するベース部材を取付け、この
ベース部材の脚体保持部に脚体(主にパイプ脚)の基端
を保持させて止めねじにより締付は固定するようにした
ものが知られており、前記脚体はドラム運搬時には取外
されるようになっている。
しかしながら、このようにドラム運搬時に脚体を取外す
ようにしたものは、ドラム運搬時に脚体を紛失してしま
うおそれがあった。
このため、最近では実開昭53−26127号公報に示
されているように、ドラム胴体に取付けられるベース部
材に下向きと横向きの2つの脚体保持部を設けておき、
床面にドラムを設置する時には脚体を一方の保持部に取
付け、ドラム運搬時には脚体を他方の保持部に保持させ
るようにしたものが考えられているが、この構造のもの
は、脚体をドラム胴体の外側面に沿うように格納してド
ラムと一緒に運搬することができる反面、床面にドラム
を設置する時とドラム運搬時とにその都度脚体を一方の
保持部から取外して他方の保持部に付は替えなければな
らないために、取扱いが面倒であるという欠点か′ある
しかも、従来は、ドラム胴体の右側に取付けられる右側
用の支持脚と、ドラム胴体の左側に取付けられる左側用
の支持脚との2種類のものを使用しているが、このよう
に2種類の支持脚を使用するのでは各支持脚を個々に製
造しなければならないために支持脚の価格が非常に高い
ものとなるし、またドラム胴体への取付けに際しても誤
まって右側用のものを左側に取付けてしまうことがある
問題もあった。
考案の目的 この考案は上記のような実情にかんがみてなされたもの
であって、その目的とするところは、脚体をベース部材
に上下回動させ得るように支持させることにより、脚体
をベース部材から取外すことなく簡単な操作で下向き姿
勢にも横向き姿勢にも変えることができるようにすると
共に、脚体を上下回動させるようにしたものでありなが
ら、脚体を下向き姿勢とした時でも横向き姿勢とした時
でも脚体を所定の角度でベース部材に強固に固定するこ
とができるようにすると共に、構成部品を組み替えるだ
けで右側用としても左側用としても使用できるようにし
た、従来のように2種類のものを用意しなくてもよいよ
うにすると共に、ドラム胴体への取付けに際しても右側
、左側の別なく簡単に取付けられるようなバスドラム用
支持脚を提供することにある。
考案の概要 すなわち、この考案のバスドラム用支持脚は、ドラム胴
体の外側面に取付けられるベース部材と、このベース部
材の前面に接面する板面部を表裏両面にもった脚体取付
部材と、前記脚体取付部材の2つの板面部のうち前記ベ
ース部材と接面されない側の板面部に接面される前面カ
バーと、前記脚体取付部材の板面部中心及び前面カバー
の中心に設けた締付けねじ挿通孔に挿通され前記ベース
部材の中心に設けたねし孔に螺合されて前面カバーを介
し脚体取付部材の板面部をベース部材前面に押圧する締
付けねじと、前記ベース部材と上記板面部との間に介在
されて板面部をベース部材から離間する方向に弾圧する
スプリングと、前記脚体取付部材に基端を固定されベー
ス部材の中心を支点として先端が床面に当接する下向き
姿勢から全体がドラム胴体の外側面に沿う横向き姿勢と
なるまでの間で上下回動される脚体とからなり、かつ前
記ベース部材の前面には、水平方向の1本の直径線に沿
う共用条溝と前記直径線に対し上記脚体の回動角と同角
度で交差する2本の直径線にそれぞれ沿う専用条溝とを
形成し、前記脚体取付部材の画板面部には、表裏におい
て正対する位置に、それぞれ上記脚体の回動角と同角度
で交差する2本の直径線に沿わせて前記条溝に嵌合する
形状の突条を形成すると共に、前記突条は脚体を下向き
姿勢とした時と脚体を横向き姿勢とした時に前記条溝と
正対する位置に形成した構成のものである。
考案の実施例 以下、この考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図〜第3図において、1はベース部材、2はこのベ
ース部材1に後述する締付けねじ25を介して回動可能
に支持された脚体取付部材、3はこの脚体取付部材2に
基端を固定された脚体であり、前記ベース部材1はドラ
ム胴体Aの右側にも左側にも取付けられる左右対称形の
ものであって、このベース部材1は第11図及び第12
図に示すようにドラム胴体Aの外側面に取付けられるよ
うになっている。
また、前記脚体取付部材2を介して上記ベース部材1に
支持された脚体3は、前記締付ねじ25を支軸として第
12図に実線で示す下向き姿勢(脚体先端を床面に当接
させたドラム支持状態)から同図に二点鎖線で示す横向
き姿勢(脚体全体をドラム胴体Aの外側面に沿わせて水
平に格納した状態)となるまでの間で上下回動されるよ
うになっており、さらにこ9脚体3は前記締付けねじ2
5を締付けて脚体取付部材2をベース部材1に押圧する
ことによりその回動端において固定されるようになって
いる。
前記脚体3は、パイプ製上部脚3aと、この上部脚3a
内にスライド可能に挿入された丸棒製下部脚3bと、前
記上部脚3aの下端に設けられてロック操作ねじ5の締
付は操作により下部脚3bをロックする下部脚保持部材
4とからなる長さ調節の可能な伸縮脚体とされており、
またこの脚体3の先端には、下部脚先端に突出形成され
た杭先形脚先6と、この杭先形脚光6を囲む上下移動可
能なゴム脚先7とが、選択使用可能に設けられている。
前記ゴム脚先7は、筒状ナラ)7aの外側に床接触面を
広く形成した下脹らみ形の脚先ゴム7bを嵌着してなる
もので、このゴム脚先7は前記下部脚3bの先端部外周
に形成したねじ部に螺合されており、ゴム脚先7を回わ
すことによって上下に移動されるようになっている。
このゴム脚先7と前記杭先形脚先6は、ドラムを設置す
る床面の材質などに応じて使い分けられるもので、杭先
形脚先6を使用する場合はゴム脚先7を上側に移動させ
てこのゴム脚先7に設けられている孔部8から杭先形脚
先6を突出させればよく、またゴム脚先7を使用する場
合は、ゴム脚先7を下側に移動させて第2図に示すよう
にゴム脚先7内に杭先形脚先6を収納すればよい。
なお、9は前記ゴム脚先7を固定するためのナツトで゛
ある。
一方、前記ベース部材1は、第4図及び第5図に示すよ
うに、ドラム胴体の外周面に合致するように湾曲する台
座1aの前面に円形端面をもつ突出部1bを形成したも
ので、このベース部材1は、前記台座1aの裏面側に突
設した複数のねし孔付突部10.10をドラム胴体に設
けたベース部材取付穴に挿入し、この突部10,10の
ねし孔にドラム胴体の内側から止めねし11.11 (
第11図参照)を螺合させて締付けることにより、ドラ
ム胴体に固定されるようになっている。
また、このベース部材1には、その円形端面(突出部1
bの端面)の中心にスプリング受は穴12が凹入形成さ
れており、さらにこのスプリング受は穴12の底部には
ねし孔13が形成されている。
また、前記ベース部材1の円形端面には、水平にとった
直径線に沿う共用条溝14aと、水平直径線に対し脚体
回動角θ(第12図参照)と同角度で交差する2本の直
径線にそれぞれ沿う専用条溝14b、14Cが形成され
ると共に、この円形端面の上縁部には、前記同等用条溝
14b、14Cの中間に対向位置して脚体回動範囲(脚
体取付部材2の回動範囲)を規制するストッパ15が突
設されている。
また、前記脚体取付部材2は、第6図〜第8図に示すよ
うに、前記ベース部材1の円形端面と同径の円板部2a
の下端に、前記脚体3の基端(上部脚3aの上端)が嵌
合固定される脚体取付部2bを設けたものであり、前記
円板部2aの両面ベース部材1の円形端面に接面させ得
るような板面部a、l)とされており、またこの円板部
2aの中心には締付ねじ挿通孔16が設けられている。
この脚体取付部材2は、前記脚体取付部2bに嵌合固定
される脚体3と一体化されて1つの部品とされ、前記板
面部a、1)のいずれか一方をベース部材1の円形端面
と対向させて取付けられるもので、この脚体取付部材2
は表裏対称形のものとされており、ドラム胴体の右側(
第11図において右側)に取付けられる場合は第6図に
示す板面部aをベース部材1の円形端面と対向させて取
付けられ、ドラム胴体の左側に取付けられる場合は第8
図に示す板面部すをベース部材1の円形端面と対向させ
て取付けられる。
また、前記画板面部a、l)には、その両方に、脚体3
の軸線と一致する基準直径線に沿う突条17 aが形成
されており、さらにこの画板面部a、l)には前記基準
直径線に対し図上時計回りに脚体回動角θと同角度をも
って交差する1本の直径線に沿う突条17 b 、17
Cが表裏において正対するように形成されている。
前記一方の板面部aに形成された突条17 a 、17
bは、この板面部aをベース部材1の円形端面と対向
させた状態において前記条溝14 a 、14 b、1
4 Cのうち2条の条溝14a、14bと14 a 、
14 Cとに交互に嵌合されるもので、脚体3を下向き
姿勢とした状態においては一方の突条17 aが専用条
溝14bに、他方の突条17bが共用条溝14aにそれ
ぞれ嵌合され、脚体3を横向き姿勢とした状態において
は一方の突条17 aが共用条溝14 aに、他方の突
条17 bが専用条溝14 Cにそれぞれ嵌合されるよ
うになっている(他方の板面部すをベース部材1の円形
端面と対向させた場合も同様に共用条溝14aと専用条
溝14b、14Cに対して突条17 a 、17Cが交
互に嵌合されるようになる)。
また、前記円板部2aの外周の一部は、前記ベース部材
1に突設されているストッパ15を避けるように円弧状
に切欠されており、この円弧状切欠部18の両端部は、
脚体3を下向き姿勢とした時と、脚体3を横向き姿勢と
した時に前記ストッパ15の側面に交互に当接するスト
ッパ当接部19 a 、19 bとされている。
一方、第1図〜第3図において20は前記脚体取付部材
2の板面部a、l)に選択的に当接される前面カバーで
あり、この前面カバー20は前記脚体取付部材2の円板
部2aと同径の円板状のもので、その中心には締付けわ
じ挿通孔21が設けられている。
また、この前面カバー20の裏面には、前記脚体回動角
θと同角度で交差する2本の直径線に沿う条溝22 a
、22 bと、前記脚体取付部材2の円板部2aに設
けた円弧状切欠部18と同形の切欠段部23が形成され
ると共に、この切欠段部23の両端部には前記円弧状切
欠部18の両端に成形されたストッパ当接部19 a
、19 bと合致するすトッパ当接部24 a 、24
bが形成されている。
この前面カバー20は、前記脚体取付部材2の一方の板
面部aに対しては突条17 aと条溝22 b及び突条
17bと条溝22 aが互いに嵌合し、両ストッパ当接
部19 a 、24 b及び19 b 、24 aが互
イニ合致する状態で接面され、他方の板面部すに対して
は突条17aと条溝22 a及び突条17 Cと条溝2
2 bが互いに嵌合し、両ストッパ当接部19 a 、
24 a及び19b、24bが互いに合致する状態で接
面されるようになっている。
なお、前記ベース部材1及び上記前面カバー20に形成
された各条溝14 a 、14 b 、14 C及び2
4a。
24 bは全て同一の断面形状とされており、また前記
脚体取付部材2に形成された各突条17a、17b、1
7Cは前記各条溝に密に嵌合するような同一断面形状の
ものとされている。
また、第1図〜第3図において、25は前記脚体取付部
材2の円板部2aをベース部材1の円形端面に押圧固定
するための締付けねじ、26は前記ベース部材1と前記
脚体取付部材2との間に介在されたコイルスプリングで
あり、前記締付けねし25は頭部に操作つまみ25 a
を有するものであって、上記前面カバー20と脚体取付
部材2に設けられている締付けねじ挿通孔21.16を
通してベース部材1に設けられているねし孔13に螺合
され、その締付は操作により頭部側の鍔部25 bで前
面カバー20をベース部材1側に押圧移動させるように
なっている。
なお、27は平ワツシヤである。また、前記コイルスプ
リング26は、前記ベース部材1に設けたスプリング受
は穴12内に一端側を保持させて上記締付けねし25の
外側に遊嵌するように設けられており、このコイルスプ
リング26の他端は脚体取付部材2の円板部2aに当接
してこの円板部2aをベース部材1から離間させる方向
に弾圧するようになっている。
なお、このコイルスプリング26は、前記円板部2aの
板面部aまたはbに対し突条17a、17bまたは17
a 、17 Cの頂面と当接させてもよいが、この実
施例では前記突条17a、17b及び17 a 、17
Cを締付けねじ挿通孔16から離間させて形成し、こ
の締付けねじ挿通孔16の周囲に確保した円形のスプリ
ング受は面(第6図及び第8図参照)に前記コイルスプ
リング26を当接させるようにしている。
しかして、このバスドラム用支持脚は、ベース部材1の
スプリング受は穴12にコイルスプリング26を挿入し
た後、このベース部材1の前面(突出部1bの円形端面
)に脚体3を取付けた脚体取付部材2の円板部2aを対
向させ、さらにこの円板部2aの外側に前面カバー20
を接面させた後、前面カバー20と前記円板部2aの締
付けねじ挿通7L21,16及び前記コイルスプリング
26内を通して締付けねじ25を挿入し、この締付ねじ
25をベース部材1のねし孔13に螺合させることによ
って組立てられる。
この場合、前記脚体取付部材2を、その一方の板面部a
をベース部材1に対向させて取付ければ、脚体取付部材
2に取付けられている脚体3は、ストッパ当接部19
aをストッパ15に当接させ突条17 a 、17 b
を条溝14 b 、14 aに嵌合させた下向き姿勢に
おいて第2図に実線で示す状態となり、この姿勢から図
上反時計回りに横向き姿勢となるまで(ストッパ当接部
19 bがすトツパ15に当接するまで)回動できるよ
うになる。
また、前記脚体取付部材2を、その他方の板面部すをベ
ース部材2に対向させて取付ければ、前記脚体3は、ス
トッパ当接部19 aをすトツパ15に当接させ突条1
7a、17cを条溝14 C,14aに嵌合させた下向
き姿勢において第2図に二点鎖線で示す状態となり、こ
の姿勢から図上時計回わりに横向き姿勢となるまで(ス
トッパ当接部19 bがストッパ15に当接するまで゛
)回動で゛きるようになる。
従って、第11図においてドラムの右側に取付けられる
支持脚は前記脚体取付部材2の一方の板面部aをベース
部材1に対向させて組立てればよく、またドラムの左側
に取付けられる支持脚は前記脚体取付部材2の他方の板
面部すをベース部材1に対向させて組立てればよいので
あり、このように組立てた支持脚をドラム胴体Aに取付
ければ、左右いずれの支持脚も第12図に示すようにド
ラム後面側(演奏席と反対側)に向って斜め下向きに傾
いた状態で床面に当接する下向き姿勢(ドラム支持状態
)から、ドラム胴体Aの外側面に沿って水平に格納され
る横向き姿勢となるまでの間で脚体3を回動させること
ができるようになる。
一方、前記脚体3を下向き姿勢から横向き姿勢に回動す
るには、まず締付けねし25を緩めてコイルスプリング
26の弾圧力で脚体保持部材2の板面部a(またはb)
をベース部材1の前面から離間させ、条溝14b、14
a(または14 C,14a)から突条17a、17b
(または17a、17C)が完全に抜は出すまで前記締
付けねじ25を緩めた後に脚体3を手で持って上方に回
動させてやればよく、脚体3を脚体取付部材2のストッ
パ当接部19 bがベース部材1側のストッパ15に当
るまで回動させれば、前記突条17a、17b(または
17 a 、17 C)が条溝14a、14C(または
14 a 、14 b)に対向する位置にくるから、こ
の状態で前記締付けねし25 aを締付ければ前記突条
17a、17b(または17a。
17C)と条溝14a、14C(または14 a 、1
4 b)との嵌合により脚体3をドラム胴体Aの外側面
に沿わせた横向き姿勢に確実に固定しておくことができ
る。
これは前記脚体3を横向き姿勢から下向き姿勢にする場
合も同様であり、締付けねじ25を緩めて脚体3をスト
ッパ当接部19 aがストッパ15に当るまで回わせば
前記突条17a、17b(または17 a 、17 C
)が条溝14b、14a(または14 C,14a)と
対向する位置にくるから、締付けねじ25の締付けによ
り突条17a、17b(まタハ17a、17C)を条溝
14b、14a(または14 C,14a)に嵌合させ
て脚体3をドラム後面側に向って斜め下向きに傾けた状
態で確実に固定することができる。
すなわち、この実施例の支持脚は、脚体取付部材2の一
方の板面部aをベース部材1に対向させた場合は突条1
7 a 、17 bがベース部材1側の条溝14 a
、14 b 、14 Cに対して、また脚体取付部材2
の他方の板面部すをベース部材1に対向させた場合は突
条17a、17Cか゛ベース部材1側の条溝14a 、
14 b 、14 Cに対して、脚体3を横向きに姿勢
にした時と下向き姿勢にした時とで交互に入れ替わって
嵌合するようにしたものでこの支持脚においては脚体3
を横向き姿勢にした状態でもまた下向き姿勢にした状態
でも2つの突条17a、17b(または17a、17C
)によって脚体3を強固に固定することができる。
しかもこの実施例の支持脚では、ベース部材1と脚体取
付部材2の板面部a(またはb)との間に前記板面部a
(またはb)をベース部材1から離間する方向に弾圧す
るスプリング26を介在させてから、締付けねじ25を
緩めればスプリング26の弾圧力で前記板面部a(また
はb)をベース部材1から自動的に離間させることがで
き、従って脚体3の回動に際して脚体取付部材2をベー
ス部材1から引き離すようにしなくても、突条17a、
17b(または17a、17C)がベース部材1側の条
溝14 a 、14 b 、14 Cに引掛からないよ
うにした状態を保ってスムーズに脚体3を回動させるこ
とができる。
考案の効果 この本案のバスドラム用支持脚は、脚体を回動させるこ
とで脚体を取外すことなく下向き姿勢にも横向き姿勢に
も変えることができると共に、脚体上下回動させるよう
にしたものでありながら、脚体を下向き姿勢とした時で
も横向き姿勢とした時でも脚体を所定の角度でベース部
材に強固に固定することができるし、また脚体の回動も
簡単にかつスムーズに行なうことができる。
しかも、この考案のバスドラム用支持脚は、脚体取付部
材を逆向きに組み替えることにより右側の支持脚として
も左側の支持脚としても使用することができ、従って従
来のように右側用と左側用の2種類のものを用意する必
要はなくなるし、またドラム胴体への取付けに際しても
右側、左側の別なく簡単に取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1図は正面
図、第2図は側面図、第3図は縦断正面□図、第4図及
び第5図はベース部材の縦断正面図及び側面図、第6図
、第7図、第8図は脚体取付部材の左側面図、正面図、
右側面図、第9図及び第10図は前面カバーの側面図及
び一部縦断正面図、第11図及び第12図はドラムに取
付けた状態の縦断正面図及び側面図である。 A・・・・・・ドラム胴体、1・・・・・・ベース部材
、2・・・・・・脚体取付部材、a、l)・・・・・・
板面部、3・・・・・・脚体、13・・・・・・ねじ孔
、14 a 、14 b 、14 C・・・・・・条溝
、15・・・・・・ストッパ、16・・・・・・締付け
ねじ挿通孔、17 a 、17 b 、17 C・・・
・・・突条、19 a 、19 b・・・・・・ストッ
パ当接部、20・・・・・・前面カバー、22 a 、
22 b・・・・・・条溝、25・・・・・・締付けね
じ、26・・・・・・コイルスプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドラム胴体の外側面に取付けられるベース部材と、この
    ベース部材の前面に接面する板面部を表裏両面にもった
    脚体取付部材と、前記脚体取付部材の2つの板面部のう
    ち前記ベース部材と接面されない側の板面部に接面され
    る前面カバーと、前記脚体取付部材の板面部中心及び前
    面かバーの中心に設けた締付けねじ挿通孔に挿通され前
    記ベース部材の中心に設けたねし孔に螺合されて前面か
    バーを介し脚体取付部材の板面部をベース部材前面に押
    圧する締付けねじと、前記ベース部材と上記板面部との
    間に介在されて板面部をベース部材から離間する方向に
    弾圧するスプリングと、前記脚体取付部材に基端を固定
    されベース部材の中心を支点として先端が床面に当接す
    る下向き姿勢がら全体がドラム胴体の外側面に沿う横向
    き姿勢となるまでの間で上下回動される脚体とからなり
    、かつ前記ベース部材の前面には、水平方向の1本の直
    径線に沿う共用条溝と前記直径線に対し上記脚体の回動
    角と同角度で交差する2本の直径線にそれぞれ沿う専用
    条溝とを形威し、前記脚体取付部材の画板面部には、表
    裏において正対する位置に、それぞれ上記脚体の回動角
    と同角度で交差する2本の直径線に沿わせて前記条溝に
    嵌合する形状の突条を形成すると共に、前記突条は脚体
    を下向き姿勢とした時と脚体を横向き姿勢とした時に前
    記条溝と正対する位置に形成したことを特徴とするバス
    ドラム用支持脚。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2595242Y2 (ja) * 1991-10-31 1999-05-24 ヤマハ 株式会社 打楽器用支持具の連結構造

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JPS5951396U (ja) 1984-04-04

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