JPS5921145Y2 - 片面に粘着性を有するシ−トの巻取装置 - Google Patents
片面に粘着性を有するシ−トの巻取装置Info
- Publication number
- JPS5921145Y2 JPS5921145Y2 JP14430576U JP14430576U JPS5921145Y2 JP S5921145 Y2 JPS5921145 Y2 JP S5921145Y2 JP 14430576 U JP14430576 U JP 14430576U JP 14430576 U JP14430576 U JP 14430576U JP S5921145 Y2 JPS5921145 Y2 JP S5921145Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive
- sheet
- endless belt
- peeled
- sheets
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Winding Of Webs (AREA)
- Advancing Webs (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は片面に粘着性を有するシートの巻取装置に関す
るものである。
るものである。
片面に粘着性を有するシートとしては、例えば、接着を
目的とした粘着性層を施したシートを被接着物から剥し
たものや、粘着性層を表面に有するものを保護していた
シートを目的遠戚後剥したものなどがあり、これらのシ
ートは無秩序に丸めたり折たたんだりすると嵩ばるし、
粘着性を有する面が外側になった場合などその取扱いは
やっかいであった。
目的とした粘着性層を施したシートを被接着物から剥し
たものや、粘着性層を表面に有するものを保護していた
シートを目的遠戚後剥したものなどがあり、これらのシ
ートは無秩序に丸めたり折たたんだりすると嵩ばるし、
粘着性を有する面が外側になった場合などその取扱いは
やっかいであった。
特に、連続的に個々のシートが送出されて来る場合にお
ける処理はやっかいであった。
ける処理はやっかいであった。
このような状況は、例えば、感光層としての光硬化性物
質含有層を介してカバーベース(透明なポリエチレンフ
ィルム)をアルミニウム板等の支持体にラミネートシた
感光材料において、感光層の露光された部分が硬化して
支持体に固着し、露光されない部分がカバーベースに粘
着する性質を有していて、カバーベースを剥離すること
によって露光された部分が支持体上にレジスト像として
現像され、カバーベースには未硬化の粘着性物質が付着
してくるという場合に現実の問題となる。
質含有層を介してカバーベース(透明なポリエチレンフ
ィルム)をアルミニウム板等の支持体にラミネートシた
感光材料において、感光層の露光された部分が硬化して
支持体に固着し、露光されない部分がカバーベースに粘
着する性質を有していて、カバーベースを剥離すること
によって露光された部分が支持体上にレジスト像として
現像され、カバーベースには未硬化の粘着性物質が付着
してくるという場合に現実の問題となる。
このような感光材料の現像(以下「剥離現像」という)
を連続的に行なえば、片面に粘着性を有するカバーベー
スが順次送り出されて来ることになる。
を連続的に行なえば、片面に粘着性を有するカバーベー
スが順次送り出されて来ることになる。
本考案の目的は、前述したごとく取扱いのやっかいな片
面に粘着性を有するシートを、嵩ばらせることなくまた
次々と送り出されで来る場合にも効率よく巻取ることが
できる巻取装置を提供するにある。
面に粘着性を有するシートを、嵩ばらせることなくまた
次々と送り出されで来る場合にも効率よく巻取ることが
できる巻取装置を提供するにある。
本考案のかかる目的は剥離されて送り出されてくる片面
に粘着性を有するシートの非粘着性面を以て案内する案
内ベルトと、前記シートの粘着性面側に風圧を与えて前
記案内ベルトに前記シートを保持させる送風手段と、前
記案内ベルトに相対的に押圧して設けられ前記シートの
粘着性面が接したときその接着により実質的に巻取りを
開始する巻取軸とからなることを特徴とする装置によっ
て達成される。
に粘着性を有するシートの非粘着性面を以て案内する案
内ベルトと、前記シートの粘着性面側に風圧を与えて前
記案内ベルトに前記シートを保持させる送風手段と、前
記案内ベルトに相対的に押圧して設けられ前記シートの
粘着性面が接したときその接着により実質的に巻取りを
開始する巻取軸とからなることを特徴とする装置によっ
て達成される。
以下本考案を前述の感光材料の剥離脱像装置で剥離した
カバーベースの回収に応用した実施態様につき、図面に
基いて詳細に説明する。
カバーベースの回収に応用した実施態様につき、図面に
基いて詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施態様を示す巻取装置の要部を剥
離現像装置の一部分とともに示す側面図で、装置は感光
層を有する支持体Pとこれに接着されているカバーベー
スBとから戊る感光材料を移送するための第一の搬送ロ
ーラ一対1,1.この後側にあって感光材料の移送路に
凸出して設けられた引掻部材2、この引掻部材2の更に
後側にある串型のフ゛ラシローラー3、ブラシローラー
3の凹部に嵌合する櫛状の剥離部材4、押さえローラー
5および引掻部材2とブラシローラー3との間に設けら
れた無端ベルト8等から成り、無端ベルト8は3本のロ
ーラー7により感光材料の移送速度と同期して矢印C方
向に駆動されている。
離現像装置の一部分とともに示す側面図で、装置は感光
層を有する支持体Pとこれに接着されているカバーベー
スBとから戊る感光材料を移送するための第一の搬送ロ
ーラ一対1,1.この後側にあって感光材料の移送路に
凸出して設けられた引掻部材2、この引掻部材2の更に
後側にある串型のフ゛ラシローラー3、ブラシローラー
3の凹部に嵌合する櫛状の剥離部材4、押さえローラー
5および引掻部材2とブラシローラー3との間に設けら
れた無端ベルト8等から成り、無端ベルト8は3本のロ
ーラー7により感光材料の移送速度と同期して矢印C方
向に駆動されている。
搬送ローラ一対1,1にって送り込まれた感光材料は、
引掻部材2によってその先端を引掻かれてカバーベース
剥離のきっかけを作られた後、ブラシローラー3により
カバーベースを剥離される。
引掻部材2によってその先端を引掻かれてカバーベース
剥離のきっかけを作られた後、ブラシローラー3により
カバーベースを剥離される。
カバーベースBを剥離された感光材料Pは搬送ローラ一
対6,6により次工程に送り出され、剥離されたカバー
ベースBは剥離部材4によりブラシローラー3から剥離
されて無端ベルト8によって移送され、巻取軸10に達
すると自らの粘着性により巻取軸10に巻き付き巻き取
られる。
対6,6により次工程に送り出され、剥離されたカバー
ベースBは剥離部材4によりブラシローラー3から剥離
されて無端ベルト8によって移送され、巻取軸10に達
すると自らの粘着性により巻取軸10に巻き付き巻き取
られる。
巻取軸10はその両端を傾斜した長穴11に支えられて
おり、カバーベースBを巻き取ることによりその径が増
加して行に従い、長穴に沿って徐々に上昇し、無端ベル
ト8に接触しつつ、その中心位置を変更し、自重により
常にその最外周において無端ベルト8と同期して回転す
るように構成されている。
おり、カバーベースBを巻き取ることによりその径が増
加して行に従い、長穴に沿って徐々に上昇し、無端ベル
ト8に接触しつつ、その中心位置を変更し、自重により
常にその最外周において無端ベルト8と同期して回転す
るように構成されている。
第2図は本考案の他の実施態様を示す側面図で、剥離さ
れたカバーベースBの巻取軸10を第一の無端ベルト8
とこれに対して90°より小さい角度で設けられた第二
の無端ベルト12との間に支承するように構成されてお
り、巻取軸10の取外しおよび取付は操作が容易になる
という利点がある。
れたカバーベースBの巻取軸10を第一の無端ベルト8
とこれに対して90°より小さい角度で設けられた第二
の無端ベルト12との間に支承するように構成されてお
り、巻取軸10の取外しおよび取付は操作が容易になる
という利点がある。
カバーベースBは支持体から剥離されたときに発生する
静電気により、特に付着力を与えなくても無端ベルトに
付着して移送されるが図に示すように剥離部材4の下側
に送風機9を設け、この風圧によりカバーベースBを無
端ベルト8に押圧すると、カバーベースBの移送がより
一層確実になる。
静電気により、特に付着力を与えなくても無端ベルトに
付着して移送されるが図に示すように剥離部材4の下側
に送風機9を設け、この風圧によりカバーベースBを無
端ベルト8に押圧すると、カバーベースBの移送がより
一層確実になる。
第3図は巻取軸10の支承方法の他の態様を示す側面図
で巻取軸10は水平な支持台13上にスプノング14に
より無端ベルト8の方向に付勢された状態で支承されて
いる。
で巻取軸10は水平な支持台13上にスプノング14に
より無端ベルト8の方向に付勢された状態で支承されて
いる。
第4図は本考案の他の実施態様を示す側面図で、剥離さ
れたカバーベースBの巻取軸10を第一の無端ベルト8
とローラー7Aを共有する第2無端ベルト15上に載置
するようにしである。
れたカバーベースBの巻取軸10を第一の無端ベルト8
とローラー7Aを共有する第2無端ベルト15上に載置
するようにしである。
本実施態様では、巻取軸10と第二の無端ベルト15と
の接触角度が大であるため剥離されたカバーベースBが
確実に巻取軸10に巻取られると共に、巻取軸10の取
外しおよび取付は操作が容易になるという利点がある。
の接触角度が大であるため剥離されたカバーベースBが
確実に巻取軸10に巻取られると共に、巻取軸10の取
外しおよび取付は操作が容易になるという利点がある。
第5図は第4図における第二の無端ベルト15を第一の
無端ベルト8と連結した他の態様を示すもので巻取軸1
0はローラー16.7 Bの間のベルト8上に載置され
ている。
無端ベルト8と連結した他の態様を示すもので巻取軸1
0はローラー16.7 Bの間のベルト8上に載置され
ている。
ローラー16は串状になしてありその凹部に嵌合する剥
離部材17は、ローラー16に剥離されたカバーベース
Bが巻き付くのを防止する。
離部材17は、ローラー16に剥離されたカバーベース
Bが巻き付くのを防止する。
以上説明した如く、本考案によれば前述した如く取扱い
のやっかいな片面に粘着性を有するシートを嵩ばらせる
ことなく、また次々に送り出されて来る場合にも効率よ
く巻取ることが出来る。
のやっかいな片面に粘着性を有するシートを嵩ばらせる
ことなく、また次々に送り出されて来る場合にも効率よ
く巻取ることが出来る。
第1図は本考案の一実施態様を示す側面図、第3図は巻
取軸の他の実施態様を示す側面図、第2、第4図、第5
図は本考案の他の実施態様を示す側面図である。 1・・・・・・搬送ローラー、2・・・・・・引掻部材
、3・・・・・・ブラシローラー、4・・・・・・剥離
部材、5・・・・・・押さえローラー、8・・・・・・
無端ベルト、9・・・・・・送風機、10・・・・・・
巻取軸、11・・・・・・長穴、12・・・・・・無端
ベルト、14・・・・・・スプリング。
取軸の他の実施態様を示す側面図、第2、第4図、第5
図は本考案の他の実施態様を示す側面図である。 1・・・・・・搬送ローラー、2・・・・・・引掻部材
、3・・・・・・ブラシローラー、4・・・・・・剥離
部材、5・・・・・・押さえローラー、8・・・・・・
無端ベルト、9・・・・・・送風機、10・・・・・・
巻取軸、11・・・・・・長穴、12・・・・・・無端
ベルト、14・・・・・・スプリング。
Claims (1)
- 剥離されて送り出されてくる片面に粘着性を有するシー
トの非粘着性面を以て案内する案内ベルトと、前記シー
トの粘着性面側に風圧を与えて前記案内ベルトに前記シ
ートを保持させる送風手段と、前記案内ベルトに相対的
に押圧して設けられ前記シートの粘着性面が接したとき
その接着により実質的に巻取りを開始する巻取軸とから
なることを特徴とする片面に粘着性を有するシートの巻
取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14430576U JPS5921145Y2 (ja) | 1976-10-27 | 1976-10-27 | 片面に粘着性を有するシ−トの巻取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14430576U JPS5921145Y2 (ja) | 1976-10-27 | 1976-10-27 | 片面に粘着性を有するシ−トの巻取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5361451U JPS5361451U (ja) | 1978-05-25 |
JPS5921145Y2 true JPS5921145Y2 (ja) | 1984-06-21 |
Family
ID=28752943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14430576U Expired JPS5921145Y2 (ja) | 1976-10-27 | 1976-10-27 | 片面に粘着性を有するシ−トの巻取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5921145Y2 (ja) |
-
1976
- 1976-10-27 JP JP14430576U patent/JPS5921145Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5361451U (ja) | 1978-05-25 |
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