JPS5920800Y2 - X線管電源装置 - Google Patents

X線管電源装置

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Publication number
JPS5920800Y2
JPS5920800Y2 JP4044377U JP4044377U JPS5920800Y2 JP S5920800 Y2 JPS5920800 Y2 JP S5920800Y2 JP 4044377 U JP4044377 U JP 4044377U JP 4044377 U JP4044377 U JP 4044377U JP S5920800 Y2 JPS5920800 Y2 JP S5920800Y2
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JP
Japan
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ray tube
voltage
circuit
current
power supply
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JP4044377U
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JPS53134678U (ja
Inventor
俊行 三宅
Original Assignee
株式会社島津製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はX線管の過電力保護装置に関する。
X線管の定格は最大電圧、最大電流及び最大電力に対し
て定められており、電圧、電流は夫々が許容最大値まで
設定できるようになっている。
他方分析等の所要時間を短縮させたいから使用者はなる
べく高い電圧で大きな電流でX線管を動作させようとす
る。
しかるに定格最大電圧と定格最大電流との積は許容最大
電力よりも大であるから、実際には設定が最大許容電力
を超過することがしばしば起り、そしてその度に過電力
保護回路が働く。
X線管の電圧電流を適宜に設定し、スイッチを投入した
途端に保護回路が働き、またそのとき音がしたりするの
で使用者はスイッチ投入に当り不安に似た不快感を持つ
また保護回路が働く度に再投入操作をしなければならな
い。
このような状況は使用者にX線装置は使いにくい装置と
云う印象を与える。
本考案はX線管の電圧、電流が合理的に設定できて、使
用者から見て平静で使い易いX線装置を提供しようとす
るものである。
X線管の消費電力は電圧電流の積であるから、電圧電流
の設定を連動させて相互に反比例するようにすればよい
筈であるが、X線管電流はフィラメント温度によって定
まり、タイマメン)へ温度はフィラメント電流で定まる
が、フィラメント抵抗が使用中次第に変って来るからX
線管電流を正確に予測することはできず、一応X線管の
電圧電流を設定して試験的にX線管を動作させなければ
設定の適否は判らない。
このようになっているので一応設定を終ってスイッチを
投入した途端に保護回路が働くと云うことは不快なだけ
でなく操作上不便となる。
本考案では上述した目的を達成するためX線管の消費電
力を測定し、これが許容最大値を超過したことを検出し
たときは、まずタイマー装置を始動させると共に警報を
発し、上記タイマーによって設定された一定時間後なお
電力が許容最大値を超えているとき始めて保護回路を働
かせてX線管の高圧電源を遮断するようにした。
この構成によると警報によりタイマーによる設定時間内
に再設定して警報かなくなるようにすればそれで正しい
設定ができることになり、従来のように再設定再投入、
そして時には再び保護回路が働いて再々設定、再々投入
と云ったX線装置スター1〜時の面倒さが大幅に改善さ
れることになる。
以下実施例によって本考案を説明する。
図において1はX線管の高圧電源で商用交流の昇圧トラ
ンス、整流回路、平滑用フィルタ等から戊っており、2
は一上記高圧電源の入力側に設けられた遮断装置、3は
その再投入神ボタンで4がX線管で、5はフォラメン1
〜電源である。
6は電源1とX線管のターゲラI・との間に挿入された
抵抗でX線管電流が流れて電圧降下を生じ、それによっ
てX線管電流が検出される。
7,8は電源1に対しX線管4と並列の抵抗でX線管電
圧を検出する。
X線管電圧は抵抗7,8によって分割され、8の両端間
電圧がX線管電圧の検出出力となる。
13は掛算回路で抵抗6の両端間電圧(電流検出信号)
と抵抗8の両端間電圧(電圧検出信号)との積を出力し
、この出力はX線管4の消費電力の検出信号となる。
掛算回路13の出力は比較回路14で最大許容許電力に
相当する比較電圧15と比較され、それを超過すると比
較回路14から信号が出てタイマー装置19を始動させ
、かつブザー等の警報装置]8を動作させる。
タイマー装置19によって定められた時間内にX線管の
電圧電流を再調整して13の出力が最大許容電力以下に
なるとタイマー装置1つはリセットされる。
同時間内にX線管の消費電力が最大許容値にならないと
きは19から信号が出てオワ回路20を通して遮断器2
に達し電源1の入力側を遮断する。
なお抵抗6による電流検出信号は比較回路11に、また
抵抗8による電圧検出信号は比較回路9に送られて夫々
最大電流、最大電圧に相当させた電圧12.10と比較
されて超過したとき比較回路11.9から信号が出され
、これらの信号はオア回路20を通して直ちに遮断器2
に送られこれを動作させる。
またオア回路20には端子21によって、直ちにX線管
4の動作を停止させわばならぬ事態の検出信号例えばX
線防御装置の異常の検出信号等が印加される。
更にまたオワ回路16を介して端子17よりはX線管を
直ちには止めなくてもよい事態の検出信号が印加される
X線管の定格最大電力は成る時間以上の連続使用に対し
て定められ、これを超過してもすぐにX線管が使えなく
なるものではなく、他方警報器18が動作してX線管の
電圧電流を再調整するのに要する時間は2〜3秒である
から、タイマー装置1つによって設定される時間か3〜
10秒位に採ってあればX線管の保護は充分である。
なお、点線で示した比較器22、規準電圧源23はX線
管の電圧が最低値以下になったことを検出して警報を発
せしめるためのものである。
本考案は上述したような構成で当初の電圧電流の設定に
より電力が最大値を超えたとき一々保護回路が動作せず
再調整によって適切な電圧電流に持って行くゆとりがあ
るので大へん使い易いX線装置が得られることになる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例の回路図である。 1・・・X線管高圧電源、2・・・遮断器、4・・・X
線管、6・・・X線管電流検出用抵抗、7,8・・・X
線管電圧検出用抵抗、13・・・掛算回路、14・・・
比較回路、19・・・タイマー装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. X線管に印加されている電圧を検出する手段と、X線管
    電流を検出する手段と、雨検出手段の出力の積を演算す
    る手段と、この積の出力信号を所定レベルと比較する比
    較回路と、上記績の出力信号が上記所定レベルを超過し
    たとき上記比較回路から発せられる信号によって作動せ
    しめられる警報装置と、同じくタイマー装置とを有し、
    上記タイマー装置によって定められた時間後にX線管の
    電力供給を遮断するようにしたX線管電源装置。
JP4044377U 1977-03-31 1977-03-31 X線管電源装置 Expired JPS5920800Y2 (ja)

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JP4044377U JPS5920800Y2 (ja) 1977-03-31 1977-03-31 X線管電源装置

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JP4044377U JPS5920800Y2 (ja) 1977-03-31 1977-03-31 X線管電源装置

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Publication Number Publication Date
JPS53134678U JPS53134678U (ja) 1978-10-25
JPS5920800Y2 true JPS5920800Y2 (ja) 1984-06-16

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