JPS59207452A - パイロツト信号同期回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はパイロット信号同期回路に係り、再生開始時に
発生する再生すべきトラックのパイロット信号と再生さ
れたパイロット信号との種類が一致してロックするまで
発生する再生すべきトラックのパイロット信号の切換え
を停止することにより、再生開始時及びつなぎ撮シ時に
ロックされて正常なトラッキングを始めるまでの時間が
短かいパイロット信号同期回路を提供することを目的と
する。

従来よシヘリカルスキャン型回転ヘッドビデオテープレ
コーダのトラッキング方式として４周波パイロットトラ
ッキング方式というものがある。

これは、まず記録時に互いに異なる周波数の４種類のパ
イロット信号（ｆ１＋　ｆ２　＋　ｆ３　＋　’４）を
１本のトラック記録単位毎に切換えて映像信号に周波数
分割多重して各トラックへの記録を行なう。再生時には
上記４種類のパイロット信号を１本のトラック再生単位
毎に切換えて発生し、これを再生すべきトラックのパイ
ロット信号とする。そして、再生信号中の上記再生すべ
きトラックに隣接する２つのトラック夫々のパイロット
信号と上記再生すべきトラックのパイロット信号とのビ
ート信号夫々を取り出し、この２つのビート信号レベル
が一致するようキャプスタンモータの回転を制御してト
ラッキングを行なうものである。

しかし、この従来の４周波パイロットトラッキング方式
では再生開始時において、再生すべきトラックのパイロ
ット信号と実際に磁気ヘッドによって杓生されたトラッ
クのノくイロット信号とか異なっている場合、慣性モー
メントの大きいキャプスタンモータの回転速度を変化さ
せて再生すべきトラックのパイロット信号と再生トラッ
クのノぐイロット化号とを一致つまりロックさせるだめ
、ロックに吸する時間が長くこの間正常なトラッキング
が行なわれないという欠点かあった。従って既記録トラ
ックを再生して正常なトラッキング状態とした後記録を
開始するつなき撮シを行ガう場合にもトラッキングのた
めの時間か長く々るという欠点があった。

本発明は上記の欠点を除去したものであり、以下図面と
共にその一実施例につき説明する。

第１図は本発明になる／％イロット信号同期回路の一実
施例のブロック系統図を示す。同図中、１はこれから記
録される映像信号又は再生映像信号が入来する入力端子
であり、入力端子１よりの映像信号はパイロット信号発
生器２に供給される。

パイロット信号発生器２は映像信号の水平同期信号を分
離し、フェーズロックドループ（ＰＬＬ）によりこの水
平同期信号に同期した高周波信号を生成し、更にこの高
周波信号を所定の分周比で分周することにより磁気テー
プに記録される映像信号の周波数帯域より低域の例えば
周波数１０２　ｋＨｚ　。

１１８　ｋＨｚ　、　１６４　ｋ）ｉｚ　、　１４８　
ｋＨｚのノくイロット信号ｆＩ　＋　ｆ２　＋　ｆ３　
＋　ｆ４を取り出し、これら４種類のノくイロット信号
ｆｌ−ｆ４夫々をマルチプレクサ３に供給する。

まず記録モードについて説明する。入力端子４には回転
シリンダの回転を検出して得られる終シ返し周波数６０
Ｈｚのパルス信号が入来し、また入力端子５よシ記録モ
ードを指示する例えばＨレベルのモード信号が入来し、
これらの信号はカウンタ制御回路６に供給される。カウ
ンタ制御回路６はモード信号がＨレベルのとき周波数６
０　Ｊ（ｚのパルス信号をそのまま取り出してカウンタ
７に供給する。カウンタ７ば４進カウンタであり、パル
ス信号を計数して「００」〜「１１」の２ビツトの計数
信号をマルチプレクサ３及び後述するｆ１タイミング検
出回路８に供給する１、これらのカウンタ制御回路６及
びカウンタ７で制御回路カニ構成されている。マルチプ
レクサ３は計数信号が「００」のときパイロット信号ｆ
１の如く計数信号「００」〜「１１」夫々に対応してパ
イロット信号ｆ１〜ｆ４夫々を時系列的に選択して取シ
出す。ここで取シ出されたパイロット信号ｆｌ−ｆ４夫
々は低域フィルタ９を迫４つた後出力端子１０より記録
アンプ（図示せず）に供給されて映像信号と周波数分割
多重された後回転ヘッドによシ磁気テープ上に記録され
る。

第２図は回転ヘッドにより記録された磁気チーブ１１上
のトラックパターンを示し、磁気テープ１４の長手方向
に対して傾斜したトラックが’ｌ　＋”２１　ｔ３１・
・・の順に順次形成される。ここで、トラックｔ１’＋
　ｔ２　＋　ｔ３　＋・・・には映像信号と共にノ々イ
ロット信号ｆｌ＋　ｆ２　＋　ｆ３　＋ｆ４が夫々記録
されている。

次に再生モードについて説明する。再生モード時には入
力端子５よりのモード信号はＬレベルとなる。このとき
、カウンタ制御回路６はｆ、タイミング検出回路８の出
力するｆｌタイミング信号がＨレベルのとき、及びｆｌ
タイミング化信号Ｌレベルであっても後述する単安定マ
ルチバイブレータ（以下「モノマルチ」という）１２の
出力信号がＨレベルであるときは入力端子４よりの）Ｚ
　）レス信号を取り出しカウンタ７に供給する。カウン
タ７はパルス信号を計数してその計数信号をマルチプレ
クサ３及びｆ１タイミング検出回路８に供給するが、ｆ
１タイミング検出回路８は計数信号が「００」であると
きつｔｐマルチプレクサ３がノ（イロット信号ｆ、を出
力するときだけＬレベルのｆ１位置信号を発生してカウ
ンタ制御回路６に供給する。また、マルチプレクサ３よ
シ取シ出された再生すべきトラックのパイロット信号は
低域フィルタ９を介して周波数変換器１３に供給する。

また、入力端子１４には再生アンプ（図示せず）よシの
パイロット信号ｆｌ−ｆ４が多重された再生映像信号が
入来する。この再生映像信号は低域フィルタ１５に供給
され、ここでパイロン）　信号ｆｔ〜ｆ４だけが取り出
されて周波数変換器１３及び帯域フィルタ１６に供給さ
れる。

周波数変換器１３はマルチプレクサ３よシの再生すべき
トラックのパイロット信号を再生されたパイロット信号
ｆ１〜ｆ４で平衡変調し、被変調波信号を出力端子１７
より出力する。ここで、再生すべきトラック（例えば第
２図におけるトラックｔｓ）のパイロット信号（この場
合ｆ１）と、この再生すべきトラックに隣接するトラッ
ク（”４１　”６　）のパイロット信号（ｆａ　、　ｆ
２）との周波数の差は常に１６ｋＨｚ及び４６　ｋＨｚ
　である。このため、出方端子１７よシ出力された上記
被変調波信号に含まれる周波数１６ｋＨｚ　　、　４６
ｋＨｚ　の２種類のビート信号は夫々分離され、夫々検
波された後差動増幅されて誤差信号が取シ出される。こ
の誤差信号はキャプスタンモーフ（図示せず）に供給さ
れ、キャプスタンモーフは誤差信号の極性及びレベルに
応じて回転速度を可変し、マルチプレクサ３の出力する
パイロット信号（この場合ｆｘ）をもつトラック（ｔ５
）が正確にトラッキングされる。

次に低域フィルタ１５より取沙出されたパイロット（ｍ
号ｆ１〜ｆ４はアクティブフィルタで構成される帯域フ
ィルタ１６に供給され、ここでパイロット信号ｆｌが分
離されてｆ１検出回路１８に供給される。ｆ１検出回路
１８はパイロット信号ｆｌをエンベロープ検波した後レ
ベル比較することによシ、パイロット信号ｆｌのトラッ
ク（例えば’１　＋　ｔ５　＋　’９）が再生されて帯
域フィルタ１６よりのパイロット信号ｆ１が所定レベル
以上のときＬレベルのｆ１検出信号を出力する。（この
ｆ１検出信号はモノマルチ１２で所定時…」遅延され更
にそのパルス幅を１垂直走査周期以上とされてカウンタ
制御回路６に供給される。これらの帯域フィルタ１６　
、　ｆｌ−検出回路１８゜モノマルチ１２でパイロット
信号検出回路が構成されている。

ここで再生開始時において磁気テープ１１のトラックｔ
ｌよシ再生が開始され、このときマルチプレクサ３がパ
イロット信号ｆ３よシ出力を開始する場合、再生トラッ
クは第３図（ト）に示す如くなる。

従って再生トラック中のパイロット信号ｆｌが検出され
てモノマルチ１２は第３図い）に示す如きｆ１検出信号
を出力する。昌初、カウンタ制御回路６は第３図（Ｃ）
に示すパルス信号を第３図０に示す如くそのｉｔ比出力
てカウンタ７に供給し、マルチプレクサ３の出力するパ
イロット信号ｆ１〜ｆ４は第３図Ｇ）に示す如く変化す
る。この後、マルチプレクサ３がパイロット信号ｆ、を
出力する時点でｆ１位置信号は第３図（Ｆ）に示す如く
Ｈレベルと彦り、カウンタ制御回路６はパルス信号を遮
断する。これによってマルチプレクサ３はパイロット信
号ｆ１を出力し続ける。この後マルチプレクサ３の出力
しているパイロット信号ｆ、をもつトラックｔ５が杓生
されると、モノマルチ１２よりｆ１検出侶号が出力され
、以後パルス信号はそのままカウンタ７に供給されてマ
ルチプレクサ３の出力する回生すべきトラックのパイロ
ット信号ｆｌ−ｆ４　と再生されたパイロット信号ｆｌ
、ｆ４との種類が一致する。

このように、マルチプレクサ３の出力するパイロット信
号と再生されたパイロット信号とのＵ・類が一致してロ
ックするまでマルチプレクサ３の動作を停止させるので
再生を開始してロックされる時間が短かくその後、正常
なトラッキングが行なわれる。

なお、再生モードを指示する信号をカウンタ７に供給し
てこの再生モード信号でカウンタ７の計数信号を「０」
にリセットするとｌフィールドを］７６０秒として最大
１／２０秒でロックが完了し、ロックに要する時間は更
に短かくなる。

上述の如く、本発明になるパイロット信号同期回路は、
互いに周波数の異なる機数種類のパイロット信号を映像
信号と共に磁気テープ上ｌトラッり単位毎に順次切換え
て記録し、再生時には複数種類のパイロット信号を１ト
ラック単位毎に切換えて発生し発生する再生すべきパイ
ロット信号と同一種類のパイロット信号が記録されたト
ラックをトラッキングして再生する磁気記録再生装置に
設けられ、再生時に発生される複数種類のパイロット信
号のうち特定の１種類が発生されるタイミングを検出す
るタイミング検出回路と、磁気テープよシ再生された信
号よシ特定の種類のパイロット信号を検出する再生パイ
ロット信号検出回路と、タイミング検出回路の検出時に
再生パイロット信号検出回路の検出がないとき複数種類
のパイロット信号の１トラック単位毎の切換えを停止し
て発生する再生すべきパイロット信号と再生されたトラ
ックのパイロット信号との種類を一致させて同期をとる
制御回路とよりなるため、再生開始時及びつなぎ撮り開
始時に再生されたパイロット信号と発生する再生すべき
トラックのパイロット信号との種類が一致してロックす
るまでの時間が短縮され、その後正常なトラッキングが
行なわれる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明回路の一実施例のブロック系統図、第２
図は本発明回路を適用するトラッキング方式により記録
再生される磁気テープ上のトラックパターンの一例を示
す図、第３図Ｇ９〜（′Ｆ）は第１図示の回路の動作を
説明する１こめのタイムチャートである。 ２・・・パイロンｌ−イａ号発生器、３・・・マルチプ
レクサ、６　・カウンタ匍制御回路、７・・・カウンタ
、８・・・ｆ１ポジション検出回路、１１・・・磁気テ
ープ、１３・・・周波数変換器、１６・・・帯域フィル
タ、Ｘ８・・・ｆｌ検出回路１、

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 互いに周波数の異なる複数種類のパイロット信号を映像
   信号と共に磁気テープ上１トラツク単位毎に順次切換え
   て記録し、再生時には該複数種類のパイロット信号を１
   トラック単位毎に切換えて発生し、発生する再生すべき
   トラックのパイロット信号と同一種類のパイロット信号
   が記録されたトラックをトラッキングして再生する磁気
   記録再生装置に設けられ、該再生時に発生される複数種
   類のパイロット信号のうち特定の１種類が発生されるタ
   イミングを検出するタイミング検出回路と、該磁気テー
   プより再生された信号よシ該特定の種類のパイロット信
   号を検出する再生パイロット信号検出回路と、該タイミ
   ング検出回路の検出時に該再生パイロット信号検出回路
   の検出がないとき該複数種類のパイロット信号の１トラ
   ック単位毎の切換えを停止して発生する再生すべきパイ
   ロット信号と再生するトラックのパイロット信号との種
   類を一致させて同期をとる制御回路とよりなることを特
   徴゛とするパイロット信号同期回路。