JPS642274B2 - - Google Patents

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JPS642274B2
JPS642274B2 JP55058085A JP5808580A JPS642274B2 JP S642274 B2 JPS642274 B2 JP S642274B2 JP 55058085 A JP55058085 A JP 55058085A JP 5808580 A JP5808580 A JP 5808580A JP S642274 B2 JPS642274 B2 JP S642274B2
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JP
Japan
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signal
tape
recording
synchronization signal
capstan motor
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JP55058085A
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JPS56154884A (en
Inventor
Yutaka Kaneba
Motohiro Kita
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Omron Corp
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp, Tateisi Electronics Co filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPS56154884A publication Critical patent/JPS56154884A/ja
Publication of JPS642274B2 publication Critical patent/JPS642274B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/91Television signal processing therefor
    • H04N5/93Regeneration of the television signal or of selected parts thereof

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ビデオテープレコーダ(以下、
VTRと称す)等において録画した画面の継ぎ目
を安定して再生するようにした記録再生方法に関
するものである。
第1図は従来の固定ヘツド形VTRの構成を示
す。図において、1は供給リール、2は巻取リー
ル、3および4は記録媒体であるテープ11を供
給リール1から巻取リール2に走行させるための
記録媒体移送手段としてのキヤプスタンおよびピ
ンチローラ、5はテープ11上に情報を記録する
とともに記録された情報を再生する情報記録再生
手段としてのビデオヘツド、6は記録再生の切換
のためのスイツチ回路、7はテレビジヨンカメ
ラ、8は録画信号回路、9は再生信号回路、12
は再生信号回路9の出力端子、10はテレビジヨ
ン受像機である。
次にこのVTRを用いて2つの場面(カツトと
も称する)の録画を行なつた場合の動作は次のよ
うになる。
a テープ走行が始まる。
b テープが定速に達し、第1の場合の録画を開
始する。
c 録画を終了し、テープが減速を始める。
d テープが停止する。
e テープ走行が再び始まる。
f テープが定速に達し、第2の場面の録画を開
始する。
g 録画を終了し、テープが減速を始める。
h テープが停止する。
このような記録を行なつたテープを、再生時連
続して走行させたときの再生信号を第2図に示
す。ここで13は垂直同期信号である。第2図の
再生信号において、上記動作のbとcの間、およ
びfとgの間は正常な映像信号14が再生されて
いる。しかしcとfの間はテープの速度が記録時
に正常でなかつたため、画像を正しく再生できて
いない。テレビジヨン受像機10ではc点までの
期間では垂直偏向系が映像信号14に同期してい
るが、cとfの間では自走となり、f点において
再び再生信号が現われた時、再生信号の垂直同期
信号の位相と垂直偏向系の位相との間には一定の
関係がなく、テレビジヨン受像機10の同期がか
かるまでf点から数秒を要し、その間テレビジヨ
ン受像機10のスクリーンには垂直ブランキング
が現われて見にくい状態になる。
この発明は上記のような従来の装置の欠点を除
去するためになされたもので、キヤプスタンの回
転と映像信号を同期させて記録しておき、再生時
の信号ぬけを補完する疑似垂直同期信号を発生せ
しめて、場面の継ぎ目における垂直同期の乱れを
解消するようにした記録再生方法を提供するもの
である。
以下、この発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
第3図はこの発明を適用したVTRの構成を示
し、同図において、1〜12は第1図と同一のも
のを示し、15はキヤプスタンであり、定常時の
回転数を毎秒N回転とする。16および17はキ
ヤプスタン15に回転軸を共通にして結合された
キヤプスタンモータおよび円板、18は円板17
の中心軸から離れた位置に複数個設けられた穴で
あり、円板17をはさんで設けられているランプ
19と光電池等の受光素子20との間に穴18が
位置するときに、ランプ19の光線が受光素子2
0に到達する。また、21は受光素子20の出力
を波形整形する整形回路で、その出力Aは第4図
Aに示すようなパルス信号となり、しかも信号A
の周波数はキヤプスタン15の回転数に比例した
ものとなる。以下、この信号Aをキヤプスタンの
回転検出信号とも称する。
23はキヤプスタンモータ16を制御するモー
タ制御回路で、その構成については後述するが、
この回路23は、上記整形回路21からの回転検
出信号Aの周波数および位相に基づいて出力端子
31からキヤプスタンモータ16に印加する電圧
を調整し、キヤプスタンモータ16の回転数を毎
秒N回に保つ制御を行なうものである。また、モ
ータ制御回路23のもう1つの出力端子32から
は、この回路23の制御によつてキヤプスタンモ
ータの回転数がNに安定(ロツク)したとき高レ
ベル信号“1”が出力され、非ロツク状態にては
低レベル信号“0”が出力される。
また、34は電源、35は電源スイツチで、こ
の電源スイツチ35を閉じると上記モータ制御回
路23に給電されてキヤプスタンモータ16が駆
動され始め、定常回転数Nに達したとき上記出力
端子32の信号が“1”となり、この信号を受け
てスイツチ回路33が閉じ、この時点で、録画信
号回路8に給電されるように構成されている。
22は上記回転検出信号Aを計数入力するn進
カウンタであつて、信号Aのパルスをn個計数す
る毎に1個のパルスが出力Bに現われる。つまり
第4図Bに示すように、カウンタ22の出力信号
Bは回転検出信号Aを1/nに分周した信号とな
り、キヤプスタンモータ16が一定量回転する毎
に(テープ11が一定距離走行する毎に)、出力
Bにパルスが現われる。以上説明した円板17、
穴18、ランプ19、受光素子20、整形回路2
1、n進カウンタ22によりキヤプスタン15の
運動に同期した同期信号Bを発生する同期信号発
生手段が構成されている。
24はテレビジヨンカメラ7に対する垂直同期
信号を発生する同期信号発生器で、この同期信号
発生器24は上記n進カウンタ22からの同期信
号Bを受けてこれに同期した垂直同期信号を発生
してテレビジヨンカメラ7に印加する。そして、
この垂直同期信号を受けてテレビジヨンカメラ7
にて垂直走査が行なわれる。すなわち、同期信号
発生器24は記録すべき情報(テレビジヨンカメ
ラ7からの映像信号)を同期信号Bに同期させる
記録情報同期手段として作用する。
また、録画信号回路8は、録画時にテレビジヨ
ンカメラ7の出力CをFM変調し、変調した信号
Dをスイツチ回路6を介してビデオヘツド5に印
加する回路である。
再生信号回路9は、再生時にビデオヘツド5か
ら得られる再生信号EをFM復調し、復調した信
号Fを端子12に出力する回路である。
27は垂直同期信号分離回路であつて、再生信
号回路9からの再生信号F中に含まれる垂直同期
信号を抽出、分離する回路である。この分離回路
27で検出された垂直同期信号Gは上記n進カウ
ンタ22のリセツト入力となり、再生時におい
て、キヤプスタン15の回転運動を基に作られる
同期信号Bの位相を、再生信号F中の垂直同期信
号Gの位相に合わせるように作用する。
25はキヤリア検知回路であつて、再生時にビ
デオヘツド5から得られる再生信号Eを入力と
し、この再生信号Eが上述した所定のFM変調さ
れた形の映像信号であるか否かをそのFM信号の
キヤリア成分の有無から判定する回路である。
再生時にこのキヤリア検知回路25にて映像信
号のキヤリアが検出されると、その出力信号Hは
“1”となり、これを受けてスイツチ回路26が
N側に選択され、この場合には再生信号回路9か
らの映像信号Fがスイツチ回路26を介してテレ
ビジヨン受像機10の入力信号Jとなる。
また、キヤリア検知回路25にて映像信号のキ
ヤリアが検出されないと、その出力信号Hは
“0”となり、これを受けてスイツチ回路26が
BL側に切換わる。この場合は、n進カウンタ2
2からの同期信号Bを単安定マルチバイブレータ
28で所定のパルス幅に整形した信号Iが、再生
信号回路9の出力Fに替つてスイツチ回路26を
介してテレビジヨン受像機10の入力信号Jとな
る。
なお、上記電源スイツチ35によつて本装置全
体の動作電源が入、切される訳ではなく、ランプ
19、受光素子20、整形回路21、n進カウン
タ22等に対しては別の給電系統から動作電源が
印加されるようになつている。
次に、上記のように構成されたVTRの録画動
作および再生動作を順番に説明する。
まず、撮影の始めにスイツチ回路6を記録R側
に倒し、電源スイツチ35をオンにすると、モー
タ制御回路23に電源が印加されてこれが動作
し、キヤプスタンモータ16を起動して毎秒N回
の定常回転にする制御がなされる。キヤプスタン
モータ16が回転数Nに安定すると、モータ制御
回路23の出力端子32が“1”となり、スイツ
チ回路33がオンとなり、録画信号回路8に給電
され、この時点から画像信号Dがビデオヘツド5
によりテープ11に記録される。
第4図は上記VTRにより2つの場面の録画を
行なう際の主要各部の信号のタイムチヤートであ
る。同図において、時点t1からt2の期間は、キヤ
プスタンモータ16が定常回転していて第1の場
面の録画を行なつている期間である。すなわちこ
の期間では、電源スイツチ35はオンとなつてお
り、整形回路21からは定常回転数Nに対応した
一定周波数の回転検出信号Aが出力され、モータ
制御回路23の出力32が“1”でスイツチ回路
33はオンとなつている。また、n進カウンタ2
2からは回転検出信号Aのnパルス毎に1個のパ
ルスを生ずる同期信号Bが出力される(図ではn
=10としている)。この同期信号Bは同期信号発
生器24に入力され、ここで信号Bに同期した垂
直同期信号が発生され、この垂直同期信号により
テレビジヨンカメラ7の垂直走査が行なわれる。
その結果、テレビジヨンカメラ7からの映像信号
Cには、第4図に示すように、同期信号Bに同期
した垂直同期信号13,13,………が含まれ
る。そして、この映像信号Cは録画信号回路8で
FM変調されて同図Dに示すような信号Dとな
り、テープ11上に記録される。
上記の説明で明かなように、同期信号Bは、キ
ヤプスタン15が所定量回転変位する毎に、つま
りテープ11が所定長さ走行する毎にパルスを生
ずるものであり、映像信号C中の垂直同期信号1
3は同期信号Bに同期して生じせしめられたもの
であるから、テープ11上において、垂直同期信
号13はFM変調された形でテープ11の長手方
向に一定の間隔毎に記録されるのである。この垂
直同期信号13のテープ11上における記録間隔
をlと表わす。この長さlは、回転検出信号Aの
10周期分(同期信号Bの1周期分)に対応するテ
ープ11の走行量である。
さて第1の場面の撮影を終了し、時点t2で電源
スイツチ35をオフにすると、録画信号回路8お
よびモータ制御回路23への電源が断たれ、ビデ
オヘツド5への録画信号がなくなるとともに、キ
ヤプスタンモータ16の駆動信号がなくなるため
モータ16は減速し、ついには停止する。
第4図に示すように、時点t2からキヤプスタン
モータ16が減速するため、回転検出信号Aのパ
ルス周期は徐々に大きくなり、モータ16が完全
に停止すれば信号Aのパルスは発生しなくなる。
このt2からt3の停止過渡期間で発生する回転検出
信号Aもt2以前と連続してn進カウンタ22を歩
進する。そのため、t2以後もt2以前と連続し、テ
ープ11の走行距離が一定値lに達する毎に同期
信号Bのパルスが生じ、また、テープ11の走行
が停止した時点t3でのn進カウンタ22の計数値
iは、テープ走行量の上記l未満の長さを表わし
ており、その計数値iはt3以後もそのまま保持さ
れている。一方、t2以後は録画信号Dがなくなる
ので、テープ11のt2〜t3間の走行部分は無信号
記録状態となる。テープ11上において、時点t2
に対応する正常録画部分と無信号記録部分の境界
点をaと表わす。なお、キヤプスタン15の回転
数がN以下になつたとき、モータ制御回路23の
出力32が“0”となり、スイツチ回路33はオ
フとなる。
次に第2の場面を撮影すべく、時点t4で電源ス
イツチ35をオンにし、これを受けて前述のよう
にキヤプスタンモータ16が起動され、時点t5
キヤプスタンモータ16が定常回転数Nに達した
ものとする。この場合第4図に示すように、キヤ
プスタンモータ16が回転し始めて徐々に加速す
るのに対応し、回転検出信号Aには徐々に周期が
小さくなるパルスが生じ、これによつてn進カウ
ンタ22が歩進される。前述のように、n進カウ
ンタ22には時点t3で計数値iが保持されてい
て、t4以後はこの値iから計数が再開される。こ
のことは、期間(t1〜t2)は定常走行、期間(t2
〜t3)は減速、期間(t3〜t4)は停止、期間(t4
〜t5)は加速、t5以後は定常走行とテープ駆動系
の動作が変化しているが、この変化には関係な
く、時点t1から連続して、テープ11の走行距離
が所定値lになる毎に、同期信号Bのパルスが生
じることを意味している。
一方、キヤプスタンモータ16が定常回転数N
に達するまでは、スイツチ回路33はオフしてい
て録画信号回路8は動作しないので、無信号記録
状態となる。そして、時点t5で定常回転数Nに安
定し、出力信号32が“1”となつてスイツチ回
路33がオンし、録画信号回路8が動作して、テ
レビジヨンカメラ7からの映像信号CをFM変調
した信号Dがテープ11に記録される。テープ1
1上において、時点t5に対応する無信号記録部分
と正常記録部分の境界点をbと表わす。
t5以後において、テレビジヨンカメラ7から出
力される映像信号Cには、期間(t1〜t2)と同様
に、n進カウンタ22から出力される同期信号B
に同期した垂直同期信号13が含まれ、これが
FM変調された形でテープ11上に記録される。
前述のように、同期信号Bはテープ走行距離に対
して一定長さl毎に連続的に発生するものであ
る。したがつて、テープ11上におけるa点以前
の正常録画部分での垂直同期信号13の記録点間
隔はlであるし、またb点以後の正常録画部分で
の垂直同期信号13の記録点間隔もlである。そ
してさらに、a点以前の正常録画部分の最後の垂
直同期信号13の記録点と、b点以後の正常録画
部分の最初の垂直同期信号13の記録点とのテー
プ11上での距離をmとすると(第4図参照)、
この距離mは垂直同期信号13の正常な記録点間
隔lの整数倍となつている(第4図の例ではm=
3lとして表わしている)。
さて、第4図で説明したように、区間(a〜
b)の無信号部分を挾んで2つの場面を撮影した
テープ11を一定の速度(キヤプスタン15の回
転数N)で再生した場合、主要各部の信号波形は
第5図に示すようになる。なお、再生に際して
は、まずスイツチ回路6を再生側Pに倒し、電源
スイツチ35をオンにする。すると、キヤプスタ
ンモータ16が回転し始めて、ついには定常回転
数Nに安定する。第5図の再生時の各部の波形
は、この加速過程を示しておらず、定常回転数N
に安定した状態の波形である。
第5図において、回転検出信号Aには定常回転
数Nに対応した一定周期のパルスが生じている。
ビデオヘツド5の再生出力Eには、a点以前の再
生時に前記第1の場面の映像信号(FM変調され
ている)が現われ、a点からb点までの再生時に
は無信号であり、b点以後の再生時には前記第2
の場面の映像信号(FM変調されている)が現わ
れる。この再生信号Eが再生信号回路9でFM復
調されると、同図Fに示すような映像信号Fが得
られる。この映像信号Fは第4図Cの映像信号と
同じである。ただし、a、b間の無信号区間も定
常速度で再生されるので、当然この間の再生時間
は録画時のそれより短くなつている。
第5図Hに示すように、再生信号Eを受けてキ
ヤリア検知回路25の出力Hは、a、b間の無信
号区間で“0”、その両側の正常録画部分で“1”
となる。
また同図Gに示すように、垂直同期信号分離回
路27からは、再生された映像信号F中の垂直同
期信号13を分離、抽出した信号Gが出力され
る。したがつて、無信号区間(a、b)では当然
出力信号Gにパルスは生じない。
映像信号Fから分離された垂直同期信号Gはn
進カウンタ22のリセツト入力となる。そのた
め、n進カウンタ22から出力される同期信号B
は、第5図GおよびBに示すように、信号Gによ
つてその位相が信号Gの位相に揃えられたものと
なる。しかし、無信号区間(a〜b)で出力信号
Gのパルスが生じても、n進カウンタ22からは
連続した位相で、キヤプスタンモータ16の回転
変位量(テープ11の移送量)に対応した同期信
号Bが出力される。第5図Iは、同期信号Bが単
安定マルチバイブレータ28によつて所定幅のパ
ルスに整形された信号Iを示している。
そして、キヤリア検知回路25の出力Hが
“1”となる正常録画部分では、スイツチ回路2
6がN側に選択され、再生された映像信号Fがテ
レビジヨン受像機10の入力信号Jとなり、キヤ
リア検出回路25の出力が“0”となる無信号部
分(a〜b)では、スイツチ回路26がBL側に
切換えられ、単安定マルチバイブレータ28の出
力信号Iがテレビジヨン受像機10の入力信号J
となる。
その結果、テレビジヨン受像機10の入力信号
Jは第5図Jに示すような波形となり、無信号区
間(a〜b)において、その前後の正常録画部分
から再生された映像信号F中の垂直同期信号13
と位相の揃つた疑似垂直同期信号13′が補完さ
れた形になるのである。疑似垂直同期信号13′
の信号源である同期信号Bによつて、無信号区間
の前後から再生される映像信号F中の垂直同期信
号13が位相の連続した形で補完される理由は、
既に説明しているが、次の4点にある。つまり、
a点以前の最後の垂直同期信号13の記録点と、
b点以後の最初の垂直同期信号13の記録点との
テープ11上の距離mがlの整数倍になつている
こと、正常録画部分での垂直同期信号13の記録
点間隔がlであること、同期信号Bはテープ11
がlだけ走行する毎にパルスを生ずること、再生
時に垂直同期信号分離回路27の出力Gによつて
n進カウンタ22がリセツトされ、映像信号F中
の垂直同期信号13と同期信号Bの位相が揃えら
れていることによる訳である。
第5図Jのように、2つの場面間の無信号区間
に疑似垂直同期信号13′を補完した信号Jがテ
レビジヨン受像機10に入力されるため、無信号
区間においてもテレビジヨン受像機10側での同
期はずれが起ることはなく、第2の場面はスムー
ズに映し出され、前述した従来のように、第2の
場面の冒頭で同期がかかるまでの数秒の間見にく
いブランキングが現われるという欠点は解消され
るのである。
なお、第6図は上記モータ制御回路23の構成
を示す。同図において、61は水晶発振回路等よ
りなる基準周波数発生回路、62は位相比較回
路、63は周波数電圧変換回路、64はモータ駆
動回路、65は位相同期判定回路である。上記整
形回路21よりの回転検出信号Aは位相比較回路
62において基準周波数発生回路61からの基準
周波数信号と位相比較され、この位相比較回路6
2から両信号の位相差に対応した信号が出力さ
れ、モータ駆動回路64に位相差信号として入力
される。また、回転検出信号Aは周波数電圧変換
回路63でその周波数に対応した電圧信号に変換
され、モータ駆動回路64に速度信号として入力
される。モータ駆動回路64は、上記位相差信号
および速度信号に応じて出力端子31からの駆動
信号を可変制御してキヤプスタンモータ16の速
度を制御し、最終的にキヤプスタンモータ16の
回転数がNになり、かつ上記位相差が零になつた
状態で安定する。また、上記位相差信号は位相同
期判定回路65にも入力され、この判定回路65
は上記両信号の位相差が零となる安定状態を検出
し、その出力端子32から“1”信号を出力す
る。
以上詳細に説明したように、この発明に係る記
録再生方法によれば、テープ上の記録が一時中断
している区間を再生しても、テープ走行距離に応
じて疑似垂直同期信号が連続してテレビジヨン受
像機に供給されるので、再生画面では同期はずれ
が起こらず、従つて垂直ブランキングが現われる
ことがなく、見やすい安定な画面を再生すること
ができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のVTRの構成図、第2図は従来
のVTRの再生信号を示す波形図、第3図は本発
明を適用したVTRの構成図、第4図は第3図の
VTRの録画時の各部の信号波形図、第5図は同
じく再生時の各部の信号波形図、、第6図は第3
図におけるモータ制御回路の詳細回路図である。 5……情報記録再生手段の要部であるビデオヘ
ツド、7……テレビジヨンカメラ、10……テレ
ビジヨン受像機、11……記録媒体としてのテー
プ、15,16……記録媒体移送手段の要部であ
るキヤプスタン、キヤプスタンモータ、17,1
8,19,20,21,22,23……同期信号
発生手段の要部である円板、穴、ランプ、受光素
子、整形回路、カウンタ、モータ制御回路、24
……記録情報同期手段の要部である同期信号発生
器、27……同期信号分離回路、26……スイツ
チ回路、25……キヤリア検知回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 記録媒体であるテープを供給リールから巻取
    リールに移送するためのキヤプスタンモータ、キ
    ヤプスタンおよびピンチローラを備えるととも
    に、テレビジヨンカメラからの情報をテープ上に
    記録し、かつテープ上に記録された情報をテレビ
    ジヨン受像機に再生するビデオヘツドを備えてな
    り、第1の場面を撮影するためにテープが定常走
    行している第1の定常走行期間(t1〜t2)、テー
    プ減速期間(t2〜t3)、テープ停止期間(t3〜t4)、
    第2の場面を撮影すべくキヤプスタンモータを加
    速する期間(t4〜t5)および第2の場面を撮影す
    るためテープが定常走行している第2の定常走行
    期間(t5〜)を経てなる記録を再生する記録再生
    方法において、下記(A)〜(E)の処理がなされること
    を特徴とする記録再生方法。 記 (A) キヤプスタンモータの回転信号を1/n分周
    し、n進カウンタを介してテープの一定走行距
    離l毎に同期信号Bを発生するとともに、テレ
    ビジヨンカメラおよびビデオヘツドによる情報
    記録時、上記n進カウンタの同期信号Bを受け
    て、この同期信号Bに同期した垂直同期信号1
    3を発生してテレビジヨンカメラに印加すると
    ともに、テープ上にビデオヘツドを介し、FM
    変調して画像信号を記録し、かつ上記垂直同期
    信号13をFM変調した形でテープの一定走行
    距離l毎に記録する。 (B) キヤプスタンモータへの電源断により生ずる
    減速期間(t2〜t3)、キヤプスタンモータの回
    転検出信号Aに基づきテープ走行距離が一定値
    lになる毎に同期信号Bを発生せしめるととも
    に、テープ停止時点t3でn進カウンタの係数値
    iを保持し(テープ走行距離l未満)、かつ上
    記キヤプスタンモータの回転数が正常回転数N
    以下になることにより、スイツチ回路33を
    OFFにしてキヤプスタンモータの回転を停止
    する。 (C) 第2の場面を撮影すべく電源を入れ、キヤプ
    スタンモータが加速(t4〜t5)すると、n進の
    上記係数値iの係数が再開されるとともに、テ
    ープ一定走行距離l毎に同期信号Bを発生し、
    かつ上記キヤプスタンモータが定常回転数に達
    することにより(t5)、スイツチ回路33がON
    し、録画信号回路8を動作してテレビジヨンカ
    メラからの映像信号CをFM変調して録画信号
    Dをテープ上に記録するとともに、上記n進カ
    ウンタから出力される同期信号Bに同期した垂
    直同期信号13がFM変調された形でテープ上
    に記録される。 (D) 上記第1の正常録画部分(t1〜t2)の最後の
    垂直同期信号13の記録点a点を、第2の正常
    録画部分(t5〜)の最初の垂直同期信号13の
    記録点b点とは、この垂直同期信号13の正常
    な記録点間隔lの整数倍となつている。 (E) 上記ビデオヘツドによる情報再生時、このビ
    デオヘツドの再生信号中に含まれている垂直同
    期信号Gを抽出、分離するとともに、この垂直
    同期信号Gに基づき、上記n進カウンタをリセ
    ツトし、n進カウンタからはテープ走行距離に
    対応して連続した位相でテープ走行量に対応し
    た同期信号Bを出力し、この同期信号Bの位相
    を上記垂直同期信号13の位相と一致させて疑
    似垂直同期信号13′を形成し、上記テープ上
    の無信号区間内において、この疑似垂直同期信
    号13′をテレビジヨン受像機の入力信号とす
    る。
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