JPS634271Y2 - - Google Patents

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JPS634271Y2
JPS634271Y2 JP1982183433U JP18343382U JPS634271Y2 JP S634271 Y2 JPS634271 Y2 JP S634271Y2 JP 1982183433 U JP1982183433 U JP 1982183433U JP 18343382 U JP18343382 U JP 18343382U JP S634271 Y2 JPS634271 Y2 JP S634271Y2
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speed
capstan
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cylinder
motor
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JP1982183433U
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JPS5986055U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は磁気記録再生装置に関し、特に、高
速あるいは低速再生移行時または高速あるいは低
速再生から通常再生移行時において、キヤプスタ
ンモータならびにシリンダモータの回転速度を同
期的に切換えるような磁気記録再生装置に関す
る。
従来のビデオテープレコーダのような磁気記録
再生装置においては、通常再生と高速あるいは低
速再生を切換え可能に構成されている。このよう
な通常再生から高速または低速再生あるいは高速
あるいは低速再生から通常再生に切換える場合、
その切換方式として非同期式と同期式とがある。
一方の非同期式は、キヤプスタンの加速指令また
は減速指令に基づきキヤプスタンモータを加速ま
たは減速させ、キヤプスタンモータが所定の回転
速度になつたとき、すなわち加速または減速指令
が所定時間遅延して出力されたとき基準信号の周
波数を切換えて、その基準信号に基づいてシリン
ダモータを加速または減速させるものである。こ
のような非同期式においては、キヤプスタンが加
速または減速して、磁気テープが所定の移動速度
になつたときにシリンダモータが加速または減速
されるので、磁気テープとシリンダの相対速度が
一定に保たれ、切換え時における水平同期が乱れ
ることはない。
他方、同期式はキヤプスタンとシリンダのそれ
ぞれの回転速度を同期させて切換えるものであ
る。すなわち、加速指令または減速指令が与えら
れると、キヤプスタンモータを加速または減速す
ると同時に基準信号の周波数を切換える。ところ
が、キヤプスタンモータを加速または減速しても
直ちに磁気テープの移動速度は所定の速度に達し
ない。このため、キヤプスタンモータの加速また
は減速指令と同時に基準信号を切換えると、磁気
テープの加速または減速が開始されていないかま
たは所定の速度に十分達していないときには、再
生される水平同期信号の周期が放送方式で決めら
れた周期と異なるため、結果として再生画像の同
期が乱れてしまう。
それゆえに、この考案の主たる目的は、キヤプ
スタンとシリンダのそれぞれの速度を同期して切
換えて再生速度を変えるときに、再生画像の同期
の乱れを防止し得る磁気記録再生装置を提供する
ことである。
この考案を要約すれば、高速再生または低速再
生における速度が設定されたことに応じて、基準
信号発生手段から出力される基準信号の周期を段
階的変化させ、その基準信号に基づいてキヤプス
タンモータならびにシリンダモータを回転させる
ように構成した磁気記録再生装置である。
この考案の上述の目的およびその他の目的と特
徴は図面を参照して行なう以下の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
図はこの考案の一実施例の概略ブロツク図であ
る。次に、図面を参照してこの考案の一実施例の
具体的な構成とともにその動作について説明す
る。
基準信号発生器1は基準信号を発生するもので
あつて、その周波数はNTSCの場合に59.94Hzに
定められている。基準信号発生器1から発生され
た基準信号は基準信号切換回路2に与えられる。
基準信号切換回路2は高速回転切換回路3から高
速回転切換信号が与えられると、基準信号の周波
数を切換える。すなわち、高速回転切換回路3の
入力端にはキヤプスタン高速回転指令入力が与え
られる。たとえばキヤプスン高速回転指令入力と
して通常再生のN倍(たとえば10倍)が与えられ
ると、高速回転切換回路3は通常再生の1倍と高
速再生のN倍とのほぼ中間のM倍(たとえば4
倍)の指令信号を基準信号切換信号として基準信
号切換回路2と、後述のキヤプスタン高速回転回
路11とに与える。基準信号切換回路2はたとえ
ば逆転の4倍高速指令が与えられると、基準信号
発生器1から与えられた59.94Hzの基準信号の周
波数をたとえば58.27Hzに切換える。この周波数
は10倍の逆転高速再生時における基準信号の周波
数56.39Hzと、通常再生時における基準信号の周
波数59.94Hzのほぼ中間の値となる。もし、正転
の高速指令が与えられた場合には、通常再生時に
おける基準信号の周波数59.94Hzとたとえば10倍
の正転高速再生時における基準信号の周波数
63.18Hzのほぼ中間の値となるように基準信号の
周波数が切換えられる。
このようにして、周波数の切換えられた基準信
号はシリンダサーボ回路5に与えられる。シリン
ダサーボ回路5はシリンダモータ6に制御信号を
与えて、定速定位相で回転させるものである。そ
して、シリンダサーボ回路5は基準信号切換回路
2から周波数の異なる基準信号が与えられると、
その基準信号の周波数に対応した回転数となるよ
うにシリンダモータ6を制御する。シリンダモー
タ6に関連してシリンダFG検出器7とシリンダ
PG検出器9とが設けられる。シリンダFG検出器
7はシリンダモータ6の回転に伴つて得られた
FG信号の周波数を検出するものであつて、その
検出信号をアンプ8を介してシリンダサーボ回路
5に与える。また、シリンダPG検出器9はシリ
ンダモータ6の回転に伴つて回転するシリンダ
(図示せず)の位相を表わすPG信号を検出するも
のである。このPG検出信号はアンプ10を介し
てシリンダサーボ回路5に与える。シリンダサー
ボ回路5は基準信号とFG検出信号ならびにPG検
出信号とを比較し、FG検出信号の周波数が基準
信号に一致しかつPG検出信号の位相が基準信号
の位相と一致するようにシリンダモータ6を制御
する。
一方、キヤプスタン高速回転回路11は高速回
転切換回路3から与えられた逆転の4倍高速指令
に応じて、キヤプスタンサーボ回路12に指令信
号を与える。キヤプスタンサーボ回路12はキヤ
プスタンモータ13の回転数が通常再生における
回転数の4倍でありかつ回転方向が逆となるよう
にキヤプスタンモータ13を制御する。キヤプス
タンモータ13に関連してキヤプスタンFG検出
器14が設けられ、キヤプスタンモータ13の回
転に伴つて得られたFG信号がアンプ15を介し
てキヤプスタン高速回転回路11とキヤプスタン
スピード検出回路16とに与えれる。キヤプスタ
ン高速回転回路11はキヤプスタン検出器14か
ら得られたFG検出信号をキヤプスタンサーボ回
路12に与える。キヤプスタンサーボ回路12は
FG検出信号に基づいて、キヤプスタンモータ1
3の回転速度を制御する。さらに、磁気テープ1
9に記録されているコントロール信号はコントロ
ールパルス検出器17によつて検出され、この検
出信号はアンプ18を介してキヤプスタン高速回
転回路11に与えられる。キヤプスタン高速回転
回路11はコントロールパルスの検出信号をキヤ
プスタンサーボ回路12に与える。なお、キヤプ
スタンサーボ回路12にはシリンダサーボ回路5
からシリンダモータ6のトラツキング信号が入力
されている。キヤプスタンサーボ回路12はこの
トラツキング信号と検出されたコントロールパル
スとの位相を比較してキヤプスタンモータ13の
位相制御を行なう。キヤプスタンモータ13が通
常再生の4倍の回転速度に達すると、キヤプスタ
ンスピード検出回路16はキヤプスタンFG検出
器14からの検出信号に基づいて、設定された速
度に達したことを検出して検出信号を高速回転切
換回路3に与える。高速回転切換回路3はその検
出信号に応じて、シリンダモータ6をN倍の回転
速度に切換えるために、基準信号切換信号を基準
信号切換回路2に与える。応じて、基準信号切換
回路2は基準信号をN倍(10倍)の速度で回転さ
せるのに必要な基準信号56.39Hzに切換えてそれ
をシリンダサーボ回路5に与える。そして、シリ
ンダサーボ回路5は入力された基準信号に基づい
て、前述の説明と同様にしてシリンダモータ6を
制御する。
また、キヤプスタン高速回転回路11は高速回
転切換回路3から与えられたN倍の切換指令をキ
ヤプスタンサーボ回路12に与える。キヤプスタ
ンサーボ回路12はその指令に応答してキヤプス
タンモータ13をN倍の回転速度となるように制
御する。
上述のごとく、キヤプスタンモータ13の回転
速度に応じてシリンダサーボ回路5に与える基準
信号の周期を段階的に切換えるようにしたので、
磁気テープ19とシリンダに組込まれたヘツドと
の相対速度を急激に変更することなく、段階的に
高速再生に引き込ませることができる。その結
果、画面乱れの発生しない高速再生を可能にする
ことができる。
なお、上述の実施例では、通常再生のN倍の高
速再生に切換えるときに、まずN倍の回転数でシ
リンダモータ6が回転するように基準信号を切換
え、キヤプスタンモータ13が所定の回転数に達
したときシリンダモータ6がN倍で回転するよう
に基準信号を切換えるようにしたが、これに限る
ことなく基準信号を連続的に変化するように構成
してもよい。
また、上述の実施例では、キヤプスタンモータ
13のスピードを検出するためにキヤプスタンス
ピード検出回路16を用いるようにしたが、これ
に限ることなく、キヤプスタンモータ13の印加
電圧あるいはモータの逆起電力を検出してもスピ
ードを検出することは可能となる。
以上のように、この考案によれば、キヤプスタ
ンモータの加速あるいは減速の際に、シリンダサ
ーボに与える基準信号を段階的変化させて再生さ
れたビデオ信号の水平同期信号の変化に追従する
ようにシリンダサーボを動作させることができる
ので、再生された映像の水平周期の変動を小さく
することができ、水平同期乱れのない画像を再生
することができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例の概略ブロツク図で
ある。 図において、1は基準信号発生器、2は基準信
号切換回路、3は高速回転切換回路、5はシリン
ダサーボ回路、6はシリンダモータ、7はシリン
ダFG検出器、9はシリンダPG検出器、11はキ
ヤプスタン高速回転回路、12はキヤプスタンサ
ーボ回路、13はキヤプスタンモータ、14はキ
ヤプスタンFG検出器、16はキヤプスタンスピ
ード検出回路、17はコントロールパルス検出器
を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 通常再生と高速あるいは低速再生とが切換え可
    能な磁気記録再生装置において、基準信号を発生
    する基準信号発生手段、前記基準信号の周波数を
    設定入力に応じて変化させる切換手段、前記切換
    手段の出力に基づいてシリンダモータを定速定位
    相で回転させるシリンダサーボ手段、前記設定入
    力に応じて速度制御信号を発生する制御信号発生
    手段、前記制御信号発生手段の出力に基づいてキ
    ヤプスタンモータを定速定位相で回転させるキヤ
    プスタンサーボ手段、前記キヤプスタンモータの
    回転速度を検出する検出手段、外部から再生速度
    が設定されるとその再生速度に至るまでの段階的
    な速度指令を前記設定入力として前記切換手段お
    よび制御信号発生手段に出力し、前記検出手段の
    出力が段階的に変化される一つの速度指令に相当
    する速度に達すると次の段階の速度指令を発生す
    る手段を含み、高速あるいは低速再生移行時また
    は高速あるいは低速再生から通常再生移行時にお
    ける前記キヤプスタンモータおよび前記シリンダ
    モータの速度を段階的に変化させるようにしたこ
    とを特徴とする磁気記録再生装置。
JP18343382U 1982-12-01 1982-12-01 磁気記録再生装置 Granted JPS5986055U (ja)

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JP18343382U JPS5986055U (ja) 1982-12-01 1982-12-01 磁気記録再生装置

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JP18343382U JPS5986055U (ja) 1982-12-01 1982-12-01 磁気記録再生装置

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JPS5986055U JPS5986055U (ja) 1984-06-11
JPS634271Y2 true JPS634271Y2 (ja) 1988-02-03

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JP18343382U Granted JPS5986055U (ja) 1982-12-01 1982-12-01 磁気記録再生装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3522935A1 (de) * 1985-06-27 1987-01-08 Thomson Brandt Gmbh Videorecorder
DE3538985C2 (de) * 1985-11-02 1994-11-10 Thomson Brandt Gmbh Geschwindigkeitsregelung für die Kopftrommel in einem Schrägspur-Magnetbandgerät

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54133821A (en) * 1978-03-23 1979-10-17 Ampex Continuous slow motion automatic tracking system
JPS578945A (en) * 1980-06-16 1982-01-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd Intermittent driver for magnetic tape

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