JP2720604B2 - 回転ヘッド型磁気録画再生装置 - Google Patents

回転ヘッド型磁気録画再生装置

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JP2720604B2
JP2720604B2 JP2407734A JP40773490A JP2720604B2 JP 2720604 B2 JP2720604 B2 JP 2720604B2 JP 2407734 A JP2407734 A JP 2407734A JP 40773490 A JP40773490 A JP 40773490A JP 2720604 B2 JP2720604 B2 JP 2720604B2
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新吾 堀
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転ヘッドによりテレビ
ジョン信号を磁気テープの長手方向に対して傾斜した記
録軌跡として順次記録するヘリカルスキャン方式の回転
ヘッド型磁気録画再生装置(VTR)に関するもので、
特に、停止状態から記録状態への移行する時間を短縮す
る手段に特徴を有するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、VTRのモード移行時間の短縮化
が図られている。とりわけ停止状態からの出画時間を短
縮させることを競っている。しかしながら、停止状態か
ら記録への時間短縮についてあまり取り組まれていな
い。理由の一つとして、停止から記録の移行においては
TV画面で記録すべき映像が続いており、記録開始が少
し位遅くても、その時点では判らず、後で再生してみな
いと判らないということがある。しかし記録開始が速け
れば、撮りたいシーンの頭が途切れる心配が無くなる。
【0003】ヘリカルスキャン方式のVTRにおいて
は、記録された映像トラックを再生時正確にトレースす
る必要があり、そのため記録時に回転ヘッドの回転位相
に同期した信号、例えば記録すべきテレビジョン信号か
ら分離された垂直同期信号に同期した信号をコントロー
ルヘッドによりコントロール信号として磁気テープの長
手方向に記録しておき、再生時、再生されたコントロー
ル信号と回転ヘッドの回転位相が所定の位相関係になる
ように、ヘッドシリンダの回転位相情報であるPG信号
より作成されるヘッドスイッチングパルスと、ある位相
においてロックするようにトラッキングサーボがかけら
れる。
【0004】したがって、記録済みのテープの途中から
新たに記録する場合等、記録済みのコントロール信号と
新たに記録するコントロール信号との連続性を保つ必要
がある。連続性が保たれないと、その位置を連続して再
生した場合サーボが乱れ、一瞬、ノイズ画面になる。
【0005】そこで、従来より停止状態から記録状態に
移行するとき、記録開始に先立って再生コントロール信
号を次に記録すべき記録コントロール信号の位置にロッ
クするようにキャプスタンにサーボがかけられる。そし
てロックを確認した後、またはロックがかかるであろう
と予想される充分な時間経過した後に、記録状態に移行
することにより、コントロール信号の連続性を保ってい
た。
【0006】以下図面を参照して詳細に説明する。図2
は従来行われているVTRのサーボ部の一例を示すブロ
ック図である。図2において、1はヘッドシリンダ2を
回転駆動するヘッドモータであり、3はキャプスタンモ
ータである。記録時、及び記録への待機時、ヘッドモー
タ1は速度制御回路(図示せず)において予め定められ
た速度で回転駆動されると同時に、記録すべき映像信号
から分離された垂直同期信号4の出力を1/2分周器5
を通して1/2分周して得られるフレーム周期の位相基
準信号aと、ヘッドシリンダ2の位相信号であるPG信
号に位相同期して、ヘッドスイッチングパルス作成回路
18で作成されるヘッドスイッチング信号を位相比較器
6で位相比較し、ヘッドスイッチングパルスの切り換え
エッジから5〜8H(Hは水平同期信号の周期)の位置
に垂直同期信号がロックするようにヘッドモータ1に位
相制御がかけられている。
【0007】停止状態から記録に移るとき、キャプスタ
ンモータ3は、テープ速度設定スイッチ(図示せず)に
より選択された記録したい記録スピード(標準、または
3倍速)の基準速度Vを示す速度基準信号8と速度検出
信号であるFG信号を、速度弁別器7にて速度比較を行
い、その誤差信号をキャプスタンモータ3にフィードバ
ックする事により、記録したい記録スピードの速度Vで
回転させる。
【0008】同時に、前記垂直同期信号の1/2分周信
号aに位相同期した記録コントロール信号を記録コント
ロール信号作成回路9にて作成する。このとき、スイッ
チ12,19はp側になっており、コントロールヘッド
10より再生される再生コントロール信号を再生アンプ
13にて増幅した信号bと前記記録コントロール信号を
位相比較器11にて位相比較し、再生コントロール信号
が記録コントロール信号の位置に合致するようキャプス
タンモータ3に位相制御がかけられる。
【0009】キャプスタンモータが位相ロックした事を
一致判別回路23で確認した後、または上記キャプスタ
ンサーボをかけ始めて位相ロックするであろうと予想さ
れる充分な一定時間経過したことをタイマー24で確認
した後、実際の記録に移る。すなわち、スイッチ12,
19をr側にし、記録コントロール信号が記録アンプ1
4にて増幅され、コントロールヘッド10を通じてコン
トロールトラックに記録される。また、キャプスタンF
G信号を分周器17にておよそフレーム周期になるよう
に分周して得られる信号と、基準発振器15の出力を分
周器16にて分周して得られる位相基準信号cを位相比
較器20にて位相比較し、その両信号の位相がロックす
るようにキャプスタンモータ3に位相制御がかけられ
る。スイッチ19をp側からr側に切り換えるとき、サ
ーボ乱れが発生しないようにすることはもちろんであ
り、今回特に言及はしない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上が記録済みのテー
プの途中から新たに記録する場合のサーボの基本的な考
え方であり、記録すべきコントロール信号の位置に再生
コントロール信号をロックさせたら、即記録を開始する
ことによってある程度時間を短縮することは可能であ
る。しかし記録しようとする記録スピードと記録済みの
記録スピードが一致しないときは、キャプスタンを記録
すべき記録スピードで走行させたとき、再生コントロー
ル信号の周期が記録コントロール信号の周期と違うため
正常なキャプスタンサーボがかからない。そのためサー
ボがかかったら記録に移るということができず、一定時
間経過した後記録に移るということを行っており、ます
ます時間を要していた。
【0011】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、記録しようとする記録スピードと記録済
みの記録スピードが一致しないときに限り、記録への移
行時間を短縮させるものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の回転ヘッド型磁
気録画再生装置は、停止状態から記録状態に移行する
際、まずキャプスタンを記録させる記録スピードにて再
生状態にし、再生コントロール信号の周期をある期間計
測する言で記録済みの記録スピードを判別し、記録しよ
うとする記録スピードと一致しないと判断したとき、即
記録状態に移行させるものである。
【0013】
【作用】上記構成は、記録しようとする記録スピードと
記録済みの記録スピードが一致しないときは、そもそも
記録開始の時点でコントロール信号の周期そのものが変
わることになり、コントロール信号の連続性を保つこと
は不可能であるから、テープ速度が不一致であることを
判断して、できる限り記録への移行を速くさせようとす
るものである。
【0014】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明の一実施例におけるVTRのサーボ
部のブロック図である。図2の従来例と同一ブロックに
は同一符号を付してある。従来例と異なる点は、再生コ
ントロール信号とキャプスタンFG信号の相対関係によ
り記録済みの記録スピードを判別するための記録スピー
ド判別回路21を設け、停止状態から記録状態に移行す
る際、まずキャプスタンを記録させる記録スピードにて
再生状態にと、その設定スピードになった後に前記記録
スピード判別回路21にて、再生コントロール信号とキ
ャプスタンFG信号との相対関係により記録スピードを
判別し、(判別方法は公知の技術である)、もし記録し
ようとする記録スピードと一致しているときは、そのま
ま放置し、再生コントロール信号と記録すべきコントロ
ール信号が位相ロックしたことを一致判別回路23で検
出した後に、従来と同様に記録状態に移行させる。もし
一致していないときは、一致していないと判断したら即
記録状態に移行させる。
【0015】また、コントロール信号が無い場合(未記
録テープの場合)には、コントロール信号検出回路25
を設け、予め定められた期間再生コントロール信号が検
出されなかった場合、直ちに記録を開始するものであ
る。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、記録しよ
うとする記録スピードと記録済みの記録スピードが一致
しているときは、コントロール信号の連続性を保ちなが
ら記録へ移行させ、一致していないときは、従来のよう
にテープ速度が所定のスピードに安定した後に、さらに
再生コントロール信号と記録コントロール信号と位相ロ
ックがかかる時間だけ待つことなく、一致していなてと
判断したら即記録状態に移行させる事により、より速く
記録開始を行うことが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転ヘッド型磁気録画再生装置のサー
ボ部の一実施例を示すブロック図である
【図2】従来例の回転ヘッド型磁気録画再生装置のサー
ボ部の一実施例を示すブロック図である
【符号の説明】
1 ヘッドモータ 2 ヘッドシリンダ 3 キャプスタンモータ 4 垂直同期信号 5 1/2分周器 6 位相比較器 7 速度弁別器 8 速度基準 9 記録コントロール信号再生回路 10 コントロールヘッド 11 位相比較器 12 スイッチ 13 コントロール再生アンプ 14 コントロール記録アンプ 15 基準発振器 16 分周器 17 分周器 18 ヘッドスイッチングパルス作製回路 19 スイッチ 20 位相比較器 21 記録スピード判別回路 23 一致判別回路 24 タイマー 25 コントロール信号検出回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録すべきテレビジョン信号の垂直同期
    信号に位相同期して回転駆動される回転ヘッドにより前
    記テレビジョン信号を、テープ速度設定スイッチによっ
    て複数の予め定められたテープ速度になるように選択的
    に切り換え可能なキャプスタンにより駆動される磁気テ
    ープに、その磁気テープの長手方向に対して傾斜する記
    録軌跡として順次記録すると共に、前記回転ヘッドの回
    転位相に同期する信号をコントロールヘッドによりコン
    トロール信号として前記磁気テープの長手方向に順次記
    録し、予め磁気テープ上に記録された記録軌跡に継続し
    て新たなテレビジョン信号を記録する際には、新たなテ
    レビジョン信号の垂直同期信号に位相同期して前記回転
    ヘッドを回転せしめると共に、予め記録されているコン
    トロール信号を再生して、その再生コントロール信号と
    前記垂直同期信号の位相が一致するように前記キャプス
    タンの回転位相を制御し、その位相が一致した後に、前
    記回転ヘッド及びコントロールヘッドにより新たなテレ
    ビジョン信号とコントロール信号の記録を開始する回転
    ヘッド型磁気録画再生装置であって、新たなテレビジョ
    ン信号を記録する際に、磁気テープが前記テープ速度設
    定スイッチによって選択されたテープ速度になった後
    に、前記再生コントロール信号の周期よりその磁気テー
    プの記録時のテープ速度を検出し、その検出速度と前記
    テープ速度設定スイッチにより選択された設定速度とを
    比較し、その間に差異があるときには、前記再生コント
    ロール信号と垂直同期信号の一致,不一致に関係なく、
    記録を開始することを特徴とする回転ヘッド型磁気録画
    再生装置。
  2. 【請求項2】 記録すべきテレビジョン信号の垂直同期
    信号に位相同期して回転駆動される回転ヘッドにより前
    記テレビジョン信号を、テープ速度設定スイッチによっ
    て複数の予め定められたテープ速度になるように選択的
    に切り換え可能なキャプスタンにより駆動される磁気テ
    ープに、その磁気テープの長手方向に対して傾斜する記
    録軌跡として順次記録すると共に、前記回転ヘッドの回
    転位相に同期する信号をコントロールヘッドによりコン
    トロール信号として前記磁気テープの長手方向に順次記
    録し、予め磁気テープ上に記録された記録軌跡に継続し
    て新たなテレビジョン信号を記録する際には、新たなテ
    レビジョン信号の垂直同期信号に位相同期して前記回転
    ヘッドを回転せしめると共に、予め記録されているコン
    トロール信号を再生して、その再生コントロール信号と
    前記垂直同期信号の位相が一致するように前記キャプス
    タンの回転位相を制御し、その位相が一致した後に、前
    記回転ヘッド及びコントロールヘッドにより新たなテレ
    ビジョン信号とコントロール信号の記録を開始する回転
    ヘッド型磁気録画再生装置であって、新たにテレビジョ
    ン信号を記録する際に、前記再生コントロール信号の有
    無を検出し、予め定められた期間再生コントロール信号
    が検出されなかった場合、前記再生コントロール信号と
    垂直同期信号の一致,不一致に関係なく、記録を開始す
    ることを特徴とする回転ヘッド型磁気録画再生装置。
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