JPS5920692A - シリアルプリンタの印字機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシリアルプリンタにおける退避機構をもった印
字機構に関する。

従来、シリアルプリンタの印字機構は、第１図（ａ）　
、　（ｂ）に示すように、プリンタ本体１に設けられた
印字ヘッド３の上下機構２を、印字用紙６上に設けた金
属ベルト５にガイド４を接触させることにより調節して
いた。すなわち、印字用紙６上に設けられた金属ベルト
５により印字用紙６を押えつけることにより、犀さの異
る印字用紙であってもこの印字用紙面から印字ヘッド３
までの距離を一定に保って印字していた。例えば、預金
通帳に印字するような場合、印字ヘッドの高さを１整す
る必要がある。従って、常に印字ヘッド３が用紙を押さ
えつけておシ印字ヘッド３を退避させなければ紙送りケ
することができないという欠点があり、さらに印字用紙
６の厚さに段差があった場合、その段差の個所で傷がつ
き上から押えている金属ベルト５の寿命が短かくなるな
どの欠点があった。

本発明の目的は、印字用紙の厚みを検出する機構を持つ
ことにより、紙送り時における印字ヘッドの退避動作を
なくすとともに、印字用紙を押えている金楓ベルトヲ不
要としたプリンタの印字機構を提供することにある。

本発明のシリアルプリンタの印字機構は、印字ヘッドと
、この印字ヘッドの印字用紙進行方向に対して両側にそ
れぞれ設けられその印字用紙の厚さを検出する厚さ検出
手段と、これら厚さ検出手段の出力によって前記印字ヘ
ッドの先端と印字面の藺さを一定に保つようにその印字
ヘッドを上下駆動しプリンタ本体に固定された上下部動
機構とを含み構成される。

本発明によれば、印字ヘッドの両端にとりつけた印字用
紙の厚さ測定センサにより、印字ヘッドがこれから進む
方向の印字用紙の厚さを測定し、その測定価により印字
ヘッドを印字面から一定の距離を保つように制御できる
。

次に図面により本発明の詳細な説明する。

第２図（ａ）　、　ｆｂ）は本発明の実施例の厚さの異
った用紙における正面図である。この実施例は、印字ヘ
ッド３の両側に印字用紙６の厚さを測定するセンサ１０
，１０’を敗りつけ、印字方向に設けられたセンサ１０
，１０’で用紙６の厚さを測定する。

この印字ヘッド３が右方向へ進むとセンサ１０′で印字
用紙の厚さを測定する。用紙の厚さが、第２図（ａ）か
ら第２図（ｂ）に示すようにＰ、からＰ、に変化したこ
とを検出すると、その厚さの変化するところで印字ヘッ
ド３をＤＣモータやステッピングモータを用いた印字ヘ
ッドの上下機構２で、その厚さの差（Ｐｔ　−Ｐｔ　）
だけ持ち上げ印字用紙６と印字ヘッド３との間隔を一定
に保つようＫする。ここで印字用紙押え１１は印字用紙
６が撓まないようにするもので、紙送りする場合や印字
用紙の厚さが変わった場合に印字用紙押え１１を上げな
くてよいように、用紙に接する部分を球面状にしたバネ
から構成される。

なお、本発明に用いられる用紙の厚さセンサとしては、
機械的なものや、光学的なものがあり、任意に使用でき
る。

本発明は、以上説明したように、印字用紙の厚みを検出
して印字ヘッドと印字面とを一定に保つ制御をすること
によシ、紙送シ時に印字ヘッドの退避動作をなくすこと
ができるとともに消耗品である金属ベルトもなくすこと
ができる。

４、　　ＩＷ′ｔｈ′］の簡単な説明 第１図［ａ）　、　（ｂ）は従来の印字ヘッドの正面図
および側面角、第２図（ａ）　、　（ｂ）は本発明の実
施例の紙厚の異る場合を示す正面図である。

図において、１・・・・・・プリンタ本体、２・・・・
・・ヘッド上下機構、３・・・・・・印字ヘッド、４・
・・・・・ガイド、５・・・・・・金属ベルト、６・・
・・・・印字用紙、１０・・・・・・紙厚センサ、１１
・・・・・・印字用紙押え、である。

第１区 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 印字ヘッドと、この印字ヘッドの印字用紙進行方向に対
   して両側にそれぞれ設けられその印字用紙の厚さを検出
   する厚さ検出手段と、これら厚さ検出手段の出力によっ
   て前記印字ヘッドの先端と印字面の高さを一定に保つよ
   うにその印字ヘッドを上下駆動しプリンタ本体に固定さ
   れた上下駆動機構とを含むシリアルプリンタの印字機構
   。