JP2810905B2 - 用紙駆動型自動製図機における用紙検出方法 - Google Patents

用紙駆動型自動製図機における用紙検出方法

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JP2810905B2
JP2810905B2 JP1311904A JP31190489A JP2810905B2 JP 2810905 B2 JP2810905 B2 JP 2810905B2 JP 1311904 A JP1311904 A JP 1311904A JP 31190489 A JP31190489 A JP 31190489A JP 2810905 B2 JP2810905 B2 JP 2810905B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は用紙駆動型自動製図機における用意の用紙載
置部材上における位置を検出する方法に関する。
〔従来の技術〕
従来の此種の自動製図機における用紙位置検出装置
は、画線ヘッドに光反射型センサを配設し、画線ヘッド
を用紙載置部材上で、原点基準位置から用紙載置部材を
横切る方向に移動し、画線ヘッドの移動量をパルスエン
コーダからのフィードバックパルスによってカウント
し、センサが用紙載置部材上の用紙のエッジを検出して
オンあるいはオフとなったときの画線ヘッドの移動量
と、画線ヘッドに対するセンサのオフセット量とから、
用紙のエッジの位置を検出している。
〔発明が解決しようとする問題点〕 上記センサの用紙検出点が常に一定であれば、用紙の
エッジの位置は常に正確に測定される。しかしながら、
センサの用紙検出点即ちセンサがオンオフする時期がセ
ンサの特性や取付精度によって、物理的にバラツキが生
じる。第6図に示すように、センサ2の用紙検出点4
は、発光素子6と受光素子8との間の中心線10上に理論
的に設定されている。従って、理論的には、第6図Aに
示すように、センサ2の用紙検出点4が、用紙12のエッ
ジに位置したときに、センサ2は、該エッジを検出する
筈である。即ち、センサ2が矢方向に走査されている場
合には、検出点4が上記エッジに達すると、センサの出
力はオンからオフに変化する。しかるに、実際には、第
6図Bに示すように理論的に設定した用紙検出点4の後
方でセンサ2が用紙12のエッジを検出してしまい、設定
した理論的用紙検出点4と実際の用紙検出点との間に誤
差αが生じてしまう。センサ2の画線ヘッドに対するオ
フセット量Qは、画線ヘッドが保持するペン14の中心と
センサ2に設定した理論的な用紙検出点4との間のY軸
上の距離として設定されているため、実際の用紙検出点
4′が、理論的用紙検出点4と異なれば、用紙12のエッ
ジの位置を正確に検出するとができず、誤差αが生じて
しまうことになる。本発明は上記欠陥を除去することを
目的とするものである。
〔問題点を解決する手段〕
上記目的を達成するため、本発明は、画線ヘッドに設
けた光反射型のセンサによって用紙載置部材上の用紙の
エッジを走査し、該エッジの位置を検出する方法におい
て、予じめ画線ヘッドに対する前記センサのオフセット
量を設定し、前記用紙載置部材の前記センサの走査方向
上に白紙又は類似の部材から成る補正用マークを配置
し、前記センサが前記補正用マークのエッジを検出した
ときの前記エッジの検出位置と、前記エッジの実際の位
置との差をオフセット補正量として予じめ記憶し、作画
に先きだって前記用紙載置部材上に載置した用紙のエッ
ジの位置を前記センサによって検出するに際し、前記セ
ンサの前記画線ヘッドに対するオフセット量を前記オフ
セット補正量に基いて補正するようにしたものである。
〔実施例〕
以下に本発明の構成を添付図面に示す実施例を参照し
て詳細に説明する。
第1図において、16は用紙駆動型自動製図機の機体に
固設された用紙載置部材(プラテン)であり、これの上
方に、該用紙載置部材16を横切る方向(Y軸方向)にY
レール(図示省略)が固設されている。前記Yレールに
は、該Yレールの長手方向に沿って移動可能に画線ヘッ
ド18が取り付けられている。前記画線ヘッド18には、こ
れに内蔵されたソレノイド20(第5図参照)から成る昇
降駆動装置に連結するペンホルダー20が設けられ、該ペ
ンホルダー20は、ペン22を脱着可能に保持している。前
記用紙載置部材16には、前記Yレールに平行な方向に溝
が透設され、該溝に作図ローラ24が回転自在に配置され
ている。前記用紙載置部材16には、前記作図ローラ24に
対して平行な軸線上に複数個の穴が形成され、該穴に、
X駆動軸(図示省略)に固着された駆動ローラ26が配置
されている。前記作図ローラ24と駆動ローラ26は、互い
に略同一の周速で同方向に駆動されるように、Xモータ
28(第5図参照)に連結している。前記駆動ローラ26上
には、加圧ローラ28が昇降自在に配置され、作図動作
時、前記加圧ローラ28は用紙載置部材16上の用紙30の上
から前記駆動ローラ26に圧着し、該駆動ローラ26と加圧
ローラ28とで用紙30を圧着挾持する。前記画線ヘッド18
は無端状の動力伝達ベルト32を介してYモータ34に連結
し、該Yモータ34が駆動すると、Yレールに沿って、即
ち、作図ローラ24に沿ってY軸方向に往復移動されるよ
うに構成されている。前記XYモータ28,34及びソレノイ
ド20は、第5図に示す如く、ドライバ36,38,40を介し
て、マイクロコンピュータから成るコントローラ42のア
ウトプットポート44に接続している。前記コントローラ
42は、インプットポート46を介してホストコンピュータ
に接続し、該ホストコンピュータから作図データを受け
取り、該データに基いて、前記XYモータ28,34及びソレ
ノイド20を制御する。Xモータ28の駆動による駆動ロー
ラ26の回転により、用紙30は、用紙載置部材16上を前後
方向即ちX軸方向に送られる。また、画線ヘッド18は、
Yモータ34の駆動により、Yレールに沿って即ち、用紙
30の前後方向の送り方向に対して直角方向(Y軸方向)
に送られる。一方、ソレノイド20への通電により、ペン
ホルダー20が下降し、ペン22の先端は用紙30の上から作
画ローラ24面に圧接する。ソレノイド20への通電が解除
されると、ペン22は、用紙30から上方に離反する。上記
用紙30のX方向の送りと、画線ヘッド18のY方向の送り
及びペン22の昇降動作によって、用紙30上に所定の作図
が施行される。前記ペン22の中心の、用紙30に対するXY
座標軸上の位置信号はXYエンコーダ48,50によってイン
プットポート46を介してコントローラ42にフィードバッ
クされるように構成されている。52は発光素子54と受光
素子56とから成る反射型の用紙エッジ検出用センサであ
り、前記発光素子54と受光素子56の前方にはレンズ系
(図示省略)が配置されている。前記センサ52の発光素
子54はコントローラ42によりオンオフ制御され、受光素
子56の検出信号は、インプットポート46を介して、コン
トローラ42に入力されるように構成されている。前記用
紙載置部材16の一側部の所定位置には、白色の紙などか
ら成る補正マーク58が貼り付けられている。前記センサ
52の発光素子54と受光素子56との間の中心線60と前記ペ
ン22の中心線との間の距離は、センサ52の画線ヘッド18
に対するオフセット量として、コントローラ42のRAMに
記憶されている。
次に、画線ヘッド18に対する上記用紙エッジセンサー
52のオフセット量自動補正動作を第4図のフローチャー
トを参照して詳細に説明する。
オフセット自動補正動作にラベル1から入ると、コン
トローラ42は、まず、第2図中、補正マーク58に対し
て、センサ52を、左から右へ移動させる。センサ52の移
動は、Yレールに沿った画線ヘッド18の移動により行わ
れる。センサ52が、用紙載置部材16上を、第2図中、左
から右に移動すると(ブロック2)、センサ52は、その
用紙検出点が補正マーク58に達する前は、オフ、補正マ
ーク58上に達すると、オンとなる。コントローラ42は、
受光素子56がオンとなった時点を認識して、センサ52に
よる補正マーク検出位置を求める。実際には、画線ヘッ
ド18の、Yレールの左端の基準点(Y基準点)から、コ
ントローラ42は、画線ヘッド18の移動に伴って発生する
Yエンコーダ50のフィードバックパルスをカウントし、
センサ52がオフからオンとなったときの、画線ヘッド18
の基準点からの移動量と、上述したオフセット量とから
補正マーク58の左側のエッジの位置を認識する。このよ
うにして、コントローラ42は、センサ52の検出動作によ
って補正マーク58の左側のエッジの物理的検出位置を認
識し、(ブロック3)その値をRAMに記憶する。次にコ
ントローラ42は、センサ52による補正マーク58の理論的
検出位置に対する、前記物理的検出位置の差分を演算し
て、オフセット補正量Aを求める(ブロック4)。上記
センサ52の理論的用紙検出点60は、発光素子54と受光素
子56との間の中心線62上に理論的に設定されている。即
ち、センサ52の上記検出点60に用紙のエッジが位置する
と、センサ52は理論的にオンの状態となるように設定さ
れている。従って、センサ52の理論的検出点60が、第2
図Aに示す如く、補正マーク58の左のエッジに合ったと
きの、画線ヘッド18のY基準点からの移動量とオフセッ
ト量との和がセンサ52による補正マーク58の理論的検出
位置となる。実際には、この理論的検出位置は、上記Y
基準点と補正マーク58の左側のエッジとの距離の設計値
から、あるいは、該距離を実際に測定器具を用いて測定
することにより求めることができる。前記コントローラ
42は、前記センサ52による補正マーク58の左エッジの理
論的検出位置をRAMに予じめ記憶している。第2図B
は、センサ52がその用紙検出点60が、補正マーク16の左
エッジに達しても、オンとならず、オフセット補正量A
遅れた状態でオンとなった状態を示している。次に、コ
ントローラ42は、補正用マーク58に対してセンサ52を、
第3図Bに示すように、右から左へ移動し(ブロック
5)、センサ52が補正マーク16の右エッジ58aを検出し
たときの画線ヘッド18の物理的位置を求める(ブロック
6)。次にコントローラ42は、ブロック7で、センサ52
による補正マーク58の右エッジ58aの理論的用紙検出位
置に対する、前記センサ52による右エッジ58aの物理的
検出位置の差分B即ちオフセット補正量Bを求めRAMに
記憶する。次に、コントローラは、自動作図の初期動作
において、ブロック8で、用紙載置部材16上の用紙16の
両側のエッジの検出を開始する。コントローラ42は、判
断ブロックで用紙16のエッジに対して、センサ52が左側
から該エッジを検出しているか否か判断し、肯定を判断
すると、ブロック10でオフセット補正量AをXとする。
次に、ブロック12で、コントローラ42は、センサ52がオ
ンとなったときのカウンターのカウント値に上記オフセ
ット量を加算した値即ち、実際にエッジ検出した値に上
記Xを加算して補正し、この補正値によりコントローラ
42は、用紙16の左側のエッジのY基準点に対する位置を
認識する。判断ブロック9で否定を判断すると、ブロッ
ク11でオフセット補正量BをXとし、ブロック12に移行
する。
〔効果〕
本発明は上述の如く、自動製図の初期設定時に、セン
サの物理的検出位置を自動的にオフセット補正させるよ
うにしたので、用紙端の位置検出を、センサ取付け精度
に影響されることなく、高精度に行うことができる効果
が存する。
【図面の簡単な説明】
第1図は外観図、第2図は説明図、第3図は説明図、第
4図はフローチャート、第5図はブロック説明図、第6
図は説明図である。 2……センサ、4……用紙検出点、6……発光素子、8
……受光素子、10……中心線、12……用紙、14……ペ
ン、16……用紙載置部材、18……画線ヘッド、20……ペ
ンホルダー、22……ペン、24……作図ローラ、26……駆
動ローラ、28……加圧ローラ、30……用紙、32……ベル
ト、34……Yモータ、42……コントローラ、52……セン
サ、54……発光素子、56……受光素子、58……補正マー
ク、60……用紙検出点、62……中心線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−74199(JP,A) 特開 平1−215597(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B43L 13/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画線ヘッドに設けた光反射型のセンサによ
    って用紙載置部材上の用紙のエッジを走査し、該エッジ
    の位置を検出する方法において、予じめ画線ヘッドに対
    する前記センサのオフセット量を設定し、前記用紙載置
    部材の前記センサの走査方向上に白紙又は類似の部材か
    ら成る補正用マークを配置し、前記センサが前記補正用
    マークのエッジを検出したときの前記エッジの検出位置
    と、前記エッジの実際の位置との差をオフセット補正量
    として予じめ記憶し、作画に先きだって前記用紙載置部
    材上に載置した用紙のエッジの位置を前記センサによっ
    て検出するに際し、前記センサの前記画線ヘッドに対す
    るオフセット量を前記オフセット補正量に基いて補正す
    るようにしたことを特徴とする用紙駆動型自動製図機に
    おける用紙検出方法。
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JPS5774199A (en) * 1980-10-28 1982-05-10 Toyo Electric Mfg Co Ltd Feeder for form in automatic drawing machine
JP2627527B2 (ja) * 1988-02-24 1997-07-09 武藤工業株式会社 用紙駆動型自動製図機における位置検出装置及び方法

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