JPH0647320B2 - プロツタ - Google Patents

プロツタ

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JPH0647320B2
JPH0647320B2 JP60098849A JP9884985A JPH0647320B2 JP H0647320 B2 JPH0647320 B2 JP H0647320B2 JP 60098849 A JP60098849 A JP 60098849A JP 9884985 A JP9884985 A JP 9884985A JP H0647320 B2 JPH0647320 B2 JP H0647320B2
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medium
sheet
plotter
edge
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ジエフアリイ・ダブリユー・グレンク
ワリス・エス・ハリデイ
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H9/00Registering, e.g. orientating, articles; Devices therefor
    • B65H9/16Inclined tape, roller, or like article-forwarding side registers
    • B65H9/166Roller
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S271/00Sheet feeding or delivering
    • Y10S271/902Reverse direction of sheet movement

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Tyre Moulding (AREA)
  • Making Paper Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は用紙を正しい位置に自動的に整列することによ
り、処理速度の向上や取り扱いの簡単化等を図ったプロ
ッタに関する。
〔従来技術及びその問題点〕
低コストのマイクロプロセッサの出現とともに、高速高
分解能のペン・プロッタもますます精巧になってきた。
たとえばアメリカ合衆国カリフォルニア州パロ・アルト
のヒューレット・パッカード社製7470A型プロッタ
のような大部分のプロッタでは、オペレータは、プロッ
トを行なう前に1枚1枚の紙を手で装荷し、正しい向き
に合わせることが必要である。このため、プロッタの実
質的な処理速度が大幅に減少し、またオペレータによる
監視が必要であるから、プロットを行なうためのコスト
が増大する。ヒューレット・パッカード社製7586B
型のようないくつかのプロッタでは、ロール給紙ができ
る。このロール給紙では、連続ロール紙にプロットが行
なわれ、プロットが終了した後、個々の紙が所定の寸法
に裁断されるようになっている。ロール給紙を用いるこ
とにより人手の介在が少なくなるから、速度の向上や低
コスト化が可能となる。しかしながら、特別のロール紙
を用いなければならず、この点でコスト高となり、また
しばしば不都合なことがある。しかし、単票状の用紙を
自動的に供給しようとしても、この用紙をプロット機構
に対して正しい向きに自動的に整列させることは困難で
あった。
〔発明の目的〕
本発明は単票状の用紙をプロット機構に対して自動的に
整列させるプロッタを提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明の好適な実施例によれば、1枚1枚の単票状の用
紙を供給して正しい位置に整列させる自動紙送り部が内
蔵されたマイクロプロセッサ制御のプロッタが与えられ
る。このプロッタはオペレータの監視がなくとも高速の
プロットを行なうことができ、かつ低コストで普通に入
手可能な用紙を用いることが可能である。ステップ・モ
ータや線形及び角度エンコーダを使用することによっ
て、用紙の動きを高精度で監視でき、用紙の高精度の位
置決め、整列が可能となる。一般に市販されている複写
機は、紙送りのために種々の技術を用いているけれど
も、いずれの複写機も、本発明によって達成される高度
の位置決め及び整列精度を達成もしないし要求もしてい
ない。
本願実施例においては、用紙は、たとえばキャノン社P
C−20型複写機のような低コスト複写機で一般的に用
いられている前方バックリング紙送り技術(forward bu
ckling feed technique)によって、給紙トレイから取
出される。この事前送り工程において、用紙は偏向ドア
(deflection door)を通して送られ、用紙の先端は一
対の微粒面輪(grit wheel)と一対のピンチ・ローラの
間に装着される。ペン・キャリッジには探針(probe)
が設けられている。この探針はプラテン上の用紙の有無
の検出や偏向ドアの開閉に用いられる。事前送り工程が
成功し、用紙がプラテン上に乗ったことが検出される
と、ドアは軽く閉じ、微粒面輪は後端が検出されるまで
用紙をプラテン上に引込む。次に用紙の横の縁の向きを
正しく合わせる。これを行うため、一方の微粒面輪と用
紙との係合を開放して用紙を何回か前後に送る。これに
よって用紙はペン・キャリッジの運動方向に垂直な縁に
整列される。固定された(つまり、用紙と係合している
ままの)微粒面輪の中心とした回転力によって、用紙端
は上記垂直な縁に対して確実に整列させられるのであ
る。
高精度のステップ・モータとエンコーダを用いて、整列
された用紙の長さと幅が高精度で測定される。この情報
はこれ以降に行なわれるプロットを制御するためにマイ
クロプロセッサが使用することができる。プロットが終
了すると、微粒面輪を用いて用紙を排出する。その後ま
た新しい用紙を送ってプラテン上に整列させて次のプロ
ットを行なうこともできる。
〔発明の実施例〕
第2図に本発明の一実施例であるプロッタ1の外観図を
示す。キャノン社製PC−20型のような低コスト複写
機において用いられているものと同様な給紙トレイ3
は、A4版等のメートル法サイズおよびレター・サイズ
等の英国サイズの用紙33の両方に使用可能にしてあ
る。キーボード5からコマンドをこのプロッタ1に入力
できる。これに対する応答を表示器35に表示すること
も可能である。プロッタ1の制御は別体のコンピュータ
を使用して行うこともできる。用紙上のプロットが完了
すると受けトレイ7に送られる。ハウジング9および開
いた状態で図示されているカバー11はプロッタ1の機
構を保護する。たとえばヒューレット・パッカード社製
7580B型プロッタにおいて用いられているものと同
様の円形ペン受け(carousel)13を設けることによ
り、プロットを行なう間に8本の別々のペンを使用でき
るようになっている。ベッド15および17は、紙送
り、整列、プロットの間に用紙を支持する。偏向ドア1
9も用紙を支えるように働き、給紙トレイ3からの用紙
送りを助ける。
プラテン21は、プラテン21のプロット面31上にペ
ン25でプロットを行なっている間、用紙を支える。プ
ラテン21に空気穴を設け真空で用紙を引くことによ
り、プロットの間、用紙をその場にしっかりと保持する
ことができるようにしても良い。用紙と接着する平担表
面は全てプラスチックで形成しても良いのだが、導電性
を有するように、炭素を含むプラスチック組成物を用い
ることが望ましい。このようにすれば平担表面を接地で
き、静電気による摩擦の増大を防止できる。ペン25の
移動方向と直交する垂直縁37を用いることにより、プ
ロットをはじめる前に用紙を正確に整列させることがで
きる。偏向ドア19と押えつけ部材(hold-down)23
との間には小さな空隙があって、用紙がこの空隙を通っ
てプラテン21に近接した位置を動くように送る。ペン
・キャリッジ27はキャリッジ軸29上に乗り、ペン2
5をマイクロプロセッサによって指示されるように動か
す。また次に述べるように、ペン・キャリッジ27を用
いて用紙検出、サイズ測定を行なうこともできる。
第1図は、第2図の線A−Aに関する用紙自動供給プロ
ッタ1の概略断面図である。用紙33の供給経路は矢印
が付いた線によって示されている。用紙33は、給紙ト
レイ3の差込部にあるばね63およびペース61によっ
て自由回転輪であるアイドラ65に押しつけられる。共
通駆動軸69上にマウントされた鋸歯状のゴム製駆動輪
85は、所望の時まで用紙33と接触しないように平ら
に切欠いてある。アイドラ65,67および駆動輪8
5、87の細部は第3図に示されている。用紙33を送
りたい場合は、共通駆動軸69を2回転し、用紙33の
一番上の1枚を給紙路に沿って進める。この事前送り工
程(pre-feed step)は用紙装荷に関する周知の前方バ
ックリング技術を用いる。駆動輪85の周長は、2回転
すると用紙の前縁がピンチ・ローラ73と微粒面輪81
の間に入り込む位置へ来るように選ばれる。
第8図に示されるように、マイクロプロセッサ201の
制御下でステップ・モータ211および軸角度エンコー
ダ213を用いると、容易に入手できる装置を用いて0.
0254mm(0.001インチ)程度の分解能が得られるから、
極めて高精度の用紙位置決め制御がなされる。用紙33
は壁71によって向きを変えられ、偏向ドア19の下に
入り込む。偏向ドア19はピン35を軸に蝶番式に動く
ようになっており、また次に説明するように開く。ロー
ラ91、93により、プロット面31とペン25の間で
用紙33がスムーズに動くことができる。ピンチ・ロー
ラ軸95上のピンチ・ローラ73は、次に説明するよう
にカム77を用いて微粒面輪81から持ち上げられて、
用紙33が抵抗なく通過できるようにする。キャリッジ
軸29、ピンチ・ローラ73、75、右側のカム97、
左側のカム77の詳細は第5図に示されている。カム7
7は、キャリッジ軸29が段階的に回転運動できるよう
にするための2段階らせん形状のカムであることに注意
を要する。
第4図はプロッタ1のうち、ペン・キャリッジ27に隣
接し、かつその後方にある領域の詳細図を示している。
なお、図面を見やすくするため、ペン・キャリッジ27
にペン25が接着されていない状態を示している。支持
軸121、123上のペン・キャリッジ27は、第8図
に示すように、マイクロプロセッサ201による制御の
下に、Y軸ドライバ221、ステップ・モータ223、
および軸角度エンコーダ225を用いて左右(すなわち
Y軸)に動く。最新の装置を用いて得られる高分解能の
おかげで、ペン・キャリッジ27およびペン25のY軸
上での高度でかつ再現性のある位置精度が得られる。ペ
ン・キャリッジ27は更に詳しく第6図に示されてい
る。同図からわかるように、ペン・キャリッジ27には
ペン25をしっかりと保持するために背当て153およ
びクランプ151が設けられている。ペン・キャリッジ
27のクランプ動作の詳細は特開昭58−155999
「プロッタにおけるペン位置制御装置」に開示されてい
る。ボイス・コイル155を用いて、第8図に示すマイ
クロプロセッサ201による制御の下に、ペン25およ
び探針141をZ軸方向(つまり上下方向)に動かす。
また線形エンコーダ213(第4図には示されていな
い)をペン・キャリッジ27上にマウントしてZ軸方向
の動きを監視する。ペン・キャリッジ27のベースから
突出しているピン143は、ペン・キャリッジ27が左
に移動したとき、らせん状のカム(helical cam)77
と摺動的に係合するためのものである。
ペン・キャリッジ27のY軸方向の動きは第4図から理
解することができる。ペン・キャリッジ27は周知の可
撓性駆動ベルト(見易さのため、第4図には示されてい
ない)を用いてステップ・モータ223(第8図)によ
って移動される。ペン・キャリッジ27をピンチ・ロー
ラ75および微粒面輪83の方へ向かって右に動かせ
ば、探針141をプラテン21に設けられた右穴129
の上に位置させることができる。またペン・キャリッジ
27をピンチ・ローラ73および微粒面輪81の方へ向
かって左に動かせば、探針141を左穴127上に位置
させることができる。ペン・キャリッジ27をさらに左
に動かすと、ピン143はカム77の第1段目に接触す
る。第6図から解るように、ピン143はプロッタ正面
から見てペン25よりも後側、すなわち軸29の後側に
ある。つまり、ピン143はカム77をその背面側から
押す。これにより、軸29はプロッタの右側側面、換言
すれば第1図の向きから見て時計回りに回転しようとす
る。もう一方では、アーム125によってプロッタに軸
支された右側のピンチ・ローラ83が、この力が加わる
ことにより浮き上がる。つまり、ピン143がカム77
に係合する最初の段階では、右側のピンチ・ローラ75
をアーム125で旋回させ、右側の微粒面輪83の上方
に持上げる。ペン・キャリッジ27が更に左に動かされ
ると、セン143がカム77の第2段目と係合する。こ
れにより、軸29はプロッタを左側から見た第1図の状
態で時計回り方向に更に回転し、カム77の先端部がプ
ラテン21の面の右側に有るプラテン面と平行な面に接
触し始める。この回転が更に進行するに連れて、カム7
7の先端部が上述の面を更に強く押し、カム77の先端
部がほぼ下向きになる。その結果、軸29の左側部分も
上方に持ち上げられる。かくして、軸29に取り付けら
れている左側のピンチ・ローラ77をも左側の微粒面輪
81の上方に持上げる。この状態ではどちらの微粒面輪
からもピンチ・ローラが浮き上っているため、用紙33
はこの間を自由に通過することができる。
ペン・キャリッジ27が、第7図に示されるように、左
いっぱいに動かされると、ピン143はカム77の第2
段目上に留まっているから、探針141はレバー161
の上方に位置する。また両方のピンチ・ローラは持上げ
られたままである。探針141がモータの作動によって
下げられると、レバー161はポスト163のまわりに
旋回させられる。その結果、偏向ドア19のスタッド1
65が持上げられて偏向ドア19を第1図に示された位
置まで開く。
第9図に、Y軸方向に動かしたときのペン・キャリッジ
27のいくつかの位置を示す。位置171では、探針1
41は偏向ドア19を開かせる位置にあり、ピン143
はカム77の第2段目に係合している。位置173で
は、ピン143はまだカム77の第2段目に係合してい
るが、探針141はレバー161上に位置していない。
位置175では、ピン143はカム77の第1段目に係
合しているだけである。位置177では、探針141は
左穴127上に位置する。位置179および181で
は、探針141はプラテン21上に位置する。最後に、
位置183では、探針141は右穴129上に位置す
る。
第10図は一枚の用紙33のプロットのために自動給紙
プロッタ1によってなされる動作全体のフローチャート
である。プロットは外部コンピュータ制御でもあるいは
CPU205の制御によっても行なうことができる。ま
たキーボード5を介してオペレータがプロットについて
の指示を与えることができる。ROM203にはプロッ
トを行なう間、本プロッタによって実行されるルーチン
の多くを記憶している。第10図中の初期設定ステップ
253の詳細を第11図のフローチャートに示す。第1
1図において、ステップ291〜293では、ペン25
の配置の初期テストが前述の特開昭58−155999
に記載されているように行なわれる。ステップ297、
299でペン・キャリッジ27を位置179上(すなわ
ちプラテン21上)に動かし、ステップ301、303
で探針141をプラテン21までおろす。この時の探針
141の動きを線形エンコーダ231で測定することに
より、プラテン21に至る距離をRAM207に記憶す
る。ステップ305〜309で、ペン・キャリッジ27
を位置177に移動し、探針141を左穴127の中に
おろす。このとき前もって測っておいたプラテン21の
面の位置より下まで探針141をおろすことができるな
ら、プラテン21上には用紙が何もないものと見なされ
る。反対に、探針141をプラテン21より下までおろ
すことができないなら、用紙がプラテン21上にあるた
め探針141が下りることを阻止していると見なされ、
失敗条件がセットされる。この場合、オペレータは用紙
の排出を要求しても良い。あるいは他の失敗解析ルーチ
ンを実行してもよい。
第10図において、次のステップ255では、給紙トレ
イ3から1枚の用紙33を事前送りして、この用紙33
の先端が微粒面輪81、83によって把持できるように
する。ステップ255の詳細は第12図のフローチャー
トに示されている。第12図において、ステップ331
〜339では、偏向ドア19を開けて1枚の用紙33が
外へ出ることができるように、ペン・キャリッジ27が
位置171に(すなわち、左いっぱいまで)動かされ、
探針141がおろされる。ステップ341では、事前送
りのため共通駆動軸69を回転させる。この回転量は軸
角度エンコーダ213によって監視され、マイクロプロ
セッサ201の制御により、事前送り用のステップ・モ
ータ211が共通駆動軸69をちようど2回転させる。
これによって、用紙33は第1図に示された用紙径路を
たどり、その前縁が微粒面輪81,83に達する。ステ
ップ343、345では、探針141を持上げることに
より、偏向ドア19を閉じ、これを用紙33上に軽く載
せる。ステップ347〜353では、ペン・キャリッジ
27を位置177(すなわち左穴127上)に動かして
探針141をおろすことにより、用紙33がプラテン2
1上に存在するかどうかを調べる。もし用紙33が存在
しないなら、用紙事前送りが失敗に終ったことがわかる
ため、失敗処理ルーチンを実行しなければならない。
事前送りが成功したことがわかると、次のステップ25
7が実行される。第13図は用紙送りステップ257の
詳細を示している。ステップ371、373では微粒面
輪81、83(ピンチ・ローラ73、75の間で用紙3
3をはさみ込むことにより把持する)はマイクロプロセ
ッサ201モータ217によって制御されて用紙33を
プラテン21上に完全に引き寄せる。軸角度エンコーダ
219は用紙33の移動量を監視して、その長さを大ざ
っぱに推定する(整列が狂っていることによる誤差があ
り得る)。探針141がプラテン21の表面より下がる
と(これは用紙の後端が通過したことを示す)、マイク
ロプロセッサ201はモータ217を制御して、微粒面
輪81、83の回転を停止させる。軸角度エンコーダ2
19によって監視された全移動量は以降での参照のため
にRAM207に記憶される。
第10図のステップ259では、高精度のプロットがで
きるように、用紙33を整列させる。第14図は整列ス
テップ259の詳細を示している。この時点では、用紙
33はペン・キャリッジ27の真下にあり、また、まだ
穴127の中におりている探針141よりも先の方の位
置にある。ステップ401〜405では、ペン・キャリ
ッジ27は位置175へ動かされるので、ピン143は
カム77の第1段目とかみ合う。これにより右側のピン
チ・ローラ75は右側の微粒面輪83から上に持ち上げ
られる。従って、用紙33をおさえつけているのは、微
粒面輪81に向かうセンチローラ73の力のみである。
次に用紙33はステップ407〜415で何往復か前後
に送られる。実験の結果、全4回の往復を行うことによ
り、最小の遅れで正確な整列がなされることが判った。
マイクロプロセッサ201は軸角度エンコーダ219お
よびRAM207に記憶されている。事前に測定された
長さを用いて、用紙33の動きを監視することにより、
用紙33が微粒面輪81から不意に外れないようにす
る。微粒面輪81の回転力によって、用紙33が縁37
に整列され、用紙33の前縁がペン25のY軸方向の動
きの方向と平行になるようにする。こうして、用紙33
の高精度の整列がなされ、高精度で再現性の高いプロッ
トを行なえるようになる。ここで重要なのは、用紙33
の前後運動の速度および加速度は、用紙33をたわませ
たり、損傷させたりする程大きなものであってはならな
いという点である。さらに、用紙33と本プロッタ1の
種々の表面との摩擦係数は、用紙33が前後に動かされ
るとき垂直の縁37に向かって用紙33がゆがんだりす
る程高いものであってはならない。
第10図のステップ261で用紙33の長さが測定され
る。第15図にステップ261を詳細に示す。ステップ
431〜437では、キャリッジ27を位置177(左
穴127上)に移動し、用紙33がプラテン21上に存
在するか否かを判定する。用紙33が検出されない場合
は、用紙33が微粒面輪81からたまたまはずれてしま
って用紙駆動はもはやできないから、失敗処理ルーチン
を実行しなければならないステップ439〜443で
は、用紙33の後縁が探針141によって検出されるま
で、用紙33を前方へ送る。ステップ445〜453
で、探針141が用紙33の後縁の直上に置かれるよう
に用紙位置をセットする。ステップ455〜461では
用紙33を微粒面輪81、33により逆方向へ、用紙前
縁が探針141によって検出されるまで送る。ステップ
463では、軸角度エンコーダ219のカウントをRA
M207に記憶し、ステップ465で、マイクロプロセ
ッサ201はこのカウントから後の使用のために用紙3
3の長さを判定する。
第10図のステップ263では、用紙33の幅が後の参
照のために判定される。第16図にステップ263の詳
細なフローチャートを示す。ステップ481〜487に
より、探針141を用紙33の丁度前後の位置におろ
す。ステップ489〜493では、ペン・キャリッジ2
7を位置183(右穴129上)に移動して、用紙33
の右端がその位置に存在するか否かを判定する。右穴1
29が縁37から正確な距離に設けられているなら、用
紙33の右端が右穴129上に存在するか否かにより、
ステップ495および497に示されるように、用紙3
3が英国サイズかメートル法サイズかが定められる。こ
のかわりに、右穴129を溝状に形成しても良い。そし
て、用紙33のサイズの判定にあたっては、探針141
を、用紙33の右端から溝状の右穴129に落ち込むま
で用紙33上を左から右へ滑らせていけば良い。軸角度
エンコーダ219を用いて、左穴127のような既知点
から右端へ至る距離を知ることができる。縁37から既
知点へ至る距離はROM203に記憶されるので、マイ
クロプロセッサ201は必要に応じて用紙33の正確の
幅を計算することができる。ステップ499では、用紙
33のサイズをRAM207に記憶し、ステップ501
で探針141を引き上げる。
第10図のステップ265では頭出しがおこなわれる。
つまり、ペン25は用紙33の先頭位置に動かされる。
これは、用紙33の右端および前縁がわかっているから
容易になしうる。ステップ267では、用紙33上の所
望のプロット動作が、たとえばヒューレット・パッカー
ド社製7580B型プロッタによって用いられているよ
うな周知の方法により行なわれる。
ステップ269では、プロットが終了した用紙33を受
けトレイ7に排出する。第17図にステップ269の詳
細を示す。ステップ521では、ペン・キャリッジ27
を持上げて、探針141およびペン25が用紙33に接
触しないようにする。ステップ523〜527では、微
粒面輪81、83を充分な回数だけ回転して、用紙33
が微粒面輪81、83から完全に排出され、更に充分な
加速度を与えて用紙33が受けトレイ7に入るようにす
る。
最後に、別の事前送りステップ255を行なうことによ
り、必要に応じて次のプロットの準備をしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、供給された単票
状の用紙を高精度で位置決めすることができるプロッタ
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の主要部を示す断面図、第2図
は本発明の実施例の外観図、第3図はアイドラおよび駆
動輪の詳細を示す図、第4図はペン・キャリッジ及びそ
の周辺の主要構造を示す図、第5図はピンチ・ローラ及
びカムの詳細を示す図、第6図はペン・キャリッジの詳
細を示す図、第7図はペン・キャリッジを左端に寄せた
状態を示す図、第8図は本実施例の動作を制御するため
の諸要素の接続関係を示す図、第9図はY軸上のペン・
キャリッジの位置を説明するための図、第10図は本実
施例の全体的動作を示すフローチャート、第11図ない
し第17図は第10図のフローチャート中の各ステップ
をより詳細に示すフローチャートである。 3:給紙トレイ、5:キーボード、 7:受けトレイ、9:ハウジング、 11:カバー、13:円形ペン受け、 15,17:ベッド、19:偏向ドア、 21:プラテン、23:押えつけ部材、 25:ペン、27:ペン・キャリッジ、 29:キャリッジ軸、31:プロット面、 33:用紙、35:表示器、 37:縁、61:ベース、 63:バネ、65,67:アイドラ、 69:共通駆動軸、71:壁、 73,75:ピンチ・ローラ、77:カム、 81,83:微粒面輪、85,87:駆動輪、 91,93:ローラ、95:ピンチ・ローラ軸、 127:左穴、129:右穴、 141:探針、155:ボイス・コイル、 161:レバー、163:ポスト、 165:スタッド。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記の(a)ないし(f)を設けてなる、
    単票状の媒体への記録を行なうプロッタ: (a)前記媒体を支持する表面; (b)前記表面上に設けられ、前記記録を行なう記録手
    段をY軸方向に移動可能に支持するキャリッジ手段; (c)X軸に平行であるとともに前記表面の縁に位置
    し、前記媒体の縁と接触する整列縁; (d)前記表面内であって前記整列縁に近接して設けら
    れ、前記媒体を選択的に把持して前記X軸に実質的に平
    行な方向の力を前記第1駆動手段とともに与えることに
    より、前記媒体を前記X軸に平行に前後に付勢する第1
    駆動手段; (e)前記表面内であって前記整列縁から離れて設けら
    れ、前記記録媒体を選択的に把持して前記X軸に実質的
    に平行な方向の力を与えることにより、前記媒体を前記
    X軸に平行に前後に付勢する第2駆動手段; (f)前記第1駆動手段と前記第2駆動手段を制御し
    て、前記第1駆動手段単独での前記媒体の把持および付
    勢と前記第1駆動手段と前記第2駆動手段の両者による
    前記媒体の把持および付勢を選択的に行なうことによ
    り、前記媒体を前記整列縁に整列させる制御手段。
  2. 【請求項2】前記第1駆動手段および前記第2駆動手段
    はそれぞれ微粒面輪とピンチ・ローラの対であることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のプロッタ。
  3. 【請求項3】前記表面上での前記媒体の前縁あるいは後
    縁を検出するとともに前記制御手段に結合された検出手
    段を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1項また
    は第2項記載のプロッタ。
JP60098849A 1984-05-09 1985-05-09 プロツタ Expired - Lifetime JPH0647320B2 (ja)

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US06/609,065 US4598298A (en) 1984-05-09 1984-05-09 Plotter having automatic sheet feeder
US609065 1984-05-09

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Publication Number Publication Date
JPS60242097A JPS60242097A (ja) 1985-12-02
JPH0647320B2 true JPH0647320B2 (ja) 1994-06-22

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ID=24439218

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JP60098849A Expired - Lifetime JPH0647320B2 (ja) 1984-05-09 1985-05-09 プロツタ

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EP (1) EP0163959B1 (ja)
JP (1) JPH0647320B2 (ja)
AT (1) ATE33374T1 (ja)
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