JP2001335211A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2001335211A
JP2001335211A JP2000151659A JP2000151659A JP2001335211A JP 2001335211 A JP2001335211 A JP 2001335211A JP 2000151659 A JP2000151659 A JP 2000151659A JP 2000151659 A JP2000151659 A JP 2000151659A JP 2001335211 A JP2001335211 A JP 2001335211A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スキュー取り時に、カットシートの先端が押
し戻されて、ジャムることのない記録装置を提供する。 【解決手段】 連続シート搬送時には紙送りローラと当
接して連続シートのジャムリを検出する紙ジャム検出ロ
ーラ61を、カットシート搬送時に上記紙送りローラか
ら離間させる構造を備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばドットイン
パクトプリンタ等の記録装置に係り、特に紙ジャム検出
ローラを備えた記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、連続シート搬送時に紙送りロー
ラと当接して連続シートのジャムリを検出する紙ジャム
検出ローラを有した記録装置が知られている。
【0003】この種のものでは、シート搬送時に、紙送
りローラと紙ジャム検出ローラとの間にシートが挟まれ
て、この紙ジャム検出ローラが回転し、この回転が、ホ
ール素子からなる紙ジャム検出センサによって検出され
て、シート送り要求が出力されているにもかかわらず、
紙ジャム検出ローラの回転が検出されない場合、シート
送り経路の紙ジャムが検出される。
【0004】上記記録装置では、従来、紙送りローラ
が、一対の駆動ローラ及び従動ローラからなり、上記紙
ジャム検出ローラが、例えば従動ローラと並列に従動ロ
ーラ軸にフリー状態で連れ回り自在に取り付けられ、こ
の紙ジャム検出ローラが連続シート搬送時よりもカット
シート搬送時により強く駆動ローラに当接する構造を有
したものが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したカットシート
を給紙装置から給紙する場合、スキュー取りのため、一
時的に駆動ローラを逆回転させる場合がある。この場
合、上述したように、対向駆動ローラと紙ジャム検出ロ
ーラとの圧接力が強くなっていると、連れ回りにより逆
回転する紙ジャム検出ローラで押し戻されたカットシー
トの先端が折れて、紙ジャムが発生するという問題があ
る。
【0006】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する課題を解消し、スキュー取り時に、カット
シートの先端が押し戻されて、ジャムることのない記録
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
連続シート搬送時には紙送りローラと当接して連続シー
トのジャムリを検出する紙ジャム検出ローラを、カット
シート搬送時に上記紙送りローラから離間させる構造を
備えたことを特徴とするものである。
【0008】請求項2記載の発明は、連続シート搬送時
にはレリースレバーを連続シート位置に移動させること
によって紙ジャム検出ローラを紙送りローラと当接さ
せ、カットシート搬送時に上記レリースレバーをカット
シート位置に移動させることによって上記紙ジャム検出
ローラを上記紙送りローラから離間させる構造を備えた
ことを特徴とするものである。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項2記載のも
のにおいて、レリースレバーをカットシート位置に移動
させることにより、上記紙ジャム検出ローラを支持する
紙ジャム検出ローラホルダを下降させて、上記紙ジャム
検出ローラを紙送りローラから離間させることを特徴と
するものである。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項2又は3記
載のものにおいて、紙送りローラが一対の駆動ローラ及
び従動ローラからなり、上記紙ジャム検出ローラが内輪
とこの内輪の外周に回転自在に嵌合した外輪とを有し、
上記内輪が縦長の長孔を有し、この長孔内に上記従動ロ
ーラの従動ローラ軸を嵌合したものである。
【0011】本発明では、連続シート搬送時には、紙ジ
ャム検出ローラが、紙送りローラと当接して連続シート
のジャムリを検出する。これに対し、カットシート搬送
時には、紙ジャム検出ローラが、上記紙送りローラから
離間する。そのため、カットシートの搬送時に、スキュ
ー取りをおこなう際、カットシートの先端が紙ジャム検
出ローラによって押し戻されることがなく、カットシー
トにジャムリが発生することがない。尚、このカットシ
ート搬送時には、紙ジャム検出ローラによるジャムリ検
出はおこなわれない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づき説明する。
【0013】図1は、本発明に係る記録装置の一実施形
態が適用されたドットインパクトプリンタを示す斜視図
である。このプリンタ10は、多数の記録ワイヤをイン
クリボン(共に図示せず)を介してシートに打ち付けて
ドットを記録することにより、文字を含む画像を印刷す
る形式のプリンタである。
【0014】このプリンタ10は、記録装置本体として
のプリンタ本体11と、このプリンタ本体11の前方側
に設置されてカットシートKを手差し可能に構成された
シート供給ガイド43と、プリンタ本体11の後方側に
設置されてカットシートKを自動供給する給紙装置CS
F(カットシートフィーダー)とを有する。
【0015】図2は、この給紙装置CSFを取り外した
プリンタ本体11を示す。給紙装置CSFの略真下には
連続シートを記録部に供給するプッシュトラクタユニッ
ト(連続シート搬送装置)12が配置されている。
【0016】上記シートには、所定長さに切断された上
記カットシートKと、複数枚が連接された連続シートと
がある。カットシートKとしては、例えば単票紙、複写
紙又はOHP(オーバヘッドプロジェクタ)シート等の
カットフィルムがあり、連続シートとしては連続紙があ
る。
【0017】上記プリンタ本体11は、記録機構部とし
ての記録ヘッド及びキャリッジを備えるが、ここでは図
示を省略する。
【0018】図3は、プリンタ本体11のシート搬送機
構部を示す。このシート搬送機構部30は、上記したプ
ッシュトラクタユニット12に連なる紙送りローラ13
と、プラテン20と、搬送ローラユニット21とを有し
て構成される。なお、記録機構部としての記録ヘッド及
びキャリッジは、プラテン20の上方を当該プラテン2
0の軸方向に走査して移動される。
【0019】図4は、プッシュトラクタユニット12を
含むシート搬送機構部30の断面図である。上記したプ
ッシュトラクタユニット12は、連続シート(例えば連
続紙)を、プラテン20を備えた上記シート搬送機構部
へ供給するものであり、左右一対のトラクタ28(図
3)を有する。
【0020】これらのトラクタ28は、トラクタ駆動軸
29に回転一体且つ軸方向摺動自在に軸支されたトラク
タ駆動プーリ(不図示)と、トラクタガイド軸30に回
転自在且つ軸方向に摺動自在に軸支されたトラクタ従動
プーリ(不図示)とにトラクタベルト31が巻き掛けら
れ、シート押え蓋32を備えて構成される。
【0021】一対のトラクタ28間の距離は、搬送すべ
き連続シート(連続紙)の幅寸法に応じて調整可能とさ
れる。また、トラクタベルト31の全外周に突設された
複数本のピン(不図示)が、連続シートの幅方向両側に
穿設されたピン孔(不図示)に係合可能とされる。
【0022】上記シート搬送機構部30は、上述したよ
うに、搬送ローラユニット21と、プラテン20と、紙
送りローラ13とで構成される。この紙送りローラ13
は、図5に示すように、駆動ローラ軸40に固定された
駆動ローラ41と、従動ローラ軸42にフリー回転自在
に取り付けられた従動ローラ43とからなり、各ローラ
41,43が対をなしてシートを搬送するよう構成され
る。
【0023】搬送ローラユニット21とプラテン20と
紙送りローラ13とは、図4に示すように、駆動輪列部
34により時計方向または反時計方向に回転駆動され
る。また、プッシュトラクタユニット12のトラクタベ
ルト31は、同様に駆動輪列部34により反時計方向に
駆動される。
【0024】上記従動ローラ軸42は、図6に示すよう
に、従動ローラホルダ44の上部溝44Aに嵌合し、こ
の従動ローラホルダ44によって支持されている。この
従動ローラホルダ44は、圧縮ばね45のばね力によっ
て、常に上方へ付勢されている。この状態では、圧縮ば
ね45のばね力によって上記従動ローラ43が上記駆動
ローラ41に強い力で圧接している。
【0025】この従動ローラホルダ44の上部溝44A
の近傍にはピン50が固定され、このピン50にはフラ
ップ51の長孔51Aが係合している。このフラップ5
1の一端には、上記従動ローラ軸42が嵌合する上方を
開口したU字状溝51Bが形成され、このフラップ51
の他端は、図6に示す状態において、シート案内53よ
りも上方に突出している。
【0026】このフラップ51の下面51Cと従動ロー
ラホルダ44の下部片44B間には引っ張りばね52が
張設され、この引っ張りばね52のばね力によって、フ
ラップ51はピン50を支点に時計方向へ付勢されてい
る。
【0027】上記従動ローラホルダ44には下方を開口
したU字状溝44Cが形成され、この溝44Cにはレリ
ース軸46が嵌合している。
【0028】このレリース軸46は、図5に示すよう
に、その軸端46Aが図中右方へ延出し、この図中右方
へ延出した軸端46Aには、図4に示すように、ピニオ
ン47が連結されている。このピニオン47はラック4
8に噛み合い、このラック48の基体48Aは図中左方
へ延出して、レリースレバー49に連結されている。こ
のレリースレバー49が、矢印A,Bの方向へ移動した
場合、ラック48が同一方向へ移動し、ピニオン47を
介してレリース軸46が回動する。
【0029】このレリース軸46の軸部にはカム(不図
示)が形成され、このレリース軸46が連続シート位置
に回動した場合、図7に示すように、上記カムの作用に
よって、従動ローラホルダ44が、ばね45のばね力に
抗して下方へ押し下げられる。これが押し下げられた場
合、従動ローラホルダ44の下部片44Bの位置が下が
るため、引っ張りばね52に引っ張られて、フラップ5
1が時計方向へ回動し、このフラップ51はシート案内
53よりも下方に後退する。
【0030】この状態では、引っ張りばね52のばね力
によって、上記従動ローラ43が上記駆動ローラ41に
圧接するものの、引っ張りばね52のばね力は弱く設定
されるため、上記従動ローラ43による圧接力は弱い。
【0031】上記レリース軸46の軸部には、図6また
は図7に示すように、断面形状が略Y字状となる部分4
6Bが設けられる。この部分46Bには窪み部46Cが
形成され、上記したようにレリース軸46が回動する
と、窪み部46Cの位置が、図6または図7に示すよう
に変位する。
【0032】他方、上記フラップ51の下面51Cに
は、下方に一体的に延びる垂下部51Dが形成され、こ
のフラップ51の垂下部51Dの下端には、図6に示す
状態において、レリース軸46の部分46Bの規制部4
6Dに当接可能なストッパ51Eが一体形成されてい
る。
【0033】これによれば、図6に示す状態において、
フラップ51を時計方向へ回動させる力が作用した場
合、ストッパ51Eが規制部46Dに当接し、それ以上
のフラップ51の回動が阻止される。
【0034】単票紙又は複写紙等のカットシートKが供
給される場合、レリースレバー49がカットシート位置
に移動され、上記のように、従動ローラホルダ44が、
圧縮ばね45のばね力によって付勢され、従動ローラ4
3が駆動ローラ41に圧接し、フラップ51がシート案
内53より上方へ突出する。
【0035】この状態で、いわゆる手差し供給の場合、
カットシートKは、プリンタ本体11の前方側から手動
供給された後、搬送ローラユニット21とプラテン20
と紙送りローラ13の時計方向の回転(シート供給モー
タは逆転)により、プリンタ本体11の前方から後方へ
向かって、図4の矢印Bで示す方向に搬送され、また、
搬送ローラユニット21とプラテン20と紙送りローラ
13の反時計方向の回転(シート供給モータは正転)に
より、プリンタ本体11の後方から前方へ向かって矢印
A方向に搬送されて、プラテン20に対向した印字ヘッ
ド69を含む記録部に供給される。
【0036】カットシートKが、図4の矢印Bで示す方
向に搬送される場合、搬送方向前方に、プッシュトラク
タユニット12が位置する。しかし、この場合、図6に
示すように、フラップ51がシート案内53よりも上方
へ突出しているため、このフラップ51に案内されて、
カットシートKが、プッシュトラクタユニット12に衝
突せず、その上に乗り上げるように搬送される。
【0037】給紙装置CSFを用いた自動供給の場合、
図8に示すように、給紙装置CSFの補助ローラ65を
経て矢印C方向へカットシートKが供給され、このカッ
トシートKが、搬送ローラユニット21とプラテン20
と紙送りローラ13の反時計方向の回転(シート供給モ
ータは正転)により、プリンタ本体11の後方から前方
へ向かって図4の矢印A方向に搬送されて、プラテン2
0に対向した印字ヘッド69を含む記録部に供給され
る。
【0038】他方、連続紙等の連続シートが供給される
場合、レリースレバー49が連続シート位置に移動さ
れ、図7に示すように、従動ローラホルダ44が下方へ
押し下げられ、フラップ51がシート案内53よりも下
方へ後退する。
【0039】連続紙等の連続シートRは、プッシュトラ
クタ12によってプリンタ本体11の後方側から矢印D
方向(図4の矢印A方向)に供給された後、紙送りロー
ラ13と搬送ローラユニット21とにより同方向(図4
の矢印A方向)に搬送されて、プラテン20に対向した
印字ヘッド69を含む記録部に供給される。
【0040】図9は、シート搬送機構部における紙ジャ
ム検出ローラ61を含む断面図である。この紙ジャム検
出ローラ61は、後述するように、上記従動ローラ軸4
2に従動ローラ43と並列にフリー回転自在に取り付け
られている。
【0041】この紙ジャム検出ローラ61の側面には、
N極S極が交互に配置された磁石ローラ63が固定配置
され、この磁石ローラ63におけるN極S極を検出する
ホール素子からなる紙ジャム検出センサ64が、紙ジャ
ム検出センサホルダ65に取り付けられている。そし
て、プリンタ制御部からシート送り要求が出力されてい
るにもかかわらず、紙ジャム検出センサホルダ65に固
定された紙ジャム検出センサ64によって紙ジャム検出
ローラ61の回転が検出されない場合、シート送り経路
の紙ジャムが検出される。
【0042】本実施形態では、図10に示すように、紙
ジャム検出ローラ61が、紙ジャム検出ローラホルダ1
00によって支持されている。
【0043】上記紙ジャム検出ローラ61は、図11に
示すように、内輪61Aと、この内輪61Aの外周に回
転自在に嵌合した外輪61Bとを有し、この外輪61B
の側面には、上述したN極S極が交互に配置された磁石
ローラ63が固定配置されている。上記内輪61Aには
縦長の長孔61Cが形成され、この長孔61Cに上記従
動ローラ43の従動ローラ軸42が遊嵌されている。
【0044】上記内輪61Aの側面には、図10に示す
ように、長孔61Cを囲うように楕円状の突起61Dが
形成されている。
【0045】そして、上記紙ジャム検出ローラホルダ1
00の上部には、略U字状の溝部101が形成され、こ
の溝部101には、楕円状の突起61Dが嵌合し、これ
によって紙ジャム検出ローラ61が保持されている。こ
の紙ジャム検出ローラホルダ100の下部には開口10
2が形成され、この開口102には、上述したレリース
軸46が貫通している。この紙ジャム検出ローラホルダ
100は、ばね103のばね力によって上方へ付勢され
ている。
【0046】図10及び図11は、トラクタモードを示
している。トラクタモード時には、図示のように、紙ジ
ャム検出ローラホルダ100が、ばね103のばね力で
付勢され、紙ジャム検出ローラ61が駆動ローラ62に
当接している。
【0047】レリースレバー49の操作によって、レリ
ース軸46がカットシートモード時に回動すると、この
レリース軸46のカム動作によって、図12及び図13
に示すように、紙ジャム検出ローラホルダ100が、ば
ね103のばね力に抗して押し下げられる。この紙ジャ
ム検出ローラホルダ100が押し下げられると、その上
部の溝部101に嵌合した紙ジャム検出ローラ61が自
重によって降下し、紙ジャム検出ローラ61が駆動ロー
ラ62から離間する。この場合、上述したように、従動
ローラ軸42は上位に位置するため、この従動ローラ軸
42が縦長の長孔61Cの上壁近くに移動する。
【0048】つぎに、動作を説明する。
【0049】給紙装置CSFを用いたカットシートモー
ドについて、図14ないし図16を参照して概略説明す
る。この給紙装置CSFは、複数枚のカットシートKを
保持するホッパ91と、このホッパ91の最上位のカッ
トシートKを一枚ずつピックアップして給送する給紙ロ
ーラ92と、最上位のカットシートKと共に重送される
カットシートKを分離する分離パッド93とを備えてい
る。上記給紙ローラ92は、カットシートKと接触する
円弧部92aとカットシートKから離間する直線部92
bとを有する断面D型の形状を呈し、少なくとも表面は
例えばゴム等の高摩耗材で構成されている。
【0050】給紙ローラ92の円弧部92a分離パッド
93との当接状態で1回転する間に1枚のカットシート
Kが用紙ガイド98を介して上記紙送りローラ13へ給
送される。用紙ガイド98には給送されるカットシート
Kの先端を検知する紙検知器PEが設置されている。
【0051】このカットシートモード時には、駆動ロー
ラ41と従動ローラ43との協動作用により、カットシ
ートKのスキュー取りがおこなわれる。
【0052】このスキュー取りは、図15に示すよう
に、駆動ローラ41と従動ローラ43間にカットシート
Kの先端を一定長L1食い付かせ、その後給紙ローラ9
2を停止させた状態で駆動ローラ41を図示の方向、す
なわち給紙方向とは逆の方向へ回転(逆回転)させてお
こなう。このスキュー取りを終了した後、図16に示す
ように、駆動ローラ41と従動ローラ43とを正転さ
せ、一定長Lの頭出し動作をおこなってから、記録タイ
ミングに合わせてカットシートKを記録ヘッド69の領
域に送り、記録をおこなう。ここで記録されたカットシ
ートKは、搬送ローラユニット21(図3)を介して排
出される。
【0053】本実施形態では、給紙装置CSFを用いた
カットシートモード時に、図12及び図13に示すよう
に、紙ジャム検出ローラホルダ100が、ばね103の
ばね力に抗して押し下げられるため、その上部の溝部1
01に嵌合した紙ジャム検出ローラ61が自重によって
降下する。そのため、紙ジャム検出ローラ61が駆動ロ
ーラ62から離間する。
【0054】これによれば、上記スキュー取りをおこな
う場合、従来のように、紙ジャム検出ローラ61の逆回
転によって、カットシートKの先端が押し戻されること
がなく、ジャムリの発生が抑制される。
【0055】以上、本発明を上記実施の形態に基づいて
説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0056】上記紙ジャム検出ローラ61を駆動ローラ
62から離間させる手段は、上記実施の形態に限定され
るものではなく、例えば、別途アクチュエータを用いた
手段であってもよい。
【0057】
【発明の効果】本発明では、紙ジャム検出ローラをカッ
トシート搬送時に上記紙送りローラから離間させる構造
を備えたため、スキュー取り時に、カットシートの先端
が紙ジャム検出ローラによって押し戻されることがな
く、カットシートのジャムリの発生が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録装置の一実施の形態が適用さ
れたドットインパクトプリンタのプリンタ本体を示す斜
視図である。
【図2】給紙装置CSFを取り外したプリンタ本体を示
す斜視図である。
【図3】プリンタ本体のシート搬送機構部を示す斜視図
である。
【図4】図3の断面図である。
【図5】紙送りローラを示す斜視図である。
【図6】シート搬送機構部を示す拡大断面図である。
【図7】シート搬送機構部を示す拡大断面図である。
【図8】シート搬送機構部を示す拡大断面図である。
【図9】紙ジャム検出センサを含むシート搬送機構部を
示す拡大断面図である。
【図10】トラクタモード時の紙ジャム検出センサを示
す図である。
【図11】トラクタモード時の紙ジャム検出センサを示
す図である。
【図12】カットシートモード時の紙ジャム検出センサ
を示す図である。
【図13】カットシートモード時の紙ジャム検出センサ
を示す図である。
【図14】カットシートの搬送手順を説明する図であ
る。
【図15】カットシートの搬送手順を説明する図であ
る。
【図16】カットシートの搬送手順を説明する図であ
る。
【符号の説明】
10 プリンタ(記録装置) 11 プリンタ本体 12 プッシュトラクタユニット(連続シート搬送装
置) 13 紙送りローラ 20 プラテン 21 搬送ローラユニット 42 従動ローラ軸 43 従動ローラ 61 紙ジャム検出ローラ 61A 内輪 61B 外輪 61C 長孔 100 紙ジャム検出ローラホルダ 101 溝部 103 ばね CSF 給紙装置 K カットシート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続シート搬送時には紙送りローラと当
    接して連続シートのジャムリを検出する紙ジャム検出ロ
    ーラを有し、 この紙ジャム検出ローラをカットシート搬送時に上記紙
    送りローラから離間させる構造を備えたことを特徴とす
    る記録装置。
  2. 【請求項2】 連続シート搬送時にはレリースレバーを
    連続シート位置に移動させることによって紙ジャム検出
    ローラを紙送りローラと当接させ、カットシート搬送時
    に上記レリースレバーをカットシート位置に移動させる
    ことによって上記紙ジャム検出ローラを上記紙送りロー
    ラから離間させる構造を備えたことを特徴とする記録装
    置。
  3. 【請求項3】 上記紙ジャム検出ローラを支持する紙ジ
    ャム検出ローラホルダを有し、上記レリースレバーをカ
    ットシート位置に移動させることにより、上記紙ジャム
    検出ローラホルダを下降させて、上記紙ジャム検出ロー
    ラを紙送りローラから離間させることを特徴とする請求
    項2記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 上記紙送りローラが一対の駆動ローラ及
    び従動ローラからなり、上記紙ジャム検出ローラが内輪
    とこの内輪の外周に回転自在に嵌合した外輪とを有し、
    上記内輪が縦長の長孔を有し、この長孔内に上記従動ロ
    ーラの従動ローラ軸を嵌合したことを特徴とする請求項
    2または3記載の記録装置。
JP2000151659A 2000-05-23 2000-05-23 記録装置 Expired - Fee Related JP3770052B2 (ja)

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