JP2002178575A - 記録装置及び記録方法 - Google Patents

記録装置及び記録方法

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JP2002178575A
JP2002178575A JP2000376298A JP2000376298A JP2002178575A JP 2002178575 A JP2002178575 A JP 2002178575A JP 2000376298 A JP2000376298 A JP 2000376298A JP 2000376298 A JP2000376298 A JP 2000376298A JP 2002178575 A JP2002178575 A JP 2002178575A
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conveyed
sheet
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JP2000376298A
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Katsuyuki Kondo
勝行 近藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成により、精度よく用紙の搬送路内
の検出を行うことができる記録装置及び記録方法を提供
する。 【解決手段】 リア搬送路28に突出する第一紙検出レ
バー51と、ボトム搬送路33に突出する第二紙検出レ
バー53とを有し、リア搬送路28を通じてリアから搬
送される用紙を検出する紙検機能と、ボトム搬送路33
を通じてボトム又はフロントから搬送される用紙を検出
する紙検機能とを有した単一構造の紙検出器50を備
え、印字部と第一紙検出レバー51との距離、及び印字
部と第二紙検出レバー53との距離を等しく設定したも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送路を搬送され
る用紙を紙検出レバーの動作で検出する紙検出器を備え
た記録装置及び記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、用紙の搬送路内に紙検出レバー
を突出させておき、上記搬送路を搬送される用紙を、紙
検出レバーの動作で検出する紙検出器を備えた記録装置
が知られている。この種のものでは、紙検出器が紙有り
を検出した場合、用紙のトップマージン(余白)を決め
るため、その時点から紙送りローラを所定パルス駆動し
て、記録装置の印字部に用紙の印字開始位置が到達する
まで用紙を搬送(頭出し)する制御がおこなわれる。ま
た、印字中に紙検出器が紙無しを検出した場合、用紙の
ボトムマージンを決めるため、その時点から所定パルス
だけ紙送りローラを駆動して、用紙への印字を継続し、
この印字を終了した後、紙送りローラを駆動して、排紙
する制御がおこなわれる。
【0003】この記録装置においては、リア搬送路とボ
トム搬送路とを備えたものがあり、リアから搬送される
用紙がリア搬送路を通じて搬送され、ボトム又はフロン
トから搬送される用紙がボトム搬送路を通じて搬送され
る。いずれの搬送路にも、従来、当該搬送路を搬送され
る用紙を検出するための紙検出器が個別に設けられてお
り、この個別に設けられた紙検出器の検出結果に応じ
て、上記頭出し、排紙等の制御が個別におこなわれてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の構成で
は、各搬送路に対応して紙検出器が設けられているた
め、部品点数が増大し、コスト高になるという問題があ
る。また、用紙のトップマージン又はボトムマージンを
決めるため、個別に定数を持って制御がおこなわれるた
め、その制御が複雑化するという問題がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する課題を解消し、従来のものに比べて、簡単
な構成により、精度よく用紙の搬送路内の検出を行うこ
とができる記録装置及び記録方法を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数の用紙搬送路にそれぞれ突出する複数の紙検出レバ
ーを有し、各用紙搬送路を通じて搬送される用紙を検出
する紙検機能を有した単一構造の紙検出器を備え、印字
部と複数の紙検出レバーのそれぞれとの距離を等しく設
定したことを特徴とするものである。
【0007】請求項2記載の発明は、リアからの用紙が
搬送される第一搬送路に突出する第一紙検出レバーと、
ボトム又はフロントからの用紙が搬送される第二搬送路
に突出する第二紙検出レバーとを有し、第一搬送路を通
じてリアから搬送される用紙を検出する紙検機能と、第
二搬送路を通じてボトム又はフロントから搬送される用
紙を検出する紙検機能とを有した単一構造の紙検出器を
備え、印字部と第一紙検出レバーとの距離、及び印字部
と第二紙検出レバーとの距離を等しく設定したことを特
徴とするものである。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項2記載のも
のにおいて、上記紙検出器が2接点構造を有し、第一紙
検出レバー及び第二紙検出レバーが連動し、いずれの検
出レバーが動作しても、上記2接点が機能する構造を有
した。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項2又は3記
載のものにおいて、第一紙検出レバー及び第二紙検出レ
バーが一体構造を有したことを特徴とする。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項2乃至4の
いずれか1項記載のものにおいて、上記紙検出器が上記
第一搬送路及び上記第二搬送路の交差点の近傍に位置す
る紙案内の内側に配置されていることを特徴とする。
【0011】請求項6記載の発明は、第一搬送路に突出
する第一紙検出レバーと、第二搬送路に突出する第二紙
検出レバーとを有し、印字部と第一紙検出レバーとの距
離、及び印字部と第二紙検出レバーとの距離を等しく設
定した単一構造の紙検出器を用いて印字開始位置を判断
する記録装置の記録方法において、第一搬送路を通じて
搬送される用紙を検出するステップと、第二搬送路を通
じて搬送される用紙を検出するステップとを有し、第一
搬送路を通じて用紙が搬送される場合、第一紙検出レバ
ーが動作した後、所定パルス分だけ用紙を搬送し、また
は第二搬送路を通じて用紙が搬送される場合、第二紙検
出レバーが動作した後、所定パルス分だけ用紙を搬送し
て印字開始位置を判断するものである。
【0012】請求項7記載の発明は、第一搬送路に突出
する第一紙検出レバーと、第二搬送路に突出する第二紙
検出レバーとを有し、印字部と第一紙検出レバーとの距
離、及び印字部と第二紙検出レバーとの距離を等しく設
定した単一構造の紙検出器を用いて印字終了位置を判断
する記録装置の記録方法において、第一搬送路を通じて
搬送される用紙を検出するステップと、第二搬送路を通
じて搬送される用紙を検出するステップとを有し、第一
搬送路を通じて用紙が搬送される場合、第一紙検出レバ
ーが動作した後、印字部での印字動作を継続しつつ印字
終了位置に相当する所定パルス分だけ用紙を搬送した後
に、または第二搬送路を通じて用紙が搬送される場合、
第二紙検出レバーが動作した後、印字部での印字動作を
継続しつつ印字終了位置に相当する所定パルス分だけ用
紙を搬送した後に用紙の排紙動作を実行することを特徴
とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づき説明する。
【0014】図1は、本発明に係る記録装置の一実施の
形態が適用されたドットインパクトプリンタのプリンタ
本体を示す斜視図である。図2は、図1のプリンタ本体
を示す側断面図である。このプリンタ10は、記録ヘッ
ドの図示しない多数の記録ワイヤを、インクリボンを介
してシートに打ち付けてドットを記録することにより、
文字を含む画像を印刷するドットインパクトプリンタで
ある。ここで、シートは、単票紙や連続紙などの普通紙
の他に、OHP(オーバーヘッドプロジェクト)シート
やコート紙、フィルムなどである。
【0015】上記プリンタ10は、図1に示すように、
記録装置本体としてのプリンタ本体11と、このプリン
タ本体11に着脱自在に装着されたプッシュトラクタユ
ニット12及び排出ユニット13と、プリンタ本体11
の上方、下方をそれぞれ覆う図示しないアッパケース及
びロアケースと、を有して構成される。
【0016】上記プリンタ本体11は、本体フレームと
してのベースフレーム14、紙案内フレーム15(図
2)、左サイドフレーム16及び右サイドフレーム17
と、記録ヘッド18及びキャリッジ19を備えた印刷機
構部20と、プラテン21、紙案内22及び押さえばね
25(図2)を備えたシート搬送機構部23と、を有し
て構成される。ベースフレーム14及び紙案内フレーム
15は、図2に示すようにほぼ平行配置され、これらの
ベースフレーム14及び紙案内フレーム15の両端に上
記左サイドフレーム16、右サイドフレーム17がそれ
ぞれ立設して固定される。これらの左サイドフレーム1
6と右サイドフレーム17間に、図1に示すように、キ
ャリッジガイド軸24が架け渡されて回動可能に枢支さ
れ、プラテン21が架け渡されて回転自在に配設されて
いる。
【0017】紙案内22は、左サイドフレーム16と右
サイドフレーム17との間に配設されて、紙案内フレー
ム15に嵌合して固定されている。左サイドフレーム1
6及び右サイドフレーム17の後方部、上方部それぞれ
には、前記プッシュトラクタユニット12、排出ユニッ
ト13をそれぞれ装着可能な図示しないトラクタユニッ
ト装着部、排出ユニット装着部が設けられている。
【0018】図1に示すプッシュトラクタユニット12
は、シートSとしての連続紙をシート搬送機構部23へ
送り出す。また、排出ユニット13は、この連続紙をシ
ート搬送機構部23からプリンタ10外へ引き出すもの
である。
【0019】つまり、図2に示すように、プッシュトラ
クタユニット12のトラクタベルト26の回転により、
このトラクタベルト26のピン27の作用で、連続紙
は、シート搬送機構部23の紙案内22に案内され、こ
の紙案内22とプラテン21との間に形成されるリア搬
送路28を経てプラテン21へ向い、押さえばね25に
押さえられながら矢印α方向に送給される。
【0020】また、排出ユニット13の排出ローラ29
の回転により、記録ヘッド18により文字等が記録され
た連続紙Sが、シート搬送機構部23のプラテン21か
ら矢印β方向に引き出される。これにより、連続紙は、
キャリッジ19の後述の主走査方向に直交する副走査方
向に搬送される。
【0021】図1に示す前記キャリッジ19は、キャリ
ッジガイド軸24に摺動自在に挿通されると共に、記録
ヘッド18を搭載する。
【0022】キャリッジガイド軸24がプラテン21と
平行に配置されることから、キャリッジ19は、これら
のプラテン21及びキャリッジガイド軸24の軸方向と
一致する主走査方向に移動(走行)可能に設けられる。
図示しないキャリッジ駆動モータの正転または逆転によ
り、キャリッジ19は、タイミングベルト(図示せず)
を介しキャリッジガイド軸24に案内されて、主走査方
向における図1の左向きまたは右向きに走行される。
【0023】前記記録ヘッド18は多数の記録ワイヤ
(図示せず)を備え、これらの記録ワイヤの突出方向前
方にインクリボンが位置する。
【0024】記録ヘッド18は、キャリッジ19と共に
主走査方向に走行する間に、記録ワイヤを突出動作させ
てインクリボンに打ち当て、インクリボンのインクを、
プラテン21と記録ヘッド18との間に搬送されるシー
トS(連続紙)に付着させて、このシートSに文字を含
む画像を記録する。記録ヘッド18による記録動作は、
キャリッジ19が主走査方向左向きまたは右向きに走行
する間に、記録ヘッド18の記録ワイヤにより一行分の
記録がなされ、この一行分の記録がなされる度に、シー
ト搬送機構部23のプラテン21、プッシュトラクタユ
ニット12及び排出ユニット13が、それぞれシートS
を所定量(通常行間分)搬送させ、これらの動作が繰り
返されることにより実施される。
【0025】図2に示す符号32は、ベースフレーム1
4と紙案内フレーム15との間に開口して形成されて、
プリンタ10の下方からシート搬送機構部23内へシー
トSを供給するためのボトムシート供給口である。
【0026】このボトムシート供給口32から供給され
た連続紙は、ボトム搬送路33を経て、シート搬送機構
部23のプラテン21に送られる。
【0027】ここから連続紙を供給する場合、図3に示
すように、上述した排出ユニット13が排出ユニット装
着部49から取り外されて、この排出ユニット装着部4
9に、図4に示すように、プルトラクタユニット35が
装着される。
【0028】本実施形態では、図5に示すように、リア
搬送路(第一搬送路)28を通じてリアから搬送される
連続紙を検出する紙検機能と、ボトム搬送路(第二搬送
路)33を通じてボトム(又はフロント)から搬送され
る連続紙を検出する紙検機能とを有した、単一構造の紙
検出器50が、リア搬送路28及びボトム搬送路33の
交差点の近傍に位置する紙案内22の内側に設置されて
いる。
【0029】この紙検出器50は、リア搬送路28に突
出する第一紙検出レバー51と、ボトム搬送路33に突
出する第二紙検出レバー53とを有し、この紙検出レバ
ー51,53は一枚の板材を打ち抜いて一体的に形成さ
れている。
【0030】リア搬送路28を通じてリアから搬送され
る連続紙Sが、第一紙検出レバー51の検出部51Aに
到達すると、この第一紙検出レバー51が押動されて、
第一紙検出レバー51が、紙検出器50のレバー支点5
7を中心に時計方向へ回動し、紙有りが検出される。こ
の場合、第二紙検出レバー53も一体的に時計方向へ回
動することは云うまでもない。
【0031】一方、ボトム搬送路33を通じてボトムか
ら搬送される連続紙Sが、第二紙検出レバー53の検出
部53Aに到達すると、この第二紙検出レバー53が押
動されて、第二紙検出レバー53が、紙検出器50のレ
バー支点57を中心に時計方向へ回動し、紙有りが検出
される。この場合、第一紙検出レバー51も一体的に時
計方向へ回動することは云うまでもない。
【0032】尚、紙無しの場合、第一紙検出レバー51
及び第二紙検出レバー53が、図示を省略したばねの付
勢力により、紙検出器50のレバー支点57を中心に反
時計方向へ回動し、図示の位置に至る。
【0033】本実施形態では、記録ヘッド18の記録ワ
イヤの位置(印字部)と第一紙検出レバー51の検出部
51Aとの間のリア搬送路28に沿った距離、及び上記
印字部と第二紙検出レバー53の検出部53Aとの間の
ボトム搬送路33に沿った距離が等しく設定されてい
る。
【0034】上記紙検出器50は、2接点50A,50
Bの構造を有し、第一紙検出レバー51及び第二紙検出
レバー53は、上記のように一体構造であり、両者は連
動するため、いずれの検出レバー51,53が動作して
も、2接点50A,50Bが機能する。具体的には、い
ずれの搬送路28,33にも紙無しの場合、2接点50
A,50Bに接触している接触子52A,52Bが、検
出レバー51,53に一体的に設けられており、いずれ
かの検出レバー51,53が動作し、それが時計方向へ
回動した場合、一方の接触子52Aが同様に時計方向へ
回動し、接点50Aから離れる。これにより紙有りが検
出される。
【0035】図6は、プリンタ10に連続紙Sをセット
して、給紙ボタンを押した場合のフローチャートであ
る。
【0036】この給紙シーケンスは、紙検出器50がい
ずれかの搬送路28,33内で連続紙Sを検知した場
合、用紙のトップマージンを決めるため、この連続紙の
いわゆる頭出し動作をおこなう制御である。
【0037】この頭出しは、記録ヘッド18の記録ワイ
ヤの位置(印字部)に、連続紙Sの印字開始位置を到達
させるように、紙送りモータを用いて連続紙を搬送する
制御である。この給紙シーケンスは、図2に示すよう
に、プッシュトラクタユニット12を用いてリアからリ
ア搬送路28を通じて連続紙を供給する場合(第一形
態)、或いは図示は省略したが、記録装置のフロントに
プッシュトラクタユニットを設置して、このフロントか
らボトム搬送路33を通じて連続紙を供給する場合(第
二形態)、等に適用されるシーケンスである。それぞれ
の場合、トラクタユニットが紙送りモータを構成する。
【0038】まず、プッシュトラクタユニットを駆動す
るパルスモータを1パルス回転させた後(S1)、第一
紙検出レバー51により、リア搬送路28内の連続紙の
有無が検出される(S2)。紙無しの場合、第二紙検出
レバー53により、フロントからの連続紙の有無が検出
される(S3)。ここにも紙無しの場合、上記パルスモ
ータを1パルス回転し、上記ステップを繰り返す。
【0039】S2で、リア搬送路28に紙有りの場合
(第一形態)、プッシュトラクタユニット12のパルス
モータ(紙送りモータ)を予め設定したパルスだけ回転
させ、連続紙Sの頭出しをおこなう。すなわち、第一紙
検出レバー51により紙有りが検出された場合、その時
点からプッシュトラクタユニット12のパルスモータを
予め設定された○○パルスだけ駆動する(S4)。ま
た、S3で、ボトム搬送路33に紙有りの場合(第二形
態)、フロントに設置されたプッシュトラクタユニット
(図示せず)のパルスモータ(紙送りモータ)を予め設
定したパルスだけ回転させ、連続紙Sの頭出しをおこな
う。すなわち、第二紙検出レバー53により紙有りが検
出された場合、その時点からプッシュトラクタユニット
のパルスモータを予め設定された△△パルスだけ駆動す
る(S5)。
【0040】本実施形態では、上記したように、印字部
と第一紙検出レバー51の検出部51Aとの間のリア搬
送路28に沿った距離、及び上記印字部と第二紙検出レ
バー53の検出部53Aとの間のボトム搬送路33に沿
った距離が等しく設定されているため、プッシュトラク
タユニット12のパルスモータと、フロントに設置され
るプッシュトラクタユニットのパルスモータとを同じ型
式のモータとすれば、用紙のトップマージンを決定する
ための定数、すなわち○○パルスと△△パルスとを等し
く設定することができる。
【0041】従って、第一紙検出レバー51及び第二紙
検出レバー53のいずれが動作した場合であっても、紙
有り検知以降、同じパルスだけ紙送りモータを駆動すれ
ばよいわけで、制御用マイコンのメモリに記憶するデー
タの削減が図れ、メモリ容量の削減が図られる。
【0042】図7は、印字中に紙無しが検出された場
合、用紙のボトムマージンを決めるためのフローチャー
トである。
【0043】この排紙シーケンスは、上記第一形態、第
二形態のほかに、例えば図4に示すように、プルトラク
タユニット35が装着されて、ボトム搬送路33を通じ
て連続紙が搬送される場合(第三形態)、等にも適用さ
れる。
【0044】印字中に第一紙検出レバー51又は第二紙
検出レバー53により紙無しが検出されると、Nパルス
が設定される(S10)。このNパルスは、紙無しが検
出された以降の印字可能領域を示している。リア搬送路
28を通じて連続紙が搬送されている場合、第一紙検出
レバー51により紙無しが検出された以降、◎◎パルス
分だけ印字が可能であり、ボトム搬送路33を通じて連
続紙が搬送されている場合、第二紙検出レバー53によ
り紙無しが検出された以降、□□パルス分だけ印字が可
能である。このNパルスが設定された後、印字がおこな
われ(S11)、改行パルスMが設定され(S12)、
紙送りモータ(トラクタユニットのパルスモータ)が1
パルスだけ回転される(S13)。
【0045】つぎに、Nパルス、改行パルスMから共に
1が減算される(S14)。つぎに、N>0か否かを判
断し(S15)、N>0であれば、印字可能領域が残っ
ているため、M>0か否かを判断する(S16)。M>
0であれば、S13に戻り、以降を繰り返し、M>0で
なければ、S11に戻り、以降を繰り返す。
【0046】S15で、N>0でなければ、印字可能領
域が残っていないため、紙送りモータを××パルスだけ
回転し、排紙する(S17)。
【0047】本実施形態では、印字部と第一紙検出レバ
ー51の検出部51Aとの間のリア搬送路28に沿った
距離、及び印字部と第二紙検出レバー53の検出部53
Aとの間のボトム搬送路33に沿った距離が等しく設定
されているため、第一、第二紙検出レバー51,53の
いずれが動作した場合であっても、紙無しが検知された
以降は、用紙のボトムマージンを決めるため、S10〜
S16の処理を同様に実行すればよく、その後、排紙に
際しては、S17で、同じ××パルスで紙送りモータを
駆動すればよいわけで、制御用マイコンのメモリに記憶
するデータの削減が図れ、メモリ容量の削減が図られ
る。
【0048】上記実施形態によれば、次の効果を奏す
る。
【0049】単一構造の紙検出器50で、すべての搬送
路を搬送される用紙の紙検出を行うことができ、しかも
印字部と第一紙検出レバー51の検出部51Aとの距
離、及び印字部と第二紙検出レバー53の検出部53A
との距離が等しく設定されているため、用紙のトップマ
ージン及びボトムマージンを決定するための定数を個別
に持つ必要がなく、構造が簡素化され、従来のものに比
べて、精度よく用紙の搬送路内の検出を行うことができ
る。
【0050】以上、本発明を上記実施の形態に基づいて
説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0051】
【発明の効果】本発明では、単一構造の紙検出器で、リ
ア搬送路又はボトム搬送路を通じて搬送される用紙の検
出を行うことができると共に、印字部と第一紙検出レバ
ーとの距離、及び印字部と第二紙検出レバーとの距離が
等しく設定されているため、用紙のトップマージン及び
ボトムマージンを決定するための定数を個別に持つ必要
がなく、構造が簡素化され、従来のものに比べて、精度
よく用紙の搬送路内の検出を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録装置の一実施の形態が適用さ
れたドットインパクトプリンタのプリンタ本体を示す斜
視図である。
【図2】図1のプリンタ本体を示す側断面図である。
【図3】図1の記録装置から排出ユニットを外した状態
を示す斜視図である。
【図4】図1の排出ユニットの代わりにプルトラクタユ
ニットを装着した状態を示す斜視図である。
【図5】本実施形態による紙検出器を示す断面図であ
る。
【図6】給紙シーケンスを示すフローチャートである。
【図7】排紙シーケンスを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 プリンタ(記録装置) 18 記録ヘッド 19 キャリッジ 21 プラテン 22 紙案内 28 リア搬送路 33 ボトム搬送路 50 紙検出器 51 第一紙検出レバー 53 第二紙検出レバー 57 レバー支点 50A,50B 接点 52A,52B 接触子 S シート
フロントページの続き Fターム(参考) 2C058 AB03 AB15 AE02 AF03 AF04 AF15 GA13 GB03 GB14 GB31 GB47 GC10 HA04 HD03 3F048 AA05 AB01 BA05 CC01 DB01 DB05 DB11 DC02 3F049 AA10 DA12 EA22 EA24 EA28 LA07 LB03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の用紙搬送路にそれぞれ突出する複
    数の紙検出レバーを有し、各用紙搬送路を通じて搬送さ
    れる用紙を検出する紙検機能を有した単一構造の紙検出
    器を備え、印字部と複数の紙検出レバーのそれぞれとの
    距離を等しく設定したことを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 リアからの用紙が搬送される第一搬送路
    に突出する第一紙検出レバーと、ボトム又はフロントか
    らの用紙が搬送される第二搬送路に突出する第二紙検出
    レバーとを有し、第一搬送路を通じてリアから搬送され
    る用紙を検出する紙検機能と、第二搬送路を通じてボト
    ム又はフロントから搬送される用紙を検出する紙検機能
    とを有した単一構造の紙検出器を備え、印字部と第一紙
    検出レバーとの距離、及び印字部と第二紙検出レバーと
    の距離を等しく設定したことを特徴とする記録装置。
  3. 【請求項3】 上記紙検出器が2接点構造を有し、第一
    紙検出レバー及び第二紙検出レバーが連動し、いずれの
    検出レバーが動作しても、上記2接点が機能する構造を
    有したことを特徴とする請求項2記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 第一紙検出レバー及び第二紙検出レバー
    が一体構造を有したことを特徴とする請求項2又は3記
    載の記録装置。
  5. 【請求項5】 上記紙検出器が上記第一搬送路及び上記
    第二搬送路の交差点の近傍に位置する紙案内の内側に配
    置されていることを特徴とする請求項2乃至4のいずれ
    か1項記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 第一搬送路に突出する第一紙検出レバー
    と、第二搬送路に突出する第二紙検出レバーとを有し、
    印字部と第一紙検出レバーとの距離、及び印字部と第二
    紙検出レバーとの距離を等しく設定した単一構造の紙検
    出器を用いて印字開始位置を判断する記録装置の記録方
    法において、 第一搬送路を通じて搬送される用紙を検出するステップ
    と、 第二搬送路を通じて搬送される用紙を検出するステップ
    とを有し、 第一搬送路を通じて用紙が搬送される場合、第一紙検出
    レバーが動作した後、所定パルス分だけ用紙を搬送し、
    または第二搬送路を通じて用紙が搬送される場合、第二
    紙検出レバーが動作した後、所定パルス分だけ用紙を搬
    送して印字開始位置を判断することを特徴とする記録装
    置の記録方法。
  7. 【請求項7】 第一搬送路に突出する第一紙検出レバー
    と、第二搬送路に突出する第二紙検出レバーとを有し、
    印字部と第一紙検出レバーとの距離、及び印字部と第二
    紙検出レバーとの距離を等しく設定した単一構造の紙検
    出器を用いて印字終了位置を判断する記録装置の記録方
    法において、 第一搬送路を通じて搬送される用紙を検出するステップ
    と、 第二搬送路を通じて搬送される用紙を検出するステップ
    とを有し、 第一搬送路を通じて用紙が搬送される場合、第一紙検出
    レバーが動作した後、印字部での印字動作を継続しつつ
    印字終了位置に相当する所定パルス分だけ用紙を搬送し
    た後に、または第二搬送路を通じて用紙が搬送される場
    合、第二紙検出レバーが動作した後、印字部での印字動
    作を継続しつつ印字終了位置に相当する所定パルス分だ
    け用紙を搬送した後に用紙の排紙動作を実行することを
    特徴とする記録装置の記録方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103448384A (zh) * 2012-06-04 2013-12-18 精工爱普生株式会社 记录装置以及记录装置中的检测构造

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