JPH1035977A - 用紙搬送機構およびインクジェット印字装置 - Google Patents
用紙搬送機構およびインクジェット印字装置Info
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- JPH1035977A JPH1035977A JP18900596A JP18900596A JPH1035977A JP H1035977 A JPH1035977 A JP H1035977A JP 18900596 A JP18900596 A JP 18900596A JP 18900596 A JP18900596 A JP 18900596A JP H1035977 A JPH1035977 A JP H1035977A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 インクジェット印字装置において、印字ヘッ
ドの手前側に配置されているローラを外れた後の用紙の
搬送においても、印字ヘッドと用紙との相対的な動きの
同期を保証して印字精度を確保できるとともに、厚手の
用紙を搬送できる、用紙搬送機構およびインクジェット
印字装置を提供する。 【解決手段】 用紙の幅方向に移動可能とする用紙搬送
用のローラを備え、用紙の特定領域を避けて前記ローラ
を用紙に配置する用紙搬送機構を提供する。また、用紙
への印字手段と、用紙の幅方向に移動可能とする用紙搬
送用のローラと、用紙の印字後の印字領域を避けて前記
ローラを配置する用紙搬送機構とを備えたインクジェッ
ト印字装置を提供する。
ドの手前側に配置されているローラを外れた後の用紙の
搬送においても、印字ヘッドと用紙との相対的な動きの
同期を保証して印字精度を確保できるとともに、厚手の
用紙を搬送できる、用紙搬送機構およびインクジェット
印字装置を提供する。 【解決手段】 用紙の幅方向に移動可能とする用紙搬送
用のローラを備え、用紙の特定領域を避けて前記ローラ
を用紙に配置する用紙搬送機構を提供する。また、用紙
への印字手段と、用紙の幅方向に移動可能とする用紙搬
送用のローラと、用紙の印字後の印字領域を避けて前記
ローラを配置する用紙搬送機構とを備えたインクジェッ
ト印字装置を提供する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、用紙搬送機構お
よびこの用紙搬送機構を有するインクジェット印字装置
に関するものであり、特に、インクジェット印字装置に
おける好適な用紙搬送を実現するものである。
よびこの用紙搬送機構を有するインクジェット印字装置
に関するものであり、特に、インクジェット印字装置に
おける好適な用紙搬送を実現するものである。
【０００２】
【従来の技術】インクジェット印字装置は印字ヘッドと
用紙の相対的な動きに同期して、データ信号に応じてイ
ンクを印字ヘッドのインク吐出口から噴射して、インク
滴を用紙に付着させることによって印字を行うものであ
る。用紙を給排紙するための搬送手段は一般にはゴム部
材からなるローラを用紙の表面と用紙の裏面から押圧力
を持って接触させて、このローラを回転させることによ
り行うものである。
用紙の相対的な動きに同期して、データ信号に応じてイ
ンクを印字ヘッドのインク吐出口から噴射して、インク
滴を用紙に付着させることによって印字を行うものであ
る。用紙を給排紙するための搬送手段は一般にはゴム部
材からなるローラを用紙の表面と用紙の裏面から押圧力
を持って接触させて、このローラを回転させることによ
り行うものである。
【０００３】しかし、このインクジェット印字装置にお
いては、印字直後の印字されたインクが未定着の状態の
ままでローラに接触することになり、ローラにインクが
付着し、このインクが用紙に再度付着してしまい用紙を
汚すことになる。このため、用紙の搬送においては、印
字後の印字面には前記のローラに替えて先端のとがった
薄板部材からなる薄板ローラを当てていることは一般に
知られている。
いては、印字直後の印字されたインクが未定着の状態の
ままでローラに接触することになり、ローラにインクが
付着し、このインクが用紙に再度付着してしまい用紙を
汚すことになる。このため、用紙の搬送においては、印
字後の印字面には前記のローラに替えて先端のとがった
薄板部材からなる薄板ローラを当てていることは一般に
知られている。
【０００４】図５は従来技術の説明図を示すものであ
る。同図において、印字前の用紙６０ａは用紙ガイド６
１によってセットされ、ピックローラ６２によって一枚
ずつ搬送される。搬送されてきた用紙６０ａは印字ヘッ
ドの手前に配置された用紙搬送用のローラ６３を経て印
字ヘッド６５で印字領域６６に所定の印字を行う。印字
後の用紙６０ｂは印字ヘッド６５後方で用紙６０ｂの印
字面に一定の間隔を持って配置された薄板ローラ５１
と、用紙６０ｂの印字面の裏側に配置された駆動ローラ
６４とによって所定の位置に排出される。
る。同図において、印字前の用紙６０ａは用紙ガイド６
１によってセットされ、ピックローラ６２によって一枚
ずつ搬送される。搬送されてきた用紙６０ａは印字ヘッ
ドの手前に配置された用紙搬送用のローラ６３を経て印
字ヘッド６５で印字領域６６に所定の印字を行う。印字
後の用紙６０ｂは印字ヘッド６５後方で用紙６０ｂの印
字面に一定の間隔を持って配置された薄板ローラ５１
と、用紙６０ｂの印字面の裏側に配置された駆動ローラ
６４とによって所定の位置に排出される。
【０００５】この薄板ローラ５１を用いた搬送手段にお
いては、薄板ローラ５１と用紙６０ｂとの接触圧はロー
ラ６３と用紙６０ａとの接触圧に比較して弱い。従っ
て、薄板ローラ５１のフィード力は弱いものとなる。こ
れにより、用紙搬送時の負荷が大きい厚手の用紙を搬送
することができないことがある。印字ヘッド６５の手前
側に配置されている印字前の用紙６０ａを搬送するロー
ラ６３を外れた後の用紙６０ｂの搬送においては用紙の
搬送精度が悪くなり、印字ヘッド６５と用紙６０ｂとの
相対的な動きの同期が保証できなくなり、印字精度を確
保できないことがある。
いては、薄板ローラ５１と用紙６０ｂとの接触圧はロー
ラ６３と用紙６０ａとの接触圧に比較して弱い。従っ
て、薄板ローラ５１のフィード力は弱いものとなる。こ
れにより、用紙搬送時の負荷が大きい厚手の用紙を搬送
することができないことがある。印字ヘッド６５の手前
側に配置されている印字前の用紙６０ａを搬送するロー
ラ６３を外れた後の用紙６０ｂの搬送においては用紙の
搬送精度が悪くなり、印字ヘッド６５と用紙６０ｂとの
相対的な動きの同期が保証できなくなり、印字精度を確
保できないことがある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】前記のごとく、従来の
技術によるインクジェット印字装置では次のような問題
点がある。
技術によるインクジェット印字装置では次のような問題
点がある。
【０００７】１）厚手の用紙を搬送することができない
ことがある。
ことがある。
【０００８】２）印字ヘッドの手前側に配置されている
ローラを外た後の用紙の搬送においては、印字ヘッドと
用紙との相対的な動きの同期が保証できず、印字精度を
確保できないことがある。
ローラを外た後の用紙の搬送においては、印字ヘッドと
用紙との相対的な動きの同期が保証できず、印字精度を
確保できないことがある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】前記の問題点を解決する
ために、この発明では次のような手段を取る。
ために、この発明では次のような手段を取る。
【００１０】１）用紙の幅方向に移動可能な用紙搬送用
のローラを備え、用紙の特定領域を避けて前記ローラを
用紙に対抗して配置する用紙搬送機構を提供する。
のローラを備え、用紙の特定領域を避けて前記ローラを
用紙に対抗して配置する用紙搬送機構を提供する。
【００１１】これにより、所望の位置にローラを配置す
ることで、ローラと用紙との所定の接触圧が得られ、安
定した用紙搬送が可能となる。
ることで、ローラと用紙との所定の接触圧が得られ、安
定した用紙搬送が可能となる。
【００１２】２）用紙への印字手段と、用紙の幅方向に
移動可能な用紙搬送用のローラと、用紙の印字後の印字
領域を避けて前記ローラを用紙に対抗して配置する用紙
搬送機構とを備えるインクジェット印字装置を提供す
る。
移動可能な用紙搬送用のローラと、用紙の印字後の印字
領域を避けて前記ローラを用紙に対抗して配置する用紙
搬送機構とを備えるインクジェット印字装置を提供す
る。
【００１３】これにより、ローラと用紙との所定の接触
圧が得られ、安定した用紙搬送ができることで、厚手の
用紙を搬送することができる。そして、印字ヘッドの手
前側に配置されているローラを外れた後の用紙の搬送に
おいては、印字ヘッドと用紙との相対的な動きの同期を
保証することで、印字精度を確保できる。
圧が得られ、安定した用紙搬送ができることで、厚手の
用紙を搬送することができる。そして、印字ヘッドの手
前側に配置されているローラを外れた後の用紙の搬送に
おいては、印字ヘッドと用紙との相対的な動きの同期を
保証することで、印字精度を確保できる。
【００１４】
【発明の実施の形態】この発明は、次に示したような実
施の形態をとる。
施の形態をとる。
【００１５】１）図１に示すごとく、用紙１の幅方向に
移動可能な用紙搬送用のローラ２を備え、用紙１の特定
領域を避けて前記ローラ２を用紙１に対抗して配置す
る、用紙搬送機構を提供する。
移動可能な用紙搬送用のローラ２を備え、用紙１の特定
領域を避けて前記ローラ２を用紙１に対抗して配置す
る、用紙搬送機構を提供する。
【００１６】これにより、所望の位置にローラ２を配置
することで、ローラ２と用紙１との所定の接触圧が得ら
れ、安定した用紙搬送が可能となる。
することで、ローラ２と用紙１との所定の接触圧が得ら
れ、安定した用紙搬送が可能となる。
【００１７】２）図２に示すごとく、前記ローラ２の用
紙幅方向への移動は、用紙幅を検出する用紙幅検出用の
センサ３と、該センサ３で検出した用紙幅に基づいて前
記ローラ２を所定の位置へ移動するローラ移動手段とを
備える、用紙搬送機構を提供する。
紙幅方向への移動は、用紙幅を検出する用紙幅検出用の
センサ３と、該センサ３で検出した用紙幅に基づいて前
記ローラ２を所定の位置へ移動するローラ移動手段とを
備える、用紙搬送機構を提供する。
【００１８】これにより、用紙幅検出用のセンサ３で搬
送する用紙１の用紙幅を検出し、ローラ移動手段でロー
ラ２を所定の位置へ自動的に配置する。
送する用紙１の用紙幅を検出し、ローラ移動手段でロー
ラ２を所定の位置へ自動的に配置する。
【００１９】３）図１に示すごとく、用紙１への印字手
段と、用紙１の幅方向に移動可能な用紙搬送用のローラ
２と、用紙１の印字後の印字領域４を避けて前記ローラ
２を用紙１に対抗して配置する用紙搬送機構とを備え
る、インクジェット印字装置を提供する。
段と、用紙１の幅方向に移動可能な用紙搬送用のローラ
２と、用紙１の印字後の印字領域４を避けて前記ローラ
２を用紙１に対抗して配置する用紙搬送機構とを備え
る、インクジェット印字装置を提供する。
【００２０】これにより、ローラ２と用紙１との所定の
接触圧が得られ、安定した用紙搬送ができることで、厚
手の用紙１を搬送することができる。そして、印字ヘッ
ド６５の手前側に配置されているローラ６３を外れた後
の用紙１の搬送においては、印字ヘッド６５と用紙１と
の相対的な動きの同期を保証することで、印字精度を確
保できる。
接触圧が得られ、安定した用紙搬送ができることで、厚
手の用紙１を搬送することができる。そして、印字ヘッ
ド６５の手前側に配置されているローラ６３を外れた後
の用紙１の搬送においては、印字ヘッド６５と用紙１と
の相対的な動きの同期を保証することで、印字精度を確
保できる。
【００２１】４）図２に示すごとく、前記用紙搬送機構
は、用紙幅を検出する用紙幅検出用のセンサ３と、該セ
ンサ３で検出した用紙幅に基づいて用紙１の印字後の印
字領域４を避けて前記ローラ２を用紙１に対抗して配置
する、インクジェット印字装置を提供する。
は、用紙幅を検出する用紙幅検出用のセンサ３と、該セ
ンサ３で検出した用紙幅に基づいて用紙１の印字後の印
字領域４を避けて前記ローラ２を用紙１に対抗して配置
する、インクジェット印字装置を提供する。
【００２２】これにより、用紙幅検出用のセンサ３で搬
送する用紙１の用紙幅を検出し、ローラ移動手段でロー
ラ２を所定の位置へ自動的に配置する。
送する用紙１の用紙幅を検出し、ローラ移動手段でロー
ラ２を所定の位置へ自動的に配置する。
【００２３】
【実施例】この発明による代表的な実施例を図１ないし
図４によって説明する。なお、同図において、従来技術
と同じ箇所には同一の符号を付してある。
図４によって説明する。なお、同図において、従来技術
と同じ箇所には同一の符号を付してある。
【００２４】図１は本発明の実施例（その１）の機構図
を示す。
を示す。
【００２５】同図（ａ）において、印字前の用紙１ａは
用紙ガイド６１によってセットされ、ピックローラ６２
によって一枚ずつ搬送される。搬送されてきた用紙１ａ
は印字ヘッドの手前に配置された用紙搬送用のローラ６
３を経て印字ヘッド６５で印字領域４に所定の印字を行
う。印字後の用紙１ｂは印字ヘッド６５後方で用紙１ｂ
の印字面に印字領域４を避けた間隔を持って配置された
従動側のローラ２と、用紙１ｂの印字面の裏側に配置さ
れた駆動ローラ１８とによって所定の位置に排出され
る。
用紙ガイド６１によってセットされ、ピックローラ６２
によって一枚ずつ搬送される。搬送されてきた用紙１ａ
は印字ヘッドの手前に配置された用紙搬送用のローラ６
３を経て印字ヘッド６５で印字領域４に所定の印字を行
う。印字後の用紙１ｂは印字ヘッド６５後方で用紙１ｂ
の印字面に印字領域４を避けた間隔を持って配置された
従動側のローラ２と、用紙１ｂの印字面の裏側に配置さ
れた駆動ローラ１８とによって所定の位置に排出され
る。
【００２６】印字領域４を避けた間隔を持ってローラ２
を配置させるために、用紙１ａをセットし、用紙幅を示
す用紙台等のフレームに設けた目盛り７ａと目盛り７ａ
を示す用紙ガイド６１に設けた標識８によって用紙幅を
読取り、読取った用紙幅に合わせて用紙走行面のフレー
ムに設けた目盛り７ｂに合わせて所定位置にローラ２を
移動する。ローラ２の移動は、同図（ｂ）に示すごと
く、ローラ２を装着する軸５に溝６を設け、ローラ２に
は前記溝６に係着する突起９を設けて、用紙幅方向に対
して移動できるようにする。なお、このローラ２には用
紙をローラ２に確実に案内するために用紙搬送ガイド１
０を備えており、ローラ２の移動に合わせて用紙幅方向
に同時に移動できるようにする。
を配置させるために、用紙１ａをセットし、用紙幅を示
す用紙台等のフレームに設けた目盛り７ａと目盛り７ａ
を示す用紙ガイド６１に設けた標識８によって用紙幅を
読取り、読取った用紙幅に合わせて用紙走行面のフレー
ムに設けた目盛り７ｂに合わせて所定位置にローラ２を
移動する。ローラ２の移動は、同図（ｂ）に示すごと
く、ローラ２を装着する軸５に溝６を設け、ローラ２に
は前記溝６に係着する突起９を設けて、用紙幅方向に対
して移動できるようにする。なお、このローラ２には用
紙をローラ２に確実に案内するために用紙搬送ガイド１
０を備えており、ローラ２の移動に合わせて用紙幅方向
に同時に移動できるようにする。
【００２７】このローラ２を用いた用紙搬送手段におい
ては、ローラ２と用紙１ｂとの接触圧はローラ６３と用
紙１ａとの接触圧と同等になる。さらに、用紙搬送ガイ
ド１０によって用紙をローラ２へ導くことになる。これ
により、ローラ２のフィード力を確保して用紙搬送時の
負荷が大きい厚手の用紙を搬送することができる。そし
て、用紙ガイド１０によって用紙１を確実にローラ２へ
案内する。さらに、印字ヘッド６５の手前側に配置され
ている印字前の用紙１ａを搬送するローラ６３を外れた
後の用紙１ｂの搬送においては、用紙の搬送精度が向上
して印字ヘッド６５と用紙１ｂとの相対的な動きの同期
が保証できて、印字精度を確保できる。
ては、ローラ２と用紙１ｂとの接触圧はローラ６３と用
紙１ａとの接触圧と同等になる。さらに、用紙搬送ガイ
ド１０によって用紙をローラ２へ導くことになる。これ
により、ローラ２のフィード力を確保して用紙搬送時の
負荷が大きい厚手の用紙を搬送することができる。そし
て、用紙ガイド１０によって用紙１を確実にローラ２へ
案内する。さらに、印字ヘッド６５の手前側に配置され
ている印字前の用紙１ａを搬送するローラ６３を外れた
後の用紙１ｂの搬送においては、用紙の搬送精度が向上
して印字ヘッド６５と用紙１ｂとの相対的な動きの同期
が保証できて、印字精度を確保できる。
【００２８】図２は本発明の実施例（その２）の機構図
を示す。
を示す。
【００２９】同図（ａ）において、図１との違いは前記
ローラ２の印字領域４を避けた間隔を持って配置させる
ために、用紙幅を読取って自動的にローラ２を配置する
ものである。
ローラ２の印字領域４を避けた間隔を持って配置させる
ために、用紙幅を読取って自動的にローラ２を配置する
ものである。
【００３０】３は反射型のセンサであり、印字ヘッドを
搭載したキャリッジに設けられており、用紙を印字ヘッ
ド部まで搬送してキャリッジを用紙幅方向に走査して用
紙幅を検出する。１５はリードスクリューであり、図示
しない駆動モータによって回転し前記ローラ２および用
紙搬送ガイド１０を用紙幅方向に移動させる。同図
（ｂ）において、１６はカムであり、カム軸１７を図示
しない駆動モータによって回転して前記ローラ２と前記
駆動ローラ１８との接触を解除するためにローラ２を上
下に移動させる。
搭載したキャリッジに設けられており、用紙を印字ヘッ
ド部まで搬送してキャリッジを用紙幅方向に走査して用
紙幅を検出する。１５はリードスクリューであり、図示
しない駆動モータによって回転し前記ローラ２および用
紙搬送ガイド１０を用紙幅方向に移動させる。同図
（ｂ）において、１６はカムであり、カム軸１７を図示
しない駆動モータによって回転して前記ローラ２と前記
駆動ローラ１８との接触を解除するためにローラ２を上
下に移動させる。
【００３１】なお、センサ３はキャリッジに設けたスポ
ットセンサではなくて、用紙走行面のフレームに設けた
ラインセンサでもよい。また、リードスクリュー１５に
替えてワイヤでもよい。
ットセンサではなくて、用紙走行面のフレームに設けた
ラインセンサでもよい。また、リードスクリュー１５に
替えてワイヤでもよい。
【００３２】図３は本発明の実施例（その２）の構成図
を示す。
を示す。
【００３３】同図において、２１はラインフィードモー
タであり、ピックローラ６２と、用紙搬送用の駆動側の
ローラ６３と、駆動ローラ１８とを動作させる。２２は
キャリッジモータであり、印字ヘッド６５およびセンサ
３を用紙幅方向に移動させる。２３は従動ローラアップ
モータであり、ローラ２と、用紙搬送ガイド１０とを上
下動させる。２４はローラ移動モータであり、前記ロー
ラ２と、用紙搬送ガイド１０とを用紙幅方向に移動させ
る。３２はメモリーであり、ローラ移動モータ２４の動
作パルス数を格納する。３３はカウンタであり、ローラ
移動モータ２４の動作パルス数をカウントする。３１は
ＭＰＵであり、各ドライバ２５，２６，２７，２８，２
９，３０等の制御を行う。
タであり、ピックローラ６２と、用紙搬送用の駆動側の
ローラ６３と、駆動ローラ１８とを動作させる。２２は
キャリッジモータであり、印字ヘッド６５およびセンサ
３を用紙幅方向に移動させる。２３は従動ローラアップ
モータであり、ローラ２と、用紙搬送ガイド１０とを上
下動させる。２４はローラ移動モータであり、前記ロー
ラ２と、用紙搬送ガイド１０とを用紙幅方向に移動させ
る。３２はメモリーであり、ローラ移動モータ２４の動
作パルス数を格納する。３３はカウンタであり、ローラ
移動モータ２４の動作パルス数をカウントする。３１は
ＭＰＵであり、各ドライバ２５，２６，２７，２８，２
９，３０等の制御を行う。
【００３４】図４は本発明の実施例（その２）のフロー
チャートを示す。
チャートを示す。
【００３５】ステップＳ０１において、ラインフィード
モータ２１によってピックローラ６２およびローラ６３
を駆動して用紙１ａを印字部まで搬送する。
モータ２１によってピックローラ６２およびローラ６３
を駆動して用紙１ａを印字部まで搬送する。
【００３６】ステップＳ０２において、キャリッジモー
タ２２によってセンサ３を用紙１ａの幅方向に走査して
用紙幅を検出する。
タ２２によってセンサ３を用紙１ａの幅方向に走査して
用紙幅を検出する。
【００３７】ステップＳ０３において、検出した用紙幅
をＭＰＵ３１でローラ移動モータ２４の動作パルス数に
換算してメモリー３２に格納する。
をＭＰＵ３１でローラ移動モータ２４の動作パルス数に
換算してメモリー３２に格納する。
【００３８】ステップＳ０４において、従動ローラアッ
プモータ２３でカム１６を回転させてローラ２をアップ
して、駆動ローラ１８との接触を解除する。
プモータ２３でカム１６を回転させてローラ２をアップ
して、駆動ローラ１８との接触を解除する。
【００３９】ステップＳ０５において、ローラ移動モー
タ２４でリードスクリュー１５を回転させて、ローラ２
と用紙搬送ガイド１０とを用紙幅方向に移動させる。
タ２４でリードスクリュー１５を回転させて、ローラ２
と用紙搬送ガイド１０とを用紙幅方向に移動させる。
【００４０】ステップＳ０６において、ローラ移動モー
タ２４の動作パルス数をカウンタ３３でカウントする。
タ２４の動作パルス数をカウンタ３３でカウントする。
【００４１】ステップＳ０７において、メモリー３２に
格納したパルス数とカウントしたローラ移動モータ２４
の動作パルス数とが同一か判断する。同一でなければス
テップＳ０５に戻る。同一であればステップＳ０８へ進
む。
格納したパルス数とカウントしたローラ移動モータ２４
の動作パルス数とが同一か判断する。同一でなければス
テップＳ０５に戻る。同一であればステップＳ０８へ進
む。
【００４２】ステップＳ０８において、リードスクリュ
ー１５の回転を停止して、ローラ２と用紙搬送ガイド１
０との用紙幅方向への移動を停止させる。
ー１５の回転を停止して、ローラ２と用紙搬送ガイド１
０との用紙幅方向への移動を停止させる。
【００４３】ステップＳ０９において、従動ローラアッ
プモータ２３でカム１６を回転させてローラ２をダウン
させて用紙搬送が可能な状態にする。
プモータ２３でカム１６を回転させてローラ２をダウン
させて用紙搬送が可能な状態にする。
【００４４】ステップＳ１０において、印字を開始す
る。ステップＳ１１において、印字を終了して、ステッ
プＳ１２において、用紙を排出して処理を終了する。
る。ステップＳ１１において、印字を終了して、ステッ
プＳ１２において、用紙を排出して処理を終了する。
【００４５】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
に示すような効果がある。
に示すような効果がある。
【００４６】１）用紙の幅方向に移動可能な用紙搬送用
のローラを備え、用紙の特定領域を避けて前記ローラを
用紙に対抗して配置する、用紙搬送機構を提供する。
のローラを備え、用紙の特定領域を避けて前記ローラを
用紙に対抗して配置する、用紙搬送機構を提供する。
【００４７】これにより、所望の位置にローラを配置す
ることで、ローラと用紙との所定の接触圧が得られ、安
定した用紙搬送が可能となる。従って、用紙のフィード
力が確保できるので、厚手の用紙を確実に搬送できる用
紙搬送機構を実現できる。
ることで、ローラと用紙との所定の接触圧が得られ、安
定した用紙搬送が可能となる。従って、用紙のフィード
力が確保できるので、厚手の用紙を確実に搬送できる用
紙搬送機構を実現できる。
【００４８】２）前記ローラの用紙幅方向への移動は、
用紙幅を検出する用紙幅検出用のセンサと、該センサで
検出した用紙幅に基づいて前記ローラを所定の位置へ移
動するローラ移動手段とを備える、用紙搬送機構を提供
する。
用紙幅を検出する用紙幅検出用のセンサと、該センサで
検出した用紙幅に基づいて前記ローラを所定の位置へ移
動するローラ移動手段とを備える、用紙搬送機構を提供
する。
【００４９】これにより、用紙幅検出用のセンサで用紙
幅を検出し、ローラ移動手段でローラを所定の位置へ自
動的に配置する。従って、各用紙のサイズに対応してロ
ーラの配置を自動的に設定ができる。そして、用紙のフ
ィード力が確保できるので、厚手の用紙を確実に搬送で
きる用紙搬送機構を実現できる。
幅を検出し、ローラ移動手段でローラを所定の位置へ自
動的に配置する。従って、各用紙のサイズに対応してロ
ーラの配置を自動的に設定ができる。そして、用紙のフ
ィード力が確保できるので、厚手の用紙を確実に搬送で
きる用紙搬送機構を実現できる。
【００５０】３）用紙への印字手段と、用紙の幅方向に
移動可能な用紙搬送用のローラと、用紙の印字後の印字
領域を避けて前記ローラを用紙に対抗して配置する用紙
搬送機構とを備える、インクジェット印字装置を提供す
る。
移動可能な用紙搬送用のローラと、用紙の印字後の印字
領域を避けて前記ローラを用紙に対抗して配置する用紙
搬送機構とを備える、インクジェット印字装置を提供す
る。
【００５１】これにより、ローラと用紙との所定の接触
圧が得られ、安定した用紙搬送ができることで、厚手の
用紙を搬送することができる。そして、印字ヘッドの手
前側に配置されているローラを外れた後の用紙の搬送に
おいては、印字ヘッドと用紙の相対的な動きの同期を保
証することで、印字精度を確保できる。さらに、用紙の
フィード力が確保できるので、厚手の用紙を確実に搬送
できるインクジェット印字装置を実現できる。
圧が得られ、安定した用紙搬送ができることで、厚手の
用紙を搬送することができる。そして、印字ヘッドの手
前側に配置されているローラを外れた後の用紙の搬送に
おいては、印字ヘッドと用紙の相対的な動きの同期を保
証することで、印字精度を確保できる。さらに、用紙の
フィード力が確保できるので、厚手の用紙を確実に搬送
できるインクジェット印字装置を実現できる。
【００５２】４）前記用紙搬送機構は、用紙幅を検出す
る用紙幅検出用のセンサと、該センサで検出した用紙幅
に基づいて用紙の印字後の印字領域を避けて前記ローラ
を用紙に対抗して配置する、インクジェット印字装置を
提供する。
る用紙幅検出用のセンサと、該センサで検出した用紙幅
に基づいて用紙の印字後の印字領域を避けて前記ローラ
を用紙に対抗して配置する、インクジェット印字装置を
提供する。
【００５３】これにより、用紙幅検出用のセンサで用紙
幅を検出し、ローラ移動手段でローラを所定の位置へ自
動的に配置する。従って、各用紙のサイズに対応してロ
ーラの配置を自動的に設定ができる。そして、用紙のフ
ィード力が確保できるので、厚手の用紙を確実に搬送で
きるインクジェット印字装置を実現できる。
幅を検出し、ローラ移動手段でローラを所定の位置へ自
動的に配置する。従って、各用紙のサイズに対応してロ
ーラの配置を自動的に設定ができる。そして、用紙のフ
ィード力が確保できるので、厚手の用紙を確実に搬送で
きるインクジェット印字装置を実現できる。
【図１】本発明の実施例（その１）の機構図である。
【図２】本発明の実施例（その２）の機構図である。
【図３】本発明の実施例（その２）の構成図である。
【図４】本発明の実施例（その２）のフローチャートで
ある。
ある。
【図５】従来技術の説明図である。
１：用紙 ２：ローラ ３：センサ ４：印字領域 ５：軸 ６：溝 ７ａ，７ｂ：目盛り ８：標識 ９：突起 １０：用紙搬送ガイド １５：リードスクリュー １６：カム １７：カム軸 ２３：従動ローラアップモータ ２４：ローラ移動モータ ２５，２９，３０：ドライバ ３１：ＭＰＵ ３２：メモリー ３３：カウンタ ６５：印字ヘッド
Claims (4)
- 【請求項１】用紙（１）の幅方向に移動可能な用紙搬送
用のローラ（２）を備え、用紙（１）の特定領域を避け
て前記ローラ（２）を用紙（１）に対抗して配置する、
ことを特徴とする用紙搬送機構。 - 【請求項２】前記ローラ（２）の用紙幅方向への移動
は、用紙幅を検出する用紙幅検出用のセンサ（３）と、
該センサ（３）で検出した用紙幅に基づいて前記ローラ
（２）を所定の位置へ移動するローラ移動手段とを備え
る、ことを特徴とする請求項１に記載の用紙搬送機構。 - 【請求項３】用紙（１）への印字手段と、用紙（１）の
幅方向に移動可能な用紙搬送用のローラ（２）と、用紙
（１）の印字後の印字領域（４）を避けて前記ローラ
（２）を用紙（１）に対抗して配置する用紙搬送機構と
を備える、ことを特徴とするインクジェット印字装置。 - 【請求項４】前記用紙搬送機構は、用紙幅を検出する用
紙幅検出用のセンサ（３）と、該センサ（３）で検出し
た用紙幅に基づいて用紙（１）の印字後の印字領域
（４）を避けて前記ローラ（２）を用紙（１）に対抗し
て配置する、ことを特徴とする請求項３に記載のインク
ジェット印字装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18900596A JPH1035977A (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | 用紙搬送機構およびインクジェット印字装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18900596A JPH1035977A (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | 用紙搬送機構およびインクジェット印字装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1035977A true JPH1035977A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16233713
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18900596A Pending JPH1035977A (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | 用紙搬送機構およびインクジェット印字装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1035977A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102244146B1 (ko) * | 2020-08-25 | 2021-04-22 | 김범식 | 디지털 인쇄 장치 |
-
1996
- 1996-07-18 JP JP18900596A patent/JPH1035977A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102244146B1 (ko) * | 2020-08-25 | 2021-04-22 | 김범식 | 디지털 인쇄 장치 |
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