JPS59205B2 - ジユ−サ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は野菜、果実などからジュースを抽出するのに用
いるジューサに関するもので、ジュース率の向上と、固
形分含有量の少ないジュースを得ることを目的としてい
る。

以下本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明する
。

図において１は有底円筒状のスピンナであって、上程直
径が大きい逆円錐状をしており、無孔側壁を有し、その
最大部外側周縁にはリング状のバランスウェイト２が固
着され、底部にはオロシ今秋のカッタ刃３を有するカッ
タ４が固着されている。

６はフィルタであって、スピンナ１に対して着脱自在で
あり、第２図、第３図に示すように上部にフランジ７を
有した円筒壁にスリット５が一定中Ｗで上下方向に直線
的に多数設けられている。

このフィルタ６はスピンナ１への挿込時に、スピンナ１
の形状に沿って変形し逆円錐状となるものである。

８は材料を投入する投入口である。次に、ジュース抽出
の際の作動状態について説明する。

先ずスピンナ１にフィルタ６をはめ込み、次に蓋（図示
せず）をすると、蓋と一体の投入口８が所定の位置にお
さまる。

次いでスピンナ１を高速で回転させつつ、投入口８から
材料を投入してやると、カッタ４によって材料が細かく
切断されてフィルタ内壁に付着する。

この付着した材料は遠心力によって固・液が分離し、ス
リット５から液体だけが抽出され、スピンナ１の内壁を
上昇して外部に放出される。

この時に、内壁に付着したカス分は、スピンナ１の下部
程細かい粒子である傾向にあり、スリット５から液と一
緒に出易く、ジュース中の固形分含有量が増して飲み難
いジュースになってしまったり、又、スピンナの内側壁
とフィルタ外周部との間に固形分がたまって付着し、液
分の流れを妨げてジュース率を著しく悪化させる。

しかし、実施例では、スピンナ１を逆円錐状にすると同
時に、フィルタ６のスリット５の巾を最も加工し易い一
定中Ｗに上下を通じて設定しているので、フィルタ６の
外径をスピンナ１の中程の高さの直径に設定することに
よってフィルタ６の挿入時に下方部の直径が縮まり、従
ってスリット５の巾Ｗは上方に比して下方が小さくなる
。

このため上述のような問題は解消される。

このように本発明のジューサは、フィルタのスリット巾
をスピンナへの装着時に下方はど小としたことにより、
ジュース率の向上と、固形分含有量の少ないジュースを
得ることができるものであって、その効果に非常に犬で
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すジューサのスピンナ部
の縦断面図、第２図はフィルタの半裁断面図、第３図は
第２図のＡ−Ａ断面図である。 １・・・・・・スピンナ、３・・・・・・カッタ刃、４
・・・・・・カッタ、５・・・・・・スリット、６・・
・・・・フィルタ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 内底面におろし今秋の刃を持ったカッタを固着した
   スピンナと、このスピンナ内側面に着脱自在に装備され
   る上下方向に多数のスリットを有する円筒状のフィルタ
   とを備え、前記フィルタは、上記スピンナに装置した状
   態においてスリット巾を下方はど小としたことを特徴と
   するジューサ。