JPS59205379A - 新規なβ−ラクタム化合物及びその製造法 - Google Patents

新規なβ−ラクタム化合物及びその製造法

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JPS59205379A
JPS59205379A JP58081443A JP8144383A JPS59205379A JP S59205379 A JPS59205379 A JP S59205379A JP 58081443 A JP58081443 A JP 58081443A JP 8144383 A JP8144383 A JP 8144383A JP S59205379 A JPS59205379 A JP S59205379A
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松村 春記
Takaaki Inoue
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Masatomo Fukazawa
深澤 万佐友
Masuhiro Kato
益弘 加藤
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般式[I] Rt 〔式中、R1は水素原子または水酸基の保護基を、R5
1は水素原子またはアミノ基の保護基を、R8は水素原
子まtこはカルボキシル基の保護基を示す。〕 で表わされる新規なβ−ラクタム化合物およびその薬理
学上許容される塩並びにその製造方法に関するものであ
る。
前記一般式[11中、Rtにおける水酸基の保護基また
はR2におけるアミノ基の保護基としては、好適には例
えばtert−ブチルオキシカルボニルのような低級ア
ルコキシカルボニル基、例えば2−ヨウ化エチルオキシ
カルボニル、2,2゜2−トリクロロエチルオキシカル
ボニルのようなハロゲノアルコキシカルボニル基、例エ
バベンジルオキシカルボニル、p−メトキシベンジルオ
キシカルボニル、0−ニトロベンジル、tキシカルボニ
ル、p−ニトロベンジルオキシカルボニルのようなアラ
ルキルオキシカルボニル基、例えばトリメチルシリル、
tert−ブチルジメチルシリルのようなトリアルキル
シリル基である。
またR8におけるカルボキシル基の保護基としては、好
適には例えばメチル、エチル、イソプロピル、  te
rt−ブチルのような直鎖状、若しくは分枝鎮状の低級
アルキル基、例えば2−ヨウ化エチル、2.2.2−ト
リクロロエチルのようなハロゲノ低級アルキル基、例え
ばメトキシメチル、エトキシメチル、イソブトキシメチ
ルのような低級アルコキシメチル基、例えばアセトキシ
メチル、プロピオニルオキシメチル、ブチリルオキシメ
チル、ピバロイルオキシメチルのまうな低級脂肪族アシ
ルオキシメチル基、例えば1−メトキシカルボニルオキ
シエチル、1−エトキシカルボニルオキシエチルのよう
な1−低級アルコキシカルボニルオキシエチル基、例え
ばベンジル、p−メトキシベンジル、0−ニトロベンジ
ル、p−ニトロベンジルのようなア(5) ラルキル基、ベンズヒドリル基、またはフタリジル基で
ある。
前記一般式[I]においてR3が水素原子であるカルボ
ン酸化合物は必要に応じて薬理学上、許容される塩の形
にすることができる。そのような塩としてはリチウム、
ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムのよ
うな無機金属の塩あるいはアンモニウム、シクロヘキシ
ルアンモニウム、ジイソプロピルアンモニウム、トリエ
チルアンモニウムのようなアンモニウム塩類をあげるこ
とができるが好適にはナトリウム塩およびカリウム塩で
ある。
本発明の一般式[I]で表わされるβ−ラクタム化合物
はカルバペネム誘導体に属しその2位に各種N−置換−
2−カルバモイルピロリジン−4−イルチオ基を有し、
6位に各種〇−置換−2−ヒドロキシエチル基を有する
新規な化合物であり、これらの化合物は強力な抗菌活性
を有し医薬として有用な化合物であるかまたは、抗菌活
性を表わす化合物の重要中間体であるこ(6) とを見出し本発明を完成した。
以下本発明化合物の製造方法について詳細に述べる。
一般式[’ll] 〔式中、R4は水酸基の保護基を、R5はカルボキシル
基の保護基をホす。〕 で表わされるアルコールの反応性エステルと一般式 〔式中、R6はア2)基の保護基を示す。〕で表わされ
るメルカプタンとを塩基の存在下に不活性溶媒中で反応
させることにより一般式rT[[1〔式中、且4 、 
Rs 、几6は前述と同じ意味を有する。] で表わされるβ−ラクタム化合物を製造することができ
る。
ここでアルコールの反応性エステルとは、例えばアルコ
ール[]I]の置換もしくは無置換アリールスルホン酸
エステル、低級アルカンスルホン酸エステル、ハロゲノ
低級アルカンスルホン酸エステルまたはジアリールホス
ホリックアシッドエステルを示すか、またはハロゲン化
水素とのエステルであるハロゲン化物を示す。さらに置
換もしくは無置換アリールスルホン酸エステルとしては
、例えばベンゼンスルホン酸エステル、p−)ルエンス
ルホン酸エステル、p−ニトロベンゼンスルホン酸エス
テル、p−ブロモベンゼンスルホン酸エステルなどを、
低級アルカンスルホン酸エステルとしては、例えばメタ
ンスルホン酸エステル、エタンスルホン酸エステルなど
を、ハロゲノ低級アルカンスルホン酸エステルとしては
、例えばトリフルオロメタンスルホン酸エステルなどを
、ジアリールホスホリックアシッドエステルとしては、
例えばジフェニルホスホリックアシッドエステルなどを
、またハロゲン化物としては、例えば塩素、臭素、ヨウ
素化物などを挙げることができる。このようなアルコー
ルの反応性エステルの中で好適なものとしては、p−ト
ルエンスルホン酸エステル、メタンスルホン酸エステル
、ジフェニルホスホリックアシッドエステルを挙げるこ
とができる。
几4における水酸基の保護基、RIIlにおけるアミノ
基の保護基および几6におけるカルボキシル基の保護基
は、各々前記R1、R2および拘における各保護基に対
応し、好適な保護基としても同様の例を挙げることがで
きる。
本反応で用いられろ不活性溶媒としてはジオ(9) キサン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド
、アセトニトリル、ヘキサメチルホスホラミド等を挙げ
ることができ、塩基としては炭酸カリウム、炭素水素ナ
トリウム、トリエチルアミン、ジイソプロピルアミンを
挙げることができる。
好適な反応温度は一40〜25°Cである。
なお、反応終了後は通常の有機化学的手法によって成績
体をとり出すことができる。
次に、得られた一般式[I[[]で表わされる化合物か
らは、公知の方法に従って水酸基の保護基R4の除去反
応、アミノ基の保護基R6の除去反応、カルボキシル基
の保護基孔6の除去反応を必要に応じて適宜組合せた処
理を行うことにより一般式〔工〕で表わされるβ−ラク
タム化合物を得ることができる。
保護基の除去方法はその種類により異なるが、一般に知
られている方法によって除去される。
例えば前記一般式[1111において14 、 R5が
ハロゲノアルコキシカルボニル基、アラルキルオキ/1
1’l  ) ジカルボニル基である化合物、 Rgがハロゲノアルキ
ル基、アラルキル基またはベンズヒドリル基である化合
物は適当な還元反応に付することによって保護基を除去
することができる。そのような還元反応としては保護基
がハロゲノアルコキシカルボニル基やハロゲノアルキル
基である場合には酢酸、テトラヒドロフラン、メタノー
ル等の有機溶媒と亜鉛による還元が好適であり、保護基
がアラルキルオキシカルボニル基、アラルキル基、ベン
ズヒドリル基である場合には白金、あるいはパラジウム
−炭素のような触媒を用いる接触還元反応が好適である
。この接触還元反応で使用される溶媒としてはメタノー
ル、エタノールのような低級アルコール類、テトラヒド
ロフラン、ジオキサンのようなエーテル類もしくは酢酸
またはこれらの有機溶媒と水との混合溶剤が好適である
。反応温度としては0 ’C〜室温が好適である。また
水素圧は常圧あるいは加圧下で行うことができる。
なお反応終了後は通常の有機化学的手法にょって成績体
をとり出すことができる。
なお、前記一般式〔I]で示される化合物は不斉炭素に
基く光学異性体および立体異性体が存在し、これらの異
性体がすべて単一の式で示されているが、これによって
本発明の記載の範囲は限定されるものではない。しかし
ながら、好適には、5位の炭素原子が几配位を有する(
5几、6S)配位、(5R,6R)配位の化合物を挙げ
ることができる。8位については、好適なものとして几
配位を有する化合物を選択することができる。このよう
な配位を有する異性体を製造する場合には、原料化合物
〔■〕において各々対応する異性体を使用することがで
きる。
原料化合物である化合物[IDは既に報告されている種
々の方法によって製造することができる。例えば次に示
すような文献等により化合物自体が公知であるか、また
はそれらに記載の方法に準じて化合物[IDを得ること
ができる。
(1)特開昭55−27169号公報 (2)  ジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル・
ソサ、 ティ(J、 Am、 Chem’、 Boa、
 )第108巻、第6765〜6767頁(1981年
)(3)  ジャーナル・オブ・ケミカル・ソサエティ
・パーキンI (J、 Chem+SoO,Perki
n I )第964〜968頁(1981年) またテトラヘドロン・レターズ(Te1rahedro
nLetters )第2298〜2296頁(198
2年)に記載されている方法あるいはヨーロッパ公開特
許公報第70204号に記載の方法で得られる一般式(
a) [式中、R4は前述と同じ意味を示し、Acはアセチル
基を示す。〕 で表わされろ化合物を原料として、上記文献等(1)〜
(8)に記載の方法に準じて化合物[U]を合成するこ
とができる。
さらにまた、ヨーロッパ公開特許公報筒70204(1
3) 号に記載の方法にて得られる一般式(b)〔式中、指は
前述と同じ意味を示し、DAMはジ−p−アユシルメチ
ル基を示す。〕で表わされる化合物をアルント・アイン
スター1− (Arndt −Einstert )反
応等の増炭反応に付し、得られる一般式(C) 〔式中、R4およびDAMは前述のとおり。〕で表わさ
れる化合物より、特開昭57−167964号公報に記
載の方法に準じて化合物〔■〕を得ることができる。
一方の原料メルカプタンは本発明において新規に合成さ
れたものを含め、たとえば以下に示(14) す方法によって製造することができる。
(1)        (2)      (8>(4
)      (5) 〔式中、几7は前述と同じ意味を示し、Xはアルキルカ
ルボニル基、アリールカルボニル基またはアラルキル基
を示す。] ヒドロキシプロリン(1)より化合物(2)への変換は
一般的によく用いられる各種の公知のアミノ酸の保護反
応によって容易に達成することがで&、例、itば8−
アシル−4,6−ジメチル−2−メルカプトピリミジン
等を用いて処理するといった方法を挙げることができる
化合物(2)より(8)への変換はカルボン酸をアミド
基に変換する各種の公知の方法が可能であるが例えばカ
ルボン酸を活性酸無水物に誘導後アンモニアで処理する
ことによってなされる。
化合物(3)より(4)への変換は水酸基をチオール基
に変換する各種の公知の方法が可能であるが、たとえば
(8)の水酸基の活性エステル体に導き、これを塩基存
在下チオール酢酸等適当な硫黄化合物と反応させること
によって達成することができる。好適な水酸基の活性エ
ステル体としては例えば、ハロゲン原子、アルカンスル
ホニルオキシ基、アリールスルホニルオキシ基等を挙げ
ることができる。
化合物(4)より(5)への変換は(4)をアルカリ加
水分解、酸による処理、あるいは還元反応等の各種の方
法によって行うことが可能である。
本発明の前記一般式[Dで表わされる新規なβ−ラクタ
ム化合物のうちR1,R2および石が水素原子である化
合物は、スタフィロコッカス・オウレウス・スタフィロ
コッカス・エビデルミゾイス、ストレプトコッカス・パ
イロジェンス、ストレプトコッカス・フエカーリスなど
のダラム陽性菌、エシェリキア・コリ、プロテウス・ミ
ラビリス、セラシア・マルセッセンス、シュードモナス
・エルギノーザなどのダラム陰性菌を包含する広範囲な
病原菌に対し、すぐれた抗菌活性を有し、抗菌剤として
有用な化合物である。さらに、β−ラクタメース産生菌
に対してもすぐれた抗菌活性を有する特徴のある化合物
である。またその他の本発明化合物は、上記のような抗
菌作用を示す化合物を合成する上で重要な合成中間体で
ある。
本発明化合物を細菌感染症を治療する抗菌剤として用い
るための投与形態としては、例えば錠剤、カプセル剤、
散剤、シロップ剤等による経口投与あるいは静脈内注射
、筋肉内注射、直腸投与などによる非経口投与があげら
れる。投与量は症状、年令、体重、投与形態、投与回数
等によって異なるが、通常は成人に対し1日約200〜
8000岬を1回または数回に分けて投与する。必要に
応じて減量あるいは増量する(17) ことができる。
次に実施例、参考例をあげて本発明をさらに具体的に説
明するが、本発明はもちろんこれらによって何ら限定さ
れるものではない。
なお以下の実施例および参考例で用いた略号の意味は次
のとおりである。
PNZ : p−二トロペンジルオキシカルボニル基P
NB : p−二トロベンジル基 Ph :フヱニル基、Acニアセチル基MS 二メタン
スルホニル基 実施例1 a)(5R8,6SR,8R8)−P−=トロヘンシル
−8−(ジフェニルホスホリルオキシ)(18) −6−(1−p−二トロペンジルオキシカルボニルオキ
シエチル)−1−アザビシクロ[8,2,O〕−ヘプト
−2−エン−7−オン−2−カルボキシレート〔シ、O
hem。
8oc、Perkin I 、第964頁(1981年
)〕(80Tng)を乾燥アセトニトリル(2−)にと
かし、窒素気流中、水冷下にジイソプロピルエチルアミ
ン(41■)を加え、次いFl−(p−二トロベンジル
オキシカルボニル)−2−カルバモイル−4−メルカプ
トピロリジン(501りを加え、そのまま1時間攪拌し
た。反応液を酢酸エチルで希釈し水洗後、硫酸マグネシ
ウムで乾燥し溶媒留去した。残渣を分取薄層クロマトグ
ラフィーにより精製しく 5R8,6SR,B10)−
p−二トロペンジル−8−[4−(1−p−ニトロベン
ジルオキシカルボニル−2−カルバモイル)ピロリジニ
ルチオ〕−6−(1−p−ニトロベンジルオキシカルボ
ニルオキシエチル)−1−アザビシクロ(19) CB、2.0〕ヘプト−2−エン−7−オン−2−カル
ボキシレート(65Tng)を得た。
■叶コ、m Ccm−’ ) : 1775.1740
 、1690 、1510゜1840.125O NMRδ(CDCza) : 1.47(8R,d、J
 =6.5Hz)8.20 (2H、br 、d 、 
J=8.5Hz )5.24 (4H、s ) 5.16および5.44(2fi、ABq、J=18H
z)7.46(2H,d、J=9.0H2)7.52(
2H,d 、J=9.Ql−1z )7.60(2H,
d、J =9.0Hz)8.18(2H,d 、J=9
.OHz )8.15(2H,d 、J=g、QHz 
)8.19(2H,d 、J=9.QH2)b)  (
5R8,6SR,B10)−p−二トロベンジル−8−
C4−(1−p−二トロペンジルオキシカルボニル−2
−カルバモイル)ピロリジニルチオ]−6−(1−p−
二トロベンジルオキシカルボニルオキシエチル)−1−
アザビシクロ[8,2,01ヘプト−(20) 2−エン−7−オン−2−カルボキシレート(20+1
9)をテトラヒドロフラン(2,1ゴ)にとかし、モル
ホリノプロパンスルホン酸緩衝液(PH=7.0 2.
1ゴ)及び酸化白金(6ダ)を加え、8.5気圧の水素
圧下4時間水素添加した。触媒を濾過した後減圧下テト
ラヒドロフランを留去し、析出した不溶物を消去し、P
液をポリマークロマトグラフィー(CHP−20F)に
付すと、水で溶出される部分から(5几S、6SR,B
10 )−8−[4−(2−カルバモイル)ピロリジニ
ルチオ]−6−(1−ヒドロキシエチル)−1−アザビ
シクロ[8,2,0]]ヘプトー2−エンー7−オンー
2カルボン酸を得た。
UVλH20 m&Xnrr]:297 NMRδ(D20) : 1.24(8H,d、J=7
.0Hz)2.15(2H,m) 2.97(2H,t、J=7,0Hz)4.19(2H
,dd、J=6.Qおよび8.QHz )(21) 4.42(1,H,at +tT=lOオよび8.5E
、Z )IRKBr−t : 8400.1750.1
682.t580azctn また(5R,6S、8几)−p−二トロベンジル−3−
(ジフェニルホスホリルオキシ)−6−(1−、p−ニ
トロベンジルオキシカルボニルオキシエチル)−1−ア
ザビシクロ[8,2,0]−]ヘプトー2−エンー7−
オンー2カルボキシレート(75η)を上述a)と同様
に処理することにより(5几、68.8R)−p−ニト
ロベンジル−8−[4−(1−P−ニトロベンジルオキ
シカルボニル−2−カルバモイル)ピロリジニルチオ]
−6−(1−p−二トロペンジルオキシカルボニルエチ
ル)−1−アザビシクロ[8,2,01ヘプト−2−エ
ン−7−オン−2−カルボキシレート(42■)を得た
IRNuj0’ (m−’ ) : 8420 、17
85 、1742 、1710 。
FhX 1677 、1510 、L142 、1255m、p
、  ias〜142℃ (22) [α]、  +22.2°(0=0.105 、 DM
F)更に(5几、e8,8R)−P−ニトロベンジル−
8−C4−(1−p−ニトロベンジルオキシカルボニル
−2−カルバモイル)ピロリジニルチオ]−6−(1−
P−ニトロベンジルオキシカルボニルエチル)−1−ア
ザビシクロ[3、2,、0]]ヘプトー2−エンー7−
オンー2カルボキシレ−)(20〜)を上述b)と同様
の処理によって(5R,6S 、8R)−8−[4−(
2−カルバモイル)ピロリジニルチオ〕−6−(1−ヒ
ドロキシエチル)−1−アザビシクロ[8,2,01ヘ
プト−2−エン−7−オン−2−カルボン酸を得た。
zO UVλ   :295 max  nm 参考例1 トランス−4−ヒドロキシ−L−プロリン6.55g、
トリエチルアミン7.5ゴを水15−に溶解させ、これ
に室温で5−p−ニトロベンジルオキシカルボニル−4
,6−シメチルー2−メルカプトピリミジン15.95
gのジオキサン35−溶液を滴下し、そのまま室温で1
.5時間攪拌し、−夜装置した。反応液に水冷下2N−
水酸化す) IJウム80−を加えエーテルで抽出、エ
ーテル層をIN−水酸化ナトリウム20m1で洗浄後ア
ルカリ水層を合わせ、2N−塩酸水100m/を用いて
塩酸酸性とし、これを酢酸エチルで抽出した。酢酸エチ
ル層を2N−塩酸水で順次洗浄し、芒硝乾燥、溶媒留去
し、得られる粗結晶を酢酸エチルでリパルプ精製して1
−(p−二トロペンジルオキシカルボニル)−4−ヒド
ロキシ−L−プロリンを得た。
m、1)、’  184.It〜185.5℃IRNu
”’ (to;1) : 8800(br) 、 17
B8 、1660 、1605゜max 1520 、1B40 、1205 、1172 。
1070.965 参考例2 l−(p−二トロペンジルオキシカルボニル)−4−ヒ
ドロキシ−L−プロリン3.1゜f、  トリエチル−
÷→アミン1.10gを乾燥テトラヒドロフラン40−
に溶解させ、−25°C〜−85℃でクロロギ酸エチル
1.20fの乾燥テトラヒドロフラン1〇−溶液を滴下
し、そのまま50分攪拌後−25℃〜−40℃で濃アン
モニア水10ゴを滴下した。徐々に室温まで昇温しさら
に1時間攪拌後減圧下に反応液を濃縮した。残渣に水2
0−とエーテル50−を加え水冷後得られろ白色結晶を
戸数し、冷水と冷エーテルで順次洗浄後減圧乾燥して1
−(p−二トロベンジルオキシカルボニル)−4−ヒド
ロキシ−L−プロリンアミ(25) ドを得た。
m、p、   163.8〜164.0℃IR”j0’
(cm−’ ) : 8460 、8870.8200
 、1687 。
max 1640 、1621 、1589 、1B41 。
1180、1078 参考例3 l−(p−ニトロベンジルオキシカルボニル)−4−ヒ
ドロキシ−L−プロリンアミド2.821.トリエチル
アミン1.67gの乾燥テトラヒドロフラン4〇−懸濁
液に室温でメタンスルホニルクロライド1.89gの乾
燥テトラヒドロフラン1〇−溶液を滴下し、1時間攪拌
後反応液を減圧下に濃縮した。残渣に水80fn/!と
エーテル80m1を加え水冷後得られる白色結晶を戸数
し、冷水及び冷エーテルで順次洗浄後減圧乾燥して1−
(p−二トロ(26) ベンジルオキシカルボニル)−4−メタンスルホニルオ
キシ−L−プロリンアミドを得た。
m−p、149.5〜151℃ IRNuJo”(m ’) : 8400.8225.
1715.1675゜ax 1520 、1B40 、1170 、1185参考例
4 50%水素化ナトリウム874■の乾燥ジメチルホルム
ア主ド18−懸濁液に窒素気流下チオ酢酸642■の乾
燥ジメチルホルムアミド14−溶液を加え、室温で25
分間攪拌し、この溶液にヨウ化ナトリウム975■を加
工次いで1−(p−二トロベンジルオキシカルボニル)
−4−メタンスルホニルオキシ−L−プロリンアミド2
.521の乾燥ジメチルホルムアミド12−溶液を加え
70℃で6時間加熱攪拌した。反応液を冷食塩水にあけ
ベンゼン抽出、抽出液を10%亜硫酸ナトリウム水溶液
及び食塩水で順次洗浄、芒硝乾燥、溶媒留去し、得られ
る粗結晶をテトラヒドロフランとベンゼンの混合溶媒で
リパルプ精製して1−(p−二トロペンジルオキシカル
ボニル)−4−チオアセトキシ−L−プロリンアミドを
得た。
m、p、   168.5〜169.5℃IRNl””
1に’) : 3850.8180.1715.169
0゜1lX 1688 、1510 、1880 、1100参考例
5 l−(p−二トロベンジルオキシカルボニル)−2−カ
ルバモイル−4−アセチルチオピロリジン(950++
v)をメタノール(957りにとかし、アルゴン気流中
IN−水酸化ナトリウム水溶液(2,59me )を室
温で加えそのまま15分間攪拌した。反応液にIN−塩
酸水溶液(2,59m1.)を加え、中和し、減圧下、
メタノールを留去し、析出した結晶をP取、水洗するこ
とにより1−(p−ニトロベンジルオキシカルボニル)
−2−カルバモイル−4−メルカプトピロリジンを得た
m−p、   158〜162°C (29完) 手続補正書 昭和58年7月12日 I、事件の表示 昭和58年 特許願第 8区443号 2、発明の名称 新規なβ−ラクタム化合物及びその製造法3、補正をす
る者 事件との関係  特許出願人 住 所  大阪市東区北浜5TrllFJ地名称 (2
09)住友化学工業株式会社代表者    土  方 
  武 4、代理人 住 所  大阪市東区北浜5丁目1旙地5、  @正の
対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 6、 補正の内容 (1)明細書第4頁第1行の一般式(I)において、次
に示すように番号付けする。
(2)同書第6頁下より第7行に「カルバペネム誘導体
」とあ′るのを[カルバペネム(1−アザビシクロ(3
,2,0)ヘプト−2−エン=7−オン−2−カルボン
酸)誘導体」とする。
(3)  同書同頁同行に「その2位」とあるのを「そ
の3位」とする。
(4)  同書第14頁第2行の一般式(b)を次のと
おり改める。
「 」 (2) (5)同書同頁第3行に「R4は前述と同じ意味を示し
、」とあるのを削除する。
(6)同書同頁第6行の「・・・・・・反応に付し、」
の次に「次いでオキシマーキュレージロン反応等により
圧テニル基をヒドロキシエチル基に変換し、必要に応じ
てカルボキシル基の保護、脱保護反応及び水酸基の保護
反応を組合わせることによって」を加入する。
(7)同書第18頁第1行と第2行との間に「また本発
明化合物は必要に応じて、Z−7−(L−アミノ−2−
カルボキシエチルチオ)−2−(2,2−ジメチルシク
ロプロパンカルボキサミド)−2−へブテノイン酸ナト
リウム等のジペプチダーゼ阻害剤(特開昭56−815
18号公報に記載の化合物群)と組合とあるのを「(2
S 、45) −1−(p−二トロ」とする。
(9)  同書第22頁第9〜1o行ニr (S R、
6(3) S、8R)」とあるのをr(5R,65,8Ry2’S
t4’S)」とする。
α〔同書第23頁第1行に「+22゜2°」とあるのを
「+44.4°」とする。
a刀  同書同頁第2行および第10行にr(5R。
55.8R)Jとあるのを各々[(5R16S 、8R
,2’S 、4’S)Jとする。
αり 同書同頁第15行と第16行との間に、次のとお
り加入する。
「IRKB’ ((!II 1) : 1752,16
87,1595.1385ax NMRδ(’D20)  : 1.24(3H,d、J
=6.5Hz)。
2.0〜2.15(IH,m) 、2.83〜2.98
(IH,m) 。
3.17(2H,d、J=9Hz) 、3.32〜3.
42(2H,m) 。
3.71〜3.80(IH,m) 、3.98(IH,
quintet 。
J=7Hz) 、4.13〜4.32(IH,m) 、
4.41(IH,t 。
J=13.5Hz ) (4) リ (5Re 6 S 、 8 R)  p−二トロベ
ンジル−3−(ジフェニルホスホリルオキシ)−6−(
1−p−二トロベンジルオキシ力ルポニルオキシエチル
)−1−アザビシクロ(3,2,0)−ヘプト−2−エ
ン−7−オン−2−カルボキシレート(152■)と[
28,4R)−1p−二トロベンジルオキシヵルボニル
−2−カルバモイル−4−メルカプトピロリジン(72
fflP)を用い、実施例1(a)と同様の方法により
(5R,6Se 8 Rt 2’S 、 4’R) −
p−ニトロベンジル−3−(4−(1−p−ニトロベン
ジルオキシカルボニルー2−カルバモイル)ピロリジニ
ルチオ)−6−(1−P−ニトロベンジルオキシカルボ
ニルオキシエチル)−1−アザビシクロ(3,2,0)
ヘプト−2−エン−7−オン−2−カルポキシレ−)−
(95119)を得た。
IR”m(Ql 1) : 1775,1745.17
00,1524)。
max 1345.1260.113O NMRδ(cDcz3)  ”、 l 、413 (3
H、d 、J=(i 、5Hz ) 。
3.22(2H,br、d、J=9.0Hり 、5.2
6(4H,S) 。
5.25および5.46(2H,ABq 、J=14H
z) e7.50.7.54および7.60(each
2H,a、J=9、QHz) 、8.18(4H,d、
J=9.0H1) 。
8.21(2H,d、J=9.0H2)〔αゾ’+37
.3°C=0.244 、アセトン)b)  (5R,
68,8R,2’S、4’R)−P−ニトロベンジル−
3−(4−(1−p −二トロベンジルオキシカルボニ
ル−2−カルバモイル)ピロリジニルチオ)−6−(6
) (1−P−ニトロベンジルオキシカルボニルオキシエチ
ル)−1−アザビシクロ〔3゜2.0〕ヘプト−2−エ
ン−7−オン−2−カルボキシレート(32■)を用い
、実施例1(b)と同様の方法により(5R,5S。
SR,2’S 、4’R)−3−(4−(2−カルバモ
イル)ピロリジニルチ、t’)−6−(1−ヒドロキシ
エチル)−1−アザビシクロ(3,2,0)ヘプト−2
−二ンー7−オンー2−カルボン酸を得た。
UvH20:298 max  nm 実施例3 (7) a) (5R96S、8R)−P−ニトロベンジル−3
−(ジフェニルホスホリルオキシ)−6−(1−p−ニ
トロベンジルオキシカルボニルオキシエチル)−1−ア
ザビシクロ(3,2、O)−ヘプト−2−エン−7−オ
ン−2−カルボキシレート(121m9)と(2R,4
8)−1−P−ニトロベンジルオキシカルボニル−2−
カルバモイル−4−メルカプトピロリジン(571n9
)を用い、実施例1(a)と同様の方法により(5R,
6SI8R,2’R,4’S) −P−ニトロベンジル
−3−(4−(1−P−ニトロベンジルオキシカルボニ
ル−2−カルバモイル)ピロリジニルチオ)−6−(1
−p−ニトロベンジルオキシカルボニルオキシエチル)
−1−アザビシクロ(3,2,0)ヘプト−2−二ンー
7−オンー2−カルボキシレート(95■)を得た。
IR’量11 ((〕−一1) 冒775,1750,
1700,1520゜max 1345.1260.118O NMRδ(cI)cl!s ) : l 、 48(3
H、d 、J=6.5Hz 。
3.26(2H,br、d、J=9.0Hz)、5.2
5(4B。
S)、5.18および5.46(2H,ABq 、J=
14H2) 。
7.49,7.53および7.Q2(each2H,d
、J=13.5Hz) 、8.17(4H,d 、J=
8.5Hz) 。
8.19(2H,d#J−8,5H2)〔α)、  +
43.7°(c eta 0.353 、アセトン)b
)  (51’−,6S、8R,2’R,4’S) −
P−ニトロベンジル−3−(4−(1−p −二トロベ
ンジルオキシカルボニル−2−カルバモイル)ピロリジ
ニルチ、t)−6−(1−p−ニトロベンジルオキシカ
ルボニルオキシエチル)−1−アザビシクロ〔3゜2.
0〕ヘプト−2−エン−7−オン−2−カルボキシレー
ト(95■)を用い、実施例1(b)と同様の方法によ
り(5R,(5S。
8 R、2’λ、4’5)−3−(4−(2−カルバモ
イル)ピロリジニルチオ]−e−(1−ヒドロキシエチ
ル)−1−アザビシクロ(3,2、O)ヘプト−2−二
ンー7−オンー2−カルボン酸を得た。
UVH2O: 297 axnm 実施例4 a)  (5R、5S 、 8R) −p−ニトロベン
ジル−3−(ジフェニルホスホリルオキシ)−6−(1
−P−ニトロベンジルオキシカルボニルオキシエチル)
−1−アザビシクロ(3,2、O)−ヘプト−2−エン
−7′−オン−2−カルボキシレート(53■)ト(2
R,4R)−1−P−ニトロベンジル(10) オキシカルボニル−2−カルバモイル−4−メルカプト
ピロリジン(25η)を用い、実施例1(a)と同様の
方法により(5R,6S 、 8R、2’R、4’R)
−P−ニトロベンジル−3−(4−(1−P−ニトロベ
ンジルオキシカルボニル−2−カルバモイル)ピロリジ
ニルチオ)−6−(1−P−ニトロベンジルオキシカル
ボニルオキシエチル)−1−アザビシクロ(3,2,0
3ヘプト−2−エン−7−オン−2−カルボキシレート
(45キ)を得た。
e1m IR(C1l  ) −1780,1745,170θ
、1610ax 1520.1400.1350.1260 。
12O NMRδ(CI)CI!3):1.48(3H1d、J
=6H2)。
3.19(2H,d、J=9H2) 、3.44(II
(、dd、J=2.5および7.5Hz)#5.25(
4HIS)t5.23および5.42(2H,An(1
、J−14Hz) 。
7.47,7.52および7−(iQ(each2Hs
dt%(11) s、5Hz)、s、t6(但*dg J=8.5H1)
8.19(2H,d、J=8.5H2)2 〔a)D+57.6° (e=0.279 、アセトン
)b)(5に、68.8R,2’R,4’R)−P−二
トロベンジル−3(4−(1−P−ベンジルオキシカル
ボニル− イル)ピロリジニルチオ)−6−(1−P−二トロベン
ジルオキシカルポニルオキシエチル)−1−アザビシク
ロ(3 、2 、O)ヘプ)−−2−エン−7−オン−
2−カルボキシレート(45■)を用い、実施例1(b
)と同様の方法により(5R,68,8Rt2’R  
、  4’R)−3−(  4  − (  2  −
 カ ルノイ モ イル)ピロリジニルチオ)−6−(
1−ヒドロキシエチル)−1−アザビシクロ〔3。
2sO〕ヘプト−2−エン−7−オン−2−カルボン酸
を得た。
」 (12) a3  同書第28頁第5行にr l−( P−ニトロ
」とあるのを「シス−1−(p−ニトロ」とする。
Q4)  同書同頁第10行と第11行との間に次のと
おり加入する。
[〔α几0−23°( c−0.334 、DMF )
 Jαω 同書同頁下より第5行にrl−(P−二トロ
」とあるのをr(28,4S)−1−(P−二トロjと
する。
αe 同書第29頁第4行にrl−(P−ニトロ」とあ
るのを[(25 、4S)−1−(P−二トロ」とする
αη 同書同頁最下行に続けて、次のとおり加入する。
「参考例6 本NZ a)  )ランス−4−ヒドロキシ−L−プロリフ(3
50wIg)を用い、参考例1゜2.3および4と同様
の方法により (23,4R)−1−(P−ニトロベ ンジルオキシカルボニル)−2−カル バモイル−4−アセチルチオピロリジ ン(1321F9)を得た。
IR”m(am 1) : 3300(br)、170
0(Ih)。
ax 1685.1512.1430 。
1400.1345,1175゜ 115 〔α)、 +7.36°(C=0.625 、アセトン
)b)上記a)で得たチオアセテート誘導体(100■
)を用い、参考例5と同様の方法により(28,4R)
−1−(P −ニトロベンジルオキシカルボニル) −2−カルバモイル−4−メルカプト ピロリジンを得た。
(14) 1435.1400,1342.1118NMRδ(C
DCI!3) : 2.26(IH,d、J=7Hz)
、5−22(2Hs’) 参考例7 a)シス−4−ヒドロキシ−D−プロリン(300■)
より参考例1.2.3および4と同様の方法により(2
Rt ’a 5)−1−P−ニトロベンジルオキシカル
ボニル−2−カルバモイル−4−アセチルチオピロリジ
ン(82TI9)を得た。
i1m IR(cx 1) : 1705(sh)、1685゜
3x (15) 1520.1425,1402,1342,1122〔
σ)D−6,92°(、C=0.665 、アセトン)
b)上記りで得たチオアセテート誘導体(66■)を用
い、参考例5と同様の方法により(2R,4S)−1−
P−ニトロベンジルオキシカルボニル−2−カルバモイ
ル−4−メルカプトピロリジンを得た。
IRCH”2’ (am 1) : 1695(sh)
、1682゜ax 1515.1395 ;1340 。
115 参考例8 古       扇2 J?NZ (16) リ トランス−4−ヒドロキシ−D−プロリン(250
mg)を用い、参考例1,2゜3および4と同様の方法
により〔2k。
ジン(40■)を得た。
IR”m(CI+ 1) : 16B5.1515,1
400゜ax 1340.1110 〔α〕。+39.6°(c−0,293、DMF )b
)上記a)で得たチオアセテート誘導体(40■)を用
い参考例5と同様の方法により(2R,4R)−1−P
−ニトロベンジルオキシカルボニル−2−カルバモイル
−4−メルカプトピロリジンを得た。
IRNu”1(C11) : −3200,1710,
1655゜ax 1512.1340.1115 J 以  上 (17完)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  一般式〔Iコ 〔式中、几1は水素原子または水酸基の保護基を、R2
    は水素原子またはアミノ基の保護基を、R8は水素原子
    またはカルボキシル基の保護基を示す。〕 で表わされるβ−ラクタム化合物およびその薬理学上許
    容される塩。
  2. (2)  R1,142およびR8が水素原子である特
    許請求の範囲第1項に記載のβ−ラクタム化合物および
    その薬理学上許容されろ塩。
  3. (3)  一般式[I] R1 〔式中、R1は水素原子または水酸基の保護基を、R2
    は水素原子またはアミノ基の保護基を、IELRは水素
    原子またはカルホキシル基の保護基を示す。〕 で表わされるβ−ラクタム化合物を製造するにあたり、
    一般式[H] 〔式中、R4は水酸基の保護基を、R5はカルホキシル
    基の保護基を示す。] で表わされるアルコールの反応性エステルと一般式 〔式中、R6はアミノ基の保護基を示す。〕で表わされ
    るメルカプタンを塩基の存在下に反応させて一般式[1
    1[] 〔式中、几嶋R5、Rgは前述と同じ意味を有する。〕 で表わされるβ−ラクタム化合物を製造し、R1、R2
    および/またはR8が水素原子であるβ−ラクタム化合
    物を所望する場合には、次いでカルボキシル基の保護基
    電の除去反応、水酸基の保護本山の除去反応およびアミ
    ノ基の保護基電の除去反応を必要に応じて適宜組合せて
    付することを特徴とする上記一般式〔■〕で表わされる
    β−ラクタム化合物およびその薬理学上許容される塩の
    製造法。
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