JPS59204660A - 水溶性天然色素の粉末化方法 - Google Patents

水溶性天然色素の粉末化方法

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JPS59204660A
JPS59204660A JP58080076A JP8007683A JPS59204660A JP S59204660 A JPS59204660 A JP S59204660A JP 58080076 A JP58080076 A JP 58080076A JP 8007683 A JP8007683 A JP 8007683A JP S59204660 A JPS59204660 A JP S59204660A
Authority
JP
Japan
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water
soluble natural
soluble
natural pigment
dextrin
Prior art date
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Pending
Application number
JP58080076A
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English (en)
Inventor
Junichi Onishi
順一 大西
Kinya Sato
佐藤 金弥
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T Hasegawa Co Ltd
Original Assignee
T Hasegawa Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、水溶性天然色素の色調に悪影響を与えること
なしに、且つ得られる水溶性天然色素粉末の吸湿による
固結化や変色、退色などの不都合な色調変化を防止して
、色調保持性及び安定性の優れた水溶性天然色素粉末を
提供できる水溶性天然色素の粉末化方法に関する。
更に詳しくは、本発明は、アミ日ペクチンからなる澱粉
類のα−アミラーゼ加水分解処理物そあってDE値2〜
5の冷水易溶性デキストリンを、水溶性天然色素含有水
性溶液に添加溶解したのち乾燥することを特徴とする水
溶性天然色素の粉末化方法に関する。
水溶性天然色素含有の天然源材料から、例えば水もしく
は水性溶媒外どを用いて抽出された抽出物やその濃縮物
の如き水溶性天然色素含有水性溶液はそのままの状態で
も利用できるが、貯蔵、移送、使用などの多くの面から
粉末化することが望まれる。しかしながら、水溶性天然
色素は安全性その他の点で合成色素より好まれているも
のの、比較的に色調変化をうけやすく、色調保持性及び
安定性の点でトラブルを伴う場合が多く、その好ましい
色調に悪影響を与えることなしに粉末化することが困難
という技術課題がある。更に又、粉末化された水溶性天
然色素は一般に吸湯し易く、固結ケーキ状となって粉末
流動性を失ったシ、更に吸湿して液状となったシするト
ラブルがあり、且つ吸湿して変色、退色などの不都合な
色調変化を生じ易い難点があるという技術課題があシ、
場合によっては、異臭発生などの不都合な変質を生ずる
ことさえある。
従来、各種の食品類や調味料類の粉末化に除し、種々の
DE値の澱粉加水分解物を固形化基材として酢加したの
ち乾燥して粉末化する提案が知られているが、水溶性天
然色素含有水性浴液の粉末化における課題とそのような
固形化基材との関係については従米全く知られていない
例えば、DE値7〜20の澱粉中間加水分解物の還元生
成物を、液状の食品、例えば、果汁、スープ、調味料、
鶏卵などの固型化基材として絡加したのち乾燥する乾燥
固形化困難な液状食品の固形化方法が提案されている(
特公昭54−274しかし上記提案は、澱粉の加水分解
物を更に水素添加して糖アルコールとする煩雑な操作を
必要とし、更に混在する低分子糖アルコールは極めて吸
湿性が大きいため、とうてい満足できるものではなかっ
た。そして、この提案には水溶性天然色素含有水性溶液
の粉末化における課題と上記DE値7〜20の澱粉中間
加水分解物の還元生成物との関係についてなぞ、勿論、
全く言及されていない。
また、吸湿性の低い安定な粉末果汁およびその製造法と
して、冷水易溶性で2ないし5のDE値を持ち、かつ9
5重1%以上のアミロペクチン含有量を有する澱粉加水
分解物担体と、該担体に保持され、最終粉末果汁に基づ
いて5ないし95重思チの果汁乾燥固形分とからなる粉
末果汁の製造方法が提案されている(特開昭55−36
号)。
この提案は果汁の粉末化に特定されており、水溶性天然
色素含有水性溶液の粉末化における課題と上記洩粉加水
分解物担体との関係については、勿論、全く言及されて
いない。
又更に、他の提案として、ワキシー澱粉をα−アミラー
ゼおよびβ−アミラーゼの両者で加水分解して得られる
平均分子i10万〜200万(DE値約600〜約12
000程度)、分枝含有率50チ以下の高分子デキスト
リンを主成分とするデンプン加水分解物を、果汁、スー
プ、調味料、醗酵孔、卵、醤油、ソース、カラメル及び
味噌などの液状食品に65加し、混合したのち乾燥する
液状食品の固形化方法が提案されている(特開昭57−
170152号)。
上記提案によれば、ワキシーデンプンをα−アミラーゼ
で酵素分解して得た分解物を更にβ−アミラーゼを用い
て酵素分解し、得られた酵素分解物中から低分子麓のデ
キストリンを除去し特牽分子量画分の澱粉加水分解物を
採取して利用するという非常に煩雑な工程を要し、全く
工業的な方法ではないという欠点があった。そして、こ
の提案゛においてもまた、水溶性天然色素含有水性溶液
の粉末化における課題と上記DE値約600〜約120
00の高分子デキストリンを主成分とするデンプン加水
分解物との関係については、勿論、何等の知見も開示さ
れていない。
更に他の提案として、平均重合度8〜15 (DE値約
7〜約12程度)や平均重合度7〜2゜(DE値約5〜
約14程度)を有し、アミロペクチンからなる澱粉のα
−アミラーゼ加水分解処理物であるデキストリンを利用
する含酢酸調味液の粉末化方法(特開昭57−1296
67号)、更には、アミロペクチンからなる澱粉のα−
アミラーゼ加水分解処理物であるDE値1−yl Oの
デキストリンを利用する篩エキス酒類たとえばリキュー
ル、味リン、マデイラワインの粉末化方法(特開昭57
−99187号)も知られている。これらの提案におい
ても、含酢酸−1IIH犀敷や高エキス酒類に粉末化対
象物が時短されており、水溶性天然色素含有水性溶液の
粉末化における課題と上記デキストリンとの関係につい
ては、勿論、同等言及されていない。
本発明者等は、水溶性天然色素の粉末化における前述の
如き諸技術課題を解決できる粉末化方法を提供すべく研
究を行ってきた。
その結果、アミロペクチンからなる澱粉類のα−アミラ
ーゼ加水分解処理物でおってDB値2〜5の冷水易溶性
デキス) IJンを、水溶性天然色素貧有水性浴液に曇
加溶解したのち乾燥することによって、その好ましい色
調に悪影舎を与えることなしに谷易に粉末化することが
でき、且つ得られた水溶性天然色素粉末は固結や変色、
退色な片の不都合な色調変化から解放されて、優れた色
調保持性及び安定性を有する水溶性天然色素粉末となる
ことを発見した。
従って、本発明の目的は天然色素の好ましい色調に悪影
響を与えるおそれなしに、谷易な操作で[1tた色W4
保存性及び安定性を有する水溶性天然色素粉末を提供で
きる水溶性天然色素の粉末化方法′lf:提供するにあ
る。
本発明の上記目的及び更に多くの他の目的及び利点は、
以下の説明から一層明らかとなるであろう。
本発明において利用することのできる水溶性天然色素と
しては、例えばカカオシェル、クチナシの実又はクチナ
シ抽出物を酵素によシ、青色、緑色などに変換した処理
液、グレープスキy1コチニール、コーン、シソ、ハイ
ビスカス、レッドビート、紅花、モナスカス菌培養液、
ラック、カラメルなどの如き水溶性天然色素含有拐料か
ら、水もc、<ilま水性溶媒を用いて、常法によシ抽
出して得られた抽出液もしくは、該抽出液を濃縮して得
られた濃縮物を例示することができる。
″また、本発明で利用することができる冷水易溶性低D
Eデキストリンとしては、例えば、モチ米澱粉、モチト
ウモロコシ澱粉の如き、実負的にアミロースを含有せず
、アミロペクチンからなる澱粉を、α−アミラーゼを用
いて加水分離して、DE値約2乃至5、平均重合度約2
0乃至約50゜平均分子量約1000以下の冷水易溶性
としたデキストリンを例示することができる。
本発明方法によれば、iiJ記例示した如き水溶性天然
色素の抽出液もしくはその濃縮物の固形分濃度に基づい
て、例えば、約5乃至約95重ft%の前記例示した如
き、冷水易溶性り、Eデキス) IJンを添加溶解し、
更に所望によりアラビアガム、アミロース澱粉分解物、
ゼラチン、カゼイン、大豆蛋白などの如き、他の天然高
分子物質を併せて添加することができ、かくして得られ
た溶液を、所望によシ加熱殺菌、均質化処理を行った後
、例えば、噴務乾燥、凍結乾燥、減圧乾燥もしくは流動
層乾燥の如き公知常用の乾燥手段を用いて乾燥し、所望
により、更に粉砕、造粒等により、粉末もしくは顆粒状
の水溶性天然色素を得ることができる。
本発明によって得られた水溶性天然色素粉末は、平衡水
分金縁が低く、従って吸湿性、固結性が顕著に改善され
、変色、退色などの好ましくない変質を起す惧れを回避
することができ、例えば、飲食物・嗜好品類、餌飼料類
、保健・医薬品類、香粧品類などの利用分野において有
用である。
例えば、ドロップ、ギャンデー、チョコレート、フイス
クリーム、シャーベット、乳飲料、ようがん、あん、う
いろう、ゼリー、煮豆、乾燥野菜、海産物、畜肉加工食
品、崎肉たれ、および漬物の如き飲食物・嗜好品類への
天然着色料;例えば、錠剤、液状経口薬、粉末状の経口
薬および湿布薬の如き保健・医薬品類への天然着色料;
或は又、例えば、石鹸、洗剤、シャンプーの泗色の如き
香粧品類への天然涼71W色料;等として肩用である。
以下、実施例により、本発明の天然色素粉末の製逍につ
いての数態様について更に詳しく例示する。
実施例1 ワキシーコーンスターチ加水盆解物(DAl?4)50
02を水1000Fに添加し、50℃に加温して均一溶
液とした。これにモナスカス色素抽出液(固形分5%)
1000Fを加えて混合し、常法によシ噴霧乾燥して、
モナスカス色素粉末9802を得た(本発明品l61)
比較例1 実施例1において、ワキシーコーンスターチ加水分解物
に代えて、通常のコーンスターチ加水分解ブ゛キス) 
IJン(DE20)’e同同量−たほかは、同一条件に
よってモナスカス色素粉末9502を得た(比較菌属l
)。
実施例2 レッドビート水抽出物(固形分596)12002にワ
キシーコーンスターチ加水分解物(DE4)400tを
添加して40℃で溶解して均一溶液とした後、常温によ
り、I!jt霧乾燥してレッドビート色素粉末980f
を得たく本発明菌属2)。
比較例2 実施例2のワキシーコーンスターチ加水分解物に代えて
、ばれい薯澱粉加水分解物(1)ElO)を同量用いた
ほかは実施例2と同−条件によってレッドビート色素粉
末950fを得た(比較品ム2)。
参考例1 木5ts明品AL1〜黒2及び比較品煮l〜煮2の名l
Oyをポリエチレン製の袋に詰めてシールし、R,I!
768.9%、渦層30℃の条件で保存し、外観変化を
観察した。その結果を表1に示す。
表1 (注) −変化なし ±  僅かに粉末の流動性が悪くなる 」−全体が付着し合い、ゆるく固まる 什   吸漫して同化 千  表面が潮解している 丹杆  全体がペタペタ2ガる 一H+)−)−潮解して液状となる 外1名

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、 アミ目ペクチンからなる澱粉類のα−アミラーゼ
    加水分解処理物でろってDE値2〜5の冷水易溶性デキ
    ストリンを、水溶性天然色素含有水性溶液に添加溶解し
    たのち乾燥することt−特徴とする水溶性天然色素の粉
    末化方法。
JP58080076A 1983-05-10 1983-05-10 水溶性天然色素の粉末化方法 Pending JPS59204660A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6184392A (ja) * 1984-09-29 1986-04-28 Iwasaki Mekki:Kk 外装部品
JP2010132767A (ja) * 2008-12-04 2010-06-17 Sanei Gen Ffi Inc 粉末色素及び粉末色素の製造方法

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