JPS59205965A - 藻類及び/又はきのこ類水性エキスの粉末化法 - Google Patents
藻類及び/又はきのこ類水性エキスの粉末化法Info
- Publication number
- JPS59205965A JPS59205965A JP58080078A JP8007883A JPS59205965A JP S59205965 A JPS59205965 A JP S59205965A JP 58080078 A JP58080078 A JP 58080078A JP 8007883 A JP8007883 A JP 8007883A JP S59205965 A JPS59205965 A JP S59205965A
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- Japan
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- extract
- dextrin
- mushroom
- cold water
- alga
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- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、藻類及び/又はきのこ類本性エキスの複雑な
風味に悪影響を与えることなしに容易に粉末化でき、更
に得られた粉末化物の吸湿にょる固結化、変色、退色及
び異臭の発生などの不都合な変質、変敗を効果的に防止
することのできる藻類及び/又はきのこ類本性エキスの
粉末化方法に関する。
風味に悪影響を与えることなしに容易に粉末化でき、更
に得られた粉末化物の吸湿にょる固結化、変色、退色及
び異臭の発生などの不都合な変質、変敗を効果的に防止
することのできる藻類及び/又はきのこ類本性エキスの
粉末化方法に関する。
更に詳しくは、本発明は、アミノペクチンからなる澱粉
類のα−アミラーゼ加水分解処理物であってDE値2〜
5の冷水易浴性デキストリンを、藻類及び/又はきのこ
類本性エキスに添加溶解したのち乾燥することを特徴と
する藻類及び/又はきのこ類本性エキスの粉末化法に関
する。
類のα−アミラーゼ加水分解処理物であってDE値2〜
5の冷水易浴性デキストリンを、藻類及び/又はきのこ
類本性エキスに添加溶解したのち乾燥することを特徴と
する藻類及び/又はきのこ類本性エキスの粉末化法に関
する。
粉末状の乾燥食品は一般に吸湿し易く、吸湿の結果、形
態は収縮して多孔性を失い、極端な場合は製品が付着し
合って流動性を失い、固結ケーキの状態となり、さらに
吸湿した場合には潮解、液化の現象があられれ、粉末食
品の特性は全く消失してしまう。
態は収縮して多孔性を失い、極端な場合は製品が付着し
合って流動性を失い、固結ケーキの状態となり、さらに
吸湿した場合には潮解、液化の現象があられれ、粉末食
品の特性は全く消失してしまう。
殊に還元糖を多値に含有する天然′吻エキス、更に糖類
に加えて、アミノ酸、有機酸とその塩類、食塩、及び蛋
白質の加水分解物などを多IK含有する組成物、エキス
類などは乾燥粉末化が非常に困難でめシ、廼に得られた
乾燥粉末も吸湿、潮解性が激しく、その改善方法が強く
望まれてきた。
に加えて、アミノ酸、有機酸とその塩類、食塩、及び蛋
白質の加水分解物などを多IK含有する組成物、エキス
類などは乾燥粉末化が非常に困難でめシ、廼に得られた
乾燥粉末も吸湿、潮解性が激しく、その改善方法が強く
望まれてきた。
かかる吸湿性の著しい乾燥粉末食品の製造法に関して種
々の提案がなされてきた。
々の提案がなされてきた。
例えば、DE値7〜20の澱粉中間加水分解物の還元里
成吻を、液状の食品、例えば、果汁、スープ、調味料、
鶏卵などの固型化基材として添加したのち乾燥する乾燥
固形化困難な液状食品の固形化方法が提案されている(
特公昭54−27413号)。
成吻を、液状の食品、例えば、果汁、スープ、調味料、
鶏卵などの固型化基材として添加したのち乾燥する乾燥
固形化困難な液状食品の固形化方法が提案されている(
特公昭54−27413号)。
しかし上記提案は、澱粉の加水分解物を更に水素添加し
て糖アルコールとする煩雑な操作を必要とし、更に混在
する低分子側アルコールは極めて吸湿性が大きいため、
とうてい満足できるものではなかった。
て糖アルコールとする煩雑な操作を必要とし、更に混在
する低分子側アルコールは極めて吸湿性が大きいため、
とうてい満足できるものではなかった。
また、吸湿性の低い安定な粉末果汁およびその輿造法と
して、冷水易溶性で2ないし5のDE値を持ち、かつ9
5重tit%以上のアミロ4クチン含有量を有する?殿
粉加水分解相体と、該担体に保持され、最終粉末果汁に
基づいて5ないし95重量%の果汁乾燥固形分とからな
る粉末果汁の製造方法が提案されている(特開昭55−
36号)。
して、冷水易溶性で2ないし5のDE値を持ち、かつ9
5重tit%以上のアミロ4クチン含有量を有する?殿
粉加水分解相体と、該担体に保持され、最終粉末果汁に
基づいて5ないし95重量%の果汁乾燥固形分とからな
る粉末果汁の製造方法が提案されている(特開昭55−
36号)。
しかしながら、上記提案は果汁の粉末化に特定されてお
シ、果汁とはその組成が著るしく異なり且つ複雑であっ
て、更に、一層吸湿性、潮解性が激しく、その変質、変
敗の様相乃至機構も複雑で且つ果汁とは異なる藻類及び
/又はきのこ類本性エキスの粉末化に関しては全然言及
していないし且つ又如何なる知見も開示されていない。
シ、果汁とはその組成が著るしく異なり且つ複雑であっ
て、更に、一層吸湿性、潮解性が激しく、その変質、変
敗の様相乃至機構も複雑で且つ果汁とは異なる藻類及び
/又はきのこ類本性エキスの粉末化に関しては全然言及
していないし且つ又如何なる知見も開示されていない。
又更に、他の提案として、ワキシー澱粉をα−アミラー
ゼおよびβ−アミラーゼの両者で加水分解して得られる
平均分子量10万〜200万(DE値値組00〜約12
000程度)、分枝含有率50%以下の高分子デキスト
リンを主成分とするデンプン加水分解物を、果汁、ス〜
ゾ、調味料、醗酵孔、卵、醤油、ソース、カラメル及び
味噌などの液状食品に添加し、混合したのち乾燥する液
状食品の;ト1形化方法が提案されている(特開昭5
7−1 ’10 1 5 2 号 ン 。
ゼおよびβ−アミラーゼの両者で加水分解して得られる
平均分子量10万〜200万(DE値値組00〜約12
000程度)、分枝含有率50%以下の高分子デキスト
リンを主成分とするデンプン加水分解物を、果汁、ス〜
ゾ、調味料、醗酵孔、卵、醤油、ソース、カラメル及び
味噌などの液状食品に添加し、混合したのち乾燥する液
状食品の;ト1形化方法が提案されている(特開昭5
7−1 ’10 1 5 2 号 ン 。
上記提案によれば、ワキシーデンプンをσ−アミラーゼ
で酵素分解して得た分解物を更にβ−アミラーゼを用い
て酵素分解し、得られた酵素分解物中から低分子性のデ
キストリンを除去し特定分子量画分の澱粉加水分解・吻
を採取して利用するという非常に煩雑な工程を要し、全
く工業的な方法ではないという欠点があった。
で酵素分解して得た分解物を更にβ−アミラーゼを用い
て酵素分解し、得られた酵素分解物中から低分子性のデ
キストリンを除去し特定分子量画分の澱粉加水分解・吻
を採取して利用するという非常に煩雑な工程を要し、全
く工業的な方法ではないという欠点があった。
史に他の提案として、平均重合度8〜15(DE値約7
〜約12程朋)や平均重合度7〜2゜CDEDE値〜約
20程匿)を有し、アミロペクチンからなる澱粉のα−
アミラーゼ加水分解処理物であるデキストリンを利用す
る含酢酸調味液の粉末化方法t%開昭57−12966
7号)、更には、アミロ僧りチンからなる澱粉のα−ア
ミラーゼ加水分解処理物であるD F: 4 i〜10
のデキストリンを利用する高エキス酒類たとえばリキュ
ール、味リン、マデイラワインの粉末化方法(特開昭5
7−99187号)も知られている、これらの提案にお
いても、含酢酸調味液や高−キス酒 /類に
粉末化対象物が特定され、夫々、異なったDE値のデキ
ストリンの利用が提案されており、これら粉末化対象物
とはその組成が著るしく異なり且つ複雑であって、更に
、一層吸湿性、潮解性が激しく、その変質、変敗の様相
乃至機構も複雑で且つこれら対象物とは異なる藻類及び
/又はきのと類本性エキスの粉末化に関しては全然言及
していないし且つ又如何なる知見も開示されていない。
〜約12程朋)や平均重合度7〜2゜CDEDE値〜約
20程匿)を有し、アミロペクチンからなる澱粉のα−
アミラーゼ加水分解処理物であるデキストリンを利用す
る含酢酸調味液の粉末化方法t%開昭57−12966
7号)、更には、アミロ僧りチンからなる澱粉のα−ア
ミラーゼ加水分解処理物であるD F: 4 i〜10
のデキストリンを利用する高エキス酒類たとえばリキュ
ール、味リン、マデイラワインの粉末化方法(特開昭5
7−99187号)も知られている、これらの提案にお
いても、含酢酸調味液や高−キス酒 /類に
粉末化対象物が特定され、夫々、異なったDE値のデキ
ストリンの利用が提案されており、これら粉末化対象物
とはその組成が著るしく異なり且つ複雑であって、更に
、一層吸湿性、潮解性が激しく、その変質、変敗の様相
乃至機構も複雑で且つこれら対象物とは異なる藻類及び
/又はきのと類本性エキスの粉末化に関しては全然言及
していないし且つ又如何なる知見も開示されていない。
本発明者等は、糖類、アミノ酸、核酸、塩類その他多種
多様な構成成分を含有し、組成が複雑で且つそれら多種
多様な成分が〃いに影響して複雑な風味を呈し、一層吸
湿、潮解性が激しく、その風味の変質、変敗の様相乃至
機構も複雑で且つ従来対象物とは異なる藻類及び/又は
さのこ類本性エキスの粉末化法を開発すべくイtI′F
究を行ってきた。
多様な構成成分を含有し、組成が複雑で且つそれら多種
多様な成分が〃いに影響して複雑な風味を呈し、一層吸
湿、潮解性が激しく、その風味の変質、変敗の様相乃至
機構も複雑で且つ従来対象物とは異なる藻類及び/又は
さのこ類本性エキスの粉末化法を開発すべくイtI′F
究を行ってきた。
その結果、アミロペクチンからなる澱粉類のα−アミラ
ーゼ加水分解処理物であってDB値2〜5の冷水易溶性
デキストリンを、藻類及び/又はきのこ類本性エキスに
添加溶解したのち乾燥することによって、該エキスの多
種多様な成分が臣いに影響し合って呈する好ましい風味
に、伺等の悪影響も及ぼすことなしに、優れた風味保持
性及び安定性をもって、該エキスを乾燥して得られる粉
末の吸湿性を顕著に防止でき、固結、変色、退色及び異
臭発生などの不都合な変質変敗を効果的に防止できるこ
とを発見した。
ーゼ加水分解処理物であってDB値2〜5の冷水易溶性
デキストリンを、藻類及び/又はきのこ類本性エキスに
添加溶解したのち乾燥することによって、該エキスの多
種多様な成分が臣いに影響し合って呈する好ましい風味
に、伺等の悪影響も及ぼすことなしに、優れた風味保持
性及び安定性をもって、該エキスを乾燥して得られる粉
末の吸湿性を顕著に防止でき、固結、変色、退色及び異
臭発生などの不都合な変質変敗を効果的に防止できるこ
とを発見した。
従って、本発明の目的は、藻類及び/又は牲のこ類本性
エキスの多種多様な成分が4いに影響し都合な変質変敗
を効果的に防止できる藻類及び/又はきのこ類本性エキ
スの粉末化法を提供するにある。
エキスの多種多様な成分が4いに影響し都合な変質変敗
を効果的に防止できる藻類及び/又はきのこ類本性エキ
スの粉末化法を提供するにある。
本発明の上記目的及び更に多くの他の目的及び利点は以
下の説明から一層明らかとなるであろう。
下の説明から一層明らかとなるであろう。
本発明において利用することのできる藻類及び/又はき
のこ類本性エキスを得るに用いることのできる原材料と
しては、例えば、あおさ、あおのり、あまのり、あらめ
、いわのり、おごのり、かわのり、こんぶ類、てんぐさ
、ひじき、ひとえぐさ、まつも、もず、<、及びわかめ
などの鍼水又は淡水産の藻類の1種もしくは2種以上の
混合物を例示することができる。
のこ類本性エキスを得るに用いることのできる原材料と
しては、例えば、あおさ、あおのり、あまのり、あらめ
、いわのり、おごのり、かわのり、こんぶ類、てんぐさ
、ひじき、ひとえぐさ、まつも、もず、<、及びわかめ
などの鍼水又は淡水産の藻類の1種もしくは2種以上の
混合物を例示することができる。
またきのこ類としては、例えば、イワタケ、イボテング
タケ、キクラr1 クリタケ、クロタケ、シイタケ、シ
メジ、ショウ口、ナラタケ、トリユフ、ナメコ、ナラタ
ケ、ハエトリジメジ、ハラタケ、ヒラタケ、ホウキダケ
、マイタケ、マツシュルーム、マツタケ、ムキタケなど
のキノコ類の1種もしくは2種以上の混合物を例示する
ことができる。
タケ、キクラr1 クリタケ、クロタケ、シイタケ、シ
メジ、ショウ口、ナラタケ、トリユフ、ナメコ、ナラタ
ケ、ハエトリジメジ、ハラタケ、ヒラタケ、ホウキダケ
、マイタケ、マツシュルーム、マツタケ、ムキタケなど
のキノコ類の1種もしくは2種以上の混合物を例示する
ことができる。
かかる藻arx及び/又はきのこ類は、生鮮9勿のほか
、冷凍品、塩蔵品、乾燥1吻、缶詰〃ロエ品及びこれら
の任意の混合r吻を利用することができる。
、冷凍品、塩蔵品、乾燥1吻、缶詰〃ロエ品及びこれら
の任意の混合r吻を利用することができる。
また、本発明で利用することができる冷水易磐性低DE
デキストリンとしては、例えば、モチ米澱粉、モチトウ
モロコシ澱粉の如き、実質的にアミロースを含有せず、
アミロペクチンからなる澱粉を、α−アミラーゼを用い
て加水分解して、DE値約2乃至5、平均重合度、約2
0乃至約50、平均分子量約1,000以下の冷水易溶
性としたデキストンを例示することができる。
デキストリンとしては、例えば、モチ米澱粉、モチトウ
モロコシ澱粉の如き、実質的にアミロースを含有せず、
アミロペクチンからなる澱粉を、α−アミラーゼを用い
て加水分解して、DE値約2乃至5、平均重合度、約2
0乃至約50、平均分子量約1,000以下の冷水易溶
性としたデキストンを例示することができる。
本発明の好ましい一実施態様によれば、例えば、前記し
た如き、原材料を磨砕もしくは粉砕し、該原材料1重量
部に対して約6〜約20倍重量部の水もしくは、水分含
量約5重ff11以上の例えばエタノール、メタノール
、グロぎレンゲリコール、グリセリンなど水混和性有機
溶剤を加えて、大気圧もしくは加圧条件下で、例えば、
室温乃至約100℃で、約lO分〜約10時間静置もし
くは攪拌条件下に抽出して得られた抽出物を、必要によ
り、p過、遠心分離の如き固液分離手段により、不溶性
固形分を分離除去して、藻類及び/又はきのこ類本性エ
キスを得ることができる。所望により、該水性エキ、ス
から溶媒を除去した濃縮物として利用することもできる
。
た如き、原材料を磨砕もしくは粉砕し、該原材料1重量
部に対して約6〜約20倍重量部の水もしくは、水分含
量約5重ff11以上の例えばエタノール、メタノール
、グロぎレンゲリコール、グリセリンなど水混和性有機
溶剤を加えて、大気圧もしくは加圧条件下で、例えば、
室温乃至約100℃で、約lO分〜約10時間静置もし
くは攪拌条件下に抽出して得られた抽出物を、必要によ
り、p過、遠心分離の如き固液分離手段により、不溶性
固形分を分離除去して、藻類及び/又はきのこ類本性エ
キスを得ることができる。所望により、該水性エキ、ス
から溶媒を除去した濃縮物として利用することもできる
。
また、上記例示した藻類及び/又はきのこ類の水性エキ
スのほか、佃煮、缶詰製造に先立って行われるキュアリ
ンダ廃液、蒸煮液及びそれらの濃縮物などを利用するこ
ともできる。
スのほか、佃煮、缶詰製造に先立って行われるキュアリ
ンダ廃液、蒸煮液及びそれらの濃縮物などを利用するこ
ともできる。
本発明方法によれば、前記の如き、%%類及び/又はき
のこ類の水性エキス中の固形分濃)Wに基づいて、例え
ば約5乃至約95重餡チの前6C例示しだ如き冷水易溶
性低DEデキストリンを添加済j将し、更に所望により
アラビアがム、アミロース澱粉分解物、澱粉、ゼラチン
、カゼイン、大豆蛋白の如き、他の天然高分子物質も併
用添加することができ、また更に新宅により、食塩、ア
ミノ酸、核酸、有機酸塩句などの化学調味料、@植物油
脂類、食用着色料及び着香料などを添加することができ
る。
のこ類の水性エキス中の固形分濃)Wに基づいて、例え
ば約5乃至約95重餡チの前6C例示しだ如き冷水易溶
性低DEデキストリンを添加済j将し、更に所望により
アラビアがム、アミロース澱粉分解物、澱粉、ゼラチン
、カゼイン、大豆蛋白の如き、他の天然高分子物質も併
用添加することができ、また更に新宅により、食塩、ア
ミノ酸、核酸、有機酸塩句などの化学調味料、@植物油
脂類、食用着色料及び着香料などを添加することができ
る。
上記の如くして得られた混合物を、所望により、ホモジ
ナイザーなどを用いて均質化処理後、例えば、噴霧乾燥
、凍結乾燥、減圧乾燥などの如き、公知の乾燥手段を用
いて、乾燥することによって粉末化することができる。
ナイザーなどを用いて均質化処理後、例えば、噴霧乾燥
、凍結乾燥、減圧乾燥などの如き、公知の乾燥手段を用
いて、乾燥することによって粉末化することができる。
本開明によって得られた藻類及び/又はきのこ類本性エ
キスの粉末は、平衡水分含計が低く、従って吸湿、固結
性が顕著に改善され、変色、退色、及び異臭の発生など
の好1しくない変質、変敗を起す慣れが回魅することが
でき、各種飲食品、及び医薬品、例えば、即席麺類の別
添粉末スープ類、スナック類、珍味類、ふりかけ類、固
形スーブ類、魚肉畜肉練製品、粉末状吸物類、件康飲料
などの飲食品に広く利用することができる。
キスの粉末は、平衡水分含計が低く、従って吸湿、固結
性が顕著に改善され、変色、退色、及び異臭の発生など
の好1しくない変質、変敗を起す慣れが回魅することが
でき、各種飲食品、及び医薬品、例えば、即席麺類の別
添粉末スープ類、スナック類、珍味類、ふりかけ類、固
形スーブ類、魚肉畜肉練製品、粉末状吸物類、件康飲料
などの飲食品に広く利用することができる。
以下実施例により本発明の数t1様を酊に詳しく鋭1明
する。
する。
実施例1
昆布エキス(固形分10%)4,0OOIFにもちとう
もろこしをα−アミラーゼで加水分解した低DEデキス
トリン[)A”=4)600fを添加し、40℃に加温
溶解して均一溶液とした。殺菌後ニロアトマイザー製の
遠心式スプレードヤイヤーにて、熱風温1f160℃で
噴霧乾燥し、昆布エキス粉末9602を得た(本発明品
l61)。
もろこしをα−アミラーゼで加水分解した低DEデキス
トリン[)A”=4)600fを添加し、40℃に加温
溶解して均一溶液とした。殺菌後ニロアトマイザー製の
遠心式スプレードヤイヤーにて、熱風温1f160℃で
噴霧乾燥し、昆布エキス粉末9602を得た(本発明品
l61)。
比較例1
実施例1において、もちとうもろこし澱粉分解物に代え
て、馬令薯澱粉加水分解物(DElo)を同量用いた?
’tかは、同一条件によって、昆布エキス粉末9202
を得た(比較品A I )。
て、馬令薯澱粉加水分解物(DElo)を同量用いた?
’tかは、同一条件によって、昆布エキス粉末9202
を得た(比較品A I )。
実施例2
実施例1で用いた低DEデキストIJン2002及び、
梗種コーンスターチ加水分解デキストリン(DE2o)
4oofを水12009に溶解して均一溶液を調製した
。この溶液にしいたけエキス(固形分70%)5511
11F及びマツシュルームエキス(固形分70%)30
0Fを添加して均一に混合し、加熱殺菌後、実施例1と
同一条件にて噴霧乾燥し、きのこエキス粉末9801を
得た(本発明品扁2)。
梗種コーンスターチ加水分解デキストリン(DE2o)
4oofを水12009に溶解して均一溶液を調製した
。この溶液にしいたけエキス(固形分70%)5511
11F及びマツシュルームエキス(固形分70%)30
0Fを添加して均一に混合し、加熱殺菌後、実施例1と
同一条件にて噴霧乾燥し、きのこエキス粉末9801を
得た(本発明品扁2)。
比較例2
実施例2において、デキストリンの部分600Vを全量
梗種コーンスターチ加水分解デキストリン(DB=20
)VC代えたほかは、実施例2と同一条件できのこエキ
ス粉末9302を得た(比較品A 2 )。
梗種コーンスターチ加水分解デキストリン(DB=20
)VC代えたほかは、実施例2と同一条件できのこエキ
ス粉末9302を得た(比較品A 2 )。
参考例1
本発明品A1〜A2及び比較品屋1〜應2の各lOfを
ポリエチレン製の袋に詰めてシールし、7i1:H2S
、9%、温度30℃の条件で保存し、外観変化をMWし
た。その結果を表IK示す。
ポリエチレン製の袋に詰めてシールし、7i1:H2S
、9%、温度30℃の条件で保存し、外観変化をMWし
た。その結果を表IK示す。
表 1
(注) −変化なし
± 僅かに粉末の充動性が悪くなる
十 全体が付着し合い、ゆるく固まる丹 吸湿して同
化 + 表面が潮1眸している ←什 全体がペタベタとなる 旧十ド潮解して液状となる
化 + 表面が潮1眸している ←什 全体がペタベタとなる 旧十ド潮解して液状となる
Claims (1)
- 工、 アミノペクチンからなる澱粉類のα−アミラーゼ
加水分解処理物であってDE値2〜5の冷水易溶性デキ
ストリンを、藻類及び/又はきのこ類本性エキスに添加
溶解したのち乾燥することを特徴とする藻類及び/又は
きのこ類本性エキスの粉末化法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58080078A JPS59205965A (ja) | 1983-05-10 | 1983-05-10 | 藻類及び/又はきのこ類水性エキスの粉末化法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58080078A JPS59205965A (ja) | 1983-05-10 | 1983-05-10 | 藻類及び/又はきのこ類水性エキスの粉末化法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59205965A true JPS59205965A (ja) | 1984-11-21 |
Family
ID=13708174
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58080078A Pending JPS59205965A (ja) | 1983-05-10 | 1983-05-10 | 藻類及び/又はきのこ類水性エキスの粉末化法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59205965A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010069498A (ko) * | 2001-03-30 | 2001-07-25 | 이태호 | 해산물과 한약재를 주원료로 한 분말의 제조 방법. |
JP2003310212A (ja) * | 2002-04-23 | 2003-11-05 | Maruzen Pharmaceut Co Ltd | 水分散性又は水溶解性のバナバ葉抽出物組成物 |
JP2007153880A (ja) * | 2005-11-09 | 2007-06-21 | Nippon Seiyaku Kogyo Kk | 飲食物及び抗腫瘍剤 |
JP2015192639A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-05 | 日清食品ホールディングス株式会社 | 顆粒スープおよびその製造方法、並びに顆粒スープを用いた即席食品 |
CN107712855A (zh) * | 2017-09-30 | 2018-02-23 | 深圳市太壹生物科技有限公司 | 一种巴西蘑菇保健品 |
-
1983
- 1983-05-10 JP JP58080078A patent/JPS59205965A/ja active Pending
Cited By (5)
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