JPS59205958A - 魚介類及び/又は畜肉類水性エキスの粉末化法 - Google Patents
魚介類及び/又は畜肉類水性エキスの粉末化法Info
- Publication number
- JPS59205958A JPS59205958A JP58080075A JP8007583A JPS59205958A JP S59205958 A JPS59205958 A JP S59205958A JP 58080075 A JP58080075 A JP 58080075A JP 8007583 A JP8007583 A JP 8007583A JP S59205958 A JPS59205958 A JP S59205958A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- meat
- fish
- aqueous extract
- extract
- shellfish
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Seasonings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、魚介類及び/又は畜肉類水性エキスの複雑な
風味に悪影響を与えることなしに容易に粉末化でき、更
に得られた粉末化物の吸湿による固結化、変色・退色及
び異臭の発生などの不都合な変質、変敗を、効果的に防
止することのできる魚介類及び/又は畜肉類水性エキス
の粉末化方法に関する。
風味に悪影響を与えることなしに容易に粉末化でき、更
に得られた粉末化物の吸湿による固結化、変色・退色及
び異臭の発生などの不都合な変質、変敗を、効果的に防
止することのできる魚介類及び/又は畜肉類水性エキス
の粉末化方法に関する。
更に詳しくは、本発明はアミロペクチンからなる澱粉類
のα−アミラーゼ加水分解処理物であってDE値2〜5
の冷水易溶性デキストリンを、魚介類及び/又は畜肉類
水性エキスに添加溶解したのち乾燥することを特徴とす
る魚介類及び/又は畜肉類水性エキスの粉末化法に関す
る。
のα−アミラーゼ加水分解処理物であってDE値2〜5
の冷水易溶性デキストリンを、魚介類及び/又は畜肉類
水性エキスに添加溶解したのち乾燥することを特徴とす
る魚介類及び/又は畜肉類水性エキスの粉末化法に関す
る。
粉末状の乾燥食品は、一般に吸湿し易く、吸湿の結果、
形態は収縮して多孔性を失い、極端な場合は製品が付着
し合って流動性を失い、固結ケーキの状態となシ、さら
に吸湿した場合には潮解、液化の現象があられれ、粉末
食品の特性は全く消失してしまう。
形態は収縮して多孔性を失い、極端な場合は製品が付着
し合って流動性を失い、固結ケーキの状態となシ、さら
に吸湿した場合には潮解、液化の現象があられれ、粉末
食品の特性は全く消失してしまう。
殊に還元糖を多量に含有する天然物エキス、更に糖類に
加えて、アミノ酸、有機酸とその塩類、食塩、及び蛋白
質の加水分解物などを多量に含有する組成物、エキス類
などは乾燥粉末化が非常に困難であり、更に得られた乾
燥粉末も吸湿、潮解性が激しく、その改善方法が強く望
まれてきた。
加えて、アミノ酸、有機酸とその塩類、食塩、及び蛋白
質の加水分解物などを多量に含有する組成物、エキス類
などは乾燥粉末化が非常に困難であり、更に得られた乾
燥粉末も吸湿、潮解性が激しく、その改善方法が強く望
まれてきた。
かかる吸湿性の著しい乾燥粉末食品の製造法に関して種
々の提案がなされてきた。
々の提案がなされてきた。
例えば、DE″値7〜20の澱粉中間加水分解物の還元
生成物を、液状の食品、例えば、果汁、スープ、調味料
、鶏卵などの固型化基材として添加したのち乾燥する乾
燥固形化困難な液状食品の固形化方法が提案されている
(特公昭54−27413号)。
生成物を、液状の食品、例えば、果汁、スープ、調味料
、鶏卵などの固型化基材として添加したのち乾燥する乾
燥固形化困難な液状食品の固形化方法が提案されている
(特公昭54−27413号)。
し2かし上記提案は、澱粉の加水分解物を更に水素添加
して、糖アルコールとする煩雑な操作を必要とし、更に
混在する低分子糖アルコールは極めて吸湿性が太きいた
め、とうてい満足できるものではなかった。
して、糖アルコールとする煩雑な操作を必要とし、更に
混在する低分子糖アルコールは極めて吸湿性が太きいた
め、とうてい満足できるものではなかった。
また、吸湿性の低い安定な粉末果汁およびその製造法と
して、冷水易溶性で2ないし5のJJE値を持ち、かつ
95重量%以上のアミロペクチン含有量を有する澱粉加
水分解物担体と、該担体に保持され、最終粉末果汁に基
づいで5ないし95重量%の果汁乾燥固形分とからなる
粉末果汁の製造方法が提案されている(特開昭55−3
6号)。
して、冷水易溶性で2ないし5のJJE値を持ち、かつ
95重量%以上のアミロペクチン含有量を有する澱粉加
水分解物担体と、該担体に保持され、最終粉末果汁に基
づいで5ないし95重量%の果汁乾燥固形分とからなる
粉末果汁の製造方法が提案されている(特開昭55−3
6号)。
しかしながら、上記提案は、果汁の粉末化に特定されて
おり、果汁とはその組成が著るしく異々り且つ複雑であ
って、更に、一層吸湿性、潮解性が激しく、その変質、
変敗の様相乃至機構も複雑で且つ果汁とは異なる魚介類
及び/又は畜肉類水性エキスの粉末化に関しては全然言
及していないし且つ又如何なる知見も開示されていない
。
おり、果汁とはその組成が著るしく異々り且つ複雑であ
って、更に、一層吸湿性、潮解性が激しく、その変質、
変敗の様相乃至機構も複雑で且つ果汁とは異なる魚介類
及び/又は畜肉類水性エキスの粉末化に関しては全然言
及していないし且つ又如何なる知見も開示されていない
。
又更に、他の提案として、ワキシー澱粉をα−アミラー
ゼおよびβ−アミラーゼの両者で加水分解して得られる
平均分子量10万〜200万(平均重合度約600〜約
12000程度)、分枝含有率50%以下の高分子デキ
ストリンを主成分とするデンプン加水分解物を、果汁、
スープ、調味料、醗酵孔、卵、荏油、ソース、カラメル
及び味噌などの′#、状飲品に添加(7、混合したのち
乾燥する液状食品の固形化方法が提案されている(特開
昭57−170152号う。
ゼおよびβ−アミラーゼの両者で加水分解して得られる
平均分子量10万〜200万(平均重合度約600〜約
12000程度)、分枝含有率50%以下の高分子デキ
ストリンを主成分とするデンプン加水分解物を、果汁、
スープ、調味料、醗酵孔、卵、荏油、ソース、カラメル
及び味噌などの′#、状飲品に添加(7、混合したのち
乾燥する液状食品の固形化方法が提案されている(特開
昭57−170152号う。
上記従系によれば、ワキシーデンプンをα−アミラーゼ
で酵素分解して得た分解物・を更にβ−アミラーゼを用
いて酵素分解し、¥Iられた酵素分解物中から低分子量
のデキストリンを除去し特定分子計’11’41分の澱
粉加水分解物を採取して利用するという非常に煩雑な工
程を狭し、全く工業的な方法ではないという欠点があっ
た。
で酵素分解して得た分解物・を更にβ−アミラーゼを用
いて酵素分解し、¥Iられた酵素分解物中から低分子量
のデキストリンを除去し特定分子計’11’41分の澱
粉加水分解物を採取して利用するという非常に煩雑な工
程を狭し、全く工業的な方法ではないという欠点があっ
た。
更に他の提案として、平均重合度8〜15(D、す゛値
組7〜約12程度)や平均重合度7〜2o(nE値約5
〜約14程度)を有し、アミロペクチンからなる澱粉の
α−アミラーゼ加水分解処理物であるデキストリンを利
用する含酢酸調味液の粉末化方法(特開昭57−129
667号)、更には、アミロペクチンからなる澱粉のα
−アミラーゼ加水分解処理物であるDE値1〜10のデ
キストリンを利用する高エキス酒類たとえばリキュール
、味リン、マデイラワインの粉末化方法(特開昭57−
99187号)も知られている。
組7〜約12程度)や平均重合度7〜2o(nE値約5
〜約14程度)を有し、アミロペクチンからなる澱粉の
α−アミラーゼ加水分解処理物であるデキストリンを利
用する含酢酸調味液の粉末化方法(特開昭57−129
667号)、更には、アミロペクチンからなる澱粉のα
−アミラーゼ加水分解処理物であるDE値1〜10のデ
キストリンを利用する高エキス酒類たとえばリキュール
、味リン、マデイラワインの粉末化方法(特開昭57−
99187号)も知られている。
これらの提案においても、含酢酸調味液や高エキス酒類
に粉末化対象物が特定され、夫々、異なったDE値のデ
キストリンの利用が提案されており、これら粉末化対象
物とはその組成が著るしく異なり且つ複雑であって、更
に、一層吸湿性、潮解性が激しく、その変質、変敗の様
相乃至機構も複雑で且つこれら対象物とは異なる魚介類
及び/又は畜肉類水性エキスの粉末化に関しては全然言
及していないし且つ又如何なる知見も開示されていない
。
に粉末化対象物が特定され、夫々、異なったDE値のデ
キストリンの利用が提案されており、これら粉末化対象
物とはその組成が著るしく異なり且つ複雑であって、更
に、一層吸湿性、潮解性が激しく、その変質、変敗の様
相乃至機構も複雑で且つこれら対象物とは異なる魚介類
及び/又は畜肉類水性エキスの粉末化に関しては全然言
及していないし且つ又如何なる知見も開示されていない
。
本発明者等は、糖類、有機酸及びアミノ酸、核敵、蛋白
質、ベプタイド、油脂、食塩、リン脂質、その他多種多
様な構成成分を含有し、組成が複雑で且つそれら多種多
様な成分が互いに影響して複雑な風味を呈し、一層吸湿
、潮解性が漱しく、その風味の変質、変敗の様相乃至機
構も複雑で且つ従来対象物とは異なる魚介類及び/又は
畜肉類水性エキスの粉床化法を開発すべく研究を行って
きた。
質、ベプタイド、油脂、食塩、リン脂質、その他多種多
様な構成成分を含有し、組成が複雑で且つそれら多種多
様な成分が互いに影響して複雑な風味を呈し、一層吸湿
、潮解性が漱しく、その風味の変質、変敗の様相乃至機
構も複雑で且つ従来対象物とは異なる魚介類及び/又は
畜肉類水性エキスの粉床化法を開発すべく研究を行って
きた。
その結果、アミロペクチンからなる澱粉類のα−アミラ
ーゼ加水分解処理物であってDE値2〜5の冷水易溶性
デキストリンを、魚介類及び/又は畜肉類水性エキスに
添加溶解したのち乾燥することによって、該エキスの多
種多様な成分が互いに影響し合って呈する好捷しい風味
に、何等の悪影響も及はすことなしに1優れた風味保持
性及び安定性をもって、該エキスを乾燥して得られる粉
末の吸湿性を顕著に防止でき、固結、変色、退色及び昇
臭発生などの不都合な変質変敗を効果的に防止できるこ
とを発見した。
ーゼ加水分解処理物であってDE値2〜5の冷水易溶性
デキストリンを、魚介類及び/又は畜肉類水性エキスに
添加溶解したのち乾燥することによって、該エキスの多
種多様な成分が互いに影響し合って呈する好捷しい風味
に、何等の悪影響も及はすことなしに1優れた風味保持
性及び安定性をもって、該エキスを乾燥して得られる粉
末の吸湿性を顕著に防止でき、固結、変色、退色及び昇
臭発生などの不都合な変質変敗を効果的に防止できるこ
とを発見した。
従って、本発明の目的は、魚介類及び/′又は畜肉類水
性エキスの多種多様な成分が互いに影響し7合って呈す
る好ましい風味に悪影響を及はすことなしに、優れた風
味保持性及び安定性をもって、不都合な変質変敗を効果
的に防止できる魚介類及び/又は畜肉類水性エキスの粉
末化法を提供するにある。
性エキスの多種多様な成分が互いに影響し7合って呈す
る好ましい風味に悪影響を及はすことなしに、優れた風
味保持性及び安定性をもって、不都合な変質変敗を効果
的に防止できる魚介類及び/又は畜肉類水性エキスの粉
末化法を提供するにある。
本発明の上記目的及び更に多くの他の目的及びオ(1点
は以下の説明から一層明らかとなるであろう。
は以下の説明から一層明らかとなるであろう。
本発明において利用することのできる魚介類及び/又は
畜肉類水性エキスを得るに用いることのできる原材料と
しては、例えば、あこうだい、あじ、あなご、あまたい
、あんこう、いかなご、いさき、いわし、シシやも、う
まづらはぎ、えい、かじか、かつお、かます、かれい、
きす、きんめだい、ぐち、こち、このしろ、さけ、さげ
、さめ、されら、さんま、したびらめ、すずき、たい、
たちうお、たら、とびうお、にしん、はぜ、はたはた、
はも、ひらめ、ふぐ、ぶシ、はっけ、はら、まぐろ、ま
す、むっ、メルルーサ、あかがい、あさシ、あわび、か
き、さざえ、たいらがい、とこぶし、とシがい、ばかが
い、はまぐシ、はたてがい、はつきかい、みるがい、も
がい、海産えび、海派か((、シゃこ、な址こ1、あみ
、いか、うに、かどの如き賦水産魚介類:あゆ、うぐい
、う々ぎ、おいかわ、どじよう、ふな、こい、やつめう
なぎ、わかさぎ、しじみ、淡水産えび、淡水産かに、な
どの如き、淡水産魚介類を例示することができる。
畜肉類水性エキスを得るに用いることのできる原材料と
しては、例えば、あこうだい、あじ、あなご、あまたい
、あんこう、いかなご、いさき、いわし、シシやも、う
まづらはぎ、えい、かじか、かつお、かます、かれい、
きす、きんめだい、ぐち、こち、このしろ、さけ、さげ
、さめ、されら、さんま、したびらめ、すずき、たい、
たちうお、たら、とびうお、にしん、はぜ、はたはた、
はも、ひらめ、ふぐ、ぶシ、はっけ、はら、まぐろ、ま
す、むっ、メルルーサ、あかがい、あさシ、あわび、か
き、さざえ、たいらがい、とこぶし、とシがい、ばかが
い、はまぐシ、はたてがい、はつきかい、みるがい、も
がい、海産えび、海派か((、シゃこ、な址こ1、あみ
、いか、うに、かどの如き賦水産魚介類:あゆ、うぐい
、う々ぎ、おいかわ、どじよう、ふな、こい、やつめう
なぎ、わかさぎ、しじみ、淡水産えび、淡水産かに、な
どの如き、淡水産魚介類を例示することができる。
また、畜産物水性エキスとしては、例えば、牛、豚、馬
、うさぎ、やぎ、めん羊、線類などの獣肉類、あひる、
にわとり、七面鳥、うずらなどの家禽類の肉及び卵、及
びこれらの混合物を例示することができる。
、うさぎ、やぎ、めん羊、線類などの獣肉類、あひる、
にわとり、七面鳥、うずらなどの家禽類の肉及び卵、及
びこれらの混合物を例示することができる。
かかる魚介類及び/又は畜肉類は、生鮮物、冷凍品、塩
蔵品、乾燥物、燻煙物の何れの状態でも利用でき、更に
1次加工したミール状あるいは乾燥ミールとしたもの、
加水分解処理物も利用することができる。
蔵品、乾燥物、燻煙物の何れの状態でも利用でき、更に
1次加工したミール状あるいは乾燥ミールとしたもの、
加水分解処理物も利用することができる。
また、本発明で利用することができる冷水易溶性低1)
Eデキストリンとしては、例えば、モチ米澱粉、モチト
ウモロコシ澱粉の如き、実質的にアミロースを含有せず
、アミロペクチンからなる澱粉を、α−アミラーゼを用
いて加水分解して、DL“値組2乃至5、平均重合度約
20乃至約50、平均分子量約1.000以下の冷水易
溶性としたデキストリンを例示することができる。
Eデキストリンとしては、例えば、モチ米澱粉、モチト
ウモロコシ澱粉の如き、実質的にアミロースを含有せず
、アミロペクチンからなる澱粉を、α−アミラーゼを用
いて加水分解して、DL“値組2乃至5、平均重合度約
20乃至約50、平均分子量約1.000以下の冷水易
溶性としたデキストリンを例示することができる。
本発明の好ましい一実施態様によれば、例えば、前記し
た如き、魚介類及び/又は畜肉類原材料を磨砕もしくは
粉砕し、該原材料IM量部に対して約2〜約50倍重量
部の水もしくは、水分含量約10重fA’%以上の、例
えばエタノール、メタノール、プロピレンダリコール、
グリセリンなど水混和性有機溶剤を加えて、大気圧もし
くは、加圧条件下で、例えば5.室温乃至約150℃で
、約10分〜約48時間静置もしくは、攪拌条件下に抽
出して得られた抽出物を、必要により、涙過、遠心分ν
]、:、の如き固液分離手段にょシ、不溶性固形分を分
g7ij除去して、魚介類及び/又は畜肉類の水性エキ
スを荷、ることかできる。所望によiノ、該水性エキス
から溶媒を除去した濃縮物として利用することもできる
。
た如き、魚介類及び/又は畜肉類原材料を磨砕もしくは
粉砕し、該原材料IM量部に対して約2〜約50倍重量
部の水もしくは、水分含量約10重fA’%以上の、例
えばエタノール、メタノール、プロピレンダリコール、
グリセリンなど水混和性有機溶剤を加えて、大気圧もし
くは、加圧条件下で、例えば5.室温乃至約150℃で
、約10分〜約48時間静置もしくは、攪拌条件下に抽
出して得られた抽出物を、必要により、涙過、遠心分ν
]、:、の如き固液分離手段にょシ、不溶性固形分を分
g7ij除去して、魚介類及び/又は畜肉類の水性エキ
スを荷、ることかできる。所望によiノ、該水性エキス
から溶媒を除去した濃縮物として利用することもできる
。
1洸、上記例示した魚介類及び/又は、畜肉類の水性エ
キスのほか、水畜産物加工品、缶詰製造に先立って行わ
れるキユアリング廃液、蒸煮液及びそれらの濃縮物や魚
介類及び/又は畜肉類の加水分解物たとえば塩酸分解物
エキスなどを第1用することもできる。
キスのほか、水畜産物加工品、缶詰製造に先立って行わ
れるキユアリング廃液、蒸煮液及びそれらの濃縮物や魚
介類及び/又は畜肉類の加水分解物たとえば塩酸分解物
エキスなどを第1用することもできる。
本発明方法によれば、前記の如き、魚介類及び/又は畜
肉類の水性エキス中の固形分濃度に基づいて例えば約5
乃至約95重量%の前記例示(7だ如き、冷水易溶性低
DEデキストリンを添加溶解し、更に所望によりアラビ
アガム、アミロース澱粉分解物、澱粉、ゼラチン、カゼ
イン、大豆蛋白の如き、他の天然高分子物質も併用添加
することができ、まだ更に所望にょシ、食塩、アミノ酸
、核酸、有機酸塩類などの化学調味側、動植物油詣類、
食用着色料及び着香料などを添加することができる。
肉類の水性エキス中の固形分濃度に基づいて例えば約5
乃至約95重量%の前記例示(7だ如き、冷水易溶性低
DEデキストリンを添加溶解し、更に所望によりアラビ
アガム、アミロース澱粉分解物、澱粉、ゼラチン、カゼ
イン、大豆蛋白の如き、他の天然高分子物質も併用添加
することができ、まだ更に所望にょシ、食塩、アミノ酸
、核酸、有機酸塩類などの化学調味側、動植物油詣類、
食用着色料及び着香料などを添加することができる。
上記の如く[7て得られた混合物を所望により、ホモジ
ナイザーなどを用いて均質化処理後、例えば、噴霧乾燥
、凍結乾燥、減圧乾燥などの如き、公知の乾燥手段を利
用E−て乾燥することによって粉末化することができる
。
ナイザーなどを用いて均質化処理後、例えば、噴霧乾燥
、凍結乾燥、減圧乾燥などの如き、公知の乾燥手段を利
用E−て乾燥することによって粉末化することができる
。
本発明によって得られた魚介類及び/又は畜肉類水性エ
キスの粉末は、該エキスの複雑な且つ好ましい風味を持
続性及び安定性よく保持し、且つ平衡水分含量が低く、
従って吸湿、固結性が顕著((改善され、変色、退色、
及び異臭の発生などの好捷しくない変質、変敗を起す惧
れが回避することができ、例えば、各種即席麺類別添粉
末スープ類、スナック類、珍味類、ふりかけ類、固形ス
ープ類、魚肉畜肉練製品、粉末状吸物類などの飲食品に
広く利用することができる。
キスの粉末は、該エキスの複雑な且つ好ましい風味を持
続性及び安定性よく保持し、且つ平衡水分含量が低く、
従って吸湿、固結性が顕著((改善され、変色、退色、
及び異臭の発生などの好捷しくない変質、変敗を起す惧
れが回避することができ、例えば、各種即席麺類別添粉
末スープ類、スナック類、珍味類、ふりかけ類、固形ス
ープ類、魚肉畜肉練製品、粉末状吸物類などの飲食品に
広く利用することができる。
j〕L下実施例により本発明の数態様を更に詳しく説明
J−る。
J−る。
実施例1
かつお節水抽出濃縮物(固形分20%)2.5009に
低L)12;フキシーコーン澱粉加水分解物(DE4)
500グを添加して40℃で加温溶解後、加圧式乳化機
を用いて5oky/cylで均質化した。次いで加熱殺
菌後二口・アトマイザ−製の遠心式ス2°レードライヤ
ーにより熱風温度160℃、缶体出口温度75℃で噴霧
乾燥し、低DBデキストリン含量50%のかつお節エキ
ス粉末95o2を得た(本発明品No、1)。
低L)12;フキシーコーン澱粉加水分解物(DE4)
500グを添加して40℃で加温溶解後、加圧式乳化機
を用いて5oky/cylで均質化した。次いで加熱殺
菌後二口・アトマイザ−製の遠心式ス2°レードライヤ
ーにより熱風温度160℃、缶体出口温度75℃で噴霧
乾燥し、低DBデキストリン含量50%のかつお節エキ
ス粉末95o2を得た(本発明品No、1)。
比較例1
実施例1において、低DL゛ワキシートウモロコシ澱粉
加水分解物に代えて、通常のトウモロコシ澱粉を加水分
解したデキストリン(D7;12)を同量用いたほかは
、実施例1と同一条件によって、かつお節エキス粉末9
5ozを得た(比較品No。
加水分解物に代えて、通常のトウモロコシ澱粉を加水分
解したデキストリン(D7;12)を同量用いたほかは
、実施例1と同一条件によって、かつお節エキス粉末9
5ozを得た(比較品No。
1)。
実施例2
実施例1で用いたワキシーコーン澱粉分解物(Dg4)
500rを40℃ノ温水1.50Ofに加えて溶解し、
均一溶液を調製した。次いでこの浴液にコーンビーフ製
造の際の肉汁を濃縮して得た肉エキス(水分15%)6
00Fを添加し、殺飴後、ホモジナイザーを用いて均質
化した後、常毘により噴霧乾燥して肉エキス粉末960
g′を得た(本発明品)Jへ2)。
500rを40℃ノ温水1.50Ofに加えて溶解し、
均一溶液を調製した。次いでこの浴液にコーンビーフ製
造の際の肉汁を濃縮して得た肉エキス(水分15%)6
00Fを添加し、殺飴後、ホモジナイザーを用いて均質
化した後、常毘により噴霧乾燥して肉エキス粉末960
g′を得た(本発明品)Jへ2)。
比散例2
実施例2において、ワキシーコーン頗粉分解物(1)b
4)に代えて、アラビアガムを同量用いたほかは、実施
例2と同じ条件によって、肉エキス粉末9409を利だ
(比較量No、2)。
4)に代えて、アラビアガムを同量用いたほかは、実施
例2と同じ条件によって、肉エキス粉末9409を利だ
(比較量No、2)。
参考例1
実施例1,2及び比較例1,2で得られた粉末(不発明
品NCLl+No、2及び比較量No、1、Nα2)各
1oyqポリエチレン製の袋に詰めてヒートシール(7
、R1169%、温度30°Cの条件で保存し、経時変
化を観察した。その結果を表1に示す。
品NCLl+No、2及び比較量No、1、Nα2)各
1oyqポリエチレン製の袋に詰めてヒートシール(7
、R1169%、温度30°Cの条件で保存し、経時変
化を観察した。その結果を表1に示す。
本発明品は、通常のデキストリンもしくはアラビアガム
を添加した粉末に比べて、保存安定性が著しく改善され
た。
を添加した粉末に比べて、保存安定性が著しく改善され
た。
表1
(圧)−変化なし
±僅かに粉末の流動性が悪くなる
十全体が付着し合い、ゆるく固する
刊−吸湿して固化
÷表面が潮解[7ている
→十ト←全体がベタベタとなる
一l+t−H−潮解して液状となる
つμ流側3
もちとうもろこし澱粉をα−アミラーゼで加水分乃了物
しfc冷水可溶性澱粉分解物(DE4)500Vを水1
000fK加えてC容解した。次いで、このデギストリ
ンlrI液に市販のRAPペースト(劫吻蛋白塩酸分解
物、水分30%、固形分70%、食塩り一量15%)7
20?を加えて均一に混合溶解し、加熱寂凶後、ニロア
トマイザー製噴秘乾燥機を用いて、熱風温度160°C
1缶休出ロ温度75″′Gで乾燥し、HAP含−u50
%の粉末960?を得た(不発明品No、3)。
しfc冷水可溶性澱粉分解物(DE4)500Vを水1
000fK加えてC容解した。次いで、このデギストリ
ンlrI液に市販のRAPペースト(劫吻蛋白塩酸分解
物、水分30%、固形分70%、食塩り一量15%)7
20?を加えて均一に混合溶解し、加熱寂凶後、ニロア
トマイザー製噴秘乾燥機を用いて、熱風温度160°C
1缶休出ロ温度75″′Gで乾燥し、HAP含−u50
%の粉末960?を得た(不発明品No、3)。
比較例3
実施例3に寂いて用いた冷水可市性もちとうもろこし、
σ’I粉分解デキストリン(DE’4)に代えて、通常
のうるち種とうもろこし澱粉分解デキストリン(1)1
仁12)を同量用いたほかは、実施例3と同一条件によ
って、jiAP粉末9302を得た(比較量NO,3>
。
σ’I粉分解デキストリン(DE’4)に代えて、通常
のうるち種とうもろこし澱粉分解デキストリン(1)1
仁12)を同量用いたほかは、実施例3と同一条件によ
って、jiAP粉末9302を得た(比較量NO,3>
。
参考例2
本発明品Nα3及び比較量Nα3の粉末各toyをポリ
エチレン製の袋に詰めてシールし、R#68.9%、温
度30℃の条件で保存シフ、外観、変化を観際しだ。そ
の結果を表2に示す。
エチレン製の袋に詰めてシールし、R#68.9%、温
度30℃の条件で保存シフ、外観、変化を観際しだ。そ
の結果を表2に示す。
衣2
(注)−変化なU〜
±僅かに粉末の流動性が悪くなる
十全体が付着し合いゆるく固する
旧−吸湿1〜て固化
千表面が潮解(−ている
←十全体がペタベタとなる
=1−1刊千沖月解して液状となる
Claims (1)
- 1、アミロペクチンからなる澱粉類のα−アミラーゼ加
水分解処理物であってDL゛値2〜5の冷水易溶性デキ
ストリンを、魚介類及び/又は畜肉類水性エキスに添加
溶解したのち乾燥することを特徴とする魚介類及び/又
は畜肉類水性エキスの粉末化法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58080075A JPS59205958A (ja) | 1983-05-10 | 1983-05-10 | 魚介類及び/又は畜肉類水性エキスの粉末化法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58080075A JPS59205958A (ja) | 1983-05-10 | 1983-05-10 | 魚介類及び/又は畜肉類水性エキスの粉末化法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59205958A true JPS59205958A (ja) | 1984-11-21 |
Family
ID=13708088
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58080075A Pending JPS59205958A (ja) | 1983-05-10 | 1983-05-10 | 魚介類及び/又は畜肉類水性エキスの粉末化法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59205958A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4981699A (en) * | 1987-03-20 | 1991-01-01 | Seitetsu Kagaku Co., Ltd. | Method of preparing an edible composition and product resulting therefrom |
US5702749A (en) * | 1995-03-16 | 1997-12-30 | Nisshin Flour Milling Co., Ltd. | Process for preparing powdered seasonings |
WO2010005204A3 (ko) * | 2008-07-07 | 2010-04-22 | 씨제이제일제당(주) | 밑국물용 분말 및 그 제조방법 |
JP2015192639A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-05 | 日清食品ホールディングス株式会社 | 顆粒スープおよびその製造方法、並びに顆粒スープを用いた即席食品 |
-
1983
- 1983-05-10 JP JP58080075A patent/JPS59205958A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4981699A (en) * | 1987-03-20 | 1991-01-01 | Seitetsu Kagaku Co., Ltd. | Method of preparing an edible composition and product resulting therefrom |
US5702749A (en) * | 1995-03-16 | 1997-12-30 | Nisshin Flour Milling Co., Ltd. | Process for preparing powdered seasonings |
WO2010005204A3 (ko) * | 2008-07-07 | 2010-04-22 | 씨제이제일제당(주) | 밑국물용 분말 및 그 제조방법 |
CN102105072A (zh) * | 2008-07-07 | 2011-06-22 | Cj第一制糖株式会社 | 基础肉汤粉及其制备方法 |
JP2015192639A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-05 | 日清食品ホールディングス株式会社 | 顆粒スープおよびその製造方法、並びに顆粒スープを用いた即席食品 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Shahidi et al. | Utilization of marine by-products for the recovery of value-added products | |
Umaraw et al. | Comprehensive review on application of edible film on meat and meat products: An eco-friendly approach | |
Sasidharan et al. | Proteins and co-products from seafood processing discards: Their recovery, functional properties and applications | |
Shaviklo | Development of fish protein powder as an ingredient for food applications: a review | |
Karim et al. | Fish gelatin: properties, challenges, and prospects as an alternative to mammalian gelatins | |
RU2223676C2 (ru) | Способ производства ветчинно-рубленых консервов из гидробионтов | |
Jonsson et al. | By-products from whitefish processing | |
Vidanarachchi et al. | Applications of seafood by-products in the food industry and human nutrition | |
JPS59205958A (ja) | 魚介類及び/又は畜肉類水性エキスの粉末化法 | |
JP2005333813A (ja) | 機能性食材およびその製造方法 | |
US5843514A (en) | Seasoning material | |
JP2004290009A (ja) | エキスの抽出方法及びエキス | |
RU2646919C1 (ru) | Способ производства вареного рыбного колбасного изделия | |
JP2001275620A (ja) | 調味液をゼリー化した魚介類のレトルト食品 | |
RU2422050C1 (ru) | Способ получения аналога пищевой зернистой икры | |
JPS59205965A (ja) | 藻類及び/又はきのこ類水性エキスの粉末化法 | |
JPH09210A (ja) | カルシウム強化卵とじ製品の製造法 | |
Chandra et al. | Fish processing waste management | |
Gokoglu | Value addition to seafood processing waste by using enzymes | |
Ravishankar | Indian fisheries: Harvest and post-harvest scenario | |
KR20190069065A (ko) | 단백질과 칼슘이 풍부한 김치양념 블록용 조성물 및 김치양념 블록의 제조 방법 | |
JP2001037440A (ja) | 粉末調味料 | |
Tokuşoğlu | Seafood By-Product-Based Food Powders Antioxidative and Anticarcinogen Bioactives and Utilization Strategies | |
JPH03119964A (ja) | 血合肉由来ペプチド組成物 | |
Tokuşoğlu | Seafood By-Product-Based Food Powders |