JPS5920462B2 - 印字装置のリボン切れ検出機構 - Google Patents
印字装置のリボン切れ検出機構Info
- Publication number
- JPS5920462B2 JPS5920462B2 JP55054876A JP5487680A JPS5920462B2 JP S5920462 B2 JPS5920462 B2 JP S5920462B2 JP 55054876 A JP55054876 A JP 55054876A JP 5487680 A JP5487680 A JP 5487680A JP S5920462 B2 JPS5920462 B2 JP S5920462B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ribbon
- detector
- printing
- signal
- detection mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、印字用のリボンが常時緊張されながら給送さ
れるように構成された印字装置のリボン切れ検出機構に
関する。
れるように構成された印字装置のリボン切れ検出機構に
関する。
近年、光学的に読取り可能なバーコードあるいはOCR
文字等からなる情報を印字する印字装置が普及し始めて
いる。
文字等からなる情報を印字する印字装置が普及し始めて
いる。
これらの情報は極めて鮮明に印字する必要があるため、
このような情報を印字する印字装置は、通常カーボン式
のリボンを採用し、かつ強い力でインパクトするように
構成されている。しかしながら、カーボン式のリボンは
印字が鮮明である反面非常に弱く、インパクトその他の
原因により印字中に切れてしまうことがある。
このような情報を印字する印字装置は、通常カーボン式
のリボンを採用し、かつ強い力でインパクトするように
構成されている。しかしながら、カーボン式のリボンは
印字が鮮明である反面非常に弱く、インパクトその他の
原因により印字中に切れてしまうことがある。
その結果、印字不可能な状態で印字が続行されたり、あ
るいは切れたリボンがリボン移送用のローラに巻き付い
てしまう等種々の問題が生じていた。そこで、緊張した
リボンを監視する光電変換検出器を設け、リボン切れに
よつてこの検出器の検出位置からリボンが外れることに
よりリボン切れを検出することが試みられた。ところが
、移送中のリボンのわずかな振動によつても検出器は敏
感に動作して不安定な信号が出力されてしまうこと、さ
らには切れたリボンが検出器から外れない場合があるこ
と等により必ずしも確実にリボン切れを検出することが
できなかつた。本発明は、上記実情に鑑みてなされたも
ので、リボン切れを確実に検出することができる印字装
置のリボン切れ検出機構を提供することを目的とする。
るいは切れたリボンがリボン移送用のローラに巻き付い
てしまう等種々の問題が生じていた。そこで、緊張した
リボンを監視する光電変換検出器を設け、リボン切れに
よつてこの検出器の検出位置からリボンが外れることに
よりリボン切れを検出することが試みられた。ところが
、移送中のリボンのわずかな振動によつても検出器は敏
感に動作して不安定な信号が出力されてしまうこと、さ
らには切れたリボンが検出器から外れない場合があるこ
と等により必ずしも確実にリボン切れを検出することが
できなかつた。本発明は、上記実情に鑑みてなされたも
ので、リボン切れを確実に検出することができる印字装
置のリボン切れ検出機構を提供することを目的とする。
以下、図面と共に本発明の実施例について詳細に説明す
る。
る。
第1図において、2はラインプリンタ型式の印字部であ
り、適宜の方法により基台1に取付けられている。
り、適宜の方法により基台1に取付けられている。
この印字部2は、主として外周面に複数の活字3を有す
る印字ドラム4と、印字ドラム’ 4の各活字3の列に
対応する複数の印字ハンマ5と、これら印字ドラム4お
よび印字ハンマ5を駆動する機構(図示せず)とから構
成されている。そして、各印字・・ンマ5が、連続タグ
等の印字用紙6とカーボン式のリボン10とを挾んで印
字ド・ ラム4をインパクトすることにより、印字用紙
6に所望の情報が印字される。基台1には取付板8およ
び9が立設されており、一方の取外板8にはリボン10
が巻回された供給リール11が枢支され、他方の取付板
9にはモータ12によりスプリングベルト13を介して
スリツプ可能な状態で回転駆動される巻取リール14が
枢支されている。
る印字ドラム4と、印字ドラム’ 4の各活字3の列に
対応する複数の印字ハンマ5と、これら印字ドラム4お
よび印字ハンマ5を駆動する機構(図示せず)とから構
成されている。そして、各印字・・ンマ5が、連続タグ
等の印字用紙6とカーボン式のリボン10とを挾んで印
字ド・ ラム4をインパクトすることにより、印字用紙
6に所望の情報が印字される。基台1には取付板8およ
び9が立設されており、一方の取外板8にはリボン10
が巻回された供給リール11が枢支され、他方の取付板
9にはモータ12によりスプリングベルト13を介して
スリツプ可能な状態で回転駆動される巻取リール14が
枢支されている。
供給リール11から供給されるリボン10は、取付板8
,9に枢支された案内ローラ15,16,17,18お
よび印字機構2が有する案内板19,20にて印字機構
2の所定位置を通過する如く案内された後巻取リール1
4にて巻取られる。供給中のリボン10を緊張させる緊
張レバー21は、一端が取付板8に枢着され、他端には
リボンが係合するローラ22を有している。
,9に枢支された案内ローラ15,16,17,18お
よび印字機構2が有する案内板19,20にて印字機構
2の所定位置を通過する如く案内された後巻取リール1
4にて巻取られる。供給中のリボン10を緊張させる緊
張レバー21は、一端が取付板8に枢着され、他端には
リボンが係合するローラ22を有している。
そして、コイルバネ23により第1図において反時計方
向に付勢されることにより、常時リボン10を緊張させ
ている。取付板9には枢軸24が固定され、この枢軸2
4には両側にフランジ部25aを有する移送ローラ25
が回転可能に取付けられている。
向に付勢されることにより、常時リボン10を緊張させ
ている。取付板9には枢軸24が固定され、この枢軸2
4には両側にフランジ部25aを有する移送ローラ25
が回転可能に取付けられている。
移送ローラ25は、モータ12によりベルト26を介し
て駆動され、後述する従動ローラ27との間にリボン1
0を挟んで適宜移送する。移送ローラ25により移送さ
れるリボン10は、供給リール11と移送ローラ25と
の間においては緊張レバー21により、また巻取リール
14と移送ローラ25との間においてはモータ12によ
りスプリングベルト13を介して駆動される巻取リール
14により夫々緊張される。案内ローラ15と16との
間に配設された反射型の光電変換検出器28は、黒色等
の反射率の低 jい表面からなるリボン10の端部に所
定長さだけ連結されている極めて反射率の高い部分(図
示せず)を検出することにより、リボン10の終了を検
出する。
て駆動され、後述する従動ローラ27との間にリボン1
0を挟んで適宜移送する。移送ローラ25により移送さ
れるリボン10は、供給リール11と移送ローラ25と
の間においては緊張レバー21により、また巻取リール
14と移送ローラ25との間においてはモータ12によ
りスプリングベルト13を介して駆動される巻取リール
14により夫々緊張される。案内ローラ15と16との
間に配設された反射型の光電変換検出器28は、黒色等
の反射率の低 jい表面からなるリボン10の端部に所
定長さだけ連結されている極めて反射率の高い部分(図
示せず)を検出することにより、リボン10の終了を検
出する。
次に、取付板9の移送ローラ25付近に設けら Jれた
リボン切れ検出機構30について、第2図を参照しなが
ら説明する。
リボン切れ検出機構30について、第2図を参照しなが
ら説明する。
このリボン切れ検出機構30は、取付板9に固設された
三個の枢軸31,32,33を有し、中央の枢軸31に
はローラ支持部材34が枢着され、く一端の枢軸32に
は二個の作動部材35,36が枢着され、そして他端の
枢軸33には回動部材37が枢着されている。
三個の枢軸31,32,33を有し、中央の枢軸31に
はローラ支持部材34が枢着され、く一端の枢軸32に
は二個の作動部材35,36が枢着され、そして他端の
枢軸33には回動部材37が枢着されている。
枢軸31に枢着された板状のローラ支持部材34は、回
動部材37を押圧し得る如く折曲げられて形成された押
圧片34aを一端に有し、他端には前述の従動ローラ2
7が枢支されている。
動部材37を押圧し得る如く折曲げられて形成された押
圧片34aを一端に有し、他端には前述の従動ローラ2
7が枢支されている。
また、ローラ支持部材34は、枢軸33との間に張]
設されたコイルバネ38により通常は第2図において時
計方向に付勢されており、従動ローラ27はリボン10
を介して移送ローラ25に圧接している。枢軸32に枢
着された板状の作動部材35は、リボン10に当接する
如く直角に折曲げられて形成された当接片35aを一端
に有している。
設されたコイルバネ38により通常は第2図において時
計方向に付勢されており、従動ローラ27はリボン10
を介して移送ローラ25に圧接している。枢軸32に枢
着された板状の作動部材35は、リボン10に当接する
如く直角に折曲げられて形成された当接片35aを一端
に有している。
そして、枢軸32に取付けられた鋏形バネ39の一端は
作動部材35に、また他端は取付板9に固設されたバネ
取付ピン40に夫々係止している。この鋏形バネ39に
よつて作動部材35が第2図において時計方向に付勢さ
れ、当接片35aはリボン10の移送および緊張等に支
障がない程度の弱い力にて、案内ローラ17と移送ロー
ラ25との間においてリボン10に当接している。他方
の板状作動部材36も、リボン10に当接する如く直角
に折曲げられて形成された当接片36aを一端に有して
いる。
作動部材35に、また他端は取付板9に固設されたバネ
取付ピン40に夫々係止している。この鋏形バネ39に
よつて作動部材35が第2図において時計方向に付勢さ
れ、当接片35aはリボン10の移送および緊張等に支
障がない程度の弱い力にて、案内ローラ17と移送ロー
ラ25との間においてリボン10に当接している。他方
の板状作動部材36も、リボン10に当接する如く直角
に折曲げられて形成された当接片36aを一端に有して
いる。
そして、枢軸32に取付けられた鋏形バネ41の一端が
作動部材36に、他端がバネ取付ピン40に夫々係止し
ている。この鋏形バネ41によつて作動部材36が第2
図において反時計方向に付勢され、当接片36aは作動
部材35が有する当接片35aと同様な条件にて案内ロ
ーラ18と移送ローラ25との間においてリボン10に
当接している。枢軸33に枢着された板状の回動部材3
7は、ローラ支持部材34の押圧片34aにて押圧され
る受圧部37a、上記押圧片34aが当接する当接部3
7b、枢軸31に当接するストツパ部37c、および端
部に作動部材35,36と当接し得る押上ピン42が固
定された押上部37dを有している。
作動部材36に、他端がバネ取付ピン40に夫々係止し
ている。この鋏形バネ41によつて作動部材36が第2
図において反時計方向に付勢され、当接片36aは作動
部材35が有する当接片35aと同様な条件にて案内ロ
ーラ18と移送ローラ25との間においてリボン10に
当接している。枢軸33に枢着された板状の回動部材3
7は、ローラ支持部材34の押圧片34aにて押圧され
る受圧部37a、上記押圧片34aが当接する当接部3
7b、枢軸31に当接するストツパ部37c、および端
部に作動部材35,36と当接し得る押上ピン42が固
定された押上部37dを有している。
この回動部材37には、枢軸33に取付けられた鋏形バ
ネ43の一端が係止し、また鋏形バネ43の他端は取付
板9に係止している。よつて、回動部材37は鋏形バネ
43により第2図において時計方向に付勢され、ストツ
パ部37cが枢軸31に当接することにより停止してい
る。この停止状態において、押上ピン42は一対の作動
部材35,36から等間隔をおいて、かつ両作動部材3
5,36に鋏まれた位置に静止している。押上ピン42
とは反対側の両作動部材35,36に鋏まれた位置には
、取付板9に固定された透過型の光電変換検出器44が
配設されている。
ネ43の一端が係止し、また鋏形バネ43の他端は取付
板9に係止している。よつて、回動部材37は鋏形バネ
43により第2図において時計方向に付勢され、ストツ
パ部37cが枢軸31に当接することにより停止してい
る。この停止状態において、押上ピン42は一対の作動
部材35,36から等間隔をおいて、かつ両作動部材3
5,36に鋏まれた位置に静止している。押上ピン42
とは反対側の両作動部材35,36に鋏まれた位置には
、取付板9に固定された透過型の光電変換検出器44が
配設されている。
この検出器44は、各作動部材35,36のうち少なく
とも一方が光を遮断することにより信号を出力する。な
お、リボン10のわずかな振動により、作動部材35,
36が枢軸32を中心に多少揺動したとしても、検出器
44の光は遮断されないため信号は出力されない。次に
、上記構成よりなるりホン切れ検出機構30の作用につ
いて説明する。
とも一方が光を遮断することにより信号を出力する。な
お、リボン10のわずかな振動により、作動部材35,
36が枢軸32を中心に多少揺動したとしても、検出器
44の光は遮断されないため信号は出力されない。次に
、上記構成よりなるりホン切れ検出機構30の作用につ
いて説明する。
まず、リボン10が切れていない平常状態においては、
第2図の如く両作動部材35,36の各当接片35a,
36aが緊張されたリボン10に当接しており、検出器
44の光はいずれの作動部材35,36によつても遮断
されていない。
第2図の如く両作動部材35,36の各当接片35a,
36aが緊張されたリボン10に当接しており、検出器
44の光はいずれの作動部材35,36によつても遮断
されていない。
そこで、供給リール11と移送ローラ25との間におい
てリボン10が切れた場合、第3図に示す如く作動部材
35は緊張されたリボン10への当接が解除されて、鋏
形バネ39の付勢力により時計方向に回動し、押上ピン
42に当接して停止する位置まで変位する。その結果、
作動部材35は検出器44の光を遮断し、検出器44か
ら信号が出力される。そして、この検出器44からの出
力信号に基づいてリボン切れが判断されてリボン切れ表
示がなされると共に以後の印字が停止される。また、巻
取リール14と移送ローラ25との間においてリボン1
0が切れた場合、第4図に示す如く他方の作動部材36
が緊張されたリボン10への当接から解除される。
てリボン10が切れた場合、第3図に示す如く作動部材
35は緊張されたリボン10への当接が解除されて、鋏
形バネ39の付勢力により時計方向に回動し、押上ピン
42に当接して停止する位置まで変位する。その結果、
作動部材35は検出器44の光を遮断し、検出器44か
ら信号が出力される。そして、この検出器44からの出
力信号に基づいてリボン切れが判断されてリボン切れ表
示がなされると共に以後の印字が停止される。また、巻
取リール14と移送ローラ25との間においてリボン1
0が切れた場合、第4図に示す如く他方の作動部材36
が緊張されたリボン10への当接から解除される。
そして、作動部材36は鋏形バネ41の付勢力により反
時計方向に回動して押上ピン42に当接して停止する位
置まで変位する。変位した作動部材36は検出器44の
光を遮断して検出器44から信号が出力され、リボン切
れ表示および以後の印字停止がなされる。リボン10の
装填時においては、ローラ支持部材34を第2図におい
て反時計方向に回動させる如く操作する。ローラ支持部
材34の上記回動により、従動ローラ27は移送ローラ
25より離れ、かつ押圧片34aが回動部材37の受圧
部37aを摺動しながら押圧することにより、回動部材
37は第2図において反時計方向に回動する。そ)の結
果、第5図に示す如く、各作動部材35,36が押上ピ
ン42にて押圧されて回動し、夫々の当接片35a,3
6aは上昇してリボン10の通過位置より充分に離れる
。
時計方向に回動して押上ピン42に当接して停止する位
置まで変位する。変位した作動部材36は検出器44の
光を遮断して検出器44から信号が出力され、リボン切
れ表示および以後の印字停止がなされる。リボン10の
装填時においては、ローラ支持部材34を第2図におい
て反時計方向に回動させる如く操作する。ローラ支持部
材34の上記回動により、従動ローラ27は移送ローラ
25より離れ、かつ押圧片34aが回動部材37の受圧
部37aを摺動しながら押圧することにより、回動部材
37は第2図において反時計方向に回動する。そ)の結
果、第5図に示す如く、各作動部材35,36が押上ピ
ン42にて押圧されて回動し、夫々の当接片35a,3
6aは上昇してリボン10の通過位置より充分に離れる
。
また、コイルバネ38の両取付部を結ぶ線が枢軸31を
越えて上方に位置することにより、ローラ支持部材34
は、このコイルバネ38により第5図において反時計方
向に付勢されると共に、押圧片34aが回動部材37の
当接部37bに当接して停止する。この状態でリボン1
0を装填した後、従動ローラ27が移送ローラ25に圧
接する方向にローラ支持部材34を回動操作する。その
結果、回動部材37は鋏形バネ43により、また作動部
材35,36は各鋏形バネ39,41により夫々第2図
の状態に復帰する。なお、印字中およびリボン10の移
送中において、リボン10の振動に伴なう作動部材35
,36の揺動が検出器44に作用しない程度であつて、
かつリボン切れ時のみ確実に検出器44に作用する如く
全体が構成されていれば、検出器44からの出力信号を
そのままりホン切れ信号として採用し、リボン切れ表示
および印字の停止をさせればよい。
越えて上方に位置することにより、ローラ支持部材34
は、このコイルバネ38により第5図において反時計方
向に付勢されると共に、押圧片34aが回動部材37の
当接部37bに当接して停止する。この状態でリボン1
0を装填した後、従動ローラ27が移送ローラ25に圧
接する方向にローラ支持部材34を回動操作する。その
結果、回動部材37は鋏形バネ43により、また作動部
材35,36は各鋏形バネ39,41により夫々第2図
の状態に復帰する。なお、印字中およびリボン10の移
送中において、リボン10の振動に伴なう作動部材35
,36の揺動が検出器44に作用しない程度であつて、
かつリボン切れ時のみ確実に検出器44に作用する如く
全体が構成されていれば、検出器44からの出力信号を
そのままりホン切れ信号として採用し、リボン切れ表示
および印字の停止をさせればよい。
しかしながら、印字部2の印字方式、リボン10の緊張
度あるいは移送方式等によつては、印字中またはリボン
10の移送中にリボン10が波打つ如く振動し、かつこ
の振動を容易に防止し得ない場合がある。
度あるいは移送方式等によつては、印字中またはリボン
10の移送中にリボン10が波打つ如く振動し、かつこ
の振動を容易に防止し得ない場合がある。
その結果、作動部材35,36はリボン10の振動と共
に枢軸32を中心に揺動し、リボン切れ状態でないにも
かかわらず検出器44の光を極めて短い時間だけ遮断し
てしまうことになる。作動部材35,36がこのように
作用する可能性がある場合は、検出器から所定時間T以
上継続して信号が出力された時のみリボン切れ信号とし
て取扱うような判断回路を採用することによつて、より
確実なリボン切れ検出を行なうことができる。この判断
回路は種々の構成が考えられるが、その一例について以
下に説明する。
に枢軸32を中心に揺動し、リボン切れ状態でないにも
かかわらず検出器44の光を極めて短い時間だけ遮断し
てしまうことになる。作動部材35,36がこのように
作用する可能性がある場合は、検出器から所定時間T以
上継続して信号が出力された時のみリボン切れ信号とし
て取扱うような判断回路を採用することによつて、より
確実なリボン切れ検出を行なうことができる。この判断
回路は種々の構成が考えられるが、その一例について以
下に説明する。
まず、第6図に示す回路は印字部2を駆動制御する回路
に上記判断回路を付加したものである。
に上記判断回路を付加したものである。
この回路はカウンタ50aを内蔵した中央処理回路50
を有し、中央処理回路50にはバスライン51が接続さ
れている。このバスライン51には、プログラム記憶用
のROM52、印字データ記憶用のRAM53、および
前述の印字部2を駆動する印字部駆″回路54が夫々接
続されて所望の情報が印字し得るように構成されている
。さらにバスライン51には、リボン切れ表示ランプ5
5、時間tにセツトされたタイマー56、および前述の
検出器44がインターフエース57,58,59を介し
て夫々接続されている。第6図に示す回路は、ROM5
2に記憶されたプログラムにしたがつて第7図のような
手順で動作する。
を有し、中央処理回路50にはバスライン51が接続さ
れている。このバスライン51には、プログラム記憶用
のROM52、印字データ記憶用のRAM53、および
前述の印字部2を駆動する印字部駆″回路54が夫々接
続されて所望の情報が印字し得るように構成されている
。さらにバスライン51には、リボン切れ表示ランプ5
5、時間tにセツトされたタイマー56、および前述の
検出器44がインターフエース57,58,59を介し
て夫々接続されている。第6図に示す回路は、ROM5
2に記憶されたプログラムにしたがつて第7図のような
手順で動作する。
この手順によれば、STARTと共にRAM53に記憶
された印字すべき情報のうち、一単位分の情報が印字さ
れ、その後に中央処理回路50に内蔵されたカウンタ5
0aの内容がクリアされる。
された印字すべき情報のうち、一単位分の情報が印字さ
れ、その後に中央処理回路50に内蔵されたカウンタ5
0aの内容がクリアされる。
そして次に、検出器44から信号が出力されているか否
かのチエツクが行なわれ、信号が出力されていなければ
リボン切れがないものとして次の一単位分の情報が印字
される。また、検出器44から信号が出力されていれば
タイマー56を駆動して時間tが経過した後に再度検出
器44からの信号がチエツクされる。このチエツクによ
り、検出器44から信号が出力されていなければ次の一
単位分の印字が開始される。そして、信号が出力されて
いればカウンタ50aをl′11だけカウントアツプし
た後、カウンタ50aの内容が所定値″N″(ただし、
NはT<Ntを満足する整数である)に達したか否か判
断される。この判断により、カウンタ50aの内容が所
定値″N″に達していなければ、さらにタイマー駆動後
検出器44からの信号がチエツクされる。そこで、検出
器44から信号が継続して出力されている場合は、カウ
ンタ50aの内容が所定値″N″に達するまで繰返して
検出器44からの信号がチエツクされる。
かのチエツクが行なわれ、信号が出力されていなければ
リボン切れがないものとして次の一単位分の情報が印字
される。また、検出器44から信号が出力されていれば
タイマー56を駆動して時間tが経過した後に再度検出
器44からの信号がチエツクされる。このチエツクによ
り、検出器44から信号が出力されていなければ次の一
単位分の印字が開始される。そして、信号が出力されて
いればカウンタ50aをl′11だけカウントアツプし
た後、カウンタ50aの内容が所定値″N″(ただし、
NはT<Ntを満足する整数である)に達したか否か判
断される。この判断により、カウンタ50aの内容が所
定値″N″に達していなければ、さらにタイマー駆動後
検出器44からの信号がチエツクされる。そこで、検出
器44から信号が継続して出力されている場合は、カウ
ンタ50aの内容が所定値″N″に達するまで繰返して
検出器44からの信号がチエツクされる。
そして、カウンタ50aの内容が″N″に達すると、検
出器44から所定時間T以上継続して信号が出力された
ことになり、リボン切れと判断される。この判断に基づ
いてリボン切れ表示ランプ55を点燈させ、以後の印字
を停止させる。な ) なお、第1図ないし第5図に示す実施例においては、リ
ボン切れ検出機構30を移送ローラ25付近に設け、か
つ二個の作動部材35,36にて供給リール11と移送
ローラ25の間、および巻取リールと移送ローラ25の
間のリボン切れを夫夫検出するような構成を例示してい
る。
出器44から所定時間T以上継続して信号が出力された
ことになり、リボン切れと判断される。この判断に基づ
いてリボン切れ表示ランプ55を点燈させ、以後の印字
を停止させる。な ) なお、第1図ないし第5図に示す実施例においては、リ
ボン切れ検出機構30を移送ローラ25付近に設け、か
つ二個の作動部材35,36にて供給リール11と移送
ローラ25の間、および巻取リールと移送ローラ25の
間のリボン切れを夫夫検出するような構成を例示してい
る。
しかしながら、リボン10を移送する構造、印字部2の
構造等により、リボン切れ検出機構30の配設位置およ
び作動部材35,36の個数は適宜設定し得る。上述の
如く、本発明による印字機のリボン切れ検出機構は、リ
ボンに当接し、かつリボン切れにより変位する作動部材
を設け、この作動部材の変位を検出器で検出することに
よつてリボン切れが検出されるように構成されている。
構造等により、リボン切れ検出機構30の配設位置およ
び作動部材35,36の個数は適宜設定し得る。上述の
如く、本発明による印字機のリボン切れ検出機構は、リ
ボンに当接し、かつリボン切れにより変位する作動部材
を設け、この作動部材の変位を検出器で検出することに
よつてリボン切れが検出されるように構成されている。
すなわち、作動部材の作動による機械的検出動作を検出
器により電気信号に変換するように構成されている。し
たがつて、リボンの移送時、印字時等においてリボンが
多少振動しても、これに伴なう作動部材のわずかな動作
は検出器が検出しないため、安定したリボン切れ検出を
行なうことができる。また、リボン切れにより作動部材
は確実に検出器を動作させるので、リボン切れが発生し
ているにもかかわらずこれが検出されないという事態は
全く生じない。
器により電気信号に変換するように構成されている。し
たがつて、リボンの移送時、印字時等においてリボンが
多少振動しても、これに伴なう作動部材のわずかな動作
は検出器が検出しないため、安定したリボン切れ検出を
行なうことができる。また、リボン切れにより作動部材
は確実に検出器を動作させるので、リボン切れが発生し
ているにもかかわらずこれが検出されないという事態は
全く生じない。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図はリボン切
れ検出機構を含む印字装置全体の概略図、第2図ないし
第5図は主としてリボン切れ検出機構を示す側面図であ
つて、第2図は通常の状態を示す図、第3図および第4
図はリボン切れ検出状態を示す図、第5図はリボンの装
填状態を示す図、第6図は印字部の1駆動制御回路にリ
ボン切れの判断回路を付加した回路のプロツク図、第7
図は第6図に示す回路の動作状況を示すフローチヤート
である。 図面中、2・・・・・・印字部、10・・・・・・リボ
ン、11・・・・・・供給リール、14・・・・・・巻
取リール、25・・・・・・移送ローラ、30・・・・
・・リボン切れ検出機構、35,36・・・・・・作動
部材、44・・・・・・検出器。
れ検出機構を含む印字装置全体の概略図、第2図ないし
第5図は主としてリボン切れ検出機構を示す側面図であ
つて、第2図は通常の状態を示す図、第3図および第4
図はリボン切れ検出状態を示す図、第5図はリボンの装
填状態を示す図、第6図は印字部の1駆動制御回路にリ
ボン切れの判断回路を付加した回路のプロツク図、第7
図は第6図に示す回路の動作状況を示すフローチヤート
である。 図面中、2・・・・・・印字部、10・・・・・・リボ
ン、11・・・・・・供給リール、14・・・・・・巻
取リール、25・・・・・・移送ローラ、30・・・・
・・リボン切れ検出機構、35,36・・・・・・作動
部材、44・・・・・・検出器。
Claims (1)
- 1 印字用のリボンが常時緊張されながら移送される印
字装置において、緊張されたリボンに当接して第一の位
置に保持され、かつリボン切れにより前記当接から解放
されて回動することにより第二の位置に変位する作動部
材と、この作動部材が前記第二の位置に変位したことを
検出して信号を出力する検出器とを備え、前記検出器か
らの出力信号に基づいてリボン切れが検出されるように
構成されていることを特徴とする印字装置のリボン切れ
検出機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55054876A JPS5920462B2 (ja) | 1980-04-26 | 1980-04-26 | 印字装置のリボン切れ検出機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55054876A JPS5920462B2 (ja) | 1980-04-26 | 1980-04-26 | 印字装置のリボン切れ検出機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56151585A JPS56151585A (en) | 1981-11-24 |
JPS5920462B2 true JPS5920462B2 (ja) | 1984-05-14 |
Family
ID=12982783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55054876A Expired JPS5920462B2 (ja) | 1980-04-26 | 1980-04-26 | 印字装置のリボン切れ検出機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5920462B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0488134U (ja) * | 1990-12-17 | 1992-07-30 | ||
JPH05112022A (ja) * | 1991-10-24 | 1993-05-07 | Sony Corp | プリンタ |
WO2012051481A1 (en) | 2010-10-15 | 2012-04-19 | Swagelok Company | Push to connect conduit fitting with ferrule |
JP6845155B2 (ja) | 2015-04-23 | 2021-03-17 | スウエイジロク・カンパニー | コレットを有する導管継手の単動押動式接続 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4974843A (ja) * | 1972-10-13 | 1974-07-19 | ||
JPS5339000A (en) * | 1976-09-22 | 1978-04-10 | Hitachi Ltd | Display unit for plural system variable |
JPS5442205A (en) * | 1977-09-08 | 1979-04-04 | Ricoh Kk | Ink ribbon cartridge |
JPS5542845A (en) * | 1978-09-25 | 1980-03-26 | Ricoh Co Ltd | Printing paper detector at printer |
JPS5513063B2 (ja) * | 1973-03-27 | 1980-04-05 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5513063U (ja) * | 1978-07-12 | 1980-01-28 |
-
1980
- 1980-04-26 JP JP55054876A patent/JPS5920462B2/ja not_active Expired
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4974843A (ja) * | 1972-10-13 | 1974-07-19 | ||
JPS5513063B2 (ja) * | 1973-03-27 | 1980-04-05 | ||
JPS5339000A (en) * | 1976-09-22 | 1978-04-10 | Hitachi Ltd | Display unit for plural system variable |
JPS5442205A (en) * | 1977-09-08 | 1979-04-04 | Ricoh Kk | Ink ribbon cartridge |
JPS5542845A (en) * | 1978-09-25 | 1980-03-26 | Ricoh Co Ltd | Printing paper detector at printer |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56151585A (en) | 1981-11-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2757187B2 (ja) | 値札用サーマルプリンタのサーマルヘッド支持機構 | |
US4770361A (en) | Web takeup apparatus | |
US4043440A (en) | Paper feed and web rewind mechanism | |
US4669896A (en) | Actuating mechanism for printing head of printing machine | |
JPH0136434B2 (ja) | ||
JPS5920462B2 (ja) | 印字装置のリボン切れ検出機構 | |
JPH05318901A (ja) | 孔版印刷機の排版装置 | |
US4145146A (en) | Recording medium feeding apparatus for printer | |
JP4995553B2 (ja) | 印刷装置 | |
JP6196927B2 (ja) | プリンタ | |
JP2006321130A (ja) | プリンタの制御方法およびプリンタ | |
JPS5916940B2 (ja) | リボン供給巻枠構造体 | |
US4981378A (en) | Apparatus for printing a strip | |
JPH0694222B2 (ja) | ラインサ−マルプリンタ | |
JPH072210Y2 (ja) | プリンタの紙送り装置 | |
JP3415485B2 (ja) | ロール紙保持装置 | |
US4508252A (en) | Web feeding method and apparatus for a printer | |
US4331302A (en) | Web feeding method and apparatus for a printer | |
JPH029960Y2 (ja) | ||
EP0133932A1 (en) | Automatic label winder | |
JPH0586351B2 (ja) | ||
JP2709241B2 (ja) | 印字装置 | |
JP2908713B2 (ja) | ラベルプリンタ | |
JP2531352Y2 (ja) | プリンタの駆動機構 | |
JPS60165281A (ja) | 熱転写プリンタ |