JPS591982A - ア−ク炉溶解方法 - Google Patents
ア−ク炉溶解方法Info
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- JPS591982A JPS591982A JP57111196A JP11119682A JPS591982A JP S591982 A JPS591982 A JP S591982A JP 57111196 A JP57111196 A JP 57111196A JP 11119682 A JP11119682 A JP 11119682A JP S591982 A JPS591982 A JP S591982A
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- melted
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- melting
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Landscapes
- Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
- Furnace Details (AREA)
- Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、アーク炉の溶解方法に関し、特に、高い熱効
率が得られる溶解方法に関するものである。
率が得られる溶解方法に関するものである。
アーク炉から排出される排ガス中に含まれる熱を利用し
て、アーク炉中に装入されるスクラップ等の被溶解材料
をできるだけ高い温度に予熱することによって、高い熱
効率を得る方法が知られている。しかしながら、従来、
被溶解材料の予熱はアーク炉の炉体外に於いて行われる
のが一般的であり、その様な場合には、被溶解材料にダ
ライ粉等の低級スクラップが含まれると、予熱の際に低
級スクラップに含まれる油か燃焼して、被溶解材料がア
ーク炉外に於いて溶解してしまう不都合があった。
て、アーク炉中に装入されるスクラップ等の被溶解材料
をできるだけ高い温度に予熱することによって、高い熱
効率を得る方法が知られている。しかしながら、従来、
被溶解材料の予熱はアーク炉の炉体外に於いて行われる
のが一般的であり、その様な場合には、被溶解材料にダ
ライ粉等の低級スクラップが含まれると、予熱の際に低
級スクラップに含まれる油か燃焼して、被溶解材料がア
ーク炉外に於いて溶解してしまう不都合があった。
他方、その様な不都合を避けるため、逆に被溶解材料の
予熱温度を抑制すると、低級スクラップに含まれる油の
不完全燃焼によって悪臭を含む白煙が発生し、設備環境
を悪化させるとともに、高い熱効率が十分に得られない
のである。
予熱温度を抑制すると、低級スクラップに含まれる油の
不完全燃焼によって悪臭を含む白煙が発生し、設備環境
を悪化させるとともに、高い熱効率が十分に得られない
のである。
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり
、その目的とするところは、低級スクラップを含む被溶
解材料であっても、環境を悪化させることなく高温にて
その被溶解材料を予熱し、高い熱効率が得られるアーク
炉溶解方法を提供することにある。
、その目的とするところは、低級スクラップを含む被溶
解材料であっても、環境を悪化させることなく高温にて
その被溶解材料を予熱し、高い熱効率が得られるアーク
炉溶解方法を提供することにある。
斯る目的を達成するため、本発明は、一対のアーク炉用
炉体を交互に用いて被溶解材料を溶解するアーク炉溶解
方法であって、 （１）溶解中の一方の炉体中に炭素、および酸素含有気
体を吹込み、該炭素を燃焼させてＣＯガスを生成せしめ
るとともに、該ＣＯガスを他方の炉体内へ導く工程と、 （２）酸素含有気体を吹込むことによって前記ＣＯガス
を更に燃焼させて、前記他方の炉体内での溶解のために
該炉体内に予め装入された被溶解材料を予熱する工程と を、含むことを特徴とする。
炉体を交互に用いて被溶解材料を溶解するアーク炉溶解
方法であって、 （１）溶解中の一方の炉体中に炭素、および酸素含有気
体を吹込み、該炭素を燃焼させてＣＯガスを生成せしめ
るとともに、該ＣＯガスを他方の炉体内へ導く工程と、 （２）酸素含有気体を吹込むことによって前記ＣＯガス
を更に燃焼させて、前記他方の炉体内での溶解のために
該炉体内に予め装入された被溶解材料を予熱する工程と を、含むことを特徴とする。
この様にすれば、溶解前の被溶解材料が他方の炉体内に
て予熱されるので、被溶解材料の予熱温度を高くできる
とともに、一方の炉体内に於いて発生させられたＣＯガ
スを他方の炉体内にて燃焼させることによって、被溶解
材料が予熱されるので、一方の炉体内で発生する熱が極
めて有効に予熱に利用され、高い熱効率が得られるので
ある。
て予熱されるので、被溶解材料の予熱温度を高くできる
とともに、一方の炉体内に於いて発生させられたＣＯガ
スを他方の炉体内にて燃焼させることによって、被溶解
材料が予熱されるので、一方の炉体内で発生する熱が極
めて有効に予熱に利用され、高い熱効率が得られるので
ある。
そして、被溶解材料に低級スクラップが含まれていても
、予熱温度が高いので低級スクラップに含まれる油分が
完全燃焼して設備環境の悪化が解消されるのである。
、予熱温度が高いので低級スクラップに含まれる油分が
完全燃焼して設備環境の悪化が解消されるのである。
また、溶解中の一方の炉体内においてＣＯガスを発生さ
せるために炭素が燃焼させられるので、その燃焼熱が溶
解に利用されて、高価な電力が大幅に節減されるのであ
る。
せるために炭素が燃焼させられるので、その燃焼熱が溶
解に利用されて、高価な電力が大幅に節減されるのであ
る。
次に、本発明方法の一例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第１図及び第２図に於いて、一対の基台１０ａ。
ｔｏｂ上には対称的に配置された一対のアーク用炉体１
２Ｂ、１２ｂが傾動可能に配設されている。
２Ｂ、１２ｂが傾動可能に配設されている。
即ち、基台１（Ｍｌ、１０ｂ上には直線上に係合歯が形
成された炉台１４Ｂ、１４ｂが固定されており、円弧上
に形成された係合歯を備えた炉脚１５Ｂ。
成された炉台１４Ｂ、１４ｂが固定されており、円弧上
に形成された係合歯を備えた炉脚１５Ｂ。
１５ｂがその係合歯と炉台１４ａ、１４ｂの係合歯とが
係合した状態で炉台１４ａ、１４ｂ上に夫々乗せられて
いる。炉脚１５＆、１５１）の一端は、伸縮可能な傾動
駆動装置１６Ｂ、１６ｂによって夫々支えられており、
また、炉脚１５＆、１５ｂには、一円周上に複数のロー
ラ１８が配設されて、炉体１２Ｂ及び１２ｂがローラ１
８を介して夫々炉脚１５＆及び１５ｂ上に乗せられてい
る。従って、炉体１２Ｂ及び１２ｂは夫々傾動駆動装置
１６ａ及び１６ｂの駆動によって傾動させられ、夫々の
内部の溶鋼が、出鋼口２０Ｂ、２０ｂを介して取鍋２２
内に出鋼させられるとともに、溶解中に於いては垂直中
心軸まわりに回転させられるようになっている。尚、炉
体１２＆及び１２ｂには、夫々炭素注入ノズル２４Ｂ、
２４ｂと酸素注入ノズル２６Ｂ、２６ｂとが設けられて
いる。
係合した状態で炉台１４ａ、１４ｂ上に夫々乗せられて
いる。炉脚１５＆、１５１）の一端は、伸縮可能な傾動
駆動装置１６Ｂ、１６ｂによって夫々支えられており、
また、炉脚１５＆、１５ｂには、一円周上に複数のロー
ラ１８が配設されて、炉体１２Ｂ及び１２ｂがローラ１
８を介して夫々炉脚１５＆及び１５ｂ上に乗せられてい
る。従って、炉体１２Ｂ及び１２ｂは夫々傾動駆動装置
１６ａ及び１６ｂの駆動によって傾動させられ、夫々の
内部の溶鋼が、出鋼口２０Ｂ、２０ｂを介して取鍋２２
内に出鋼させられるとともに、溶解中に於いては垂直中
心軸まわりに回転させられるようになっている。尚、炉
体１２＆及び１２ｂには、夫々炭素注入ノズル２４Ｂ、
２４ｂと酸素注入ノズル２６Ｂ、２６ｂとが設けられて
いる。
溶解用炉蓋２８及び電極棒３０と予熱用炉蓋３２とは、
炉体１２’ａと１２ｂとに交互に適用されるようになっ
ており、また、炉体１２ａ及び１２１〕が夫々の中に於
いて溶解及び予熱が交互に為されるようになっている。
炉体１２’ａと１２ｂとに交互に適用されるようになっ
ており、また、炉体１２ａ及び１２１〕が夫々の中に於
いて溶解及び予熱が交互に為されるようになっている。
即ち、炉体１２ａ及び１２ｂの両側には一対のレール３
４が敷設されており、そのレール３４上にガントＩＪ−
８６が炉体１２ａ及び１２ｂを跨ぐ状態で走行するよう
に配設されている。ガントリー３６には溶解用炉蓋２８
が昇降可能に吊り下げられるとともに、電極棒３０の昇
降装置３８が設けられている。昇降装置３８は、第３図
に示されるように、ガントリー３６の一方の脚部に設け
られた昇降可能な支柱°４０と、その支柱４０の上端か
ら水平に突き出たアーム４２とを備え、アーム４２の先
端に固定された電極棒３０が昇降させられるようになっ
ている。電極棒３０は、夫々水冷母線管４４によって電
源装置４６に接続されており、電源装置４６の電力が電
極棒３０に給電されるようになっている。
４が敷設されており、そのレール３４上にガントＩＪ−
８６が炉体１２ａ及び１２ｂを跨ぐ状態で走行するよう
に配設されている。ガントリー３６には溶解用炉蓋２８
が昇降可能に吊り下げられるとともに、電極棒３０の昇
降装置３８が設けられている。昇降装置３８は、第３図
に示されるように、ガントリー３６の一方の脚部に設け
られた昇降可能な支柱°４０と、その支柱４０の上端か
ら水平に突き出たアーム４２とを備え、アーム４２の先
端に固定された電極棒３０が昇降させられるようになっ
ている。電極棒３０は、夫々水冷母線管４４によって電
源装置４６に接続されており、電源装置４６の電力が電
極棒３０に給電されるようになっている。
一方、第２図に示されるように、炉体１２１１と炉体１
２ｂとの中間位置には、排気路の一部を兼ねる垂直な垂
直管４８が立設されており、垂直管４８の先端部には予
熱用炉蓋３２に接続された回転ダクト５０が垂直管４８
の軸まわりの回転が可能に接続されている。予熱用炉蓋
３２は、図示しない吊り下げ装置によって昇降させられ
るとともに、垂直管４８を中心として回転させられ、炉
体１２＆または１２ｂの開口部に嵌合されるようになっ
ている。垂直管４８の下端部は、排気ダクト５２によっ
て追装用被溶解材料を収容する共通の予熱室としてのタ
ラムシニル形バケツ）５’４に接続されており、パケッ
ト５４からは図示しない排気ファンに接続された排気ダ
クト５６によって吸引排気されるようになっている。
２ｂとの中間位置には、排気路の一部を兼ねる垂直な垂
直管４８が立設されており、垂直管４８の先端部には予
熱用炉蓋３２に接続された回転ダクト５０が垂直管４８
の軸まわりの回転が可能に接続されている。予熱用炉蓋
３２は、図示しない吊り下げ装置によって昇降させられ
るとともに、垂直管４８を中心として回転させられ、炉
体１２＆または１２ｂの開口部に嵌合されるようになっ
ている。垂直管４８の下端部は、排気ダクト５２によっ
て追装用被溶解材料を収容する共通の予熱室としてのタ
ラムシニル形バケツ）５’４に接続されており、パケッ
ト５４からは図示しない排気ファンに接続された排気ダ
クト５６によって吸引排気されるようになっている。
炉体１２＆及び１２ｂは、接続ダクト５８によって相互
に接続されており、一方の溶解中に発生させられるＣ０
（−酸化炭素）ガスが他方に送られるようになっている
。尚、接続ダクト５８と排気ダクト５２との間は、開閉
ダンパ６０を備えたバイパスダクト６２によって接続さ
れ、予Ｍ用ＣＯガス等の風量が調節されるようになって
いる。
に接続されており、一方の溶解中に発生させられるＣ０
（−酸化炭素）ガスが他方に送られるようになっている
。尚、接続ダクト５８と排気ダクト５２との間は、開閉
ダンパ６０を備えたバイパスダクト６２によって接続さ
れ、予Ｍ用ＣＯガス等の風量が調節されるようになって
いる。
次に、以上のように構成されたアーク炉の溶解方法を説
明する。
明する。
例えば、炉体１２ａ内に電極棒３０が挿入されるととも
に、電源装置４６から電力が供給されて被溶解材料が溶
解させられている状態に於いては、他方の炉体１２ｂ内
には既に図示しないパケットから被溶解材料が装入され
ており、またパケット５４内には追装用の被溶解材料が
装入されている。
に、電源装置４６から電力が供給されて被溶解材料が溶
解させられている状態に於いては、他方の炉体１２ｂ内
には既に図示しないパケットから被溶解材料が装入され
ており、またパケット５４内には追装用の被溶解材料が
装入されている。
この様な状態に於いて、炉体１２ａ内に於いては、予め
被溶解材料に混ぜられた炭素及び炭素注入ノズル２４ａ
から注入される炭素が、酸素注入ノズル２６ａから注入
される酸素または空気等の酸素含有気体中の酸素によっ
て燃焼させられて、ＣＯガスが発生させられる。このＣ
Ｏガスは接続ダクト５８を通して他方の炉体１２ｂ内に
送られ、そこで酸素含有気体の供給を受けて燃焼させら
れる。
被溶解材料に混ぜられた炭素及び炭素注入ノズル２４ａ
から注入される炭素が、酸素注入ノズル２６ａから注入
される酸素または空気等の酸素含有気体中の酸素によっ
て燃焼させられて、ＣＯガスが発生させられる。このＣ
Ｏガスは接続ダクト５８を通して他方の炉体１２ｂ内に
送られ、そこで酸素含有気体の供給を受けて燃焼させら
れる。
このため、炉体１２ｂ内の被溶解材料はＣＯガスの燃焼
によって極めて高い温度に予熱されるのである。即ち、
被溶解材料が炉体１２ｂ内に装入された状態で予熱され
るので、被溶解材料の溶解を心配することなく高い温度
に予熱することができるとともに、溶解中の炉体１２ａ
内の熱が効果的に炉体１２ｂ内の予熱に利用されるので
、高い熱効率が得られるのである。しかも、被溶解材料
が高い温度で予熱されることによって、被溶解材料に含
まれる低級スクラップの油分が完全燃焼させられて、設
備環境が悪化することが全く解消されるのである。
によって極めて高い温度に予熱されるのである。即ち、
被溶解材料が炉体１２ｂ内に装入された状態で予熱され
るので、被溶解材料の溶解を心配することなく高い温度
に予熱することができるとともに、溶解中の炉体１２ａ
内の熱が効果的に炉体１２ｂ内の予熱に利用されるので
、高い熱効率が得られるのである。しかも、被溶解材料
が高い温度で予熱されることによって、被溶解材料に含
まれる低級スクラップの油分が完全燃焼させられて、設
備環境が悪化することが全く解消されるのである。
そして、炉体１２ｂから排出される排ガスは、回転ダク
ト５０．垂直管４８．及び排気タリト５２を通してパケ
ット５４内に供給され、そのパケット５４内に予め収容
された追装用被溶解材料が予熱される。
ト５０．垂直管４８．及び排気タリト５２を通してパケ
ット５４内に供給され、そのパケット５４内に予め収容
された追装用被溶解材料が予熱される。
炉体１２ａ内の溶解が完了すると、電極棒３゜及び溶解
用炉蓋２８が炉体１２Ｂから取り外されるとともに、パ
ケット５４が炉体１２ａ上に移動させられてパケット５
４内の被溶解材料が炉体１２ａの上部開口から追加装入
される。そして、再び電極棒８０及び溶解用炉蓋２８が
炉体１２ａに戻されるとともに、炉体１２ａ内に於いて
追装された被溶解材料が溶解される。この溶解時に於い
ても、炭素注入ノズル２４及び酸素注入ノズル２６から
炭素及び酸素含有気体が注入されて、ｃ。
用炉蓋２８が炉体１２Ｂから取り外されるとともに、パ
ケット５４が炉体１２ａ上に移動させられてパケット５
４内の被溶解材料が炉体１２ａの上部開口から追加装入
される。そして、再び電極棒８０及び溶解用炉蓋２８が
炉体１２ａに戻されるとともに、炉体１２ａ内に於いて
追装された被溶解材料が溶解される。この溶解時に於い
ても、炭素注入ノズル２４及び酸素注入ノズル２６から
炭素及び酸素含有気体が注入されて、ｃ。
ガスが発生させられ、前述と同様に炉体１２ｂ内の被溶
解材料が効率よく予熱されるとともに、パケット５４内
に新たに収容された迫装用被溶解材料が予熱される。
解材料が効率よく予熱されるとともに、パケット５４内
に新たに収容された迫装用被溶解材料が予熱される。
そして、炉体１２ａ内に於ける溶解が完了すると、炉体
１２ａが傾動駆動装置１６ａの作動によって傾動させら
れ、溶鋼が取鍋２２内に出鋼させられる。炉体１２Ｂが
戻されると、炉体１２ａ内に被溶解材料が新たに装入さ
れるとともに、炉体１２ａ上の溶解用炉蓋２８及び電極
棒３ｏが炉体１２ｂに装着され、反対に炉体１２ｂ上の
予熱用炉蓋３２が回転ダク）５０とともに回転させられ
て、炉体１２ａ上に装着される。そして、以後、前述と
同様の操作が為され、炉体１２ ｂ、に於諭て溶解が行
われるとともに、炉体１２ａに於い−に屑材料の予熱が
行われるのである。
１２ａが傾動駆動装置１６ａの作動によって傾動させら
れ、溶鋼が取鍋２２内に出鋼させられる。炉体１２Ｂが
戻されると、炉体１２ａ内に被溶解材料が新たに装入さ
れるとともに、炉体１２ａ上の溶解用炉蓋２８及び電極
棒３ｏが炉体１２ｂに装着され、反対に炉体１２ｂ上の
予熱用炉蓋３２が回転ダク）５０とともに回転させられ
て、炉体１２ａ上に装着される。そして、以後、前述と
同様の操作が為され、炉体１２ ｂ、に於諭て溶解が行
われるとともに、炉体１２ａに於い−に屑材料の予熱が
行われるのである。
このように、本実施例によれば、溶解中の一方の炉体１
２ａ内で発生させられたＣＯガスが、被溶解材料が装入
された他方の炉体１２ｂ内に導かれ、そこでＣＯガスの
燃焼熱によって被溶解材料が高い温度に予熱されるので
、高い熱効率が得られるのである。本発明者等の実験に
よれば、従来溶解中の炉体から排ガスとともに放出され
ていた熱量の５０％を回収することができた。
２ａ内で発生させられたＣＯガスが、被溶解材料が装入
された他方の炉体１２ｂ内に導かれ、そこでＣＯガスの
燃焼熱によって被溶解材料が高い温度に予熱されるので
、高い熱効率が得られるのである。本発明者等の実験に
よれば、従来溶解中の炉体から排ガスとともに放出され
ていた熱量の５０％を回収することができた。
また、被溶解材料が油分を多量に含む低級スクラップで
あっても、ＣＯガスの燃焼とともにその油分が完全に燃
焼させられるので、悪臭、白煙等が防止され、作業環境
が好適に保持されるとともに、ＣＯガスを発生させるた
めに溶解中の一方の炉体１２ａ中において炭素が燃焼さ
せられるので、その燃焼熱によって高価な電力が大幅に
節減されるのである。
あっても、ＣＯガスの燃焼とともにその油分が完全に燃
焼させられるので、悪臭、白煙等が防止され、作業環境
が好適に保持されるとともに、ＣＯガスを発生させるた
めに溶解中の一方の炉体１２ａ中において炭素が燃焼さ
せられるので、その燃焼熱によって高価な電力が大幅に
節減されるのである。
更に、本実施例によれば、追装用の被溶解材料が他方の
炉体１２ｂ中の被溶解材料の予熱に使用されたＣＯガス
の排ガスによって予熱されるので、その排ガス中に含ま
れる熱が更に回収されて、一層高い熱効率が得られる利
点がある。
炉体１２ｂ中の被溶解材料の予熱に使用されたＣＯガス
の排ガスによって予熱されるので、その排ガス中に含ま
れる熱が更に回収されて、一層高い熱効率が得られる利
点がある。
尚、上述したのはあくまでも本発明方法の一例であり、
本発明はその精神を逸脱しない範囲において種々変更さ
れ得るものであることは言うまでもない。
本発明はその精神を逸脱しない範囲において種々変更さ
れ得るものであることは言うまでもない。
第１図は、本発明方法の一例が適用されるアーク炉の一
部を切欠いた正面図である。第２図は第１図の平面図で
ある。第３図は、異るサイクルを示す第１図の一部を切
欠いた側面図である。 １２Ｂ、１２ｂ：炉体 ５４：パケット（予熱室） 出軸人 大同特殊鋼株式会社
部を切欠いた正面図である。第２図は第１図の平面図で
ある。第３図は、異るサイクルを示す第１図の一部を切
欠いた側面図である。 １２Ｂ、１２ｂ：炉体 ５４：パケット（予熱室） 出軸人 大同特殊鋼株式会社
Claims (2)
- （１） 一対のアーク炉用炉体を交互に用いて被溶解
材料を溶解するアーク炉溶解方法であって、溶解中の一
方の炉体中に炭素、および酸素含有気体を吹込み、該炭
素を燃焼させてＣＯガスを生成せしめるとともに、該Ｃ
Ｏガスを他方の炉体内へ導く工程と、 酸素含有気体を吹込むことによって前記ＣＯガスを更に
燃焼させて、前記他方の炉体内での溶解のために該炉体
内に予め装入された被溶解材料を予熱する工程と を、含むことを特徴とするアーク炉溶解方法。 - （２）前記アーク炉溶解方法が、 前記他方の炉体から排出される排ガスを共通の予熱室へ
導き、該予熱室に予め収容された迫装用被溶解材料を予
熱する工程と、 該工程にて予熱された追装用被溶解材料を、溶解中の前
記一方の炉体内に追加装入する工程に 法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57111196A JPS591982A (ja) | 1982-06-28 | 1982-06-28 | ア−ク炉溶解方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57111196A JPS591982A (ja) | 1982-06-28 | 1982-06-28 | ア−ク炉溶解方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS591982A true JPS591982A (ja) | 1984-01-07 |
| JPS631366B2 JPS631366B2 (ja) | 1988-01-12 |
Family
ID=14554928
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57111196A Granted JPS591982A (ja) | 1982-06-28 | 1982-06-28 | ア−ク炉溶解方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS591982A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61128090A (ja) * | 1984-11-27 | 1986-06-16 | 石川島播磨重工業株式会社 | 溶解炉の排ガス回収方法及びその装置 |
| JPS61134579A (ja) * | 1984-12-03 | 1986-06-21 | 石川島播磨重工業株式会社 | 溶解炉の排ガス熱回収方法及びその装置 |
| JPS62125289A (ja) * | 1985-11-25 | 1987-06-06 | 石川島播磨重工業株式会社 | ア−ク炉設備 |
| JPS62136514A (ja) * | 1985-12-09 | 1987-06-19 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 複式溶解設備 |
| JPS62235414A (ja) * | 1986-04-04 | 1987-10-15 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 複式溶解炉の排ガス熱回収方法 |
| JP2016090139A (ja) * | 2014-11-05 | 2016-05-23 | 大同特殊鋼株式会社 | 溶融金属の製造方法 |
| CN111094597A (zh) * | 2017-09-28 | 2020-05-01 | 大阳日酸株式会社 | 熔解精炼炉的操作方法及熔解精炼炉 |
-
1982
- 1982-06-28 JP JP57111196A patent/JPS591982A/ja active Granted
Cited By (8)
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| JPH0579911B2 (ja) * | 1984-11-27 | 1993-11-05 | Ishikawajima Harima Heavy Ind | |
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| JPS631366B2 (ja) | 1988-01-12 |
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