JPS59196510A - 電力ケ−ブル - Google Patents
電力ケ−ブルInfo
- Publication number
- JPS59196510A JPS59196510A JP7197583A JP7197583A JPS59196510A JP S59196510 A JPS59196510 A JP S59196510A JP 7197583 A JP7197583 A JP 7197583A JP 7197583 A JP7197583 A JP 7197583A JP S59196510 A JPS59196510 A JP S59196510A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carbon paper
- layer
- paper tape
- wound
- tape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は電カケープルの構造に係わる。
ガス、絶縁油を充てんするタイプの電カケープルでは、
その電気破壊性能を向上させるために半導電性層を導体
上、金属シース下、すなわち絶縁層の内、外側に設ける
ことが知られている。しかしながら、半導電層の絶縁層
に向く側に直接半導電層の半導電面を出すとtanδが
増大するので、金属箔面で覆うようにしていた。
その電気破壊性能を向上させるために半導電性層を導体
上、金属シース下、すなわち絶縁層の内、外側に設ける
ことが知られている。しかしながら、半導電層の絶縁層
に向く側に直接半導電層の半導電面を出すとtanδが
増大するので、金属箔面で覆うようにしていた。
このため、例えば70〜120μ位のカーボン紙の表面
に数μのアルミを蒸着させたり、5〜15μ程度のアル
ミ箔を貼り付けたシしてなる金属化カーボン紙を用い、
これの金属面をカーボン紙側にあてて前記tanδの増
加を防いできた。
に数μのアルミを蒸着させたり、5〜15μ程度のアル
ミ箔を貼り付けたシしてなる金属化カーボン紙を用い、
これの金属面をカーボン紙側にあてて前記tanδの増
加を防いできた。
ところが、このよう表構成をとっても、金属化カーボン
紙のギャップ巻によるすき間ができたりするとその部分
では絶縁層に対しカーボン紙表面を完全にじゃへいする
効果が損われるきらいがあった。
紙のギャップ巻によるすき間ができたりするとその部分
では絶縁層に対しカーボン紙表面を完全にじゃへいする
効果が損われるきらいがあった。
第1図に上記従来の絶縁層を含む各層の構成を部分断面
図で示す。図において、lは導体であり、図示していな
いが、この上に必要に応じステンレスチーブが巻回され
、その上にカーボン紙テープ2をギャップ巻きにより複
数層または単層巻回してカーボン紙テープ層を形成し、
その上に金属化カーボン紙テープ3の金属面例えばアル
ミ面を導体lの側に向けて一層ギヤ・ノブ巻きし、その
上にクラフト紙テープによる絶縁層4を形成し、このク
ラフト紙テープによる絶縁層4の最外層に金属化カーボ
ン紙テープ3のアルミ面を外側にして一層ギャップ巻き
し、その上にカーボン紙テープ2が単層もしくは複数層
ギャップ巻きされ、図示していないがその上に銅線織込
布テープが巻回され、更に波付アルミシース5が被ぶら
れる。
図で示す。図において、lは導体であり、図示していな
いが、この上に必要に応じステンレスチーブが巻回され
、その上にカーボン紙テープ2をギャップ巻きにより複
数層または単層巻回してカーボン紙テープ層を形成し、
その上に金属化カーボン紙テープ3の金属面例えばアル
ミ面を導体lの側に向けて一層ギヤ・ノブ巻きし、その
上にクラフト紙テープによる絶縁層4を形成し、このク
ラフト紙テープによる絶縁層4の最外層に金属化カーボ
ン紙テープ3のアルミ面を外側にして一層ギャップ巻き
し、その上にカーボン紙テープ2が単層もしくは複数層
ギャップ巻きされ、図示していないがその上に銅線織込
布テープが巻回され、更に波付アルミシース5が被ぶら
れる。
このような構成のケーブルは従来から知られているよう
に油浸、またはガス充填の状態で使用されるが、カーボ
ン紙テープ2は金属化カーボン紙テープ3のギャップ巻
きによるすき間より、絶縁層4の最内層および最外層と
直接対面し、完全にカーボン紙テープ2の表面をしやへ
いしていないので、特に高電界でtanδを増大させる
原因となる。
に油浸、またはガス充填の状態で使用されるが、カーボ
ン紙テープ2は金属化カーボン紙テープ3のギャップ巻
きによるすき間より、絶縁層4の最内層および最外層と
直接対面し、完全にカーボン紙テープ2の表面をしやへ
いしていないので、特に高電界でtanδを増大させる
原因となる。
以上説明したように、金属化カーボン紙テープを用いて
も一層のギャップ巻きではtanδの増大を抑制するに
は十分でないので、本発明は金属化カーボン紙テープを
すくなくともギャップ巻きにより重ねて2層形成し、導
体上に巻かれたカーボン紙テープによる半導電性層およ
び、または波付金属シースと前記金属化カーボン紙テー
プによるすくなくとも2層のギャップ巻きによる層との
間に巻かれるカーボン紙テープによる半導電性層が直接
絶縁層の最内層、最外層と対面しないように構成し、こ
のような完全なしやへいによりtanδの増大を抑制し
ようとするものである。
も一層のギャップ巻きではtanδの増大を抑制するに
は十分でないので、本発明は金属化カーボン紙テープを
すくなくともギャップ巻きにより重ねて2層形成し、導
体上に巻かれたカーボン紙テープによる半導電性層およ
び、または波付金属シースと前記金属化カーボン紙テー
プによるすくなくとも2層のギャップ巻きによる層との
間に巻かれるカーボン紙テープによる半導電性層が直接
絶縁層の最内層、最外層と対面しないように構成し、こ
のような完全なしやへいによりtanδの増大を抑制し
ようとするものである。
第2図に本発明の一実施例を示す。図は導体よシ片側を
示す部分断面図である。
示す部分断面図である。
導体1上に図示していないが、必要に応じステンレステ
ープが巻回され、その上にカーボン紙テープ2がギャッ
プ巻きで単層もしくは複数層巻口され、その上にギャッ
プ巻きで金属化カーボン紙テープ3がギャップ巻きで重
ねて2層巻回される。 η金属化カーボン紙としては
、すでに説明したような金属化カーボン紙テープが使用
されるが、この場合その金属面を絶縁体側にして巻回さ
れる。
ープが巻回され、その上にカーボン紙テープ2がギャッ
プ巻きで単層もしくは複数層巻口され、その上にギャッ
プ巻きで金属化カーボン紙テープ3がギャップ巻きで重
ねて2層巻回される。 η金属化カーボン紙としては
、すでに説明したような金属化カーボン紙テープが使用
されるが、この場合その金属面を絶縁体側にして巻回さ
れる。
この金属化カーボン紙テープ3のギャップ巻きによる層
の上にクラフト紙、あるいはプラスチックテープ、クラ
フト紙とプラスチックシートをラミネートしてなるテー
プをギャップ巻きで所要の厚みだけ巻回して絶縁層4を
形成し、その上側に、前記金属化カーボン紙テープ3を
ギャップ巻きで重ねて2層巻回する。この場合、前記金
属化カーボン紙3の金属面は絶縁層4の側、つまり内側
に向けて巻回される。金属化カーボン紙テープ3のギャ
ップ巻きによる層の上に、カーボン紙テープ2による層
がギャップ巻きにより、単層もしくは複数層形成され、
図示していないがこの上に、銅線織込布テープが巻回さ
れ、波付アルミシース5が被ぶせられる。油浸まだはガ
ス充填の状態で使用されるが、これらの工程については
従来の方法と変るところはない。尚半導電層の半導電効
果を前記の2層ギャップ層にされた金属化カーボン紙の
カーボン層のみで生せしめさせて半導電層を兼ねさせ、
独立としてのカーボン紙によるカーボン5一 層を省略することもあり、この場合でも本発明の通りの
2層の金属化カーボン紙であれば、製作されるケーブル
によっては、本発明の金属化カーボン紙によるじゃへい
層は一部省略されることがある。
の上にクラフト紙、あるいはプラスチックテープ、クラ
フト紙とプラスチックシートをラミネートしてなるテー
プをギャップ巻きで所要の厚みだけ巻回して絶縁層4を
形成し、その上側に、前記金属化カーボン紙テープ3を
ギャップ巻きで重ねて2層巻回する。この場合、前記金
属化カーボン紙3の金属面は絶縁層4の側、つまり内側
に向けて巻回される。金属化カーボン紙テープ3のギャ
ップ巻きによる層の上に、カーボン紙テープ2による層
がギャップ巻きにより、単層もしくは複数層形成され、
図示していないがこの上に、銅線織込布テープが巻回さ
れ、波付アルミシース5が被ぶせられる。油浸まだはガ
ス充填の状態で使用されるが、これらの工程については
従来の方法と変るところはない。尚半導電層の半導電効
果を前記の2層ギャップ層にされた金属化カーボン紙の
カーボン層のみで生せしめさせて半導電層を兼ねさせ、
独立としてのカーボン紙によるカーボン5一 層を省略することもあり、この場合でも本発明の通りの
2層の金属化カーボン紙であれば、製作されるケーブル
によっては、本発明の金属化カーボン紙によるじゃへい
層は一部省略されることがある。
以上説明したように、本発明では、金属化カーボン紙層
により、カーボン紙テープによる半導電性層と絶縁層と
の間は完全にじゃへいされることになるので、この部分
で部分放電を生じだシ、カーボン紙が直接表面を出して
その界面現象による悪影響を及ぼすこともなく、tan
δの増大を抑制することができ、すぐれた高置圧電カケ
ープルを提供することができる。
により、カーボン紙テープによる半導電性層と絶縁層と
の間は完全にじゃへいされることになるので、この部分
で部分放電を生じだシ、カーボン紙が直接表面を出して
その界面現象による悪影響を及ぼすこともなく、tan
δの増大を抑制することができ、すぐれた高置圧電カケ
ープルを提供することができる。
第1図は従来の電カケープルの一部断面を示す。
第2図は本発明の実施例を示す。
1−導体、2− カーボン紙テープ、3−金属化カーボ
ン紙、4−絶縁層、5−アルミシース。 芳1図 賃21 51−
ン紙、4−絶縁層、5−アルミシース。 芳1図 賃21 51−
Claims (2)
- (1) 半導電性層を絶縁体の内側および、まだは外
側に有する電カケープルであって、前記絶縁体と半導電
性層の間に、その金属面を絶縁体側に向けた金属化カー
ボン紙テープをすくなくとも2層重ねてギャップ巻きし
た層を備えることを特徴とする電カケープル。 - (2)半導電層をすくなくとも2層巻かれたその金属面
を絶縁体側に向けた金属化カーボン紙テープのカーボン
紙によって兼ねさせることを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の電カケープル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7197583A JPS59196510A (ja) | 1983-04-22 | 1983-04-22 | 電力ケ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7197583A JPS59196510A (ja) | 1983-04-22 | 1983-04-22 | 電力ケ−ブル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59196510A true JPS59196510A (ja) | 1984-11-07 |
Family
ID=13475969
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7197583A Pending JPS59196510A (ja) | 1983-04-22 | 1983-04-22 | 電力ケ−ブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59196510A (ja) |
-
1983
- 1983-04-22 JP JP7197583A patent/JPS59196510A/ja active Pending
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