JPS6016005Y2 - 油入り電力ケ−ブル - Google Patents

油入り電力ケ−ブル

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Publication number
JPS6016005Y2
JPS6016005Y2 JP1980077473U JP7747380U JPS6016005Y2 JP S6016005 Y2 JPS6016005 Y2 JP S6016005Y2 JP 1980077473 U JP1980077473 U JP 1980077473U JP 7747380 U JP7747380 U JP 7747380U JP S6016005 Y2 JPS6016005 Y2 JP S6016005Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating layer
oil
laminated paper
conductor
paper
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980077473U
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English (en)
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JPS571424U (ja
Inventor
俊博 宮崎
博 久保
Original Assignee
住友電気工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 中心に油通路を有する中空円形導体上に、クラフト紙に
よる絶縁層のかオ)りに、例えばポリプロピレンとセル
ローズ紙とを一体に貼合せたラミネート紙を巻回して絶
縁層となした油入り電カケープルはすでに知られている
一般的にプラスチックフィルムの誘電率はクラフト紙に
比べると小さく、また誘電体損失角も小さいので、この
点のみをとれば、ケーブルの絶縁層と1.ではすぐれて
いるが、プラスチックフィルムはインパルス強度が低く
、特に導体直上の部分においてはその電界ストレスによ
って破壊されることがあり、また一方プラスチックフィ
ルムの重ね巻き付けにより、導体と絶縁層外側との絶縁
油通路の確保も困難となる。
このような理由から、上述のようなラミネート紙を絶縁
層として巻き付けたものが用いられる。
このようなラミネート紙で絶縁層を形成した油入りケー
ブルは当然のことに誘電率がクラフト紙のみによるもの
よりは小さくなり、プラスチックフィルムのみによるも
のよりは大きくなるが、導体直上におけるインパルス強
度をあげ、且つセルローズ層による間隙によりある程度
の油通路も確保することができる。
しかしながら、このような絶縁層の厚さが増せば、油通
路は長くなり、絶縁層全体に亘リセルローズ層を有する
ラミネート紙を用いることは、絶縁体全体としての誘電
率をプラスチックフィルムによるものより、大きくする
ことになるので、本考案においてはラミネート紙による
絶縁層の巻き付けをある限度に止め、その上にラミネー
ト紙とエンボスプラスチックフィルムテープを交互巻き
して絶縁層を形成した油入り電カケープルを提供するも
のである。
以下図面に示す実施例について説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す。
図において1は梯来形状の分割導体2を撚り合せてなる
中空円形導体であり、その中心には、油通路3が形成さ
れる。
このような中空導体1のかわりに撚り線よりなる導体が
用いられてもよい。
中空円形導体1の上には通常カーボン紙が巻かれ、その
上に金属紙が若干巻き付けられる。
この上に、ポリプロピレンフィルムを間にしてその両面
にセルローズ層を一体に貼合せたラミネート紙よりなる
テープを複数回巻き付けて、ラミネート紙による絶縁層
4を形成し、この絶縁層4の上にラミネート紙テープお
よびエンボスプラスチックフィルムテープを交互に複数
回巻き付けてラミネート紙とエンボスプラスチックフィ
ルムの複合絶縁層5を形成する。
ラミネート紙としてはポリプロピレンフィルムとセルロ
ーズ紙を貼合せた2層構成のものも用いられる。
エンボスプラスチックフィルムとはフィルム面に突起、
凹凸などを有するプラスチックフィルムのことである。
この上に外部導電層が形成され、アルミニウムシース6
がかぶせられ、内部に絶縁油が含浸される。
以上説明したように、導体上にラミネート紙テープより
なる絶縁層4があり、その上にラミネート紙テープおよ
びエンボスプラスチックフィルムテープを交互に巻き付
けた複合絶縁層5があり、絶縁層の誘電率および誘電体
損失角が外方に向う層で小さくなるような構成とされて
いるので、絶縁層全体として誘電率を下げることができ
、インパルス破壊強度を向上させることができる。
また、絶縁油によるプラスチックフィルムの膨潤による
油通路確保の困難性も内層におけるラミネート紙使用、
外層におけるラミネート・紙とエンボスプラスチックフ
ィルムの交互併用という構成により向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の油入り電カケープルの一実施例を横断
図をもって示す。 1・・・・・・導体、2・・・・・・梯形状分割導体、
3・・・・・・油通路、4・・・・・・ラミネート紙テ
ープによる絶縁層、5・・・・・・ラミネート紙および
エンボスプラスチックフィルムテープの交互巻きによる
複合絶縁層、6・・・・・・アルミニウムシース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 導体上にポリプロピレンフィルムとセルローズ紙を複合
    一体化したラミネート紙テープを巻き付けてなるラミネ
    ート紙絶縁層と、上記ラミネート紙テープとエンボスプ
    ラスチックフィルムテープを交互に巻き付けてなる絶縁
    層を順に有する油入り電カケープル。
JP1980077473U 1980-06-03 1980-06-03 油入り電力ケ−ブル Expired JPS6016005Y2 (ja)

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JPS571424U JPS571424U (ja) 1982-01-06
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51131253A (en) * 1975-05-10 1976-11-15 Sony Tektronix Corp Digital-analog converter

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51131253A (en) * 1975-05-10 1976-11-15 Sony Tektronix Corp Digital-analog converter

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Publication number Publication date
JPS571424U (ja) 1982-01-06

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