JPS58112206A - Ofケ−ブル - Google Patents
Ofケ−ブルInfo
- Publication number
- JPS58112206A JPS58112206A JP21216681A JP21216681A JPS58112206A JP S58112206 A JPS58112206 A JP S58112206A JP 21216681 A JP21216681 A JP 21216681A JP 21216681 A JP21216681 A JP 21216681A JP S58112206 A JPS58112206 A JP S58112206A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carbon paper
- conductor
- paper
- metallized
- tape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は非圧縮中空円形導体を導体とするOFケーブル
、特に改善された内側じゃへい層を備えるOFケーブル
の構造に係わるものである。
、特に改善された内側じゃへい層を備えるOFケーブル
の構造に係わるものである。
従来の非圧縮中空円形導体を有するOFケーブルは、中
央の油通路を形成するスパイラルの直上に円形の銅又は
Al素線を必要本数密巻して一層とし、更にその上に同
様の円形の銅又はAl素線を密に巻き、以下同様に必要
断面積分の層だけ密巻きして円形の導体を形成すると最
早バインド用のステンレステープは不要であるから、直
接導体上にギャップ巻きによりカーボン紙2層、その上
に必要に応じてギャップ巻きにより金属面を導体側にし
た金属化紙が巻かれ、その上に絶縁紙、例えばクラフト
紙、プラスチックフィルムテープ、クラフト紙とプラス
チックフィルムを一体化した複合絶縁テープが巻回され
る。
央の油通路を形成するスパイラルの直上に円形の銅又は
Al素線を必要本数密巻して一層とし、更にその上に同
様の円形の銅又はAl素線を密に巻き、以下同様に必要
断面積分の層だけ密巻きして円形の導体を形成すると最
早バインド用のステンレステープは不要であるから、直
接導体上にギャップ巻きによりカーボン紙2層、その上
に必要に応じてギャップ巻きにより金属面を導体側にし
た金属化紙が巻かれ、その上に絶縁紙、例えばクラフト
紙、プラスチックフィルムテープ、クラフト紙とプラス
チックフィルムを一体化した複合絶縁テープが巻回され
る。
カーボン紙巻回の目的は導体の表面に半導電性のカーボ
ン紙を巻回することによシ、導体表面の凸凹等による電
界集中を緩和し、交流およびイノパルス耐圧性能をあげ
ることにある。
ン紙を巻回することによシ、導体表面の凸凹等による電
界集中を緩和し、交流およびイノパルス耐圧性能をあげ
ることにある。
又カーボン紙の外側に金属面を導体側にした金属化紙が
巻かれるのは、高電圧課電時にカーボン紙のクラフト紙
側の面を金属化紙の金属箔面で押えてカーボン紙表面の
電気作用に上る損失の増大、すなわちtanδの増大を
防ぐためのものである。
巻かれるのは、高電圧課電時にカーボン紙のクラフト紙
側の面を金属化紙の金属箔面で押えてカーボン紙表面の
電気作用に上る損失の増大、すなわちtanδの増大を
防ぐためのものである。
但し、金属化紙は特別の高電圧を課電しない場合には省
略されることもある。
略されることもある。
一方、近年超高圧ケーブルで要求される低tanδ性能
を満足するには、導体〜外部金属シース間に電圧が印加
された際に絶縁体に流れる充電電流が上記半導電性カー
ボン紙中を流れるときに生ずるジュール損(電気抵抗に
電流が流れる時、抵抗で熱となって消費される損失)を
等制約に誘電体損失係数(tanδ)に換算した値の及
・ぼす影響が無視できなくなってきた。
を満足するには、導体〜外部金属シース間に電圧が印加
された際に絶縁体に流れる充電電流が上記半導電性カー
ボン紙中を流れるときに生ずるジュール損(電気抵抗に
電流が流れる時、抵抗で熱となって消費される損失)を
等制約に誘電体損失係数(tanδ)に換算した値の及
・ぼす影響が無視できなくなってきた。
つまり、上記のような部分構成をとるとき、導体とカー
ボン紙が接触した状態で充電電流が流れるのであるが、
導体からカーボン紙に移る接触面抵抗が大きいので、こ
の面での充電電流によるジュール熱損が大きいのである
。
ボン紙が接触した状態で充電電流が流れるのであるが、
導体からカーボン紙に移る接触面抵抗が大きいので、こ
の面での充電電流によるジュール熱損が大きいのである
。
本発明はこの点を改善したものである。
以下本発明の実施例について説明する。
第1図は本発明の一実施例の一部断面を示している。非
圧縮中空円形導体lの直上に、従来のカーボン紙使用に
かえて金属カーボン紙テープ2の金^ 馬面を前記中空非圧縮円形導体l側(内側)に向けて1
枚ギャップ巻きする。この上にカーボン紙テープ3を1
枚ないし2枚巻回し、その上に金属化紙テープ4の金属
面をカーボン紙テープ巻回面に向けて1枚または2枚ギ
ャップ巻きして内部じゃへい層が形成され、その上にク
ラフト紙、プラスチックフィルム、クラフト紙とプラス
チックフィルムを一体化した複合テープ等を適宜選択し
て絶縁層5を形成し、図示していないがその上に外側の
しゃへい層が形成され、波付の金属シースがかぶせられ
、乾燥して絶縁油が含浸されるが、これらの工程につい
ては従来のものとかわるところはない。
圧縮中空円形導体lの直上に、従来のカーボン紙使用に
かえて金属カーボン紙テープ2の金^ 馬面を前記中空非圧縮円形導体l側(内側)に向けて1
枚ギャップ巻きする。この上にカーボン紙テープ3を1
枚ないし2枚巻回し、その上に金属化紙テープ4の金属
面をカーボン紙テープ巻回面に向けて1枚または2枚ギ
ャップ巻きして内部じゃへい層が形成され、その上にク
ラフト紙、プラスチックフィルム、クラフト紙とプラス
チックフィルムを一体化した複合テープ等を適宜選択し
て絶縁層5を形成し、図示していないがその上に外側の
しゃへい層が形成され、波付の金属シースがかぶせられ
、乾燥して絶縁油が含浸されるが、これらの工程につい
ては従来のものとかわるところはない。
一般に前記金属化紙テープ4は、例えば5〜20μm程
度のアルミニウム箔と70〜150μm程度のクラフト
紙との複合体よりなるものであり、金属化カーボン紙2
は例えば5〜20μm程度のアルミニウム箔と70〜1
50μm程度のカーボン紙との複合体よりなるものであ
るが、アルミニウム箔が、アルミニウム粉の蒸着膜で置
きかえられることもある。
度のアルミニウム箔と70〜150μm程度のクラフト
紙との複合体よりなるものであり、金属化カーボン紙2
は例えば5〜20μm程度のアルミニウム箔と70〜1
50μm程度のカーボン紙との複合体よりなるものであ
るが、アルミニウム箔が、アルミニウム粉の蒸着膜で置
きかえられることもある。
通常275KV以上のケーブルにおいては、第1図に示
す金属化紙テープ4によるギャップ巻き層を備えるもの
が普通であるが、導体直上の電界強度が小さい場合は省
かれることがある。
す金属化紙テープ4によるギャップ巻き層を備えるもの
が普通であるが、導体直上の電界強度が小さい場合は省
かれることがある。
しかしながらカーボン紙テープ3の最低1枚によるギャ
ップ巻き層は省かれることがない。
ップ巻き層は省かれることがない。
このような構成をとる理由は、導体l側からみて金−化
カーボン紙のギャップを通して絶縁層5がいきなり顔を
出さず、必らずカーボン紙面が存在することが、導体直
上の電界緩和、ひいては交流およびインパルス耐圧性能
向上に必要だからである。
カーボン紙のギャップを通して絶縁層5がいきなり顔を
出さず、必らずカーボン紙面が存在することが、導体直
上の電界緩和、ひいては交流およびインパルス耐圧性能
向上に必要だからである。
以上、本発明の構造について説明したが、図面から明ら
かなように、導体1と金属化カーボン紙2゜の金属面が
接触し、導体−内部じゃへい層間の充電電流の移行の際
の抵抗が小さく、この部分でのジュール損が減るので等
制約にtanδが増えることがなくなり、金属化カーボ
ン紙の大半はカーボン紙であって金属テープそのもので
はないから、金属化カーボン紙の導体へのなじみによる
電界緩和効果は損なわれない。
かなように、導体1と金属化カーボン紙2゜の金属面が
接触し、導体−内部じゃへい層間の充電電流の移行の際
の抵抗が小さく、この部分でのジュール損が減るので等
制約にtanδが増えることがなくなり、金属化カーボ
ン紙の大半はカーボン紙であって金属テープそのもので
はないから、金属化カーボン紙の導体へのなじみによる
電界緩和効果は損なわれない。
以上説明したように、本発明の導体直上に金属化カーボ
ン紙を内部じゃへい層の一部として用いるものは、従来
の導体直上にカーボン紙テープをギャップ巻きしたもの
に対して実質的にtanδを低下させない点で大きな技
術的意義を有するものであり、実益の大きな発明である
。
ン紙を内部じゃへい層の一部として用いるものは、従来
の導体直上にカーボン紙テープをギャップ巻きしたもの
に対して実質的にtanδを低下させない点で大きな技
術的意義を有するものであり、実益の大きな発明である
。
第1図は本発明の一実施例の内部じゃへい層の構造を概
念的に示す一部断面図である。 ■・・・非圧縮中空円形導体、2・・・金属化カーボン
紙3・・・カーボン紙、4・・・金属化紙、5・・・絶
縁層。
念的に示す一部断面図である。 ■・・・非圧縮中空円形導体、2・・・金属化カーボン
紙3・・・カーボン紙、4・・・金属化紙、5・・・絶
縁層。
Claims (3)
- (1) 非圧縮中空円形導体の直上に金属化カーボン
紙の金属面を前記導体側に向けてギャップ巻きし、これ
を内側じゃへい層の一部としたことを特徴とするOFケ
ーブル。 - (2) 内側じゃへい層が金属化カー ボン紙、カー
ボン紙および金属化紙よシなることを特徴とする特許請
求の範囲第1魂記載のOFケーブル。 - (3) 内側じゃへい層が金属化カーボン紙とカーボ
ン紙よりなることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載のOFケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21216681A JPS58112206A (ja) | 1981-12-26 | 1981-12-26 | Ofケ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21216681A JPS58112206A (ja) | 1981-12-26 | 1981-12-26 | Ofケ−ブル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58112206A true JPS58112206A (ja) | 1983-07-04 |
Family
ID=16617990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21216681A Pending JPS58112206A (ja) | 1981-12-26 | 1981-12-26 | Ofケ−ブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58112206A (ja) |
-
1981
- 1981-12-26 JP JP21216681A patent/JPS58112206A/ja active Pending
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