JPS5919538B2 - 1−(2,6−ジクロロフエニル)−2−インドリノンの製造方法 - Google Patents
1−(2,6−ジクロロフエニル)−2−インドリノンの製造方法Info
- Publication number
- JPS5919538B2 JPS5919538B2 JP14573178A JP14573178A JPS5919538B2 JP S5919538 B2 JPS5919538 B2 JP S5919538B2 JP 14573178 A JP14573178 A JP 14573178A JP 14573178 A JP14573178 A JP 14573178A JP S5919538 B2 JPS5919538 B2 JP S5919538B2
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- JP
- Japan
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- dichlorophenyl
- dione
- producing
- acetophenone
- methyl
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は1−(2、6−ジクロロフェニル)−2−イソ
トリノンの製造方法に関する。
トリノンの製造方法に関する。
この化合物ιA消炎鎮痛剤として知られている公知o一
(2、6−ジクロロアニリノ)−フェニル酢酸(そのナ
トリウム塩は、一般名ジクロフエナツクウーとして知ら
れている): 醤を合成するための有用な医薬中間体である。
(2、6−ジクロロアニリノ)−フェニル酢酸(そのナ
トリウム塩は、一般名ジクロフエナツクウーとして知ら
れている): 醤を合成するための有用な医薬中間体である。
従来、o−(2,6−ジクロロアニリノ)−フエニル酢
酸仄特公昭52−20469号公報に記載されている次
の方法で合成されていた。しかし、この方法は、収率が
悪い、反応時間が長い等の問題をかかえており、改善が
望まれていた。この方法による各工程ごとの収率及び反
応時間は次のようになる。本発明は、次に示す方法によ
り、高収率かつ短時間で、o−(2,6−ジクロロアニ
リノ)−フエニル酢酸ナトリウムを合成することに成功
した。
酸仄特公昭52−20469号公報に記載されている次
の方法で合成されていた。しかし、この方法は、収率が
悪い、反応時間が長い等の問題をかかえており、改善が
望まれていた。この方法による各工程ごとの収率及び反
応時間は次のようになる。本発明は、次に示す方法によ
り、高収率かつ短時間で、o−(2,6−ジクロロアニ
リノ)−フエニル酢酸ナトリウムを合成することに成功
した。
各工程ごとの収率及び反応時間は次のようになるる。式
1で示される化合物を式で示される化合物から合成する
にあたり、本発明の方法と特公昭52−20469号公
報記載の方法とを比較すると次の表のようになる。
1で示される化合物を式で示される化合物から合成する
にあたり、本発明の方法と特公昭52−20469号公
報記載の方法とを比較すると次の表のようになる。
本発明において、N−(2,6−ジクロロフエニル)−
アントラニル酸メチル(V)は、2−ヨード安息香酸メ
チルにその1モルあたり0.5〜1.0モルのアルカリ
金属炭酸塩と5〜15モルの2,6一ジクロロアニリン
を加え、170〜240℃で6時間以上、常圧で反応さ
せると定量的に合成できる。
アントラニル酸メチル(V)は、2−ヨード安息香酸メ
チルにその1モルあたり0.5〜1.0モルのアルカリ
金属炭酸塩と5〜15モルの2,6一ジクロロアニリン
を加え、170〜240℃で6時間以上、常圧で反応さ
せると定量的に合成できる。
220〜230℃で0.5モル程度の炭酸カリウムもし
くは1モル程度の炭酸水素カリウムを用いて6〜7時間
加熱するのが好ましい。
くは1モル程度の炭酸水素カリウムを用いて6〜7時間
加熱するのが好ましい。
溶媒としては、キシレン、プソイドクメン(1,2,4
−トリメチルベンゼン)、テトラリンのいずれをも使用
できる。
−トリメチルベンゼン)、テトラリンのいずれをも使用
できる。
なお、生成物V)の分離・精製は、溶媒等を水蒸気蒸留
にて分離し、ついで、エタノールから再結晶させること
により実施する。0−(2,6−ジクロロアニリン)−
ω−(メチルスルフイニル)−アセトフエノン(5)は
、N一(2,6−ジクロロフエニノ(へ)−アントラニ
ル酸メチル(V)にその1モルあたり3〜4モルのジム
シルナトリウム(CH3SOCH3Na)を65〜70
℃、常圧で40分〜45分間作用させると定量的に得ら
れる。
にて分離し、ついで、エタノールから再結晶させること
により実施する。0−(2,6−ジクロロアニリン)−
ω−(メチルスルフイニル)−アセトフエノン(5)は
、N一(2,6−ジクロロフエニノ(へ)−アントラニ
ル酸メチル(V)にその1モルあたり3〜4モルのジム
シルナトリウム(CH3SOCH3Na)を65〜70
℃、常圧で40分〜45分間作用させると定量的に得ら
れる。
なお、溶媒はテトラヒドロフランージメチルスルホキサ
イド混合溶媒を用いる。また、この化合物(5)はベン
ゼンーシクロヘキサンからの再結晶により精製できるが
、酢酸エチルまたはクロロホルムで抽出後、溶媒を留去
するだけでも次工程で使用できる。1−(2,6−ジク
ロロフエニル)−イントリフッ−2,3ジオンl!)(
人 0−(2,6−ジクロロアニリノ)一ω一(メチル
スルフイニル)−アセトフエノン(5)をその1モルあ
たり0.5〜4モルのハロゲン化銅()と、周囲温度〜
110℃で20分間以上、常圧で反応させると定量的に
得られる。
イド混合溶媒を用いる。また、この化合物(5)はベン
ゼンーシクロヘキサンからの再結晶により精製できるが
、酢酸エチルまたはクロロホルムで抽出後、溶媒を留去
するだけでも次工程で使用できる。1−(2,6−ジク
ロロフエニル)−イントリフッ−2,3ジオンl!)(
人 0−(2,6−ジクロロアニリノ)一ω一(メチル
スルフイニル)−アセトフエノン(5)をその1モルあ
たり0.5〜4モルのハロゲン化銅()と、周囲温度〜
110℃で20分間以上、常圧で反応させると定量的に
得られる。
0−(2,6−ジクロロフエニル)−ω一(メチルスル
フイニル)−アセトフエノン(5)をその1モルあたり
3モルのハロゲン化鋺)と80℃で80分間反応させる
のが好ましい。
フイニル)−アセトフエノン(5)をその1モルあたり
3モルのハロゲン化鋺)と80℃で80分間反応させる
のが好ましい。
溶媒としては、酢酸エチル、酢酸エチルークカロホルム
、酢酸一水のいずれをも使用できる。
、酢酸一水のいずれをも使用できる。
また、ハロゲン化銅(n)としては、塩化第二銅、無水
塩化第二銅、臭化第二銅等が用いられ、塩化第二銅が好
ましい。なお、ハロゲン化銅I)のかわりに、酸化作用
を有する他の金属塩(たとえば、過マンガン酸カリウム
、酸化第二銅、結晶硫酸銅、結晶酢酸銅、硝酸第二銅、
酸化第二鉄、塩化第二鉄、硝酸第二鉄、硫酸第二鉄等)
、塩化チオニル、臭素、ヨウ素、N−ブロムコハク酸イ
ミド等も使用できる。1−(2,6−ジクロロフエニル
)−インドリン−2,3−ジオン(自)は、溶媒留去後
、ベンゼン−n−ヘキサンから再結晶させて精製する。
塩化第二銅、臭化第二銅等が用いられ、塩化第二銅が好
ましい。なお、ハロゲン化銅I)のかわりに、酸化作用
を有する他の金属塩(たとえば、過マンガン酸カリウム
、酸化第二銅、結晶硫酸銅、結晶酢酸銅、硝酸第二銅、
酸化第二鉄、塩化第二鉄、硝酸第二鉄、硫酸第二鉄等)
、塩化チオニル、臭素、ヨウ素、N−ブロムコハク酸イ
ミド等も使用できる。1−(2,6−ジクロロフエニル
)−インドリン−2,3−ジオン(自)は、溶媒留去後
、ベンゼン−n−ヘキサンから再結晶させて精製する。
1−(2,6−ジクロロフエニル)−2−イントリノン
()は、1−(2,6−ジクロロフエニル)−インドリ
ン−2,3−ジオン(自)をその1モルあたり6モル以
上の赤リンおよび11モル以上のヨウ化水素酸と100
℃前後で2〜8時間、常圧で反応させると定量的に合成
できる。
()は、1−(2,6−ジクロロフエニル)−インドリ
ン−2,3−ジオン(自)をその1モルあたり6モル以
上の赤リンおよび11モル以上のヨウ化水素酸と100
℃前後で2〜8時間、常圧で反応させると定量的に合成
できる。
このとき溶媒としては水一キシレンの二層系溶媒を使用
するのが好ましい。なお、1−(2,6−ジクロロフエ
ニル)−2−イントリノン(1)は石油エーテルからの
再結晶で精製される。1−(2,6−ジクロロフエニル
)−2−イントリノン()をその1モルあたり2〜2.
5モルのアルカリ金属水酸化物(例えば水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム)の水溶液で加水分解すればジクロ
フエナツク(1)が得られる。
するのが好ましい。なお、1−(2,6−ジクロロフエ
ニル)−2−イントリノン(1)は石油エーテルからの
再結晶で精製される。1−(2,6−ジクロロフエニル
)−2−イントリノン()をその1モルあたり2〜2.
5モルのアルカリ金属水酸化物(例えば水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム)の水溶液で加水分解すればジクロ
フエナツク(1)が得られる。
ジクロフエナツク(1)は水からの再結晶で精製される
。以下に本発明の実施例を示す。
。以下に本発明の実施例を示す。
実施例 1
N−(2,6−ジクロロフエニル)−アントラニル酸メ
チル(a)丸底フラスコに2−ヨード安息香酸メチル2
6.2y,2,6−ジクロロアニリン240.0f1無
水炭酸カリウム8.0f及びキシレン20m1を加え、
撹拌機及び、モレキユラーシーブ(乾燥剤)を充填した
水分離器を付けて、窒素気流下、220℃で6時間加熱
還流した。
チル(a)丸底フラスコに2−ヨード安息香酸メチル2
6.2y,2,6−ジクロロアニリン240.0f1無
水炭酸カリウム8.0f及びキシレン20m1を加え、
撹拌機及び、モレキユラーシーブ(乾燥剤)を充填した
水分離器を付けて、窒素気流下、220℃で6時間加熱
還流した。
放冷後、水蒸気導入装置を付けて、キシレン及び未反応
の2,6−ジクロロアニリンを水蒸気蒸留により回収し
た。残留液を撹拌しながら冷却して析出した固形物を戸
取し、充分に水洗いした後に乾燥してN−(2,6−ジ
クロロフエニル)ーアントラニル酸メチル28.8f(
取率:97.3%)を得た。(M.p.lO2〜104
℃)(6)丸底フラスコに2−ヨード安息香酸メチル2
6.2y,2,6−ジクロロアニリン80?、無水炭酸
カリウム8.0V及びキシレン15dを加え、撹拌機及
び、モレキユラーシーブ(乾燥剤)を充填した水分離器
を付けて、窒素気流下220℃で7時間加熱還流した。
放冷後、水蒸気導入装置を付けて、キシレン及び未反応
の2,6−ジクロロアニリンを水蒸気蒸留により回収し
た。残留液を撹拌しながら冷却して析出した固形物を戸
取し、充分に水洗した後に乾燥してN−(2,6−ジク
ロロフエニル)−アントラニル酸メチル27.81(収
率:93.9%)を得た。(M.p.lO2〜104:
C)実施例 2 1−(2,6−ジクロロフエニル)−インドリン−2,
3−ジオン(a) o−(2,6−ジクロロアニリン)
−ω一(メチルスルフイニル)−アセトフエノン300
Tf1fと塩化第二銅374ηを酢酸エチル15dに加
え、1時間加熱還流を行ない、更に塩化第二銅757!
9を加べて90分間加熱還流した。
の2,6−ジクロロアニリンを水蒸気蒸留により回収し
た。残留液を撹拌しながら冷却して析出した固形物を戸
取し、充分に水洗いした後に乾燥してN−(2,6−ジ
クロロフエニル)ーアントラニル酸メチル28.8f(
取率:97.3%)を得た。(M.p.lO2〜104
℃)(6)丸底フラスコに2−ヨード安息香酸メチル2
6.2y,2,6−ジクロロアニリン80?、無水炭酸
カリウム8.0V及びキシレン15dを加え、撹拌機及
び、モレキユラーシーブ(乾燥剤)を充填した水分離器
を付けて、窒素気流下220℃で7時間加熱還流した。
放冷後、水蒸気導入装置を付けて、キシレン及び未反応
の2,6−ジクロロアニリンを水蒸気蒸留により回収し
た。残留液を撹拌しながら冷却して析出した固形物を戸
取し、充分に水洗した後に乾燥してN−(2,6−ジク
ロロフエニル)−アントラニル酸メチル27.81(収
率:93.9%)を得た。(M.p.lO2〜104:
C)実施例 2 1−(2,6−ジクロロフエニル)−インドリン−2,
3−ジオン(a) o−(2,6−ジクロロアニリン)
−ω一(メチルスルフイニル)−アセトフエノン300
Tf1fと塩化第二銅374ηを酢酸エチル15dに加
え、1時間加熱還流を行ない、更に塩化第二銅757!
9を加べて90分間加熱還流した。
冷後、水を加え、クロロホルム各30dで3回抽出し、
抽出液をあわせ、乾燥後、溶媒を減圧留去することによ
り、1−(2,6−ジクカロフエニル)−インドリン−
2,3−ジオン244〜(収率95.3%)を得た。M
.p.l76℃(6) 60.8%油性水素化ナトリウ
ム0.5351を石油エーテルで洗浄した後、ジメチル
スルホキサイド5dを加え、窒素気流下65〜70℃で
45分間攪拌してジムシルナトリウムをその場で製造し
、ついでテトラヒドロフラン57fL1を加えたo氷冷
下、N−(2,6−ジクロロフエニル)−アントラニル
酸メチル1.000f7のテトラヒドロフラン(5d)
溶液を15分間かけて上記混合物に滴下した。
抽出液をあわせ、乾燥後、溶媒を減圧留去することによ
り、1−(2,6−ジクカロフエニル)−インドリン−
2,3−ジオン244〜(収率95.3%)を得た。M
.p.l76℃(6) 60.8%油性水素化ナトリウ
ム0.5351を石油エーテルで洗浄した後、ジメチル
スルホキサイド5dを加え、窒素気流下65〜70℃で
45分間攪拌してジムシルナトリウムをその場で製造し
、ついでテトラヒドロフラン57fL1を加えたo氷冷
下、N−(2,6−ジクロロフエニル)−アントラニル
酸メチル1.000f7のテトラヒドロフラン(5d)
溶液を15分間かけて上記混合物に滴下した。
その後、氷冷下で1時間、周囲温度で2時間攪拌した。
水50dを加え、2規定塩酸でPH4とした後、酢酸エ
チル各701!Ltで3回抽出した。あわせた抽出液(
その一部を採取し、溶媒留去により得た黄色結晶をベン
ゼンーシクロヘキサンから再結晶させて0−(2,6−
ジクロロアニリノ)一ω−(メチルスルフイニル)−ア
セトフエノンを得た。M.p.ll4〜115℃)を乾
燥した後、50m1まで濃縮し、塩化第二銅1.730
tを加えて80分間加熱還流した。放冷後に水100d
を加え、酢酸エチル各70dで3回抽出した。
水50dを加え、2規定塩酸でPH4とした後、酢酸エ
チル各701!Ltで3回抽出した。あわせた抽出液(
その一部を採取し、溶媒留去により得た黄色結晶をベン
ゼンーシクロヘキサンから再結晶させて0−(2,6−
ジクロロアニリノ)一ω−(メチルスルフイニル)−ア
セトフエノンを得た。M.p.ll4〜115℃)を乾
燥した後、50m1まで濃縮し、塩化第二銅1.730
tを加えて80分間加熱還流した。放冷後に水100d
を加え、酢酸エチル各70dで3回抽出した。
あわせた抽出液を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を
留去することにより、題記化合物0.969f(収率9
8.2%)を得た。M.p.l76℃(c)実施例2(
ト)と同様にし、但し、塩化第二銅のかわりに、臭化第
二銅1.512rを使用し、N−(2,6−ジクロロフ
エニル)−アントラニル酸メチル2.000fから題記
化合物1.600t(収率81.1%)を得た。
留去することにより、題記化合物0.969f(収率9
8.2%)を得た。M.p.l76℃(c)実施例2(
ト)と同様にし、但し、塩化第二銅のかわりに、臭化第
二銅1.512rを使用し、N−(2,6−ジクロロフ
エニル)−アントラニル酸メチル2.000fから題記
化合物1.600t(収率81.1%)を得た。
M.p,l76℃。実施例 31−(2,6−ジクロロ
フエニル)−2−イントリノン1−(2,6−ジクロロ
フエニル)−インドリン−2,3−ジオン100ηおよ
び赤リン203ワを57%ヨウ化水素酸1賊水0.57
111およびキシレン1aの混液中に加えて3時間加熱
還流した。
フエニル)−2−イントリノン1−(2,6−ジクロロ
フエニル)−インドリン−2,3−ジオン100ηおよ
び赤リン203ワを57%ヨウ化水素酸1賊水0.57
111およびキシレン1aの混液中に加えて3時間加熱
還流した。
冷後、5%炭酸水素ナトリウム水溶液25dを加え、ベ
ンゼン各30m1で3回抽出し、あわせた有機層を乾燥
後、溶媒を減圧留去することにより1−(2,6−ジク
ロロフエニル)−2−イントリノン95ワ(収率:99
.8%)を得た。(M.p.l25〜126℃)参考例 0−(2,6−ジクロロアニリノ)−フエニル酢酸ナト
リウム1−(2,6−ジクロロフエニル)−2−イント
リノン10Vを40dのエタノール、40dの2規定水
酸化ナトリウム水溶液とともに4時間加熱還流した。
ンゼン各30m1で3回抽出し、あわせた有機層を乾燥
後、溶媒を減圧留去することにより1−(2,6−ジク
ロロフエニル)−2−イントリノン95ワ(収率:99
.8%)を得た。(M.p.l25〜126℃)参考例 0−(2,6−ジクロロアニリノ)−フエニル酢酸ナト
リウム1−(2,6−ジクロロフエニル)−2−イント
リノン10Vを40dのエタノール、40dの2規定水
酸化ナトリウム水溶液とともに4時間加熱還流した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 1−(2,6−ジクロロフェニル)−2−イソドリ
ノンの製造方法において、1−(2,6−ジクロロフェ
ニル)−インドリン2,3−ジオンをヨウ化水素酸と赤
リンで還元することを特徴とする方法。 2 1−(2,6−ジクロロフェニル)−2−イソドリ
ノンの製造方法において、O−(2,6−ジクロロアニ
リノ)−ω−(メチルスルフィニル)−アセトフェノン
にハロゲン化銅(II)を作用させて1−(2,6−ジク
ロロフェニル)−インドリン−2,3−ジオンを製造し
、ついで、このジオンをヨウ化水素酸と赤リンで還元す
る;ことを特徴とする方法。 3 1−(2,6−ジクロロフェニル)−2−イソドリ
ノン製造方法において、N−(2,6−ジクロロフェニ
ル)−アントラニル酸メチルにジムシルナトリウムを作
用させてO−(2,6−ジクロロアニリノ)−ω−(メ
チルスルフィニル)−アセトフェノンを製造し;ついで
、このアセトフェノンにハロゲン化銅(II)を作用させ
て1−(2,6−ジクロロフェニル)−インドリン−2
,3−ジオンを製造し;ついで、このジオンをヨウ化水
素酸と赤リンで還元する;ことを特徴とする方法。 4 1−(2,6−ジクロロフェニル)−2−イソドリ
ノンの製造方法において、2,6−ジクロロアニリンと
2−ヨード安息香酸メチルとを炭酸カリウムの存在下、
170℃〜240℃で加熱してN−(2,6−ジクロロ
フェニル)−アントラニル酸メチルを製造し;ついで、
このメチルエステルにジムシルナトリウムを作用させて
O−(2,6−ジクロロアニリノ)−ω−(メチルスル
フィニル)−アセトフェノンを製造し;ついで、このア
セトフェノンにハロゲン化銅(II)を作用させて、1−
(2,6−ジクロロフェニル)−1−インドリン−2,
3−ジオンを製造し;ついで、このジオンをヨウ化水素
酸と赤リンで還元する;ことを特徴とする方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14573178A JPS5919538B2 (ja) | 1978-11-25 | 1978-11-25 | 1−(2,6−ジクロロフエニル)−2−インドリノンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14573178A JPS5919538B2 (ja) | 1978-11-25 | 1978-11-25 | 1−(2,6−ジクロロフエニル)−2−インドリノンの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5572163A JPS5572163A (en) | 1980-05-30 |
JPS5919538B2 true JPS5919538B2 (ja) | 1984-05-07 |
Family
ID=15391829
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14573178A Expired JPS5919538B2 (ja) | 1978-11-25 | 1978-11-25 | 1−(2,6−ジクロロフエニル)−2−インドリノンの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5919538B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0219752U (ja) * | 1988-07-26 | 1990-02-08 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103145574B (zh) * | 2013-04-02 | 2018-08-21 | 中国人民解放军防化学院 | 一种双氯灭痛的制备方法 |
-
1978
- 1978-11-25 JP JP14573178A patent/JPS5919538B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0219752U (ja) * | 1988-07-26 | 1990-02-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5572163A (en) | 1980-05-30 |
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