JPS59195320A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPS59195320A
JPS59195320A JP58070605A JP7060583A JPS59195320A JP S59195320 A JPS59195320 A JP S59195320A JP 58070605 A JP58070605 A JP 58070605A JP 7060583 A JP7060583 A JP 7060583A JP S59195320 A JPS59195320 A JP S59195320A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は磁気記録媒体に関し、更に詳細には、磁性層の
摩擦特性をコントロールして音声出力変動の小さいある
いはコンI・ロールトラッキング不良の発生しにくい磁
気記録媒体に関する。
近年、磁気記録/再生用デツキは著しく普及しており、
これに伴ない磁気記録/再生用デツキの磁気記録媒体走
行系のKj’51 ’に不良が発生する。
即ち、磁気記録媒体の走行路にある磁気記録/再生用デ
ツキの軸、たとえば供給リール(qh 、テンションス
タビライザーガイド情、回転ヘッドシリンダ軸、ピンチ
ローラ軸、キャプスタン軸、走行ガイド軸、巻き取りリ
ール軸等が正規の軸位置から微少の狂いを生じた1局合
、当該磁気記録/再生用デツキ中で磁気記録媒体を走行
させると、磁気記録媒体は微少の損傷を受け、音声出力
変動が太き(なる、しかもビデオヘッドの回転ヲコント
ロールするコントロールトラッキングに不良を生じ(即
チ、コントロールトラッキングがダメージを受けてサー
ボ機構が正常にかからなくなり)、ジッター、タイムベ
ースエラー等が生じる。磁気記録媒体が受けたこの微少
の損傷は、通常、経時と共に音声出力変動及びトラッキ
ングコントロール不良がますます悪くなり、やがて磁気
記録媒体のエツジ及び端部には海藻の様にシワができる
従来、これらの音声出力変動及び/あるい(:!、トラ
ッキングコントロール不良は、磁気記録媒体の摩擦係数
を低減させる事、即ち表面潤滑性を向上させる事によっ
て対策がとられてきた。この表面潤滑性を向上させるた
めに所望の潤滑剤を塗布液中に均一に混練及び/もしく
は分散してポリエステル基体上に塗着するか、潤滑剤を
溶媒に溶解して塗布液を塗着したポリエステル基体上の
表面及び/もしくは裏面にオー・ζ−コー)・を施して
いた。
このfl■滑剤としては、融点10Q0C以下の脂肪(
11及び/もしくは脂肪酸エステルなどが用いられてき
た。しかし、これらの添加物を加えても、必ずしも充分
な特性外性する磁気記録体を得ることは阻&用であり、
又だ4滑効果を上げるためにこれらの添加剤を多量に使
用すると記録層の(1械的強度が低下する揚台があった
そこで本発明者らは、磁気記録媒体の音声出力変動及び
/あるいはトラッキング・コントロ−ル不良を磁気記録
媒体において改良すべく ;iit々の解析を行なった
結果、磁気記録媒体の1]方向にかかる不均一な走行張
力を改良すること及び磁気記録媒体のエツジ及び/又は
端面とステンレス製ガイドポール軸のガイドフランジ等
との曜控特性をコントロールすれば良いことを見い出し
た。これらの事実は、磁気記録媒体の表面温l;?性を
改+3>し−(モ、音声出力変動やトラッキング・コン
トロール不良が改碧されないことを示している。
すなわち、磁気記録/再生用デツキを詳細に検討すると
、磁気記録媒体の端面及び/あるいはエツジ端面は種々
の異なる材質と接触通過してお′す、同一のテープ端面
あるいはエツジ端面でありながら、同一の潤滑剤で全て
の材質に対して良好な潤滑性を磁性層端面あるいはエツ
ジ端面に附与する事は極めて困難である。即ち、磁気記
録媒体の端面及び/あるいはエツジ端面ばステンレン製
ガイドポール、フランジ、セラミック、合成樹脂、アル
ミニウム軽合金、樹脂加工品、オーディオヘッドなど種
々の異なる材質と接触走行する。即ち、これらの材質に
対して満足すべき潤滑性を磁気記録媒体に附与する為に
は、当該磁気記録媒体の端面や裁断面に接触する材質に
適した潤滑剤を使いわける事によって可能である。即ち
、例えば磁気記録媒体の両端あるいは一端にカルボン酸
又はカルボン酸誘導体の少なくとも1種を付与し、中央
部のγ1−1滑性を脂肪酸エステル、脂肪酸、シリコン
、yrf酸エステル等でもたせる事によって、接触材質
に適した潤滑剤を付与できることを見出し本発明に至っ
たものである。
本発明の第1の目的は音声出力変動の少ない磁気記録媒
体を提供することにある。第2の目的はトラッキングコ
ントロール不良を改良した磁気記録媒体を提供すること
にある。
第3の目的は走行特性が良好な(磁気記録媒体を提供す
ることにある。第≠の目的は感度の良好な磁気記録媒体
を提供することにある。第jの目的は、磁気記録媒体へ
の拐滑剤の新規な添加方法を提供することにある。
すなわち、本発明の目的は、カルボン!貴又はカルボン
酸誘導体の少なくとも/鍾を磁気記録媒体の裁断した巾
方向の少なくとも一端に存在させた事を特徴とする磁気
記録媒体によって;31成される。
本発明に使用されるカルボ゛ンL、テ又はカルボン酸誘
導体の代表的な化合物は下記一般式(I)又は(II)
で示される。
R1−C0X1        一般式(I)X 20
 C−R2−COX 3   一般式(Jl)ここで、
X 1 s X 2、X 3はそれぞれ水酸基、ハロゲ
ン原子、アミノ基、アルキル7ミノ基、−0M基(Mは
金属原子)、 R1、R2はそれぞれ芳香環、炭素数が3〜22ノアル
キル基、炭素数が3〜.22のアルケニル基、炭素数が
3〜.2.2のアルキレン基、炭素数が3〜2.2のオ
キシアルキル基、炭素数が3〜.2.2のオ、A キシアルキレンa、W素数が3〜22のアミノアルキル
基を示す。
一般式(I)及び(TL)で示される具体的な化合物の
例としては次のものがある。
”  Clll−I23COOH A −,2C13,II2□C00H A   ’  C15H31C00I(A−グ C17
Ha s’cOOH A=  j  C1gH3gC’00HA−乙 C21
I−I、i 3 C00HA−7C3H1lCOOH A−f  C17H33COOH (オレイン酸) A −タ    C17l−I3 3COOH(エライ
ジン酸) A  / OC17H31C00H(IJ/ −ル47
’;2)A−//  HOOC−CI−I2−cth(
oT()−C!!2COOHA−I2  C6H1□−
COOH A−I3  C4−Ia(CH2)4CONI−IzA
  / 4’  CT−(3(CF−I 2 ) 10
 CON II2一般式(I)及び(II)で示される
カルボン、’iQ又はカルボン酸誘導体は混合されても
よく、混合物の例としては次のものがある。
I3−  /  ヒマシ油 13−2 大豆油 B’   3  ナタネ油 B −+  米ヌカ油 B −t  綿実油 B −7ヤシ油 B−7パーム油 13−  f  ゴマ油 13− タ ヒマワリ油 1F3−10)ウモロコシ油 B−I2 オリーブ油 本発明に用いられるカルボン酸又はカルボン酸誘導体は
上記化合物に限定されるものではな(、混合組成、混合
比率を任意に選択できる。
また本発明に用いられるカルボン酸又はカルボン酸誘導
体の市販品としては、例えば C−/ ステアリン酸(rNAA  t7o」日本油脂
@製) C−! オレイン酸(「NAA 311.」日本油脂■
製) C−3ラウリン酸(「NAA 312」日本油脂■製) C−弘 カブo7酸(rNAA  to」日本油脂■製
) C−s  ミリスチン酸(FNAA l≠/1日本油脂
■製) などがある。
これらのカルボン酸又はカルボン酸誘導体は、原液のま
まあるいは溶剤で希釈して、ハク、不織り綿L ウレタ
ンフオーム、発泡スチロール等に含浸させて磁気記録媒
体の裁断にるいは端面に塗布あるいは付着させる。ある
いは噴霧等の手段により、磁気記録媒体の裁断面上に付
着させてもよい。
高分子基体上に磁性液あるいは磁性液とバック液を塗布
、配向、乾燥したあとタレ1面出し1)冶作及びもしく
は硬化操作をほどこし、所望の巾に裁断する。裁断+i
Jは、2吋、7間、3/’1吋、172吋、17ti−
吋、gmm巾等任意VC,選択できる。カルボン酸又は
カルボン酸誘導体の塗布f’m:は裁]j斤面積あたり
0゜0/〜300 i /Ill  グ、α断巾、磁気
記録媒体の高分子基体の厚さ、下塗り層の厚さ、磁性層
の厚さ、パックド舅の下塗り層の厚さ、バック層の厚さ
に応じて選択出来る。更に好ましくは0.0/−100
9/m2の塗布−吐である。カルボン酸又はカルボン酸
誘導体の吐が過度に多いと巾方向へ均一に1惨出してし
まい、前述した効果が得られに(い。滲出の程度はカル
ボ゛ン鹸又はカルボン酸誘導体の分子骨と融点及び塗布
量に依存しているが、” θ& / m ”の塗布量を
こえるものは好ましくない。又カルボン酸又はカルボン
酸誘導体の融点はI30 °C以下が好ましい。更に好
ましくは、カルボン酸又はカルボン酸誘導体の融点が1
0O0C以下である。
本発明に使用できる強磁性体、添加剤及び支持体(下塗
層、バック層、バック層の下塗層を有してもよい)、或
いは磁気記録媒体の製法などは特公昭j&−2tlり0
号に記載されている。
以下に実施例により本発明を更に具体的に説明する。実
施例中「部」は「重耽部」を示す。
実施例1 次の組成物をボ゛−ルミル中で充分混練した後ポリイソ
シアネート化合物(商品名[デスモジュールL−73」
バイエル社製造)Jj部を加え、均一に四合分散して磁
性塗料を調製した。
γ−F e 203粉末        300部塩化
ビニル−酢酸ビニル共重合体   30部(重合比17
”、/、3.重合度約 グ00) エポキシ樹脂             30部(エポ
キシ基金有量O,夕t) カーボンブラック           5部(平均粒
子サイズg(Bnμ) 酢酸エチル、            2夕O部ンクロ
ヘキサノン         2.5′θ部この磁性塗
料をイソホロンで粘度調整したあとポリエステル基本フ
ィルム表面にrノ町布乾燥して41μ気チーfを得た。
このテープに鏡面出し操作を廁したあと、//20」1
1jに裁断してλつの試料を得た。得られた試料の/方
を試料/とし、残りの試料の域14Ji面に、化合物A
  ”の10wt%ベンゼン溶液を30g/!n2で塗
布して試料2とした。
比較例1 実施例1と同じ組成で、ボールミル投入時に化合物A−
≠、10部を混入し、充分混練したあと[デスモジュー
ル L−73]3Jt部を加え、均一に混合分散し、実
施例1と同一の手11i1iで塗布を行ない、//2吋
巾足載断して試料3とした。
試料/〜3の特性測定結果を表1にまとめました。
表1 表1の特性の測定方法及びその判定基準を以下に示す。
音声の出力変動は、磁気記録/再生用デツキのガイドポ
ール軸を正規の軸より/j 0だけ磁気記録媒体走行方
向へ調整し、これで(り返し300回走行をさせた。こ
の後試料の全長に規準入力のレベルで/KHzの正弦波
信号を規定バイアスで録音し、その再生用レベルを記録
計で記録し、記録紙上より出力変動の最大値を読みとり
、dBで表示した。
表/より、化合物A−≠の裁断面塗布試料が音声出力変
動の点から特に優れている事が分る。試料3においては
、磁性面に混入した潤滑剤が、裁断面において充分機能
していない為と考えられる。
比較例2 比較例1と同様に化合物A−≠を30都磁性塗料に混入
しテープを作成し、これを試料≠とした。
試料!、弘の特性比較結果を表2にまとめた。
表2 表2の音声出力変動は表/と同様に測定した。
再生RF出力は、’I MHzを記録v1生した時の出
力を相対dBで示した。
表面性は顕微鏡及び目視で判定を行ない、磁性層表面に
異物のてめられたものをX印、正常なものを○印で示し
た。
表2から分るように、音声出力変動を良化する為の量を
磁性塗料中に入れると、再生RF出力の悪化をきたし、
磁気記録媒体の表面にも異物が観察される。
実施例2 次の組成物をボールミルに入れ充分混練したあ九 と[デスモジュールI、−74−J≠O部を舶載、均一
に混合分散して磁性塗料を調製した。
r Fe2O3粉末        300部塩化ビニ
ル−酢酸ビニル−マレ    110部イン酸−ビニル
アルコールの 共重合体 エポキシ樹脂            2部部カーボ′
ンブラック(平均粒子サ    /θ部イズ23mμ) ニトロセルロース          70部レシチン
               5部オレイン酸   
            3部化合物A−/     
  (表3に示す量)′酢酸エチル         
   ≠00部ンクロへキサノン         2
00部この磁性塗料をポリエステル基体フィルム表面に
塗布乾燥して磁気テープを調製した。
実施例1と同様に鏡面出し操作を行ない、/足載に裁断
して試料としfこ。
試料♂、りは添加td 0部の試料7の裁断端面に各々
J y 7m 2.309部m2Δ−/化合物を塗布し
た。
試料t、a、7、g、りの特性比較結果を表3にまとめ
た。測定の方法は表/〜λに記載の方法に準拠した。
本実施例からも分るように実際の系に近い組成において
も、端面にカルボン酸又はカルボンr俊誘導体の少なく
とも−=filiを塗布する事は音声出力変動及び再生
RF出力を両立させるうえで極めて効果がある。
実施例3 次の組成物をボールミルに入れ充分混練したあと、「デ
スモジユールL−7jtj2!部加え、均一に混合分散
して磁性塗料とした。
Co−Ni−Fe合金粉末     300部(比表面
積jOm27g) ニトロセルロース           50部ポリウ
レタン(分子量約3万)    20部研磨剤(Cr 
203 )         、2部部ベンゾトリアゾ
ール         1部化合物C−/      
 (表グに示す量)ラウリン酸ブチル        
   3部カーボ゛ンブラック           
13部(平均粒子サイズ/ / !mμ) メチルエチルケトン        300部酢酸エチ
ル            iso部トルエン    
         l!θ部実施例2と同様の方法でテ
ープ化したあと772吋に裁断して試料番号を各々の添
加量に応じて試料10.//とした。又化合物c −i
を加えないサンプルを試料/2とじL0試料/λのサン
プルの裁断面に化合物C−/をλ、ゾ/m2、。2 o
 g/m2各々塗布したサンプルを作りこれを試料/3
、l≠とじた。
再生RF出力、音声出力変動ば、実頗i例1、及び2と
同様の方法で測定した。
ビデオ・デツキのビデオ−ヘッドとオーディオ・ヘッド
は高杭磁力用に変更し、走行系のガイドボール軸は実施
例10表1の説明通つの変更以外は特に行なわず、その
まま市販のV I−I’ S用デツキを用いて4;l]
定した。
本実線側からも、エツジ端面にカルボン酸又はカルボン
酸誘導体の少な(とも一種を存在させる事は、音声出力
変動と再生RF出力変動を両立させるために顕著に有効
である事が分る。
巷許出願人富士写勇フィルム株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 磁気記録媒体の裁断した巾方向の少なくとも一端ニカル
    ボン酸又はカルボ゛ン酸誘導体の少なくとも7種を存在
    させたことを特徴とする磁気記録媒体。
JP58070605A 1983-04-21 1983-04-21 磁気記録媒体 Granted JPS59195320A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58070605A JPS59195320A (ja) 1983-04-21 1983-04-21 磁気記録媒体
US06/602,985 US4552799A (en) 1983-04-21 1984-04-23 Magnetic recording medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58070605A JPS59195320A (ja) 1983-04-21 1983-04-21 磁気記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59195320A true JPS59195320A (ja) 1984-11-06
JPH0479064B2 JPH0479064B2 (ja) 1992-12-14

Family

ID=13436375

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58070605A Granted JPS59195320A (ja) 1983-04-21 1983-04-21 磁気記録媒体

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